JP4655622B2 - 写真処理装置および写真処理プログラム - Google Patents

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本発明は、写真プリントを行う撮影コマ画像に対応する画像データをメディア等の記録媒体から取得して、選択した各撮影コマ画像のプリント枚数や補正処理内容等の設定を行う写真処理装置および写真処理プログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の装置によって撮影されて得られるデジタル画像データや、写真フィルムに撮影された画像をフィルムスキャナによって読み取って形成されたデジタル画像データ等に基づいて、写真をプリントする写真プリント装置(デジタルミニラボ)が広く用いられている。
このような写真プリント装置では、取得した画像データを低解像度の画像データと高解像度の画像データとに分けて保存し、そのうち低解像度の画像データをモニタ等に複数表示した、いわゆるプレジャッジ画面において、プリント枚数や補正処理内容の設定を行っている。
特許文献1には、このプレジャッジ画面において、補正処理内容等のプリント条件を設定してプリントする写真処理装置について開示されている。
特開2001−272730号公報(平成13年10月5日公開)
しかしながら、上記従来の写真処理装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された写真処理装置では、1つの画像データに対してプリントサイズや補正処理内容、文字入れの有無等を設定してプリントすると、取得した画像データを一時的に保存する記憶部のメモリ容量削減のために、プリントされた画像データが記憶部から削除される。このため、1つの画像データについて設定内容を変更して再度プリントする場合には、スキャナ等の画像読取部によって画像データを再度取得する必要があり効率が悪かった。
また、スキャナ等の画像読取部によって画像データを再取得した場合には、1回目に取得された画像データと色合いが変わってしまう場合があり、設定内容を変更した2つのプリント間においてユーザの意図しない部分での差異が生じるおそれがある。
本発明の課題は、プリントされた画像データを記憶部から削除する写真処理装置において、1つの画像データについてプリントサイズ等の各種設定を変更して複数のプリントを行う場合でも、効率よく良好な写真プリントを行うことが可能な写真処理装置および写真処理プログラムを提供することにある。
第1の発明に係る写真処理装置は、画像読取部と、記憶部と、表示部と、設定入力部と、プリント部と、第1制御部と、第2制御部と、を備えている。画像読取部は、撮影コマ画像に対応する画像データを取得する。記憶部は、画像読取部において取得された画像データを一時的に記憶する。表示部は、撮影コマ画像を表示する。設定入力部は、表示部に表示された撮影コマ画像に対して各種設定を行う。プリント部は、画像データを受信して設定入力部における設定内容を反映させてプリントする。第1制御部は、設定入力部における設定が完了した撮影コマ画像に対応する画像データを記憶部からプリント部に送信するとともに記憶部から削除する。第2制御部は、設定入力部において連続して複数の設定を行う場合には、設定入力部において最初の設定が完了した撮影コマ画像に対応する画像データを記憶部に保持させる。
ここでは、デジタルカメラ等で撮影した撮影コマ画像に対応する画像データをメディアやフィルム等から取得して一時的に記憶し、表示部に表示されるいわゆるプレジャッジ画面において各撮影コマ画像ごとにプリントサイズや補正内容、文字入れ等の各種設定を行ってプリントする写真処理装置において、設定後の画像データの取り扱いについて規定している。
通常、このようなプレジャッジ画面においてプリント処理の設定を行う写真処理装置では、画像データを一時的に保存する記憶部の容量を極力抑えるために、1つの画像データについて1つの設定が完了すると、プリントを行うプリント部に画像データを送信すると同時にメモリからその画像データを削除していた。このため、従来の写真処理装置では、1つの撮影コマ画像を複数のプリントサイズ、補正内容でプリントする場合には、再度その画像データをスキャナ等の画像読取部によって取得する必要があり面倒であった。
そこで、本発明の写真処理装置では、1つの撮影コマ画像について、通常時には設定が確定すると、その撮影コマ画像に対応する画像データが記憶部から削除される一方、設定内容を変更して複数の設定を行う場合には、記憶部から画像データを削除せずに保持する。
このように、設定完了後の画像データの取り扱いについて2つの制御を使い分けることにより、例えば、1つの画像を複数のプリントサイズでプリントする際に、1つ目のプリントサイズの設定を完了しても、そのまま連続して異なるプリントサイズの設定を行うことができる。よって、上記従来の写真処理装置と比較して、スキャナ等を用いた画像の再読み取りが不要になるため、1つの撮影コマ画像に対して複数の設定がなされた複数のプリントを効率よく行うことができる。
さらに、画像データの取得が1回で済むため、1回目に取得した画像データと2回目に取得した画像データとで、画像の色合いに差が出るといった不具合を解消して安定して良好なプリント処理を行うこともできる。
第2の発明に係る写真処理装置は、第1の発明に係る写真処理装置であって、第2制御部は、複数の設定を行う場合には、各設定が完了するたびごとに設定を行った画像データを記憶部からプリント部へ送信する。
ここでは、1つの画像データに対して複数の設定を行う場合において、第2制御部が最後の設定が完了するまで画像データをそのまま残し、各設定の完了ごとに設定内容を反映させた画像データをプリント部に対して送信する。
これにより、1つの画像データに対する全ての設定が完了した後で各設定内容を反映させた全ての画像データを送信する場合と比較して、次の設定中にすでに設定完了した分をプリントすることができるため、プリント処理を効率よく行うことができる。さらに、ある撮影コマ画像に対して複数の設定を反映させた画像データを、プリントの順番を入れ替えることなく表示部に表示された順にプリントすることができる。
第3の発明に係る写真処理装置は、第1または第2の発明に係る写真処理装置であって、記憶部には、撮影コマ画像に対応する高解像度の画像データと、低解像度の画像データとが一時的に記憶されている。
ここでは、撮影コマ画像に対応する画像データとして、高解像度の画像データと低解像度の画像データとをそれぞれ記憶している。
これにより、1つの撮影コマ画像について複数の設定に基づいて複数のプリントを行う場合には、高解像度の画像データを記憶部に保持したまま、低解像度の画像データに基づいて表示された表示部の画像を見ながら各種設定を行うことができる。また、高解像度の画像データをプリント用として、低解像度の画像データを表示部に表示してプレジャッジ用に使用することで、表示部を見ながらプリントサイズや補正内容等の設定を行う際の操作時の負荷を軽減することができる。
第4の発明に係る写真処理装置は、第1から第3の発明のいずれか1つに係る写真処理装置であって、複数の設定には、プリントサイズ、補正内容、文字入れのうち少なくともいずれか1つの設定が含まれる。
ここでは、1つの画像データに対して行う複数の設定として、プリントサイズ、補正内容、文字入れのいずれか1つの設定を行う。
これにより、1つの撮影コマ画像について、例えば、L版と2L版のプリントサイズで各1枚ずつのプリントを行う場合や、補正内容を変更して複数のプリントを行う場合、写真に文字を入れたプリントと文字を入れないプリントとを行う場合でも、再度画像データを取得することなくそのまま複数の設定を行うことができる。
第5の発明に係る写真処理装置は、第1から第4の発明のいずれか1つに係る写真処理装置であって、設定入力部は、撮影コマ画像について設定を行う際に表示部の画面上に表示される、第1制御部に対応する第1入力部と、第2制御部に対応する第2入力部とを有している。
ここでは、各撮影コマ画像について各種設定を行う際には、表示部に表示されている画面上に、第1制御部および第2制御部にそれぞれ対応する2つの入力部(第1入力部、第2入力部)を、例えば入力ボタンとして表示している。
このため、ユーザは、1つの撮影コマ画像に対して1つの設定のみでプリントする場合には第1制御部に対応する第1入力部をクリックしてプリントする一方、複数の設定を行う場合には第2制御部に対応する第2入力部をクリックして連続して複数の設定を行うことができる。この結果、第1制御部と第2制御部とで別々の入力部を表示部の画面上に設けたことで、ユーザの操作性を向上させることができる。
第6の発明に係る写真処理プログラムは、第1〜第6のステップを備えた写真処理方法をコンピュータに実行させる写真処理プログラムである。第1のステップでは、撮影コマ画像に対応する画像データを取得する。第2のステップでは、第1のステップにおいて取得された画像データを記憶部において一時的に保存する。第3のステップでは、撮影コマ画像を表示する。第4のステップでは、第3のステップにおいて表示された撮影コマ画像に対して各種設定を行う。第5のステップでは、第4のステップにおいて1つの撮影コマ画像に対して複数の設定を行う場合には、撮影コマ画像に対応する画像データを記憶部において保持する。第6のステップでは、第4のステップにおいて設定された内容に基づいて、撮影コマ画像をプリントする。
ここでは、デジタルカメラ等で撮影した撮影コマ画像に対応する画像データをメディアやフィルム等から取得して一時的に記憶し、いわゆるプレジャッジ画面において各撮影コマ画像ごとにプリントサイズや補正内容、文字入れ等の各種設定を行ってプリントする写真処理方法をコンピュータに実現させる写真処理プログラムにおいて、設定後の画像データの取り扱いについて規定している。
通常、このようなプレジャッジ画面においてプリントサイズ等の各種設定を行う写真処理方法では、画像データを一時的に保存する記憶部の容量を極力抑えるために、1つの撮影コマ画像について1つの設定が完了すると、プリントを行うプリント部に画像データを送信すると同時にメモリから対応する画像データを削除していた。このため、従来の写真処理方法では、1つの撮影コマ画像を複数のプリントサイズ、補正内容でプリントする場合には、再度その画像データをスキャナ等によって取得する必要があり面倒であった。
そこで、本発明の写真処理プログラムでは、1つの画像データについて複数の設定を行う場合には、その撮影コマ画像に対応する画像データを記憶部から削除せずに保持する。
このように、最初の設定完了後の画像データの取り扱いについて2つの制御を使い分けることにより、例えば、1つの画像を複数のプリントサイズでプリントする際に、そのまま連続して異なるプリントサイズの設定を行うことができる。よって、上記従来の写真処理方法と比較して、スキャナ等を用いた画像の再読み取りが不要になるため、1つの撮影コマ画像に対して複数の設定がなされた複数のプリントを効率よく行うことができる写真処理方法を実行する写真処理プログラムを得ることができる。
さらに、画像データの取得が1回で済むため、1回目に取得した画像データと2回目に取得した画像データとで、画像の色合いに差が出るといった不具合を解消して安定して良好なプリント処理を行うこともできる。
第1の発明に係る写真処理装置によれば、1つの撮影コマ画像に対して複数の設定がなされた複数のプリントを効率よく行うことができる。
第2の発明に係る写真処理装置によれば、プリント処理を効率よく行うことができる。
第3の発明に係る写真処理装置によれば、高解像度の画像データを記憶部に保持したまま、低解像度の画像データに基づいて表示された表示部の画像を見ながら各種設定を行うことができる。
第4の発明に係る写真処理装置によれば、再度画像データを取得することなくそのまま複数の設定を行うことができる。
第5の発明に係る写真処理装置によれば、ユーザの操作性を向上させることができる。
第6の発明に係る写真処理プログラムによれば、1つの撮影コマ画像に対して複数の設定がなされた複数のプリントを効率よく行うことができる。
本発明の一実施形態に係る写真プリントシステム(写真処理装置)1について、図1〜図11を用いて説明すれば以下の通りである。
[写真プリントシステム1全体の構成]
本発明の一実施形態に係る写真処理装置は、図1に示すように、いわゆるデジタルミニラボと呼ばれる写真プリントシステム(写真処理装置)1である。
写真プリントシステム1は、操作ステーション(画像読取部、記憶部、表示部、設定入力部、第1制御部、第2制御部)2と、プリントステーション(プリント部)3とを備えている。
操作ステーション2は、現像された写真フィルム2aやデジタルカメラ等で撮影されたデジタル画像データが保存されたメモリカード2b等のメディアから画像データを取り込んでプリントデータを作成し、ケーブル4を介して接続されたプリントステーション3に対して送信する。
プリントステーション3は、操作ステーション2から受信したプリントデータに基づいて、印画紙Pに対して露光処理および現像処理を行って写真プリントを行う。
[操作ステーション2の構成]
操作ステーション2は、図1に示すように、デスク上に配置された、フィルムスキャナ(画像読取部)21と、メディアリーダ(画像読取部)22と、モニタ(表示部)23と、キーボード24と、マウス25と、パソコン(記憶部、設定入力部、第1制御部、第2制御部)PCとを有している。
フィルムスキャナ21は、写真フィルム2aに現像された撮影コマに対応する画像(以下、撮影コマ画像と示す)をデジタル画像データとして取り込む。
メディアリーダ22は、本写真プリントシステム1のコントローラとして機能するパソコンPCに搭載されており、デジタルカメラ等で撮影された撮影コマ画像のデジタルデータをメモリカード2bや各種半導体メモリ、CD−R等のメディアから取り込む。
パソコンPCは、モニタ23、キーボード24、マウス25と接続されている。ユーザは、モニタ23に表示される後述するプレジャッジ画面において撮影コマ画像を見ながら、キーボード24、マウス25等のポインティングデバイスを用いてプリントサイズ、補正内容等の各種設定を行う。また、パソコンPCは、ROM、RAM、HDD等の内蔵メモリ(記憶部)30(図3参照)を有している。ここで、キーボード24やマウス25を介してユーザによって入力された指示に従って、内蔵メモリ30に記憶された写真処理プログラムがCPUによって読み込まれる。これにより、フィルムスキャナ21やメディアリーダ22等から取り込まれた画像データに対してプリント処理を行うために必要な機能が機能ブロックとして形成される。
パソコンPCは、上記機能ブロックとして、図3に示すように、画像入力部31と、GUI部32と、第1制御部33と、第2制御部34と、画像処理部35と、ビデオ制御部37と、プリントデータ生成部38と、フォーマット部39とを機能ブロックとして有している。
画像入力部31は、フィルムスキャナ21やメディアリーダ22によって読み取られた画像データを取り込んで、画像補正を行う原画像データとして内蔵メモリ30に送信する。このとき、画像入力部31は、撮影コマ画像を記録している媒体が写真フィルム2aの場合には、プレスキャンモードと本スキャンモードとのスキャンデータを別々に内蔵メモリ30に送り込む、一方、撮影コマ画像を記録している媒体がメモリカード2bなどの場合には、モニタ23での一覧表示などの目的で使用するために、撮影画像の本データ(高解像度データ)とは別に、サムネイル画像データ(低解像度データ)を内蔵メモリ30に格納する。このように、1つの撮影コマ画像を表す画像データとして高解像度データと低解像度データの2種類を内蔵メモリ30に記憶させることで、後述するプレジャッジ画面においては低解像度データを用いて効率よくプリントサイズや補正内容、文字入れの有無等の設定を行うことができる。この結果、この低解像度データに基づいてプレジャッジ画面に表示された撮影コマ画像について設定されたプリントサイズ、補正内容等を反映させて高解像度データを処理することで、パソコンPCにおける計算負荷を低減することができる。
GUI(Graphical User Interface)部32は、各種ウインドウや各種操作ボタンなどを含むグラフィック操作画面を作成したり、このグラフィック操作画面を通じてのキーボード24やマウス25等を用いたユーザ操作入力に基づいて制御コマンドを生成したりするためのグラフィックユーザインターフェースを構築する。
第1制御部33は、後述する操作入力画面(プレジャッジ画面)40においてスタートボタン(第1入力部)46に対応しており、1つの撮影コマ画像に対するプリントサイズ、補正内容、文字入れ等の設定が完了すると、内蔵メモリ30からプリントステーション3へ対応する画像データを送信するとともに、内蔵メモリ30からその画像データを削除するように制御する。
第2制御部34は、後述する機能表示画面50において連続プリントボタン(第2入力部)51に対応しており、1つの撮影コマ画像に対するプリントサイズ、補正内容、文字入れ等の最初の設定が完了して内蔵メモリ30からプリントステーション3へ対応する画像データを送信しても、内蔵メモリ30からその画像データを削除せずに保持するように制御する。
画像処理部35は、ユーザによって設定された色補正等の補正内容を反映させて各撮影コマ画像に対応する画像データに対して画像処理を行う。
設定入力部36は、プリントサイズ、色補正等の補正内容、文字入れ等の設定をユーザの入力により受け付ける。
ビデオ制御部37は、補正画像データに基づく補正再現画像や、プレジャッジプリント作業時にプリントソース画像や予想仕上がりプリント画像としてのシミュレート画像、さらにはGUI部32から送られてきたグラフィックデータをモニタ23に表示させるためのビデオ信号を生成する。
プリントデータ生成部38は、最終的な補正画像データに基づいて、プリントステーション3のプリント露光部14に適合するプリントデータを生成する。
フォーマット部39は、顧客の要望に応じて、生の撮影画像データや画像補正が完了した補正撮影画像データ等について、CD−Rに書き込むためのフォーマットを行ってCD−Rドライブへ送信する。
[プリントステーション3の構成]
プリントステーション3は、図2に示すように、内部に、2つの印画紙マガジン11と、シートカッター12と、バックプリント部13と、プリント露光部14と、処理槽ユニット15と、コンベア16と、ソータ17(図1参照)と、印画紙搬送機構18とを有している。
2つの印画紙マガジン11は、プリントステーション3の内部においてロール状の印画紙Pを1つずつ収納しており、印画紙搬送機構18によって適宜必要な量の印画紙Pが引き出される。
シートカッター12は、印画紙搬送機構18の一部と隣接するように配置されており、印画紙マガジン11から引き出された印画紙Pをプリントサイズに切断する。
バックプリント部13は、シートカッター12の下流側であって印画紙搬送機構18と隣接する位置に配置されており、プリントサイズに切断された印画紙Pの裏面側に、色補正情報やコマ番号等のプリント処理情報をプリント処理する。
プリント露光部14は、バックプリント部13の下流側における印画紙搬送機構18に隣接するように配置されており、プリントサイズに切断された印画紙Pの表面に対して、プリントする撮影画像の露光を行う。また、プリント露光部14には、副走査方向に搬送される印画紙Pに対して主走査方向に沿ってRGBの3色のレーザ光線を照射する図示しないライン露光ヘッドを有している。
処理槽ユニット15は、プリント露光部14の下流側に配置されており、発色現像処理液を貯留する発色現像槽15a、漂白定着処理液を貯留する漂白定着槽15b、安定処理液を貯留する安定処理層15cを有している。そして、露光後の印画紙Pがこれらの各処理槽15a〜15cをこの順で経由しながら印画紙搬送機構18によって搬送されることで、所望の写真プリント画像が印画紙Pの表面に形成される。
コンベア16は、プリントステーション3の上部に露出しており、写真プリント画像が表面に形成されて乾燥処理後に排出された印画紙Pをソータ17(図1参照)の方向へ搬送する。
ソータ17は、プリントステーション3の前面側に鉛直方向に複数のトレイを並べた状態で配置されており、コンベア16によって搬送されるプリント済の印画紙Pを、オーダー単位で各トレイに振り分ける(図1参照)。
印画紙搬送機構18は、プリントステーション3の内部において、印画紙マガジン11に収容されたロール状の印画紙Pを引き出すとともに、プリントサイズに切断された印画紙Pを、印画紙Pに対して行われる様々な処理に対応した搬送速度で搬送する。また、印画紙搬送機構18は、印画紙Pの搬送方向におけるプリント露光部14の上流側および下流側にそれぞれ配置されたチャッカー式搬送ユニット18aと、複数の挟持搬送ローラ対18bとを有している。
[各撮影コマ画像に対する各種設定]
本実施形態の写真プリントシステム1における、画像データを取り込んでからプリントサイズ、補正処理、文字入れ等の各種設定を行う際のモニタ23に実際に表示される画面について説明すれば、以下の通りである。
本実施形態では、図4に示すように、ユーザが撮影コマ画像を6つずつ表示する操作入力画面(プレジャッジ画面)40において各撮影コマ画像をチェックしながら、各撮影コマ画像についてプリントの有無、プリント枚数、プリントサイズ、色補正等の補正内容、文字入れの有無等について設定を行う。
具体的には、フィルムスキャナ21等によって取得され、内蔵メモリ30に格納された画像データに対応する撮影コマ画像は、図4に示すような操作入力画面40における6つの表示枠41にそれぞれ表示される。この操作入力画面40における各表示枠41の下部には、色濃度補正設定エリア42とプリント枚数設定エリア43とが配置されている。
色濃度補正設定エリア42には、「イエロー」、「マゼンタ」、「シアン」、「濃度」の設定枠が設けられており、補正量の「N」はニュートラルを意味し、これを選択すると補正なしとなる。プリント枚数設定エリア43には、プリント枚数入力枠が設けられており、「パス」はプリント枚数が「0」であることを意味している。
また、操作入力画面40における下段部分には、プリント条件表示エリア44が配置されている。このプリント条件表示エリア44では、この写真プリント出力に適用されたプリントチャンネル名称が表示されており、このプリントチャンネルに含まれているプリントサイズ、インデックスプリントの要否やメディア出力の要否などが決定される。なお、プリントサイズとは、C、P、L、2L等の仕上がり写真プリントの大きさを示すものであり、本実施形態では印画紙幅と送り長さとでプリントサイズが決定される。
さらに、操作入力画面40における両端の下段部には、ファンクションキー45とスタートボタン(第1入力部)46とが配置されている。ファンクションキー45は、クリックされると、図5に示す連続プリントボタン(第2入力部)51を含む機能表示画面50へと移行する。スタートボタン46は、図3に示す第1制御部33に対応しており、クリックされると、操作入力画面40において設定されたプリント枚数、プリントサイズ、補正内容等を反映させて画像データを内蔵メモリ30から取り出してプリントデータ生成部38においてプリントデータを作成する。そして、内蔵メモリ30から取り出された画像データは自動的に内蔵メモリ30から削除される。
ファンクションキー45をクリックして表示される機能表示画面50では、図5に示すように、連続プリントボタン51およびプリント設定変更ボタン52を含む複数のボタンが表示されている。
連続プリントボタン51は、図3に示す第2制御部34に対応しており、クリックされると、操作入力画面40において最初に設定された内容を反映させたプリントデータがプリントデータ生成部38において作成される。このとき、上述したスタートボタン46をクリックした場合と異なり、プリントデータが作成された画像データは内蔵メモリ30から削除されることなく、その撮影コマ画像についての全ての設定が完了するまで内蔵メモリ30で保持される。つまり、連続プリントボタン51は、1つの撮影コマ画像について異なるプリントサイズでのプリントを行う場合のように複数の設定を行う場合にクリックされる。
プリント設定変更ボタン52は、クリックされると、図7に示すプリント設定画面70へ移行する。プリント設定画面70では、プリントする印画紙Pの幅や面質、プリントサイズ、フレームの設定等が行われる。
ここで、本実施形態の写真プリントシステム1によるプリント操作の流れについて、図10に示すフローチャートと上述したモニタ23に表示される各画面を用いて説明すれば以下の通りである。なお、ここでは、プリント処理の一例として、図4に示す操作入力画面40に表示された6コマの撮影コマ画像のうち、上段の中央の撮影コマ画像をCサイズで1枚、上段右側の撮影コマ画像をCサイズ、Pサイズで各1枚ずつプリントする場合について説明する。
ステップS1において、写真フィルム2aについてはフィルムスキャナ21、写真データを記録した各種メディアについてはメディアリーダ22を用いて撮影コマ画像がデジタル化されて取得される。このとき、機能ブロックとしての画像入力部31を経て内蔵メモリ30に一時的に保存される。このとき、内蔵メモリ30へ送信される画像データは、実際の写真プリント用の高解像度画像データと、操作入力画面40において表示される撮影コマ画像用の低解像度画像データという2形態で画像入力部31から送信される。
ステップS2においては、図4に示すように、ステップS1において取得された撮影コマ画像のうち6コマ分を表示した操作入力画面40がモニタ23に表示される。
ステップS3においては、操作入力画面40に表示された6コマの撮影コマ画像のそれぞれについて、プリント枚数、プリントサイズ、補正内容等の各種設定を行うか否かのジャッジを行う。
具体的な操作としては、ステップS4において、操作入力画面40において表示されている上段中央の撮影コマ画像のプリントサイズをCサイズに設定する(図4の矢印参照)。
ステップS5では、プリントサイズ等の各種プリント条件の設定を変更するか否かを選択する。本実施形態では、上段中央に表示された撮影コマ画像はCサイズで1枚だけプリントするため、プリントサイズの変更は行わない。よって、ステップS6へ進み、次の撮影コマ画像の設定を行うか否かの決定を行う。本実施形態では、さらに上段右上の撮影コマ画像のプリントも行うため、ステップS3へ戻って上段右側の撮影コマ画像について各種設定を行うか否かのジャッジを行う。
次に、ステップS4において、上段右上の撮影コマ画像について、図4に示す操作入力画面40においてプリントサイズをCサイズに設定する(図4の白矢印参照)。
ステップS5においては、上段右側の撮影コマ画像についてプリントサイズを変更してプリントを行うか否かを決定する。本実施形態では、上段右側の撮影コマ画像について2種類のサイズでプリントするため、図11に示すステップS11へ進む。
ステップS11において、ファンクションキー45をクリックすると、操作入力画面40から図5に示す機能表示画面50へとモニタ23の画面が切り替わる。そして、ステップS12において、図5に示す機能表示画面50に含まれる連続プリントボタン51をクリックすると、ステップS13において、既に設定が完了した上段中央の撮影コマ画像と上段右側の撮影コマ画像とがCサイズでプリント処理される。このとき、ほぼ同時にステップS14において、連続プリントの設定がされておらず、異なるサイズでのプリントを行わない上段中央の撮影コマ画像に対応するプリント処理済の画像データが内蔵メモリ30から削除される。一方、さらに異なるサイズでプリントする上段右側の撮影コマ画像については、対応する画像データを内蔵メモリ30で保持したままとする。このため、1つの撮影コマ画像に対して複数の設定を行う場合でも、ステップS1で行われるフィルムスキャナ21等を用いた画像データの取得を再度行う必要はない。
次に、図10に示すステップS4へ進み、図6に示すように、上段右側の撮影コマ画像のプリントサイズをPサイズに変更して設定する(図6の矢印参照)。なお、Pサイズでのプリントを行う上段側の撮影コマ画像について、プリント設定を変更する場合には、図5に示すプリント設定変更ボタン52をクリックして図7に示すプリント設定画面70をモニタ23に表示させる。図7に示すプリント設定画面70では、ペーパーの幅、送り、白縁の幅(WB幅)、CVP印字の有無、フロントプリントの有無、メディアのフィッティング設定、フレームデータ(記念文字焼き)の有無について設定することができる。例えば、フレームデータの設定を変更する場合には、図7に示すフレーム設定部71をクリックする。すると、図8に示すフレーム登録画面80がモニタ23に表示される。図8に示すフレーム登録画面80では、登録された文字やフレームと選択された撮影コマ画像とを組み合わせてプリントを行う際に使用する文字やフレームを選択する。例えば、写真に文字を入れてプリントする場合には、図8に示すフレーム登録画面80に含まれる記念文字焼きのダイアログ81内のチェックボックスにチェックを入れてOKボタン82をクリックする。すると、図9に示すように、プリント設定画面70のフレーム設定部71が「なし」から「文字」へと切り替わる。そして、このプリント設定画面70においてOKボタン72をクリックすると図6に示す操作入力画面40へとモニタ23の表示が切り替わる。
そして、ステップS5において、プリントサイズの変更なしを決定し、ステップS6において、次の撮影コマ画像の設定を行わないことを決定して、ステップS7へと進む。
ステップS7において、図4に示す操作入力画面40に含まれるスタートボタン46をクリックすると、ステップS8において、上段右側の撮影コマ画像のPサイズでのプリント処理が行われるとともに、ステップS9において上段右側の撮影コマ画像に対応する高解像度の画像データが内蔵メモリ30から削除されて処理が終了する。
[写真プリントシステム1の特徴]
(1)
本実施形態の写真プリントシステム1は、フィルムスキャナ21等の画像読取部によって取得された撮影コマ画像に対応する画像データを内蔵メモリ30に一時的に記憶し、設定入力が完了すると内蔵メモリ30から画像データを取り出してプリントする写真処理装置であって、図3に示すように、1つの撮影コマ画像について、1つの設定でプリントする場合には設定完了後に内蔵メモリ30から対応する画像データを削除する第1制御部33と、複数の設定を行ってそれぞれの設定でプリントする場合には各設定が完了しても内蔵メモリ30から対応する画像データを削除せずに保持する第2制御部34と、を備えている。
これにより、1つの撮影コマ画像について、例えば、複数のサイズでプリント処理を行う場合には、最初のプリントサイズを設定後に第2制御部34に対応する連続プリントボタン51(図5に示す機能表示画面50参照)をクリックすることで、内蔵メモリ30から画像データが削除されることなく、連続して異なるサイズを設定してプリントを行うことができる。このため、1つの撮影コマ画像について複数の設定を行ってそれぞれプリントする場合でも、フィルムスキャナ21等の画像読取部を用いて再度画像データを取り込まなくてもそのまま連続して複数の設定を行うことができる。よって、従来の写真処理装置よりも1つの撮影コマ画像について複数の設定を反映させた複数のプリント処理を効率よく行うことができる。
(2)
本実施形態の写真プリントシステム1では、1つの撮影コマ画像について複数の設定を行ってプリントする場合において、各設定が完了するたびに内蔵メモリ30から画像データをプリントステーション3に対して送信する。
これにより、複数の設定を行っている間に確定した設定順にプリント処理を実施することができるため、効率よくプリントすることができる。また、このように1つの撮影コマ画像について複数の設定を行い、それぞれの設定内容を反映させて連続してプリント処理を行う場合でも、プリントする順番を入れ替えることなく、モニタ23に表示された順のままでプリントすることができる。
(3)
本実施形態の写真プリントシステム1では、高解像度の画像データと低解像度の画像データとが、内蔵メモリ30に一時的に記憶されている。
これにより、高解像度の画像データについてはプリント処理用に使用する一方、低解像度の画像データについては、モニタ23に表示されるプレジャッジ用の操作入力画面40(図4参照)に表示する画像用に使用することができる。よって、操作入力画面40における操作性を向上させて各種設定を行うことができる。
(4)
本実施形態の写真プリントシステム1では、それぞれの撮影コマ画像について、プリントサイズ、色補正等の補正内容、文字入れ等の設定を行う。
これにより、1つの撮影コマ画像について、プリントサイズを変更したり、補正内容を変更したりしてプリントする場合でも、フィルムスキャナ21等によって再度画像データを取得することなく、そのまま連続して複数の設定を行うことができる。
(5)
本実施形態の写真プリントシステム1では、図3に示す第1制御部33と第2制御部34とに対応するボタンとして、図4に示す操作入力画面40上に配置されたスタートボタン46と、図5に示す機能表示画面50上に配置された連続プリントボタン51とを設けている。
これにより、ユーザは1つの撮影コマ画像について1つの設定でプリントする場合には、図4に示す操作入力画面40上でスタートボタン46をクリックし、複数の設定を行ってそれぞれの設定内容でプリントする場合には、図5に示す機能表示画面50上で連続プリントボタン51をクリックすればよい。この結果、ユーザにとっての操作性を向上させることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、本発明を写真処理装置として実現した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、1つの撮影コマ画像について複数の設定を行う場合には内蔵メモリ30から画像データを削除せずに保持する工程を含む画像処理方法をコンピュータに実行させる写真処理プログラムとして実現することもできる。本発明を写真処理プログラムとして実現した場合でも、コンピュータによって所望の写真処理方法を実行されることで、上記と同様の効果を得ることができる。
(B)
上記実施形態では、第1制御部33に対応するスタートボタン46と、第2制御部34に対応する連続プリントボタン51とを異なる画面上に表示している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、スタートボタン46と連続プリントボタン51とを同一の画面上に表示した場合でも、上記と同様の効果を得ることができる。
(C)
上記実施形態では、画像データを取得する画像読取部としてフィルムスキャナ21とメディアリーダ22とを使用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、インターネットを通じて画像データを取得してもよいし、その他の画像データ取得手段を用いて画像データを取り込んでもよい。
(D)
上記実施形態では、第1制御部33と第2制御部34とが別個独立した存在である例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、第1制御部と第2制御部とが1つの制御部としてまとまっていてもよい。
(E)
上記実施形態では、内蔵メモリ30において高解像度の画像データと低解像度の画像データとをそれぞれ記憶する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、内蔵メモリ30には高解像度の画像データのみ記憶させておき、モニタ23に表示する際にはその都度低解像度の画像データを作成してもよい。
本発明の写真処理装置は、1つの画像データに対して複数の設定を反映させたプリントを効率よく行うことができるという効果を奏することから、1つの画像データに対して複数の設定を行う写真処理装置や画像処理装置等に対して広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置を備えた写真プリントシステムを示す外観図。 図1の写真プリントシステムのプリントステーションの構成を示す概略図。 図1の写真プリントシステムにおいて形成される機能ブロックを含む制御ブロック図。 図1の写真プリントシステムのモニタに表示される操作入力画面を示す図。 図1の写真プリントシステムのモニタに表示される機能表示画面を示す図。 図1の写真プリントシステムのモニタに表示される操作入力画面を示す図。 図1の写真プリントシステムのモニタに表示されるプリント設定画面を示す図。 図1の写真プリントシステムのモニタに表示されるフレーム登録画面を示す図。 図1の写真プリントシステムのモニタに表示されるプリント設定画面を示す図。 本発明の一実施形態に係る写真処理プログラムによる写真処理方法の流れを示すフローチャート。 図10に示す写真処理方法の一部を示すフローチャート。
符号の説明
1 写真プリントシステム(写真処理装置)
2 操作ステーション
2a 写真フィルム
2b メモリカード
3 プリントステーション(プリント部)
23 モニタ(表示部)
30 内蔵メモリ(記憶部)
31 画像入力部(画像読取部)
32 GUI部
33 第1制御部
34 第2制御部
35 画像処理部
36 設定入力部
38 プリントデータ生成部
40 操作入力画面
41 表示枠
42 色濃度補正設定エリア
43 プリント枚数設定エリア
44 プリント条件表示エリア
45 ファンクションキー
46 スタートボタン(第1入力部)
50 機能表示画面
51 連続プリントボタン(第2入力部)
52 プリント設定変更ボタン
70 プリント設定画面
71 フレーム設定エリア
80 フレーム登録画面
81 記念文字焼きエリア
S ステップ

Claims (7)

  1. 撮影コマ画像に対応する画像データを取得する画像読取部と、
    前記画像読取部において取得された前記画像データを一時的に記憶する記憶部と、
    前記撮影コマ画像を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記撮影コマ画像に対して各種設定を受け付ける設定入力部と、
    前記画像データを受信して前記設定入力部における設定内容を反映させてプリントするプリント部と、
    前記設定入力部が連続した複数の設定を受け付けた場合であって、前記複数の設定のうち最後の設定が完了した後において前記最後の設定が完了した前記撮影コマ画像に対応する前記画像データを、前記記憶部から前記プリント部に送信するとともに前記記憶部から削除する第1制御部と、
    前記設定入力部が前記複数の設定を受け付けた場合であって、前記最後の設定が完了するまでの間において、設定が完了した前記撮影コマ画像に対応する前記画像データを、前記記憶部から前記プリント部に送信するとともに前記記憶部に保持させる第2制 御部と、
    を備えている写真処理装置。
  2. 前記第1制御部は、前記設定入力部が一つの設定のみを受け付けた場合であって、前記一つの設定が完了した後において、前記一つの設定が完了した前記撮影コマ画像に対応する前記画像データを、前記記憶部から前記プリント部に送信するとともに前記記憶部から削除する、
    請求項1に記載の写真処理装置。
  3. 前記第2制御部は、前記複数の設定を行う場合には、各設定が完了するたびごとに前記設定を行った前記画像データを前記記憶部から前記プリント部へ送信する、
    請求項1又は2に記載の写真処理装置。
  4. 前記記憶部には、前記撮影コマ画像に対応する高解像度の画像データと、低解像度の画像データとが一時的に記憶されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の写真処理装置。
  5. 前記複数の設定には、プリントサイズ、補正内容、文字入れのうち少なくともいずれか1つの設定が含まれる、
    請求項1からのいずれか1項に記載の写真処理装置。
  6. 前記設定入力部は、前記撮影コマ画像について前記設定を受け付ける際に前記表示部の画面上に表示される、前記第1制御部に対応する第1入力部と、前記第2制御部に対応する第2入力部とを有している、
    請求項1からのいずれか1項に記載の写真処理装置。
  7. 撮影コマ画像に対応する画像データを取得する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて取得された画像データを記憶部において一時的に保存する第2のステップと、
    前記撮影コマ画像を表示する第3のステップと、
    前記第3のステップにおいて表示された前記撮影コマ画像に対して複数の設定を受け付ける第4のステップと、
    前記複数の設定のうち最後の設定が完了するまでの間において、設定が完了した前記撮影コマ画像に対応する前記画像データをプリントするとともに前記記憶部において保持する第5のステップと、
    前記複数の設定のうち最後の設定が完了した後において、前記最後の設定が完了した前記撮影コマ画像に対応する前記画像データをプリントするとともに前記記憶部から削除する第6のステップと
    を備えた写真処理方法をコンピュータに実行させる写真処理プログラム。
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