JP2009218557A - 積層型チップキャパシタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は積層型チップキャパシタに関する。
【解決手段】本発明の一様態による積層型チップキャパシタは、複数の誘電体層の積層により形成され第1及び第2側面と第1及び第2端面を有するキャパシタ本体と、上記第1及び第2側面それぞれにおいて異種極性の外部電極が交互に配置された複数の外部電極と、それぞれ上記キャパシタ本体の外面に引出され上記外部電極に接続された1つまたは2つのリードを有する複数の内部電極と、を含む。積層方向に隣接した異種極性の内部電極のリード間の水平距離は、上記キャパシタ本体の同一側面に配置された隣接した異種極性の外部電極間のピッチより大きい。上記内部電極内に形成される電流の流れは上記内部電極の長辺方向及び短辺方向の少なくとも一つの方向において逆方向成分を有するか、相互垂直である。
【選択図】図2

Description

本発明は積層型チップキャパシタに関するもので、特に、等価直列インダクタンス(Equivalent Series. Inductance,以下、「ESL」という)の増加を最大に抑制しながら効率的にESRを増加させることができ、MPUの電力分配網のディカップリングキャパシタとして使用するのに適した多端子積層型チップキャパシタに関する。
高速MPU(Micro Processor Unit)の動作周波数は増加し続け、消耗電流は持続的に大きくなり、MPUチップの使用電圧は低くなる傾向にある。従って、MPUの負荷電流(load current)の急激な変化による供給DC電圧のノイズを一定の範囲(通常10%)内に抑制することは難しくなりつつある。このような電圧ノイズを除去する手段として積層型チップキャパシタが電力分配網に広く使われている。このようなディカップリング用の積層型チップキャパシタは負荷電流の急激な変化時に電流をCPUに供給することにより電圧ノイズを除去する役割をする。
最近、MPUの動作周波数がさらに増加するに伴い、負荷電流の変化がさらに激しくなり、これによってディカップリングキャパシタの容量とESR(Equivalent Series Resistance;等価直列抵抗)を増加させ、ESL(Equivalent Series Inductance;等価直列インダクタンス)を低くするよう求められている。これは広帯域の周波数範囲で電力分配網のインピーダンスの大きさが低くて一定に維持されるようにするためであり、究極的に負荷電流の急激な変化による供給DC電圧ノイズを抑制するのに役立つ。
ESLの減少のため、特許文献1は、キャパシタ本体の両側面に+極性及び−極性の外部電極を交互に配置し、異種極性の第1及び第2内部電極のリードを相互隣接して噛み合い配列(interdigitated arrangement)で配置させる方案を提案している。上記特許によると、内部電極に流れる高周波電流によって発生する磁束が相殺され、結局キャパシタの寄生インダクタンスが減少する。しかし、各内部電極は4つまたはそれ以上のリードを有しているため、キャパシタのESRが小さくなりすぎて電源回路の不安定性が引き起こされるという短所がある。
特許文献2は一つの内部電極に一つのリードのみ使用する方案を提案している。この特許によると、各内部電極に対してリードを1つのみ使用することにより、低すぎるESRによる電源回路の不安定性を防ぐ。しかし、単にリードの数を減らすことでESRを高くするには限界がある。例えば、上記特許が提案したキャパシタでは、積層方向に隣接した内部電極間のリードが殆ど隣接するため、内部電極での電流経路が短くなり、これはESR増加の制限要因として作用する。
米国特許第5,880,925号 米国特許第6,441,459号
本発明は、ESLの増加が最大に抑制されると共に、効率的にESRが増加した多端子積層型チップキャパシタを提供する。
本発明の一様態による積層型チップキャパシタは、
複数の誘電体層の積層により形成され相互対向する第1及び第2側面(first and second side faces)と相互対向する第1及び第2端面(first and second end faces)を有するキャパシタ本体と、
それぞれ積層方向に沿って延長されるよう上記第1及び第2側面のそれぞれにおいて異種極性の外部電極が交互に配置された複数の外部電極と、
上記キャパシタ本体内において上記誘電体層を介して異種極性の内部電極が相互対向するよう交互に配置され、それぞれ上記キャパシタ本体の外面に引出され上記外部電極に接続された1つまたは2つのリードを有する複数の内部電極と、を含み、
積層方向(垂直)に隣接した異種極性の内部電極のリード間の水平距離は上記キャパシタ本体の同一側面に配置された隣接した異種極性の外部電極間のピッチより大きい。
上記内部電極内に形成される電流の流れは上記内部電極の長辺方向及び短辺方向の少なくとも一つの方向において逆方向成分を有するか、相互垂直である。
本発明の実施形態によると、上記キャパシタは8端子キャパシタであることが出来る。上記複数の外部電極は第1乃至第8外部電極を含み、第1乃至第4外部電極は第1端面側から第2端面側に第1側面上に順次に配置され、第5乃至第8外部電極は第2端面側から第1端面側に第2側面上に順次に配置されることが出来る。
上記キャパシタ本体内において、上記内部電極は上記積層方向に順次に連続して配置された第1乃至第8内部電極(8個の内部電極)を含み、上記第1乃至第8内部電極は一つのブロックを形成し、そのブロックが繰り返して積層されることが出来る。
上記第1乃至第8内部電極のそれぞれは第1側面及び第2側面のいずれか一つに引出された1つまたは2つのリードを有することが出来る。
上記第1内部電極は第7外部電極に接続されたリードを有し、上記第2内部電極は第4外部電極に接続されたリードを有し、上記第3内部電極は第1外部電極に接続されたリードを有し、上記第4内部電極は第6外部電極に接続されたリードを有し、上記第5内部電極は第3外部電極に接続されたリードを有し、上記第6内部電極は第8外部電極に接続されたリードを有し、上記第7内部電極は第5外部電極に接続されたリードを有し、上記第8内部電極は第2外部電極に接続されたリードを有することが出来る。
上記第1内部電極は第5外部電極に接続されたリードをさらに有することが出来る。また上記第4内部電極は第8外部電極に接続されたリードをさらに有することが出来る。また上記第5内部電極は第1外部電極に接続されたリードをさらに有することが出来る。また上記第8内部電極は第4外部電極に接続されたリードをさらに有することが出来る。
本発明の実施形態によると、上記キャパシタ本体は上記積層方向に沿って 配列された第1キャパシタ部と第2キャパシタ部を含むことが出来る。上記第2キャパシタ部は上記複数の内部電極、すなわち垂直(積層方向)に隣接した異種極性の内部電極のリード間の水平距離が隣接した異種極性の外部電極間のピッチより大きい上記内部電極を含み、上記第1キャパシタ部は上記本体内において誘電体層を介して異種極性の内部電極が相互対向するよう配置された複数の追加の内部電極を含む。上記第1キャパシタ部内では、上記複数の追加の内部電極それぞれは上記第1または第2側面に引出された少なくとも一つのリードを有し、上記キャパシタ本体の同一側面に引出されたリードを有する垂直に隣接した異種極性の追加の内部電極のリード間の最短水平距離は同一側面に配置された隣接した異種極性の外部電極間のピッチと同じである。
上記実施形態で、上記第1キャパシタ部内では、垂直に隣接した異種極性の追加の内部電極のリードは常に相互隣接して配置されることが出来る。
上記実施形態で、上記第1キャパシタ部は上記キャパシタ本体内の下端に配置され上記第2キャパシタ部は上記第1キャパシタ部上に配置されることが出来る。
また、上記キャパシタ本体内の上端及び下端にそれぞれ上記第1キャパシタ部が配置され、上記第2キャパシタ部は上記上下端の第1キャパシタ部の間に配置されることが出来る。上記上下端の第1キャパシタ部は相互対称に配置され、上記積層型チップキャパシタは上下対称性を有することが出来る。
上記実施形態によると、上記第2キャパシタ部内の相互対向する1対の内部電極により提供される1層当たりのESRは、上記第1キャパシタ部内の相互対向する1対の追加の内部電極により提供される1層当たりのESRより大きく、上記第1キャパシタ部内の相互対向する1対の追加の内部電極により提供される1層当たりのESLは、上記第2キャパシタ部内の相互対向する1対の内部電極により提供される1層当たりのESLより小さくすることが出来る。
上記第2キャパシタ部内において上記複数の内部電極は順次に連続して積層された第1乃至第4内部電極を含み、上記第1乃至第4内部電極のそれぞれは一つのリードを有し、上記第1内部電極のリードは上記第1側面に配置された外部電極のうち上記第2端面側に最も隣接した外部電極に連結され、上記第2内部電極のリードは上記第1側面に配置された外部電極のうち上記第1端面側に最も隣接した外部電極に連結され、上記第3内部電極のリードは上記第2側面に配置された外部電極のうち上記第1端面側に最も隣接した外部電極に連結され、上記第4内部電極のリードは上記第2側面に配置された外部電極のうち上記第2端面側に最も隣接した外部電極に連結されることが出来る。
一実施例として、上記第1キャパシタ部内の上記複数の追加の内部電極は相互対向して交互に配置された複数の第1及び第2極性の追加の内部電極を含み、上記第1及び第2極性の追加の内部電極それぞれは2つ以上のリードを有し上記第1極性の追加の内部電極のリードは第2極性の追加の内部電極のリードと隣接して噛み合い状の配列で(in an interdigitated arrangement)配置され該当極性の上記外部電極に連結されることが出来る。
他の実施例として、上記第1キャパシタ部内の上記複数の追加の内部電極は相互対向して交互に配置された複数の第1及び第2極性の追加の内部電極を含み、上記第1及び第2極性の追加の内部電極それぞれは外部電極に連結されたたった1つのリードを有することが出来る。上記第1キャパシタ部において、キャパシタ本体の同一側面に引出されたリードを有する、垂直に隣接する異種極性の内部電極のリードは上記同一側面上の相互隣接する外部電極に連結されることが出来る。
さらに他の実施例として、上記第1キャパシタ部内の上記複数の追加の内部電極は相互対向して交互に配置された複数の第1及び第2極性の追加の内部電極を含み、上記第1及び第2極性の追加の内部電極それぞれは第1及び第2側面にそれぞれ引出され上記外部電極に連結された計2つのリードを有することが出来る。上記第1キャパシタ部内のそれぞれの追加の内部電極において、第1側面に引出されたリードは第2側面に引出されたリードに対して1間隣の外部電極位置ほどオフセットされることが出来る。上記第1キャパシタ部では、上記第1及び第2側面それぞれに引出されたリードは各側面からみるとき積層方向に沿ってジグザグ状に配置されることが出来る。
本発明によると、ESLの増加が最大に抑制されると共に、効率的にESRが増加された多端子積層型チップキャパシタを具現することが出来る。
以下、添付の図面を参照に本発明の実施形態を説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な形態に変形されることができ、本発明の範囲が以下で説明する実施形態により限定されるものではない。本発明の実施形態は当業界において平均的な知識を有している者に本発明をより完全に説明するため提供されるものである。図面上の同一符号で表示される要素は同一或いは類似な要素である。
図1は本発明の一実施形態による積層型チップキャパシタの外形を表した斜視図で、図2は図1のキャパシタの内部電極構造を表した図面で、z軸に垂直な面に沿って切った横断面図である。また図3は図1のキャパシタのリード配置を表した平面図で、図4は図1のキャパシタのY−Y'ラインに沿って切った断面図である。
図1を参照すると、積層型チップキャパシタ100は相互対向する第1側面(first side face:S1)及び第2側面(second side face:S2)と、相互対向する第1端面(first end face:E1)及び第2端面(second side face:E2)を有する直六面体状のキャパシタ本体110を備える。キャパシタ本体110は上下面に平行な複数の誘電体層(図2の図面符号110a参照)の積層物を有する。
キャパシタ本体110の第1及び第2側面S1,S2には、複数の外部電極131,132,133,134,135,136,137,138が配置され積層方向(z軸方向)に沿って延長されている。図示された通り、各側面S1,S2には異種極性(+極性及び−極性)の外部電極が相互交互に配置される。第1乃至第4外部電極131〜134は第1側面S1上で第1端面側E1側から第2端面E2側に順次に配置され、第5乃至第8外部電極135〜138は第2端面E2側から第1端面E1側に順次に配置されている。本実施形態のキャパシタは8個の外部電極を有する8端子キャパシタに該当するが、本発明がこれに限定されるものではない。
図1乃至4を参照すると、キャパシタ本体110内には、誘電体層110a上に複数の内部電極121〜128が積層方向に沿って配置されている。複数の内部電極121〜128は誘電体層110aを介して異種極性の内部電極が相互対向するよう交互に配置され、それぞれの内部電極121〜128はキャパシタ本体110の第1または第2側面S1,S2に引出され外部電極131〜138に接続される1つのリード121a〜128aを有する。このような第1乃至第8内部電極121〜128は積層方向に沿って順次配置され一つのブロックを形成し、必要な容量を確保するよう該ブロック121〜128は積層方向に沿って1回以上繰り返して配置されることが出来る(図4参照)。即ち、内部電極は121−122−123−124−125−126−127−128−121−122−123−124−...の順で積層されることが出来る。
図2を参照すると、第1内部電極121のリード121aは第7外部電極137に接続されるよう配置され、第2内部電極122のリード122aは第4外部電極134に接続されるよう配置され、第3内部電極123のリード123aは第1外部電極131に接続されるよう配置され、第4内部電極124のリード124aは第6外部電極136に接続されるよう配置される。また第5内部電極125のリード125aは第3外部電極133に接続されるよう配置され、第6内部電極126のリード126aは第8外部電極138に接続されるよう配置され、第7内部電極127のリード127aは第5外部電極135に接続されるよう配置され、第8内部電極128のリード128aは第2外部電極132に接続されるよう配置される。
上述の内部電極のリード配置を有する本実施形態によると、垂直に(積層方向またはz軸方向に)隣接した異種極性の内部電極(例えば、第1内部電極121と第2内部電極122)のリード121a、122a間の水平距離は、同一側面に配置された隣接した異種極性の外部電極間ピッチ(図1の図面符号p)より大きい。
図3に図示された通り、隣接した外部電極間のピッチPは、垂直方向からみるときのリード間の水平方向のピッチPと同じであるため、本実施形態では隣接した異種極性の内部電極間の水平距離はリード間の水平方向のピッチより大きい。従って、積層方向に隣接した異種極性の内部電極のリード(例えば、リード121aとリード122a)は相互隣接しないこととなる。
結局、相互対向する異種極性の内部電極により形成される電流経路(current path)が長くなり(図2の点線または実線矢印参照)、このように増加した(長くなった)電流経路によってキャパシタのESRは増加することとなる。
キャパシタ動作中内部電極内の電流経路は、隣接した異種極性の内部電極のリード配置により支配され、隣接した異種極性の内部電極において+極性のリードから−極性のリード側に向かう電流の流れが形成される。例えば、図2を参照すると、+極性の第1内部電極121のリード121aから−極性の第2内部電極122のリード122a側に向かう電流の流れが第1及び第2内部電極に形成される(第1及び第2内部電極内の実線矢印)。また+極性の第3内部電極のリード123aから−極性の第2内部電極のリード122a側に向かう電流の流れが形成される(第2及び第3内部電極内の点線矢印)。
同様に、図2において、第3及び第4内部電極のリード間の電流経路、第5及び第6内部電極のリード間の電流経路、第7及び第8内部電極のリード間の電流経路は全て実線矢印で表示されている。また、第4及び第5内部電極のリード間の電流経路、第6及び第7内部電極のリード間の電流経路、第8及び第1内部電極のリード間の電流経路は全て点線矢印で表示されている。
図2において矢印で表示された電流の流れの経路(電流経路)から分かるように、内部電極121〜128に形成される電流の流れは、内部電極の長辺方向(x軸方向)及び短辺方向(y軸方向)の少なくとも一つの方向において逆方向の成分を有するか、相互垂直である。例えば、第1内部電極121内の点線矢印で表示された電流の流れは第2内部電極122内の点線矢印で表示された電流の流れと垂直を成す。また第2内部電極122内の実線矢印で表示された電流の流れは第3内部電極123内の実線矢印で表示された電流の流れに対して短辺方向(y軸方向)において相互逆方向の成分を有する(即ち、一つは+y方向の電流成分を有し、もう一つは−y方向の電流成分を有する)。
上述のように、内部電極に形成される電流の流れが長辺方向と短辺方向の少なくとも一つの方向において逆方向成分を有するか、または相互垂直であるため、同一方向の電流の流れによる相互インダクタンスが部分的に除去されたり、発生しないこととなる。これによって、上述の電流経路の増加によるESLの増加を最大に抑制できるようになる。
図5は、本発明の他の実施形態によるキャパシタの内部電極構造を表した横断面図である。図5の内部電極構造を有するキャパシタも図1のキャパシタの外形を有する。図5の実施形態では、図2の実施形態と比較すると、第1内部電極121'は第7外部電極137に接続されるリード121aの他に第5外部電極135に接続されるリード121bをさらに有する。他の内部電極122〜128のリード配置及び外部電極との連結関係は図2で説明した通りである。
これによって、図2の実施形態と比較してみると、第1及び第2内部電極121,122には+極性のリード121bから−極性のリード122a側に向かう電流経路(実線矢印)がさらに形成される。また第8及び第1内部電極128,121には+極性のリード121bから−極性のリード128a側に向かう電流経路(点線矢印)がさらに形成される。
図5の実施形態でも、積層方向に隣接した異種極性の内部電極(例えば、第1内部電極121'と第2内部電極122)のリード間の水平距離(例えば、121aと122aとの水平距離または121bと122aとの水平距離)は、同一側面に配置された隣接した異種極性の外部電極間ピッチ(図1の図面符号P)、即ちリード間の水平方向のピッチ(図3の図面符号P)より大きい。従って、積層方向に隣接した異種極性の内部電極のリードは相互隣接しないこととなり、内部電極内の電流経路が長くなり、これによってキャパシタのESRは増加する。また図5の矢印(点線及び実線矢印)で表示された通り、内部電極内の電流の流れが長辺方向と短辺方向の少なくとも一つの方向において逆方向成分を有するか、相互垂直方向となり、これによってESLの増加を抑制することが可能となる。
図6は、本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタの内部電極構造を表した横断面図である。図6の内部電極構造を有するキャパシタも図1のキャパシタの外形を有する。図6の実施形態では、図5の実施形態と比較すると第4内部電極124'は第6外部電極136に接続されるリード124aの他に第8外部電極138に接続されるリード124bをさらに有する。他の内部電極121',122,123,125〜128のリード配置と外部電極との連結関係は図5の実施形態と同じである。図5の実施形態と比較してみると、第3及び第4内部電極123,124には+極性のリード123aから−極性のリード124b側に向かう電流経路(実線矢印)がさらに形成される。また第4及び第5内部電極124,125には+極性のリード125aから−極性のリード124b側に向かう電流経路(点線矢印)がさらに形成される。
図6の実施形態でも、積層方向に隣接した異種極性の内部電極のリード間の水平距離は、同一側面に配置された隣接した異種極性の外部電極間ピッチより大きいため、内部電極内の電流経路が長くなり、これによりキャパシタのESRは増加する。また図6の点線及び実線矢印で表示された通り、内部電極内の電流の流れが長辺方向と短辺方向の少なくとも一つの方向において逆方向成分を有するか、相互垂直方向となり、これによってESLの増加を抑制することが可能となる。
図7及び図8は、本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタの内部電極構造を表した横断面図である。図7及び8の実施形態も図1のキャパシタの外形を有する。図7及び図8の実施形態でも、積層方向に隣接した異種極性の内部電極のリード間の水平距離は、隣接した異種極性の外部電極間のピッチより大きい。また図7及び8の矢印で表示された通り、内部電極内の電流の流れが少なくとも一つの方向において逆方向成分を有するか、相互垂直である。
図7の実施形態では、図6の実施形態と比較すると、第5内部電極125'は第1外部電極131に接続されたリード125bをさらに有する。従って、図6の実施形態に比べて、第4及び第5内部電極124',125'には+極性のリード125bから−極性のリード124a側に向かう電流経路(点線矢印)と、+極性のリード125bから−極性のリード124b側に向かう電流経路(点線矢印)がさらに形成される。また第5及び第6内部電極125',126には+極性のリード125bから−極性のリード126a側に向かう電流経路(実線矢印)がさらに形成される。
図8の実施形態では、図7の実施形態と比較すると、第8内部電極128'は第4外部電極134に接続されたリード128bをさらに有する。従って、図7の実施形態に比べて、第7及び第8内部電極127,128'には+極性のリード127aから−極性のリード128b側に向かう電流経路(実線矢印)がさらに形成される。また第8及び第1内部電極128',121'には+極性のリード121aから−極性のリード128b側に向かう電流経路(点線矢印)と、+極性のリード121bから−極性のリード128b側に向かう電流経路(実線矢印)がさらに形成される。
上述のように、図2、図5乃至図8の実施形態では、各内部電極のリードの数が1つまたは2つに制限され、電流経路を形成する異種極性のリード間の距離が外部電極間のピッチより大きい。これによってESRの増加に対する限界を効率的に改善することが可能となる。また相互逆方向成分を有するか、垂直な内部電極内の電流の流れは、増加した電流経路によるESLの増加を抑制するのに寄与する。
図9は、本発明のさらに他の実施形態による積層型チップキャパシタの断面図である。図9のキャパシタの外形も図1に図示されたキャパシタの外形と同様である。図9のキャパシタ200は上述の実施例による内部電極構造121〜128と共に、追加の内部電極構造141,142を混用して使用する。
図9に図示された通り、キャパシタ本体110は積層方向に沿って配列された第1キャパシタ部CR1と第2キャパシタ部CR2とを含む。第2キャパシタ部CR2は上述の第1乃至第8内部電極121〜128を含む。第1キャパシタ部CR1は追加の内部電極構造141,142を含む。第1キャパシタ部CR1において、+極性の内部電極141と−極性の内部電極142が誘電体層を介して相互対向するよう交互に配置されている。第1キャパシタ部CR1を形成する追加の内部電極141,142のリード141a〜141d、142a〜142dは、図10に図示された通り、従来の噛み合い状の配列(interdigitated arrangement)構造を有する。
第1キャパシタ部CR1はキャパシタ本体110の下端部に配置され、第2キャパシタ部CR2は第1キャパシタ部CR1の上に配置されている。ここで、キャパシタ本体110の下面または下端はキャパシタが回路基板上に実装される場合、実装面に近い側に位置し、キャパシタ本体110の上面または上端は下面または下端の反対側に該当する。従って、キャパシタの実装面に近い内部電極から順番に内部電極の積層順番を表すと、141−142−141−142−....121−122−123−124−125−126−127−128−...である。
図10に図示された通り、第1キャパシタ部CR1内の追加の内部電極141,142それぞれは、4個のリード141a,141b,141c,141d、142a,142b,142c,142dを有する。+極性の内部電極141のリード141a〜141dと−極性の内部電極142のリード142a〜142dは相互隣接して噛み合い状の配列で配置され、該当極性の外部電極131〜138に連結される。
第1キャパシタ部CR1では、垂直に隣接した異種極性の内部電極141,142のリード間の最短水平距離(例えば、+極性の141aと−極性の142a間の距離または+極性の141bと−極性の142b間の距離)は、隣接した異種極性の外部電極間のピッチ(図1または3の図面符号P)と同じである。特に、垂直に隣接した異種極性の内部電極141,142のリード(例えば、141aと142a)は常に相互隣接して配置される。これによって、第1キャパシタ部CR1の内部電極141,142には異種極性の隣接したリード(例えば、141aと142aの間で非常に短い電流経路が形成される。また第1キャパシタ部CR1での噛み合いリード構造は、逆方向の電流の流れを形成して相互インダクタンス消去する。
結局、第1キャパシタ部CR1の1層当たりのESLは第2キャパシタ部CR2の1層当たりのESLより低くすることが出来る。ここで1層当たりのESLは、相互対向する隣接した1対の異種極性の内部電極により提供されるESLをいう。また上述のように、内部電極121〜128からの長くなった電流経路により第2キャパシタ部CR2の1層当たりのESRは、第1キャパシタ部CR1の1層当たりのESRより高くなる。
より低い1層当たりのESLを有する第1キャパシタ部CR1を最下端に配置し、その上に1層当たりの高ESRを有する第2キャパシタ部CR2を配置すると、高周波でキャパシタ内に流れる電流は低い1層当たりのESLを有する下端の内部電極141,142に集中して流れるようになるため、実質的な電流ループによる電流経路が短くなり、全体ESLはさらに低く維持されると共に、全体ESRは大きく増加することが出来る。
第1及び第2キャパシタ部CR1,CR2を有するキャパシタ200は、第2キャパシタ部CR2として上述の内部電極121〜128の代わりに他の実施形態による内部電極構造を使用することも出来る。例えば、キャパシタ200は第2キャパシタ部CR2として図5乃至図8の実施形態のいずれか一つの内部電極構造を使用することも出来る。この場合にも図9及び10を参照に説明した通り、低ESL及び高ESR効果を得ることができる。
また、キャパシタ200の第1キャパシタ部CR1は噛み合いリード構造を有する内部電極141,142構造に限定されるものではなく、キャパシタ200の第1キャパシタ部CR1として他の形態の内部電極構造が使用されることも出来る。図11及び図12は第1キャパシタ部CR1として使用できる他の例の内部電極構造を図示したものである。
図11を参照すると、複数の+極性内部電極161,163,165,167と−極性内部電極162,164,166,168が相互対向して交互に配置され第1キャパシタ部CR1を形成する。この内部電極161〜168構造は、繰り返して積層されることも出来る。内部電極161〜168のそれぞれはたった1つのリード161a〜168aを有し、対応する外部電極131〜138に連結される。同一側面に引出されるリードを有する垂直に隣接した異種極性の内部電極のリード(例えば、161aと162a)は同一側面上の相互隣接する外部電極(例えば、131と132)に接続されるよう相互隣接して配置される。従って、隣接した異種極性のリード間の最短水平距離は隣接した外部電極間ピッチ(図1の図面符号P)と同じである。特に、順次に積層された内部電極のリード161a〜168aは、キャパシタ本体の周りに沿って順次に外部電極131〜138に連結される。言い換えると、内部電極161〜168のリード161a〜168aは、図11に図示された通り、キャパシタ本体の周りに沿って時計方向に順次に配置されている。
図12を参照すると、第1キャパシタ部CR1のさらに他の例として、それぞれ2つのリードを有する内部電極181〜186が使用されることが出来る。このような内部電極181〜186構造は繰り返して積層されることが出来る。+極性内部電極181,183,185と−極性内部電極182,184,186のそれぞれは、第1側面に引出された1つのリード181a〜186aと第2側面に引出された1つのリード181b〜186bを有する。
図12の内部電極構造によると、第1側面と第2側面それぞれからみると、リードは積層方向に沿ってジグザグ状に配置される。例えば、第1側面に引出されたリード181a〜186aは、積層方向に沿って131−132−133−134−133−132−131−132−133−...の順で外部電極にそれぞれ接続するよう配置される。このようなジグザグ型のリード配置は積層方向に隣接した同一極性のリード(例えば、182aと186a)間の相互インダクタンスを減少させるという利点を提供する。また、それぞれの内部電極181〜186において、第1側面に引出されたリード(例えば、181a)は第2側面に引出されたリード(例えば、181b)に対して1間隣の外部電極位置ほどオフセットされるよう配置される。上述のジグザグ型のリード配置とオフセットされたリード配置により、第1キャパシタ部CR1内の全ての同一極性の内部電極はキャパシタ内で電気的に相互連結される。
キャパシタ200の第1キャパシタ部CR1として図10の内部電極構造141,142の代わりに図11の内部電極161〜168構造または図12の内部電極181〜186構造を使用する場合にも、図9及び10を参照に説明した通り、低ESL及び高ESR効果を得ることができる。第1キャパシタ部CR1として図11または12の内部電極構造を使用する場合にも、第2キャパシタ部CR2として図2の内部電極構造の代わりに図5乃至図8のいずれか一つの内部電極構造を使用することも出来る。
図13は、キャパシタ200の第2キャパシタ部CR2として使用できる他の例の内部電極構造を図示したものである。図13を参照すると、第1乃至第4内部電極191〜194は、積層方向に沿って順次配置され第2キャパシタ部CR2を形成する。必要な容量を確保するため、内部電極191〜194構造は繰り返して積層されることが出来る。
図13に図示された通り、内部電極191〜194のそれぞれは一つのリード191a〜194aを有する。第1内部電極191のリード191aは第1側面S1に配置された外部電極131〜134のうち第2端面E2側に最も隣接した外部電極134に連結され、第2内部電極192のリード192aは第1側面S1に配置された外部電極131〜134のうち第1端面E1側に最も隣接した外部電極131に連結される。第3内部電極193のリード193aは第2側面S2に配置された外部電極135〜138のうち第1端面E1側に最も隣接した外部電極138に連結され、第4内部電極194のリード194aは第2側面S2に配置された外部電極134〜138のうち第2端面E2側に最も隣接した外部電極135に連結される。
上述のリード配置を備えることにより、垂直に隣接した異種極性の内部電極のリード間の水平距離は、隣接した異種極性の外部電極間のピッチPより大きくなる。これにより第2キャパシタ部CR2のESRは大きく増加することが出来る。また図13の矢印で表示された通り、内部電極191〜194内の電流の流れは内部電極の長辺方向(x軸方向)または短辺方向(y軸方向)において逆方向成分を有するか、相互垂直となる。
図14は、本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタの断面図である。図14のキャパシタ300は、図1のキャパシタと同じ外形を有し、図4または9の断面図と比較することが出来る。図14の実施形態は、第2キャパシタ部CR2の上にもう一つの第1キャパシタ部をさらに積層した形態に該当する。
図14に図示された通り、キャパシタ本体110の上端部及び下端部に2つの第1キャパシタ部CR1a,CR1b:CR1が配置され、上下端部の第1キャパシタ部CR1a,CR1bの間に第2キャパシタ部CR2が配置されている。第1キャパシタ部CR1a,CR1bには、内部電極141,142が交互に配置され、第2キャパシタ部CR2には上述の内部電極191〜194が配置されている。実装面から近い内部電極から順番に内部電極の順番を表すと141−142−141−142−...191−192−193−194−191−192−...141−142−141−142−...である。
特に、上下端の第1キャパシタ部CR1a,CR1bは相互対称に配置され、積層型チップキャパシタが上下対称性を有することが出来る。これによってキャパシタの実装の対称性を確保することができ、キャパシタの上下面を区別することなく実装面に実装されることが出来る。本実施例もまた高周波でキャパシタ内に流れる電流は既存の内部電極構造141,142に集中して流れることとなるため、低いESLを維持しながらも大きく増加したESRを具現することが出来る。
上述の実施形態では、第1キャパシタ部CR1a,CR1bとして内部電極141,142構造を使用し、第2キャパシタ部CR2として内部電極191〜194構造を使用するが、本発明がこれに限定されるものではない。例えば、第1キャパシタ部CR1a,CR1bとして図10乃至12のいずれか一つの例による内部電極構造を使用することができ、第2キャパシタ部CR2として図2、図5乃至8のいずれか一つの実施形態による内部電極構造を使用することも出来る。
本発明は上述の実施形態及び添付された図面により限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲により限定し、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想を外れない範囲内で様々な形態の置換、変形及び変更が可能ということは当技術分野の通常の知識を有している者に自明である。
本発明の実施形態による積層型チップキャパシタの外形を表した斜視図である。 図1のキャパシタの内部電極構造を表した図面で、z軸に垂直な面に沿って切った横断面図である。 図1のキャパシタのリードの配置を表した平面図である。 図1のキャパシタのY−Y'ラインに沿って切った断面図である。 本発明の他の実施形態による積層型チップキャパシタの内部電極構造を表した横断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による積層型チップキャパシタの内部電極構造を表した横断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による積層型チップキャパシタの内部電極構造を表した横断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による積層型チップキャパシタの内部電極構造を表した横断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による積層型チップキャパシタの断面図である。 図9の第1キャパシタ部の内部電極構造を表した横断面図である。 本発明の他の実施形態によるキャパシタの第1キャパシタ部の内部電極構造を表した横断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタの第1キャパシタ部の内部電極構造を表した横断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタの第2キャパシタ部の内部電極構造を表した横断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるキャパシタの断面図である。
符号の説明
100 積層型チップキャパシタ
110 キャパシタ本体
110a 誘電体層
121〜128 内部電極
131〜138 外部電極
121a〜128a リード
S1 第1側面(first side face)
S2 第2側面(second side face)
E1 第1端面(first end face)
E2 第2端面(second end face)

Claims (20)

  1. 複数の誘電体層の積層により形成され、相互対向する第1及び第2側面と相互対向する第1及び第2端面を有するキャパシタ本体と、
    それぞれ積層方向に沿って延長されるよう前記第1及び第2側面それぞれにおいて異種極性の外部電極が交互に配置された複数の外部電極と、
    前記キャパシタ本体内において前記誘電体層を介して異種極性の内部電極が相互対向するよう交互に配置され、それぞれ前記キャパシタ本体の外面に引出され前記外部電極に接続された1つまたは2つのリードを有する複数の内部電極と、を含み、
    積層方向に隣接した異種極性の内部電極のリード間の水平距離は、前記キャパシタ本体の同一側面に配置された隣接した異種極性の外部電極間のピッチより大きいことを特徴とする積層型チップキャパシタ。
  2. 前記内部電極内に形成される電流の流れは、前記内部電極の長辺方向及び短辺方向の少なくとも一つの方向において逆方向成分を有するか、相互垂直であることを特徴とする請求項1に記載の積層型チップキャパシタ。
  3. 前記キャパシタは8端子キャパシタで、前記複数の外部電極は第1乃至第8外部電極を含み、第1乃至第4外部電極は第1端面側から第2端面側に第1側面上に順次に配置され、第5乃至第8外部電極は第2端面側から第1端面側に第2側面上に順次に配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層型チップキャパシタ。
  4. 前記内部電極は、前記積層方向に順次に連続して配置された第1乃至第8内部電極を含み、前記第1乃至第8内部電極は一つのブロックを形成し前記ブロックが繰り返して積層されたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の積層型チップキャパシタ。
  5. 前記第1乃至第8内部電極のそれぞれは、第1側面及び第2側面のいずれか一つに引出された1つまたは2つのリードを有することを特徴とする請求項4に記載の積層型チップキャパシタ。
  6. 前記第1内部電極は第7外部電極に接続されたリードを有し、前記第2内部電極は第4外部電極に接続されたリードを有し、前記第3内部電極は第1外部電極に接続されたリードを有し、前記第4内部電極は第6外部電極に接続されたリードを有し、前記第5内部電極は第3外部電極に接続されたリードを有し、前記第6内部電極は第8外部電極に接続されたリードを有し、前記第7内部電極は第5外部電極に接続されたリードを有し、前記第8内部電極は第2外部電極に接続されたリードを有することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の積層型チップキャパシタ。
  7. 前記第1内部電極は、第5外部電極に接続されたリードをさらに有することを特徴とする請求項6に記載の積層型チップキャパシタ。
  8. 前記第4内部電極は、第8外部電極に接続されたリードをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の積層型チップキャパシタ。
  9. 前記第5内部電極は、第1外部電極に接続されたリードをさらに有することを特徴とする請求項8に記載の積層型チップキャパシタ。
  10. 前記第8内部電極は、第4外部電極に接続されたリードをさらに有することを特徴とする請求項9に記載の積層型チップキャパシタ。
  11. 前記キャパシタ本体は前記積層方向に沿って配列された第1キャパシタ部と第2キャパシタ部を含み、
    前記第2キャパシタ部は前記複数の内部電極を含み、前記第1キャパシタ部は前記本体内において誘電体層を介して異種極性の内部電極が相互対向するよう配置された複数の追加の内部電極を含み、
    前記第1キャパシタ部内では、前記複数の追加の内部電極のそれぞれは前記第1または第2側面に引出された少なくとも一つのリードを有し、同一側面に引出されたリードを有する積層方向に隣接した異種極性の追加の内部電極のリード間の最短水平距離は同一側面に配置された隣接した異種極性の外部電極間のピッチと同じであることを特徴とする請求項1に記載の積層型チップキャパシタ。
  12. 前記第1キャパシタ部内では、垂直に隣接した異種極性の内部電極のリードは常に相互隣接して配置されることを特徴とする請求項11に記載の積層型チップキャパシタ。
  13. 前記第1キャパシタ部は前記キャパシタ本体内の下端に配置され、前記第2キャパシタ部は前記第1キャパシタ部の上に配置されたことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の積層型チップキャパシタ。
  14. 前記キャパシタ本体内の上端及び下端にそれぞれ前記第1キャパシタ部が配置され、前記第2キャパシタ部は前記上下端第1キャパシタ部の間に配置されたことを特徴とする請求項11から請求項13の何れかに記載の積層型チップキャパシタ。
  15. 前記上下端の第1キャパシタ部は相互対称に配置され、前記積層型チップキャパシタは上下対称性を有することを特徴とする請求項14に記載の積層型チップキャパシタ。
  16. 前記第2キャパシタ部内の相互対向する1対の内部電極により提供される1層当たりの等価直列抵抗は、前記第1キャパシタ部内の相互対向する1対の追加の内部電極により提供される1層当たりの等価直列抵抗より大きく、前記第1キャパシタ部内の相互対向する1対の追加の内部電極により提供される1層当たりの等価直列インダクタンスは、前記第2キャパシタ部内の相互対向する1対の内部電極により提供される1層当たりの等価直列インダクタンスより小さいことを特徴とする請求項11から請求項15の何れかに記載の積層型チップキャパシタ。
  17. 前記第2キャパシタ部内において前記複数の内部電極は順次に連続して積層された第1乃至第4内部電極を含み、前記第1乃至第4内部電極それぞれは一つのリードを有し、
    前記第1内部電極のリードは前記第1側面に配置された外部電極のうち前記第2端面側に最も隣接した外部電極に連結され、前記第2内部電極のリードは前記第1側面に配置された外部電極のうち前記第1端面側に最も隣接した外部電極に連結され、前記第3内部電極のリードは前記第2側面に配置された外部電極のうち前記第1端面側に最も隣接した外部電極に連結され、前記第4内部電極のリードは前記第2側面に配置された外部電極のうち前記第2端面側に最も隣接した外部電極に連結されたことを特徴とする請求項11から請求項16の何れかに記載の積層型チップキャパシタ。
  18. 前記第1キャパシタ部内の前記複数の追加の内部電極は、相互対向して交互に配置された複数の第1及び第2極性の追加の内部電極を含み、前記第1及び第2極性の追加の内部電極のそれぞれは2つ以上のリードを有し、前記第1極性の追加の内部電極のリードは第2極性の追加の内部電極のリードと隣接して噛み合い状の配列で配置され該当極性の前記外部電極に連結されたことを特徴とする請求項11から請求項16の何れかに記載の積層型チップキャパシタ。
  19. 前記第1キャパシタ部内の前記複数の追加の内部電極は相互対向して交互に配置された複数の第1及び第2極性の追加の内部電極を含み、前記第1及び第2極性の追加の内部電極のそれぞれは外部電極に連結されたたった1つのリードを有し、
    前記第1キャパシタ部において、同一側面に引出されたリードを有する、積層方向に隣接する異種極性の追加の内部電極のリードは前記同一側面上の相互隣接する外部電極に連結されたことを特徴とする請求項11から請求項16の何れかに記載の積層型チップキャパシタ。
  20. 前記第1キャパシタ部内の前記複数の追加の内部電極は相互対向して交互に配置された複数の第1及び第2極性の追加の内部電極を含み、前記第1及び第2極性の追加の内部電極のそれぞれは第1及び第2側面にそれぞれ引出され前記外部電極に連結された計2つのリードを有し、
    前記第1キャパシタ部内のそれぞれの追加の内部電極において、第1側面に引出されたリードは第2側面に引出されたリードに対して1間隣の外部電極の位置ほどオフセットされ、
    前記第1キャパシタ部内の前記複数の追加の内部電極のリードは第1及び第2側面のそれぞれからみると積層方向に沿ってジグザグ状に配置されたことを特徴とする請求項11から請求項16の何れかに記載の積層型チップキャパシタ。
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