JP2009217990A - コネクタ装置及びコネクタ装置の接続方法 - Google Patents

コネクタ装置及びコネクタ装置の接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はプラグコネクタに対する接触圧力を所定圧に保持することを課題とする。
【解決手段】コネクタ装置は、筐体20の内部にプラグコネクタ90が挿入される挿入部30と、挿入部30の両側に配されたコンタクト部40と、コンタクト部40を駆動するための駆動部50とを有する。プラグコネクタ90が挿入部30に挿入されると、駆動部50がYa方向に駆動され、駆動部材52、54のカム部52a、54aが弾性部材80を挿入部30側に押圧する。これにより、ストッパ部70c、72cがプラグコネクタ90に当接する。このストッパ部70c、72cの当接動作により、プラグコネクタ90が挟持されると共に、コンタクト部材42の接触部42cに対する押圧力が付加される。
【選択図】図7A

Description

本発明はコネクタ装置及びコネクタ装置の接続方法に係り、特にコンタクト部材をプラグコネクタ側に変位させてコンタクト部材をプラグコネクタの被接触部に接触させるように構成されたコネクタ装置及びコネクタ装置の接続方法に関する。
例えば、半導体が実装された基板の電気的特性を検査する検査装置においては、検査効率を高めるために多数(例えば、数十枚〜数百枚)の実装基板が装着される複数のコネクタ装置が取り付けられている。また、チャッキングされた多数の実装基板のプラグコネクタは、各コネクタ装置の挿入部に挿入され、コンタクト部材がプラグコネクタの被接触部に接触された状態で検査が行なわれる。このようなコンタクト部材がプラグコネクタの被接触部に接触されて電気的な検査を行なう検査装置では、プラグコネクタの被接触部に対するコンタクト部材の接触信頼性を有することが重要である。
また、検査終了後には、多数の実装基板のプラグコネクタが各コネクタ装置から抜き取られる。このように多数のプラグコネクタが繰り返し挿抜されるコネクタ装置では、挿脱回数に対するコンタクト部材の摩耗や劣化を軽減するため、検査時にはバネ力によりコンタクト部材をプラグコネクタの被接触部に押圧し、プラグコネクタの抜却時にはコンタクト部材をプラグコネクタから離間させるように動作させる駆動機構が採用されている。
この種の従来のコネクタ装置としては、例えば、プラグコネクタが挿入される挿入部の両側に配されたコンタクト部材をプラグコネクタの厚さよりも大きく離間した位置に配置し、プラグコネクタが挿入された後にカム機構の動作によりコンタクト部材をプラグコネクタ側に変位させ、両側からコンタクト部材がプラグコネクタを挟むように接触させる構成のものがある(例えば、特許文献1〜3参照)。
その他のコネクタ装置としては、プラグコネクタが挿入された後にスライド部材の降下動作によりコンタクト部材をプラグコネクタ側に変位させ、両側からコンタクト部材がプラグコネクタを挟むように接触させる構成のものもある(例えば、特許文献4参照)。
また、別のコネクタ装置としては、挿入部の底部に横架された板バネが湾曲された状態に配され、この板バネがプラグコネクタの先端部に押圧されて押圧方向に湾曲した状態に変位することでコンタクト部材をプラグコネクタ側に変位させて両側からコンタクト部材を挟むように接触させる構成のものもある(例えば、特許文献5参照)。
特許第3428906号公報 特許第3253602号公報 米国特許第6478596号 特開昭54−137663号公報 米国特許第7004776号
コネクタ装置においては、コンタクト芯数を増加する多極化が進められと共に、各コンタクト部材間の狭ピッチ化が進められて各コンタクト部材間の間隔(ピッチ)が小さくなると共に、各部材の小型化及びコンタクト部材の接触圧を確保することが要望されている。
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載されたコネクタ装置は、コンタクト部材の接触部をカム機構の動作によって変位させる構成であるので、カム機構を小型化すると、コンタクト部材の接触部の変位量が小さくなって接触圧が低下するおそれがあり、これとは逆にコンタクト部材の接触圧を確保しようとすると、コンタクト部材の変位量が大きくすることになり、その結果カム機構が大型化してしまい、小型化に対応することが難しいという問題がある。
また、上記特許文献4,5に記載されたコネクタ装置では、板バネを小型化すると、コンタクト部材の変位量が小さくなって接触圧が低下するおそれがあり、これとは逆にコンタクト部材の接触圧を確保しようとすると、板バネの収納スペースが大きくなり、小型化に対応することが難しいという問題がある。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したコネクタ装置及びコネクタ装置の接続方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、プラグコネクタが挿入される挿入部と、該挿入部の側方に配され基端部が固定されたコンタクト部材と、前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタの被接触部に前記コンタクト部材を接触させる位置に駆動する駆動部とを有するコネクタ装置において、前記コンタクト部材の基端部と先端部との間に前記プラグコネクタの被接触部に接触する接触部を形成し、前記駆動部は、前記コンタクト部材の先端部を前記プラグコネクタ側に押圧する駆動部材を有し、前記駆動部材を変位させることにより前記コンタクト部材の前記接触部を前記プラグコネクタの被接触部に接触させ、さらに、前記駆動部材が前記コンタクト部材の先端部を前記プラグコネクタ側に変位させて前記プラグコネクタに当接させることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、請求項1に記載のコネクタ装置であって、前記コンタクト部材は、先端部が前記プラグコネクタ側に変位可能に設けられ、前記接触部が前記先端部より前記プラグコネクタ側に湾曲するように曲げられたことにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、請求項1または2に記載のコネクタ装置であって、前記コンタクト部材の先端部にコネクタ保持部材を形成し、前記駆動部材は、前記先端部を前記プラグコネクタ側に変位させるカム部を有し、前記カム部の動作により前記コンタクト部材の前記接触部を前記プラグコネクタの被接触部に接触させ、さらに、前記コンタクト保持部材を前記プラグコネクタに当接させることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のコネクタ装置であって、前記コネクタ保持部材は、前記複数のコンタクト部材の先端部を保持しており、絶縁材により形成されることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、請求項1乃至4の何れかに記載のコネクタ装置であって、前記駆動部材と前記コンタクト保持部材との間には、弾性部材が取り付けられ、前記駆動部材の変位により前記コンタクト保持部材が前記プラグコネクタに当接した後に前記弾性部材が弾性変形することにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、請求項3乃至5の何れかに記載のコネクタ装置であって、前記コネクタ保持部材は、前記挿入部の一側と他側に一対設けられ、夫々が前記挿入部の一側と他側に整列された複数のコンタクト部材の先端部を保持するように形成されることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、請求項3乃至6の何れかに記載のコネクタ装置であって、前記コネクタ保持部材は、前記プラグコネクタに当接するストッパ部を有し、前記駆動部材のカム部は、前記コネクタ保持部材を前記プラグコネクタ側に変位させると共に、前記ストッパ部を前記プラグコネクタに当接するまで変位させることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、請求項3乃至6の何れかに記載のコネクタ装置であって、前記駆動部材は、前記一対のコネクタ保持部材の外側に配され、前記プラグコネクタの側面に沿ってスライド動作することにより、前記一対のコネクタ保持部材を前記プラグコネクタ側に変位させることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、請求項3乃至6の何れかに記載のコネクタ装置であって、前記駆動部材は、回動動作により前記一対のコネクタ保持部材を前記プラグコネクタ側に変位させることにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、プラグコネクタが挿入される挿入部と、該挿入部の側方に配され基端部が固定されたコンタクト部材と、前記コンタクト部材を前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタの被接触部に接触させる位置に駆動する駆動部とを有するコネクタ装置の接続方法において、前記駆動部の駆動部材が前記コンタクト部材の先端部を前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタ側に押圧して前記コンタクト部材の接触部を前記プラグコネクタの被接触部に接触させる工程と、前記駆動部材が前記コンタクト部材の先端部を前記プラグコネクタに当接させる工程と、前記コンタクト部材の先端部が前記プラグコネクタに当接した状態で前記駆動部材の変位により前記弾性部材を弾性変形させる工程と、を有することにより、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、プラグコネクタが挿入される挿入部と、該挿入部の側方に配され基端部が固定されたコンタクト部材と、前記コンタクト部材を前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタの被接触部に接触させる位置に駆動する駆動部とを有するコネクタ装置の接続方法において、前記駆動部の駆動部材が前記コンタクト部材の先端部に設けられたコネクタ保持部材を前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタ側に押圧して前記コンタクト部材の接触部を前記プラグコネクタの被接触部に接触させる工程と、前記駆動部材が前記コンタクト部材の先端部を前記プラグコネクタ側に押圧するのに伴って前記コネクタ保持部材を前記プラグコネクタに当接させる工程と、前記コンタクト保持部材が前記プラグコネクタに当接した状態で前記駆動部材の変位により前記弾性部材を弾性変形させる工程と、を有することにより、上記課題を解決するものである。
本発明によれば、コンタクト部材の先端部をプラグコネクタ側に押圧することでコンタクト部材の接触部をプラグコネクタの被接触部に接触させ、さらに、コンタクト部材の先端部をプラグコネクタに当接させることにより、コンタクト部材の接触圧を安定的に確保することができると共に、コンタクト部材の狭ピッチ化及び小型化にも対応することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1Aは本発明によるコネクタ装置の実施例1を示す斜視図である。図1Bはコネクタ装置の内部を示す横断面図である。図2はコネクタ装置の内部を示すため一方のカバー部材を省略した斜視図である。図1A及び図1B、図2に示されるように、コネクタ装置10は、例えば、半導体が実装された基板の電気的特性を検査する検査装置に設けられ、基板のプラグコネクタが挿入される筐体20と、筐体20の内部に形成された挿入部30と、挿入部30の両側に配されたコンタクト部40と、コンタクト部40を駆動するための駆動部50とを有する。
筐体20は、X方向に二分割された一対のカバー部材22,24を組み合わせてなり、Y方向の両端には、例えば、半導体が実装された基板の電気的特性を検査する検査装置の取付面に固定される固定部26が突出している。
挿入部30は、筐体20の内部に形成された空間であり、筐体20の長手方向(Y方向)に延在形成されている。また、挿入部30は、筐体20の上面に形成された細長い開口部32に連通されている。尚、開口部32は、挿入部30の中心線上に形成されており、且つ後述するプラグコネクタが通過できるようにプラグコネクタの幅(Y方向寸法)、厚さ(X方向寸法)より若干大きい寸法に形成されている。
図3は図2に示すA部を拡大して示す斜視図である。図4は図3から駆動部50を除去した状態を示す斜視図である。図3及び図4に示されるように、コンタクト部40は、挿入部30の両側に導電性金属材料からなるコンタクト部材42が多数整列された第1コンタクト部材列44と第2コンタクト部材列46とを有する。第1コンタクト部材列44は挿入部30のXa側に配され、第2コンタクト部材列46は、挿入部30のXb側に配されている。第1コンタクト部材列44と第2コンタクト部材列46とは、Y方向からみると、左右対称となるように形成されている。また、第1コンタクト部材列44と第2コンタクト部材列46とは、各コンタクト部材42の下側の基端部42aが絶縁性を有する樹脂材からなる基端部保持部材48に貫通した状態で保持されている。
本実施例では、挿入部30の両側に第1コンタクト部材列44と第2コンタクト部材列46とが左右対称に配置された構成を例に挙げて説明するが、本発明は挿入部30の片側にコンタクト部材42を配した構成のものにも適用することは可能である。
基端部保持部材48は、筐体30の内部に収納された状態で固定されており、上面48aがプラグコネクタ90の挿入端部90a(図7A参照)が当接して挿入深さを位置決めする当接面となる。そのため、基端部保持部材48の上面48aは、各コンタクト部材42のX方向への動作の支点となる。
駆動部50は、第1コンタクト部材列44の外側でY方向に延在する第1駆動部材52と、第2コンタクト部材列46の外側でY方向に延在する第2駆動部材54とを有する。第1駆動部材52と第2駆動部材54とは、プラグコネクタ側面に沿うY方向にスライド可能に支持され、且つ両端が連結部56、58により一体的に連結されている。また、連結部56よりY方向に延在形成された駆動軸60は、筐体20の側面を貫通して筐体20の外側に配された駆動手段に連結される。この駆動手段は、例えば、モータやソレノイドなどからなるアクチュエータであり、Y方向の駆動力を駆動軸60に伝達し、駆動部50全体をYa方向、またはYb方向にスライドさせる。
ここで、駆動部50の構成及びコンタクト部材42を非接触位置から接触位置に変位させる際の動作について図5及び図6を併せ参照して説明する。
図3及び図5に示されるように、第1コンタクト部材列44の各コンタクト部材42の上端側となる先端部42bには、絶縁性を有する樹脂材からなる第1コンタクト保持部材70がモールド成形されている。挿入部30の一側(Xa側)に配された第1コンタクト保持部材70は、第1コンタクト部材列44の各コンタクト部材42の先端部42bが挿通された状態に保持しており、各コンタクト部材42の先端部42b間を連結するようにY方向に延在形成されている。
また、第2コンタクト部材列46の各コンタクト部材42の上端側となる先端部42bには、絶縁性を有する樹脂材からなる第2コンタクト保持部材72がモールド成形されている。挿入部30の他側(Xb側)に配された第2コンタクト保持部材72は、第2コンタクト部材列46の各コンタクト部材42の先端部42bが挿通された状態に保持しており、各コンタクト部材42の先端部42b間を連結するようにY方向に延在形成されている。このように第1、第2コンタクト保持部材70、72は、挿入部30のXa方向側、Xb方向側に配されており、且つY方向に平行に設けられている。
また、駆動部50の連結部56、58は、筐体20の内部に形成された段部平面28に載置されており、段部平面28により摺動方向(Y方向)のみに摺動可能に支持されている。また、筐体20の内部には駆動部材52、54がY方向に移動する空間が余分に形成されている。さらに、駆動部材52、54は、外側の側面がカバー部材22,24の内壁に摺接してX方向の動きを規制される。
図4及び図5に示されるように、第1、第2コンタクト保持部材70、72の外側の側面には、Y方向に延在形成された板バネからなる弾性部材80が所定間隔毎に複数個取り付けられている。この弾性部材80は、く字状に曲げ加工されており、Y方向の中間部分に側方に突出する頂部80aが形成され、且つ一端が第1、第2コンタクト保持部材70、72の側面に固定され、他端がY方向に摺動可能な自由端になっている。また、弾性部材80のY方向の中間部分に形成された頂部80aは、駆動部材52、54に接触するように側方に突出している。
この弾性部材80は、各コンタクト部材42のバネ性よりも強いバネ力を有するため、駆動部材52、54により押圧されると、コンタクト保持部材70、72と共に押圧方向(Xa、Xb方向)に変位する。そして、コンタクト保持部材70、72がプラグコネクタに当接する際、弾性部材80の頂部80aが押圧されて弾性変形することでバネ力をコンタクト部材42に付与してプラグコネクタに対する接触圧を確保する。
また、コンタクト保持部材70、72の外側の側面には、弾性部材80が取り付けられる取付面70a、72aと、取付面70a、72aより内側に凹んだ台形状凹部70b、72bとが長手方向(Y方向)に交互に形成されている。
さらに、駆動部材52、54の内側の側面には、コンタクト保持部材70、72の台形状凹部70b、72bに対応する台形状のカム部52a、54aと、カム部52a、54aより外側に凹んだ逃げ部52b、54bとがY方向に交互に形成されている。
図1B及び図5に示されるように、プラグコネクタの挿抜が行なわれる非接触状態では、駆動部材52、54のカム部52a、54aは、コンタクト保持部材70、72の台形状凹部70b、72bに対向する位置にあり、駆動部材52、54の逃げ部52b、54bは弾性部材80の取付面70a、72aに対向している。
この状態では、各コンタクト部材42の先端部42bを保持するコンタクト保持部材70、72が各コンタクト部材42の下部の付勢力により非接触位置(プラグコネクタから離間した位置)にある。このとき、弾性部材80は、駆動部材52、54の逃げ部52b、54bに対向しているので、押圧されていない。
ここで、プラグコネクタ90が挿入部30に挿入された接続状態について図6を参照して説明する。尚、図6においては、プラグコネクタ90が挿入部30に挿入された状態を示しているが、プラグコネクタ90が省略されている。
プラグコネクタ90が挿入部30に挿入されると、駆動部50がYa方向に駆動される。このように駆動部50がスライド動作すると、駆動部材52、54のカム部52a、54aは、台形状凹部70b、72bの対向位置から取付面70a、72aに対向する位置に移動して弾性部材80を挿入部30側に押圧する。尚、カム部52a、54aは、台形状に形成されており、傾斜部分が弾性部材80の頂部80aに摺接しながら弾性部材80をX方向に押圧する。
このように駆動部材52、54のカム部52a、54aをY方向に移動させる力は、弾性部材80を介してコンタクト保持部材70、72に伝達され、各コンタクト部材42の先端部42bを挿入部30に挿入されたプラグコネクタ90側に変位させる駆動力となる。
ここで、コネクタ装置10の内部構成について説明する。図7Aはプラグコネクタが挿入部30に挿入された状態を示す縦断面図である。図7Bは図7A中B部を拡大して示す縦断面図である。
図7A、図7Bに示されるように、コンタクト部材列44、46の各コンタクト部材42は、基端部42aが挿入部30の底部に固定された基端部保持部材48に挿通された状態に保持され、先端部42bがコンタクト保持部材70、72に挿通された状態に保持されている。各コンタクト部材42の基端部42aは、基端部保持部材48の内部において、2箇所で曲げられてS字状に形成されており、先端部42bを外側に開く方向にバネ力が作用するように保持されている。そのため、挿入部30の両側(Xa、Xb方向)に配されたコンタクト部材列44、46の各コンタクト部材42の先端部42bは、互いに離間する方向に付勢されている。
また、各コンタクト部材42は、基端部42aと先端部42bとの間に内側に湾曲された接触部42cが形成されている。このコンタクト部材列44、46の各コンタクト部材42は、筐体20の中心線に対して左右対称に配されており、接触部42c同士が最も近接するように形成されている。
各コンタクト部材42は、後述するように接触部42cより下部Eの弾性変形によるバネ力と上部Fの弾性変形によるバネ力とを合わせた力で接触圧を得る構成であるので、接触部42cの変形量を小さくすることができる。そのため、挿入部30の両側における各コンタクト部材42の収納スペースが小さくて済み、その分筐体20を小型化することが可能になる。
また、各コンタクト部材42の先端部42bを連結するコンタクト保持部材70、72は、内側部分(挿入部30側)がプラグコネクタ90に当接するストッパ部70c、72cであり、外側部分(駆動部材52、54側)が弾性部材80の取付面70a、72aを有する被押圧部70d、72dである。
プラグコネクタ90が挿抜されるときの接触部42c間の離間距離L2は、弾性部材80が駆動部材52、54のカム部52a、54aによって押圧されていないので、プラグコネクタ90の厚さL1(X方向の寸法)よりも若干大きい寸法となるように設定されている(L2>L1:図7B参照)。また、ストッパ部70c、72c間の離間距離L3は、接触部42c間の離間距離L2よりも大きくなるように設定され、開口部32のX方向の幅L4よりも小さい寸法に設定されている(L4>L3>L2:図7B参照)。
筐体20の開口部32からプラグコネクタ90を挿入部30に挿入する際に、プラグコネクタ90の挿入側端部(下端)は、ストッパ部70c、72c間を通過する。そのため、プラグコネクタ90が挿入部30の中心線に沿うように挿入された場合は、ストッパ部70c、72cに接触することなく挿入部30に挿入される。しかしながら、プラグコネクタ90が挿入部30に対してXa方向またはXb方向にずれている場合には、プラグコネクタ90の挿入側端部がずれた方向に位置するストッパ部70c、72cに接触することになる。そのため、プラグコネクタ90の挿入側端部90aが挿入部30に挿入されると共に、接触部42cをX方向に退避させて挿入側端部90aが接触部42cに接触することが防止される。
また、前述したカム部52a、54aのスライド動作によるX方向の片側の変位量L5は、ストッパ部70c、72c間の離間距離L3からプラグコネクタ90の厚さ寸法L1を差し引いた寸法(L3−L1)/2より大きくなるように設定されている((L3−L1)/2<L5:図7B参照)。
ここで、プラグコネクタ90の両側からコンタクト部材42及びストッパ部70c、72cが挟持する動作について説明する。図8Aはプラグコネクタ90にコンタクト部材42が接続された状態を示す縦断面図である。図8Bは図8Aに示すC部を拡大して示す縦断面図である。
図8A及び図8Bに示されるように、駆動部材52、54がYa方向にスライド動作してカム部52a、54aが弾性部材80を押圧すると、弾性部材80を介してコンタクト保持部材70、72が互いに近接するX方向に押圧される。
これにより、コンタクト保持部材70、72に保持された各コンタクト部材42がXb、Xa方向に変位し、コンタクト部材42の中間部分に形成された接触部42cがプラグコネクタ90の両側に形成された被接触部90bに接触する。さらに、カム部52a、54aのスライド動作によってコンタクト保持部材70、72がXb、Xa方向に押圧されると、ストッパ部70c、72cがプラグコネクタ90に当接する。このストッパ部70c、72cの当接動作により左右のコンタクト部材42の先端部42bがXb、Xa方向に押圧されてプラグコネクタ90が挟持される。
さらに、左右のコンタクト部材42の先端部42bがXb、Xa方向に変位することにより、上部Fのバネ力が接触部42cに対するXb、Xa方向への押圧力として付加されるため、プラグコネクタ90に対する接触部42cの接触圧が所定圧(検査に必要な接触圧)になる。すなわち、プラグコネクタ90の被接触部90bに対する接触部42cの接触圧は、ストッパ部70c、72cがプラグコネクタ90に当接する距離(L3−L1)、及び、接触部42cと先端部42bとの距離(長さ)によって決まるため、弾性変形するコンタクト部材42のバネ力が一定となり、安定した接触圧を得ることが可能になる。
また、カム部52a、54aを有する駆動部材52、54がYa方向にスライド動作して弾性部材80がコンタクト保持部材70、72を互いに近接するX方向に押圧する構成とすることにより、X方向の変位量が小さくて済み、小型化にも対応することができる。
ここで、図9A乃至図9Cに示す第1〜第3工程を示す図を参照して接続動作についてさらに説明する。尚、図9A乃至図9Cにおいては、コネクタ装置10の基本動作を示しており、説明の便宜上、コネクタ装置10の主要部のみが模式的に図示されており、主要部以外を省略している。
図9Aに示されるように、第1の工程では、プラグコネクタ90が挿入部30の中心に鉛直方向から真っ直ぐに挿入された場合、左側のコンタクト保持部材70のストッパ部70cとプラグコネクタ90との離間距離S1が、右側のコンタクト保持部材70のストッパ部72cとプラグコネクタ90との離間距離S2とほぼ等しい(S1≒S2)。これと同様に、左側の接触部42cとプラグコネクタ90との離間距離S3は、右側の接触部42cとプラグコネクタ90との離間距離S4とほぼ等しい(S3≒S4)。そして、プラグコネクタ90の挿入側端部90aが基端部保持部材48の上面48aに当接すると、プラグコネクタ90の挿入動作を停止する。
図9Bに示されるように、第2の工程では、駆動部50がYa方向に駆動されて駆動部材52、54のカム部52a、54aが弾性部材80を挿入部30側(Xb、Xa方向)に押圧する。これにより、弾性部材80を有するコンタクト保持部材70、72が互いに近接方向(Xb、Xa方向)に押圧される。そのため、コンタクト部材42は、基端部保持部材48と接触部42cとの間に形成された下部Eが上部Fよりも軟らかい(バネ力が小さい)ので、下部Eが内側に向けて弾性変形する。
コンタクト部材42の下部Eは、先端部42bをプラグコネクタ90から離間する方向(Xa,Xb方向)に付勢するための付勢手段であり、そのバネ力による接触部42cの接触圧は比較的小さい。プラグコネクタ90が挿入部30の中心に挿入されている場合、プラグコネクタ90の左右両側に配されたコンタクト部材42の下部Eの弾性変形量は、ほぼ等しい。
コンタクト部材42の接触部42cは、先端部42bよりも挿入部30側に突出しているため、コンタクト保持部材70、72がXb、Xa方向に変位すると共に、最初にプラグコネクタ90の両面に形成された被接触部90bに接触する。この時点では、コンタクト保持部材70、72は、プラグコネクタ90から離間している。
図9Cに示されるように、第3の工程では、さらにコンタクト保持部材70、72が互いに近接方向に押圧されるため、ストッパ部70c、72cがプラグコネクタ90の両側面に当接する。この当接動作によりコンタクト部材42の上部Fが押圧方向に弾性変形し、この弾性変形に伴うバネ力を接触部42cに作用させる。さらに、駆動部材52、54のカム部52a、54aによる押圧動作により弾性部材80が圧縮されると、弾性部材80の収縮量に依存するコンタクト部材42の上部Fから発生する接触力がコンタクト保持部材70、72に付与される。
これにより、コンタクト保持部材70、72のストッパ部70c、72cは、プラグコネクタ90の両側面に対して十分な所定圧(クランプ力)で押圧される。その結果、プラグコネクタ90は、コンタクト部材42の中間部分に形成された接触部42cと、先端部42bを保持するコンタクト保持部材70、72の2点で両側から挟持される。これにより、検査中のプラグコネクタ90は、より強力なクランプ力によって挟持されることになり、挿入部30から移動することが阻止される。
この場合、プラグコネクタ90が挿入部30の中心に挿入されているので、プラグコネクタ90の左右両側に配されたコンタクト部材42の下部F及び弾性部材80の弾性変形量は、ほぼ等しい。そして、プラグコネクタ90の被接触部90bに接触した接触部42cは、上記コンタクト部材42の上部Fの弾性変形に伴うバネ力をプラグコネクタ90に対する接触圧として作用させることができる。すなわち、コンタクト保持部材70、72がプラグコネクタ90に当接するまでの変位量によって得られるバネ力がプラグコネクタ90に対する接触圧になり、常に必要な接触圧を確保した状態で接触部42cをプラグコネクタ90の被接触部90bに圧接させることが可能になる。また、プラグコネクタ90の左右両側に対する接触圧力は、プラグコネクタ90が挿入部30の中心に挿入されているので、ほぼ均等に作用する。
次にプラグコネクタ90がずれた状態で挿入部30に挿入された場合について説明する。このプラグコネクタ90がずれた状態とは、例えば、図10Aに示されるように、プラグコネクタ90が挿入部30に対してXb方向(またはXa方向)にずれた状態で挿入された場合と、図10Bに示されるように、プラグコネクタ90が挿入部30に対して上方からみて時計方向(または上方からみて反時計方向)にY方向に傾いた状態で挿入される場合とが考えられる。このような、プラグコネクタ90の挿入位置がずれる原因としては、例えば、各部材の寸法公差の累積誤差や多数のプラグコネクタ90を一括して多数のコネクタ装置10に挿入する場合の相対的な位置ずれなどが考えられる。
ここで、プラグコネクタ90がX方向にずれたり、Y方向に傾いた状態で挿入された場合の動作について説明する。図11A乃至図11Cは図10A中A−A’線または図10B中B−B’線に沿う縦断面図であり、プラグコネクタ90の挿入位置がずれた場合の第1〜第3工程を説明する図である。
図11Aに示されるように、第1の工程において、プラグコネクタ90が挿入部30の中心からずれた状態で挿入された場合、左側のコンタクト保持部材70のストッパ部70cとプラグコネクタ90との離間距離S1が狭く、右側のコンタクト保持部材70のストッパ部72cとプラグコネクタ90との離間距離S2が広くなる(S1<S2)。これと同様に、左側の接触部42cとプラグコネクタ90との離間距離S3が狭く、右側の接触部42cとプラグコネクタ90との離間距離S4が広くなる(S3<S4)。
図11Bに示されるように、第2の工程では、駆動部50がYa方向に駆動されて駆動部材52、54のカム部52a、54aが弾性部材80を挿入部30側(Xb、Xa方向)に押圧する。これにより、弾性部材80を有するコンタクト保持部材70、72が互いに近接方向(Xb、Xa方向)に押圧される。そのため、プラグコネクタ90がずれた側(左側)のコンタクト部材42は、基端部保持部材48と接触部42cとの間に形成された下部Eが内側に向けて弾性変形して接触部42cをプラグコネクタ90の左側面の被接触部90bに接触する。また、プラグコネクタ90がずれた側(左側)のコンタクト保持部材70のストッパ部70cも同様に、プラグコネクタ90の左側面に接触する。
このとき、ずれ方向と180°反対側となるプラグコネクタ90の右側面は、右側の接触部42cに接触しているが、コンタクト保持部材72とは接触していない。
図11Cに示されるように、第3の工程では、さらにコンタクト保持部材70、72が互いに近接方向に押圧されるため、コンタクト保持部材70、72の内側(ストッパ部70c、72c)がプラグコネクタ90の両側面に接触する。この動作によりコンタクト部材42の上部Fが押圧方向に弾性変形し、この弾性変形に伴うバネ力を接触部42cに作用させる。このとき、左側のコンタクト部材42の弾性変形量が小さく、右側のコンタクト部材42の弾性変形量が大きい。
さらに、駆動部材52、54のカム部52a、54aによる押圧動作により弾性部材80が圧縮されると、プラグコネクタ90の左右側面に作用する押圧力が釣り合うように左側の弾性部材80の弾性変形量が大きく、右側の弾性部材80の弾性変形量が小さくなる。その結果、プラグコネクタ90は、コンタクト部材42の中間部分に形成された接触部42cと、先端部42bを保持するコンタクト保持部材70、72の2点で両側から挟持される。これにより、検査中のプラグコネクタ90は、強力なクランプ力によって挟持されることになり、挿入部30から移動することが阻止される。
この場合、プラグコネクタ90が挿入部30の中心からずれた位置に挿入されているので、プラグコネクタ90の左側(ずれ側)に配されたコンタクト部材42の弾性変形量が小さい分、左側に配された弾性部材80の弾性変形量が増大する。また、プラグコネクタ90の右側(ずれ側と180°反対側)に配されたコンタクト部材42の弾性変形量が大きい分、右側に配された弾性部材80の弾性変形量が減少する。
このように、プラグコネクタ90がずれた状態で挿入された場合の接触部42cは、弾性部材80の収縮量に依存するコンタクト部材42の上部Fから発生する接触力をプラグコネクタ90に対する接触圧として作用させることができる。すなわち、コンタクト保持部材70、72がプラグコネクタ90の両側面に当接するまでの変位量によってプラグコネクタ90に対する接触圧が所定圧になり、常に必要な接触圧を確保した状態で接触部42cをプラグコネクタ90の被接触部90bに圧接させることが可能になる。また、プラグコネクタ90がX方向にずれて挿入された場合でも、プラグコネクタ90の左右両側に対する上記2点の接触圧力は、ほぼ均等に作用する。
ここで、変形例について説明する。図12A乃至図12Cは変形例の第1〜第3工程を説明するため縦断面図である。尚、図12A乃至図12Cにおいて、上記実施例1と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図12Aに示されるように、この変形例では、弾性部材80及びコンタクト保持部材70、72が削除されている。すなわち、コンタクト部材42の先端部42bには、菱形形状に折曲された上部接触部42dが形成されている。また、上部接触部42dを押圧する駆動部材52、54のカム部52a、54aは、絶縁性を有する樹脂材により形成されている。これにより、カム部52a、54aが直接的に各コンタクト部材42の上部接触部42dを押圧しても各コンタクト部材42が導通されないように構成することができる。
また、菱形形状に折曲された上部接触部42dがX方向の押圧力に応じて弾性変形することが可能であるので、弾性部材80の代わりにプラグコネクタ90のずれ量に応じたバネ力を発生して、プラグコネクタ90に対する接触圧を一定に保つことが可能になる。
図12Bに示されるように、第2の工程では、駆動部50がYa方向に駆動されて駆動部材52、54のカム部52a、54aがコンタクト部材42の上部接触部42dを挿入部30側(Xb、Xa方向)に押圧する。これにより、コンタクト部材42は、基端部保持部材48と接触部42cとの間に形成された下部Eが上部Fよりも軟らかい(バネ力が小さい)ので、下部Eが内側に向けて弾性変形する。
プラグコネクタ90が挿入部30の中心に挿入されている場合、プラグコネクタ90の左右両側に配されたコンタクト部材42の中間部分の接触部42cは、プラグコネクタ90の両側面に形成された被接触部90bに接触する。この時点では、上部接触部42dは、プラグコネクタ90から離間している。
図12Cに示されるように、第3の工程では、さらにコンタクト部材42の上部接触部42dが互いに近接方向に押圧されるため、上部接触部42dの内側がプラグコネクタ90の両側面に当接する。この当接動作によりコンタクト部材42の上部Fが押圧方向に弾性変形し、この弾性変形に伴うバネ力を接触部42cに作用させる。さらに、駆動部材52、54のカム部52a、54aの押圧動作により上部接触部42dが圧縮される。
これにより、上部接触部42dは、プラグコネクタ90の両側面に対して十分な所定圧(クランプ力)で押圧される。その結果、プラグコネクタ90は、コンタクト部材42の中間部分に形成された接触部42cと、先端部42bに設けられた上部接触部42dの2点で両側から挟持される。
この場合、プラグコネクタ90が挿入部30の中心に挿入されているので、プラグコネクタ90の左右両側に配されたコンタクト部材42の下部F及び上部接触部42dの弾性変形量は、ほぼ等しい。そして、プラグコネクタ90の被接触部90bに接触した接触部42cは、上記コンタクト部材42の上部Fの弾性変形に伴うバネ力をプラグコネクタ90に対する接触圧として作用させることができる。すなわち、上部接触部42dがプラグコネクタ90に当接するまでの変位量によってプラグコネクタ90に対する接触圧が所定圧になり、常に必要な接触圧を確保した状態で接触部42cをプラグコネクタ90の被接触部90bに圧接させることが可能になる。また、プラグコネクタ90の左右両側に対する接触圧力は、プラグコネクタ90が挿入部30の中心に挿入されているので、ほぼ均等に作用する。
また、プラグコネクタ90がX方向にずれた状態で挿入部30に挿入された場合は、駆動部材52、54のカム部52a、54aによる押圧動作によりずれ側の上部接触部42dが大きく圧縮される。そのため、プラグコネクタ90の左右側面に作用する押圧力が釣り合うようにずれ側の上部接触部42dの弾性変形量が大きく、反対側の上部接触部42dの弾性変形量が小さくなる。その結果、プラグコネクタ90は、コンタクト部材42の接触部42cと、先端部42bに設けられた上部接触部42dの2点で両側から挟持される。尚、接触部42cの位置としては、本実施例で示す高さ位置に限らず、任意の高さ位置に設定することが可能である。
この場合、プラグコネクタ90が挿入部30の中心からずれた位置に挿入されているので、プラグコネクタ90のずれ側に配されたコンタクト部材42の弾性変形量が小さい分、ずれ側に配された上部接触部42dの弾性変形量が増大する。また、プラグコネクタ90のずれ側と180°反対側に配されたコンタクト部材42の弾性変形量が大きい分、反対側に配された上部接触部42dの弾性変形量が減少する。
このように、プラグコネクタ90がずれた状態で挿入された場合は、ずれ側の接触部42cは、上記コンタクト部材42の上部Fの弾性変形に伴うバネ力と上部接触部42dのバネ力の合力をプラグコネクタ90に対する接触圧として作用させることができる。すなわち、上部接触部42dがプラグコネクタ90の両側面に当接するまでの変位量によってプラグコネクタ90に対する接触圧が所定圧になり、常に必要な接触圧を確保した状態で接触部42cをプラグコネクタ90の被接触部90bに圧接させることが可能になる。また、プラグコネクタ90がX方向にずれて挿入された場合でも、プラグコネクタ90の左右両側に対する上記2点の接触圧力は、ほぼ均等に作用する。
図13A乃至図13Cは実施例2のコネクタ装置を示す図である。尚、実施例2において、上記実施例1と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図13A乃至図13Cに示されるように、実施例2のコネクタ装置100は、筐体20と、筐体20の内部に形成された挿入部30と、挿入部30の両側に配されたコンタクト部40と、コンタクト部40を駆動するための駆動部150とから構成されている。
駆動部150は、第1コンタクト部材列44の外側に横架されY方向に延在形成された第1駆動部材152と、第2コンタクト部材列46の外側に横架されY方向に延在形成された第2駆動部材154とを有する。第1駆動部材152と第2駆動部材154とは、筐体20の内部で回動可能に支持され、且つ一端156,158が筐体20の側面からY方向に突出している。また、一端156,158には、クランク駆動軸160、162が連結されている。
クランク駆動軸160、162は、筐体20の外側に配された駆動手段に連結される。この駆動手段は、X方向の駆動力をクランク駆動軸160、162の端部に伝達し、駆動部150の駆動部材152、154を90°回動させる。
図14Aは実施例2の一方のカバー部材を外して筐体内部を示す斜視図である。図14Bは図14Aに示すG部を拡大して示す斜視図である。図14A及び図14Bに示されるように、コンタクト部40は、実施例1と同様な構成であり、コンタクト部材42が多数整列された第1コンタクト部材列44と第2コンタクト部材列46とを有する。また、第1コンタクト部材列44と第2コンタクト部材列46とは、各コンタクト部材42の下側の基端部42aが基端部保持部材48に保持されている。
第1、第2コンタクト保持部材70、72の外側の側面には、Y方向に延在形成された板バネからなる弾性部材80が取り付けられている。また、弾性部材80のY方向の中間部分に形成された頂部80aは、駆動部材152、154に接触するように側方に突出している。
図15Aは実施例2のプラグコネクタ90が挿入される前の状態を示す縦断面図である。図15Aに示されるように、駆動部材152、154は、両端が筐体20の内部に形成された軸受による回動自在に支持されており、外周には上記弾性部材80を押圧するカム部170、172を有する。このカム部170、172は、断面形状が円形の外周を面取りしたD字状に形成されており、円弧部170a、172aと、面取り部170b、172bとを有する。
プラグコネクタ90が挿入される前の状態では、カム部170、172の面取り部170b、172bが弾性部材80に接しており、各弾性部材80を挿入部30側に押圧していない。そのため、挿入部30の両側に配されたコンタクト部材42の接触部42c間の離間距離は、プラグコネクタ90の厚さ寸法よりも大きくなっている。
従って、挿入部30にプラグコネクタ90を挿入する際、プラグコネクタ90は、両側面をコンタクト部材42の接触部42cに接触せずに挿入される。
図15Bは実施例2のプラグコネクタ90が挿入された後の動作を示す縦断面図である。図15Bに示されるように、プラグコネクタ90が挿入部30に挿入されると、クランク駆動軸160、162がX方向に駆動されて駆動部材152、154のカム部170、172を90°回動させる。これにより、カム部170、172は、円弧部170a、172aが弾性部材80の頂部80aをプラグコネクタ90側に押圧する。そのため、コンタクト保持部材70、72は、弾性部材80を介して互いに近接方向に押圧されるため、前述した実施例1と同様に、ストッパ部70c、72cがプラグコネクタ90の両側面に当接する。この当接動作によりコンタクト部材42の上部Fが押圧方向に弾性変形し、この弾性変形に伴うバネ力が接触部42cの接触圧として作用する。さらに、駆動部材152、154のカム部170、172の回動動作により弾性部材80が圧縮され、弾性部材80のバネ力がコンタクト保持部材70、72に付与される。
これにより、コンタクト保持部材70、72のストッパ部70c、72cは、プラグコネクタ90の両側面に対して十分な所定圧(クランプ力)で押圧される。その結果、プラグコネクタ90は、コンタクト部材42の中間部分に形成された接触部42cと、先端部42bを保持するコンタクト保持部材70、72の2点で両側から挟持される。これにより、検査中のプラグコネクタ90は、強力なクランプ力によって挟持されることになり、挿入部30から移動することが阻止される。
従って、実施例2の場合も、プラグコネクタ90の被接触部90bに接触した接触部42cは、上記コンタクト部材42の上部Fの弾性変形に伴うバネ力をプラグコネクタ90に対する接触圧として作用させることができる。すなわち、コンタクト保持部材70、72がプラグコネクタ90に当接するまでの変位量によってプラグコネクタ90に対する接触圧が所定圧になり、常に必要な接触圧を確保した状態で接触部42cをプラグコネクタ90の被接触部90bに圧接させることが可能になる。また、プラグコネクタ90の左右両側に対する接触圧力は、プラグコネクタ90が挿入部30の中心に挿入されているので、ほぼ均等に作用する。
また、この実施例2においても、プラグコネクタ90がX方向にずれた状態で挿入部30に挿入された場合は、駆動部材152、154のカム部170、172の回動動作による押圧によりずれ側の弾性部材80が大きく弾性変形される。そのため、プラグコネクタ90の左右側面に作用する押圧力が釣り合うようにずれ側の弾性部材80の弾性変形量が大きく、反対側の弾性変形量が小さくなる。その結果、プラグコネクタ90は、コンタクト部材42の中間部分に形成された接触部42cと、先端部42bに設けられたコンタクト保持部材70、72の2点で両側から挟持される。
この場合、プラグコネクタ90が挿入部30の中心からずれた位置に挿入されているので、プラグコネクタ90のずれ側に配されたコンタクト部材42の弾性変形量が小さい分、ずれ側に配された弾性部材80の弾性変形量が増大する。また、プラグコネクタ90のずれ側と180°反対側に配されたコンタクト部材42の弾性変形量が大きい分、反対側に配された弾性部材80の弾性変形量が減少する。
このように、プラグコネクタ90がずれた状態で挿入された場合は、ずれ側の接触部42cは、弾性部材80の収縮量に依存するコンタクト部材42の上部Fから発生する接触力をプラグコネクタ90に対する接触圧として作用させることができる。すなわち、コンタクト保持部材70、72がプラグコネクタ90の両側面に当接するまでの変位量によってプラグコネクタ90に対する接触圧が所定圧になり、常に必要な接触圧を確保した状態で接触部42cをプラグコネクタ90の被接触部90bに圧接させることが可能になる。また、プラグコネクタ90がX方向にずれて挿入された場合でも、プラグコネクタ90の左右両側に対する上記2点の接触圧力は、ほぼ均等に作用する。
上記実施例では、基板の電気的な検査を行なう検査装置に取付けられるコネクタ装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、他の装置に取付けられるコネクタ装置にも本発明が適用できるのは勿論である。
本発明によるコネクタ装置の実施例1を示す斜視図である。 コネクタ装置の内部を示す横断面図である。 コネクタ装置の内部を示すため一方のカバー部材を省略した斜視図である。 図2に示すA部を拡大して示す斜視図である。 図3において駆動部50を除去した状態を示す斜視図である。 駆動部50の構成及びコンタクト部材42を非接触位置とする状態を拡大して示す平面図である。 駆動部50の構成及びコンタクト部材42を接触位置に駆動する動作状態を拡大して示す平面図である。 コンタクト部材42を接触位置とする状態を示す縦断面図である。 図7Aに示すB部を拡大して示す縦断面図である。 コンタクト部材42を非接触位置に駆動する動作状態を示す縦断面図である。 図8Aに示すC部を拡大して示す縦断面図である。 プラグコネクタ90が挿入部30の中心の挿入された場合の第1工程を説明する縦断面図である。 プラグコネクタ90が挿入部30の中心の挿入された場合の第2工程を説明する縦断面図である。 プラグコネクタ90が挿入部30の中心の挿入された場合の第3工程を説明する縦断面図である。 プラグコネクタ90が挿入部30に対してXb方向にずれた状態で挿入された場合を示す平面図である。 プラグコネクタ90が挿入部30に対して上方からみて時計方向に傾いた状態で挿入される場合を示す平面図である。 プラグコネクタ90の挿入位置がずれた場合の第1工程を説明する縦断面図である。 プラグコネクタ90の挿入位置がずれた場合の第2工程を説明する縦断面図である。 プラグコネクタ90の挿入位置がずれた場合の第3工程を説明する縦断面図である。 変形例の第1工程を説明するため縦断面図である。 変形例の第2工程を説明するため縦断面図である。 変形例の第3工程を説明するため縦断面図である。 実施例2のコネクタ装置を示す平面図である。 実施例2のコネクタ装置を示す正面図である。 実施例2のコネクタ装置を示す側面図である。 実施例2の一方のカバー部材を外して筐体内部を示す斜視図である。 図14Aに示すG部を拡大して示す斜視図である。 実施例2のプラグコネクタ90が挿入される前の状態を示す縦断面図である。 実施例2のプラグコネクタ90が挿入された後の動作を示す縦断面図である。
符号の説明
10、100 コネクタ装置
20 筐体
22,24 カバー部材
30 挿入部
40 コンタクト部
42 コンタクト部材
42c 接触部
42d 上部接触部
44 第1コンタクト部材列
46 第2コンタクト部材列
48 基端部保持部材
50、150 駆動部
52 第1駆動部材
52a、54a カム部
52b、54b 逃げ部
54 第2駆動部材
70 第1コンタクト保持部材
70a、72a 取付面
70b、72b 台形状凹部
70c、72c ストッパ部
72 第2コンタクト保持部材
80 弾性部材
90 プラグコネクタ
90b 被接触部
152 第1駆動部材
154 第2駆動部材
160、162 クランク駆動軸
170、172 カム部

Claims (11)

  1. プラグコネクタが挿入される挿入部と、該挿入部の側方に配され基端部が固定されたコンタクト部材と、前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタの被接触部に前記コンタクト部材を接触させる位置に駆動する駆動部とを有するコネクタ装置において、
    前記コンタクト部材の基端部と先端部との間に前記プラグコネクタの被接触部に接触する接触部を形成し、
    前記駆動部は、前記コンタクト部材の先端部を前記プラグコネクタ側に押圧する駆動部材を有し、前記駆動部材を変位させることにより前記コンタクト部材の前記接触部を前記プラグコネクタの被接触部に接触させ、さらに、前記駆動部材が前記コンタクト部材の先端部を前記プラグコネクタ側に変位させて前記プラグコネクタに当接させることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 請求項1に記載のコネクタ装置であって、
    前記コンタクト部材は、前記先端部が前記プラグコネクタ側に変位可能に設けられ、前記接触部が前記先端部より前記プラグコネクタ側に湾曲するように曲げられたことを特徴とするコネクタ装置。
  3. 請求項1または2に記載のコネクタ装置であって、
    前記コンタクト部材の先端部にコネクタ保持部材を形成し、
    前記駆動部材は、前記先端部を前記プラグコネクタ側に変位させるカム部を有し、
    前記カム部の動作により前記コンタクト部材の前記接触部を前記プラグコネクタの被接触部に接触させ、さらに、前記コンタクト保持部材を前記プラグコネクタに当接させることを特徴とするコネクタ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のコネクタ装置であって、
    前記コネクタ保持部材は、前記複数のコンタクト部材の先端部を保持しており、絶縁材により形成されることを特徴とするコネクタ装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のコネクタ装置であって、
    前記駆動部材と前記コンタクト保持部材との間には、弾性部材が取り付けられ、
    前記駆動部材の変位により前記コンタクト保持部材が前記プラグコネクタに当接した後に前記弾性部材が弾性変形することを特徴とするコネクタ装置。
  6. 請求項3乃至5の何れかに記載のコネクタ装置であって、
    前記コネクタ保持部材は、前記挿入部の一側と他側に一対設けられ、夫々が前記挿入部の一側と他側に整列された複数のコンタクト部材の先端部を保持するように形成されることを特徴とするコネクタ装置。
  7. 請求項3乃至6の何れかに記載のコネクタ装置であって、
    前記コネクタ保持部材は、前記プラグコネクタに当接するストッパ部を有し、
    前記駆動部材のカム部は、前記コネクタ保持部材を前記プラグコネクタ側に変位させると共に、前記ストッパ部を前記プラグコネクタに当接するまで変位させることを特徴とするコネクタ装置。
  8. 請求項3乃至6の何れかに記載のコネクタ装置であって、
    前記駆動部材は、前記一対のコネクタ保持部材の外側に配され、前記プラグコネクタの側面に沿ってスライド動作することにより、前記一対のコネクタ保持部材を前記プラグコネクタ側に変位させることを特徴とするコネクタ装置。
  9. 請求項3乃至6の何れかに記載のコネクタ装置であって、
    前記駆動部材は、回動動作により前記一対のコネクタ保持部材を前記プラグコネクタ側に変位させることを特徴とするコネクタ装置。
  10. プラグコネクタが挿入される挿入部と、該挿入部の側方に配され基端部が固定されたコンタクト部材と、前記コンタクト部材を前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタの被接触部に接触させる位置に駆動する駆動部とを有するコネクタ装置の接続方法において、
    前記駆動部の駆動部材が前記コンタクト部材の先端部を前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタ側に押圧して前記コンタクト部材の接触部を前記プラグコネクタの被接触部に接触させる工程と、
    前記駆動部材が前記コンタクト部材の先端部を前記プラグコネクタに当接させる工程と、
    前記コンタクト部材の先端部が前記プラグコネクタに当接した状態で前記駆動部材の変位により前記弾性部材を弾性変形させる工程と、
    を有することを特徴とするコネクタ装置の接続方法。
  11. プラグコネクタが挿入される挿入部と、該挿入部の側方に配され基端部が固定されたコンタクト部材と、前記コンタクト部材を前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタの被接触部に接触させる位置に駆動する駆動部とを有するコネクタ装置の接続方法において、
    前記駆動部の駆動部材が前記コンタクト部材の先端部に設けられたコネクタ保持部材を前記挿入部に挿入された前記プラグコネクタ側に押圧して前記コンタクト部材の接触部を前記プラグコネクタの被接触部に接触させる工程と、
    前記駆動部材が前記コンタクト部材の先端部を前記プラグコネクタ側に押圧するのに伴って前記コネクタ保持部材を前記プラグコネクタに当接させる工程と、
    前記コンタクト保持部材が前記プラグコネクタに当接した状態で前記駆動部材の変位により前記弾性部材を弾性変形させる工程と、
    を有することを特徴とするコネクタ装置の接続方法。
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