JP2003107585A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JP2003107585A
JP2003107585A JP2001296193A JP2001296193A JP2003107585A JP 2003107585 A JP2003107585 A JP 2003107585A JP 2001296193 A JP2001296193 A JP 2001296193A JP 2001296193 A JP2001296193 A JP 2001296193A JP 2003107585 A JP2003107585 A JP 2003107585A
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Mitsuru Miyauchi
満 宮内
Tomohiro Sugii
知広 杉井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査露光による主走査方向の露光範囲が写真
感光材料の幅方向の範囲を確実にカバーすることのでき
る画像露光装置を提供すること。 【解決手段】 露光光をペーパーの乳剤面に対して主走
査方向に沿って照射しながら、ペーパーを副走査方向に
沿って移動させることにより、乳剤面に画像を露光する
画像露光装置であって、画像形成媒体から画像データを
取得するCCDラインセンサー24と、画像データに基
づいて乳剤面に対して露光光を走査する露光エンジン
と、ペーパーの幅方向の位置に対する、露光エンジンに
よる主走査方向の露光範囲の位置を修正するため、画像
データの補正を行う画像データ処理手段27とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光光を写真感光
材料の乳剤面に対して主走査方向に沿って照射しなが
ら、前記写真感光材料を副走査方向に沿って移動させる
ことにより、前記乳剤面に画像を露光する画像露光装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる画像露光装置は、デジタル式の画
像露光装置であり、露光光を主走査方向および副走査方
向に沿って順に走査することにより、写真感光材料の乳
剤面に順次潜像を形成していく方式である。かかる露光
方法を走査露光と称することがある。走査露光を行うた
めの画像露光手段としては、レーザー方式、PLZT方
式、CRT方式等の種々の露光ヘッドが用いられてい
る。
【0003】ネガフィルム等の画像形成媒体から画像デ
ータを取得すると、この画像データに基づいて画像露光
手段が写真感光材料の乳剤面に対して露光光を走査す
る。露光光を走査した(焼付露光を行った)写真感光材
料を現像処理等行うことで、写真プリントを得ることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の画像露光装置に
おける課題は次の通りである。図4に写真感光材料であ
るペーパーPの大きさを示す。ペーパーPは、図4の矢
印方向に沿って一定速度で搬送される。主走査方向は、
搬送方向と直交する方向であり、ペーパーPの幅方向に
対応する。副走査方向は、ペーパーPの搬送方向と一致
する。 画像露光手段による主走査可能範囲Aは、最大
幅を有するペーパーPに対しても画像を焼付露光できる
ように、十分な大きさを有する。 図示の例では、ペー
パー幅Hは、主走査可能範囲Aよりも小さな寸法となっ
ている。露光範囲Bは、画像データによる走査露光が行
われる範囲である。
【0005】画像形成媒体としては種々のものがある
が、例えば、デジタルカメラにより撮影した画像を写真
プリントとして作成する場合、撮影した画像のすべての
範囲をプリントしたいという要望がある。このような場
合、ペーパーPの幅Hに対する露光範囲Bの余裕はほと
んどなくなる。従って、露光範囲BをペーパーPの幅方
向の位置に合わせなければならない。
【0006】しかしながら、上述のように、ペーパーP
の幅に対する露光範囲Bの余裕はほとんどないため、露
光範囲Bがペーパー搬送位置に対して相対的に位置ずれ
(δで示す)することがある。このような位置ずれは、
装置間の個体差によって生じたり、ペーパーマガジンを
別のものに交換したりすることにより生じうるものであ
る。かかる位置ずれが生じると、ペーパーPの幅方向の
端部に露光されない範囲ができてしまうため、写真プリ
ントの品質を低下させる原因となる。
【0007】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、走査露光による主走査方向の露光範
囲が写真感光材料の幅方向の範囲を確実にカバーするこ
とのできる画像露光装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る画像露光装置は、露光光を写真感光材料の
乳剤面に対して主走査方向に沿って照射しながら、前記
写真感光材料を副走査方向に沿って移動させることによ
り、前記乳剤面に画像を露光する画像露光装置であっ
て、画像形成媒体から画像データを取得する画像データ
取得手段と、前記画像データに基づいて前記乳剤面に対
して露光光を走査する画像露光手段と、前記写真感光材
料の幅方向の搬送位置に対して、前記画像露光手段によ
る前記主走査方向の露光範囲の位置を修正するため、前
記画像データの補正を行う画像データ処理手段とを備え
たことを特徴とするものである。この構成による画像露
光装置は、画像データ処理手段を備えている点が特徴で
ある。この画像データ処理手段の機能は、画像データの
補正を行うことであり、これにより、写真感光材料の幅
方向の搬送位置に対する、主走査方向の露光範囲の位置
を修正することができる。画像データの補正とは、例え
ば、画像データのアドレスを主走査方向に沿って位置ず
れ量に対応する量だけシフトさせる方法がある。 かか
る画像データの補正により、走査露光による主走査方向
の露光範囲が写真感光材料の幅方向の範囲を確実にカバ
ーすることができるようになる。
【0008】本発明の好適な実施形態として、前記写真
感光材料の幅方向の位置に対して、前記画像露光手段に
よる前記主走査方向の露光範囲の位置ずれ量を求めるた
めの補正モード設定手段を備え、この補正モードにおい
て、前記主走査方向に沿った目盛りが形成されたプリン
トを作成するものがあげられる。
【0009】この構成によると、補正モードを備えてお
り、このモードに設定することで目盛りが形成されたプ
リントを作成することができる。このプリントに形成さ
れた目盛りを見ることにより、位置ずれ量を知ることが
できる。そして、この位置ずれ量に対応する補正値を入
力するようにすれば、画像データの補正を適切に行うこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明にかかる画像露光装置とし
ての機能を備えた写真処理システムの好適な実施形態を
図面を用いて説明する。図1は、写真処理システムを示
す構成図である。この写真処理システムは、大きく分け
てプリンタプロセッサー1と、スキャナー装置2とから
構成される。また、プリンタプロセッサー1とスキャナ
ー装置2とは、通信ケーブル4により接続されている。
【0011】プリンタプロセッサー1は、プリンタ部1
Aとプロセッサー部1Bとを有しており、スキャナー装
置2から送信されてきた画像データに基づいて写真プリ
ントを作成する。プリンタ部1Aの上部には、2機のペ
ーパーマガジン10a,10bが装着される。ペーパー
マガジン10a,10bには、ロール状にペーパー(写
真感光材料に相当する。)が収容されており、いずれか
のペーパーマガジン10a,10bからペーパーが装置
内部に引き出されるようになっている。装置内部のペー
パーの搬送経路を破線で示す。プリンタ部1Aには、ペ
ーパーをプリントサイズにカットするカッター11と、
ペーパーに画像を露光するデジタル式の露光エンジン1
3(画像露光手段に相当する。 )と、プリンタプロセ
ッサー1の各部の作動制御を行うコントローラ12とを
備えている。
【0012】プロセッサー部1Bには、露光済みのペー
パーに対して現像処理・乾燥処理を行い、仕上がりの写
真プリントとして装置外部に排出する。排出された写真
プリントは、1オーダー毎にソータ(集積装置)14に
より集積される。
【0013】スキャナー装置2は、画像形成媒体から画
像データを取り込むための装置である。画像形成媒体が
ネガフィルム(写真フィルム)である場合には、ネガフ
ィルムをネガキャリア20にセットすることでネガフィ
ルムの画像を取得することができる。そのための読み取
り用光源部21も備えられている。モニター22は、読
み取られた画像を表示させるものである。さらに、画像
形成媒体として写真フィルム以外からも画像データを取
得することができ、例えば、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、MOディスク、デジタルカメラの各種記憶媒体
等からも画像データを取得することができる。そのため
のドライブ装置23設けられている。
【0014】<制御ブロック図>図2は、図1に示す写
真処理システムの制御ブロック構成を示す図である。ス
キャナー装置2には、ネガキャリア20にセットされた
ネガフィルムのコマ画像を読み取るための、読み取り用
光源21の光軸上に、画像データ読取手段として機能す
るCCDラインセンサー24が設けられる。ネガキャリ
ア20には、搬送経路に複数の搬送ローラ20aが設け
られている。ネガフィルムFを搬送ローラ20aにより
一定速度で搬送することにより、ネガフィルムFの画像
を1ラインずつCCDラインセンサー24により取り込
んでいくことができる。
【0015】CCDラインセンサー24の制御を行うラ
インセンサー制御部25が設けられており、CCDライ
ンセンサー24の駆動を行う。CCDラインセンサー2
4により取り込まれた画像データは、画像データ処理部
27に転送される。画像データ処理部27の詳細は後述
する。第2コントローラ26は、スキャナー装置2内の
各部の制御を行う。図示では、モニター22とラインセ
ンサー制御部25と画像データ処理部27に対する制御
が示されている。第2コントローラ26は、CPU、制
御プログラムが格納された記憶装置等により構成され
る。モニター22には、CCDラインセンサー24によ
り読み取られたネガフィルムFのコマ画像を表示させた
りすることができる。キーボード28は、各種のデータ
を入力するために設けられている。
【0016】次にプリンタプロセッサー1に関して説明
する。ペーパーマガジン10aから引き出されたペーパ
ーPは、ペーパーカッター11によりプリントサイズに
切断される。露光エンジン13は、露光光を走査するこ
とにより、ペーパーPの乳剤面に画像を焼付露光する。
露光エンジン13としては、PLZTエンジン、レーザ
ーエンジン、CRTエンジン等の適宜の方式のものを採
用することができる。
【0017】ペーパーの搬送経路には露光搬送ローラ1
7が設けられており、切断されたペーパーを一定速度で
搬送する。ペーパーを一定速度で搬送させながら、露光
エンジン13により露光光を走査することで、ペーパー
に画像を焼付露光させることができる。露光搬送ローラ
17を駆動するために駆動モータ15が設けられてお
り、この駆動モータ15は、搬送制御部16により駆動
制御される。
【0018】露光ヘッド制御部9は、画像データ処理部
4から転送されてきた画像データを露光エンジン13に
備えられた露光ヘッドに転送させる。露光制御部19
は、露光ヘッド制御部9と、搬送制御部16と、露光エ
ンジン13とを制御し、画像データの転送やペーパーの
搬送等のタイミングの制御を行う。
【0019】第1コントローラ12は、プリンタプロセ
ッサー1内の各部の制御を行う。図示では、露光制御部
19に対する制御が示されている。また、第2コントロ
ーラ26との間で通信制御も行う。第1コントローラ1
2は、CPU、制御プログラムが格納された記憶装置等
により構成される。
【0020】<露光範囲について>既に図4により説明
したように、ペーパーPは、図4の矢印方向に沿って一
定速度で搬送される。露光エンジン13による主走査可
能範囲Aは、最大幅を有するペーパーPに対して画像の
焼付露光をできるように、十分な大きさを有する。図示
の例では、ペーパー幅Hは、主走査可能範囲Aよりも小
さな寸法となっている。露光範囲Bは、画像データによ
る走査露光が行われる範囲である。
【0021】画像形成媒体としては種々のものがある
が、例えば、デジタルカメラにより撮影した画像を写真
プリントとして作成する場合、撮影した画像のすべての
範囲をプリントしたいという要望がある。このような要
望を満たそうとした場合、ペーパーPの幅Hに対する露
光範囲Bの余裕はほとんどなくなる。従って、露光範囲
BをペーパーPの幅方向の位置に合わせなければならな
い。
【0022】しかしながら、上述のように、ペーパーP
の幅に対する露光範囲Bの余裕はほとんどないため、露
光範囲Bがペーパー搬送位置に対して相対的に位置ずれ
することがある。このような位置ずれは、装置間の個体
差によって生じたり、ペーパーマガジンを別のものに交
換したりすることにより生じうるものである。かかる位
置ずれが生じると、ペーパーPの幅方向の端部に露光さ
れない範囲ができてしまうため、写真プリントの品質を
低下させる原因となる。そこで、露光範囲Bの中心線L
1と、幅Hの中心線L2とを合致させるような処理を行
う。中心線を合致させることで、位置ずれδをなくすこ
とができる。
【0023】<画像データ処理部の構成>かかる問題に
対処するため、画像データ処理部27に位置ずれを補正
するための機能を備えさせている。図3に画像データ処
理部27に構成を示す。この構成は、機能を概念的に示
すものである。
【0024】全画像記憶部270は、CCDラインセン
サー24により取り込まれた画像データが格納される。
この画像データは、ネガフィルムの全体の画像であり、
コマ画像以外の部分も含んでいる。コマ画像切り出し部
271は、ネガフィルムの全体の画像データからコマ画
像の画像データのみを切り出す。画像の切り出しは、コ
マ画像のエッジを画像処理により検出することで行うこ
とができる。
【0025】第1記憶部272は、コマ画像切り出し部
271により切り出された画像データを一時的に記憶す
る。また、ドライブ装置23にセットされた記録媒体か
ら取り込まれた画像データも第1記憶部272に格納さ
れる。よって、CCDラインセンサー24とドライブ装
置23は、画像データ取得手段として機能する。補正処
理部273は、第1記憶部272に取り込まれている画
像データにより、適切な画像が得られるように画像処理
を施す機能を有する。この主要な機能は、拡大・縮小処
理と、補正処理である。拡大・縮小処理は、取り込まれ
た画像データのサイズをペーパーの大きさに対応させる
ための処理である。取り込まれる画像データは、種々の
画像形成媒体から取得されるものであり、そのサイズも
さまざまである。したがって、画像データのサイズの調
整が必要となる。そのために、画像データの拡大・縮小
処理を施してペーパーの大きさ(露光範囲の大きさ)に
対応したサイズに変換する。
【0026】補正処理は、図4で説明したように、露光
範囲Bの中心線L1とペーパー幅の中心線L2とを合致
させるための処理である。これにより、露光範囲Bをペ
ーパー幅Hに対して適切に設定することができ、画像デ
ータのほぼ全域をプリントすることができる。この補正
処理は、例えば、画像データの格納されるアドレスを主
走査方向にシフトさせることにより行うことができる。
このシフト量は、補正データ格納部276に格納されて
いる補正値に基づいて行われる。
【0027】第2記憶部274は、補正処理部273に
おいて画像処理の施された画像データが一時的に格納さ
れる。ラインバッファ275は、第2記憶部274から
プリンタプロセッサー1の露光ヘッド制御部9に画像デ
ータを転送するときの両者の処理速度の違いを吸収する
ために用いられる。ラインバッファ275は、主走査方
向の1ライン分の画像データを一時的に保存する。
【0028】モード設定部277には、現在のプリント
モードが通常プリント作成モードか補正用プリント作成
モードかが設定されている。このモード設定は、キーボ
ード28を介して入力・設定することができる。通常プ
リント作成モードのときは、ネガフィルムやドライブ装
置23にセットされた記録媒体から取り込まれた画像デ
ータにより、写真プリントを作成するように写真処理シ
ステムが稼動する。補正用プリント作成モードのとき
は、補正用プリントを作成する。 補正用プリントデー
タ格納部278には、補正用プリントを作成するための
画像データが格納されている。
【0029】<補正用プリント>次に補正用プリントの
構成例を図5に示す。なお、ここに示すのは一例であっ
て、これに限定されるものではない。図5において、
(a)は露光範囲とプリント幅の位置ずれがない状態で
のプリント例を示す。プリントには、主走査方向に沿っ
て中心線と目盛りが形成されている。ここで、幅方向両
端部の目盛りは(4)(−4)となっており、幅方向に
対称的に目盛りが形成されている。
【0030】一方、(b)は露光範囲とプリント幅との
位置ずれが生じている場合のプリント例である。目盛り
がずれてプリントされていることが理解できる。つま
り、露光範囲のセンターとプリント幅のセンターとが合
致していない状態である。この位置ずれ量は、プリント
された目盛りから読み取ることができる。この読みとら
れた目盛り値、すなわち、 補正値はキーボード28か
ら入力することで、補正データ格納部276に設定する
ことができる。
【0031】<プリント作成手順>次に、写真プリント
の作成手順を図6のフローチャートにより説明する。ま
ず、画像形成媒体から画像データを取り込む(#1)。
この画像データは、第1記憶部272に記憶される(#
2)。次に、補正処理を実行する(#3)。この補正処
理は、画像データのサイズをプリントサイズに合致させ
る拡大・縮小処理と、露光範囲の中心線とプリント幅の
中心線を合致させる補正処理である。
【0032】この補正処理が実行された結果の画像デー
タは、第2記憶部274に記憶される(#4)。プリン
ト開始キーを操作すること等により、プリント処理の実
行開始指令が第2コントローラ12から出されると、第
2記憶部274に記憶されている画像データをラインバ
ッファ275を介して露光ヘッド制御部9に転送する
(#5)。露光ヘッド制御部9に転送された画像データ
は、順次露光エンジン13に転送され、画像データに対
応した露光光の走査が行われる(#6)。
【0033】露光処理が終了したペーパーは、プロセッ
サー部1Bに搬送され、現像処理・乾燥処理が施される
(#7)。プロセッサー部1Bによる処理が終了する
と、装置本体の外部にペーパーが仕上がり写真プリント
として排出される(#8)。
【0034】<補正値設定手順>次に、補正値設定手順
を図7のフローチャートにより説明する。まず、プリン
トモードを補正用プリント作成モードに設定する(#1
0)。モード設定は、キーボード28からの所定のキー
入力により行う。モード設定状態は、モード設定部27
7に設定記憶される。
【0035】プリント開始キーを操作すること等によ
り、プリント作成指令が第2コントローラ12から出さ
れると、補正用プリントデータ格納部278に格納され
ているプリントデータがラインバッファ275を介して
露光ヘッド制御部9に転送される。以下は、図6の場合
と同様の処理手順により、補正用プリント(図5参照)
が作成される(#11)。
【0036】オペレータは、作成された補正用プリント
を見て、位置ずれ量を測定する(#12)。なお、位置
ずれ量の測定は、補正用プリントに形成された画像をス
キャナーにより読み取り、自動的に測定するように構成
しても良い。位置ずれ量を測定すると、この位置ずれ量
を補正値としてキーボード28から入力する(#1
3)。これにより、補正データ格納部276に新たな補
正値が記憶され、補正値の設定が完了する(#14)。
なお、自動的に位置ずれ量を測定する場合には、補正値
も自動的に入力される。
【0037】補正用プリントを作成して新たな補正値を
設定するタイミングについて説明する。補正値の設定変
更は、頻繁に行う必要はなく、例えば、ペーパーマガジ
ン10aに新たなペーパーを収容したり、別のペーパー
マガジンを装着しなおして使用する場合に行うことが好
ましい。ペーパーマガジンが装置本体に装着され、ペー
パーが引き出されて使い切るまでの間は、ペーパーの幅
方向の搬送位置は位置ずれしないと考えられる。
【0038】<別実施形態>本実施形態では、プリンタ
プロセッサー1とスキャナー装置2とが別体の装置とし
て構成されているが、これらが一体的に組み込まれた装
置として構成されていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理システムの構成を示す模式図
【図2】図1の写真処理システムの制御ブロック構成を
示す図
【図3】画像データ処理部のブロック構成を示す図
【図4】露光範囲とプリント幅との関係を示す図
【図5】補正用プリントの構成例を示す図
【図6】プリント作成手順を示すフローチャート
【図7】補正用プリントの作成手順を示すフローチャー
【符号の説明】
1 プリンタプロセッサー 2 スキャナー装置 9 露光ヘッド制御部 24 CCDラインセンサー 26 第2コントローラ 27 画像データ処理部(画像データ処理手段) 272 第1記憶部 273 補正処理部 274 第2記憶部 276 補正データ格納部 277 モード設定部 278 補正用プリントデータ格納部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光光を写真感光材料の乳剤面に対して
    主走査方向に沿って照射しながら、前記写真感光材料を
    副走査方向に沿って移動させることにより、前記乳剤面
    に画像を露光する画像露光装置であって、 画像形成媒体から画像データを取得する画像データ取得
    手段と、 前記画像データに基づいて前記乳剤面に対して露光光を
    走査する画像露光手段と、 前記写真感光材料の幅方向の搬送位置に対して、前記画
    像露光手段による前記主走査方向の露光範囲の位置を修
    正するため、前記画像データの補正を行う画像データ処
    理手段とを備えたことを特徴とする画像露光装置。
  2. 【請求項2】 前記写真感光材料の幅方向の搬送位置に
    対して、前記画像露光手段による前記主走査方向の露光
    範囲の位置ずれ量を求めるための補正モード設定手段を
    備え、この補正モードにおいて、前記主走査方向に沿っ
    た目盛りが形成されたプリントを作成するように構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の画像露光装置。
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