JP2003044811A - カード - Google Patents

カード

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JP2003044811A
JP2003044811A JP2001231312A JP2001231312A JP2003044811A JP 2003044811 A JP2003044811 A JP 2003044811A JP 2001231312 A JP2001231312 A JP 2001231312A JP 2001231312 A JP2001231312 A JP 2001231312A JP 2003044811 A JP2003044811 A JP 2003044811A
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Japan
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thermoplastic resin
layer
resin film
card
weight
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JP2001231312A
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Tomotsugu Takahashi
友嗣 高橋
Tamio Kano
民雄 鹿野
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Yupo Corp
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Yupo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な用途に耐え得るような強度を持ち、表
面への情報記録適性、セキュリティー性、強度、耐水性
に優れたカードを提供すること。 【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルム層(A)と(B)
の間に、少なくとも回路層(C)を積層してなるカード
において、熱可塑性樹脂フィルム層(A)および(B)
の厚さ方向の32.0kgf/cm2荷重負荷時の圧縮
厚さが25μm以下で、かつ空孔率が25%以下である
ことを特徴とするカード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの送受信を
行うアンテナ機能や電磁気を導通する機能を持つ配線回
路と、場合によって実装される集積回路やコンデンサ等
の各種素子から構成された回路層を積層構造の内部に包
含し、データの書き込みや読み出しが行えるカードに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ICモジュールを内包し、外部の
リーダ、ライタを介してデータを非接触で送受信するカ
ードが普及し始めている。例えば、特開平11−277
961号公報に開示されるような非接触式ICを貼着し
た合札、特開平11−277963号公報に開示される
ような非接触式ICを貼着した入場券が提案されてい
る。また、コンデンサやバッテリーをはじめとする各種
素子類を実装したカードも使用され始めている。
【0003】これらのカードは、様々な情報を格納しう
るコンパクトな媒体であることからその用途は極めて多
岐に渡る。例えば、IDカード、入退場管理等の人の認
識や管理、冷凍食品、工業製品、各種薬品などの商品管
理や物流管理、製造工程管理などに使用することが期待
される。このため、カードには、多様な用途に適した性
状を有することが必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
でに提供されているカードは、必ずしも満足の行くもの
ではなく、依然としてその性状に改善の余地が残されて
いる。例えば、カードには様々な用途に耐えうるような
強度を持つことが必要とされるが、使用しているうちに
変形してしまいカードとして機能しなくなるものがあ
る。また、水に塗れると使用できなくなったり、湿気の
多い時期に吸湿して変形したりするものもある。さら
に、カード表面への情報記録適性が不十分で、用途範囲
を拡大しにくいものもある。
【0005】これらの従来技術の問題点を考慮して、本
発明は、多様な用途に耐え得るような強度を持ち、表面
への情報記録適性、セキュリティー性、強度、耐水性に
優れたカードを提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
重ねた結果、回路層を挟みこむ熱可塑性樹脂フィルム層
の圧縮厚さと空孔率を特定の範囲内に調整することによ
って、所期の目的を達成しうることを見出して本発明を
提供するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂フィル
ム層(A)と(B)の間に、少なくとも回路層(C)を
積層してなるカードで、熱可塑性樹脂フィルム層(A)
および(B)の厚さ方向の32.0kgf/cm2荷重
負荷時の圧縮厚さが25μm以下で、かつ次式で求めら
れる空孔率が25%以下であることを特徴とするカード
を提供する。本発明のカードは、強度、耐水性に優れる
にもかかわらず、外観は従来の単なる紙カードに見え、
違和感を与えないものである。
【0008】
【数2】 (上式において、ρ0は真密度であり、ρは密度であ
る)
【0009】本発明の好ましい実施態様では、カードの
白色度は85%以上であることが好ましく、カードの不
透明度は90%以上であることが好ましい。また、カー
ドを構成する熱可塑性樹脂フィルム層(A)および
(B)の不透明度は70%以上であり、かつ白色度は9
0%以上であることが好ましい。熱可塑性樹脂フィルム
層(A)および(B)に用いられる熱可塑性樹脂は、ポ
リオレフィン系樹脂(特にプロピレン系樹脂)および/
またはポリエステル系樹脂であることが好ましい。本発
明のカードは、熱可塑性樹脂フィルム層(A)と(B)
の間に光隠蔽層(D)を有することが好ましい。また、
少なくとも熱可塑性樹脂フィルム層(A)もしくは
(B)のいずれかの表面に記録層を有することが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下において、本発明のカードに
ついて詳細に説明する。なお、本明細書において「〜」
はその前後に記載される数値をそれぞれ最小値および最
大値として含む範囲を意味する。
【0011】熱可塑性樹脂フィルム層(A)および
(B) 本発明のカードを構成する熱可塑性樹脂フィルム層
(A)および(B)は、熱可塑性樹脂と無機微細粉末お
よび/または有機フィラーとで構成されることが好まし
い。使用される熱可塑性樹脂としては、高密度ポリエチ
レン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等のエ
チレン系樹脂、あるいはプロピレン系樹脂、ポリメチル
ペンテン−1、エチレン−環状オレフィン共重合体等の
ポリオレフィン系樹脂、ナイロン−6、ナイロン−6,
6、ナイロン−6,10、ナイロン−6,12等のポリ
アミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやその共重
合体、ポリエチレンナフタレート、脂肪族ポリエステル
等の熱可塑性ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、
アタクティックポリスチレン、シンジオタクティックポ
リスチレン、ポリフェニレンスルフィド等の熱可塑性樹
脂が挙げられる。これらは2種以上混合して用いること
もできる。これらの中でも、ポリオレフィン系樹脂を用
いることが好ましい。更にポリオレフィン系樹脂の中で
も、コスト面、耐水性、耐薬品性の面からポリプロピレ
ン、高密度ポリエチレンがより好ましい。
【0012】かかるプロピレン系樹脂としては、プロピ
レン単独重合体でありアイソタクティックないしはシン
ジオタクティック及び種々の程度の立体規則性を示すポ
リプロピレン、プロピレンを主成分とし、これと、エチ
レン、ブテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1,4−
メチルペンテン−1等のα−オレフィンとの共重合体が
好ましく使用される。この共重合体は、2元系でも3元
系でも4元系でもよく、またランダム共重合体でもブロ
ック共重合体であってもよい。
【0013】無機微細粉末としては、平均粒径が通常
0.01〜15μm、好ましくは0.01〜8μm、更
に好ましくは0.03〜4μmのものが使用できる。具
体的には、炭酸カルシウム、焼成クレイ、シリカ、けい
そう土、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナ
などの微細粉末を使用することができる。
【0014】有機フィラーとしては、分散後の平均粒径
が通常0.01〜15μm、好ましくは0.01〜8μ
m、更に好ましくは0.03〜4μmのものが使用で
き、主成分である熱可塑性樹脂とは異なる種類の樹脂を
選択することが好ましい。例えば、熱可塑性樹脂フィル
ムがポリオレフィン系樹脂フィルムである場合には、有
機フィラーとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ナイロ
ン−6、ナイロン−6,6、環状オレフィンの単独重合
体や環状オレフィンとエチレンとの共重合体等であっ
て、融点が120〜300℃、ないしはガラス転移温度
が120〜280℃を有するものを挙げることができ
る。
【0015】更に必要により、安定剤、光安定剤、分散
剤、滑剤等を配合してもよい。安定剤としては、立体障
害フェノール系やリン系、アミン系等の安定剤を0.0
01〜1重量%、光安定剤としては、立体障害アミンや
ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系などの光安定
剤を0.001〜1重量%、無機微細粉末の分散剤、例
えばシランカップリング剤、オレイン酸やステアリン酸
等の高級脂肪酸、金属石鹸、ポリアクリル酸、ポリメタ
クリル酸ないしはそれらの塩等を0.01〜4重量%配
合してもよい。
【0016】熱可塑性樹脂フィルム層(A)および
(B)を構成する熱可塑性樹脂フィルムは、単層であっ
ても、ベース層と表面層の2層構造であっても、ベース
層の表裏面に表面層が存在する3層構造であっても、ベ
ース層と表面層間に他の樹脂フィルム層が存在する多層
構造であっても良い。また、各層は少なくとも1軸方向
に延伸されていても良い。例えば、各層が延伸されてい
る3層構造については、延伸軸数が1軸/1軸/1軸、
1軸/1軸/2軸、1軸/2軸/1軸、2軸/1軸/1
軸、1軸/2軸/2軸、2軸/2軸/1軸、2軸/2軸
/2軸であってもよい。また、それ以上の層構造の場
合、延伸軸数は任意に組み合わされる。
【0017】熱可塑性樹脂フィルム層(A)および
(B)が単層のポリオレフィン系樹脂フィルムであり、
無機微細粉末および/または有機フィラーを含有する場
合には、通常ポリオレフィン系樹脂40〜99.5重量
%、無機微細粉末および/または有機フィラー60〜
0.5重量%からなり、好ましくはポリオレフィン系樹
脂50〜97重量%、無機微細粉末および/または有機
フィラー50〜3重量%からなる。
【0018】熱可塑性樹脂フィルムが多層構造であって
ベース層及び表面層が無機微細粉末および/または有機
フィラーを含有する場合は、通常ベース層がポリオレフ
ィン系樹脂40〜99.5重量%、無機微細粉末および
/または有機フィラー60〜0.5重量%からなり、表
面層がポリオレフィン系樹脂25〜100重量%、無機
微細粉末および/または有機フィラー75〜0重量%か
らなり、好ましくはベース層がポリオレフィン系樹脂5
0〜97重量%、無機微細粉末および/または有機フィ
ラー50〜3重量%からなり、表面層がポリオレフィン
系樹脂30〜97重量%、無機微細粉末70〜3重量%
からなる。
【0019】単層構造、又は多層構造のベース層に含有
される無機微細粉末および/または有機フィラーが60
重量%を超えると、縦延伸後に行う横延伸時に延伸樹脂
フィルムが破断し易くなる傾向がある。また、表面層に
含有される無機微細粉末および/または有機フィラーが
75重量%を超えると、横延伸後の表面層の表面強度が
低く、使用時の機械的衝撃等により表面層が破壊しやす
くなる傾向がある。
【0020】[樹脂フィルムの成形]熱可塑性樹脂フィ
ルム層(A)および(B)を形成する熱可塑性樹脂フィ
ルムの成形方法は特に限定されず、公知の種々の方法が
使用できるが、具体例としては、スクリュー型押出機に
接続された単層または多層のTダイやIダイを使用して
溶融樹脂をシート状に押し出すキャスト成形、カレンダ
ー成形、圧延成形、インフレーション成形、熱可塑性樹
脂と有機溶媒やオイルとの混合物のキャスト成形または
カレンダー成形後の溶剤やオイルの除去、熱可塑性樹脂
の溶液からの成形と溶媒除去などが挙げられる。延伸す
る場合には、公知の種々の方法が使用できるが、具体例
としてはロール群の周速差を利用した縦延伸、テンター
オーブンを使用した横延伸などが挙げられる。
【0021】[延伸]延伸には、公知の種々の方法が使
用できる。延伸は、非結晶樹脂の場合は使用する熱可塑
性樹脂のガラス転移温度以上、結晶性樹脂の場合には非
結晶部分のガラス転移温度以上から結晶部の融点以下の
それぞれの熱可塑性樹脂に好適な公知の温度範囲で行う
ことができる。具体的な延伸方法としては、ロール群の
周速差を利用した縦延伸、テンターオーブンを使用した
横延伸、圧延、テンターオーブンとリニアモーターの組
み合わせによる同時二軸延伸などが挙げられる。
【0022】延伸倍率は、特に限定されず、目的と使用
する熱可塑性樹脂の特性により適宜選択される。例を挙
げると、熱可塑性樹脂としてプロピレン単独重合体ない
しはその共重合体を使用する時には、一方向に延伸する
場合は約1.2〜12倍、好ましくは2〜10倍であ
り、二軸延伸の場合には面積倍率で1.5〜60倍、好
ましくは10〜50倍である。その他の熱可塑性樹脂を
使用する時には、一方向に延伸する場合は1.2〜10
倍、好ましくは2〜5倍であり、二軸延伸の場合には面
積倍率で1.5〜20倍、好ましくは4〜12倍であ
る。更に、必要に応じて高温での熱処理が施される。
【0023】延伸温度は使用する熱可塑性樹脂の融点よ
り2〜60℃低い温度であり、樹脂がプロピレン単独重
合体(融点155〜167℃)のときは152〜164
℃、高密度ポリエチレン(融点121〜134℃)のと
きは110〜120℃、ポリエチレンテレフタレート
(融点246〜252℃)のときは104〜115℃で
ある。また、延伸速度は20〜350m/分である。
【0024】熱可塑性樹脂フィルムが、無機微細粉末な
いしは有機フィラーを含有する場合、フィルム表面に微
細な亀裂が、フィルム内部には微細な空孔が生じる。延
伸後の熱可塑性樹脂フィルムの肉厚は、20〜350μ
m、好ましくは35〜300μmである。
【0025】[延伸後のフィルムの物性]本発明に用い
られる、熱可塑性樹脂フィルム層(A)および(B)の
延伸後の厚さ方向の32.0kgf/cm2荷重負荷時
の圧縮厚さは25μm以下であり、かつ式(1)で求め
られる空孔率は25%以下である。
【0026】圧縮厚さは、引張試験機オートグラフAG
S−5kND(島津製作所製)に加圧ユニットを取り付
け、32.0kgf/cm2荷重負荷時の厚み変位をC
CDレーザー変位センサーLK3100(キーエンス社
製)にて測定した。圧縮厚さが25μmを超えるとカー
ド使用時の曲げ等のストレスにより表面にシワが入りや
すくなり好ましくない。また、空孔率が25%より大き
いと、カード使用時の曲げ等のストレスにより表面にシ
ワが入りやすくなり好ましくない。
【0027】また、本発明に用いられる、熱可塑性樹脂
フィルム層(A)および(B)の延伸後の物性は、JI
S P−8138に基づく不透明度が70〜100%で
あることが好ましく、75〜100%であることがより
好ましい。また、JIS L−1015に基づく白色度
は90〜100%であることが好ましく、95〜100
%であることがより好ましい。不透明度がこの範囲を逸
脱すると、内部の回路層(C)が透けて見えてしまった
り、光隠蔽層(D)の着色が透けて見えてしまう傾向が
ある。また、白色度がこの範囲を逸脱すると、カードの
表面に記録される文字や画像情報の識別を不鮮明にし、
また、外観上も好ましくなくなる傾向がある。
【0028】[表面処理]熱可塑性樹脂フィルム層
(A)および(B)を形成する熱可塑性樹脂フィルムの
帯電防止および各種印刷適性向上のために、少なくとも
表面側に表面処理を行って表面改質層を形成することが
好ましい。表面処理は、表面酸化処理と表面処理剤の組
み合わせで行うことが好ましい。表面酸化処理として
は、フィルムに一般的に使用されるコロナ放電処理、フ
レーム処理、プラズマ処理、グロー放電処理、オゾン処
理などを単独または組み合わせて使用することができ
る。
【0029】前段の表面処理剤は主としてプライマー、
帯電防止性ポリマーより選択されたもので、単独あるい
は2成分以上の混合物である。本発明のカードの製造に
当たり、熱可塑性樹脂フィルム層(A),(B)と各層
を積層貼合する時の接着剤との密着性向上と帯電防止の
観点から、表面処理剤として好ましいものはプライマー
ないしはプライマーと帯電防止性ポリマーとの組み合わ
せである。
【0030】表面処理層の各成分は、各種溶媒に溶解さ
せてから用いるものであるが、中でも水溶液の形態で用
いるのが普通である。溶液濃度は通常0.1〜20重量
%、好ましくは0.1〜10重量%程度である。塗工方
法はロールコーター、ブレードコーター、バーコータ
ー、エアーナイフコーター、サイズプレスコーター、グ
ラビアコーター、リバースコーター、ダイコーター、リ
ップコーター、スプレーコーター等により行われ、必要
によりスムージングを行ったり、乾燥工程を経て、余分
な水や親水性溶剤が除去される。塗工量は乾燥後の固形
分として0.005〜5g/m2、好ましくは0.01
〜2g/m2である。
【0031】熱可塑性樹脂フィルム層(A)および
(B)を構成する熱可塑性樹脂フィルムが延伸フィルム
の場合、表面処理層の塗工はその縦または横延伸の前後
を問わず、一段の塗工でも多段の塗工でも構わない。熱
可塑性樹脂フィルム層(A)および(B)の表面には、
前述の表面処理ののち、あるいは表面処理層形成ののち
に、必要に応じて表面に筆記性付与層、印刷品質向上
層、熱転写受容層、感熱記録層、インクジェット受容層
などを表面処理層の形成と同様の塗工方法で設けること
ができる。
【0032】回路層(C) 本発明のカードを構成する回路層(C)は、熱可塑性樹
脂フィルム層(A)および(B)の間に積層される。回
路層(C)は、外部から見えない様に設置されることが
好ましい。回路層(C)は、データの送受信を行うアン
テナ機能や電磁気を導通する機能を持つ配線回路と、場
合によって実装される集積回路やコンデンサやバッテリ
ー等の各種素子を少なくとも含む。これらの配線回路や
各種素子は、熱可塑性樹脂フィルム層(A)または
(B)のカード内側面に直接形成してもよいし、別の回
路基板上に形成してから熱可塑性樹脂フィルム層(A)
または(B)のカード内側面に装着してもよい。熱可塑
性樹脂フィルム層(A)または(B)以外の回路基板用
の基板材としては、一般的な紙フェノール、ガラスエポ
キシ、コンポジット等のリジッドタイプ、ポリイミドフ
ィルム、ポリエステルフィルム等のフレキシブルタイ
プ、および両者の複合タイプ等を使用することができ
る。
【0033】コンデンサやバッテリー等の各種素子は、
配線回路の形成と同時に設けてもよい。配線回路と場合
によって実装される各種素子類は電磁気的に導通され
る。配線回路は、金属導線をコイル状にしたものを前記
基板材上に接着剤を用いて設置したり、加熱加圧して基
板材を変形させて設置して設ける方法、銅やアルミ等の
金属を張った基板材の金属部分をエッチングして設ける
方法、銀などの導電性の金属で形成された金属箔を基板
上に転写して設ける方法、および導電塗料を用いてシル
クスクリーン印刷やインクジェットプリンタで印刷、乾
燥して基板上に設ける方法等により形成することができ
る。簡単な素子類は上記導電性材料に加えて絶縁性のフ
ィルム、ペースト等を用いて配線回路中に直接に形成す
ることもできる。
【0034】回路層(C)は、上記により配線回路と場
合によっては簡単な素子類を形成した基板上に、必要に
応じて集積回路、コンデンサ、バッテリー等の各種素子
を実装し、配線回路と実装素子類を電磁気的に導通接続
して形成される。基板への各種素子の実装は、TAB
(テープ・オートメイテッド・ボンディング)、COB
(チップ・オン・ボード)やフリップチップ実装が用い
られる。各種素子の実装や配線回路との接続には、通常
のはんだ付けや、導電性接着剤が使用できるが、加工の
際、回路基板材が耐えうる温度条件のものを採用する必
要がある。
【0035】回路層(C)は、配線回路や必要に応じて
実装された各種素子の保護のために、エポキシ樹脂など
で包埋(パッケージング)して用いることもできる。回
路層(C)の厚さは50〜300μmであることが好ま
しく、60〜250μmであることがより好ましい。
【0036】光隠蔽層(D) 本発明のカードの熱可塑性樹脂フィルム層(A)と
(B)との間には、光隠蔽層(D)が形成されていても
よい。光隠蔽層(D)とは、本発明を構成する全層の中
で、単位肉厚当たりの可視光線の透過率が最も小さい層
であり、具体的には波長460〜780nmの光の透過
率が0.5%以下の層をいう。
【0037】かかる光隠蔽層(D)の形成方法は特に制
限されない。好ましい形成方法として、前記熱可塑性樹
脂フィルム(A)または/および(B)の片面にオフセ
ットまたはグラビア印刷により黒色ベタ印刷を行って形
成する方法;アルミなどの金属蒸着箔の箔押しによる転
写、転写蒸着およびダイレクト蒸着を用いて形成する方
法;あるいは熱可塑性樹脂フィルム(A)、(B)およ
び回路層(C)を接着剤を用いて貼合させる際、接着剤
の中に、カーボンブラック等の黒色充填材や酸化チタン
ウィスカー、酸化チタン微粒子等の白色充填剤を多量に
含有させる方法などを挙げることができる。光隠蔽層
(D)の厚さは、10nm〜1500μmであることが
好ましく、50nm〜1000μmであることがより好
ましく、100nm〜700μmであることがさらに好
ましい。
【0038】積層貼合 本発明のカードは、カードを構成する各層を接着剤を用
いて積層貼合することにより製造することができる。接
着剤は、本カードの製造工程中の積層貼合時に接着力を
持つものを使用できる。通常は常温もしくは加熱した状
態で加圧接着できるものである。また、接着後、除々に
硬化し、使用段階では完全に接着されるものも使用でき
る。用いられる接着剤としては、感圧接着剤、ヒートシ
ーラー、および、両面テープ状に加工された接着剤、ヒ
ートラミネート用フィルムなどを例示することができ
る。
【0039】熱可塑性樹脂フィルム層(A),(B)や
回路層(C)に接着剤を塗工して貼合する場合、一般に
用いられる水系もしくは溶剤系の粘着剤やヒートシーラ
ーを塗工、乾燥することにより貼合することができる。
具体的には、天然ゴム系、合成ゴム系、アクリル系、ウ
レタン系、EVA系等が使用でき、これらの合成高分子
は、有機溶媒溶液や、ディスパージョンやエマルジョン
といった水に分散された形態で使用可能である。塗布量
は乾燥重量で0.5〜800g/m2が好ましく、0.
5〜700g/m2がより好ましい。カードの不透明度
や隠ぺい性向上のため、接着剤にチタンホワイトなどの
顔料を含有したものを使用することも可能である。
【0040】印刷 この様にして得られたカードは、記録層を設けることに
より電子写真方式、昇華熱転写、溶融熱転写、ダイレク
トサーマル、リライタブルマーキング、及びインクジェ
ットプリンターの使用は勿論のこと、凸版印刷、グラビ
ア印刷、フレキソ印刷、溶剤型オフセット印刷、紫外線
硬化型オフセット印刷、シートの形態でもロールの形態
の輪転方式の印刷にも使用可能である。
【0041】カードの物性 本発明のカードの印刷面側の白色度(JIS L−10
15に準拠)は85〜100%であることが好ましく、
90〜100%であることがより好ましい。85%未満
では、カードの表面に記録される文字や画像情報の識別
を不鮮明になり、また、外観上も好ましくなくなる傾向
がある。また、本発明のカードの印刷面側からの不透明
度(JIS P−8138)は、90〜100%である
ことが好ましく、95〜100%であることがより好ま
しい。90%未満では、内部の回路層(C)が透けて見
えてしまったり、必要に応じて設けられる光隠蔽層
(D)の着色が透けて見えてしまう傾向がある。
【0042】さらに、本発明のカードの厚さは150μ
m〜5mmであることが好ましく、200μm〜3mm
であることがより好ましく、250μm〜2mmである
ことがさらに好ましい。150μm未満では、強度不十
分で内部の回路層(C)が破壊されやすく、5mmを超
えると材料コスト上不利となる傾向がある。
【0043】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明の特徴をさらに
具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、
割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱し
ない限り適宜変更することができる。したがって、本発
明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈される
べきものではない。
【0044】(製造例1) 熱可塑性樹脂フィルム1の
製造 メルトフローレート(MFR:230℃、2.16kg
荷重)が0.8g/10分のポリプロピレン(融点約1
64〜167℃)63重量%に、高密度ポリエチレン1
2重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム15
重量%を混合した組成物(α)を230℃の温度に設定
した押出機にて混練させた後、シート状に押し出し、更
に冷却装置により冷却して、無延伸シートを得た。そし
て、このシートを150℃の温度にまで再度加熱した
後、縦方向4倍の延伸を行って縦延伸フィルムを得た。
【0045】メルトフローレート(MFR)4g/10
分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)重量%
と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム43重量%と
を混合した組成物(β)を別の押出機にて230℃で混
練させた後、これをダイによりシート状に押し出し、こ
れを上記工程で得られた縦延伸フィルムの両面に積層
し、3層構造の積層フィルムを得た。次いで、この3層
構造の積層フィルムを60℃の温度にまで冷却した後、
再び約150℃の温度にまで加熱し、テンターを用いて
横方向に9倍延伸し、165℃の温度でアニーリング処
理した。その後、60℃の温度にまで冷却し、耳部をス
リットして3層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)
の厚さ80μm(β/α/β=17μm/46μm/1
7μm)の積層フィルムで、圧縮厚さ10μm、白色度
93%、不透明度71%、空孔率11%、密度1.02
g/cm3の熱可塑性樹脂フィルム1を得た。
【0046】(製造例2) 熱可塑性樹脂フィルム2の
製造 製造例1と同様にして3層構造(一軸延伸/二軸延伸/
一軸延伸)の厚さ120μm(β/α/β=26μm/
68μm/26μm)の積層フィルムで、圧縮厚さ12
μm、白色度93%、不透明度81%、空孔率11%、
密度1.02g/cm3の熱可塑性樹脂フィルム2を得
た。
【0047】(製造例3) 熱可塑性樹脂フィルム3の
製造 製造例1と同様にして3層構造(一軸延伸/二軸延伸/
一軸延伸)の厚さ200μm(β/α/β=43μm/
114μm/43μm)の積層フィルムで、圧縮厚さ1
4μm、白色度93%、不透明度94%、空孔率16
%、密度0.97g/cm3の熱可塑性樹脂フィルム3
を得た。
【0048】(製造例4) 熱可塑性樹脂フィルム4の
製造 メルトフローレート(MFR:230℃、2.16kg
荷重)が0.8g/10分のポリプロピレン(融点約1
64〜167℃)81重量%に、高密度ポリエチレン3
重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム16重
量%を混合した組成物(α)を230℃の温度に設定し
た押出機にて混練させた後、シート状に押し出し、更に
冷却装置により冷却して、無延伸シートを得た。そし
て、このシートを145℃の温度にまで再度加熱した
後、縦方向5倍の延伸を行って5倍縦延伸フィルムを得
た。
【0049】メルトフローレート(MFR)4g/10
分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)54重
量%と、平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム46重量
%とを混合した組成物(β)を別の押出機にて230℃
で混練させた後、これをダイによりシート状に押し出
し、これを上記工程で得られた5倍縦延伸フィルムの両
面に積層し、3層構造の積層フィルムを得た。次いで、
この3層構造の積層フィルムを60℃の温度にまで冷却
した後、再び約145℃の温度にまで加熱し、テンター
を用いて横方向に7.5倍延伸し、165℃の温度でア
ニーリング処理し、60℃の温度にまで冷却し、耳部を
スリットして3層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延
伸)の厚さ130μm(β/α/β=24μm/82μ
m/24μm)の積層フィルムで、圧縮厚さ29μm、
白色度96%、不透明度95%、空孔率32%、密度
0.77g/cm3の熱可塑性樹脂フィルム4を得た。
【0050】(製造例5) 熱可塑性樹脂フィルム5の
製造 メルトフローレート(MFR:230℃、2.16kg
荷重)が0.8g/10分のポリプロピレン(融点約1
64〜167℃)85重量%に、高密度ポリエチレン1
0重量%及び平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム5重
量%を混合した組成物(α)を230℃の温度に設定し
た押出機にて混練させた後、シート状に押し出し、更に
冷却装置により冷却して、無延伸シートを得た。そし
て、このシートを150℃の温度にまで再度加熱した
後、縦方向4倍の延伸を行って縦延伸フィルムを得た。
【0051】メルトフローレート(MFR)4g/10
分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)36重
量%と、高密度ポリエチレン20重量%、平均粒径1.
5μmの炭酸カルシウム44重量%とを混合した組成物
(β)を別の押出機にて230℃で混練させた後、これ
をダイによりシート状に押し出し、これを上記工程で得
られた4倍縦延伸フィルムの両面に積層し、3層構造の
積層フィルムを得た。
【0052】次いで、この3層構造の積層フィルムを6
0℃の温度にまで冷却した後、再び約150℃の温度に
まで加熱し、テンターを用いて横方向に9倍延伸し、1
65℃の温度でアニーリング処理した。その後、60℃
の温度にまで冷却し、耳部をスリットして3層構造(一
軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)の厚さ90μm(β/α
/β=20μm/50μm/20μm)の積層フィルム
で、圧縮厚さ8μm、白色度91%、不透明度39%、
空孔率4.2%、密度1.02g/cm3の熱可塑性樹
脂フィルム5を得た。
【0053】(製造例6) 回路層(C)の製造 厚さ125μmのポリエステルフィルムの片面上にイソ
シアネート系の溶剤系銀ペーストを用いてシルクスクリ
ーン印刷によりアンテナ用の配線回路を印刷し、熱風乾
燥ののち、80℃の恒温槽に3時間放置してから取り出
した。その後、本アンテナ面にIC回路を実装し、50
mm×80mmに打ち抜き、エポキシ樹脂で表面を包埋
し、回路層(C)を得た。
【0054】(実施例1〜4、比較例1〜2) カード
の製造 表1に示すように材料と製造条件を変更して、実施例1
〜4と比較例1〜2の合計6種類のカードを製造した。
ここでは、熱可塑性樹脂フィルム層のうち、カード表面
側を(A)とし、裏面側を(B)とした。
【0055】まず、表1に示す種類の熱可塑性樹脂フィ
ルムからなる(A)の表面に、アクリルウレタン系樹脂
および炭酸カルシウムからなる溶剤系塗料を乾燥後の塗
布量が1g/m2となるようにグラビアコーターで塗工
し、記録層とした。次に、表1に示す接着剤を用い、コ
ンマコーターで熱可塑性樹脂フィルム層(A)の記録層
と反対面上に、乾燥後の重量が表1に記載される重量に
なるように光隠蔽層(D)を塗布した。乾燥後、半硬化
状態で製造例6で得られた回路層(C)のIC実装面側
と圧着、積層し平坦化した。熱可塑性樹脂フィルム層
(B)片面上にも同じ接着剤を同様の方法で同量塗布、
乾燥し、(A)と積層した回路層(C)と圧着、積層し
た。8時間放置後、硬化接着が完了し、記録層/(A)
/(D)/(C)/(D)/(B)の構造体を得た。こ
の構造体を55mm×85mmのサイズに打ち抜き、記
録層に文字及び画像情報をカード印刷機でオフセット印
刷し、カードを得た。カードの厚さはいずれも760μ
mであった。
【0056】(試験例) カードの評価 製造した各カードの白色度をJIS L−1015に基
づいて測定し、不透明度を、JIS P−8138に基
づいて測定した。
【0057】また、内径100mmの円筒の内壁に、円
周方向にカードの長手方向を平行にしてカードを押しつ
けた後、取り出して、表裏面の曲げシワを以下のように
評価した。 ○ カードの表面もしくは裏面にシワが発生しない。 × カードの表面もしくは裏面にシワが発生する。
【0058】さらに、記録層へ印刷した後の各カードの
視認性を以下のように評価した。 ○ カードの表面に記録された文字や画像情報の識別が
鮮明であり、かつ内部の回路層(C)が透けて見えたり
しない。 △ カードの表面に記録された文字や画像情報の識別が
不鮮明であるか、または内部の回路層(C)が透けて見
える。 × カードの表面に記録された文字や画像情報の識別が
不鮮明であり、かつ内部の回路層(C)が透けて見え
る。
【0059】各評価結果をまとめて表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】
【発明の効果】本発明のカードは、使用時の曲げ等のス
トレスに対し、表面にシワが入ることがなく、表面への
情報記録が可能であり、内部の回路層が透けて見えてし
まうというセキュリティー上の心配がなく、強度と耐水
性に優れている。このため本発明のカードは、屋内外を
問わず、大気中、水中でも用いることが出来、IDカー
ド、入退場管理等の人の認識、管理用途にとどまらず、
冷凍食品、工業製品、各種薬品などの商品管理や物流管
理用途、製造工程管理用途などに使用可能である。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA11 MA19 NA09 PA03 5B035 AA07 BA03 BB09 CA01 CA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂フィルム層(A)と(B)
    の間に、少なくとも回路層(C)を積層してなるカード
    において、熱可塑性樹脂フィルム層(A)および(B)
    の厚さ方向の32.0kgf/cm2荷重負荷時の圧縮
    厚さが25μm以下で、かつ次式で求められる空孔率が
    25%以下であることを特徴とするカード。 【数1】 (上式において、ρ0は真密度であり、ρは密度であ
    る)
  2. 【請求項2】 白色度が85%以上である請求項1に記
    載のカード。
  3. 【請求項3】 不透明度が90%以上である請求項1ま
    たは2に記載のカード。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂フィルム層(A)およ
    び(B)が、不透明度が70%以上であり、かつ白色度
    が90%以上である請求項1〜3のいずれかに記載のカ
    ード。
  5. 【請求項5】 前記熱可塑性樹脂フィルム層(A)およ
    び(B)を構成する熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン系
    樹脂および/またはポリエステル系樹脂である請求項1
    〜4のいずれかに記載のカード。
  6. 【請求項6】 前記ポリオレフィン系樹脂が、プロピレ
    ン系樹脂である請求項5に記載のカード。
  7. 【請求項7】 前記熱可塑性樹脂フィルム層(A)と
    (B)の間に光隠蔽層(D)を設けた請求項1〜6のい
    ずれかに記載のカード。
  8. 【請求項8】 少なくとも熱可塑性樹脂フィルム層
    (A)もしくは(B)のいずれかの表面に記録層を設け
    た請求項1〜7のいずれかに記載のカード。
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