JP2008097178A - Icタグラベル - Google Patents

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Isao Tajima
功 田島
Tetsuji Ogata
哲治 緒方
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】ICチップに余計な力が掛からないようにした耐圧性が良好なICタグラベルを提供すること。
【解決手段】基材上にアンテナパターン及び該アンテナパターンに接続されたICチップ11bを有するICタグ用インレット11と、少なくともICチップ11bを覆ってICタグインレット11に貼着された保護シート13と、保護シート13に貼着された発泡体シート15と、ICタグインレット11の基材11aの裏側に貼着されたセパレート紙17とを備え、発泡体シート15にはICチップ11bに対応する部位にICチップ11bの大きさに保護シート13の厚みを加えた大きさよりも大きなサイズの貫通孔15aが設けられた構成とする。書籍の間に挟んだり積み重ねたりした場合でも、発泡体シート15が圧力を受け持つことになり、ICチップ11bに余計な力が掛かることがなく、耐圧性が良好なものとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、運送分野や流通分野における荷札、伝票等を始めとして、工場での工程管理票などに使用されるICタグラベルに関するものである。
近年、外部処理装置との通信を非接触で行うICタグが一般に広く知られるようになってきた。このICタグは、情報を発信するために電池を内蔵しているアクティブ型と、電池を内蔵せずに受けた電波で電力を得て発信するパッシブ型に分類される。このうちパッシブ型のICタグは、リーダライタが電波を使って電力を送り込み、その電力でICが起動するもので、その電波には指示や要求も載っており、リーダライタから電力と命令を同時に受け取るようになっている。そして、ICタグはその指示に対する答えを搬送波と呼ばれる電波に載せて送り出す。電波の到達距離は最大で数メートルと短いが、小型かつ軽量で、アクティブ型に比べると非常に安価に製造できる。そのため、今後はパッシブ型のICタグが多くの商品などに搭載されることが期待されている。
パッシブ型のICタグは、ICチップとアンテナを備えていさえすればどんな形状であってもよいが、いずれも長い方向で数センチほどの大きさである。また、研究開発が進み、価格についても安価になることが見えてきたことから、様々な物品にICタグをつけて物流過程、保管時等における情報管理を行うことが提案されている。そして、ICタグを各種物品に取り付けて使用する場合、ラベルの形態にすることが行われる。
ICタグをラベル化するに際しては、ICタグインレットを使って従来のようなラベルの形態にするのが一般的である。このICタグインレットとは、通常、PETフィルム等を基材とし、それにアンテナパターンが印刷又はエッチング等により形成するとともに、ICチップを装着したものである。そして、このICタグインレットの表側に印刷等を施したラベル表紙を粘着剤で貼り合わせ、裏側には両面テープでセパレート紙を貼り合わせることでICタグラベルとしている。
特開2002−342728公報
上記のICタグラベルは、ICチップを内蔵しているため、通常の単なるラベルに比べるとICチップのところに厚みがあることから、書籍等の間に挟んだり複数枚を束ねたりした場合にICチップの部分が邪魔になり、耐圧性に問題が生じるとともに取扱いに難があった。そこで、ラベル表紙においてICチップに対応する部分に貫通孔を設け、その段差を利用して耐圧効果を出すことも考えられるが、段差だけではICチップを保護できる耐圧荷重に限度がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ICチップに余計な力が掛からないようにした耐圧性が良好なICタグラベルを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のICタグラベルは、基材上にアンテナパターン及び該アンテナパターンに接続されたICチップを有するICタグ用インレットと、少なくともICチップを覆ってICタグインレットに貼着された保護シートと、保護シートに貼着された発泡体シートと、ICタグインレットの基材の裏側に貼着されたセパレート紙とを備え、発泡体シートにはICチップに対応する部位にICチップの大きさに保護シートの厚みを加えた大きさよりも大きなサイズの貫通孔が設けられていることを特徴とするものである。
本発明のICタグラベルは、発泡体シートに設けた貫通孔のところにICチップが位置し、しかも発泡体シートとICタグインレットとの間には保護シートがあるので、書籍の間に挟んだり積み重ねたりした場合でも、発泡体シートが圧力を受け持つことになり、ICタグインレットのICチップに余計な力が掛かることがなく、耐圧性が良好なものとなる。
以下、具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係るICタグラベルの一例を示す平面図、図2は図1に示すICタグラベルの断面図である。
このICタグラベル10は、ICタグインレットを使用しており、図において11で示す部分がICタグインレットである。このICタグインレット11は、PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等からなる透明プラスチックフィルムを基材11aとし、その基材11aの上にアンテナパターン(図示せず)が形成され、アンテナパターンの両端にバンプを介してICチップ11bが装着されたものである。
そして、ICタグインレット11の表側には、ICチップ11bを覆って粘着剤12により保護シート13が貼着され、その保護シート13の上に貫通孔15aを打ち抜いた発泡体シート15が粘着剤14で貼着されている。この発泡体シート15に設ける貫通孔15aは、図示のような円形に限らず、任意の形状でもよいが、ICチップ11bに対応する部位に形成されるものであり、ICチップ11bの大きさに保護シート13の厚みを加えた大きさよりも大きなサイズである。また、ICタグインレット11の裏側には両面テープ16を介してセパレート紙17が貼着されている。
保護シート13には、透明プラスチックシート或いは不透明プラスチックシートを適宜選択して用いる。材質は、PET、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等で、不透明にする場合はこれらに適宜の顔料等を添加して着色プラスチックシートとしたもの用いる。
発泡体シート15は、ICタグインレット11及び保護シート13と一体となって物品に貼着される部分であり、その表面側には物品の内容等を表示する印刷が施されるのが通例である。本発明ではこの発泡体シート15として、軟質でかつ反発弾性率の高い発泡体を使用する。軟質でなければラベルに可撓性がなくなるし、反発弾性率が高くないと所望の耐圧性が得られないからである。具体的には、アクリルフォームやウレタンフォームなどの発泡倍率が60〜70倍程度のもので、密度が0.02〜0.5g/cm3 、空気含有率が20〜50%、反発弾性率が30%以上のものが好適である。そして、使用する発泡体の厚さは100〜300μm程度である。
また、ICタグインレット11の裏側には、前記の如くセパレート紙17があって両面テープ16が不用意に他の物にくっつくのを防止している。また、セパレート17の内面側はシリコン等による離型処理が施されており、両面テープ16から容易に剥離できるようになっている。
このICタグラベル10を対象物品に貼着するには、セパレート紙17を剥離除去して、ICタグインレット11、隠蔽層13、発泡体シート15の一体物を対象物品に貼着することになる。大量に連続的に貼着する場合は、ICタグラベル10の連続体をラベラー等に充填して使用すればよい。
上記した構成からなるICタグラベル10は、ICチップ11bが発泡体シート15の貫通孔15aのところに位置するので、ICチップ11bのところで膨らんだ状態にはならず、枚葉状態で積み重ねたり連続状態で巻き取ったりしても邪魔になることがない。そして、発泡体シート15が圧力を受け持つので、ICチップ11bに余計な力が掛かって破損するようなこともない。
また、発泡体シート15の貫通孔15aのところには保護シート13が見えるので、この保護シート13を透明にして下のICチップ11bが見える状態にするか、或いは不透明にしてICチップ11bが見えないようにするかは用途に応じて使い分ければよい。
以上、具体例を挙げて本発明を説明したが、本発明によるICタグラベルは、上記の例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明に係るICタグラベルの一例を示す平面図である。 図1に示すICタグラベルの断面図である。
符号の説明
10 ICタグラベル
11 ICタグインレット
11a 基材
11b ICチップ
12 粘着剤
13 保護シート
14 粘着剤
15 発泡体シート
15a 貫通孔
16 両面テープ
17 セパレート紙

Claims (1)

  1. 基材上にアンテナパターン及び該アンテナパターンに接続されたICチップを有するICタグ用インレットと、少なくともICチップを覆ってICタグインレットに貼着された保護シートと、保護シートに貼着された発泡体シートと、ICタグインレットの基材の裏側に貼着されたセパレート紙とを備え、発泡体シートにはICチップに対応する部位にICチップの大きさに保護シートの厚みを加えた大きさよりも大きなサイズの貫通孔が設けられていることを特徴とするICタグラベル。
JP2006276116A 2006-10-10 2006-10-10 Icタグラベル Pending JP2008097178A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061269A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Toppan Printing Co Ltd インレイ、及びカバー付インレイ並びに冊子体
JP2010157064A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Toppan Printing Co Ltd インレイ、及びカバー付インレイ並びに冊子体

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