JP2009253599A - 画像プリントシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力された画像データを画像処理する画像処理部IPと、画像処理部IPにて画像処理された画像データに基づいて画像形成部材SEに画像をプリント形成するプリント処理部EPとが備えられた画像プリントシステムにおいて、同一の画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとが併存するときに、RAW画像の画像データとJPEG画像の画像データのうちの何れを画像処理部IPでの処理対象とするかを、使用する画像形成部材SEのサイズ又は画像形成部材SEに形成するプリント画像における前記入力された画像の配置態様を規定するテンプレート情報に応じて予め設定できるように構成されている。
【選択図】図1
Description
デジタルカメラでは、撮影画像をJPEG画像の画像ファイルとしてメモリカード等に保存することで、比較的に少ない記憶容量でできるだけ良好な画質の画像データとして保存することが一般的に行われている。
又、各色8ビットのカラー画像であるJPEG画像では、別途画像補正を行うにしても元々の情報量が少なくなっているために、十分満足のいく補正処理が行えない場合も少なからずある。
更に、そのような機種では、同一の撮影画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとの両方が併存する状態で出力する場合も多い。
このような機能を備えたデジタルカメラの撮影画像をプリント処理する場合には、例えば、下記特許文献1のように、RAW画像の画像データを使用するか、あるいは、JPEG画像の画像データを使用するかを、プリント処理の画像品質に応じて自動的に切換えるというような利用形態が考えられている。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、同一の撮影画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとの両方が併存する場合に、それらを画像プリントシステムにおいて有効に活用できるようにする点にある。
前記画像処理管理手段は、前記入力操作手段からの入力情報に基づいて、RAW画像の画像データとJPEG画像の画像データのうちの何れを前記画像処理部での処理対象とするかと、使用する前記画像形成部材のサイズ又は前記テンプレート情報との対応関係を記憶すると共に、その記憶情報に基づいて、同一の画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとが入力されたときに、何れの画像データを前記画像処理部での処理対象とするかを決定するように構成されている。
このような大きなプリントサイズでのプリント処理では、より高画質の画像データでプリント処理することが望ましく、RAW画像の画像データが使用できる場合は、RAW画像の画像データを基にプリント処理することが望ましい。
しかしながら、小さいプリントサイズでそれほどには高画質の画像データを必要としない場合にまで、RAW画像の画像データを使用すると、RAW画像の画像データの画像処理は処理負荷が大きいため、画像プリントシステムの処理能力を低下させてしまうことになる。
このテンプレートとは、入力されてきた画像データの画像を単純に所定のサイズにプリント処理するのではなく、例えば、証明写真やアルバムプリントのように、1つのプリント画像中の設定位置に入力されてきたプリント対象の画像を配置し、適宜にその他の装飾用画像等を配置して1つのプリント画像を生成するために使用するもので、そのような画像の配置情報等によって構成されるものである。
そこで、上述のプリントサイズの場合と同様に、前記テンプレート情報と、RAW画像の画像データとJPEG画像の画像データのうちの何れを前記画像処理部での処理対象とするかとの対応関係を予め操作者による入力操作で設定できるようにするのである。
ところが、場合によっては、実際に画像処理されてモニタ表示された画像を操作者が目視で確認したときに、これほど高画質の画像は不要であると感じたり、あるいは逆に、もっと高画質の画像に仕上げたいと感じることもあり得る。
そのような場合に、モニタ表示中の前記識別表示を確認して、RAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとの両方が併存する画像であれば、RAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとのうち、モニタ表示されなかった方(画像処理に使用されなかった方)の画像についても、画像処理後の画像をモニタで確認して、何れの画像をプリント処理に使用するかを操作者が指定できるようにしている。
又、上記第2の発明によれば、モニタ表示された画像に操作者が不満を感じるときは、RAW画像の画像データとJPEG画像の画像データのうちの使用されなかった方の画像データの処理画像もモニタで確認してプリント処理の候補とできるので、装置を一層便利なものとできる。
〔画像プリント装置の構成〕
本実施の形態で例示する画像プリントシステムDPは、いわゆるデジタルミニラボシステムとして知られているものであり、図1のブロック図に示すように、現像処理済みの写真フィルム,メモリーカード,光磁気ディスクあるいはCD−Rメディア等から画像データを取込む画像入力部IRと、画像入力部IRにて取込んだ画像データを画像形成部材SEの一例である印画紙1にプリント形成するプリント処理部EPとが備えられて構成されている。
画像入力部IRには、図1に概略的に示すように、写真フィルムの駒画像を読み取るフィルムスキャナ2と、パーソナルコンピュータにて構成される制御装置3とが備えられている。
制御装置3には、メモリーカードリーダ,光磁気ディスクドライブ及びCD−R/RWドライブ等を備えた外部入出力装置31と、仕上がりプリント画像をシミュレートしたシミュレート画像や各種の制御用の情報を表示するモニタ32と、操作卓33及びマウス34とが接続されている。
外部入出力装置31は、備えられている各ドライブから画像データの取込みが可能であると共に、各ドライブに対応した記録媒体に画像データ等を記録可能である。
制御装置3は、詳しくは後述するが、フィルムスキャナ2あるいは外部入出力装置31から取り込んだ画像データに対して色補正その他の各種の補正処理を行い、プリント処理用の画像データとしてプリント処理部EPへ送る。
図1に示すように、プリント処理部EPは、筐体内部に、画像形成装置EXと、画像形成装置EXにて露光形成された印画紙1を現像処理する現像処理装置PPと、筐体内に配置された印画紙マガジン11から引き出された印画紙1を多数の搬送ローラ12等にて現像処理装置PPへ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられている。
図示を省略するが、プリント処理部EPの筐体外部には、現像処理装置PPにて現像処理及び乾燥処理された印画紙1をオーダー毎に分類するためのソータが備えられ、現像処理装置PPの排出口から排出された印画紙1をコンベア13にてソータへ搬送する。
更に、印画紙搬送系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン11から引き出された長尺の印画紙1を設定プリントサイズに切断するカッタ14と、印画紙1を複数の搬送列に振り分けるための振り分け装置15とが備えられている。
画像形成装置EXは、印画紙1上に露光画像を形成する画像形成ヘッド21と、画像形成ヘッド21を制御する露光制御装置22とを主要部として構成されている。
画像形成ヘッド21は、設定プリントサイズに切断された印画紙1の搬送経路の途中箇所を画像形成位置とするように取り付けられ、その画像形成位置において印画紙搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)でレーザビームを走査する。
画像形成ヘッド21から出射されるレーザビームは、露光制御装置22の制御により、画像入力部IRの制御装置3から専用通信ラインで入力された画像データに基づいて強度変調されている。
印画紙搬送系PTにて搬送駆動される印画紙1に対して上述のように強度変調されたレーザビームが走査されることで、印画紙1上に画像が露光形成され、それが現像処理装置PPにて現像処理されると写真プリントとして仕上がる。
次ぎに、上記構成の画像プリントシステムDPにおけるプリント処理の概要を、画像入力部IRの制御装置3が実行する図3、並びに、図5乃至図8のフローチャートに基づいて説明する。
この処理は、外部入出力装置31にメモリーカード等の記録媒体をセットし、その記録媒体に記録保持されている画像データに基づいてプリント処理させる場合の処理である。
図3の処理は、プリント処理に先立って予め設定しておくもので、記録媒体に記録されている画像データが、1つの撮影画像についてRAW画像の画像ファイルとJPEG画像の画像ファイルとが併存している場合に何れの画像ファイルを制御装置3での画像処理の処理対象として使用するかを設定するための処理である。ここでの設定は、後述のように操作者が意識して設定変更しない限り、プリント処理部EPでプリント処理される画像データを生成する際の基の画像データとして使用されることになる。
1つの撮影画像についてRAW画像の画像ファイルとJPEG画像の画像ファイルとが併存している場合に何れの画像ファイルを使用するかについては、印画紙1のサイズ、より具体的には印画紙マガジン11に装填されているロール状の印画紙1の紙幅(ペーパーサイズ)によって設定する選択肢と、図2において「商材」として記載している写真プリントの商品としての仕上げ方に応じて設定する選択肢とがあり、図2中に示すラジオボタン表示51によって、何れの選択肢で設定するかを択一的に指定できる。
印画紙1の紙幅によって設定する選択肢では、ペーパーサイズ指定用のコンボボックス表示52に予め設定されている複数のペーバーサイズの中から1つを指定できる。図2では、203mmに指定した場合を示している。
このコンボボックス表示52での指定では、コンボボックス表示52で指定したペーパーサイズ以上のペーパーサイズを使用したプリント処理においては、RAW画像の画像データを使用することになる。
一方、「商材」として記載している選択肢では、「通常プリント」,「記念文字焼き」,「アルバムプリント」,「証明写真」及び「ポストカード」の各項目に対して、図2の「ポストカード」に対してプルダウンメニュー54を表示した状態で示しているように、画像形式選択用のコンボボックス表示53で「JPEG」あるいは「RAW」のいずれかを指定できる。
コンボボックス表示53で「JPEG」を選択すれば、その「商材」についてはJPEG画像の画像データが使用され、「RAW」を選択すればRAW画像の画像データが使用される。
これら特殊なプリントでは夫々の「商材」に対応したテンプレート情報を使用するので、各テンプレート情報に応じてJPEG画像の画像データを使用するかあるいはRAW画像の画像データを使用するかを選択するということになる。
このテンプレート情報は、印画紙1に形成する1つのプリント画像中に、外部入出力装置31等から入力された画像データの画像をどの位置にどのような大きさで配置するか等の画像の配置態様を規定する情報や適宜にどのような装飾用画像を使用するか等の情報で構成されており、制御装置3は、外部入出力装置31等から入力された画像データを、上記テンプレート情報に従って配置して、プリント処理部EPにて実際にプリント処理させる1つの画像を生成する。
従って、モニタ32及びマウス34は、入力された画像データとして、同一の画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとが併存するときに、前記RAW画像の画像データと前記JPEG画像の画像データのうちの何れを制御装置3(後述のように画像処理部として機能する)での処理対象とするかを、使用する画像形成部材SEのサイズ又は画像形成部材SEに形成するプリント画像における前記入力された画像の配置態様を規定するテンプレート情報に応じて設定するための入力操作を行う入力操作手段IMとして機能する。
そして、制御装置3は、その入力操作手段IMからの入力情報に基づいて、RAW画像の画像データとJPEG画像の画像データのうちの何れを前記画像処理部での処理対象とするかと、使用する前記画像形成部材SEのサイズ又は前記テンプレート情報との対応関係を記憶している。説明の便宜上、この対応関係の記憶情報を、「事前設定データ」と称する。
次に、実際にプリントを作製する際の動作について説明する。
実際にプリントを作製する際の処理である図5乃至図8の処理は、画像入力部IRの外部入出力装置31にデジタルカメラの撮影画像を記録保存したメモリーカード等の記録媒体がセットされて、その記録媒体の記録画像を読取ってプリント処理する場合の処理を示している。
尚、この処理を開始する時点では、これからプリント処理する画像についての、使用するペーパーサイズの指定、通常プリントかあるいは図2に列記する特殊なプリントかの設定は既に行われている。
同一の撮影画像でRAW画像の画像ファイルとJPEG画像の画像ファイルとが併存する場合は、ファイル名における拡張子のみが異なり、ファイル名の本体部分は共通となっている。
図7の「RAW画像読み取り処理」では、先ずRAW画像の画像ファイルを読み込み(ステップ#51)、読み込んだ画像ファイルの画像データを現像処理して(ステップ#52)、現像処理した画像の縮小画像を生成する(ステップ#53)。
この現像処理は、各画素のいわばグレースケールのデータである画像データに対して、撮像素子のカラーフィルタ配置パターンの情報に基づいて補間処理等を実行して、カラー画像の画像データを生成する。
又、ステップ#53で生成する縮小画像は、RAW画像での各画素のビット数を生かして画像データを構成する。ここでは、各色16ビットで各画素の画像データを構成するものとする。
図8の「JPEG画像読み取り処理」では、先ずJPEG画像の画像ファイルを読み込み(ステップ#61)、読み込んだ画像ファイルをビットマップ形式の画像ファイルに変換し(ステップ#62)、返還後の画像の縮小画像を生成する(ステップ#63)。
この縮小画像は、JPEG画像を基にしているので、各色8ビットで各画素の画像データを構成することになる。
以上の処理を、同一モニタ画面に表示する6駒分の画像について繰り返す(ステップ#16)。
この画像補正処理では、RAW画像を基にした16ビット表現の縮小画像に対しても、又、JPEG画像を基にした8ビット表現の縮小画像に対しても、各色8ビットで各画素の画像データを構成するビットマップ画像ファイルとして画像補正後の画像データを出力する。
図4では、この画像補正の入力操作を受付ける画面の例を示している。
ステップ#18で生成するモニタ表示画面には、S1〜S6の6つ縮小画像表示エリアにステップ#17で画像補正した縮小画像が表示されると共に、各縮小画像表示エリアに対応して、その画像の色補正を指示入力するための色補正入力欄41が表示され、更に、表示された6駒について必要な補正指示の入力が完了したことを指令する「OK」ボタン表示42が表示される。
又、縮小画像表示エリアの下部には、画像ファイルのファイル名を表示するファイル名表示欄43を備え、更に、ファイル名表示欄43に隣接して画像比較用ボタン表示44が表示される。
この画像比較用ボタン表示44が表示されるのは、図5のステップ#11で、同一の撮影画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとが併存すると判断した画像に対してだけであり、同一の画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとが併存していることを示す識別表示IDとして表示している。
更に、RAW画像の画像データを基に作製した縮小画像については、図4の「S2」の縮小画像表示エリアで示すように、画像枠の表示形態を、他のJPEG画像の画像データを基に作製した縮小画像の表示形態と異ならせている。図4の表示例では、RAW画像の画像データを基に作製した縮小画像については太線の波線で画像枠を表示している。
尚、詳細な説明は省略するが、このRAW画像の画像データを基に作製した縮小画像については、操作卓33等からの指示入力でホワイトバランスの調整等の、JPEG画像の画像データを基に作製した縮小画像に対しては適用できない画像補正処理を適用させることができる。
図4の画面表示の状態で、色補正入力欄41に色補正の指示が入力操作されると(ステップ#21)、その補正指示の内容に従って縮小画像を補正する画像処理を実行し(ステップ#22)、縮小画像表示エリアの画像が補正後の画像に更新される(ステップ#23)。ステップ#22の処理は、画像補正処理における処理パラメータの具体的な値が異なるだけで、図5のステップ#17と共通である。
すなわち、その縮小画像が、同一の撮影画像でRAW画像の画像ファイルとJPEG画像の画像ファイルとが併存する場合の画像であれば、両方の画像ファイルを基に作製した縮小画像を並べて配置した画質比較画面をモニタ32に表示して両画像の画質を比較できるようにしている。
逆に、そのとき縮小画像表示エリアに表示されている縮小画像がJPEG画像の画像データを基にしたものであれば(ステップ#25)、図7の「RAW画像読み取り処理」を実行し(ステップ#27)、同一の撮影画像についてのRAW画像の画像データを基にした縮小画像を生成する。
つまり、同一の画像についてのRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとのうち、上記の「事前設定データ」に基づいてステップ#17では画像処理の処理対象としなかった方の画像についても画像処理させて、処理後の画像をモニタ32に表示させる。
次に、このようして生成した補正処理後の縮小画像と、図4の縮小画像表示エリアで表示していた縮小画像とを、図9に例示する画像比較用のウィンドウ表示で並べて表示する(ステップ#29)。
図9では、図4の「S3」の縮小画像表示エリアに対応する画像比較用ボタン表示44を押し操作した場合を示している。
尚、図9の表示画面では、2つの縮小画像の表示エリアが夫々ボタンとしての機能を有するように実装されており、何れかの縮小画像の表示エリアをマウス34にてクリック操作することで、同一の画像についてのRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとのうちの何れかの画像を選択指示したものとして受付け、更に変更操作を行わない限り、ここでの選択指示がプリント処理部EPにて何れの画像データを基にプリント処理させるかの選択入力操作となる。
操作者が、図4の表示画面で表示されている縮小画像に対して所望通りの補正が行えないと考えてステップ#25〜ステップ#31の処理を行ったときは、通常、RAW画像の画像データを基にした縮小画像が選択されることになる。RAW画像の画像データを基にした縮小画像は、画像補正が適用される前では16ビット表現の画像データであり、JPEG画像の画像データを基にした8ビット表現の画像データに補正を適用する場合に較べて、微妙な色補正が反映され易いものとなっている。
以上の6駒単位での画像の補正処理を、1つのプリントオーダ全てについて完了すると(ステップ#33)、更に、上述の「証明写真」等の上記テンプレート情報を使用した特殊なプリントを作製する設定になっているときは(ステップ#34)、ステップ#35の「テンプレート処理」で、その特殊なプリント毎に対応したモニタ表示画面を表示させて必要な入力操作を受付け、上記テンプレート情報を使用して1つのプリント画像の画像データを構成する処理を行う。
以上の一連の処理が全て終了すると、ステップ#32で画像補正した画像データ、又は、ステップ#35の「テンプレート処理」で生成した画像データをプリント処理部EPの露光制御装置22へ送り、その画像データに基づいて画像形成ヘッド21にて印画紙1上へ画像を露光形成させる。
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、画像形成部材SEとして印画紙1を例示して、印画紙1に画像を露光形成する画像プリントシステムDPを例示しているが、昇華型プリンタやインクジェット式プリンタ等の各種の型式のプリンタを備えて本発明の画像プリントシステムDPを構成できる。
(2)上記実施の形態では、画像処理部IPとしての機能と、画像処理管理手段PCとしての機能とを制御装置3が併せ持つ場合を例示しているが、画像処理部IPの機能を制御装置3から分離して、専用の画像処理装置として構成しても良い。
IM 入力操作手段
IP 画像処理部
PC 画像処理管理手段
SE 画像形成部材
Claims (2)
- 入力された画像データを画像処理する画像処理部と、前記画像処理部の動作を管理する画像処理管理手段と、前記画像処理部にて画像処理された画像データに基づいて画像形成部材に画像をプリント形成するプリント処理部とが備えられた画像プリントシステムであって、
前記入力された画像データとして、同一の画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとが併存するときに、前記RAW画像の画像データと前記JPEG画像の画像データのうちの何れを前記画像処理部での処理対象とするかを、使用する前記画像形成部材のサイズ又は前記画像形成部材に形成するプリント画像における前記入力された画像の配置態様を規定するテンプレート情報に応じて設定するための入力操作を行う入力操作手段が備えられ、
前記画像処理管理手段は、前記入力操作手段からの入力情報に基づいて、RAW画像の画像データとJPEG画像の画像データのうちの何れを前記画像処理部での処理対象とするかと、使用する前記画像形成部材のサイズ又は前記テンプレート情報との対応関係を記憶すると共に、その記憶情報に基づいて、同一の画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとが入力されたときに、何れの画像データを前記画像処理部での処理対象とするかを決定するように構成されている画像プリントシステム。 - 前記画像処理管理手段は、前記画像処理部にて処理させた画像をモニタに表示させると共に、前記入力された画像データとして、同一の画像についてRAW画像の画像データとJPEG画像の画像データとが併存するときには、その併存していることを示す識別表示を前記モニタに表示させ、操作者からの表示要求の入力操作に応じて、前記RAW画像の画像データと前記JPEG画像の画像データとのうち、前記対応関係の記憶情報に基づいて前記画像処理部での処理対象としなかった方の画像についても前記画像処理部にて処理させて、処理後の画像又はその画像の縮小画像をモニタに表示させ、前記RAW画像の画像データと前記JPEG画像の画像データとのうちの何れの画像について前記プリント処理部にてプリント処理させるかの選択入力操作を受付けるように構成されている請求項1記載の画像プリントシステム。
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