JP2009263638A - ウコン色素組成物及びその調製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウコン色素をガティガム含水溶液に添加した後、当該溶液中でウコン色素を、その平均粒子径が1μm以下になるまで粉砕処理することによってウコン色素組成物を調製する。
【選択図】なし
Description
(I)ウコン色素組成物
(I-1)ガティガムおよび平均粒子径が1μm以下のウコン色素を含有することを特徴とするウコン色素組成物。
(I-2)ガティガム、平均粒子径が1μm以下のウコン色素、および水を含有することを特徴とする、液状形態を有するウコン色素組成物。
(I-3)(I-1)に記載するウコン色素組成物を乾燥粉末化処理する工程を経て調製される、粉末状、顆粒状または錠剤状のウコン色素組成物。
(II-1)ウコン色素をガティガム含水溶液に添加した後、当該溶液中でウコン色素を、その平均粒子径が1μm以下になるまで粉砕処理する工程を有する、(I-2)に記載する液状形態を有するウコン色素組成物の調製方法。
(II-2)ガティガム含水溶液に添加する前のウコン色素が結晶状態のウコン色素であることを特徴とする、(II-1)に記載する調製方法。
(II-3)(II-1)または(II-2)に記載する調製方法で得られた液状形態を有するウコン色素組成物を、更に乾燥粉末化処理する工程を有する、(I-3)に記載する粉末状、顆粒状または錠剤状のウコン色素組成物の調製方法。
(II-4)経口投与または経口摂取した場合の体内への吸収性が向上したウコン色素組成物の調製方法である、(II-1)乃至(II-3)のいずれかに記載する調製方法。
(III-1)(I-1)乃至(I-3)のいずれかに記載するウコン色素組成物、または(II-1)乃至(II-4)のいずれかの方法によって調製されるウコン色素組成物を含有する、食品または化粧品。
(IV-1)ウコン色素をガティガムの水含有溶液に添加した後、ウコン色素の平均粒子径が1μm以下になるまで粉砕処理することを特徴とする、水含有溶液へのウコン色素の分散方法。
(IV-2)ガティガム溶液に添加する前のウコン色素が結晶状態のウコン色素であることを特徴とする、(IV-1)に記載する方法。
(V-1) ウコン色素の経口による体内吸収性を向上させる方法であって、平均粒子径が1μm以下の微粒子状態のウコン色素とガティガムとの混合物とすることを特徴とする方法。
(V-2)上記混合物が、ウコン色素をガティガム含水溶液に添加した後、当該溶液中でウコン色素を、その平均粒子径が1μm以下になるまで粉砕処理する工程を経て調製されるものである、(V-1)に記載する方法。
(V-3)ガティガム含水溶液に添加する前のウコン色素が結晶状態のウコン色素であることを特徴とする、(V-2)に記載する方法。
本発明の液状形態のウコン色素組成物(以下、単に「ウコン色素液状組成物」ともいう。)は、ガティガム、平均粒子径が1μm以下のウコン色素、および水を含有することを特徴とする。当該ウコン色素液状組成物は、上記するように水を含有するものであるが、少なくとも水を含む限り、他の溶媒を水とともに含むものであってもよい。かかる溶媒としては、水と相溶性のあるものを挙げることができ、例えばエタノールなどの低級アルコール:プロピレングリコールやグリセリンなどの多価アルコール:果糖ブドウ糖液、ショ糖液、異性化糖液などの糖液などが挙げられる。
(1)食品添加物や添加剤としての使用
本発明のウコン色素組成物は、例えば食品添加物や添加剤として、より具体的には着色料または香料として、各種の食品(一般食品(健康食品を含む)のほか、サプリメントなどの健康補助食品も含まれる)、および化粧品に使用することができる。
デザート類:カスタードプリン、ミルクプリン、果汁入りプリン、ゼリー、ババロア等、
冷菓類:アイスクリーム、ミルクアイスクリーム、果汁入りアイスクリーム、ソフトクリーム、アイスキャンディー、シャーベット等、
ガム類:チューインガム、風船ガム等、
チョコレート類:マーブルチョコレート等のコーティングチョコレート、イチゴチョコレート、ブルーベリーチョコレート、メロンチョコレート類、
キャンディー類:ハードキャンディー(ボンボン、バターボール、マーブル等を含む)、ソフトキャンディー(キャラメル、ヌガー、グミキャンディー、マシュマロ等を含む)、ドロップ、タフィ等、
菓子:ハードビスケット、クッキー、おかき、煎餅等の焼き菓子、
スープ類:コンソメスープ、ポタージュスープ、パンプキンスープ等、
漬物類:浅漬け、醤油漬け、塩漬け、味噌漬け、糠漬け、粕漬け、麹漬け、酢漬け、芥子漬け、もろみ漬け、梅漬け、福神漬け、しば漬け、生姜漬け、梅酢漬け等、
ジャム類:ストロベリージャム、ブルーベリージャム、マーマレード、リンゴジャム、杏ジャム等、
乳製品:乳飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト、チーズ等、
油脂類:バター、マーガリン等、
穀物加工類:パン類、麺類、パスタ類等、
水畜産加工食品:ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ等、
調味料:みそ、タレ、ソース、卓上レモン、酢、マヨネーズ、サラダドレッシング、カレールー等、
調理品:卵焼き、オムレツ、カレー、シチュー、ハンバーグ、コロッケ、スープ、お好み焼き、餃子、果物ジャム等。
また、クルクミンの生理活性機能を期待する場合、本発明のウコン色素組成物は、それ自体、サプリメントなどの健康補助食品として使用することができる。
1237259778265_0.pdf
,第33頁)、この範囲で1日に1回乃至複数回に分けて投与することができる。
前述するようにウコン色素は水難溶性であり、そのままだと水への分散性も極めて悪い。本発明は、かかるウコン色素の水含有溶液の分散性および分散安定性を向上する方法を提供する。
ウコン色素は、経口投与または経口摂取しても体内吸収性が悪いという問題がある。本発明は、ウコン色素の製剤形態を改良することによって、ウコン色素の経口による体内吸収性を向上する方法を提供する。
(1)ウコン色素液状組成物の調製
表1に発明品1〜9(実施例1〜9)、および表2に比較品1〜7(比較例1〜7)および対照品の処方を示す。
(2-1)ウコン色素の平均粒子径
得られた各ウコン色素液状組成物(発明品1〜9、比較品1〜7、および対照品)を比較するために、ウコン色素液状組成物中に含まれるウコン色素の平均粒子径を、メジアン径(d50)を測定することで評価した。メジアン径(d50)は、レーザー回折式粒度分布測定装置マイクロトラックMT-3000II(Microtorac INC.製)(湿式)(測定条件;屈折率:1.81、測定範囲:0.021-2000μm、粒度分布:体積基準)を用いて測定した。メジアン径(d50)(μm)は、値が小さいものほど粒子が小さいことを示し、粗大な粒子や凝集物を含むことで値が大きくなる。結果を表1および2に併せて示す。
得られた発明品および比較品のうち、発明品7〜9、比較品6〜7および対照品について、顕微鏡(600倍;対物40倍、接眼15倍)によって凝集の有無を観察した。その結果、増粘多糖類を用いないで調製した対照品は、10質量%のウコン色素で凝集が生じることが確認された。また、増粘多糖類としてアラビアガムを用いて調製した比較品6は、15質量%のウコン色素含量で凝集が生じたが、ガティガムを用いて調製した発明品7〜9は、15質量%以上のウコン色素含量でも凝集が生じなかった(表1および2参照)。
実験例1で調製したウコン色素液状組成物(発明品1〜9、比較品1〜7、対照品)を、200ml容量の飲料用透明ガラス瓶に入れて、これにウコン色素の最終含量が0.3質量%になるように下記の処方に従って清涼飲料を調製し、93℃達温ホットパック充填して加熱殺菌した後、常温(25℃)で静置保存した。
果糖ブドウ糖液糖(Brix 75°) 13.30%
クエン酸(無水) 0.20%
クエン酸三ナトリウム 0.10%
ビタミンC 0.02%
ウコン色素組成物
(ウコン色素の最終含量が0.3質量%となるように添加)
イオン交換水にて全量 100.00%。
ウコン色素液状組成物中に含まれるウコン色素の平均粒径(d50)と、当該ウコン色素液状組成物中のウコン色素の分散性との関係を調べた。
実験例1の発明品7と同一の処方からなるウコン色素液状組成物(ガティガム4質量%、ウコン色素15質量%、水71質量%)50mlを、200ml容量の透明容器に入れたものを7検体準備した(試料1〜7)。各試料A〜Gに対して、直径1mmジルコニアビーズ50ml添加し、1500rpmにて混合し、検体毎に処理時間を変えて適当な時間で撹拌を止めた。次いで、各試料からジルコニアビーズをろ別して、試料A〜Dについては、そのままウコン色素の平均粒子径(メジアン径:d50)を測定し、また試料E〜Gについてはさらに湿式摩砕機ダイノミル(WAB社製ダイノミルKDL-A)に供して粉砕を実施し、粉砕後にウコン色素の平均粒子径(メジアン径:d50)を測定した。平均粒子径(メジアン径:d50)の測定は、実験例1と同様に、レーザー回折式粒度分布測定装置マイクロトラックMT-3000II(Microtorac INC.製)(湿式)(測定条件;屈折率:1.81、測定範囲:0.021-2000μm、粒度分布:体積基準)を用いて行った。
各試料A〜Gについて、粉砕処理後のウコン色素の平均粒子径(メジアン径:d50)を測定した結果を表5に示す。また、粉砕処理後の各試料の凝集の有無を、顕微鏡(600倍;対物40倍、接眼15倍)を用いて観察した。その結果を表5に併せて示す。
(1)で調製したウコン色素液状組成物(試料A〜G)を、200ml容量の飲料用透明ガラス瓶(図2参照)に入れて、これにウコン色素の最終含量が0.15質量%になるようにイオン交換水をいれて希釈して飲料を調製した(飲料A〜G)。これを93℃達温ホットパック充填して加熱殺菌した後、60℃で3日間静置保存した。
特開平3-97761号公報(先行文献)には、クルクミンをpH9以上のアルカリ性の水溶液中でガティガム(ガッチゴム)等のポリサッカライドと接触させ、次いでpHを8以下に低下させて酸性化することによって形成したクルクミンとガティガム等のポリサッカライドとの複合体が、光安定性と着色力が改良された水溶性の着色料として有用であることが記載されている。
ウコン色素の粉末(粉末クルクミンNo.3705:三栄源エフ・エフ・アイ(株)、平均粒子径(d50):22.75μm、結晶状)(色価(10%)=15000)7.5gを水92.5gに撹拌下添加し、10%KOH水にてpH12に調整し、ウコン色素を溶解した。この液をろ過しウコン色素の不溶物を取り除き、ウコン色素の7.5%KOH水溶液を取得した。
各試料a〜cについて、ウコン色素の平均粒子径(メジアン径:d50)をレーザー回折式粒度分布測定装置マイクロトラックMT-3000II(Microtorac INC.製)(湿式)(測定条件;屈折率:1.81、測定範囲:0.021-2000μm、粒度分布:体積基準)を用いて測定した。結果を表8に示す。また、各試料の凝集の有無を、顕微鏡(600倍;対物40倍、接眼15倍)を用いて観察した。その結果を表8に併せて示す。
(1)で調製した試料a〜cを、200ml容量の飲料用透明ガラス瓶(図3参照)に入れて、これにウコン色素の最終濃度が0.15質量%になるようにイオン交換水をいれて希釈して飲料を調製した(飲料a〜c)。これを93℃達温ホットパック充填して加熱殺菌した後、60℃で3日間静置保存した。また比較のため、実験例1で調製した発明品7を、上記と同様に透明容器に入れて、これにウコン色素の最終濃度が0.15質量%になるようにイオン交換水をいれて希釈して飲料を調製した(発明飲料7)。これを93℃達温ホットパック充填して加熱殺菌した後、60℃で3日間静置保存した。
実験例1で調製したウコン色素液状組成物(発明品3)を用いて下記処方のかき氷シロップ液(本発明シロップ液)を調製した。
液糖 65.0 g
砂糖 3.0 g
クエン酸 0.25g
食塩 0.15g
ウコン色素液状組成物(発明品3) 0.05g
水 31.55g
合計 100.00g。
実験例1で調製したウコン色素液状組成物(発明品3)を用いて下記処方のパイナップルシャーベット(本発明シャーベット)を調製した。
液糖 15.00g
粉末水飴 7.50g
硬化ヤシ油 1.00g
脱脂粉乳 1.00g
1/5濃縮パイナップル果汁 4.00g
パイナップルフレーバー 0.10g
ウコン色素液状組成物(発明品3) 0.05g
水 71.35g
合計 100.00g。
実験例1で調製したウコン色素液状組成物(発明品3)を用いて下記処方のレモン飲料(本発明飲料)を調製した。
果糖ブドウ糖液糖 30.00g
砂糖 10.00g
クエン酸 0.40g
1/5レモン果汁 4.40g
レモンフレーバー 0.20g
ウコン色素液状組成物(発明品3) 0.05g
水 54.95g
合計 100.00g。
実験例1で調製したウコン色素液状組成物(発明品3)を用いて下記処方のレモンガムを調製した。具体的には、まず下記処方に示すウコン色素組成物(発明品3)以外の材料を加熱しながら混合し、これにウコン色素組成物(発明品3)を添加して、圧延ローラーで板状に成形し、切断してレモンガム(本発明ガム)を作った。
ガムベース 100.00g
精製ブドウ糖 72.00g
粉砂糖 100.00g
クエン酸 0.50g
レモンフレーバー 0.15g
ウコン色素液状組成物(発明品3) 0.05g。
実験例1で調製したウコン色素液状組成物(発明品3)を用いてハードキャンディを調製した。具体的には、水20g、砂糖60g、及び水飴40gの混合物を150gまで加熱溶解し、煮詰めて100gにした後、120℃まで冷却し、次いでウコン色素組成物(発明品3)0.05g、クエン酸0.5g及びレモンフレーバー0.15gを添加し、成型後、室温まで冷却してハードキャンディ(本発明のキャンディ)を作った。
デキストリンNSD-C(株式会社ニッシ製)81g水119gを60℃に加熱し均一に溶解した。そこに実験例1で調製したウコン色素液状組成物(発明品7)を100g添加しホモジナイザーにて均質化した。これをスプレードライヤー(東京理科機器株式会社)にて乾燥粉末化した。得られた粉末(ウコン色素粉末組成物)は、色価(10%)=2250であり、水に溶解(分散)させた後の平均粒子径(粒度分布(d50))は0.18μmであった。このことから、本発明のウコン色素液状組成物を乾燥して調製した固形組成物(ウコン色素粉末組成物)も水への再分散性に優れていることが確認された。 実施例25:レモンタブレット
実施例24で調製したウコン色素粉末組成物を用いて、下記の処方に従ってレモンタブレットを調製した。具体的には、下記成分を全て粉体混合して、得られた粉体混合物を打錠機にて定法に従って打錠し、明るい黄色を呈したレモンタブレットを調製した。
ソルビット 95.0g
粉末クルクミン製剤 0.5g
ステアリン酸カルシウム(太平化学産業(株)) 1.5g
クエン酸(無水) 1.0g
ビタミンC 1.0g
レモン粉末香料 1.0g。
(1)ウコン色素液状組成物を使用したウコン色素の吸収性評価
実験例1で調製したウコン色素液状組成物(発明品7)を、1.5%アラビアガム水溶液で希釈し、SDラット(雄、8週齢、自由給餌および自由給水で飼育)に、1kg体重あたり、クルクミンの投与量に換算して50mgまたは300mgを強制経口投与した(各3匹)。対照試験として、ウコン色素の粉末(粉末クルクミンNo.3705:三栄源エフ・エフ・アイ(株)、平均粒子径(d50):22.75μm、結晶状)を1.5%アラビアガム水溶液に分散し、同様に投与を行った(クルクミンの投与量に換算して50mg/Kgまたは300mg/Kg)。
実施例24で調製した粉末状のウコン色素組成物を、1.5%アラビアガム水溶液で希釈し、SDラット(雄、8週齢、自由給餌および自由給水で飼育)に、1kg体重あたり、クルクミンの投与量に換算して50mgを強制経口投与した(各3匹)。対照試験として、ウコン色素の粉末(粉末クルクミンNo.3705:三栄源エフ・エフ・アイ(株)、平均粒子径(d50):22.75μm、結晶状)を1.5%アラビアガム水溶液に分散し、同様に投与を行った(クルクミンの投与量に換算して50mg/kg)。
Claims (10)
- ガティガムおよび平均粒子径が1μm以下のウコン色素を含有することを特徴とするウコン色素組成物。
- ガティガム、平均粒子径が1μm以下のウコン色素、および水を含有することを特徴とする、液状形態を有するウコン色素組成物。
- 請求項2に記載するウコン色素組成物を乾燥粉末化処理する工程を経て調製される、粉末状、顆粒状または錠剤状のウコン色素組成物。
- ウコン色素をガティガム含水溶液に添加した後、当該溶液中でウコン色素を、その平均粒子径が1μm以下になるまで粉砕処理する工程を有する、請求項2に記載する液状形態を有するウコン色素組成物の調製方法。
- ガティガム含水溶液に添加する前のウコン色素が結晶状態のウコン色素であることを特徴とする、請求項4に記載する調製方法。
- 請求項4または5に記載する調製方法で得られた液状形態を有するウコン色素組成物を、更に乾燥粉末化処理する工程を有する、請求項3に記載する粉末状、顆粒状または錠剤状のウコン色素組成物の調製方法。
- 経口投与または経口摂取した場合の体内への吸収性が向上したウコン色素組成物の調製方法である、請求項4乃至6のいずれかに記載する調製方法。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載するウコン色素組成物、または請求項4乃至7のいずれかの方法によって調製されるウコン色素組成物を含有する、食品または化粧品。
- ウコン色素をガティガムの水含有溶液に添加した後、ウコン色素の平均粒子径が1μm以下になるまで粉砕処理することを特徴とする、水含有溶液へのウコン色素の分散方法。
- ウコン色素の経口による体内吸収性を向上させる方法であって、平均粒子径が1μm以下の微粒子状態のウコン色素とガティガムとの混合物とすることを特徴とする方法。
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