JP2009219861A - ミシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送出口13eからボタンBを受け渡す回転板13と、ボタン縫い付け作業時の向きに対応するようにボタンBを位置決めするボタン穴位置調節部20と、ボタン掴み足41へボタンBを運ぶボタン搬送部30と、を備え、ボタン搬送部30はボタンBを上下から把持してボタンBを運ぶ。
【選択図】図7
Description
図10に示すように、従来技術によるキャリア機構では、ボタンの脱落を防ぐためにボタン掴み足101の先端部に設けられてボタンが嵌合されるよう保持される爪部101aに対して、キャリア機構のボタンキャリア部102が先端部においてボタンB1を支持し、軸部102bを回転軸として当該先端部を回動させるよう移動させてボタンB1を爪部101a、101aの間に嵌合させる。このとき、図11(a)に示すように、ボタンキャリア部102はボタンB1のボタン穴の位置及び当該ボタン穴の間隔に対応した複数のピン102aを備えている。ボタンキャリア部102はボタンB1の下面部に当接すると共に、ボタンB1のボタン穴の下方から上方に向けて複数のピン102aを挿通させることでボタンB1を支持する。このとき、ピン102aの長さは、ボタンB1の厚みよりも大きい。これによって、ボタン穴の先端からピン102aの先端部が突出するので、ボタンB1はボタンキャリア部102から抜け落ちにくくなり、より確実にボタンB1が支持される。
なお、ボタンキャリア部102を下方に移動させることでボタンB1のボタン穴に対するボタンキャリア部102のピン102aの挿通を解消する方法も考えられうる。しかしながら、ボタンキャリア部102が下方に移動する場合、ボタンキャリア部102と被縫製物とがぶつかるので、ボタンキャリア部102の下方への移動範囲は制限されている。よって、ボタンキャリア部102が下方へと移動するようにしても厚いボタンを供給することは困難であるといった問題があった。
また、上述のように、ボタン供給手段はボタンを把持して運ぶので、ボタンのボタン穴の位置や間隔、あるいはボタン穴の大きさに左右されずボタンを支持することができる。よって、従来技術においてボタン穴の位置、間隔及びボタン穴の大きさに対応したピンを備えたボタンキャリア部をボタンの種類ごとに用意する必要があり、ボタン供給装置のコストが上がるといった問題点を解消でき、ミシンのボタン供給装置のコストが大幅に下がる。加えて、従来技術においてボタンの種類が変わるごとにボタンキャリア部を交換する必要があるため、当該交換作業が非常に煩雑である上、当該交換作業に費やされる時間がボタン付けの全体作業効率を著しく低下させるといった問題点を解消でき、ミシンの生産性がより一層向上する。
さらに、上述のように、ボタン掴み足は上下動する必要がない。よって、従来技術のように厚いボタンをボタンキャリア部から外すためにボタン掴み足が大きく上方へと移動した際にボタンが縫い針と接触、あるいは衝突する可能性があるために一定以上の厚みのボタンは従来技術によるボタン供給装置では供給できないといった問題点を解消できる。よって、ボタンの厚さに左右されずボタンをボタン掴み足に供給可能なミシンのボタン供給装置を提供でき、ミシンの可用性及び信頼性が大幅に向上する。
さらに、ボタン穴位置調節手段がボタン縫い付け作業時の向きに対応するようにボタンを位置決めする。つまり、ボタン穴位置調整手段によって、ボタンの縫い付けにおける縫い針の針落ちに対応するようボタンのボタン穴の向きが調整される。これによって、ボタン掴み足に保持されたボタンの縫い付けがよりスムースに行える。よって、ミシンの生産性がより一層向上する。加えて、ボタンの縫い付けにおいて針落ちの際の縫い針とボタンとが衝突することがなくなり、ミシンの信頼性がより一層向上する。
なお、ボタン穴位置調節手段によるボタンの位置決めは、ボタン供給手段によるボタン掴み足へのボタンの供給の前後いずれに行っても良いが、供給前に行う場合には、ボタン供給手段によるボタン供給によりボタンの向きが変わる場合にはこれを考慮して位置決めを行う。
また、上述のように、ボタンは吸引部の吸引力によって保持されるので、ボタンのボタン穴の位置や間隔、あるいはボタン穴の大きさに左右されずボタンを保持することができる。よって、従来技術においてボタン穴の位置、間隔及びボタン穴の大きさに対応したピンを備えたボタンキャリア部をボタンの種類ごとに用意する必要があり、ボタン供給装置のコストが上がるといった問題点を解消でき、ミシンのボタン供給装置のコストが大幅に下がる。加えて、従来技術においてボタンの種類が変わるごとにボタンキャリア部を交換する必要があるため、当該交換作業が非常に煩雑である上、当該交換作業に費やされる時間がボタン付けの全体作業効率を著しく低下させるといった問題点を解消でき、ミシンの生産性がより一層向上する。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施形態であるミシン1は、被縫製物に対してボタンの縫いつけ作業を行う縫製動作部40を備える、ボタンBが縫いつけられる被縫製物の上方に位置して縫いつけられるボタンBを保持する縫製動作部40のボタン掴み足41にボタンBを運ぶボタン供給装置2とを備えている。
図1は、本発明によるミシンのボタン供給装置2を備えたミシン1の構成を示す斜視図である。図2はボタンフィーダ10の各部と、ボタン穴位置調節手段としてのボタン穴位置調節部20のボタン掴み腕21,22と、ボタン搬送部30と、ボタン掴み足41との位置関係を示す説明図である。図1,2に示すように、ミシン1は、縫製動作部40のボタン掴み足41に一つずつボタンを供給するボタン供給装置2と、ボタン掴み足41に保持されたボタンBを被縫製物へと縫い付ける縫製動作部40と、ミシン1の各部を制御する制御装置(図示略)と、オペレータによってミシン1の動作指示が入力されるペダル(図示略)と、ミシン1の各種設定を行う操作パネル(図示略)と、を備えている。
ボタンフィーダ10は、ボタン補給皿11にあらかじめ用意されたボタンBを一つずつボタン穴位置調節部20に送り出す。
ボタンフィーダ10は、オペレータによってボタンBが補給される際の受け皿となると共に、送出部12に一つずつボタンを送り出すボタン補給皿11と、ボタン補給皿11から送り出されたボタンBを回転板13に一つずつ送り出す送出部12と、送出部12から送り出されたボタンBをボタン供給における下流側に排出する、例えば、ボタン穴位置調節部20に一つずつ受け渡す回転板13と、を備えている。
また、軸部12aに対してボタン補給皿11の送出口11aの反対側であって、回転部12cの回転に伴う穴部12bの移動系路と重なる位置には送出口12eが設けられている。回転部12cの回転によって送出口12eの上方まで移動されたボタンBは送出口12eから下方へと下落し、回転板13へと送り出される。
また、軸部13aに対して送出部12の送出口12eの反対側であって、穴部13bの移動系路と重なる位置には送出口13eが設けられている。回転部13cの回転によって送出口13eの上方まで移動されたボタンBは送出口13eから下方へと下落し、ボタン穴位置調節部20へと受け渡される。つまり、「受け渡し位置」は送出口13eが設けられた位置となる。
なお、ボタンフィーダ10の動作は、ミシン1の制御装置によって制御される。
次に、ボタン穴位置調節部20によってボタンBのボタン穴の位置及び向きが調節される仕組みについて詳細に説明する。図3はボタン穴位置調節部20の斜視図、図4はボタン穴位置調節部20の平面図、図5は後述するボタン穴位置調節部20の位置調節機構120の分解斜視図である。なお、ボタン穴位置調節部20の説明においては、水平に配置されると共に後述するボタン掴み腕21,22に直進移動を付与する直動軸136の長手方向をY軸方向、水平方向であってY軸方向に直交する方向をX軸方向、鉛直上下方向をZ軸方向として説明を行うこととする。
縫製動作部40は針振りを行ってボタンBの縫い付けを行うので、ボタンBがボタン掴み足41に搬送された時点でボタン穴の並び方向と針振り方向とが一致するようにボタン穴位置調節部20は予めボタンBの向きの調節を行う。なお、ボタン搬送部30は、ボタン穴位置調節部20からボタン掴み足41へボタンBを搬送する際にボタンBの向きを90度変更させるので、ボタン穴位置調節部20は当該変更を考慮した向きにボタンBの向きを調節する。
また、図4に示すように、ボタン掴み腕21,22はそれぞれが下面側にボス状の突起部21b,22bを備えており、こられの突起部21b,22bには、ボタン掴み腕21,22の相互の回動端部が接近する方向に押圧する挟持バネ25が掛け渡されている。これにより、各ボタン掴み腕21,22は、ボタン保持を行う回動端部側で互いに近接移動するように付勢され、後述するボタン保持部材111,112を介してボタン保持を可能としている。
さらに、一方のボタン掴み腕22の上面にはボタン保持の解除を行うための駆動源であるソレノイド26が設けられ、当該ソレノイド26は他方のボタン掴み腕21に向かって突出と後退を行うプランジャを具備している。一方、ボタン掴み腕21の上面には、ソレノイド26のプランジャが突出時に当接する受け部材27が設けられている。これらにより、ソレノイド26を作動させることによりプランジャが受け部材27を押圧し、前述の挟持バネ25に抗して各ボタン掴み腕21,22の回動端部側を押し開き、ボタンの保持状態を解除することを可能としている。
なお、保持部材111側に設けられた主動プーリ、ラック部材、従動プーリ、タイミングベルトは、いずれも図示を省略しているが、保持部材112側の主動プーリ115、ラック部材116、従動プーリ117、タイミングベルト118と同一構造である。
ラック部材116は、ボタン掴み腕22の下面側に配置されると共に、平面視において保持部材112とほぼ同一形状の円弧状に形成されている。また、ラック部材116は、その上面には平面視で円弧状をなすレール状の凸条部116aが形成されている。一方、ボタン掴み腕22は、その回動端部に、載置部22aに隣接してボタン掴み腕22の上下面を貫通形成された円弧状のガイド穴22cを有しており、下方からラック部材116の凸条部116aが挿入される構造となっている。そして、挿入された凸条部116aの上端面が保持部材112の下面と密接した状態でラック部材116と保持部材112とが向きを揃えて止めネジにより連結される。凸条部116aは、ラック部材116の本体部(凸条部116a以外の部分)及び保持部材112よりも幅が狭く形成されており、ガイド穴22cは凸条部116aと同じ円弧状であって凸条部116aよりも長く形成されている。このため、凸条部116aはラック部材116の本体部及び保持部材112により上下に逸脱を生じないようにガイド穴22cの内部に保持され、且つ、ガイド穴22cに沿って円弧の軌跡に沿って移動を行うことが可能となっている。かかる構造により、保持部材22は、その内側面が円弧に沿って移動するようになっている。
従動プーリ117は、上下方向に向けられた支軸117bによりボタン掴み腕22の下面に軸支されており、その上半分は前述したピニオン部117aとなっており、下半分はタイミングベルト118が掛け渡されるプーリ部となっている。そして、ピニオン部117aとプーリ部とは同心であり、その中心を支軸117bが軸支を行っている。
主動プーリ115の従動プーリ117のプーリ部の外周面はいずれもギア状の歯が形成されており、主動プーリ115の従動プーリ117のプーリ部の双方に内側に歯が形成されたタイミングベルト118が掛け渡されている。
そして、カメラ23により上方からボタンBの撮像が行われ、二値化等周知の画像処理により各ボタン穴の位置或いはボタン外縁の位置からボタンBの中心位置が求められる。そして、検出中心位置とボタン搬送部30への受け渡しに適した位置との比較を行い、位置ズレの算出が行われる。ここで「ボタン搬送部30への受け渡しに適した位置」とは、ボタン搬送部30はボタンBを渡された位置を維持して回動搬送動作により向きのみを変えつつボタン掴み足41にボタンBを渡す動作を行うので、ボタン掴み足41に到達した状態でボタン縫い付け作業時に予定された位置となるような位置のことを示す。つまり、カメラ23と上記位置ズレを算出するミシンの制御装置とが「位置検出手段」として機能することとなる。
そして、ミシンの制御装置は、算出された位置ズレに応じて、X軸モータ144及びY軸モータ136を位置ズレが解消されるように駆動を行い、位置補正制御を実行する。つまり、ミシンの制御装置は「位置制御手段」として機能することとなる。
また、ミシンの制御装置は、算出された角度ズレに応じて、各回転角度調節モータ113,114を同方向回転で等しい動作量で駆動し、角度ズレが解消されるように向き補正制御を実行する。つまり、ミシンの制御装置は「向き制御手段」として機能することとなる。
これらの補正制御の後に、ミシンの制御装置は、ボタン搬送部30へボタンBを渡すと共にソレノイド26をプランジャ突出状態に制御してボタンBの解放を行い、ボタン穴位置調節部20への動作制御を終了する。
次に、ボタン搬送部30によってボタンBがボタン掴み足41に運ばれる仕組みについて詳細に説明する。図6は、ボタン搬送部30の構成を示す分解斜視図である。
ボタン搬送部30は、ボタンBの下面部に当接してボタンBを載置支持する受け皿状のボタンキャリア部31と、ボタンBに対してボタンキャリア部31の逆側すなわちボタンBの上面部に当接してボタンキャリア部31とによりボタンBを挟み込むよう動作する皿状のクランプ部32と、一端がボタンキャリア部31を支持し、他端がフレーム部36に固定された固定アーム部33と、一端がクランプ部32を支持し、他端がフレーム部36によって回動可能に軸支されることでクランプ部32を上下動可能に支持する上下動アーム部34と、固定アーム部33と上下動アーム部34とを連結するように設けられて、上下動アーム部34の他端部を上下方向に回動させるよう駆動するアクチュエータ35(例えばソレノイド等)と、固定アーム部33と上下動アーム部34とを支持するフレーム部36と、ほぼ鉛直に延設されてフレーム部36に固定された回転軸37と、回転軸37を回転駆動する駆動部38と、を備えている。なお、図6に示すように、固定アーム部33及び上下動アーム部34の一端側は湾曲しており、固定アーム部33及び上下動アーム部34の先端部は、後述する駆動部38による固定アーム部33及び上下動アーム部34の位置Pから位置Qへの回動動作方向即ちボタンを運ぶ際の移動方向を向いている。
アクチュエータ35の可動子35aが下方に収縮するよう動作した場合、上下動アーム部34の他端部が下方へ回動する。つまり、クランプ部32が下方へと移動する。このとき、ボタンキャリア部31の上にボタンBがあった場合、クランプ部32はボタンBの上面部に当接し、ボタンキャリア部31の方向へボタンBを押圧する。つまり、クランプ部32とボタンキャリア部31とによってボタンBが挟み込まれて保持される。
一方、アクチュエータ35の可動子35aが上方に伸張するよう動作した場合、上下動アーム部34の他端部が上方へ回動する。つまり、クランプ部32が上方へと移動する。つまり、上述のようにクランプ部32とボタンキャリア部31とによってボタンBが挟み込まれて保持された状態からクランプ部32が上方へと移動することによってボタンBに対する保持が解消される。
なお、上述のように、クランプ部32はボタンBの保持と解除とが可能であればよいので、アクチュエータ35の動作量及び上下動アーム部34の回動動作角度はボタンBの保持と解除とに要する最小限の範囲に設定することが望ましい。
つまり、位置Pにおいて、ボタン穴位置調節部20に保持されたボタンBの下方にボタンキャリア部31が位置した状態で、アクチュエータ35の可動子35aが下方へと収縮するよう動作し、クランプ部32が下方へ移動してボタンBはクランプ部32とボタンキャリア部31とによって挟み込まれて保持される。その後、駆動部38が駆動し、固定アーム部33及び上下動アーム部34を位置Qへと回動させる。これによってボタンBはボタン挟み足41の爪41a,41bの先端部に設けられた凹部41c,41dの間へと運ばれる。
次に、縫製動作部40について詳細に説明する。
縫製動作部40は、縫製時において被縫製物の上方でボタンBを保持するボタン掴み足41と、縫い針を支持して上下動すると共に、揺動可能に設けられた針棒42と、ボタンBの縫い付け終了後に糸切りを行う糸切り機構(図示略)と、縫製動作部40の各部を支持すると共に、縫製動作部40を動作させる各種の機構(主軸、ミシンモータ及び針棒42の揺動機構等)をその内部に有しているミシンフレーム43と、を備えている。
なお、針棒42がミシンモータの駆動によって上下動及び揺動することで被縫製物に縫目が形成される仕組み並びに糸切り機構による糸切りの仕組みについては周知のミシンと同様なのでその詳細は省略する。また、縫製動作部40の各種動作制御は、ミシン1の制御装置によって行われる。
なお、縫製動作部40にあっては、針棒を揺動させずにボタン掴み足41側を移動させて各ボタン穴を針落ち位置に位置決めさせるボタン移動機構を設けても良いし、針振りを行いつつボタン掴み足側も移動を行い相互に位置決めを行っても良い。
ボタン縫製動作部40のボタン掴み足41は、図7(a),(b)に示すように、ボタンBを被縫製物の上方で保持する爪41a,41bを備えている。また、爪41aの先端部の爪41b側(爪41aの内側)の側面部には凹部41cが、爪41bの先端部の爪41a側(爪41bの内側)の側面部には凹部41dが設けられている。また、ボタン掴み足41は爪41a,41bを内側へと移動させるよう付勢するバネ等の弾性機構(図示略)を備えている。これによって、凹部41cと凹部41dとの間に位置するもの(ボタンB)は爪41aと爪41bに挟み込まれて保持される。さらに、ボタン掴み足41は爪41a,41bの先端部を回動させるよう駆動する駆動部(図示略)を備えており、爪41aと爪41bとを互いに遠ざける方向に回動させることにより、ボタンBに対する挟み込みを解消するよう動作させることが可能となっている。
その後、アクチュエータ35の可動子35aが上方へと伸張するよう動作することでクランプ部32が上方へと移動し、クランプ32とボタンキャリア部31とによるボタンBの挟み込みが解消される。その後、駆動部38は位置Pまで固定アーム部33及び上下動アーム部34を回動させる。
次に、ミシン1の動作について詳細に説明する。
まず、オペレータによって操作パネルが操作され、ボタンBのボタン穴の数及び間隔に応じた縫目の設定がなされる。その後、オペレータによってボタンBがボタンフィーダ10のボタン補給皿11に供給される。その後、被縫製物が縫製動作部40にセットされ、オペレータによってペダルが一度踏み込まれると、上述のようにボタンフィーダ10からボタン穴位置調節部20へとボタンBが一つずつ送り出され、ボタン穴位置調節部20によってボタンBのボタン穴の位置及び向きが調節され、ボタン搬送部30によって縫製動作部40のボタン掴み足41にボタンBが供給される。その後、オペレータによって再度ペダルが踏み込まれると、縫製動作部40の針棒42が上下動及び揺動することでボタンBが被縫製物に縫い付けられ、当該縫い付けが終了すると縫製動作部40の糸切り機構が動作して糸切りを行う。さらに、糸切り終了後にボタン掴み足41の爪41a,41bが外側へと開くよう動作し、縫い付けが終了したボタンBへの挟み込みを解消する。その後、オペレータによってボタンBの縫い付けが終了した被縫製物が取り外される。
その後、引き続きボタンの縫い付けを行う場合は、オペレータによって次の被縫製物がセットされ、上述と同様の操作が行われる。
上述の実施の形態によれば、ボタンキャリア部31はボタン掴み足41にボタンBを運んだ後、クランプ部32とボタンキャリア部31とによるボタンの挟み込みを解除することで、ボタン掴み足41が上下動せずともボタンはボタン掴み足41に渡される。よって、ボタン掴み足41が上下動する必要がなくなり、ボタン掴み足41の上下動の動作時間分、ボタンBの縫い付けにおけるサイクルタイムが余計にかかるといった問題点を解消でき、ミシンの生産性が大幅に向上する。
また、上述のように、ボタンBはクランプ部32とボタンキャリア部31とによって挟み込まれて支持されるので、ボタンBのボタン穴の位置や間隔、あるいはボタン穴の大きさに左右されずボタンBを支持することができる。よって、従来技術においてボタン穴の位置、間隔及びボタン穴の大きさに対応したピンを備えたボタンキャリア部をボタンの種類ごとに用意する必要があり、ボタン供給装置のコストが上がるといった問題点を解消でき、ミシンのボタン供給装置のコストが大幅に下がる。加えて、従来技術においてボタンの種類が変わるごとにボタンキャリア部を交換する必要があるため、当該交換作業が非常に煩雑である上、当該交換作業に費やされる時間がボタン付けの全体作業効率を著しく低下させるといった問題点を解消でき、ミシンの生産性がより一層向上する。
さらに、上述のように、ボタン掴み足41は上下動しない。また、ボタンキャリア部31は上下動せず、クランプ部32もボタンBの保持と解除とが可能な最小限の範囲で上下動させれば足りる。よって、従来技術のように厚いボタンをボタンキャリア部から外すためにボタン掴み足が大きく上方へと移動した際にボタンが縫い針と接触、あるいは衝突する可能性があるために一定以上の厚みのボタンは従来技術によるボタン供給装置では供給できないといった問題点を解消できる。よって、ボタンの厚さに左右されずボタンをボタン掴み足に供給可能なミシンのボタン供給装置を提供でき、ミシンの可用性及び信頼性が大幅に向上する。
同様に、ボタンBに対してカメラ23によりボタン縫い付け作業時の予定された位置に対する位置ズレが検出され、位置調節機構130のX軸及びY軸モータ144,136が駆動されてボタンBを動かして位置の調節を行うことができる。従って、縫製時にボタンBの位置のさらなる適正化を図ることができ、良好なボタン縫着を可能とし、縫製における信頼性、確実性を向上すると共に位置確認や位置調節作業の所要時間を短縮化して作業効率の向上を図ることが可能となる。
次に、上述の実施の形態とは異なる第2の実施の形態について詳細に説明する。上述の実施の形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。なお、ボタンフィーダ10、ボタン穴位置調節部20及び縫製動作部40は上述の実施の形態と同様である。
図8は第2の実施の形態によるボタン搬送部30Aの構成の一部を示す分解斜視図である。図9は第2の実施の形態によるボタン搬送部30Aの構成の一部を示す断面図である。
図8,9に示すように、第2の実施の形態のボタン搬送部30Aは、上面部のほぼ中央に吸気口51が設けられて、上面部において吸気口51を取り巻く円状の第1のシール52が設けられた受け皿状のボタンキャリア部31Aと、下面部に第2のシール53が設けられた皿状のクランプ部32Aと、内側に吸気口51に通じた通気道33Aaが設けられた固定アーム部33Aと、クランプ部32Aを支持して上下方向に揺動可能な上下動アーム部34Aと、固定アーム部33Aと上下動アーム部34Aとを連結して上下動アーム部34を上下動させるアクチュエータ35と、固定アーム部33Aを固定支持すると共に上下動アーム部34Aを上下動可能に支持するフレーム部36と、回転軸37と、駆動部38と、を備えている。アクチュエータ35、フレーム部36、回転軸37及び駆動部38は上述の実施の形態と同様である。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加えて、ボタンキャリア部31Aは吸引部51の吸引力によってボタンBを保持する。これによって、ボタンBはより確実にボタン供給手段30Aに保持される。
また、上述のように、ボタンBは吸引部51の吸引力によって保持されるので、ボタンBのボタン穴の位置や間隔、あるいはボタン穴の大きさに左右されずボタンBを保持することができる。よって、従来技術においてボタン穴の位置、間隔及びボタン穴の大きさに対応したピンを備えたボタンキャリア部をボタンの種類ごとに用意する必要があり、ボタン供給装置のコストが上がるといった問題点を解消でき、ミシンのボタン供給装置のコストが大幅に下がる。加えて、従来技術においてボタンの種類が変わるごとにボタンキャリア部を交換する必要があるため、当該交換作業が非常に煩雑である上、当該交換作業に費やされる時間がボタン付けの全体作業効率を著しく低下させるといった問題点を解消でき、ミシンの生産性がより一層向上する。
なお、上述の実施の形態及び第2の実施の形態においては、ボタンキャリア部31、31Aは固定アーム部33,33Aに固定保持されているが、ボタンBに対して上下動可能に設けてもよい。
また、ボタンフィーダ10によるボタン穴位置調節部20へのボタンBの供給については、他の方法によってもよい。例えば、手動でボタン穴位置調節部20のボタン掴み腕21,22にボタンを供給してもよい。
また、固定アーム部及び上下動アーム部の湾曲は上述の実施の形態のような一端側の湾曲に限らず、ボタン供給手段がボタン掴み足に当接しないよう、固定アーム部と上下動アーム部の先端部が前記ボタンをボタン掴み足に運ぶ際の移動方向に向くように固定アーム部と上下動アーム部の一部又は全部が屈曲又は湾曲していればよい。
また、駆動部38による固定アーム部33(33A)、上下動アーム部34(34A)の回動範囲は、角度θの範囲に限られない。例えば角度θの対角となる、位置Pと位置Qとの間に形成される大きい側の角度範囲としてもよい。このとき、固定アーム部33(33A)、上下動アーム部34(34A)は、ボタン掴み足41の爪41a,41bを回避する必要がないので、その形状について必ずしも屈曲あるいは湾曲形成する必要はない。
従って、角度調節機構110と位置調節機構130を、ボタン搬送部30の受け渡しの後の工程で実行される位置、例えば、ボタン掴み足41に搭載しても良い。
具体的には、ボタン掴み足41の先端部の二叉延出部のそれぞれに角度調節機構の保持部材、回転角度調節モータ、各回転角度調節モータ、主動プーリ、ラック部材、従動プーリ、タイミングベルトを設け、ボタン掴み足41の各保持部材に保持されたボタンBを回転可能としても良い。
また、ボタン掴み腕41を、位置調節機構の送り台に取り付け、送り台に直動動作を付与するY軸モータ、ピニオン、直動軸、軸抱き等の構成と、Z軸回りの回動動作を付与するX軸モータ、ピニオン、送り腕、角駒等の構成によりボタン掴み足41のボタン保持位置を水平面上の任意に位置に位置決め可能としても良い。
さらに、これらの角度調節機構及び位置調節機構に対しては、前述したカメラ23の配置で撮像した画像に基づいて補正制御を行っても良いが、ボタン掴み足41のボタン保持位置にカメラを配置し、そこでの撮像データに基づいて補正制御を行うことがより望ましい。その場合、針棒と同一軸上から撮像を行うことが望ましいが、針棒との干渉を生じるので、これを回避しつつ針棒の同一軸上になるべく近接し、光軸がなるべく鉛直上下方向となる位置にカメラを配置することがより望ましい。
これにより、縫製時のボタンBの向きのさらなる適正化及びボタンBの位置のさらなる適正化を図り、より良好なボタン縫着を可能とし、縫製におけるさらなる信頼性、確実性を向上し、位置又は角度の確認や調節作業の所要時間を短縮化して作業効率のさらなる向上を図ることが可能となる。
10 ボタンフィーダ
13 回転板
20 ボタン穴位置調節部
21,22 ボタン掴み腕
23 カメラ(位置検出手段、向き検出手段)
30 ボタン搬送部
31 ボタンキャリア部
32 クランプ部
33 固定アーム部
34 上下動アーム部
35 アクチュエータ
37 回転軸
38 駆動部
41 ボタン掴み足
110 角度調節機構
113,114 回転角度調節モータ(駆動源)
130 位置調節機構
136 Y軸モータ(駆動源)
144 X軸モータ(駆動源)
Claims (7)
- ボタン縫いつけ作業を行う縫製動作部と、当該縫製動作部がボタン縫いつけ作業を行う際にボタンの保持を行うボタン掴み足にボタン供給部からボタンの受け渡しを行うボタン供給装置とを備え、
前記ボタン供給装置が、
ボタンを収納する穴部を有し、軸部を中心に回転すると共に、受け渡し位置で該ボタンを受け渡す回転板と、
前記回転板から受け渡されたボタンを、縫製物の上方に位置する前記ボタン掴み足に供給するボタン供給手段と、を備えるミシンにおいて、
前記ボタンを、ボタン縫い付け作業時の向きに対応するように位置決めするボタン穴位置調節手段と、を有し、
前記ボタン供給手段は、前記回転板から供給されたボタンを上下方向から把持した後、前記ボタン掴み足に運ぶことを特徴とするミシン。 - 前記ボタン供給手段は、
前記回転板から供給されたボタンを下側で支持するボタンキャリア部と、
一端側が前記ボタンキャリア部を支持する固定アーム部と、
前記ボタンに上側から当接して、前記ボタンキャリア部と協働してボタンを挟持するクランプ部と、
一端側が前記クランプ部を支持して上下動する上下動アーム部と、
前記固定アーム部と前記上下動アーム部を水平方向に沿って回動させる駆動部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のミシン。 - 前記ボタン供給手段が前記ボタン掴み足に当接しないよう、前記固定アーム部と前記上下動アーム部の先端部が前記ボタンを前記ボタン掴み足に運ぶ際の移動方向に向くように前記固定アーム部と前記上下動アーム部の一部又は全部が屈曲又は湾曲していることを特徴とする請求項2に記載のミシン。
- 前記ボタンキャリア部は、空気を吸引する吸引部を備え、前記吸引部の吸引力によって前記ボタンを保持することを特徴とする請求項2又は3に記載のミシン。
- 前記ボタンキャリア部と前記ボタンとの間に生じる隙間を塞ぐ第1のシールと、
前記クランプ部と前記ボタンとの間に生じる隙間を塞ぐ第2のシールと、を備えることを特徴とする請求項4に記載のミシン。 - 前記ボタン穴位置調節手段は、
前記ボタンの中心を通過する軸線回りの向きを検出する向き検出手段と、
前記ボタンに回転を付与する角度調節機構と、
前記向き検出手段により検出されたボタンの向きに応じて、ボタン縫い付け作業時に予定された向きに対応するように前記角度調節機構の駆動源を駆動させる角度制御手段とを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のミシン。 - 前記ボタン穴位置調節手段は、
前記ボタンのボタン縫い付け作業時に予定された位置からの位置ズレを検出する位置検出手段と、
前記ボタンの位置調節を行う位置調節機構と、
前記位置検出手段により検出されたボタンの位置ズレに応じて、前記位置調節機構の駆動源を駆動させる位置制御手段とを備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のミシン。
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