JP2009246932A - 撮影レンズユニット及びそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットが大型化せず、液晶光学素子の光軸中心と撮像素子の中心を一致することができる撮影レンズユニット及び該ユニットを用いた電子機器を提供することである。
【解決手段】撮影レンズユニットは、複数の透明電極板からなる液晶光学素子を含む撮影レンズと、撮影レンズの像側に配され光学像を電気信号に変換する撮像素子と、撮影レンズの光軸上に開口部を有する基板と、撮像素子を保持する撮像素子ホルダと、基板に対して撮像素子ホルダを撮影レンズの光軸に対して直交に駆動可能な2次元駆動機構または基板に固定された撮像素子と、を備え、前記撮像素子ホルダは第1、第2の保持部材とを有し、前記第1の保持部材は上記液晶光学素子の光軸に直交するX及びY軸平面内で位置決めする第1の位置決め部及び光軸方向を規制する第2の位置決め部を有し、該第2の保持部材は上記液晶光学素子を覆い第2の位置決め部と接合する接合部と、を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は液晶光学素子を含む撮影レンズユニット及びそれを用いた電子機器に関するものである。
カメラのブレに起因する像ブレは写真撮影に於ける一般的な問題である。この問題は、比較的焦点距離の長いレンズを使用する場合に、カメラの動き(揺れ)の影響がレンズの焦点距離に比例して大きくなるため、特に深刻となる。特に、焦点距離の長い設定では、カメラのブレは、補正措置を行わない限り、撮影者がブレのない画像を撮影する能力を制限する要因となる可能性がある。
従来のブレ補正装置では、撮像素子を駆動するためのアクチュエータには大きなパワーが必要となり、装置全体が大型化されると共に、撮像素子が第2の方向に移動する際にフレキシブル配線板の捩れ角が変化するため、その捩れ角に応じて変形抵抗の大きさが変動して制御量が異なることになり、撮像素子の精度良い移動制御を行わなければならないものであった。
こうした像ブレ補正を行うために、例えば、下記特許文献1及び特許文献2に記載された技術が知られている。
特許文献1に記載の画像安定化システムは、カメラの動きに応答して動かされるアセンブリと、プレートと、プレートに取り付けられる磁石であって、リニアモータの部分を形成し、リニアモータの作用線が可動アセンブリの質量の中心の位置とほぼ同じ位置を通るように配置される磁石とを備えて、撮影中のカメラが揺れることに伴う手振れを低減するようにしたものである。
特許文献2に記載の像ぶれ補正装置では、フレキシブル配線板のCCDと液晶ディスプレイ等との間を連結する部分に、その平面に沿って円弧状に湾曲させることにより弾性を付与した円弧状連結部を設け、CCDのレンズ系の光軸に直交する第1の方向への移動及びレンズ系の光軸に直交、且つ第1の方向とも直交する第2の方向への移動に際して、円弧状連結部に於ける曲面形状の変形によってその移動を許容し得るようにしている。
特開2006−31027号公報 特開2007−58089号公報
ところで、レンズホルダを駆動する駆動系は、4群レンズ10が光軸方向に移動するためのフォーカス駆動機構はフォーカス用モータ、送りネジ軸およびナットおよび2本のガイド軸が必要なことから部品点数が多く、装置が大型化、高価になるという問題が生じる。
そこで、装置の大型化を防止するために液晶レンズを用いた撮像レンズが開発されている。ところが、例えば、矩形形状し、オートフォーカス用等に用いる液晶光学素子を位置決めし、入射側または射出側に配置された単数または複数レンズの光軸を一致させるなどの場合には組み立て作業が困難となる。また、レンズを交換するときに射出瞳距離が変わる。焦点距離の短い場合には入射光は斜め入射が多くなり、撮像素子への入射光が減少してしまう。これを改善するために被写体からの斜め入射光を液晶素子に入射する際に、液晶素子に印加電圧を与えて屈折させ、傾斜角度を変更して撮像素子に集光させるなどが上げられる。この液晶素子または液晶レンズでCCDシフト機構の撮像素子の中心を一致させ、中央部分で焦点があっていても、撮像素子の周辺部分で画像がぼけてしまう問題点がある。
本発明は前記実情に鑑みてなされたものであり、ユニットが大型化することなく、撮影レンズの光軸と液晶光学素子の光軸中心を容易に一致することができる撮影レンズユニットおよびそれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
すなわち請求項1に記載の発明は、複数の透明電極板からなる液晶光学素子を含む撮影レンズと、前記撮影レンズの像側に配され、光学像を電気信号に変換する撮像素子と、前記撮影レンズの光軸上に開口部を有する基板と、前記撮像素子を保持する撮像素子ホルダと、前記基板に対して前記撮像素子ホルダを撮影レンズの光軸に対して直交に駆動可能な2次元駆動機構または前記基板に固定された撮像素子と、を具備し、前記撮像素子ホルダは第1の保持部材と第2の保持部材とを有し、前記第1の保持部材は、上記液晶光学素子の光軸に直交するXおよびY軸平面内で位置決めする第1の位置決め部および光軸方向を規制する第2の位置決め部を有し、上記第2の保持部材は、上記液晶光学素子を覆い上記第2の位置決め部と接合する接合部を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記第1の位置決め部は、透明電極が形成された複数の基板を有する上記液晶光学素子のうち、1枚の基板の外形部と第1の保持部材の凹部で位置決めされ、かつ、上記第1の保持部材と上記第2の保持部材との間に位置決めピンによる嵌合することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記撮影レンズを収納するレンズ枠と、上記レンズ枠と上記液晶レンズホルダとの間に介在される断熱部材と、を更に具備することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明に於いて、上記液晶レンズホルダと上記断熱部材の間に配設された熱伝導体を更に具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、前記2次元駆動機構は、前記基板若しくは前記撮像素子ホルダの何れか一方に配置された複数の駆動用コイルと、前記駆動用コイルの近傍に配置された複数の位置センサと、前記基板若しくは前記撮像素子ホルダの他方に前記駆動用コイルに対向する位置に配置された複数の駆動用磁石からなることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、液晶光学素子を含む撮影レンズと、前記撮影レンズの像側に配され、光学像を電気信号に変換する撮像素子と、前記撮影レンズの光軸上に開口部を有する基板と、前記撮像素子を保持する撮像素子ホルダと、前記撮像素子ホルダを前記基板に対して支持する支持手段と、上記液晶光学素子を光軸方向に保持するもので、該液晶光学素子の射出面側に凸部が形成された液晶レンズホルダと、上記支持手段を固定するもので、上記液晶レンズホルダの凸部と嵌合する凹部が形成されて上記液晶光学素子を位置決めする本体部と、を具備することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明に於いて、上記液晶レンズホルダの凸部は球面形状であり、上記本体部の凹部は上記凸部の球面形状に対応した形状であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の発明に於いて、上記液晶レンズホルダの凸部は傾斜面を有し、上記本体部の凹部は上記凸部の傾斜面に対応した傾斜面を有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の発明に於いて、上記撮影レンズを収納するレンズ枠と、上記レンズ枠と上記液晶レンズホルダとの間に介在される断熱部材と、を更に具備することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明に於いて、上記液晶レンズホルダと上記断熱部材の間に配設された第1の熱伝導体を更に具備することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1または6に記載の発明に於いて、上記撮像素子からの熱を伝達する放熱板を設け、本体部にクリップ部を設け、上記放熱板と輸送時などの電源オフ時にはクランプすることを特徴とする。
本発明によれば、ユニットが大型化することなく、液晶レンズホルダは第1の保持部材と第2の保持部材とを有し、上記液晶光学素子の光軸に直交するXおよびY軸平面内で位置決めする第1の位置決め部および光軸方向を規制する第2の位置決め部を有する上記第1の保持枠と、液晶光学素子を覆い上記第2の位置決め部と接合する接合部を有する上記第2の保持枠とする構成にすると撮像素子と液晶光学素子の光軸中心を容易に一致することができる撮影レンズユニット及び撮影レンズを用いた電子機器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像素子モジュールを用いた撮影レンズユニットの光線に沿った断面図である。
例えば、コンパクトカメラ用のレンズユニット10には、撮影レンズ11を構成するもので、近傍に絞り17が設けられた第1レンズ12と、第2レンズ13と、第3レンズ14と、第4レンズ151 とが設けられている。前記第1レンズ12と第2レンズ13との間には、直角プリズム16が設けられている。直角プリズム16は、第1レンズ12と第2レンズ13の間で、撮影レンズ11の光軸Aを下方へ向けて直角に曲げる。デジタルカメラでは、このように撮影レンズ11の光軸を屈曲させることによって、レンズユニット10の被写体方向に対する厚みを抑えてカメラ本体を薄型化している。
前記第2レンズ13は、前述したように、直角プリズム16に近接して固定されている。第3レンズ14は、撮影倍率を変更するズーム動作時に光軸に沿って移動する。また、液晶素子を有する第4レンズ151 は、レンズホルダ10に固定される。(光軸方向に移動しない)。この第4レンズ151 は、例えば、入射側及び射出側レンズ15a及び15bとの間に配置された透明基板(図示せず)と2枚の回折型液晶を用いた液晶光学素子(第1液晶レンズ)15c、(第2液晶レンズ)15dを有している。この液晶光学素子15c、15dは、オートフォーカス用などの回折型液晶素子、または回折型液晶素子とレンズで構成される。(図1は回折型またはフレネル型液晶素子の入射、射出側に配置したり、あるいは入射か射出側のいずれかに配置されたレンズが配置された回折型またはフレネル型液晶素子とレンズの組み合わせた構成を液晶光学素子という。)
2枚の回折型液晶光学素子は、液晶レンズに交流電圧を印加していない状態あるいは交流電圧を印加した状態で動作が変化する。第1液晶レンズ15cと第2液晶レンズ15dは、液晶の配光方向が直交している。
第1の液晶レンズ15cに交流電圧を印加しない場合、液晶は入射する光線の偏光方向によらず常光屈折率として作用する。基板の屈折率と液晶の常光屈折率が等しいので、液晶レンズは入射する光線の偏光方向によらず偏向しない機能を行う。
第2液晶レンズ15dに交流電圧を印加すると、第2の液晶レンズ15dはP偏光に対して異常光屈折率としての作用し、P偏光は回折(偏向)する。一方、第1液晶レンズ15cはS偏光に対して常光屈折率として作用し、S偏光は回折(偏向)しない。第1液晶レンズ15cに交流電圧を印加すると、第1液晶レンズ15cはS偏光に対して異常光屈折率としての作用し、S偏光は回折(偏向)する。
レンズユニット10は、撮影レンズ11の下方に撮像素子28及び該撮像素子28を支持する撮像素子ユニット20が支持されたカメラ本体25に対して、位置決めピン22、23で位置決めされる。更に、ネジ24によって固定される。
撮像素子28は、受光量に応じた電荷を蓄積する複数の光電変換素子が配列された受光面を備えている。そして、撮影レンズ11により受光面に結像された光学的な被写体像を電気的な撮像信号に変換し、この撮像信号を出力することによって撮像を行う。この撮像素子28は、電磁駆動機構を介して、レンズユニット10の底面を構成するカメラ本体25に、受光面を撮影光軸と垂直にした状態で配置される。
前記レンズユニット10は、開口部21aを有する地板21を介して、位置決めピン22、23及びネジ24によってカメラ本体25に固定される。上記開口部21aは撮影レンズ11からの入射光を撮像素子28に導くために形成されている。この撮像素子28の受光面上には保護シート29が設けられており、更に撮像素子28と地板21の間には光学ローパスフィルタ27が設けられている。
また、撮像素子28は、アルミニウム材等で構成される放熱板40に取り付けられている。この放熱板40の裏面側には放熱シート41が設けられている。撮像素子28の接続端子45は、プリント基板43及びフレキシブルプリント回路基板(FPC基板)44に、半田により接続されている。そして、この撮像素子28が取付けられた放熱板40及び放熱シート41が位置決めピン39によって位置決めされることにより、撮像素子28が位置決めされる。
撮像素子ユニット20は、例えば、プリント基板からなる地板21(基板という)と、該地板21に対向して前記撮像素子28を取り付けた撮像素子ホルダである撮像素子支持板38と、支持手段と、を有して構成される。前記撮像素子支持板38にはガイドベアリング31aが設けられており、地板21に設けられたガイドベアリング31bと対向している。この一対のガイドベアリング31a、31bと、該ガイドベアリング31a、31bの間に介在された鋼球131とで、前記支持手段を構成している。前記一対のガイドベアリング31a、31bは、矩形状で表面硬度が高く、厚さ1mm程度の金属材料(例えば、鋼材)で構成される。
上記撮像素子支持板38に固着された撮像素子28の表面側には、光学ローパスフィルタ27と撮像素子支持板38との間に密封部材30が介在されている。この密封部材30は、黒色弾性ゴムで形成されている。光学ローパスフィルタ27が固着された取り付け部材を撮像素子支持板38に小ネジで固定することで、密封部材30が押しつぶされる。これにより、撮像素子28の保護板と光学ローパスフィルタ27の出射面が、塵挨から保護される構造である。
撮像素子支持板38の上部に延出された突出部材32及び33には、複数の厚さ方向に磁化された異極対向で2つが結合した第1及び第2の永久磁石34、35及び36、37が配置されている。そして地板21には磁性材を挟み、X軸またはY軸駆動用プリントコイルが配置されている。上記撮像素子支持板38の少なくとも一対の永久磁石34、35及び36、37と、地板21の磁性材との間で、リテーナ付きで少なくとも4つの鋼球を有するガイドベアリング31a、31bに、磁気的な押圧力(磁気吸引力)が作用する。この押圧力が作用すると、ガイドベアリング31a,31bの鋼球が、撮像素子支持板38と地板21に押し付けられる。この結果、撮像素子支持板38と地板21との間に設けられたそれぞれのガイドベアリング31a,31bとの間に介在する鋼球131のがた付きが除去される。
撮像素子支持板38の突出部材32上には、磁性材133を介して第1の永久磁石34,35が配置されている。この永久磁石34,35は地板21に磁性材134を介して接合されたX軸駆動用プリントコイル121に対向する位置に、厚さ方向に磁化された第1の永久磁石34,35はN極とS極がFPC基板44の延在方向に並ぶように分極着磁されている。
また、地板21に磁性材136を介して接合されたY軸駆動用プリントコイル122は横長の長方形状をしており、その長辺が、突出部材33上の磁性材135を介して第2の永久磁石36,37の各磁極に対向するように配置されている。同様に、X軸駆動用プリントコイル122は横長の長方形状をしており、その長辺が第1の永久磁石34,35の各磁極に対向するように配置されている。
本実施形態では、上記X軸またはY軸駆動用プリントコイル121及び122の内側にホール素子を配置し、リテーナ付きガイドベアリング31を用いた撮像素子支持板38と地板21の磁性材との間に磁気吸引力による支持手段を構成した。しかしながら、上記磁性材を使用しないで、撮像素子支持板38側に軸受けを形成し、地板21側にガイド軸を設けた場合には、撮像素子支持板38と地板21との間に、一軸方向に移動可能な中間部材を配置して、該中間部材の移動方向に対して直交する方向に移動する撮像素子支持板とする構成としたメタル軸受けを用いた支持手段としてもよい。
また、ここでは、1組の第1及び第2永久磁石としたが、それぞれの永久磁石が対角線上に位置するように4つの永久磁石と、対向する地板21上に4つの駆動用プリントコイルが位置するような配置とし、X軸、Y軸駆動用プリントコイルの対向する延長線上で各軸駆動用プリントコイルの裏面位置にそれぞれ磁性片を配置することも可能である。或いは、磁性片をX軸またはY軸駆動用プリントコイル上で、永久磁石34および37の長手方向の中央部付近と対向する位置に接合することも可能である。X軸およびY軸駆動用プリントコイル121、122の通電が遮断されると、撮像素子支持板38は、永久磁石と磁性片との磁気バランスで撮影レンズの光軸と可動する撮像素子28の中心が一致する初期位置に戻る。
更に、X軸およびY軸駆動用コイルをプリント基板の地板21に配置し、永久磁石を撮像素子支持板38側に配置したが、逆に、X軸およびY軸駆動用コイル121,122と磁性材を撮像素子支持板38側に配置し、4つの永久磁石34,35,36,37を地板21に配置しても良い。
次に、撮像素子28を支持する撮像素子支持板38の位置制御を行うCPU(図示せず)は、プリント基板43上に配置された駆動回路を有する。上記CPUは、撮像素子支持板38の水平方向であるX軸方向の移動と、該撮像素子支持板38の垂直方向であるY軸方向の移動を駆動するための上記駆動回路を制御する。
CPUは、図示されないジャイロから入力される角速度に基づいて、撮像素子支持板38を所望の位置へ移動させる制御を行う。撮像素子支持板38に配置されて異極接合された永久磁石の磁束内に垂直方向のX軸駆動用プリントコイル122が通電されて撮像素子支持板38が移動すると、このプリントコイル内側に配置されたホール素子により位置検出が行われる。そして、上記X軸駆動用プリントコイル122の通電が遮断されると、撮像素子支持板38は、永久磁石37と磁性片との磁気バランスで撮影レンズの光軸と可動する撮像素子の中心が一致する初期位置に戻る。
同様に、CPU(制御回路、コントローラ)は、図示されないジャイ口から入力される角速度に基づいて、撮像素子支持板38を所望位置へ移動させる制御を行う。撮像素子支持板38に配置された異極接合された永久磁石34,35の磁束内に垂直方向のY軸駆動用プリントコイル121が通電され、撮像素子支持板38が移動すると、Y軸駆動コイル121内側に配置されたホール素子により、位置検出が行われる。
上記Y軸駆動用プリントコイル121の通電が遮断されると、撮像素子支持板38は初期位置に戻ることが可能であるが、後述するユーザが機器を使用するとき、機器下側に配置された(図5を参照)クリップによるロック機構を用いると、磁石と磁性片との磁気バランスで初期化は不要となる。ここでは温度センサの配置については省略する。
このように、レンズユニット10が振動したときに、可動可能な撮像素子支持板38上の撮像素子28が2次元方向に移動して、該撮像素子28の受光面で画像の振れを補正することができる。
尚、実施形態では、2次元駆動機構は、可動磁石型の直流リニアモータに限らず、圧電素子駆動モータや屈曲振動モータを駆動源として駆動する方式であってもよい。
次に、図2(a)を参照して、図1の第4レンズ151 の詳細な構成について説明する。
図2(a)に於いて、この第4レンズ151 は液晶レンズとして構成されるもので、その中央部には液晶レンズ50が設けられている。この液晶レンズ50は、ここでは図示されていないが、撮影すべき物体からの入射光線を妨げることなく、ズームおよびオートフォーカスの操作による第4レンズ群枠は固定位置に配置されている。
そして、この液晶レンズ50は、例えば、回折型液晶やフレネル型液晶で、ネマチック液晶材料を用いており、透明な第1基板55または透明な第2基板56の屈折率を境界として、屈折率が変化可能な屈折面を有する液晶レンズで構成される。この第4のレンズ151 は、液晶レンズ50と上記第1基板55、液晶レンズ50と第2基板56の間にそれぞれ設けられている電極端子51及び52を通じて、液晶レンズ50に印可される電圧の大きさを調整し、焦点調整や像面の補正を行うものである。つまり、液晶レンズ50は、ネマチック液晶に電圧を印加するために、第1基板55側の配向膜、及び第2基板56側の配向膜に形成された透明な電極が形成されている。
上記第4レンズ151 は、一般的にオートフォーカスや像面補正が可能であることが知られている。そして、ネマチック液晶材料で構成される液晶レンズ50は、シール材53によって内部空間が密封されている。
また、上記電極端子51と52の間には、組み付け時に液晶レンズ50を挿入して両者を接合するための切断線54が設けられている。また、電極端子51と52の外側には、それぞれ隙間51a、52aが設けられている。更に、第1基板55及び第2基板56の外側には、レンズ57及びレンズ58が、それぞれ配置されている。
前記電極端子51、52、第1、第2基板55、56、レンズ57、58の周囲には、これらを保持するための保持部材となる第1および第2の保持部材67,68(液晶レンズホルダという)が設けられている。この第1および第2の保持部材67,68の外周面には、前記液晶レンズ50を加熱するための金属線62(熱伝導体)を埋め込むための凹部61が形成されている。すなわち、この金属線62は、第1および第2の保持部材67,68を介して、液晶レンズ50の周囲に巻回されている。前記金属線62は、前記液晶レンズ50が低温によって感度が悪化するのを防止するために、予熱を与える目的で設けられている。そして、金属線62は、配線63を介して図示されない基板上の感温スイッチの出力端子に接続され、この感温スイッチの入力端子は、後述する図5に示すクリップ75と接続された金属線77を受けるようになっている。
特に、電子カメラを使用する際の低温環境下(例えば、10℃以下)で、放熱板40をクリップ75でクランプし、撮像素子28を駆動させ、クリップ75から金属線77を通じて金属線62に熱伝導させ、感温スイッチが所定温度に達したときに、第1および第2の保持部材67、68を温めることができる。液晶レンズ50の周囲温度10℃以上になると、感温スイッチを遮断し、撮像素子28の駆動を停止する。
尚、液晶レンズ50は、例えば、並列で積層された3枚の透明基板と2枚の薄型の回折型の液晶レンズ50からなる構造としてもよい。その際は中央の透明基板の前後の両側の面にそれぞれ回折型またはフレネル型の液晶レンズを配置する。
また、金属線62は、ここでは2本を1組として同一の凹部61に埋め込むようにしているが、これに限られるものではない。例えば、図2(b)の第4レンズ152 に示されるように、1つの凹部61aに対して1本の金属線を配置するようにしてもよく、或いは2本以上の金属線62を配置するようにしてもよい。
上記第1の保持部材67、68は、断熱部材65及び66と、この断熱部材65及び66によってレンズユニット10内の鏡筒枠内に固定されるようになっている。前記断熱材65及び66は、低温時に、前記液晶レンズ50に外部の温度が伝達されないようにするため、或いは液晶レンズを加熱した温度が外部に伝わらないようにするために、設けられている。したがって、液晶レンズ50とレンズユニット10との間は、断熱部材65及び66によって熱が伝わらないように構成されている。
図3および図4は、上述した図2(b)の第4レンズ152 の詳細を分解して示したもので、図3(a)は第1の保持部材67を示した図、図3(b)は第2の保持部材68を示した図、図3(c)は液晶レンズ50の構造を示した図、図4(a)は第1の保持部材67を第2の保持部材68の側から見た平面図、図4(b)は第2の保持部材68を第1の保持部材67の側から見た平面図である。
第1の保持部材67の入射光側には、レンズ57が保持されている。組み立て完了時に、このレンズ57と透明基板55の入射面とは隙間があり、第4のレンズ152 の光軸方向を位置決めするための第2の保持部材68内に凹部152aが形成されている。第1の保持部材内の第1の位置決め手段(凹部の隅部に逃げ孔をもつ)に第4のレンズ152 を接合すると光軸方向及び光軸方向に対して直交する平面内に位置を合わせる。第2の保持部材68には第2の位置決め手段である投影レンズの光軸に平行な2本の位置決めピン60aが設けられている。
第1の保持部材67に突起部67aを設け、第2の保持部材68の内部に段差部68aを設ける。そして、第2の保持部材68を第1の保持部材67に挿入する際に、この突起部67aと段差部68bとは遊嵌状態とする。この第1の保持部材67の位置決めピン151aを基にして、第2の保持部材68の位置決め穴152aを嵌合挿入すると、第1の保持部材67の外周面と第2の保持部材68の外周面とを一致することができる。なお、図示68bは第2の保持部材68の第1の保持部材67との接合面であり、62aは金属線の終端部分である。
上記液晶レンズ50は、図3(c)に示されるように、上述した3枚の透明電極基板と2層の回析型液晶レンズ(液晶層)とにより構成される。同図に於いて、透明電極基板は、入射側より第1の透明電極基板141、第2の透明電極基板142及び第3の透明電極基板143から成っている。そして、それぞれの基板間には液晶層145、146と共に、スペーサ147、148が設けられている。また、第2の透明電極基板142は引き出し電極として、第1、第3の透明電極基板141、143より長く形成されており、且つ、引き出し側と反対側の端部142aは、例えば0.5mm突出して構成される。
このようにして構成された液晶レンズ50が、図4(a)に示されるように、第1保持部材67内に載置される。すなわち、第2の透明電極基板142の端部142aが、第1の保持部材67内に形成された開口部150に当接して、位置決めされる。この際、X軸方向は位置決め基準面156に、Y軸方向は位置決め基準面155によって決定される。なお、図示157は液晶55を第1の保持部材37に接合するための接着剤であり、158及び159は透明電極基板の逃げ孔である。また、58aはレンズ58の嵌合部を表している。
このように、レンズ57およびレンズ58と液晶レンズ50が位置決めされた第1及び第2の保持部材67、68を断熱部材65及び66を介してレンズユニット10内に挿入すれば、該レンズユニット10に対する液晶レンズ50の位置も決定される。したがって、装置全体が大型化することなく、レンズ57やレンズ58と液晶の中心を結ぶ光軸を容易に位置決めすることができる。
また、ここでは第1の保持部材67に複数の位置決めピン151a、151bを立設し、第2の保持部材68に位置決め孔152a、152bを設けたが、第2の保持部材68に液晶レンズ50を接合し、位置決めピン151a、151bを立設し、第1の保持部材67に位置決め孔152a、152bを設けてもよい。
尚、ここでは図示されないが、上述した液晶レンズ50は、透明な第1基板55及び第2基板56の内部に、例えばオイルと流体の電解液を充填し、第1基板55及び第2基板56の外側に絶縁体と透明電極を形成して、流体の電解液に電圧を印加し、電解液とオイルとの境界の形状面が変化し、焦点距離が変化する液体レンズに置き換えることも可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る例えば、コンパクトカメラに用いる撮像素子モジュールを用いた撮影レンズユニットの光線に沿った断面図である。
尚、以下に述べる実施形態に於いて、上述した第1の実施形態と同じ部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図5に於いて、撮像素子ユニット20のうち、撮像素子28が取り付けられた放熱板40はその一端が延出されて形成されている。この放熱板40の延出された先端部近傍には、後述する突起ピン76と嵌合してロックするためのロック用凹部72が形成されている。
カメラ本体25には、上述した放熱板40からの熱を放熱するための銅線などの金属線77が、ネジ止めによって固定されている。この金属線77の先端部には、内部に突起ピン76が形成されたクリップ75を有している。図5に於いて、このクリップ75が左側に移動されて、該クリップ75内に放熱板40の先端部が挿入される。すると、突起ピン76とロック用凹部72が嵌合することによって、放熱板40と金属線77が結合される。これにより、撮像素子28で発生した熱が金属線77に伝わるようになっている。
また、撮像素子からの熱を伝達する放熱板を設け、本体部にクリップ部を設け、上記放熱板と輸送時などの電源オフ時にはクランプすることが可能な電子機器となる。
上記カメラ本体25には、地板21を介して、撮影レンズユニット本体83が、位置決めピン22及び23とネジ24によって固定される。そして、撮影レンズユニット本体83には、それぞれスプリング86、87が外周面に巻回された抜け止め用のストッパ84、調整ネジ85によって、第1の保持枠A88及び第2の保持枠B89が、撮影レンズの光軸方向に対して移動可能に設けられている。上記第1の保持枠A88及び第2の保持枠B89は、例えば値カーボンが充填されたPPS樹脂やポリカーボネイト等のプラスチック成型品で構成される。尚、図5では調整ネジ85は1本のみが示されているが、実際にはストッパ84を調整ネジ85に置き換えた複数本(例えば、3本)が存在する。しかしながら、この調整ネジの本数は、これらに限られるものではない。
第1の保持枠A88及び第2保持枠B89内には、液晶光学素子である液晶レンズ15を支持する液晶レンズホルダ90が設けられている。この液晶ホルダ90(は断熱部材で構成されているもので、断面形状が円形で環状のOリング93により光軸方向に押圧されている。また、液晶ホルダ90は、位置決めピン94、95によって第2の保持枠B89に位置決め固定される。液晶レンズホルダ90は液晶レンズ15を光軸に直交するXおよびY軸平面内で位置決めする第1の位置決め部を有する。この第1の位置決め部の形状は図2(b)示された位置決めピンと同様である。
また、液晶レンズ15を覆い第2の位置決め部(第1の保持枠A88の上面)と結合する結合面をもつ第1の保持枠A88が第2の保持枠として構成されている。
第1の保持枠A88には、図示されない被写体からの入射光を撮像素子28に導くための開口88aが設けられると共に、第1および第2の保持枠A88、B89に予熱を供給するための金属線63を通すための孔88bが設けられている。そして、上記開口88aを覆うようにして、液晶レンズ15や撮像素子28に塵埃等が侵入することを防止するためのアクリル板96及びOリング93が設けられている。
一方、第2の保持枠B89には、液晶レンズ15の射出側表面と対向する位置に開口89aが設けられると共に、図示下向きに凸部89bが形成されている。そして、撮影レンズユニット本体83の、上記凸部89bと対向する位置に、液晶レンズ15を位置決めするための凹部83bが設けられている。尚、この凹部83bの中央部には、開口83aが設けられている。
上記第2の保持枠B89の凸部89bと撮影レンズユニット本体83の凹部83bのそれぞれの接触面は、例えば、図示されるような液晶レンズ15の屈折面近傍を中心とした所定の径Rで形成されている。これにより、上記凹部83bが球面軸受けを構成している。尚、上記接触面は、所定のテーパ角を有して形成されたものであってもよく、その場合、凹部83bは円錐面軸受けを構成する。
これは、例えば、第2の保持枠B89の外形を基準とすると、案内する面が小さくなり、内部に保持している液晶レンズ15の入射及び射出表面が傾き、性能が劣化する原因になる。この傾きを防止するため、上述した球面軸受けの光軸に垂直な面や、例えば2次加工した支柱の取り付け面を接触面として、より安定した保持としている。これにより、液晶面の光軸に対する傾きを改善している。
尚、第2の保持枠B89を基準に液晶レンズ15を挿入し、第1の保持枠A88で液晶レンズ15を塞ぎ、Oリング93で光軸方向に押圧をかけることによって、より安定した保持とすることができる。
このような構成に於いて、調整ネジ85を調整することによって、撮影レンズユニット本体83の球面軸受け上で、第2の保持枠B89の凸部89bが移動する。こうして、球面軸受けの中心と液晶レンズ15の中心を一致させるように調整ネジ85を調整することにより、第2の保持枠B89に位置決めされた液晶レンズ15の光軸の傾きが調整される。
上記調整ネジ85による調整が必要なのは、以下の理由による。
すなわち、手ブレ補正用に可動する撮像素子28を用いる場合に、本体基準面に対して可動する撮像素子の表面の平行度を維持し、且つ、液晶レンズの射出側の光軸に対して直交する面の加工精度が必要となる。すると、撮像素子を保持するホルダは、駆動コイルや固定磁石等で構成する電磁駆動機構を介在することから、撮像素子取り付け面の2次加工等を必要とするが、複雑な治具を用いた作業工程が発生し、撮影レンズユニットのコスト高につながるからである。また、レンズを交換するときに射出瞳距離が変わる。焦点距離の短い場合には入射光は斜め入射が多くなり、撮像素子への入射光が減少してしまう。これを改善するために被写体からの斜め入射光を液晶素子に入射する際に、液晶素子に印加電圧を与えて屈折させ、傾斜角度を変更して撮像素子に集光させるなどが上げられる。このような場合には、液晶光学素子をCCDシフト機構の撮像素子の中心を一致させ、中央部分で焦点があっていても、撮像素子の周辺部分で画像がぼけを防止することができる。
そのため、調整ネジ85により調整が行われる。
次に、本発明の第2の実施形態の第1の変形例について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態の第1の変形例に係る例えば、レンズ交換型電子カメラに用いる撮像素子モジュールを用いた撮影レンズユニットの光線に沿った断面図である。
図6に於いて、撮像素子ユニット20のうち、撮像素子28が取り付けられた放熱板40は、抜け止め用のストッパ103及び104によって本体部101に固定されている。この本体部101と上記放熱板40との間には、輪帯形状した弾性力のあるスペーサ110が嵌入されており、光軸に対する角度が調整可能になっている。また、ストッパ103及び104の他端には、焦点距離の短いレンズを用いると撮像素子への斜め入射が多くなり、画面の周辺での明るさのかげり(シェーディング)発生を抑制するために液晶(回折型やフレネル型液晶を用いた液晶光学素子)レンズ15を保持した第1の保持枠A88及び第2の保持枠B89が、接着剤107及び108によって固定されている。
尚、第2の保持枠B89は、本体部101との間に断面形状が円形で環状のOリング102が介在されており、光軸方向に押圧されている。スペーサ110はりん青銅材の薄板ばねに弾性ゴムを積層するとOリング102の押圧量を調整することができ、撮像素子28や光学ローパスフィルタ27の表面に埃が付着することを防止することができる。
また、液晶レンズ15と液晶レンズホルダ90との間には、スペーサ112及び113が嵌入されている。スペーサ112および113によって、液晶レンズ15の射出表面は撮影レンズの光軸と直交する方向への調整が可能となる。
液晶レンズホルダ90は液晶レンズ15を光軸に直交するXおよびY軸平面内で位置決めする第1の位置決め部を有する。この第1の位置決め部の形状は図2(b)に示された位置決めピンと同様である。
また、液晶レンズ15を覆い、第2の位置決め部(ストッパ84と第1の保持枠A88の上面との接触する面)をもつ第1の保持枠A88が第2の保持枠として構成されている。
更に、光学ローパスフィルタ27は、密封部材115を介して本体101に固着される。上記密閉部材115の下面は、保護シート29の上面と接触している。つまり、密閉部材115によって、保護シート29及び光学ローパスフィルタ27の面に塵埃が付着しないように、二重構造の密封とされている。
また、放熱板40の下面には、セラミックシートやパラフィン等の熱吸収可能な蓄熱材がラミネートされた蓄熱シート116が接合される。このセラミックシートや蓄熱シート116により、急激な温度上昇を抑制する。
このように構成しても、上述した第2の実施形態と同様に、液晶の中心と撮影レンズの光軸中心とを一致することができる。
また、図6において、図5に示す防振用光学フィルタまたは赤外線カットフィルタと、この光学素子を振動するための圧電素子と撮像素子との間に光学ローパスフィルタに代え、液晶を配置することもできる。
次に、本発明の第2の実施形態の第2の変形例について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態の第2の変形例に係る例えば、レンズ交換型電子カメラに用いる撮像素子モジュールを用いた撮影レンズユニットの光線に沿った断面図である。
尚、以下に述べる第2の実施形態の第2の変形例に於いて、上述した第1、第2の実施形態と同じ部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
この第2の変形例では、液晶レンズの射出角を確保するため、上述した第2の実施形態による撮像素子ユニットを、以下のように構成する。
図7に於いて、撮像素子ユニット20は、撮影レンズユニット本体38を金属の板材とし、第1の保持枠89の外形側に球面やテープ面による接触部117を設ける。こうして、第1の保持枠89や撮影レンズユニット本体83の開口部とする。また、スプリングに代えてゴム材等の弾性材料によるスペーサ118、119を介在させている。これにより、液晶レンズと撮像素子の受光面とを接近させることが可能となる。
このように構成しても、上述した第2の実施形態と同様に、液晶の中心と撮影レンズの光軸中心とを一致することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
更に、前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係るコンパクトカメラに用いる撮像素子モジュールを用いた撮影レンズユニットの光線に沿った断面図である。 (a)は図1の第4レンズ151 の詳細な構成について説明する図、(b)は(a)の変形例を示した図である。 図2(b)の液晶レンズ152 の詳細を分解して示したもので、(a)は第1の保持部材67を示した図、図3(b)は第2の保持部材68を示した図、図3(c)は液晶レンズ50の構造を示した図である。 図2(b)の液晶レンズ152 の詳細を分解して示したもので、(a)は第1の保持部材67を第2の保持部材68の側から見た平面図、(b)は第2の保持部材68を第1の保持部材67の側から見た平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るコンパクトカメラに用いる撮像素子モジュールを用いた撮影レンズユニットの光線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態の第1の変形例に係るレンズ交換型電子カメラに用いる撮像素子モジュールを用いた撮影レンズユニットの光線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態の第2の変形例に係るレンズ交換型電子カメラに用いる撮像素子モジュールを用いた撮影レンズユニットの光線に沿った断面図である。
符号の説明
10…レンズユニット、11…撮影レンズ、12…第1レンズ、13…第2レンズ、14…第3レンズ、15、50…液晶レンズ、151 ,152 …第4レンズ(2枚の液晶光学素子を含む)、16…直角プリズム、20…撮像素子ユニット、21…地板、21a…開口部、22、23、39…位置決めピン、24…ネジ、25…カメラ本体、27…光学ローパスフィルタ、28…撮像素子、29…保護シート、30…密封部材、31a、31b…ガイドベアリング、32、33…突出部材、34、35、36、37…永久磁石、38…撮像素子支持板、40…放熱板、43…プリント基板、44…フレキシブルプリント回路基板(FPC基板)、45…接続端子、51、52…電極端子、53…シール材、55、56…基板、57、58…レンズ、60a…位置決めピン、60b…位置決め穴、61…凹部、62、77…金属線(熱伝導体)、63…配線、65、66…断熱部材、液晶レンズホルダ(67…第1の保持枠、68…第2の保持枠)、第1の保持枠A88、第2の保持枠B89。

Claims (11)

  1. 複数の透明電極板からなる液晶光学素子を含む撮影レンズと、
    前記撮影レンズの像側に配され、光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
    前記撮影レンズの光軸上に開口部を有する基板と、
    前記撮像素子を保持する撮像素子ホルダと、
    前記基板に対して前記撮像素子ホルダを撮影レンズの光軸に対して直交に駆動可能な2次元駆動機構または前記基板に固定された撮像素子と、
    を具備し、
    前記撮像素子ホルダは第1の保持部材と第2の保持部材とを有し、
    前記第1の保持部材は、上記液晶光学素子の光軸に直交するXおよびY軸平面内で位置決めする第1の位置決め部および光軸方向を規制する第2の位置決め部を有し、
    上記第2の保持部材は、上記液晶光学素子を覆い上記第2の位置決め部と接合する接合部を有する
    ことを特徴とする撮影レンズユニット。
  2. 上記第1の位置決め部は、透明電極が形成された複数の基板を有する上記液晶光学素子のうち、1枚の基板の外形部と第1の保持部材の凹部で位置決めされ、かつ、上記第1の保持部材と上記第2の保持部材との間に位置決めピンによる嵌合することを特徴とする請求項1記載の撮影レンズユニット。
  3. 上記撮影レンズを収納するレンズ枠と、
    上記レンズ枠と上記液晶レンズホルダとの間に介在される断熱部材と、
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の撮影レンズユニット。
  4. 上記液晶レンズホルダと上記断熱部材の間に配設された熱伝導体を更に具備することを特徴とする請求項3に記載の撮影レンズユニット。
  5. 前記2次元駆動機構は、前記基板若しくは前記撮像素子ホルダの何れか一方に配置された複数の駆動用コイルと、前記駆動用コイルの近傍に配置された複数の位置センサと、前記基板若しくは前記撮像素子ホルダの他方に前記駆動用コイルに対向する位置に配置された複数の駆動用磁石からなることを特徴とする請求項1記載の撮影レンズユニット
  6. 液晶光学素子を含む撮影レンズと、
    前記撮影レンズの像側に配され、光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
    前記撮影レンズの光軸上に開口部を有する基板と、
    前記撮像素子を保持する撮像素子ホルダと、
    前記撮像素子ホルダを前記基板に対して支持する支持手段と、
    上記液晶光学素子を光軸方向に保持するもので、該液晶光学素子の射出面側に凸部が形成された液晶レンズホルダと、
    上記支持手段を固定するもので、上記液晶レンズホルダの凸部と嵌合する凹部が形成されて上記液晶光学素子を位置決めする本体部と、を具備することを特徴とする撮影レンズユニット。
  7. 上記液晶レンズホルダの凸部は球面形状であり、上記本体部の凹部は上記凸部の球面形状に対応した形状であることを特徴とする請求項6に記載の撮影レンズユニット。
  8. 上記液晶レンズホルダの凸部は傾斜面を有し、上記本体部の凹部は上記凸部の傾斜面に対応した傾斜面を有することを特徴とする請求項6に記載の撮影レンズユニット。
  9. 上記撮影レンズを収納するレンズ枠と、
    上記レンズ枠と上記液晶レンズホルダとの間に介在される断熱部材と、
    を更に具備することを特徴とする請求項6に記載の撮影レンズユニット。
  10. 上記液晶レンズホルダと上記断熱部材の間に配設された第1の熱伝導体を更に具備することを特徴とする請求項9に記載の撮影レンズユニット。
  11. 上記撮像素子からの熱を伝達する放熱板を設け、本体部にクリップ部を設け、上記放熱板と輸送時などの電源オフ時にはクランプすることを特徴とする請求項1または6に記載の電子機器。
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