JP4983191B2 - Icタグラベル - Google Patents

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本発明は、運送分野や流通分野における荷札、伝票等を始めとして、工場での工程管理での管理票などに使用されるICタグラベルに関するものである。
近年、外部処理装置との通信を非接触で行うICタグが一般に広く知られるようになってきた。このICタグは、情報を発信するために電池を内蔵しているアクティブ型と、電池を内蔵せずに受けた電波で電力を得て発信するパッシブ型に分類される。このうちパッシブ型のICタグは、リーダライタが電波を使って電力を送り込み、その電力でICが起動するもので、その電波には指示や要求も載っており、リーダライタから電力と命令を同時に受け取るようになっている。そして、ICタグはその指示に対する答えを搬送波と呼ばれる電波に載せて送り出す。電波の到達距離は最大で数メートルと短いが、小型かつ軽量で、アクティブ型に比べると非常に安価に製造できる。そのため、今後はパッシブ型のICタグが多くの商品などに搭載されることが期待されている。
パッシブ型のICタグは、ICチップとアンテナを備えていさえすればどんな形状であってもよいが、いずれも長い方向で数センチほどの大きさである。また、研究開発が進み、価格についても安価になることが見えてきたことから、様々な物品にICタグをつけて物流過程、保管時等における情報管理を行うことが提案されている。そして、ICタグを各種物品に取り付けて使用する場合、ラベルの形態にすることが行われる。
ICタグをラベル化するに際しては、ICタグインレットを使って従来のようなラベルの形態にするのが一般的である。このICタグインレットとは、通常、PETフィルム等をベースとし、それにアンテナパターンが印刷又はエッチング等により形成するとともに、ICチップを装着したものである。そして、このICタグインレットの表側に印刷等を施したラベル表紙を粘着剤で貼り合わせ、裏側には両面テープでセパレート紙を貼り合わせることでICタグラベルとしている。
特開2002−342728公報
上記のICタグラベルは、ICチップを内蔵しているため、通常の単なるラベルに比べるとICチップのところに厚みがあることから、書籍等の間に挟んだり複数枚を束ねたりした場合にICチップの部分が邪魔になり、耐圧性に問題が生じるとともに取扱いに難があった。そこで、ラベル表紙においてICチップに対応する部分に貫通孔を設けることが考えられるが、ICタグインレットのベースは透明なPETフィルム等を用いているため、ICチップをベースの裏側に位置させたとしても、ラベル表紙の貫通孔からICチップが見えることになり、見苦しくなってしまう。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ICチップに余計な力が掛からず、しかも外観上も見苦しくないようにしたICタグラベルを提供することにある。
請求項1に記載の発明であるICタグラベルは、ICタグ用インレットの表側にラベル表紙が粘着剤で貼着され、裏側に両面テープを介してセパレート紙が貼着されてなるICタグラベルにおいて、ラベル表紙とインレットの間に全光線透過率が5%以下である隠蔽シートを設けるとともに、ラベル表紙におけるICチップに対応する部位にICチップより大きなサイズの貫通孔を設けたことを特徴としている。
本発明のICタグラベルは、ラベル表紙に設けた貫通孔のところにICチップが位置するので、積み重ねた場合でもICチップに余計な力が掛かることがなく、耐圧性が良好なものとなる。しかも、ラベル表紙の貫通孔のところには隠蔽シートが位置するので、外観上ICチップが見えない状態となり、隠蔽シートの色をラベル表紙のデザインと合わせることで、見苦しくなるのを防止できる。
以下、具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係るICタグラベルの一例を示す平面図、図2は図1に示すICタグラベルの断面図である。
このICタグラベル10は、ICタグインレットを使用しており、図において11で示す部分がICタグインレットである。ここで使用するICタグインレット11は、PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等からなる透明プラスチックフィルムを基材11aとし、その表側にアンテナパターン(図示せず)が形成され、アンテナパターンの両端にバンプを介してICチップ11bが装着されたものである。
そして、ICタグインレット11の表側には、粘着剤12により隠蔽シート13が設けられ、その隠蔽シート13の上に貫通孔15aを打ち抜いたラベル表紙15が粘着剤14で貼着されている。このラベル表紙15に設ける貫通孔15aは、図示のような円形に限らず、任意の形状でもよいが、ICチップ11bに対応する部位に形成されるものであり、ICチップ11bより僅かに大きなサイズである。また、ICタグインレット11の裏側には両面テープ16を介してセパレート紙17が貼着されている。
隠蔽シート13には、着色したプラスチックシートを用いる。材質は、PET、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等で、これらに顔料を添加して着色プラスチックシートとしたもの用いる。そして、この隠蔽シート13の全光線透過率は5%以下にする。隠蔽シート13の全光線透過率が5%を越えるようだと、下のICチップ11bが透けて見えるようになる。
ラベル表紙15は、ICタグインレット11及び隠蔽層13と一体となって物品に貼着される部分であり、その表面側には物品の内容等を表示する印刷が施されるのが通例である。このラベル表紙15としては、通常のラベル表紙を始めとして、コート紙、或いはプラスチック材料等が適宜使用できる。
また、ICタグインレット11の裏側には、前記の如くセパレート紙17があって両面テープ16が不用意に他の物にくっつくのを防止している。また、セパレート17の内面側はシリコン等による離型処理が施されており、両面テープ16から容易に剥離できるようになっている。
このICタグラベル10を対象物品に貼着するには、セパレート紙17を剥離除去して、ICタグインレット11、隠蔽層13、ラベル表紙15の一体物を物品に貼着することになる。大量に連続的に貼着する場合は、ICタグラベル10の連続体をラベラー等に充填して使用することになる。
上記した構成からなるICタグラベル10は、ICチップ11bがラベル表紙15の貫通孔15aのところに位置するので、ICチップ11bのところで膨らんだ状態にはならず、枚葉状態で積み重ねたり連続状態で巻き取ったりしても邪魔になることがなく、ICチップ11bに余計な力が掛かって破損することもない。また、ラベル表紙15の貫通孔15aのところには隠蔽層が位置するので、外観上ICチップ11bが見えない状態となる。
以上、具体例を挙げて本発明を説明したが、本発明によるICタグラベルは、上記の例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明に係るICタグラベルの一例を示す平面図である。 図1に示すICタグラベルの断面図である。
符号の説明
10 ICタグラベル
11 ICタグインレット
11a 基材
11b ICチップ
12 粘着剤
13 隠蔽シート
14 粘着剤
15 ラベル表紙
15a 貫通孔
16 両面テープ
17 セパレート紙

Claims (1)

  1. ICタグ用インレットの表側にラベル表紙が粘着剤で貼着され、裏側に両面テープを介してセパレート紙が貼着されてなるICタグラベルにおいて、ラベル表紙とインレットの間に全光線透過率が5%以下である隠蔽シートを設けるとともに、ラベル表紙におけるICチップに対応する部位にICチップより大きなサイズの貫通孔を設けたことを特徴とするICタグラベル。
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