JP2009243666A - 防振装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】防振装置を、ゴム弾性体を主要素として有する防振マウントと、エンジン側のブラケット10と、車体側のブラケット12と、防振マウントを圧入により保持する、ブラケット10の筒状のホルダ部を上側から覆うゴム製のカバー部材14とで構成する。そのゴム製のカバー部材14には前後方向のゴムストッパ部150-1,150-2を設けておき、これらゴムストッパ部150-1,150-2と、ブラケット10,12における対応する部分によって径方向の前後方向のストッパ機構を構成する。
【選択図】 図1
Description
上記の防振マウントを有する防振装置において、通常このストッパ機構は第1取付金具の側に設けられる。
例えば下記特許文献1に、ストッパ機構をインナ側である第1取付金具の側に設けた形態の防振装置が開示されている。
車両によっては高さ方向に十分な取付スペースを確保できない場合があり、そうした場合にインナ側の第1取付金具の側にストッパ機構を設けた防振装置の場合取付けが困難である。
これらは何れもカバー部材を備えたものである。但しこれら特許文献に開示のものはカバー部材の用い方が本発明とは異なっており、何れも本発明とは別異のものである。
特にアウタ側の第2取付金具を上に、またインナ側の第1取付金具を下にして防振マウントが取り付けられる場合、筒状をなす第2取付金具の内側にオイルや雨水が浸入してそこに溜まってしまい、これにより第2取付金具に錆を発生させたり、凍結によりマウントに損傷を発せさせてしまう恐れが生ずる。
尚本発明は、第2取付金具を下に、第1取付金具を上にして防振マウントが取り付けられる場合も含むもので、その場合においてもカバー部材は第2取付金具への水やオイル等の跳ねかかりや付着を防止する働きを有する。
そしてそのことによって、カバー部材に前後方向のゴムストッパ部としての働きを持たせることが可能となる。
そのようにすることによって、所望のストッパ特性を持たせることができる。
このようにすることで、ストッパ作用の繰返しによるカバー部材の脱落をより確実に防止することができる。
これにより、カバー部材の抜けをより効果的に防止することができる。
またカバー部材の周壁部には、第1取付ブラケットにおける上記のエンジン側又は車体側への連結部との干渉回避用の切欠部を設けておくことができる(請求項6)。
このようなエア逃し溝を設けておくことで、ダイヤフラム膜の良好な可撓変形を確保することができる。
図1において、10はエンジン側に締結され連結される金属製の剛性のエンジン側のブラケット(第1取付ブラケット)で、12は車体側に締結され連結される金属製の剛性の車体側のブラケット(第2取付ブラケット)である。
ここでエンジン側のブラケット10は、ここではアルミニウム合金製とされ、また車体側のブラケット12は鉄製(鋼製)とされている。
また14はゴム弾性体により構成してあるカバー部材である。
尚図1において、X1は車両前方向,X2は車両後方向,Y1は車両右方向,Y2は車両左方向である。また図中上方向が車両の上方向,下方向が車両の下方向である。
即ちこの防振装置は、エンジンの左側に配置されてこれを防振支持する左側の防振装置である。またこの実施形態の防振装置はエンジンを吊下式に防振支持するものである。
この防振マウント16は、エンジンからの荷重(厳密にはパワーユニットからの荷重)を弾性支持し防振作用する主体となる部分で、図中下側のインナ金具(第1取付金具)18と、図中上側のアウタ金具(第2取付金具)20と、それらを弾性連結するゴム弾性体22とを有している。
ここでゴム弾性体22は、インナ金具18及びアウタ金具20に対し一体に加硫接着されている。
ここで一対の係合面24は、互いに平行な面をなしている。
またその中心部には雌ねじ孔26が図中上向きに設けられている。
このアウタ金具20は、図中下端部に径方向外方に突出した環状のフランジ部32を有しており、またそのフランジ部32と円筒部28の下端部との間の部分が、内向きに湾曲した環状の湾曲部34とされている。
防振マウント16は、このゴム支持部36を下側の壁として、その上側に液室38を備え、そこに非圧縮性の液体Lが封入されている。ここで液体Lとして水やアルキレングリコール,ポリアルキレングリコール,シリコーン油等を用いることができる。
49はゴム製のダイヤフラム膜で、このダイヤフラム膜49と仕切部材40とによって副液室48が区画形成されている。
オリフィス通路50の内部の液Lは、開口52を通じて主液室46との間で移動可能とされ、また開口54を通じて副液室48との間で移動可能となっている。
この収容室56は開口60を通じて主液室46と連通し、また開口62を通じて副液室48と連通している。
またこの可動板58と収容室56との間には、液Lが流通可能な微小な隙間が形成されている。
ここでリング66とゴム壁64とは、アウタ金具20の上端部が縮径方向に絞り加工されることで、ゴム壁64の変形を伴って互いに水密に密着接触せしめられている。
その減衰作用は液Lが液柱共振を生じる際に最も高く、この例ではその液柱共振の周波数は、シェイク等の10〜20Hz程度の低周波数の振動入力に対してチューニングされている。
このバウンド側のゴムストッパ部80は、アウタ金具20における円筒部28よりも径方向外方に突出しており、またその平面形状は、図5(B)に示しているようにエンジン側のブラケット10における後述の筒状のホルダ部68に沿って所定周長を有する円弧形状をなしている。
尚この円弧形状をなすバウンド側のゴムストッパ部80は、エンジン側のブラケット10における後述の連結部70とは反対側、即ち上記の車体側のブラケット12の側に設けられている。
尚このホルダ部68には、その上端部に径方向内向きに突出した環状のフランジ部74が設けられている。
このフランジ部74には、図2に示しているように周方向に180°隔たった2個所に、略半円形状の嵌込孔(被係合部)76が設けられている。
一方図2に示しているように、連結部70には複数個所に締結孔72が設けられ、それら締結孔72においてエンジン側に締結され、連結されるようになっている。
ここでストッパ面78-1は車両前後方向において最も前部に、またストッパ面78-2は車両前後方向において最も後部に設けられている。
またこれら一対のストッパ面78-1,78-2は互いに平行な面をなしている。
この連結部86には、複数個所に締結孔88,90,92が設けられ、それら締結孔88,90,92において車体側に締結されるようになっている。
ここで締結孔88はブラケット12の後述の壁部102自体に設けられ、また締結孔90,92は壁部102,104に形成された突出部94,96にそれぞれ設けられている。
底部98には挿入溝106が設けられており、そこに防振マウント16におけるインナ金具18の下端部が図中左方向に挿入されるようになっている。
ここでマウント固定部84は、底部98に設けられた凹部116の内側に形成されている。
上記防振マウント16は、このマウント固定部84への固定状態において、インナ金具18及びゴム支持部36の下部が、この凹部116内に収容される。
これらストッパ面118-1,118-2もまた平坦且つ互いに平行な面とされている。
尚ブラケット10のホルダ部68には、これに対応した円弧形状のストッパ面(内側ストッパ面)124(図2参照)が形成されている。
このストッパ面156もまた水平方向に平坦な面とされている。
このストッパ片126の下面は、図3に示しているようにホルダ部68の上面(軸方向の端面)に対して対向するストッパ面(外側ストッパ面)128とされている。
一方ホルダ部68の上面は、その一部がこれに対応したストッパ面(内側ストッパ面)130とされている。
ここで周壁部134は、図6に示しているように周方向の一部が切り欠かれている。図中149はその切欠部を表している。
この切欠部149は、図1に示しているようにブラケット10における連結部70との干渉回避のためのものである。
蓋部132は、ホルダ部68の上端の開口部142の径方向内方に位置する中央部が、図中上向きに部分球状に膨出したドーム形状部136とされており、そしてこのドーム形状部136よりも外周側の部分が、ホルダ部68の上面に着座する平坦且つ水平な着座部138とされている。
カバー部材14は、このリング状部140がホルダ部68の開口部(被係合部)142に内嵌状態に弾性嵌合することで、ホルダ部68への組付位置が規定される。
このリング状部140には、周方向に180°隔たった2個所に径方向外方に突出する断面半円形状の嵌込部(係合部)144が一体に形成されており、そしてこれら嵌込部144がホルダ部68の上記の被係合部としての嵌込孔76に弾性的に嵌められている。
カバー部材14は、これらリング状部140と嵌込部144とがそれぞれ開口部142,嵌込孔76にそれぞれ嵌め込まれることで、ホルダ部68に対しずれ防止されている。
ここで切欠146及びエア逃し溝148が蓋部132の下面に設けてあるのは次の理由による。
そこでここではこのような切欠146及びエア逃し溝148を設け、カバー部材14の蓋部132とダイヤフラム膜49との間に形成される空間のエアを外部に逃すようにし、ダイヤフラム膜49の良好な可撓変形を確保するようにしている。
この周壁部134はその一部、即ちエンジン側のブラケット10におけるストッパ面78-1と車体側のブラケット12におけるストッパ面118-1との間に位置する部分が、対応する前後方向のゴムストッパ部150-1(図4,図6,図7参照)とされ、またブラケット10のストッパ面78-2とブラケット12のストッパ面118-2との間に位置する部分が、対応する前後方向のゴムストッパ部150-2とされている。
同様にゴムストッパ部150-2もまた、ストッパ面78-2,118-2に対応して平坦な板状に構成されている。
ここでゴムストッパ部150-1,150-2は、カバー部材14における蓋部132の肉厚よりも厚く形成されている。
尚、カバー部材14における周壁部134の他の部分はこれよりも肉厚が薄くされている。具体的にはその肉厚は3mmである(但し後述の一部を除いて)。
またゴムストッパ部150-2に隣接した位置において、カバー部材14には図1にも示すようにエンジン側のブラケット10における連結部70に沿って延出した延出部154が設けられていて、その延出部154に引掛用の貫通の開口部152-2が設けられている。
尚この延出部154は、図1に示しているように断面逆L字形状をなしている。
ここで周壁部134は、開口部152-1を設けた部分がゴムストッパ部150-1と同じ6mmの肉厚で形成され、また延出部154も同じ肉厚6mmで形成されている。
ここで引掛部158-1は、開口部152-1を内側から外側に突き抜ける挿通部160と、その先端且つ周壁部134の外側で下向きに、即ち防振マウント16のインナ金具18側に屈曲し、突出した爪部162とを有している。
ここでそれぞれの爪部162,166は、開口部152-1,152-2の下端よりも更に下向きに大きく突出している。
但しこの例においてゴムストッパ部168は、ブラケット10と12との直接的な当接による金属的な当り音の発生を防ぐための緩衝部として主として用いられる。
このゴムストッパ部170は、蓋部132における他部と同様に肉厚3mmとされている。
尚上記の左右方向のゴムストッパ部168もまた、同様に肉厚3mmとされている。
また一方ブラケット10がブラケット12に対し相対的に車両後方に大きく相対変位しようとしたとき、カバー部材14における後側のゴムストッパ部150-2が、ブラケット12の対応するストッパ面118-2に当接してストッパ作用をなし、過大な変位を規制する。
一方逆にブラケット10がブラケット12に対し上方向に相対変位しようとしたとき、カバー部材14におけるゴムストッパ部170が、ブラケット12に設けたストッパ片126の下面のストッパ面128に当接してストッパ作用し、ブラケット10の上向きの過大な変位を規制する。
尚、図3は防振装置を車両への取付前の状態で表しており、車両への取付状態でストッパ片126とゴムストッパ部170との間には、図に示すよりも大きなストッパクリアランスが生じている。
例えば後側のゴムストッパ部150-2のストッパ作用時に、このゴムストッパ部150-2に対して荷重が水平方向に入力したとき、即ちゴムストッパ部150-2に対して面直角方向に荷重が入力したとき、カバー部材14をホルダ部68から抜き出す方向の力は特に発生しない。
しかしながらこの実施形態では、その際に引掛部158-2による開口部152-2に対する引掛作用により、ゴムストッパ部150-2が図中上方向に大きくずれるのを阻止し、従って図中矢印方向の荷重の入力によってカバー部材14がホルダ部68から抜けてしまう恐れはない。
尚、ゴムストッパ部150-1に対して荷重が斜め上方向或いは斜め下方向に作用した場合においても、上記と同様の理由によってカバー部材14がホルダ部68から抜け防止される。
従ってまたその溜まった水によって、ダイヤフラム膜49をかしめ固定している部分が錆を発生してしまうのを防止でき、従ってその錆の発生によりダイヤフラム膜49が脱落する恐れを解消することができる。
これらの図に示しているようにこの実施形態は、ホルダ部68の上部且つ内周部に上向きに突出したボス部172を設けて、そこに雌ねじ孔174を形成する一方、図11に示しているようにカバー部材14の着座部138に対応する嵌合孔176を設け、この嵌合孔176をボス部172に嵌め合せる状態に、着座部138をホルダ部68の上面に着座させ、そしてその状態でボス部172の雌ねじ孔174にワッシャ178を介してボルト180をねじ込み、着座部138をホルダ部68に締結固定するようになしたものである。
尚着座部138には、周方向に沿って円弧状の補強用の金属プレート182が埋設してある。この金属プレート182の周方向の両端部にはボス部172を嵌め入れる貫通の穴が設けられている。
この実施形態によれば、カバー部材14がホルダ部68から外れ抜けるのをより確実に防止することができる。また、ボス部172の高さ内に、カバー部材14と金属プレート182を収容できるので、ボルト180の高さをカバー部材14と金属プレート182の高さ分、下げることができる。
例えば本発明においては、インナ金具18を上側に、アウタ金具20を下側にして車両に組み込むことも可能であるし、また上記実施形態はエンジンを吊下状態に防振支持する場合の例であるが、インナ金具18を上側にして、更にその上に直接エンジンを載せるように防振装置を車両に組み付けるようになすことも可能である。
また上記例示した引掛部の形状はあくまで一例であって、図12に示す形状その他様々な形状でこれを構成することも可能である。
また(C)の例は、引掛部184を正面視円形状として、開口部188から上方向と下方向及び右方向と左方向とのそれぞれに屈曲した爪部186を形成した例である。
その他本発明においては開口部の形状及び引掛部の形状を他の様々な形状となすことが可能である。
14 カバー部材
16 防振マウント
18 インナ金具
20 アウタ金具
22 ゴム弾性体
49 ダイヤフラム膜
68 ホルダ部
76 嵌込孔(被係合部)
78-1,78-2,130 ストッパ面(内側ストッパ面)
118-1,118-2,128 ストッパ面(外側ストッパ面)
126 ストッパ片
132 蓋部
134 周壁部
136 ドーム形状部
142 開口部
144 嵌込部
146 切欠
148 エア逃し溝
149 切欠部
150-1,150-2 ゴムストッパ部
152-1,152-2 開口部
154 延出部
158-1,158-2 引掛部
162,166 爪部
Claims (11)
- (イ)インナ側の第1取付金具と、アウタ側の筒状の第2取付金具と、それら第1取付金具と第2取付金具とを弾性連結するゴム弾性体とを備えた防振マウントと、
(ロ)該防振マウントの前記第2取付金具を圧入させて保持する筒状のホルダ部と、該ホルダ部から延出した、エンジン側及び車体側の一方に締結され、連結される連結部とを備えた剛性の第1取付ブラケットと、
(ハ)該第1取付ブラケットにおける前記ホルダ部の、前記第1取付金具とは反対側の開口部を覆う蓋部と、該ホルダ部の外周面に外嵌状態に被さる周壁部とを備えた、ゴム弾性体により構成してあるカバー部材と、
(ニ)該カバー部材とは反対側で前記第1取付金具を固定するマウント固定部と、前記エンジン側及び車体側の他方に締結され、連結される連結部とを備えた剛性の第2取付ブラケットと、
を有しており、前記第1取付ブラケットの前記ホルダ部の外周面には前後方向の一対の内側ストッパ面が形成してあり、また前記第2取付ブラケットには該ホルダ部の径方向の外側において、それら内側ストッパ面に対向する壁部が設けられていて、該壁部の内面に該一対の内側ストッパ面に対応した一対の外側ストッパ面が形成してあるとともに、
前記カバー部材の周壁部は、それら一対の内側ストッパ面と外側ストッパ面との間の部分が前後方向の一対のゴムストッパ部とされていて、該一対の該ゴムストッパ部がそれぞれ該外側ストッパ面に対してストッパクリアランスを隔てて径方向に対向させてあり、
前記周壁部若しくは該周壁部からの延出部には、該一対のゴムストッパ部の少なくとも一方に隣接した位置に貫通の引掛用の開口部が設けてある一方、前記第1取付ブラケットには、該開口部を外側に突き抜けて該開口部の縁部を引掛け、前記カバー部材を前記ホルダ部から抜け防止する、先端部に屈曲形状の爪を備えた引掛部が設けてあることを特徴とする防振装置。 - 請求項1において、前記防振マウントは前記第1取付金具とは軸方向の反対側にダイヤフラム膜を備えており、前記カバー部材が該ダイヤフラム膜を軸方向外側で覆っていることを特徴とする防振装置。
- 請求項1,2の何れかにおいて、前記前後方向のゴムストッパ部は前記蓋部よりも厚肉に構成してあることを特徴とする防振装置。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記引掛用の開口部及び前記引掛部が、前記一対のゴムストッパ部のそれぞれに対応して各ゴムストッパ部にそれぞれ隣接した各位置に一対設けてあることを特徴とする防振装置。
- 請求項1〜4の何れかにおいて、前記引掛部の爪は少なくとも一部が前記第1取付金具の側に向けて屈曲していることを特徴とする防振装置。
- 請求項1〜5の何れかにおいて、前記カバー部材の前記周壁部には、前記第1取付ブラケットの前記連結部との干渉回避用の切欠部が設けてあることを特徴とする防振装置。
- 請求項1〜6の何れかにおいて、前記カバー部材の内面には前記ホルダ部の被係合部に対して係合し、該カバー部材を位置ずれ防止する係合部が設けてあることを特徴とする防振装置。
- 請求項2において、前記カバー部材における前記蓋部の内面にはエア逃し溝が設けてあることを特徴とする防振装置。
- 請求項1〜8の何れかにおいて、前記カバー部材の前記蓋部は、中央部が軸方向外方に膨出したドーム形状をなしていることを特徴とする防振装置。
- 請求項1〜9の何れかにおいて、前記カバー部材を上向きとした状態で前記第1取付ブラケットがエンジン側に、前記第2取付ブラケットが車体側に締結されるエンジン吊下式のものであることを特徴とする防振装置。
- 請求項10において、前記第2取付ブラケットには前記カバー部材の上方で該カバー部材の側に延出し、該カバー部材に対し上下方向に対向するリバウンド方向のストッパ片が設けてあることを特徴とする防振装置。
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