JP2009249159A - ウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法 - Google Patents

ウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安価なコストで搬送時の皺の発生を防止可能とし、安価なコストで搬送時の皺の発生を検出可能し、安価なコストで搬送時のウェブの過渡的な動作を防止して、皺の発生を抑制可能とする。
【解決手段】本発明に係るウェブ搬送装置10は、ウェブ20を搬送するウェブ搬送装置10であって、ウェブ20の横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段2と、ガイドローラ3によってウェブ20の横位置を修正する横位置修正手段4と、ウェブ20の左右の巾の大きさを検出する巾検出手段6a、6bと、横位置偏差検出手段2によって検出された横位置偏差に応じて横位置修正手段4を制御して当該ウェブ20が目標の位置に配置されるようフィードバック制御する制御手段1と、を備え、制御手段1は、巾検出手段6a、6bによって検出されたウェブ20の巾の大きさに応じて、フィードバック制御による修正量を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、柔軟なシート状の連続素材であるウェブに関して、ウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法に関する。
従来より、プラスチックフィルム、金属膜、連続紙等の柔軟なシート状の連続素材であるウェブを、複数のローラで支持しながら搬送する搬送技術が提案されている。このようなウェブを搬送する搬送装置においては、特に、量産性を向上させるため低コスト化が求められており、搬送速度の高速化、高効率化、高精度化が必須となっている。
ウェブの搬送中には、ウェブの横位置を制御するためのローラであるガイドローラと、その上流や下流に設けられたフリーローラ等とのローラのミスアライメントや、ウェブの張力・速度変動等の外乱変動に起因して、ウェブの横位置が変動して皺が生じるという問題があった。このため、従来のウェブ搬送装置では、エッジセンサ等によりウェブのエッジを検知し、ガイドローラを用いてウェブの横位置を精度良く制御することで、皺の発生を抑制しようとするものであった(例えば、特許文献1)。
しかし、かかる横位置の制御では、ガイドローラを意図的に変動させるため、却ってローラのミスアライメントをもたらすことがある。その結果、ウェブの巾方向に波打ちや弛みが発生して、その波打ちが大きくなった場合には、横位置の変動を制御するのみでは、皺の発生を十分に抑制することができないものであった。
例えば図11に示す従来の搬送装置90は、ウェブ20を支持して搬送するフリーローラ95a、95bと、当該フリーローラ95a、95bの間に設けられたガイドローラ93と、ウェブ20の横位置を検出するエッジセンサ92と、ウェブ20の横位置の修正量を計算する制御装置91と、計算された横位置修正量に基づいてガイドローラ93を制御する横位置修正装置94と、を備える。図に示すように、ガイドローラ93を意図的に変動させたために、ウェブ20の横位置を必要以上に制御してしまい、その結果、ウェブの巾方向に波打ちが発生し、波打ちが大きくなることで皺が発生してしまうことがあった。
また、ウェブの搬送速度の高速化に伴い、上述した横位置の制御が過渡的に作動した場合においても、皺の発生を十分に抑制することができないものであった。即ち、エッジセンサにより検出した値が、その目標値に対して大きく外れていた場合には、これを修正しようとしてウェブの位置の変動が急激に大きくなり、横位置の修正が過渡的に作動してしまう。または、ウェブの位置が急激ではなくゆっくりと変動する場合であっても、ウェブの位置自体が大きく変動することで、横位置の修正が過渡的に作動してしまう。このように横位置の制御が過渡的に作動した場合に、横いちの修正制御に伴ってローラ間の平行度を大きく悪化させるような方向にウェブが動かされてしまい、ウェブに皺が生じることが観察された。
例えば特許文献2には、ウェブに皺が生じる前にはウェブ巾方向に波打ちや弛みが発生するという事実に基づいて、皺の発生の前兆を示す波打ちを画像解析手段により検出して、当該波打ちを打ち消す方向にガイドローラを駆動させるウェブ搬送装置が開示されている。
特開平06−239506号公報 特開2007−326657号公報
しかしながら、特許文献2記載の従来技術では、波打ちを検知するため、画像解析手段などの高価な検知装置を用いており、このような画像解析手段を用いては設備コストの増加を招くため低コスト化を実現することができない。従って、設備コストの増加を可能な限り抑制しつつ、発生し得る不具合(波の発生に起因する皺)を未然に防止可能な技術が求められている。
また、不具合が発生した場合には、その不具合を安価に検出可能な技術が求められている。現状では、検査工程の増加に伴って、自工程で発生した不具合の流出は、設備全体のコストへの影響を避けて通ることができない。このため、自工程からの不具合流出を防ぐためには、それぞれの工程で皺の発生を防止するとともに、発生した皺を検知して、不具合を自工程で完結することが求められている。
さらに、ウェブのエッジは必ずしも直線となるわけではなく、例えばスリット時のバリや圧延時のクセ等によって、高周波なうねりを備えている。このようなうねりを持つウェブに対して横位置の修正制御を実行した場合には、横位置の制御において過渡的な作動が生じる原因となり、皺の発生を十分に抑制することができないという問題があった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、安価なコストで搬送時の皺の発生を防止可能なウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法を提供することを目的とする。また、本発明に係る他の目的は、安価なコストで搬送時の皺の発生を検出可能なウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法を提供することを目的とする。さらに、本発明に係る他の目的は、安価なコストで搬送時のウェブの過渡的な動作を防止して、皺の発生を抑制可能なウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る第一の態様によるウェブ搬送装置は、ウェブを搬送するウェブ搬送装置であって、前記ウェブの横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段と、ガイドローラによって前記ウェブの横位置を修正する横位置修正手段と、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する巾検出手段と、前記横位置偏差検出手段によって検出された横位置偏差に応じて前記横位置修正手段を制御して当該ウェブが目標の位置に配置されるようフィードバック制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさに応じて、フィードバック制御による修正量を変更するものである。
また、前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさが所定の閾値を下回った場合に、フィードバック制御による修正量を減少して変更するようにしてもよい。
さらにまた、前記巾検出手段は、前記ウェブの左右両端に設けた2つの前記横位置偏差検出手段から構成されると好適である。
また、前記ガイドローラの上流及び下流側にそれぞれフリーローラを設け、当該フリーローラと前記ガイドローラとの間の距離が短い側に、前記巾検出手段を設けるようにしてもよい。
本発明に係る第二の態様によるウェブ搬送装置は、ウェブを搬送するウェブ搬送装置であって、前記ウェブの横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段と、ガイドローラによって前記ウェブの横位置を修正する横位置修正手段と、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する巾検出手段と、前記ウェブの左右両端近傍における張力を検出する張力検出手段と、前記横位置偏差検出手段によって検出された横位置偏差に応じて前記横位置修正手段を制御して当該ウェブが目標の位置に配置されるようフィードバック制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさと、前記張力検出手段によって検出されたウェブの左右端近傍の張力差とに応じて、前記ウェブに発生した皺を検知するものである。
また、前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさの変化量が所定の閾値を下回り、かつ、前記張力検出手段によって検出されたウェブの左右端近傍の張力差の変化量が所定の閾値を下回った場合に、前記ウェブに発生した皺を検知するようにしてもよい。
さらにまた、前記巾検出手段は、前記ウェブの左右両端に設けた2つの前記横位置偏差検出手段から構成されると好適である。
また、前記ガイドローラの下流側に前記横位置偏差検出手段と、前記巾検出手段と、前記張力検出手段と、を設けるようにしてもよい。
本発明に係る第三の態様によるウェブ搬送装置は、ウェブを搬送するウェブ搬送装置であって、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する巾検出手段を備え、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさが所定の閾値を下回った場合に、前記ウェブに発生した皺を検知するものである。
また、前記巾検出手段を、前記ウェブを加工する加工工程を含まないフリーローラ間、又は全加工工程終了後の巻出し直前のフリーローラ間に設けるようにしてもよいし、前記巾検出手段を、互いに平行に維持されるフリーローラ間に設けるようにしてもよい。
さらにまた、前記ウェブ搬送装置は、前記ウェブの横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段を備え、前記巾検出手段は、前記ウェブの左右両端に設けた2つの前記横位置偏差検出手段から構成されるようにしてもよい。
本発明に係る第四の態様によるウェブ搬送装置は、ウェブを搬送するウェブ搬送装置であって、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する巾検出手段と、前記ウェブの横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段と、ガイドローラによって前記ウェブの横位置を修正する横位置修正手段と、前記横位置偏差検出手段によって検出された横位置偏差に応じて前記横位置修正手段を制御して当該ウェブが目標の位置に配置されるようフィードバック制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさを示す信号に含まれる高周波成分を検出し、前記横位置偏差検出手段によって検出された横位置偏差を示す信号を、前記検出した高周波成分を除去する低域通過フィルタ処理によって算出するものである。
また、前記巾検出手段を、前記ウェブの巻出し後のフリーローラ間に設けるようにしてもよいし、前記巾検出手段を、互いに平行に維持されるフリーローラ間に設けるようにしてもよい。
さらにまた、前記巾検出手段は、前記ウェブの左右両端に設けた2つの前記横位置偏差検出手段から構成されると好適である。
本発明に係る第一の態様によるウェブ搬送技術方法は、ウェブの横位置偏差を検出するステップと、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出するステップと、前記検出された横位置偏差に応じて、前記ウェブが目標の位置に配置されるようフィードバック制御するための修正量を算出するステップと、前記検出されたウェブの巾の大きさに応じて前記修正量を変更して、当該ウェブをガイドローラを用いて横方向に移動させるフィードバック制御を実行するステップと、を備えるものである。
本発明に係る第二の態様によるウェブ搬送技術方法は、ウェブの左右の巾の大きさを検出するステップと、前記ウェブの左右両端近傍における張力を検出するステップと、前記検出されたウェブの巾の大きさと、前記検出されたウェブの左右端近傍の張力差とに基づいて、前記ウェブに発生した皺を検知するものである。
本発明に係る第三の態様によるウェブ搬送技術方法は、ウェブの左右の巾の大きさを検出するステップを備え、前記検出されたウェブの巾の大きさが所定の閾値を下回った場合に、前記ウェブに発生した皺を検知するものである。
本発明に係る第四の態様によるウェブ搬送技術方法は、ウェブの左右の巾の大きさを検出するステップと、前記検出されたウェブの巾の大きさを示す信号に含まれる高周波成分を検出するステップと、前記ウェブの横位置偏差を検出するステップと、前記検出された横位置偏差を示す信号を、前記検出した高周波成分を除去する低域通過フィルタ処理によって算出するステップと、前記算出された低域通過フィルタ処理後の横位置偏差に応じて、当該ウェブをガイドローラを用いて横方向に移動させるフィードバック制御を実行するステップと、を備えるものである。
本発明によれば、安価なコストで搬送時の皺の発生を防止可能なウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法を提供することができる。また、安価なコストで搬送時の皺の発生を検出可能なウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法を提供することができる。さらに、安価なコストで搬送時のウェブの過渡的な動作を防止して、皺の発生を抑制可能なウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡潔化がなされている。各図面において同一の構成又は機能を有する構成要素及び相当部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
発明の実施の形態1.
まず、図1及び図2を用いて、本実施の形態1に係るウェブ搬送装置の構成について説明する。当該ウェブ搬送装置10は、ウェブ20を搬送する装置である。
図1は、本実施の形態1に係るウェブ搬送装置の構成を示す斜視図である。図1に示されるように、ウェブ搬送装置10は、制御装置1、エッジセンサ2、ガイドローラ3、横位置修正装置4、フリーローラ5a、5b、エッジセンサ6a、6bを備えている。当該ウェブ搬送装置10は、図1では図示していないが、ウェブ20を搬送するために必要とされる部材として、複数のローラ、ローラ駆動手段等をさらに備えている。
制御装置1は、CPU、ROM、RAM等によって構成されるコントローラである。当該制御装置1は、エッジセンサ2、6a、6b等より検出信号を入力し、搬送ローラ(不図示)の駆動を制御したり、横位置修正装置4を制御してガイドローラ3を制御する。
当該制御装置1は、エッジセンサ2によって検出されたウェブ20の横位置情報若しくは横位置偏差情報に基づいて、当該ウェブ20が所望の横位置に配置されるように、横位置修正装置4によってガイドローラ3の位置を駆動制御し、これによってウェブ20を横方向に移動させる機能を有している。
本実施の形態1に係る制御装置1は、特に、エッジセンサ6a、6bの検出信号に基づいて、ウェブ20の左右の巾の大きさの絶対値を計算し、計算したウェブ20の巾の大きさに応じて、過渡的なウェブ巾の大きさの変動に関する情報を取得する機能を有する。そして、当該制御装置1は、この過渡的なウェブ巾の大きさの変動情報に基づいて、ガイドローラ3による横位置制御に対する修正量を調整する機能も備えている。
エッジセンサ2は、搬送されるウェブ20の横位置を検出し、検出信号を制御装置1に出力する横位置偏差検出手段として機能する。本実施の形態1に係るエッジセンサ2は、ガイドローラ3の後段に設けられ、ガイドローラ3によって横位置が制御された後のウェブ20の横位置を検出する。図1において、当該エッジセンサ2は、ウェブ20の一側端部に設けられているが、これに限らず、両側端部に設けられていても良い。
図2(a)は、本実施の形態1に係るウェブ搬送装置の構成を示す側面図である。図2(b)は、本実施の形態に係るウェブ搬送装置の構成を示す上面図である。図2(a)に示されるように、フリーローラ5a、5bは、ガイドローラ3の下流及び上流側にそれぞれ設けられている。フリーローラ5a、5bは、ウェブ20に接して回転するローラ部材である。
図2(a)に示されるように、本実施の形態1におけるガイドローラ3の上流において水平方向に搬送されるウェブ20は、ガイドローラ3の下流において垂直方向に搬送されている。また、図2(b)に示されるように、ガイドローラ3は、P点を中心に回転可能に横位置修正装置によって移動制御されている。ガイドローラ3は、自由回転可能なフリーローラである。
横位置修正装置4は、制御装置1の制御信号に応じて、ガイドローラ3の位置を制御し、ウェブ20の横位置を修正する。横位置修正装置4は、例えば、ガイドローラ3の回転軸を軸支する軸支部材と、この軸支部材を水平面を回転面として回転駆動する駆動機構を当該ガイドローラ3の両端に設置することによって構成される。また、ガイドローラ3の一端を固定端とし、他端を移動端としてその移動端をマイクロねじやピエゾ素子等によって位置制御することによっても当該横位置修正装置4を実現可能である。
エッジセンサ6a、6bは、搬送されるウェブ20の横位置をそれぞれ検出し、それら検出信号を制御装置1に出力する巾検出手段として機能する。当該制御装置1は、ウェブの左右両側端部に設けられるエッジセンサ6a、6bから出力される検出信号に基づいて、ウェブ20の左右の巾の大きさの絶対値を計算することができる。本実施の形態1に係るエッジセンサ6a、6bは、ガイドローラ3の前段に設けられ、ガイドローラ3によって横位置が制御される前のウェブ20の巾の大きさを検出する。
続いて、図3を用いて、本実施の形態1に係るウェブ搬送装置の制御方法について説明する。
まず、制御装置1は、エッジセンサ2、エッジセンサ6a、6bにより搬送中のウェブ20の横位置情報を検出する(S101)。即ち、エッジセンサ2によりガイドローラ3によって横位置が制御された後のウェブ20の横位置情報を検出し、エッジセンサ6a、6bによりガイドローラ3によって横位置が制御される前のウェブ20の左右の横位置情報を検出する。そして、制御装置1は、エッジセンサ6a、6bにより検出した横位置情報を含む検出信号を入力して、検出信号に基づいて、ウェブ20の左右の巾の大きさ(以下、単にウェブ巾とする)の絶対値を計算して求める(S102)。
次に、制御装置1は、まず、エッジセンサ2によって検出したウェブ20の横位置情報に基づいて、目標位置からのウェブ20の横ずれ量(エッジ偏差)を算出して、このエッジ偏差に対して所定のフィードバックゲインを乗算することにより、ガイドローラ駆動の目標制御量を算出する(例えば、目標制御量として、目標速度を算出する。)。そして、制御装置1は、算出された目標制御量を実現するために必要な横位置修正量としてのガイドローラ修正量を算出する(S103)。
次に、制御装置1は、S102で計算したウェブ巾が所定の閾値を下回っているか否かを判定する(S104)。所定の閾値は、予め制御装置1に設定される。
制御装置1は、ウェブ巾が所定の閾値を下回っていると判定した場合には、S103で計算したガイドローラ駆動の修正量を減少させる(S105)。即ち、ウェブ巾が所定の閾値を下回る程に減少した場合には、皺が発生しているものとみなして、ガイドローラ駆動の修正量をこれ以上増加させずに、直前のサイクルにおける修正量を維持する。他方、制御装置1は、ウェブ巾が所定の閾値を下回っていない、即ち所定の閾値以上であると判定した場合には、S106へと進む。
制御装置1は、S103で算出された修正量、若しくはS105で変更されえた修正量に基づいて、横位置修正装置4を制御し、ガイドローラ3を移動させて、ウェブ20の横位置を修正する(S106)。
図4は、制御装置が、ウェブ巾に応じて、ガイドローラ駆動の修正量を変更するようすを説明するための概念図である。
従来のウェブ搬送装置では、エッジセンサ2により検出される横位置情報に基づいて、例えば図4(a)に示すようにガイドローラ駆動の修正量が計算され(計算された修正量を図において破線で示す。)、当該修正量に基づいてウェブ20の横位置が修正される。これに対して、本実施の形態1に係るウェブ搬送装置では、ウェブ巾の変動に応じて、ガイドローラ駆動の修正量を変更し、変更した修正量に基づいてウェブ20の横位置を修正する。言い換えると、ウェブ巾が所定の閾値を下回らないように、ガイドローラ駆動の修正量を変更する。即ち、図4(b)に示すように、エッジセンサ6a、6bにより検出されるウェブ巾の大きさの変動を常時検出して、検出したウェブ巾が所定の閾値を下回らない場合には(検出したウェブ巾を図において破線で示す。)、ガイドローラ駆動の修正量を変更しない。他方で、図4(b)に示すように、エッジセンサ6a、6bにより検出したウェブ巾が所定の閾値を下回った場合には(検出したウェブ巾を図において実線で示す。)、ガイドローラ駆動の修正量をこれ以上増加させないように変更する。これによって、検出したウェブ巾が所定の閾値を下回る程に減少した場合には、図4(a)に示すように、ガイドローラ駆動の修正量が制限される(制限された修正量を図において実線で示す。)。
以上説明したように、本実施の形態1に係るウェブ搬送装置では、搬送中のウェブ巾を検出し、検出されたウェブ巾が所定の閾値を下回る場合には、ガイドローラ駆動の修正量を変更する。ウェブに発生した波の波打ちに起因してウェブ巾が減少するため、エッジセンサ6a、6bによりウェブ巾を検出することで、皺の発生を未然に検出することができる。従って、エッジセンサ6a、6bという安価な手段によりウェブ巾を検出して、検出したウェブ巾が所定の閾値を下回らないように修正量を制限することで、ウェブ20の搬送時の皺の発生を防止することができる。
尚、本実施の形態1では、ガイドローラ3の上流側に設けたエッジセンサ6a、6bを用いてウェブ巾の検出をする例を示したが本発明はこれに限定されない。即ち、巾検出手段としてのエッジセンサ6a、6bは、フリーローラ5aとガイドローラ3との間の距離と、フリーローラ5bとガイドローラ3との間の距離とで、より距離が短い側に設けるようにしてもよい。これは、ガイドローラ3とフリーローラ5a、5bとの間の距離が短いほど、波打ちが大きくなりやすいため、ガイドローラ3とフリーローラとの間の距離が短い側にエッジセンサ6a、6bを設けることで、ウェブに発生する波打ちをより精度良く検出できるためである。また、例えば図5に示すように、ガイドローラ3の下流側にエッジセンサ6a、6bを設ける場合には、上述したエッジセンサ2をエッジセンサ6aとして使用するようにしてもよい。さらに、ウェブ巾を検出するエッジセンサはガイドローラ3の上流又は下流のいずれか一方のみに設けるようにしてもよいし、上流及び下流の両側に設けるようにしてもよい。
発明の実施の形態2.
まず、図6を用いて、本実施の形態2に係るウェブ搬送装置の構成について説明する。図6に示されるように、ウェブ搬送装置40は、制御装置31、エッジセンサ32a、32b、ガイドローラ3、横位置修正装置4、フリーローラ5a、5b、張力センサ33a、33bを備えている。当該ウェブ搬送装置40は、図6では図示していないが、さらに、ウェブ20を搬送するために必要とされる部材として、複数のローラ、ローラ駆動手段等を備えている。尚、ガイドローラ3、横位置修正装置4、フリーローラ5a、5bは実施の形態1で説明したものと同一の構成又は機能を有する構成要素及び相当部であるため、その説明を省略する。
制御装置31は、CPU、ROM、RAM等によって構成されるコントローラである。当該制御装置31は、エッジセンサ32a、32b、張力センサ33a、33b等より検出信号を入力し、搬送ローラ(不図示)の駆動を制御したり、横位置修正装置4を制御してガイドローラ3を制御する。
当該制御装置31は、エッジセンサ32a又は32bによって検出されたウェブ20の横位置情報若しくは横位置偏差情報に基づいて、当該ウェブ20が所望の横位置に配置されるように、横位置修正装置4によってガイドローラ3の位置を駆動制御し、これによってウェブ20を横方向に移動させる機能を有している。
本実施の形態2に係る制御装置31は、特に、エッジセンサ32a、32bの検出信号に基づいて、ウェブ20の左右の巾の大きさの絶対値を計算し、計算したウェブ20の巾の大きさに応じて、過渡的なウェブ巾の大きさの変動に関する情報を取得する機能を有する。また、当該制御装置31は、張力センサ33a、33bの検出信号に基づいて、ウェブ20の左右両端近傍の張力差の絶対値を計算し、過渡的な張力差に関する情報を取得する機能を有する。そして、当該制御装置31は、この過渡的なウェブ巾の大きさの変動情報と、張力差の情報とに基づいて、ウェブ20に発生した皺を検知する機能を備えている。
エッジセンサ32a、32bは、搬送されるウェブ20の横位置を検出し、検出信号を制御装置31に出力する横位置偏差検出手段及び巾検出手段として機能する。本実施の形態2に係るエッジセンサ32a、32bは、ガイドローラ3の後段に設けられ、ガイドローラ3によって横位置が制御された後のウェブ20の横位置をそれぞれ検出する。また、当該制御装置31は、ウェブの左右両側端部に設けられるエッジセンサ32a、32bから出力される検出信号に基づいて、ウェブ20の左右の巾の大きさの絶対値を計算する。
張力センサ33a、33bは、フリーローラ5aの回転軸の両端を回転自在に支持し、当該フリーローラ5aの両端に鉛直上方向に加わる力を検出することにより、ウェブ20の左右両端近傍にそれぞれ加わる張力を検出する力センサ(張力計)である。制御装置31は、張力センサ33a、33bのそれぞれから出力される検出信号に基づいて、ウェブ20の左右両端近傍の張力差に関する情報を得ることができる。尚、フリーローラ5aは、ウェブ20を上側から下方向に付勢する位置に設けられている。
図7は、制御装置が、ウェブ巾と張力差に応じて、ウェブに発生する皺を検知するようすを説明するための概念図である。
まず、エッジセンサ32a(若しくはエッジセンサ32b)により検出される横位置情報に基づいて、ガイドローラ駆動の修正量が計算され(例えば、図7(a)に示す修正量が計算される。)、当該修正量に基づいてウェブ20の横位置が修正される。ガイドローラ3によりウェブ20の横位置が修正されると共に、エッジセンサ32a、32bによりウェブ巾が検出され、また、張力センサ33a、33bにより張力差が検出される。
そして、ウェブ20の横位置修正時においてウェブ20に皺が発生していない場合には、例えば図7(b)及び(c)において破線で示すように、ウェブ巾及び張力差がそれぞれ検出される。図7(b)及び(c)において破線で示すように、ウェブ20に皺が発生しない場合には、検出されるウェブ巾及び張力差は連続的に振動する。これに対して、ウェブ20の横位置修正時においてウェブ20に皺が発生した場合には、図7(b)及び(c)において実線で示すように、検出されるウェブ巾及び張力差はその振動パターンが変化する。即ち、ウェブ20に皺が発生した場合には、図7(b)において実線で示すように、検出されたウェブ巾が急激に減少する(図において一転鎖線で囲んだ範囲に示す。)。また、ウェブ20に皺が発生した場合には、図7(c)において実線で示すように、検出された張力差の振動が減衰する(図において一転鎖線で囲んだ範囲以降の振動を示す。)。これは、皺の発生によりウェブ20にエネルギー損失が生じ、ウェブ20に作用する張力が発生した皺によって吸収され、張力差の振動が減衰することに起因する。
以上説明したように、皺が発生した場合には、ウェブ巾は減少するとともに、ウェブ20に座屈(即ち、皺。)が生じる際には、ウェブ20には座屈するための力として張力差が作用するものと考えられる。従って、ウェブ巾と張力差の変動とを組み合わせることで、ウェブ巾の減少が皺の発生によるものであるか、又は、波打ちによるものであるかを切り分けることができる。即ち、本実施の形態2に係るウェブ搬送装置では、搬送中のウェブ巾と張力差を検出し、検出されたウェブ巾と張力差の変動に応じて、ウェブ20に発生した皺を検知することで、ウェブ巾が急激に減少し、かつ、張力差の振動が減衰した場合には、皺が発生したものと推定することができ、それ以外の場合には、波によるものであると推定することができる。従って、エッジセンサ及び張力センサという安価な手段によりウェブ巾と張力差を検出して、検出したウェブ巾と張力差の変動に応じて皺の発生を検知することで、ウェブ20の搬送時に発生した皺の発生を検知することができる。
尚、制御装置31は、エッジセンサ32a、32bによって検出されたウェブ巾の変化量が所定の閾値を下回り、かつ、張力センサ33a、33bによって検出された張力差の変化量が所定の閾値を下回った場合に、ウェブ20に発生した皺を検知するようにしてもよい。ここで、ウェブ巾及び張力差に関する所定の閾値は、予め制御装置31に設定される。
発明の実施の形態3.
まず、図8を用いて、本実施の形態3に係るウェブ搬送装置の構成について説明する。図8に示されるように、ウェブ搬送装置60は、皺検知装置51、エッジセンサ52a、52b、フリーローラ53、54、55を備えている。当該ウェブ搬送装置60は、図8では図示していないが、さらに、ウェブ20を搬送するために必要とされる部材として、複数のローラ、ローラ駆動手段等を備えている。
皺検知装置51は、CPU、ROM、RAM等によって構成される。当該皺検知装置51は、エッジセンサ52a、52bより検出信号を入力し、ウェブ20に発生した皺を検知する。本実施の形態3に係る皺検知装置51は、特に、エッジセンサ52a、52bの検出信号に基づいて、ウェブ20の左右の巾の大きさの絶対値を計算し、計算したウェブ20の巾の大きさに応じて、過渡的なウェブ巾の大きさの変動に関する情報を取得する機能を有する。また、当該皺検知装置51は、この過渡的なウェブ巾の大きさの変動情報に基づいて、ウェブ20に発生した皺を検知する機能を備えている。
エッジセンサ52a、52bは、搬送されるウェブ20の横位置を検出し、検出信号を皺検知装置51に出力する巾検出手段として機能する。本実施の形態3に係るエッジセンサ52a、52bは、フリーローラ54及びフリーローラ55との間に設けられ、ガイドローラ3によって横位置が制御された後のウェブ20の横位置をそれぞれ検出する。また、当該皺検知装置51は、ウェブの左右両側端部に設けられるエッジセンサ52a、52bから出力される検出信号に基づいて、ウェブ20の左右の巾の大きさの絶対値を計算する。
エッジセンサ52a、52bは、加工工程を含まず、かつ、ミスアライメントを極力排除したフリーローラ間に設けることが好ましい。例えば、加工工程を経た直後に設けたフリーローラ間や、全加工工程を終了したウェブを巻き取る直前に設けたフリーローラ間にエッジセンサ52a、52bを設ける(図8の例では、ウェブ20をフリーローラ53で巻き取る直前に、フリーローラ54及び55を設ける例を示した。)。更に、当該フリーローラは互いに平行に維持されるように配置される。即ち、エッジセンサ52a、52bは、ウェブ20に対して外力が作用しないようなフリーローラ間に設けることが好ましい。
このようなウェブ20に対して外力が作用しないようなフリーローラ間では、ウェブ20が蛇行したり、皺が発生することは非常に少ない。従って、エッジセンサ52a、52bによってウェブ巾を常時検出し、検出されたウェブ巾の大きさが所定の閾値を下回った場合に、ウェブ20に発生した皺を検知することで、ローラ間のミスアライメントやガイドローラによる横位置修正制御の影響を受けずに、ウェブ20の搬送時に発生した皺の発生を安価なコストで検知することができる。
発明の実施の形態4.
まず、図9を用いて、本実施の形態4に係るウェブ搬送装置の構成について説明する。図9に示されるように、ウェブ搬送装置80は、制御装置71、エッジセンサ2、ガイドローラ3、横位置修正装置4、エッジセンサ72a、72b、エッジセンサ73a、73b、フリーローラ74、フリーローラ75、76、フリーローラ77、78、を備えている。当該ウェブ搬送装置80は、図9では図示していないが、ウェブ20を搬送するために必要とされる部材として、複数のローラ、ローラ駆動手段等をさらに備えている。尚、ガイドローラ3、横位置修正装置4は実施の形態1で説明したものと同一の構成又は機能を有する構成要素及び相当部であるため、その説明を省略する。
制御装置71は、CPU、ROM、RAM等によって構成されるコントローラである。当該制御装置71は、エッジセンサ2、72a、72b、73a、73b等より検出信号を入力し、搬送ローラ(不図示)の駆動を制御したり、横位置修正装置4を制御してガイドローラ3を制御する。
当該制御装置71は、エッジセンサ2によって検出されたウェブ20の横位置情報若しくは横位置偏差情報に基づいて、当該ウェブ20が所望の横位置に配置されるように、横位置修正装置4によってガイドローラ3の位置を駆動制御し、これによってウェブ20を横方向に移動させる機能を有している。
本実施の形態4に係る制御装置71は、特に、エッジセンサ72a、72b、又はエッジセンサ73a、73bの検出信号から、ウェブ20の横位置情報、又はウェブの巾情報に関する信号に含まれる高周波成分を計算し、ウェブ20が持つ高周波なうねり成分を周波数解析により取得する機能を有する。さらに、当該制御装置71は、エッジセンサ2により検出された横位置情報を、この取得した高周波成分を除去するためのローパスフィルタ(低域周波数通過フィルタ)に通すことによって、高周波成分を除去した横位置情報若を取得する機能を有する。さらに、当該制御装置71は、この高周波成分を除去した横位置情報に基づいて、ガイドロール5による横位置制御を実行する機能も備えている。
エッジセンサ2は、搬送されるウェブ20の横位置を検出し、検出信号を制御装置1に出力する横位置偏差検出手段として機能する。本実施の形態1に係るエッジセンサ2は、ガイドローラ3の後段に設けられ、ガイドローラ3によって横位置が制御された後のウェブ20の横位置を検出する。図9において、当該エッジセンサ2は、ウェブ20の一側端部に設けられているが、これに限らず、両側端部に設けられていても良い。
エッジセンサ72a、72b、73a、73bは、搬送されるウェブ20の横位置を検出し、検出信号を制御装置71に出力する巾検出手段として機能する。制御装置71は、ウェブの左右両側端部に設けられるエッジセンサ72a、72b、73a、73bから出力される検出信号に基づいて、ウェブ20の左右の巾の大きさの絶対値を計算する。
本実施の形態4に係るエッジセンサ72a、72bは、フリーローラ77及びフリーローラ78との間に設けられ、ガイドローラ3によって横位置が制御される直前のウェブ20の横位置をそれぞれ検出する。また、本実施の形態4に係るエッジセンサ73a、73bは、フリーローラ75及びフリーローラ76との間に設けられ、フリーローラ74によってウェブ20が巻き出された直後のウェブ20の横位置をそれぞれ検出する。尚、図9においては2組のエッジセンサ(エッジセンサ72a、72bとエッジセンサ73a、73b)を示しているが、本発明はこれら2組エッジセンサのうち、少なくともいずれか1組のエッジセンサを用いればよい。
エッジセンサ72a、72b、73a、73bは、加工工程を含まず、かつ、ミスアライメントを極力排除したフリーローラ間に設けることが好ましい。例えば、横位置修正が実行されるより前に設けたフリーローラ77、78間にエッジセンサ72a、72bを設ける場合や、加工工程を開始する巻出し直後に設けたフリーローラ75、76間にエッジセンサ73a、73bを設ける場合などが好ましい。更に、当該フリーローラは互いに平行に維持されるように配置される。即ち、エッジセンサ72a、72b、73a、73bは、ウェブ20に対して外力が作用しないようなフリーローラ間に設けることが好ましい。
ウェブ20のエッジは、ウェブ20が蛇行している場合を除外しても、必ずしも直線になるとは限らない。例えば、スリット加工時のバリや圧延時のクセなどによって、そのエッジは高周波なうねりを有している。また、エッジのうねりが大きな場合であっても、ウェブ20の搬送速度の高速化に伴って、検出される信号はより細かなものとなる。従って、このような高周波成分を含む信号に基づいて横位置を修正した場合には、ガイドローラ3に過渡的な動作を発生させる原因となり、却って皺を発生させる要因となる。また、製品要求からも、このような高周波成分による細かな振幅のうねりに対してまで横位置の修正を実行する必要は無いものと考えられる。
ウェブ20に対して外力が作用しないようなフリーローラ間では、ウェブ20が蛇行したり、皺が発生することは非常に少ないため、エッジセンサ72a、72b、73a、73bを当該フリーローラ間に設けることで、検出された高周波成分を単なるノイズ信号として見なすことができる。
図10は、制御装置が、検出した高周波成分に基づいて、横位置修正を実行するようすを説明するための概念図である。
まず、制御装置71は、エッジセンサ73a、73b(若しくはエッジセンサ72a、72b)により検出されるウェブ20の横位置情報、又はウェブの巾情報に関する信号に含まれる高周波成分を計算し、ウェブ20が持つ高周波なうねり成分を周波数解析により取得する。即ち、エッジセンサ73a、73b(若しくはエッジセンサ72a、72b)の検出結果から、検出信号に対するローパスフィルタの時定数を決定する。さらに、当該制御装置71は、エッジセンサ2により検出された横位置情報を、この取得した高周波成分を除去するためのローパスフィルタ(低域周波数通過フィルタ)に通すことによって、高周波成分を除去した横位置情報を取得する(例えば、図10(a)に示すように、破線で示す横位置情報が、実線で示す横位置情報へと修正される)。さらに、当該制御装置71は、この高周波成分を除去した横位置情報に基づいて、ガイドロール5による横位置制御を実行する(例えば、図10(b)に示すように、破線で示すように修正されていた横位置が、実線で示すように横位置が修正される)。
以上説明したように、エッジセンサ73a、73b(若しくはエッジセンサ72a、72b)によりウェブ20の横位置情報を常時検出し、検出したウェブ20の巾の大きさを示す信号に含まれる高周波成分を検出し、エッジセンサ2によって検出された横位置情報を示す信号を、検出した高周波成分を除去する低域通過フィルタ処理によって算出することで、安価なコストで搬送時のウェブの過渡的な動作を防止して、皺の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係るウェブ搬送装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るウェブ搬送装置の主要部の側面図及び上面図である。 本発明の実施の形態1に係るウェブ搬送制御方法における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るウェブ搬送制御のようすを説明するための概念図である。 本発明の実施の形態1に係るウェブ搬送装置の他の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るウェブ搬送装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るウェブ搬送制御のようすを説明するための概念図である。 本発明の実施の形態3に係るウェブ搬送装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るウェブ搬送装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るウェブ搬送制御のようすを説明するための概念図である。 関連するウェブ搬送装置の全体構成を示す図である。
符号の説明
1、31、71、91 制御装置、 51、 皺検知装置、
2、6a、6b、32a、32b、52a、52b、72a、
72b、73a、73b、92 エッジセンサ、
3、93 ガイドローラ、 4、94 横位置修正装置、
5a、5b、53、54、55、74、75、76、77、78、
95a、95b フリーローラ、 33a、33b 張力センサ、
10、40、60、80、90 ウェブ搬送装置、 20 ウェブ

Claims (32)

  1. ウェブを搬送するウェブ搬送装置であって、
    前記ウェブの横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段と、
    ガイドローラによって前記ウェブの横位置を修正する横位置修正手段と、
    前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する巾検出手段と、
    前記横位置偏差検出手段によって検出された横位置偏差に応じて前記横位置修正手段を制御して当該ウェブが目標の位置に配置されるようフィードバック制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさに応じて、フィードバック制御による修正量を変更するウェブ搬送装置。
  2. 前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさが所定の閾値を下回った場合に、フィードバック制御による修正量を減少して変更する
    ことを特徴とする請求項1記載のウェブ搬送装置。
  3. 前記巾検出手段は、前記ウェブの左右両端に設けた2つの前記横位置偏差検出手段から構成される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のウェブ搬送装置。
  4. 前記ガイドローラの上流及び下流側にそれぞれフリーローラを設け、当該フリーローラと前記ガイドローラとの間の距離が短い側に、前記巾検出手段を設ける
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のウェブ搬送装置。
  5. ウェブを搬送するウェブ搬送装置であって、
    前記ウェブの横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段と、
    ガイドローラによって前記ウェブの横位置を修正する横位置修正手段と、
    前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する巾検出手段と、
    前記ウェブの左右両端近傍における張力を検出する張力検出手段と、
    前記横位置偏差検出手段によって検出された横位置偏差に応じて前記横位置修正手段を制御して当該ウェブが目標の位置に配置されるようフィードバック制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさと、前記張力検出手段によって検出されたウェブの左右端近傍の張力差とに応じて、前記ウェブに発生した皺を検知するウェブ搬送装置。
  6. 前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさの変化量が所定の閾値を下回り、かつ、前記張力検出手段によって検出されたウェブの左右端近傍の張力差の変化量が所定の閾値を下回った場合に、前記ウェブに発生した皺を検知する
    ことを特徴とする請求項5記載のウェブ搬送装置。
  7. 前記巾検出手段は、前記ウェブの左右両端に設けた2つの前記横位置偏差検出手段から構成される
    ことを特徴とする請求項5又は6記載のウェブ搬送装置。
  8. 前記ガイドローラの下流側に前記横位置偏差検出手段と、前記巾検出手段と、前記張力検出手段と、を設ける
    ことを特徴とする請求項5乃至7いずれか1項記載のウェブ搬送装置。
  9. ウェブを搬送するウェブ搬送装置であって、
    前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する巾検出手段を備え、
    前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさが所定の閾値を下回った場合に、前記ウェブに発生した皺を検知するウェブ搬送装置。
  10. 前記巾検出手段を、前記ウェブを加工する加工工程を含まないフリーローラ間、又は全加工工程終了後の巻出し直前のフリーローラ間に設ける
    ことを特徴とする請求項9記載のウェブ搬送装置。
  11. 前記巾検出手段を、互いに平行に維持されるフリーローラ間に設ける
    ことを特徴とする請求項9又は10記載のウェブ搬送装置。
  12. 前記ウェブ搬送装置は、前記ウェブの横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段を備え、
    前記巾検出手段は、前記ウェブの左右両端に設けた2つの前記横位置偏差検出手段から構成される
    ことを特徴とする請求項9乃至11いずれか1項記載のウェブ搬送装置。
  13. ウェブを搬送するウェブ搬送装置であって、
    前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する巾検出手段と、
    前記ウェブの横位置偏差を検出する横位置偏差検出手段と、
    ガイドローラによって前記ウェブの横位置を修正する横位置修正手段と、
    前記横位置偏差検出手段によって検出された横位置偏差に応じて前記横位置修正手段を制御して当該ウェブが目標の位置に配置されるようフィードバック制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記巾検出手段によって検出されたウェブの巾の大きさを示す信号に含まれる高周波成分を検出し、前記横位置偏差検出手段によって検出された横位置偏差を示す信号を、前記検出した高周波成分を除去する低域通過フィルタ処理によって算出するウェブ搬送装置。
  14. 前記巾検出手段を、前記ウェブの巻出し後のフリーローラ間に設ける
    ことを特徴とする請求項13記載のウェブ搬送装置。
  15. 前記巾検出手段を、互いに平行に維持されるフリーローラ間に設ける
    ことを特徴とする請求項13又は14記載のウェブ搬送装置。
  16. 前記巾検出手段は、前記ウェブの左右両端に設けた2つの前記横位置偏差検出手段から構成される
    ことを特徴とする請求項13乃至15いずれか1項記載のウェブ搬送装置。
  17. ウェブの横位置偏差を検出するステップと、
    前記ウェブの左右の巾の大きさを検出するステップと、
    前記検出された横位置偏差に応じて、前記ウェブが目標の位置に配置されるようフィードバック制御するための修正量を算出するステップと、
    前記検出されたウェブの巾の大きさに応じて前記修正量を変更して、当該ウェブをガイドローラを用いて横方向に移動させるフィードバック制御を実行するステップと、
    を備えたウェブ搬送制御方法
  18. 前記検出されたウェブの巾の大きさが所定の閾値を下回った場合に、前記修正量を減少して変更する
    ことを特徴とする請求項17記載のウェブ搬送制御方法。
  19. 前記ウェブの左右両端の横位置偏差を検出することで、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項17又は18記載のウェブ搬送制御方法。
  20. 前記ガイドローラの上流及び下流側にそれぞれフリーローラを設け、当該フリーローラと前記ガイドローラとの間の距離が短い側において、前記ウェブの巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項17乃至20いずれか1項記載のウェブ搬送制御方法。
  21. ウェブの左右の巾の大きさを検出するステップと、
    前記ウェブの左右両端近傍における張力を検出するステップと、
    前記検出されたウェブの巾の大きさと、前記検出されたウェブの左右端近傍の張力差とに基づいて、前記ウェブに発生した皺を検知するウェブ搬送制御方法。
  22. 前記検出されたウェブの巾の大きさの変化量が所定の閾値を下回り、かつ、前記検出されたウェブの左右端近傍の張力差の変化量が所定の閾値を下回った場合に、前記ウェブに発生した皺を検知する
    ことを特徴とする請求項21記載のウェブ搬送制御方法。
  23. 前記ウェブの左右両端の横位置偏差を検出することで、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項21又は22記載のウェブ搬送制御方法。
  24. 前記ガイドローラの下流側において、前記ウェブの巾を検出するとともに、前記ウェブの左右両端近傍における張力を検出する
    ことを特徴とする請求項21乃至23いずれか1項記載のウェブ搬送制御方法。
  25. ウェブの左右の巾の大きさを検出するステップを備え、
    前記検出されたウェブの巾の大きさが所定の閾値を下回った場合に、前記ウェブに発生した皺を検知するウェブ搬送制御方法。
  26. 前記ウェブを加工する加工工程を含まないフリーローラ間、又は全加工工程終了後の巻出し直前のフリーローラ間において、前記ウェブの巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項25記載のウェブ搬送制御方法。
  27. 互いに平行に維持されるフリーローラ間において、前記ウェブの巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項25又は26記載のウェブ搬送制御方法。
  28. 前記ウェブの左右両端の横位置偏差を検出することで、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項25乃至27いずれか1項記載のウェブ搬送制御方法。
  29. ウェブの左右の巾の大きさを検出するステップと、
    前記検出されたウェブの巾の大きさを示す信号に含まれる高周波成分を検出するステップと、
    前記ウェブの横位置偏差を検出するステップと、
    前記検出された横位置偏差を示す信号を、前記検出した高周波成分を除去する低域通過フィルタ処理によって算出するステップと、
    前記算出された低域通過フィルタ処理後の横位置偏差に応じて、当該ウェブをガイドローラを用いて横方向に移動させるフィードバック制御を実行するステップと、
    を備えたウェブ搬送制御方法
  30. 前記ウェブの巻出し後のフリーローラ間において、前記ウェブの巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項29記載のウェブ搬送制御方法。
  31. 互いに平行に維持されるフリーローラ間において、前記ウェブの巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項29又は30記載のウェブ搬送制御方法。
  32. 前記ウェブの左右両端の横位置偏差を検出することで、前記ウェブの左右の巾の大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項29乃至31いずれか1項記載のウェブ搬送制御方法。
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