JP2009242550A - 表面処理剤および撥水撥油処理方法 - Google Patents
表面処理剤および撥水撥油処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009242550A JP2009242550A JP2008090346A JP2008090346A JP2009242550A JP 2009242550 A JP2009242550 A JP 2009242550A JP 2008090346 A JP2008090346 A JP 2008090346A JP 2008090346 A JP2008090346 A JP 2008090346A JP 2009242550 A JP2009242550 A JP 2009242550A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine
- treating agent
- containing acrylic
- block copolymer
- carbon atoms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
【解決手段】(A)式:
【化1】
X:H、CH3、F、Cl、Br、I
Y:炭素数1〜10の脂肪族基、炭素数6〜10の芳香族基または環状脂肪族基
Rf:炭素数1〜21の直鎖状または分岐状のフルオロアルキル基
で示される含フッ素単量体から誘導される繰り返し単位を含む含フッ素アクリル系セグメント、および
(B)式:
【化2】
A1:H、CH3
A2:炭素数1〜30の直鎖状または分岐状のアルキル基
で示される非フッ素単量体から誘導される繰り返し単位を含む非フッ素アクリル系セグメント
を有して成る含フッ素アクリル系ブロック共重合体を含んでなる表面処理剤。
【選択図】なし
Description
特表2000−514479号公報には、原子移動ラジカル重合を用いる重合体の製造方法が開示されている。撥水撥油剤として充分な性能を有する重合体は開示されていない。
Langmuir 2004, 20, 5304には、原子移動ラジカル重合を用いて製造されたスチレンと2−パーフルオロオクチルエチルアクリレートジブロック共重合体が開示されている。このジブロック共重合体は、充分な撥水撥油性を有していない。
本発明の表面処理剤を構成する含フッ素アクリル系ブロック共重合体は、有機溶剤中に溶解するか、あるいは有機溶剤中で安定なミセルを形成する。
(A)含フッ素単量体から形成される含フッ素アクリル系セグメント、および
(B)非フッ素単量体から形成される非フッ素アクリル系セグメントを有する。
式:
X:H、CH3、F、Cl、Br、I
Y:炭素数1〜10の脂肪族基、炭素数6〜10の芳香族基または環状脂肪族基
Rf:炭素数1〜21の直鎖状または分岐状のフルオロアルキル基
で示される含フッ素アクリレートである。
CH2=C(−H)−C(=O)−O−(CH2)2−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−O−C6H4−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−O−(CH2)2−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−O−(CH2)2N(−CH3) SO2−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−O−(CH2)2N(−C2H5) SO2−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−O−CH2CH(−OH) CH2−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−O−(CH2)2−S−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−O−(CH2)2−S−(CH2)2−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−O−(CH2)3−SO2−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−O−(CH2)2−SO2−(CH2)2−Rf
CH2=C(−H)−C(=O)−NH−(CH2)2−Rf
CH2=C(−CH3)−C(=O)−O−(CH2)2−S−Rf
CH2=C(−CH3)−C(=O)−O−(CH2)2−S−(CH2)2−Rf
CH2=C(−CH3)−C(=O)−O−(CH2)3−SO2−Rf
CH2=C(−CH3)−C(=O)−O−(CH2)2−SO2−(CH2)2−Rf
CH2=C(−CH3)−C(=O)−NH−(CH2)2−Rf
CH2=C(−F)−C(=O)−O−(CH2)2−S−(CH2)2−Rf
CH2=C(−F)−C(=O)−O−(CH2)2−SO2−Rf
CH2=C(−F)−C(=O)−O−(CH2)2−SO2−(CH2)2−Rf
CH2=C(−F)−C(=O)−NH−(CH2)2−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−O−(CH2)2−S−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−O−(CH2)2−S−(CH2)2−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−O−(CH2)2−SO2−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−O−(CH2)2−SO2−(CH2)2−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−NH−(CH2)2−Rf
CH2=C(−F)−C(=O)−O−(CH2)3−S−(CH2)2−Rf
CH2=C(−F)−C(=O)−O−(CH2)3−SO2−Rf
CH2=C(−F)−C(=O)−O−(CH2)3−SO2−(CH2)2−Rf
CH2=C(−F)−C(=O)−NH−(CH2)3−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−O−(CH2)3−S−(CH2)2−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−O−(CH2)3−SO2−Rf
CH2=C(−Cl)−C(=O)−O−(CH2)3−SO2−(CH2)2−Rf
[上記式中、Rfは、炭素数1〜21、特に1〜10のフルオロアルキル基である。]
含フッ素アクリレートは、2種類以上の混合物であってもよい。
非フッ素アクリレートは、2種類以上の混合物であってもよい。
開裂下ニトロキサイドは重合を開始せずに炭素中心フリーラジカルとのみ反応する。ニトロキサイドとモノマーと反応したポリマーラジカルとは再び結合してドーマントとして安定に存在することができる。以上のようなプロセスにてリビングラジカル重合が進行する。
前記重合開始剤としては重合開始点となる、塩素原子、臭素原子、あるいはヨウ素原子を少なくとも1つ有する化合物であれば特に制限はないが、通常、開始点となる塩素原子または臭素原子を1つまたは2つ有する化合物が使用される。
ベンジルハライドの例としては1−フェニルエチルクロライドあるいは1−ブロモエチルベンゼンなどが挙げられる。
ハロゲン化アルカンとしてはクロロホルムあるいは四塩化炭素などが挙げられる。
α−ハロケトンとしてはα−ブロモアセトンあるいはα−ブロモアセトフェノンなどが挙げられる。
α−ハロニトリルとしては2−ブロモプロピオニトリルが挙げられる。
スルホニルハライドとしてはp−トルエンスルホニルクロリドなどが挙げられる。
これらの中では、触媒活性度の点からCu+、Ni2+、Fe2+、Ru2+が好ましい。
1価の銅金属を有する銅化合物としては、塩化第一銅、臭化第一銅、ヨウ化第一銅、シアン化第一銅など、2価のニッケルを有するニッケル化合物としては、二塩化ニッケル、二臭化ニッケル、二ヨウ化ニッケルなど、二価の鉄を有する鉄化合物としては、二塩化鉄、二臭化鉄、二ヨウ化鉄など、2価のルテニウムを有するルテニウム化合物としては、二塩化ルテニウム、二臭化ルテニウム、二ヨウ化ルテニウムなどが挙げられる。
金属への配位原子としては、窒素原子、酸素原子、リン原子、硫黄原子などが挙げられるが、好ましくは窒素原子またはリン原子である。
前記有機配位子の具体例としては、2,2’−ビピリジルおよびその誘導体、1,10−フェナントロリンおよびその誘導体、テトラメチルエチレンジアミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、トリス(ジメチルアミノエチル)アミン、トリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィンなどが挙げられる。
有機配位子の使用量は、特に限定されないが、遷移金属(M)に対して、通常0.1〜100倍量であり、好ましくは1〜10倍量である。
また、生成ポリマ−の良溶媒、例えば、テトラヒドロフラン(THF)、トルエンなどで重合溶液を希釈し、アルミナ、シリカまたはクレ−のカラムもしくはパッドに通すことにより、触媒として使用した遷移金属錯体および有機配位子を反応溶液から除去することができる。その他、反応溶液に含まれる遷移金属および有機配位子を分液などの抽出操作により処理する方法、あるいは、反応溶液に金属吸着剤を分散させて処理する方法も採用し得る。
本発明の表面処理剤は、含フッ素重合体および水性媒体を含んでなることが好ましい。本明細書において、「水性媒体」とは、水のみからなる媒体、および水に加えて有機溶剤(有機溶剤の量は、水100重量部に対して、80重量部以下、例えば0.1〜50重量部、特に5〜30重量部である。)をも含有する媒体を意味する。
本明細書においてミセルとは、特に、親フッ素性部分と非フッ素性部分からなる分子会合体を表す。本発明により得られる、フッ素系セグメントと非フッ素系セグメントを含むブロック共重合体を、フッ素系溶剤、例えば、ヘキサフルオロベンゼン、パーフルオロヘキサンなどに分散させると、乳濁し、フッ素系セグメントを外側に、非フッ素セグメントを内側とするミセルを形成することができ、非フッ素系溶剤、例えば、クロロホルム、塩化メチレン、テトラヒドロフラン、ヘキサン、メタノール、水などに分散させると、逆のミセルを形成することができる。
ミセルの作成方法は、試料に溶剤を加えて混ぜて分散させる方法のほか、超音波を作用させて分散させる方法などが挙げられる。
また、必要ならば、他のブレンダーを併用することも可能である。例えば、撥水撥油剤、防シワ剤、防縮剤、難燃剤、架橋剤、帯電防止剤、柔軟剤、ポリエチレングリコールやポリビニルアルコール等の水溶性高分子、ワックスエマルション、抗菌剤、顔料、塗料などである。これらのブレンダーは被処理物、処理時に処理浴に添加して使用しても良いし、あらかじめ、可能なら、本発明の含フッ素重合体と混合して使用しても良い。
別途示されない限り、これらの例におけるすべての部および%は重量に基づいており、すべての測定値は約23℃で得られた。
シャワー撥水性試験をJIS−L−1092に従って行った。シャワー撥水性試験は(下記に記載されている表1に示されるように)撥水性No.によって表された。
体積が少なくとも250mlであるガラス漏斗、および、250mlの水を20秒間〜30秒間にわたって噴霧することができるスプレーノズルを使用する。試験片フレームは、直径が15cmの金属フレームである。サイズが約20cmx20cmである3枚の試験片シートを準備し、シートを試験片ホルダーフレームに固定し、シートにしわがないようにする。噴霧の中心をシートの中心に置く。室温の水(250mL)をガラス漏斗に入れ、試験片シートに(25秒〜30秒の時間にわたって)噴霧する。保持フレームを台から取り外し、保持フレームの一方の端をつかんで、前方表面を下側にし、反対側の端を堅い物質で軽くたたく。保持フレームを180°さらに回転させ、同じ手順を繰り返して、過剰な水滴を落とす。湿った試験片を、撥水性が不良から優れた順で、0、50、70、80、90および100の評点をつけるために、湿潤比較標準物と比較する。結果を3回の測定の平均から得る。
処理済み試験布を温度21℃、湿度65%の恒温恒湿機に4時間以上保管する。試験液(表3に示す)も温度21℃で保存したものを使用する。試験は温度21℃、湿度65%の恒温恒湿室で行う。試験液を試験布上に 0.05ml静かに滴下し、30秒間放置後、液滴が試験布上に残っていれば、その試験液をパスしたものとする。撥油性は、パスした試験液の最高点数とし、撥油性不良なものから良好なレベルまでFail、1、2、3、4、5、6、7および8の9段階で評価する。
ブロックポリマーの製造:
(モノマーの前処理)
ステアリルアクリレート(StA)は、トルエン溶液を調製し、飽和重曹水で分液洗浄し、Na2SO4またはMgSO4を用いて乾燥させた。2-(perfluorohexyl)ethyl methacrylate (C6 SFMA)は、飽和重曹水で分液洗浄し、Na2SO4またはMgSO4を用いて乾燥させた。
二口ナスフラスコにCuBr 0.107 g、銅粉末 0.023 g、2,2’-ビピリジル 0.234 g、前処理を行ったStAのトルエン溶液を加え、窒素置換した後、100 ℃に加熱した。Ethyl 2-bromoisopropionate(開始剤) 0.146 gを添加し、ステアリルアクリレートの重合を行った。
一段階目の反応終了後、反応容器に前処理を行ったC6 SFMA、ベンゾトリフルオライド(BTF)を加え、C6 SFMAの重合を行った。反応終了後、反応溶液を塩化メチレン、HCFC-225にて希釈し、アンモニア水、希塩酸、飽和食塩水で洗浄したのち、MgSO4で乾燥させ、アセトンまたはメタノールへの再沈殿により共重合体を回収した。
製造例1、製造例2および製造例3のそれぞれにおいて、得られた共重合体におけるC6 SFMAとStAとの重量比は、それぞれ、70:30、60:40および50:50であった。
共重合体における、C6 SFMA単位とStA単位の重量比は、1H−NMRにより、4.2ppm付近のC6 SFMA単位、および4.4 ppm付近のStA単位のいずれもOCH2基由来のプロトンの積分比により求めた。
1H−NMR:日本電子(株)製 JNM−EX270(テトラメチルシラン=0ppm)
ランダムポリマーの製造:
製造例1-3と同様にモノマーの前処理を行った。
二口ナスフラスコにCuBr 0.107 g、銅粉末 0.023 g、2,2’-ビピリジル 0.234 g、前処理を行ったStAのトルエン溶液、前処理を行ったC6 SFMA、BTFを加え、窒素置換した後、100 ℃に加熱した。Ethyl 2-bromoisopropionate(開始剤) 0.146 gを添加し、重合を行った。製造例1-3と同様に精製を行い、ランダム共重合体を得た。
比較製造例1、比較製造例2および比較製造例3のそれぞれにおいて、得られた共重合体におけるC6 SFMAとStAとの重量比は、それぞれ、70:30、60:40および50:50であった。
製造例1で製造した重合体1.8 gをそれぞれ塩化メチレンに溶解して180gの試験溶液を調製した。この試験溶液にナイロン試験布(510mm×205mm)×1枚を浸漬後、マングルに通し、ピンテンターで150℃で処理(1分間)を行い、その後夫々の試験布についてシャワー撥水試験、撥油試験に使用した。同じ操作をPET試験布(510mm×205mm)×1枚、PET/綿混紡試験布(510mm×205mm)×1枚、綿試験布(510mm×205mm)×1枚について行った。結果を表3に示す。
製造例2〜3で得た重合体を用いる(実施例2〜3)こと、および比較製造例1〜3で得た重合体を用いる(比較例1〜3)こと以外は、実施例1と同様の手順を繰り返した。結果を表3に示す。
製造例1で製造した重合体 180 mgに、塩化メチレン50gを加え、軽く振り混ぜたのち、超音波洗浄器(アズワン(株)製、出力 80 W)により、1分間超音波を作用させ、試験液を調製した。試験液のミセルの平均一次粒子径を、動的光散乱型粒子径測定装置により求めた。
動的光散乱型粒子径測定装置:シスメックス(株)製、ゼータサイザーナノシリーズ Nano−ZS
製造例2〜3で得た重合体を用いる(実施例5〜6)こと、および比較製造例1〜3で得た重合体を用いる(比較例4〜6)こと以外は、実施例4と同様の手順を繰り返した。結果を表4に示す。
Claims (15)
- A2基が炭素数6〜30の直鎖状または分岐状のアルキル基である請求項1に記載の表面処理剤。
- 含フッ素アクリル系ブロック共重合体がリビングラジカル重合法により製造される請求項1または2に記載の表面処理剤。
- 含フッ素アクリル系ブロック共重合体が原子移動ラジカル重合法により製造される請求項1〜3のいずれかに記載の表面処理剤。
- 含フッ素アクリル系ブロック共重合体が、含フッ素アクリル系単量体と非フッ素アクリル系単量体を逐次添加して製造される請求項1〜4のいずれかに記載の表面処理剤。
- 含フッ素アクリル系セグメントと非フッ素アクリル系セグメントの合計100重量部に対して、含フッ素アクリル系セグメントの量が1〜90重量部であり、非フッ素アクリル系セグメントの量が10〜99重量部である請求項1〜5のいずれかに記載の表面処理剤。
- 溶液、エマルションまたはエアゾールの形態である請求項1〜6のいずれかに記載の表面処理剤。
- 含フッ素アクリル系ブロック共重合体がミセルを形成するミセルコロイドであるエマルションの形態である請求項7に記載の表面処理剤。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の表面処理剤である撥水撥油剤。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の表面処理剤で被処理物を処理することを特徴とする、被処理物の処理方法。
- 表面処理剤を被処理物に適用した後に、130℃以上の温度で処理する請求項10に記載の方法。
- 被処理物が、繊維製品、石材、フィルター、防塵マスク、ガラス、紙、木、皮革、毛皮、石綿、レンガ、セメント、金属および酸化物、窯業製品、プラスチック、塗面またはプラスターから選ばれる請求項10または11に記載の方法。
- 被処理物が、繊維製品または紙である請求項10〜12のいずれかに記載の方法。
- 請求項10〜13のいずれかに記載の処理方法で処理された製品。
- 製品が、繊維製品、石材、フィルター、防塵マスク、ガラス、紙、木、皮革、毛皮、石綿、レンガ、セメント、金属および酸化物、窯業製品、プラスチック、塗面またはプラスターから選ばれる請求項14に記載の製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008090346A JP5601758B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 表面処理剤および撥水撥油処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008090346A JP5601758B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 表面処理剤および撥水撥油処理方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013206199A Division JP2014058673A (ja) | 2013-10-01 | 2013-10-01 | 表面処理剤および処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009242550A true JP2009242550A (ja) | 2009-10-22 |
JP5601758B2 JP5601758B2 (ja) | 2014-10-08 |
Family
ID=41304838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008090346A Active JP5601758B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 表面処理剤および撥水撥油処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5601758B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011099540A1 (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-18 | ダイキン工業株式会社 | ブロック重合体の製造方法およびブロック重合体、ならびに表面処理剤 |
WO2013027679A1 (ja) * | 2011-08-24 | 2013-02-28 | 旭硝子株式会社 | 含フッ素ブロック共重合体およびその製造方法、ならびに表面処理剤 |
WO2013123409A1 (en) * | 2012-02-17 | 2013-08-22 | NVS Technologies, Inc. | Polymer scaffolds for assay applications |
WO2015098850A1 (ja) | 2013-12-25 | 2015-07-02 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素2ブロック共重合体 |
WO2015098847A1 (ja) | 2013-12-25 | 2015-07-02 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素マクロ開始剤およびその製造方法 |
JP2016053131A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | 日油株式会社 | 表面改質剤、発泡性粒子、及び発泡樹脂成形体 |
JP2018030927A (ja) * | 2016-08-23 | 2018-03-01 | 学校法人福岡大学 | ポリエチレン系樹脂の成形品の改質方法およびポリエチレン系樹脂の改質剤、ならびにポリエチレン系樹脂の成形品 |
JPWO2019208475A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2021-07-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 防汚性コーティング組成物、光学部材及び照明装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014058673A (ja) * | 2013-10-01 | 2014-04-03 | Daikin Ind Ltd | 表面処理剤および処理方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61162562A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-23 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 着雪、着氷防止方法 |
JPH04120114A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-21 | Kansai Paint Co Ltd | 含フツ素ブロツク共重合体の製造方法およびその含フツ素ブロツク共重合体を含む被覆組成物 |
JPH10130348A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-19 | Asahi Glass Co Ltd | ポリフルオロアルキル基を有するブロック共重合体およびその製造法 |
JP2002105152A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Nof Corp | フッ素塗料用含フッ素ブロック共重合体 |
JP2004300313A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Nof Corp | 撥水撥油性ブロック共重合体およびその製造方法 |
JP2006063132A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 有機溶剤系塗布改良剤 |
-
2008
- 2008-03-31 JP JP2008090346A patent/JP5601758B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61162562A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-23 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 着雪、着氷防止方法 |
JPH04120114A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-21 | Kansai Paint Co Ltd | 含フツ素ブロツク共重合体の製造方法およびその含フツ素ブロツク共重合体を含む被覆組成物 |
JPH10130348A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-19 | Asahi Glass Co Ltd | ポリフルオロアルキル基を有するブロック共重合体およびその製造法 |
JP2002105152A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Nof Corp | フッ素塗料用含フッ素ブロック共重合体 |
JP2004300313A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Nof Corp | 撥水撥油性ブロック共重合体およびその製造方法 |
JP2006063132A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 有機溶剤系塗布改良剤 |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011099540A1 (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-18 | ダイキン工業株式会社 | ブロック重合体の製造方法およびブロック重合体、ならびに表面処理剤 |
CN102753592A (zh) * | 2010-02-12 | 2012-10-24 | 大金工业株式会社 | 嵌段聚合物的制造方法和嵌段聚合物以及表面处理剂 |
JPWO2011099540A1 (ja) * | 2010-02-12 | 2013-06-13 | ダイキン工業株式会社 | ブロック重合体の製造方法およびブロック重合体、ならびに表面処理剤 |
JP2015091968A (ja) * | 2010-02-12 | 2015-05-14 | ダイキン工業株式会社 | ブロック重合体の製造方法およびブロック重合体、ならびに表面処理剤 |
WO2013027679A1 (ja) * | 2011-08-24 | 2013-02-28 | 旭硝子株式会社 | 含フッ素ブロック共重合体およびその製造方法、ならびに表面処理剤 |
CN103748126A (zh) * | 2011-08-24 | 2014-04-23 | 旭硝子株式会社 | 含氟嵌段共聚物及其制造方法以及表面处理剂 |
WO2013123409A1 (en) * | 2012-02-17 | 2013-08-22 | NVS Technologies, Inc. | Polymer scaffolds for assay applications |
CN104321355A (zh) * | 2012-02-17 | 2015-01-28 | Nvs技术股份有限公司 | 用于测定应用的聚合物支架 |
WO2015098850A1 (ja) | 2013-12-25 | 2015-07-02 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素2ブロック共重合体 |
WO2015098847A1 (ja) | 2013-12-25 | 2015-07-02 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素マクロ開始剤およびその製造方法 |
US9587039B2 (en) | 2013-12-25 | 2017-03-07 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorinated-containing macroinitiator and production process for the same |
US10196473B2 (en) | 2013-12-25 | 2019-02-05 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorine-containing diblock copolymer |
JP2016053131A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | 日油株式会社 | 表面改質剤、発泡性粒子、及び発泡樹脂成形体 |
JP2018030927A (ja) * | 2016-08-23 | 2018-03-01 | 学校法人福岡大学 | ポリエチレン系樹脂の成形品の改質方法およびポリエチレン系樹脂の改質剤、ならびにポリエチレン系樹脂の成形品 |
JPWO2019208475A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2021-07-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 防汚性コーティング組成物、光学部材及び照明装置 |
JP7325049B2 (ja) | 2018-04-26 | 2023-08-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 防汚性コーティング組成物、光学部材及び照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5601758B2 (ja) | 2014-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5601758B2 (ja) | 表面処理剤および撥水撥油処理方法 | |
KR102041857B1 (ko) | 불소 함유 조성물 및 불소 함유 중합체 | |
JP5741751B2 (ja) | 表面処理剤 | |
TWI707029B (zh) | 表面處理劑 | |
JP5445632B2 (ja) | 撥水撥油剤組成物 | |
TWI609895B (zh) | 含氟組成物及含氟聚合物 | |
TWI573809B (zh) | 含氟聚合物及處理劑 | |
KR20190065339A (ko) | 발수제 | |
TW201321440A (zh) | 表面處理劑組成物及其用途 | |
JP2015091968A (ja) | ブロック重合体の製造方法およびブロック重合体、ならびに表面処理剤 | |
TW202024149A (zh) | 含氟聚合物及表面處理劑 | |
CN107177982B (zh) | 表面处理剂组合物 | |
TW201321442A (zh) | 含氟組成物 | |
JP2022082566A (ja) | 非フッ素ブロック共重合体 | |
TW200536935A (en) | Soil releasing agent containing fluoro-containing polymer | |
JP2004300313A (ja) | 撥水撥油性ブロック共重合体およびその製造方法 | |
JP2014058673A (ja) | 表面処理剤および処理方法 | |
JPS6150082B2 (ja) | ||
TW201326216A (zh) | 含氟組成物及其用途 | |
TWI656207B (zh) | 表面處理劑組成物 | |
JPH03243685A (ja) | フッ素系撥水撥油剤組成物 | |
JP6209922B2 (ja) | (メタ)アクリレート系グラフトポリマー及びその製造方法 | |
JP5895975B2 (ja) | 表面処理剤および含フッ素重合体 | |
JP6015003B2 (ja) | 含フッ素重合体の製造方法および含フッ素組成物 | |
TW202409123A (zh) | 非氟鏈段共聚物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20101117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20130329 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20130702 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140819 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Country of ref document: JP Ref document number: 5601758 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |