JP5588739B2 - Rfidタグ - Google Patents

Rfidタグ Download PDF

Info

Publication number
JP5588739B2
JP5588739B2 JP2010117468A JP2010117468A JP5588739B2 JP 5588739 B2 JP5588739 B2 JP 5588739B2 JP 2010117468 A JP2010117468 A JP 2010117468A JP 2010117468 A JP2010117468 A JP 2010117468A JP 5588739 B2 JP5588739 B2 JP 5588739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
protective member
rfid tag
substrate
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010117468A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011243170A (ja
Inventor
誉之 湯浅
孝徳 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2010117468A priority Critical patent/JP5588739B2/ja
Publication of JP2011243170A publication Critical patent/JP2011243170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5588739B2 publication Critical patent/JP5588739B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はRFIDタグに係り、特に、紙や薄膜樹脂などにより形成された薄肉状のタグ基板に搭載されたICチップを外部からの衝撃から保護することを可能としたRFIDタグに関するものである。
近年、ICチップとアンテナとを備えて構成された、RFIDタグが多く用いられている。このようなRFIDタグにおいて、ICチップは、マイコン部とメモリ部とを有して構成されており、リーダライタ装置を用いてICチップのメモリ部に所定の情報を書き込み、読み出しすることができるように構成されている。
このような従来のRFIDタグにおいては、厚さが厚い樹脂により形成された基板の内部にICチップを埋め込むタイプのRFIDタグにおいては、ある程度強度が確保されているからあまり問題はないが、例えば、紙や薄膜樹脂などの薄い基板にICチップを搭載したRFIDタグにおいては、通常、例えば配送用のダンボール箱などに貼着して使用するものであり、このダンボール箱の輸送時や取り扱い時に、RFIDタグに衝撃が加わることがあり、ICチップが損傷を受けてしまうという問題を有している。
このようなRFIDタグを補強する技術として、従来から、例えば、タグ基板の上方および下方に、ICチップを防水状態で被覆する防水性を有するカバー部材を配置するようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−316718号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術においては、防水効果は期待することができるものの、外部からの衝撃から確実にICチップを保護することができないという問題を有している。しかも、タグ基板におけるICチップの位置は、RFIDタグのタイプによって各種存在しているので、ICチップの位置に応じてカバー部材を取付ける必要があり、製造工程において、ICチップの位置に応じたカバー部材の取付作業が極めて困難であるという問題を有している。
このように厚さが厚い樹脂により形成されたタグ基板を用いるのではなく、薄肉状のタグ基板にICチップを搭載するタイプのRFIDタグにおいては、比較的安価に製造しなければならない要求があり、安価にかつ容易にICチップを保護することができる手段が要望されている。
本発明は前記した点に鑑みてなされたものであり、薄肉状のタグ基板に搭載されたICチップを、外部からの衝撃などから安価にかつ容易に保護することのできるRFIDタグを提供することを目的とするものである。
本発明は前記目的を達成するために、請求項1の発明に係るRFIDタグは、薄肉状のタグ基板と、
前記タグ基板に搭載されるICチップと、
前記タグ基板に形成され前記ICチップに接続されるコイルアンテナと、
弾力性を有する樹脂材料により形成され前記ICチップを保護する保護部材と、を備えているRFIDタグであって、
前記保護部材は、裏面に予め接着剤が塗布された状態で前記タグ基板のうち前記ICチップのある部分に貼着されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記保護部材は、裏面に予め塗布された接着剤に貼り付けられた剥離紙を剥離して貼着されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1または請求項2において、前記保護部材の前記タグ基板に対向する面には、前記ICチップを収容するチップ用凹部が形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1または請求項2において、前記保護部材は、中央部に前記保護部材を貫通するチップ用孔が平面形状環状に形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のいずれか一項において、前記保護部材の表面は、球面状に形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項において、前記保護部材は、透明な材料により形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、弾力性を有する樹脂材料により形成された保護部材の裏面に予め接着剤が塗布された状態とすることで、ICチップ部分に、保護部材を貼着するようにしているので、樹脂製の比較的大きな厚さ寸法を有する樹脂製の強度の高いRFIDタグではなく、薄い樹脂あるいは紙などの比較的強度の低い薄肉状のRFIDタグに搭載されたICチップを外部からの衝撃などから確実に保護することができ、また、ICチップに対応する位置に保護部材を貼着するようにすればよいので、ICチップの搭載位置にかかわらず、ICチップを保護することができ、ICチップの搭載位置が異なるRFIDタグのいずれにも対応することができる。その結果、ICチップの搭載位置が異なるRFIDタグごとに製造工程を変更する必要がなく、製造コストを著しく低減させることができる。
請求項に係る発明によれば、保護部材のタグ基板に対向する面にICチップを収容するチップ用凹部を形成するようにしているので、チップ用凹部にICチップを収容した状態で、保護部材を貼着することにより、確実にICチップを保護することができる。
請求項に係る発明によれば、中央部に保護部材を貫通するチップ用孔が形成された平面形状環状に形成するようにしているので、チップ用孔にICチップを収容した状態で、保護部材を貼着することにより、確実にICチップを保護することができる。
請求項に係る発明によれば、保護部材の表面を球面状に形成し、角のない形状としているので、保護部材に横方向の力が加わった場合でも、保護部材が剥がれてしまうことを確実に防止することができる。
請求項6に係る発明によれば、保護部材を透明な材料により形成するようにしているので、保護部材をタグ基板に貼着する際に、ICチップの位置を確認しながら保護部材を貼着することができ、保護部材のチップ用凹部を確実にICチップに対応させて保護部材を貼着することができる。
本発明に係るRFIDタグの実施形態を示す平面図である。 本発明に係るRFIDタグの実施形態を示す図1の縦断面図である。 本発明に係るRFIDタグの実施形態を示す保護部材部分の縦断面図である。 本発明に係るRFIDタグの保護部材の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1および図2は、本発明に係るRFIDタグの実施形態を示す概略構成図であり、本実施形態においては、RFIDタグ1は、例えば、紙や薄膜樹脂などにより形成された薄肉状のタグ基板2を備えている。タグ基板2の所定位置には、ICチップ3が搭載されており、ICチップ3は、マイコン部とメモリ部(いずれも図示せず)とを備えている。また、タグ基板2の外周部には、両端部がICチップ3に接続されるとともに渦巻き状に形成されたコイルアンテナ4が形成されており、このコイルアンテナ4は、例えば、導電性材料が混入された導電性インクなどにより形成されるものである。そして、コイルアンテナ4を介して図示しないリーダライタ装置を用いて、コイルアンテナ4を介して信号の送受信を行うことにより、ICチップ3のメモリ部に所定の情報を書き込み、読み出しすることができるように構成されている。
また、本実施形態においては、図3に示すように、タグ基板2のICチップ3部分には、保護部材5が設けられている。本実施形態においては、保護部材5は、平面形状円形状を有しているとともに、表面が球面状に形成されている。また、保護部材5のタグ基板2に対向する裏面の中央部分には、ICチップ3を被覆するチップ用凹部6が形成されている。また、保護部材5は、例えば、ウレタン樹脂などの弾力性を有するとともに、透明な材料により形成されており、保護部材5は、裏面には、接着剤が塗布されており、この接着剤により、タグ基板2の表面に接着するように構成されている。これは、例えば、裏面にあらかじめ接着剤が塗布された保護部材5を剥離紙に貼り付けておき、必要に応じて、保護部材5を剥離紙から剥離して、タグ基板2のICチップ3部分に貼着するようにすればよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態においては、RFIDタグ1のICチップ3に対応する位置に、保護部材5を貼着することにより、ICチップ3を保護するようになっている。この場合に、本実施形態においては、保護部材5を透明な材料により形成するようにしているので、保護部材5をタグ基板2に貼着する際に、ICチップ3の位置を確認しながら保護部材5を貼着することができ、保護部材5のチップ用凹部6を確実にICチップ3に対応させて保護部材5を貼着することができるものである。そして、このように保護部材5が貼着されたRFIDタグ1を、例えば、ダンボール箱などに貼着して、配送管理などを行うようになっている。
このとき、保護部材5を弾力性を有する材料で形成しているので、RFIDタグ1に衝撃が加わった場合に、保護部材5により、ICチップ3に直接衝撃が加わってしまうことがなく、ICチップ3を確実に保護することができるものである。また、保護部材5の表面を球面状に形成し、角のない形状としているので、例えば、ダンボール箱同士の擦れなどが生じた場合に、保護部材5に横方向の力が加わった場合でも、保護部材5が剥がれてしまうことを防止することができるものである。
以上述べたように、本実施形態においては、RFIDタグ1のICチップ3部分に、保護部材5を貼着するようにしているので、樹脂製の比較的大きな厚さ寸法を有する樹脂製の強度の高いRFIDタグ1ではなく、薄い樹脂あるいは紙などの比較的強度の低い薄肉状のRFIDタグ1に搭載されたICチップ3を確実に保護することができる。また、ICチップ3に対応する位置に保護部材5を貼着するようにすればよいので、ICチップ3の搭載位置にかかわらず、ICチップ3を保護することができ、ICチップ3の搭載位置が異なるRFIDタグ1のいずれにも対応することができる。その結果、ICチップ3の搭載位置が異なるRFIDタグ1ごとに製造工程を変更する必要がなく、製造コストを著しく低減させることができる。
また、保護部材5を弾力性を有する材料で形成しているので、保護部材5によりICチップ3に直接衝撃が加わってしまうことがなく、ICチップ3を確実に保護することができる。さらに、保護部材5の表面を球面状に形成し、角のない形状としているので、保護部材5に横方向の力が加わった場合でも、保護部材5が剥がれてしまうことを確実に防止することができる。
なお、前記実施形態においては、保護部材5の表面は、球面状に形成されるとともに、裏面側にチップ用凹部6を形成するようにしているが、図4に示すように、保護部材5の中央部に保護部材5を貫通するチップ用孔7を形成してなる環状に形成するようにしてもよい。この場合には、チップ用孔7を介してICチップ3の位置を確認することができるので、保護部材5は、透明材料により形成する必要はない。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能である。
1 RFIDタグ
2 タグ基板
3 ICチップ
4 コイルアンテナ
5 保護部材
6 チップ用凹部
7 チップ用孔

Claims (6)

  1. 薄肉状のタグ基板と、
    前記タグ基板に搭載されるICチップと、
    前記タグ基板に形成され前記ICチップに接続されるコイルアンテナと、
    弾力性を有する樹脂材料により形成され前記ICチップを保護する保護部材と、を備えているRFIDタグであって、
    前記保護部材は、裏面に予め接着剤が塗布された状態で前記タグ基板のうち前記ICチップのある部分に貼着されることを特徴とするRFIDタグ。
  2. 前記保護部材は、裏面に予め塗布された接着剤に貼り付けられた剥離紙を剥離して貼着されることを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. 前記保護部材の前記タグ基板に対向する面には、前記ICチップを収容するチップ用凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のRFIDタグ。
  4. 前記保護部材は、中央部に前記保護部材を貫通するチップ用孔が平面形状環状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のRFIDタグ。
  5. 前記保護部材の表面は、球面状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載のRFIDタグ。
  6. 前記保護部材は、透明な材料により形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のRFIDタグ。
JP2010117468A 2010-05-21 2010-05-21 Rfidタグ Expired - Fee Related JP5588739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010117468A JP5588739B2 (ja) 2010-05-21 2010-05-21 Rfidタグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010117468A JP5588739B2 (ja) 2010-05-21 2010-05-21 Rfidタグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011243170A JP2011243170A (ja) 2011-12-01
JP5588739B2 true JP5588739B2 (ja) 2014-09-10

Family

ID=45409715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010117468A Expired - Fee Related JP5588739B2 (ja) 2010-05-21 2010-05-21 Rfidタグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5588739B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3672149B2 (ja) * 1997-07-07 2005-07-13 鈴木総業株式会社 集積回路素子の製造方法
JP2925541B1 (ja) * 1998-08-04 1999-07-28 株式会社ダスキン 情報記憶チップ取付構造
JP2000334862A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Kyoichi Kohama ラベル及びその製造方法
JP4983191B2 (ja) * 2006-10-04 2012-07-25 大日本印刷株式会社 Icタグラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011243170A (ja) 2011-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8339267B2 (en) RFID device having protective cap element and method of making
WO2012023511A1 (ja) 非接触icラベルおよび銘板
EP1887496A1 (en) RFID tag
JP4769042B2 (ja) Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法
JP4612434B2 (ja) 非接触icタグと非接触icタグの装着方法
EP2131392A1 (en) Electronic device, electronic apparatus mounting electronic device, article mounting electronic device, and method for manufacturing electronic device
US20100084473A1 (en) Radio Frequency Identification Tag for the Metal Product with High Thermal Resistance and the Fabricating Method Thereof
JP2006285709A (ja) 非接触icタグ
US8490882B2 (en) Apparatus and process including radio frequency identification devices
JP2009116649A (ja) Rfidタグ
US20050189638A1 (en) Portable electronic device
JP4776007B2 (ja) Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法
JP5588739B2 (ja) Rfidタグ
EP1962230A1 (en) RFID tag
JP5169104B2 (ja) Icタグ、icタグロール
JP2008250673A (ja) Icタグの取り付け構造
KR200406501Y1 (ko) 알에프아이디 태그부착 도서
JP2007310488A (ja) 非接触データキャリア装置
KR101202942B1 (ko) Rfid 라벨 태그
KR101167467B1 (ko) Rfid 라벨 태그
JP5006916B2 (ja) Rfidタグ
JP5235009B2 (ja) 遊技機の基板ケース封印シール
JP4810909B2 (ja) Icタグの貼付構造
JP2008152500A (ja) 非接触icタグラベル
JP2008097178A (ja) Icタグラベル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140115

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140121

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5588739

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees