JP2009230490A - 貼り付け固定用icタグラベル - Google Patents

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Takamitsu Nakabayashi
貴光 中林
Shigeki Minemura
茂樹 峯村
Tomonori Adachi
智規 足立
Fumihiko Nakatsu
文彦 中津
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Abstract

【課題】単純な外形形状を有するICタグにおいては、外形形状の一部で剥離が発生すると、剥離部分に加わる剥離方向への力がタグ基材を介して未剥離部に伝播してしまい剥離が進展してしまうという問題がある、あるいは貼り付け対象物にか可とう性があり運用上屈曲などの動きがあって、タグ基材の剛性が大きいと剥離部への力である反発力が大きくなり剥離が発生するという問題がある。
【解決手段】少なくとも粘着層、ICタグインレット及びタック層を有するICタグラベルにおいて、該ICタグラベルの外周部に波状の曲線部分を有することを特徴とするICタグラベルであって、前記曲線部分は、直線の両側に交互に位置する点を中心とする円に外接する曲線を交互につないだ波状の曲線であることを特徴とするICタグラベルである。
【選択図】図1

Description

本発明は、被貼付体に貼付するICタグラベルの接着強度の向上を図るICタグラベルの形状に関する。
ICタグとは無線通信を利用してICチップに保持されたデータを外部とやり取りするタグ、即ち、荷札である。この荷札は内部に制御用IC、ICメモリー、アンテナ他を内蔵している。ICメモリーはデータを電子的に保持しており、ICタグは、アンテナを使い、数センチから数メートル離れた読み取り/書き込み装置と、非接触でデータ交換できるようになっている。
ICタグのサイズは米粒大から数百ミクロンの大きさのものが開発され、厚さも数十ミクロンと相対的に薄いので種々の物品に取り付けたり、漉き込んだりして使うことが可能で用途が拡大している。小売店やコンビニ等の商品管理では、商品の仕入れ先、価格、賞味期限等のデータ、物流管理においてはコンテナ自体や梱包品にタグを取り付け、商品名、数量、行き先などのデータを書き込んでいる。この他、図書館では蔵書にICタグを取り付け、貸し出し返却処理の効率化と在庫管理に加え、不正持ち出し防止にも利用されている。
このICタグを上記物品に貼着する場合は、IC自体を直接に貼着するのではなく、通信機能を担うIC及びアンテナ等の電気配線を一定の自己支持性を有する基材中に造りこんでICタグインレットとし、このICタグインレットをさらに保護膜で被覆し且つ取り扱いを容易とするためのICタグラベルとして物品に貼着する。
ICタグラベルの形態としては、3種類ほど開示されているが(特許文献1、図5及び図6参照)、その典型的な一例を図2に示した。これはタック紙11/ICタグインレット13/両面テープ14/セパレート紙15の積層構成であり、被貼付物品へ貼着するための粘着剤(両面テープ)14を保護するセパレート紙15を剥離してから被貼付物品に貼着して使用する。ICタグインレット13の最表面には、化粧用兼保護用のタック紙が通常装着される。
また、ICタグインレットの裏面全体もしくは一部に粘着剤あるいは接着剤を塗布し被貼付物品に貼り付け固定された上で使用に供されるが、タック紙をICタグインレットを被覆するように延在し、外縁部の被貼付物品に触れる部分にも粘着層を設ける場合もある。ICタグラベル自体は薄いラベル型からインレット基材として樹脂成型体等を使用する厚いタイプまであるが、ICタグラベルの外形形状が被貼付物品に対する貼り付け性に与える影響については考慮されることがなく、外形形状としても、単純な四辺形タイプでコーナー部の曲率半径の大きなものがほとんどであった。
特開2002−342728号公報 特開2006−202169号公報
こうした単純な外形形状を有するICタグラベルにあっては、ICタグラベルと被貼付物品間を引き離すような剥離外力が加わり周辺部の一部に剥離が発生すると、剥離部分に加わる剥離方向への力がラベル基材(ICタグインレット/タック紙部分)を介して未剥
離部に伝播し剥離が進展する結果、ICタグラベルが脱落するという問題があった。
また別の問題は、被貼付物品に可とう性があって、使用する上で屈曲などの動きがある場合、ICタグラベルの剛性が被貼付物品に較べて大きいと、ICタグラベルは曲がりにくいため、90°剥離方向への剥離力が被貼付物品とICタグラベル間に作用して剥離が発生しやすくなるという問題があった。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたもので、請求項1の発明は、少なくとも粘着層、ICタグインレット及びタック層を有するICタグラベルにおいて、該ICタグラベルの外周部に波状の曲線部分を有することを特徴とするICタグラベルである。
請求項2の発明は、前記曲線部分は、直線の両側に交互に位置する点を中心とする円に外接する曲線をつないだ波状の曲線であることを特徴とする請求項1記載のICタグラベルである。
請求項3の発明は、前記円に接する曲線の中心角が180°以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のICタグラベルである。
請求項4の発明は、前記円に接する曲線の中心角が180°以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のICタグラベルである。
本発明によれば、ICタグラベルのサイズを一定に保ったまま、接着境界の周長を増したことで剥離強度を増大することができる。また部分的な剥離が発生した場合、剥離方向に平行に作用する剥離力が他方向にも分散する結果、剥離力がICタグラベルを介して未剥離部分に伝播することが少なくなる。また、ICタグラベルの構成を大きく変更しなくとも、屈曲性のある被貼付物体に対するICタグラベルの追従性を高めることが可能で、その結果として界面剥離の発生が少なくなる。
剥離強度は接着している部分の面積に依存するが、ICタグラベルの面積を大きくすることは望ましいことでない。本発明は、界面剥離の初期段階にあっては、剥離強度は接着部分の周長に依存することに基づいている。
以下、発明の実施の形態の一例を図面1及び同2を用いて説明する。
ICタグラベル10に使用するインレット基材13としては、帯状のPET、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等を使用し、厚みは20〜200μm程度とする。このインレット基材13に対し、アンテナ及びICチップと接続するための金属配線を形成するための金属箔16をラミネートする。金属箔16からアンテナ及び配線を形成する加工は、定法のフォトリソグラフィー法を利用しエッチングにて行う。ICチップは一定の厚みを有するので、必要な場合にはインレット基材に凹部を形成するなどの加工を施し収容する。その後、保護層としてのタック紙11及び裏面の両面テープ14をラミネート接着する。最後に帯状の積層基材を断裁してICタグラベル10を得るが、外形形状は断裁用金型の形状で決まる。タック紙11の表面には印刷により種々の情報を化粧機能も兼ねて表示することができる。
ICタグラベル10のほぼ直線的な外形形状を次のように波型に変形した。先ず、平面視矩形状でコーナー部分がR型である標準的なラベル形状(図1(a))については、図
1(a’)で示すように、(a)の直線各辺を、複数の短い線分に等分割し、各線分を直径とする円を考えその半円を直径分だけずらして交互につなげたタイプの波状に成型した。この場合、周長は約1.5倍になる。また、平面視円形形状のICタグラベル(図1(b))についても円周を等分割し、それぞれの扇状円弧両端を直径とする円を考え、上記の矩形型と同じようにして図1(b’)の形状とした。
直線部分の波形状については、円弧以外に三角状、矩形状、楕円状と種々の変形が可能である。また、外周部分全体を変形させる必要もない。矩形状のICタグラベルについては、外力による折れ曲がり方向を考慮して、変形させる辺を選択することも可能である。例えば図1(a)では横辺が弧を描くように上下する撓みが生じやすいので、縦辺だけを波状に整形するのが一例である。初期形状が平面視で円のように対称性の高い場合については、円周全体を波状に変形するのが望ましい。
波状の別の一例を同図(c)に示した。これは湾曲部分に円を内接させた場合に、最大となる円周角が180°以上となる形状である。円の中心は直線の両側に交互に対称な位置に並んでいるものとみなすことができる。この場合(a)に比較して2倍以上の周長とすることも可能となる。円周角が180°以下についても同様に考えることができる。また中心の位置設定については、種々のバリエーションが可能である。
いずれもICタグラベル外周を複数の曲線でつないだ形状とすることで、周長を増やし接着強度を増大するとともに、外周の方向が連続的に変わることで剥離力の剥離方向への進展を防止している。また、こうした形状とすることでICタグインレットと被被貼付物品材料の追従性が向上する。さらに、波状の変形はタック紙に対しても適用することができる。さらに、中抜きを有するインレット基材に対しても、中抜き部分内周に同様な曲線形状を付与することもできる。
(a)、(b):従来型のICタグラベルの外形形状の一例を示す図である。(a’)、(b’)、(c):本発明になるICタグの平面視外形形状の一例を示す図である。 ICタグラベルの側断面図の一例である。
符号の説明
10、ICタグラベル
11、タック紙
12、粘着剤
13、ICタグインレット
14、両面テープ
15、セパレート紙
16、(アンテナパターン他)を形成した金属箔

Claims (4)

  1. 少なくとも粘着層、ICタグインレット及びタック層を有するICタグラベルにおいて、該ICタグラベルの外周部に波状の曲線部分を有することを特徴とするICタグラベル。
  2. 前記曲線部分は、直線の両側に交互に位置する点を中心とする円に外接する曲線を交互につないだ波状の曲線であることを特徴とする請求項1記載のICタグラベル。
  3. 前記円に接する曲線の中心角が180°以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のICタグラベル。
  4. 前記円に接する曲線の中心角が180°以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のICタグラベル。



































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