JP4491959B2 - 画像形成装置および写真処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺の画像形成媒体に画像を形成するための画像形成装置、および、長尺の感光材料に対して露光処理を施すための写真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印画紙などの感光材料に対して露光、現像、漂白定着、安定化などの処理を自動的に施すことが可能な写真処理装置が知られている。係る写真処理装置では、長尺の印画紙が写真のサイズに合わせて幅方向に沿って切断され、その前後に印画紙に露光処理が施される。幅方向に沿って所望の長さに切断された印画紙は、所定の間隔で配置された複数のローラ対によって排出口まで搬送される。
【0003】
このような写真処理装置では、長尺の印画紙の長手方向の端部(以下、「ペーパーエンド」という)を含んでおり且つ画像が形成されていない残余印画紙の長さがローラ対の配置間隔よりも短くなってこれが搬送不能となるのを防止するために、最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間を写真処理装置内で切断しないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の技術では、露光処理などの処理が施されて写真として出来上がった印画紙を所望のプリントサイズに合った長さにするために、オペレータが手作業で幅方向に沿って切断する必要がある。そのため、現状において、オペレータは、所望のプリントサイズに合わせるためにスケールなどの測定器具を用いて印画紙の切断位置を手作業で測定しており、この測定作業に時間と労力がかかってしまうという問題点がある。また、この測定作業において、オペレータがプリントサイズを間違えたり、寸法取りを間違えたりして印画紙を切断してしまった結果、この印画紙を廃棄処分にせざるを得なくなりコストもかかってしまうという問題点がある。なお、長尺の印刷用紙が切断および印刷されるインクジェットプリンタなどの印刷装置においても、上述した写真処理装置と同様の問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、オペレータが時間と労力をかけて切断位置の測定作業を行わなくても、印画紙や印刷用紙などの長尺の画像形成媒体を最もその端部よりに形成された画像と端部との間の所望の位置で幅方向に沿ってオペレータが容易に切断することを可能にする画像形成装置および写真処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、長尺の画像形成媒体の長手方向の端部を検出するための検出手段と、前記画像形成媒体を幅方向に沿って切断するための切断手段と、前記検出手段が前記画像形成媒体の前記端部を検出することに応じて、最も前記端部よりに形成される画像と前記端部との間に前記画像形成媒体が切断されるべき位置を示す目印が形成されるように前記画像形成媒体に画像を形成するための画像形成手段と、前記画像形成手段によって前記目印が形成された位置で前記画像形成媒体が切断されないように前記切断手段を制御する切断制御手段とを備えている。
【0007】
請求項1によると、最も端部よりに形成される画像と端部との間が切断されないために、画像形成媒体の残余部が搬送不能になることがない。また、印画紙などの画像形成媒体の端部が検出されることに応じて、最も端部よりに形成される画像と端部との間に画像形成媒体が切断されるべき位置を示す目印が形成されるので、オペレータは、最も端部よりに形成される画像と端部との間にある画像形成媒体の切断位置を簡単に識別することができる。つまり、オペレータは、画像形成媒体の切断時に、改めて画像形成媒体が切断されるべき位置を手作業で測定する必要がなくなる。また、オペレータが画像形成媒体のサイズを間違えたり、寸法取りを間違えたりして画像形成媒体を切断してしまうことがなくなる。従って、最も端部よりに形成される画像と端部との間で画像形成媒体を切断する際のオペレータの作業の手間および作業時間を大幅に削減することができるとともに、間違って切断されて廃棄処分にされる画像形成媒体を減らすことが可能になる。
【0008】
請求項1において、目印は、画像が形成される領域(画像形成領域)の内部、外部および画像形成領域の境界線上のどこに形成されてもよい。
【0009】
また、請求項2に記載の画像形成装置は、長尺の画像形成媒体の長手方向の端部を検出するための検出手段と、前記画像形成媒体を幅方向に沿って切断するための切断手段と、前記画像形成媒体に形成される画像に関する画像データを記憶するための記憶手段と、前記検出手段が前記画像形成媒体の前記端部を検出することに応じて、最も前記端部よりに形成される画像と前記端部との間に前記画像形成媒体が切断されるべき位置を示す目印が形成されるように前記記憶手段に記憶された前記画像データを加工する画像処理手段と、前記画像処理手段で加工された画像データに基づいて前記画像形成媒体に画像を形成するための画像形成手段と、前記画像形成手段によって前記目印が形成された位置で前記画像形成媒体が切断されないように前記切断手段を制御する切断制御手段とを備えている。
【0010】
請求項2によると、請求項1の場合と同じく、印画紙や印刷用紙などの画像形成媒体の端部が検出されることに応じて、最も端部よりに形成される画像と端部との間に画像形成媒体が切断されるべき位置を示す目印が形成される。また、請求項2によると、画像データを加工して目印を形成するようにしているために、目印を高い精度で所定の位置に形成することができる。特に、請求項2は、予め切断された画像形成媒体に対して余白部なし(いわゆる「ボーダーレス」)で画像が形成される場合に適用するのに適している。
【0011】
なお、請求項1、2でいう画像形成装置は、印画紙に対して露光処理を施して画像を焼き付ける写真処理装置であってもよいし、印刷用紙に対してインクジェット式などの様々な方式で画像を印刷する印刷機であってもよい。
【0012】
また、請求項3に記載の写真処理装置は、長尺の感光材料の長手方向の端部を検出するための検出手段と、前記感光材料を幅方向に沿って切断するための切断手段と、前記感光材料に焼き付けられる画像に関する画像データに基づいて制御された光で感光材料に対して露光処理を施す露光手段と、前記検出手段が前記感光材料の前記端部を検出することに応じて、最も前記端部よりに焼き付けられる画像と前記端部との間に前記感光材料が切断されるべき位置を示す目印が焼き付けられるように前記露光手段を制御する露光制御手段と、前記露光手段によって前記目印が焼き付けられた位置で前記感光材料が切断されないように前記切断手段を制御する切断制御手段とを備えている。
【0013】
請求項3によると、請求項1の場合と同じく、印画紙などの感光材料の端部が検出されることに応じて、最も端部よりに形成される画像と端部との間に印画紙が切断されるべき位置を示す目印が形成される。特に、請求項3は、画像データに基づいて制御された光で印画紙に対して露光処理(いわゆる、ディジタル露光処理)を行う写真処理装置に適用するのに適している。
【0014】
また、請求項4に記載の写真処理装置は、長尺の前記感光材料の長手方向の端部を検出するための検出手段と、前記感光材料を幅方向に沿って切断するための切断手段と、前記検出手段が前記感光材料の前記端部を検出することに応じて、最も前記端部よりに焼き付けられる画像と前記端部との間に前記感光材料が切断されるべき位置を示す目印が焼き付けられるように、画像を担持する画像担持媒体および前記目印を担持する目印担持媒体を介して前記感光材料に露光処理を施すための露光手段と、前記露光手段によって前記目印が焼き付けられた位置で前記感光材料が切断されないように前記切断手段を制御する切断制御手段とを備えている。
【0015】
請求項4によると、請求項1の場合と同じく、印画紙などの感光材料の端部が検出されることに応じて、最も端部よりに形成される画像と端部との間に印画紙が切断されるべき位置を示す目印が形成される。特に、請求項4は、画像を担持する画像担持媒体を透過した光で印画紙に対して露光処理(いわゆる、アナログ露光処理)を施す写真処理装置に適用するのに適している。
【0016】
なお、請求項3、4は、画像形成領域の周囲に余白部がないボーダーレスおよび余白部あり(いわゆる「ウィズボーダー」)のいずれの場合にも適用可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0018】
まず、本発明の第1の実施の形態に係る写真処理装置について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る写真処理装置の概略構成を示す図である。
【0019】
図1に示す写真処理装置10は、ディジタル露光方式が採用された写真処理装置であって、スキャナ部20と、プリンタ部30と、プロセッサ部40と、仕上げ処理部50とを具備している。後述するペーパーマガジン31、32に収納されている長尺の印画紙11は、図1において1点鎖線で示した経路18に沿って、後述するカッタ34まで搬送される。そして、カッタ34で幅方向に沿って所定長さに切断された印画紙11は、経路18に沿って、プリンタ部30からプロセッサ部40を経て仕上げ処理部50へと搬送される。
【0020】
スキャナ部20では、主に、フィルムの各コマに記録された画像の読み取り処理、および、読み取られた画像データに対してディジタル変換などの各種処理が行われる。プリンタ部30では、主に、感光材料である印画紙11に対してディジタル画像データに基づく露光処理が施される。プロセッサ部40では、露光済みの印画紙11に対して現像、漂白定着、安定化などの処理が施される。仕上げ処理部50では、プロセッサ部40から排出された画像が顕在化した印画紙11に対して乾燥処理が施され、さらに乾燥して排出口19から排出された印画紙11がオーダーごとに仕分けられる。
【0021】
スキャナ部20は、フィルムが装着されるフィルム装着ユニット21と、スキャニング時にフィルムを照射する光源が収納されたスキャナ光源ユニット22とを具備している。フィルム装着ユニット21の下方にはフィルム画像を撮像するためのCCDなどの撮像素子(図示せず)が配置されている。撮像素子から出力される画像信号は、図示しないA/Dコンバータでディジタル変換された後に、後述する制御部1に供給される。
【0022】
プリンタ部30は、それぞれが巻回された長尺の印画紙11を収納しており且つ選択的に使用される2つのペーパーマガジン31、32と、ペーパーマガジン31、32から印画紙11を引き出すアドバンスユニット33と、ペーパーマガジン31、32から引き出された所定幅を有する印画紙11を幅方向に沿ってプリントサイズに応じた所望の長さに切断するカッタ34と、印画紙11の感光乳剤層が形成されていない面(裏面)に所望の文字を印字するための印字ユニット35と、所望の長さに切断された印画紙11を露光位置の前段にまで2〜3列で並列搬送するチャッカ36と、印画紙11に露光処理を施すための露光ユニット3と、印画紙11を搬送するための複数のローラ対37と、ローラ対37を駆動するためのモータ38、39とを有している。なお、複数のローラ対37は、切断された印画紙11が脱落しないように、印画紙11が切断される可能性のある最も短い長さよりも短い間隔で配置されている。
【0023】
また、アドバンスユニット33の近傍には、2つのペーパーマガジン31、32から引き出された長尺の印画紙11の端部であるペーパーエンドを検出するための光センサ2が、各ペーパーマガジン31、32に対応してそれぞれ配置されている。光センサ2は、光を出射するための発光部2aと、発光部2aから出射された光を検出するための受光部2bとから構成されている。発光部2aおよび受光部2bは、経路18を挟んで対向するように配置されている。
【0024】
印画紙11が発光部2aと受光部2bとの間にあるときには、発光部2aから出射された光が印画紙11によって遮られるので、受光部2bはその光を受光できない。また、印画紙11のペーパーエンドが光センサ2の発光部2aおよび受光部2b間を通過して発光部2aと受光部2bとの間に印画紙11がなくなると、発光部2aから出射された光が印画紙11によって遮られないので、受光部2bはその光を受光することができる。このように、本実施の形態では、光センサ2によって、長尺の印画紙11のペーパーエンドを検出することができるようになっている。光センサ2は、後述する制御部1と接続されており、長尺の印画紙11のペーパーエンドが検出された旨の検出信号を制御部1に送出する。
【0025】
なお、光センサ2の代わりに、印画紙11が当接しているときだけ回転するローラを用いて長尺の印画紙11のペーパーエンドを検出してもよい。また、光センサ2の代わりに、突起物が印画紙11の通路18を妨害するように設置されて、印画紙11の通過により突起物が押されて電気回路が電気的に接続され、印画紙11の通過が終わるとその突起物が押されなくなり電気回路が電気的に接続されなくなるといった機構を用いて長尺の印画紙11のペーパーエンドを検出してもよい。そのほか、長尺の印画紙11のペーパーエンドを検出できるものであれば、どのようなものであっても光センサ2の代わりに用いることができる。
【0026】
露光ユニット3には、図1においてスキャナ光源ユニット22の後方に配置された露光光源ユニット(図示せず)からの光が光ファイバを介して導かれるPLZTプリントヘッド(図示せず)が内蔵されている。PLZTプリントヘッドにおいては、印加電圧に応じて複屈折率の変化するPLZT結晶からなる光シャッタが発光ドットとして印画紙11の幅方向すなわち印画紙11の搬送方向と直交する方向(図1の紙面垂直方向)に1次元的に配列されている。そのため、後述する制御部1から供給されたディジタル画像信号に基づいて、ローラ対37による印画紙11の搬送タイミングとPLZTプリントヘッドの光シャッタ開閉タイミングとを制御することによって、印画紙11の感光乳剤面をライン露光して所望画像の潜像を形成することができる。
【0027】
本実施の形態の写真処理装置10において、露光ユニット3は、選択的にボーダーレスおよびウィズボーダーのいずれかの方式で印画紙11を露光することができる。また、ボーダーレス方式の場合、印画紙11の縁部に余白部が形成されないように、切断された印画紙11のサイズよりもやや広い領域に光が照射されるスピルオーバー(spill over)方式で露光が行われる。
【0028】
プロセッサ部40は、プリンタ部30から供給された印画紙11に対して現像、漂白定着、安定化の各処理を施すための処理槽41a〜41fと、処理槽41a〜41fに蓄えられた処理液の廃液および補充液のタンク42a〜42dと、印画紙11を搬送するための複数のローラ対43と、ローラ対43を駆動するためのモータ(図示せず)とを具備している。また、仕上げ処理部50は、プロセッサ部40から排出された印画紙11を迅速に乾燥させるためのヒータ51と、排出口19から排出された印画紙11を図1の紙面垂直方向に搬送するための搬送機構52と、印画紙11を搬送するための複数のローラ対53と、ローラ対53を駆動するためのモータ(図示せず)とを具備している。なお、複数のローラ対43および53も、複数のローラ対37と同様に、切断された印画紙11が脱落しないように、印画紙11が切断される可能性のある最も短い長さよりも短い間隔で配置されている。
【0029】
また、図1に示す写真処理装置10は、写真処理装置10の動作を制御する制御部1と、写真処理装置10に関する様々な情報を表示してオペレータに告知するディスプレイ23とを具備している。
【0030】
次に、本実施の形態に係る写真処理装置10の制御系について、図2を参照して説明する。図2は、図1に示す写真処理装置10の概略的なブロック図である。
【0031】
制御部1は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどによって構成されている。係るパーソナルコンピュータには、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどのハードウェアが収納されており、ハードディスクには汎用のOSのほか本実施の形態の写真処理装置10に特化した制御プログラムを含む各種ソフトウェアが記憶されている。図2に示すように、制御部1には、記憶部4と、画像処理部5とが含まれている。
【0032】
制御部1は、光センサ2などの各種センサと接続されていて、これらセンサからのペーパーエンドの検出信号を受け取る。また、制御部1は、スキャナ部20と接続されており、スキャナ部20に含まれた撮像素子で取り込まれてディジタル変換された画像データを受け取って記憶部4に格納する。さらに、制御部1は、露光ユニット3、カッタ34、モータ38、39、スキャナ部20などの写真処理装置10に含まれる各部材の動作を制御する。
【0033】
本実施の形態において、制御部1は、長尺の印画紙11のペーパーエンドが検出された旨の光センサ2からの検出信号に応じて印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間が幅方向に沿って切断されず、且つ、それ以外の個所では印画紙11が幅方向に沿ってプリントサイズに応じた所望の長さに切断されるように、カッタ34の動作を制御する。
【0034】
また、画像処理部5は、光センサ2でペーパーエンドが検出されると、記憶部4に記憶されている画像データのうち、長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像に係る画像データを、この画像とペーパーエンドとの間の印画紙11が切断されるべき位置(プリントサイズによって異なる)に切断線が画像とともに焼き付けられるように加工する。この切断線は、ボーダーレスで印画紙11が露光される場合、画像形成領域内に焼き付けられ、ウィズボーダーで印画紙11が露光される場合、画像形成領域外に焼き付けられる。画像処理部5で加工された画像データは、ディスプレイ23および露光ユニット3に与えられる。
【0035】
次に、上述のように構成された本実施の形態に係る写真処理装置10において、長尺の印画紙11のペーパーエンドが検出された場合の動作について説明する。なお、ここでは、光センサ2が長尺の印画紙11のペーパーエンドを検出する前に、予め印画紙11に焼き付けられる画像に関する画像データが記憶部4に記憶されているものとする。
【0036】
光センサ2は、長尺の印画紙11のペーパーエンドを検出すると、印画紙11のペーパーエンドが検出された旨の検出信号を制御部1に送出し、これに応じて制御部1は光センサ2からの検出信号を受信する。
【0037】
画像処理部5は、記憶部4に記憶されている複数の画像データから、長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像に係る画像データを選択する。そして、選択された画像データは、画像処理部5によって、長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間の印画紙11が切断されるべき位置(プリントサイズによって異なる)に切断線が画像とともに焼き付けられるように加工される。
【0038】
また、制御部1は、長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間が切断されないように、カッタ34の動作を制御する。
【0039】
そして、ペーパーエンドを含む印画紙が露光ユニット3と対向する位置にまで移動してくると、画像処理部5で加工された画像データが露光ユニット3へと供給される。そして、この画像データに基づいて印画紙11が露光される。
【0040】
しかる後、ペーパーエンドを含み且つ画像が焼き付けられた印画紙11は、現像、漂白定着、安定化などの処理が施されてから、排出口19から排出される。排出されたペーパーエンドを含む印画紙11には、画像のほかに、切断線が表示されている。従って、オペレータが切断線に沿って印画紙11を切断することにより、所望サイズの写真プリントを容易に得ることができる。
【0041】
このように、本実施の形態によると、最もペーパーエンドよりに形成される画像とペーパーエンドとの間がカッタ34によって切断されないために、印画紙11のペーパーエンドを含む残余部が搬送不能になることがない。また、印画紙11のペーパーエンドが検出されることに応じて、最もペーパーエンドよりに焼付けられる画像とペーパーエンドとの間に印画紙11が切断されるべき位置を示す切断線が焼き付けられるので、オペレータは、最もペーパーエンドよりに形成される画像とペーパーエンドとの間にある印画紙11の切断位置を簡単に識別することができる。つまり、オペレータは、印画紙11の切断時に、改めて印画紙11が切断されるべき位置を手作業で測定する必要がなくなる。また、オペレータが印画紙11のサイズを間違えたり、寸法取りを間違えたりして印画紙11を切断してしまうことがなくなる。従って、最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間で印画紙11を切断する際のオペレータの作業の手間および作業時間を大幅に削減することができるとともに、間違って切断されて廃棄処分にされる印画紙11を減らすことが可能になる。
【0042】
なお、本実施の形態では、切断されるべき位置を示す目印として切断線が用いられていたが、切断線の代わりに、例えば、印画紙11の両縁にそれぞれ記される丸印が用いられてもよい。また、切断されるべき位置を示す目印となるものであれば、どのようなものが用いられてもよい。
【0043】
また、本実施の形態では、画像処理部5で画像データを加工して印画紙に切断線が焼き付けられるようにしているが、ウィズボーダー方式で露光を行うのであれば、ディジタル露光を行う場合であっても、印画紙に切断線を焼き付けるのに必ずしも画像データを加工する必要はない。この場合、画像データが制御部1から露光ユニット3に供給されてから搬送スピードに合わせたタイミングで切断線を印画紙に焼き付けるためのデータ(切断線データ)を露光ユニット3に供給して、印画紙に画像が露光されてから切断線を露光すればよい。
【0044】
また、本実施の形態では、露光を行う前に予め印画紙を切断しているが、印画紙を切断する前に露光を行うようにしてもよい。ただし、この場合、ボーダーレス方式で露光を行うことは、スピルオーバーではなく画像形成領域の境界線がそのまま切断線の位置となることを意味するため、事実上、本実施の形態のようにペーパーエンド側に切断線を形成する必要性はない。従って、印画紙を切断する前に露光を行うように本実施の形態を変更するのは、特にウィズボーダー方式で露光を行う場合に有効である。
【0045】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る写真処理装置について、図3を参照して説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態に係る写真処理装置のプリンタ部の概略構成を示す模式図である。
【0046】
本実施の形態に係る写真処理装置60は、アナログ露光方式が採用された写真処理装置であって、図3に示すように、プリンタ部70と、プロセッサ部(図示せず)と、仕上げ処理部(図示せず)と、制御部61とを具備している。なお、写真処理装置60のプロセッサ部および仕上げ処理部は、第1の実施の形態に係る写真処理装置10のプロセッサ部40および仕上げ処理部50と同様の構造であるので、ここでは、写真処理装置60のプロセッサ部および仕上げ処理部の説明を省略する。
【0047】
プリンタ部70は、巻回された長尺の印画紙11を収納するペーパーマガジン71と、引き出された印画紙11を搬送するための複数のローラ対72と、ローラ対72を駆動するためのモータ73と、所定幅を有する印画紙11を幅方向に沿ってプリントサイズに応じた所望の長さに切断するカッタ74と、切断された印画紙11を吸着保持すると共に、略水平方向に搬送するベルト状の露光台75と、露光台75を駆動するためのモータ76と、印画紙11の感光乳剤層が形成されていない面(裏面)に所望の文字を印字するための印字ユニット77と、露光台75の上方に設けられた露光ユニット80とを具備している。
【0048】
ペーパーマガジン71に収納されている印画紙11は、図3において1点鎖線で示した経路69に沿って、露光台75からさらにプロセッサ部、仕上げ処理部を経て搬送され、図示しない排出口から排出される。なお、複数のローラ対72は、切断された印画紙11が脱落しないように、印画紙11が切断される可能性のある最も短い長さよりも短い間隔で配置されている。
【0049】
また、プリンタ部70には、経路69のカッタ74よりも上流側に位置する箇所に、ペーパーマガジン71から引き出された長尺の印画紙11の端部であるペーパーエンドを検出するための光センサ62が設けられている。この光センサ62は、光を出射するための発光部62aと、発光部62aから出射された光を検出するための受光部62bとから構成されている。光センサ62は、上述した第1の実施の形態に係る写真処理装置10の光センサ2と同様に構成されたものであるので、ここでは詳しい説明を省略する。光センサ62は、後述する制御部61に接続されており、光センサ62で長尺の印画紙11のペーパーエンドが検出された旨の検出信号が、制御部61に送出される。
【0050】
露光ユニット80は、光源81と、フィルムキャリア82と、ペーパーマスクユニット63とを有している。フィルムキャリア82は、各コマに画像が記録されている画像担持媒体であるフィルム68を送るための複数のローラ対83と、ローラ対83を駆動するためのモータ84とを有している。また、フィルムキャリア82では、フィルム68が1コマずつ露光されるように、フィルム68が1コマずつ搬送される。ペーパーマスクユニット63は、透明なシート状のフィルムに切断線が描画されている目印担持媒体であるペーパーマスク64と、ペーパーマスク支持機構65とから構成されている。なお、ペーパーマスク64は、透明なシート状のフィルムに限らず、透明なシート状のプラスチックであってもよいし、透明なガラスであってもよい。
【0051】
ペーパーマスク支持機構65は、ペーパーマスク64をペーパーマスク支持機構65の内部から外部或いは外部から内部へと一直線上を水平方向にスライド可能に支持しており、後述する制御部61から受信した制御信号に基づいて、ペーパーマスク64をスライド移動させる。詳しくは、ペーパーマスク支持機構65は、長尺の印画紙11のペーパーエンドが光センサ62で検出された時に、長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間の印画紙11が切断されるべき位置に、ペーパーマスク64に描画されている切断線がくるように、ペーパーマスク64を移動させる。また、ペーパーマスク支持機構65は、ペーパーエンドが光センサ62で検出されない時には、ペーパーマスク64に描画されている切断線が印画紙11に対して焼き付けられないように、ペーパーマスク64を内部に収納する。なお、ペーパーマスク64の位置は、プリントサイズが同じであれば、ボーダーレス、ウィズボーダーの違いに関わらず、同じ位置となる。
【0052】
また、露光ユニット80は、光源81からの光線85(図3において2点鎖線で示す)をシアン、マゼンタ、イエローの3種のフィルタを備えて成る調光フィルタ(図示せず)および光を均一化するミラートンネル(図示せず)を介してフィルムキャリア82に保持されたフィルム68に導くように構成されている。そして、露光ユニット80は、シャッター(図示せず)を開放することによって、フィルム68に導かれた光線85で露光台75に載置されている印画紙11の感光乳材面を露光することによって、フィルム68の各コマに記録されている画像中の1コマの画像の潜像を印画紙11に形成するように構成されている。
【0053】
本実施の形態において、露光ユニット80は、長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに画像が焼き付けられるのであれば、フィルム68およびペーパーマスク64を介して印画紙11を露光し、それ以外であれば、ペーパーマスク64を介さずにフィルム68だけを介して印画紙11を露光する。
【0054】
そして、ある1コマの画像の露光処理が施されると、モータ76、84が駆動することによって、フィルム68が1コマ搬送されると共に、露光処理が施された印画紙11も搬送されて、後続する未だ露光処理が施されていない印画紙11が、新たに露光台75に載置される。
【0055】
制御部61は、第1の実施の形態の写真処理装置10の制御部1と同様に、汎用のパーソナルコンピュータなどによって構成されている。係るパーソナルコンピュータには、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどのハードウェアが収納されており、ハードディスクには汎用のOSのほか本実施の形態の写真処理装置60に特化した制御プログラムを含む各種ソフトウェアが記憶されている。
【0056】
制御部61は、写真処理装置60全体の動作を制御するものであって、プリンタ部70に位置する光センサ62、ペーパーマスク支持機構65、カッタ74、モータ73、76、84、印字ユニット77および光源81などと接続されている。また、制御部61は、光センサ62から送出される長尺の印画紙11のペーパーエンドが検出された旨の検出信号を受信し、光センサ62から送出された検出信号に基づいてフィルム68に記録されている画像のうち長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像を選択し、ペーパーマスク支持機構65でのペーパーマスク64のスライド移動を制御する。さらに、制御部61は、長尺の印画紙11のペーパーエンドが検出された旨の光センサ62からの検出信号に応じて印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間が幅方向に沿って切断されず、且つ、それ以外の個所では印画紙11が幅方向に沿ってプリントサイズに応じた所望の長さに切断されるように、カッタ74の動作を制御する。
【0057】
次に、上述のように構成された本実施の形態に係る写真処理装置60において、長尺の印画紙11のペーパーエンドが検出された場合の動作について説明する。
【0058】
光センサ62は、長尺の印画紙11のペーパーエンドを検出すると、長尺の印画紙11のペーパーエンドが検出された旨の検出信号を制御部61に送出し、これに応じて制御部61は光センサ62からの検出信号を受信する。
【0059】
そして、制御部61は、フィルム68に記録されている画像から、長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像を選択する。そして、制御部61は、長尺の印画紙11の最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間が切断されないようにカッタ74の動作を制御する。
【0060】
ペーパーエンドを含む印画紙が露光台75上にまで移動してきて、選択された画像が露光ユニット80で印画紙11に焼き付けられるとき、制御部61は、ペーパーマスク支持機構65に、ペーパーマスク64を移動させる旨の信号を送出する。すると、ペーパーマスク支持機構65が、制御部61から受信した制御信号に基づいて、ペーパーマスク64を所定の位置に移動させる。
【0061】
そして、露光ユニット80の光源81が光線85を発すると、この光線85が、フィルム68およびペーパーマスク64を介して露光台75に載置された印画紙11が露光される。
【0062】
しかる後、ペーパーエンドを含み且つ画像が焼き付けられた印画紙11は、現像、漂白定着、安定化などの処理が施されてから、排出口から排出される。排出されたペーパーエンドを含む印画紙11には、画像のほかに、切断線が表示されている。従って、オペレータが切断線に沿って印画紙11を切断することにより、所望サイズの写真プリントを容易に得ることができる。
【0063】
このように、本実施の形態によると、最もペーパーエンドよりに形成される画像とペーパーエンドとの間がカッタ74によって切断されないために、印画紙11のペーパーエンドを含む残余部が搬送不能になることがない。また、印画紙11のペーパーエンドが検出されることに応じて、最もペーパーエンドよりに焼付けられる画像とペーパーエンドとの間に印画紙11が切断されるべき位置を示す切断線が焼き付けられるように印画紙11に露光処理が施されるので、オペレータは、最もペーパーエンドよりに形成される画像とペーパーエンドとの間にある印画紙11の切断位置を簡単に識別することができる。つまり、オペレータは、印画紙11の切断時に、改めて印画紙11が切断されるべき位置を手作業で測定する必要がなくなる。また、オペレータが印画紙11のサイズを間違えたり、寸法取りを間違えたりして印画紙11を切断してしまうことがなくなる。従って、最もペーパーエンドよりに焼き付けられる画像とペーパーエンドとの間で印画紙11を切断する際のオペレータの作業の手間および作業時間を大幅に削減することができるとともに、間違って切断されて廃棄処分にされる印画紙11を減らすことが可能になる。
【0064】
なお、本実施の形態では、露光ユニット80の光源81が発する光線85が、一度にフィルム68とペーパーマスク64の両方を介して印画紙11を露光していたが、光線85が一度にフィルム68とペーパーマスク64の両方を介さなくてもよい。すなわち、まずフィルム68だけを介して印画紙11が露光された後にペーパーマスク64だけを介して印画紙11が露光されてもよい。逆に、まずペーパーマスク64だけを介して印画紙11が露光された後にフィルム68だけを介して印画紙11が露光されてもよい。
【0065】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態はディジタル露光式およびアナログ露光式の写真処理装置10、60に係るものであったが、本発明は、インクジェットプリンタなどの長尺の印刷用紙を印刷するためのプリンタ(必要な場合にはこれに接続されたコンピュータを含む)などにも適用可能である。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によると、最も端部よりに形成される画像と端部との間が切断されないために、画像形成媒体の残余部が搬送不能になることがない。また、印画紙などの画像形成媒体の端部が検出されることに応じて、最も端部よりに形成される画像と端部との間に画像形成媒体が切断されるべき位置を示す目印が形成されるので、オペレータは、最も端部よりに形成される画像と端部との間にある画像形成媒体の切断位置を簡単に識別することができる。つまり、オペレータは、画像形成媒体の切断時に、改めて画像形成媒体が切断されるべき位置を手作業で測定する必要がなくなる。また、オペレータが画像形成媒体のサイズを間違えたり、寸法取りを間違えたりして画像形成媒体を切断してしまうことがなくなる。従って、最も端部よりに形成される画像と端部との間で画像形成媒体を切断する際のオペレータの作業の手間および作業時間を大幅に削減することができるとともに、間違って切断されて廃棄処分にされる画像形成媒体を減らすことが可能になる。
【0067】
請求項2〜4によると、請求項1の場合と同じく、印画紙や印刷用紙などの画像形成媒体の端部が検出されることに応じて、最も端部よりに形成される画像と端部との間に画像形成媒体が切断されるべき位置を示す目印が形成される。また、請求項2によると、画像データを加工して目印を形成するようにしているために、目印を高い精度で所定の位置に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る写真処理装置の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す写真処理装置の概略的なブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る写真処理装置のプリンタ部の概略構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1,61 制御部(切断制御手段)
2,62 光センサ(検出手段)
2a,62a 発光部
2b,62b 受光部
3,80 露光ユニット(画像形成手段、露光手段)
4 記憶部(記憶手段)
5 画像処理部(画像処理手段、露光制御手段)
10,60 写真処理装置
11 印画紙
18,69 経路
19 排出口
20 スキャナ部
30,70 プリンタ部
34 カッタ(切断手段)
40 プロセッサ部
50 仕上げ処理部
63 ペーパーマスクユニット
64 ペーパーマスク
65 ペーパーマスク支持機構
68 フィルム

Claims (4)

  1. 長尺の画像形成媒体の長手方向の端部を検出するための検出手段と、
    前記画像形成媒体を幅方向に沿って切断するための切断手段と、
    前記検出手段が前記画像形成媒体の前記端部を検出することに応じて、最も前記端部よりに形成される画像と前記端部との間に前記画像形成媒体が切断されるべき位置を示す目印が形成されるように前記画像形成媒体に画像を形成するための画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって前記目印が形成された位置で前記画像形成媒体が切断されないように前記切断手段を制御する切断制御手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 長尺の画像形成媒体の長手方向の端部を検出するための検出手段と、
    前記画像形成媒体を幅方向に沿って切断するための切断手段と、
    前記画像形成媒体に形成される画像に関する画像データを記憶するための記憶手段と、
    前記検出手段が前記画像形成媒体の前記端部を検出することに応じて、最も前記端部よりに形成される画像と前記端部との間に前記画像形成媒体が切断されるべき位置を示す目印が形成されるように前記記憶手段に記憶された前記画像データを加工する画像処理手段と、
    前記画像処理手段で加工された画像データに基づいて前記画像形成媒体に画像を形成するための画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって前記目印が形成された位置で前記画像形成媒体が切断されないように前記切断手段を制御する切断制御手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 長尺の感光材料の長手方向の端部を検出するための検出手段と、
    前記感光材料を幅方向に沿って切断するための切断手段と、
    前記感光材料に焼き付けられる画像に関する画像データに基づいて制御された光で感光材料に対して露光処理を施す露光手段と、
    前記検出手段が前記感光材料の前記端部を検出することに応じて、最も前記端部よりに焼き付けられる画像と前記端部との間に前記感光材料が切断されるべき位置を示す目印が焼き付けられるように前記露光手段を制御する露光制御手段と、
    前記露光手段によって前記目印が焼き付けられた位置で前記感光材料が切断されないように前記切断手段を制御する切断制御手段とを備えていることを特徴とする写真処理装置。
  4. 長尺の前記感光材料の長手方向の端部を検出するための検出手段と、
    前記感光材料を幅方向に沿って切断するための切断手段と、
    前記検出手段が前記感光材料の前記端部を検出することに応じて、最も前記端部よりに焼き付けられる画像と前記端部との間に前記感光材料が切断されるべき位置を示す目印が焼き付けられるように、画像を担持する画像担持媒体および前記目印を担持する目印担持媒体を介して前記感光材料に露光処理を施すための露光手段と、
    前記露光手段によって前記目印が焼き付けられた位置で前記感光材料が切断されないように前記切断手段を制御する切断制御手段とを備えていることを特徴とする写真処理装置。
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