JP2009214815A - 弾性クローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】横ずれ防止突起に対応する部分でのクローラ本体の耐クラック性が向上すると共に、隣り合う芯金間でのクローラ本体の剛性を確保できクローラ本体の脱輪を防止できるようにする。
【解決手段】クローラ本体18内に埋入された各芯金19は、駆動輪12用の係合部22の両側に翼部21と案内突起23との他に、一対の第1突起28を有し且つ各翼部21からクローラ長手方向に突出する第1横ずれ防止突起25と、各翼部21からクローラ長手方向に突出し且つ隣り合う他の芯金19の第1突起28間に弾性材17を介してクローラ幅方向に係合する第2突起31を有する第2横ずれ防止突起26とを備え、各第1横ずれ防止突起25は各第1突起28からクローラ長手方向に突出する第1突部29を、各第2横ずれ防止突起26は他の芯金19の第1突部29に弾性材17を介してクローラ厚さ方向に係合する第2突部32を夫々備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設機械、土木機械、農業機械等のクローラ式走行装置に使用される弾性クローラに関するものである。
一般に建設機械等のクローラ式走行装置に使用される弾性クローラは、ゴム等の弾性材により構成されたクローラ本体と、クローラ本体の幅方向に長く構成され且つクローラ本体内に周方向に等間隔を置いて配置された複数個の芯金と、各芯金よりも外周側でクローラ本体内に周方向に埋入されたワイヤー等の抗張体とにより構成されている。
各芯金はクローラ本体内に埋入されたクローラ幅方向に一対の翼部と、この翼部間に配置された駆動輪係合用の係合部と、係合部を挟んでクローラ幅方向の両側からクローラ本体の内周の反接地面側に突設されたクローラ幅方向に一対の案内突起とを有する。
そして、弾性クローラは駆動輪と従動輪とに跨がって巻き掛けられ、走行時には駆動輪の駆動により、案内突起を介して駆動輪、従動輪に沿って案内されながら周方向に回動する。
この種の弾性クローラでは、不整地での走行時に障害物に乗り上げたときに、クローラ本体に対してクローラ幅方向の大きな外力が加わって駆動輪と従動輪との間でクローラ本体がクローラ幅方向に弾性変形し、各芯金の案内突起間の中心が駆動輪、従動輪の中心から横方向に大きくずれることがある。これは隣り合う芯金相互間でクローラ本体自体のクローラ幅方向の剛性が不足するためであり、そのままの状態で走行すれば、駆動輪、従動輪が案内突起から外れて脱輪してしまう惧れがある。
そこで、クローラ本体の横ずれに伴う駆動輪、従動輪の脱輪を防止するための対策として、従来、図15に示すような構造の芯金1を使用することが提案されている(特許文献1)。この芯金1は、クローラ本体内に埋入される一対の翼部2と、駆動輪係合用の係合部3と、係合部3を挟んで突設された一対の案内突起4とを備えると共に、各翼部2のクローラ長手方向の一側に、クローラ幅方向に一対の突起5を有する第1横ずれ防止突起6を、各翼部2のクローラ長手方向の他側に第2横ずれ防止突起7を夫々形成し、クローラ本体内で隣り合う芯金1相互の横ずれ防止突起6,7の先端部同士が弾性材を介して係合するようになっている。
特開2002−178964号公報(図9、図10参照)
このような構成の芯金1を使用すれば、クローラ幅方向の両側で両横ずれ防止突起6,7が隣り合う芯金1相互間での横ずれに対して同時に抗することになり、十分な横ずれ防止効果を得ることができる。また横ずれ防止突起6,7がクローラ本体内に埋入されるため、横ずれ防止突起6,7に対する土等の付着を防止できる利点がある。
しかし、従来は第1横ずれ防止突起6の一対の突起5と第2横ずれ防止突起7とが共にクローラ厚さ方向に沿って板状に形成され、その一対の突起5間に弾性材を介して第2横ずれ防止突起7が嵌合する構造であるため、クローラ本体が接地面側、反接地面側へと頻繁に屈曲する間に、クローラ本体の横ずれ防止突起6,7の先端部に対応する部分にクラックが発生し易くなる等、クローラ本体の耐クラック性が低下する欠点がある。
また第1横ずれ防止突起6の一対の突起5間に弾性材を介して第2横ずれ防止突起7が嵌合するだけで、両横ずれ防止突起6,7相互間でクローラ厚さ方向の動きを規制する構造となっていないため、隣り合う芯金1間でのクローラ厚さ方向の剛性が低下して、クローラ本体が障害物に乗り上げた際にその乗り上げ側が上側へと極端に屈曲したり、更にはクローラ本体がクローラ長手方向の中心軸廻りに捩れ易くなる等の欠点がある。従って、これによってもクローラ本体の耐クラック性が低下し、また脱輪を招く惧れがある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、横ずれ防止突起に対応する部分でのクローラ本体の耐クラック性が向上し、また隣り合う芯金間でのクローラ本体の剛性を容易に確保でき、クローラ本体の横ずれ等による脱輪を確実に防止できる弾性クローラを提供することを目的とする。
本発明は、弾性材17により構成されたクローラ本体18と、該クローラ本体18内に周方向に略等間隔をおいて埋入された複数個の芯金19とを備え、前記各芯金19は前記クローラ本体18内に埋入されたクローラ幅方向に一対の翼部21と、該翼部21間に形成された駆動輪12用の係合部22と、該係合部22を挟んで前記クローラ本体18の反接地面A側に突設されたクローラ幅方向に一対の案内突起23と、クローラ幅方向に一対の第1突起28を有し且つ前記クローラ本体18内で前記各翼部21からクローラ長手方向に突出する第1横ずれ防止突起25と、前記クローラ本体18内で前記各翼部21からクローラ長手方向に突出し且つ隣り合う他の前記芯金19の前記第1突起28間に前記弾性材17を介してクローラ幅方向に係合する第2突起31を有する第2横ずれ防止突起26とを備えた弾性クローラにおいて、前記各第1横ずれ防止突起25は前記各第1突起28からクローラ長手方向に突出する第1突部29を備え、前記各第2横ずれ防止突起26は前記他の芯金19の前記第1突部29に前記弾性材17を介してクローラ厚さ方向に係合する第2突部32を備えたものである。
前記第1突部29は前記各第1突起28のクローラ厚さ方向の一端側に、前記第2突部32は前記第2突起31のクローラ幅方向の両側に夫々一体であることが望ましい。前記第2突起31を前記第1突起28よりも長くし、前記第1突部29を前記第2突部32よりも長くして、前記第1突起28と前記第2突起31とが隣り合う前記芯金19間の中央よりも前記第1横ずれ防止突起25側でクローラ幅方向に係合し、前記第1突部29と前記第2突部32とが隣り合う前記芯金19間の中央よりも前記第2横ずれ防止突起26側でクローラ厚さ方向に係合するものでもよい。
前記第1横ずれ防止突起25は前記各翼部21側の第1基部27と、該第1基部27のクローラ幅方向の両側からクローラ長手方向に突出する一対の前記第1突起28と、該各第1突起28の先端の接地面B側からクローラ長手方向に突出する一対の前記第2突部32とを一体に備え、前記第2横ずれ防止突起26は前記各翼部21側の第2基部30と、該第2基部30のクローラ幅方向の略中央からクローラ長手方向に突出する前記第2突起31と、前記第2基部30及び前記第2突起31のクローラ厚さ方向の略中央から突出する前記第2突部32とを一体に備えたものでもよい。
各芯金19の一方の前記翼部21側の前記第1横ずれ防止突起25及び前記第2横ずれ防止突起26と、他方の前記翼部21側の前記第1横ずれ防止突起25及び前記第2横ずれ防止突起26とを逆向きに配置してもよい。
本発明によれば、横ずれ防止突起25,26に対応する部分でのクローラ本体18の耐クラック性が向上し、また隣り合う芯金19間でのクローラ本体18の剛性を容易に確保でき、クローラ本体18の横ずれ等による脱輪を確実に防止できる利点がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は本発明の第1の実施例を例示する。建設機械等のクローラ式走行装置10は、図10に示すように、走行枠11の前後の駆動輪12と従動輪13とに跨がって弾性クローラ14が巻き掛けられている。なお、走行枠11の下側には駆動輪12と従動輪13との間に複数個の転輪15が設けられている。駆動輪12はスプロケット等により構成され、外周に係合突起16を有する。
弾性クローラ14は、図1〜図4に示すように、ゴム等の弾性材17により構成されたクローラ本体18と、クローラ本体18の幅方向に長く構成され且つクローラ本体18内に周方向に略等間隔をおいて埋入された複数個の芯金19と、芯金19の外周側でクローラ本体18内に埋入されたワイヤー等の抗張体20とを備えている。
各芯金19は図1〜図7に示すように、クローラ本体18内に埋入されたクローラ幅方向に一対の翼部21と、一対の翼部21間に形成された駆動輪12用の係合部22と、係合部22を挟んでクローラ本体18の内周側である反接地面A側(以下、単に反接地面A側という)でクローラ厚さ方向に突設されたクローラ幅方向に一対の案内突起23と、一対の案内突起23を挟んで各翼部21の反接地面A側に形成された転輪15用の転動部24と、クローラ本体18内で各翼部21から芯金19幅方向に突出する第1横ずれ防止突起25と、クローラ本体18内で各翼部21からクローラ長手方向に突出し且つ隣り合う芯金19の第1横ずれ防止突起25と協働して隣り合う芯金19間の横ずれを防止する第2横ずれ防止突起26とを一体に備えている。
翼部21は平面視略矩形状であって、先端よりも係合部22側の厚さが大になっている。案内突起23は駆動輪12、従動輪13を相対的に案内するためのもので、係合部22のクローラ幅方向の両側に近接して各翼部21に配置され、その頂部側には翼部21よりもクローラ長手方向に突出する突出部23aが設けられている。突出部23aは一対の案内突起23で翼部21に対して逆向きに形成されている。
転動部24は、案内突起23との間にクローラ幅方向に所定の間隔を置いて各翼部21の反接地面A側に配置されると共に、翼部21から反接地面A側でクローラ厚さ方向に若干突出する程度の高さを有し、近接する案内突起23の突出部23aと同じくクローラ長手方向に突出する突出部24aが設けられている。
突出部23aを含む案内突起23、突出部24aを含む転動部24の頂面は、隣り合う芯金19相互間の間隔が狭くなるようにクローラ長手方向に長い平坦状に形成されている。なお、突出部23a,24aは案内突起23、転動部24のクローラ長手方向の両側に設けてもよいし、近接する案内突起23と転動部24とで突出部23a,24aを反対向きに設けてもよい。
第1横ずれ防止突起25は各翼部21からクローラ長手方向に突出する第1基部27と、クローラ幅方向に所定の間隔を置いて配置され且つ第1基部27の先端のクローラ幅方向の両側からクローラ長手方向に突出する一対の第1突起28と、各第1突起28の先端の接地面B側からクローラ長手方向に突出する一対の第1突部29とを一体に備えている。
第2横ずれ防止突起26は各翼部21側からクローラ長手方向に突出する第2基部30と、第2基部30先端のクローラ幅方向の略中央からクローラ長手方向に突出する第2突起31と、第2突起31の両側で第2基部30及び第2突起31のクローラ厚さ方向の略中央から突出する第2突部32とを一体に備えている。
第1横ずれ防止突起25、第2横ずれ防止突起26は、第2横ずれ防止突起26が案内突起23の突出部23a側となり、第1横ずれ防止突起25がその反対側となるように、各案内突起23とクローラ厚さ方向に対応して各翼部21の両側で逆向きに配置されている。なお、第1横ずれ防止突起25を案内突起23の突出部23a側に、第2横ずれ防止突起26を突出部23aの反対側に配置してもよい。
第2突起31の翼部21からの突出長さは第1突起28よりも、第1突部29の翼部21からの突出長さは第2突部32よりも夫々長くなっており、隣り合う芯金19の第1突起28と第2突起31、第1突部29と第2突部32は、両芯金19間の中央に対してクローラ長手方向の反対側で夫々係合している。
なお、隣り合う芯金19の第1突起28と第2突起31の係合位置と、第1突部29と第2突部32の係合位置は、両芯金19間の中央に対してクローラ長手方向の反対側に略当距離離れてもよい。また第1突起28と第2突起31の係合位置を両芯金19間の略中央又はその近傍とし、その位置からクローラ長手方向に離れた位置に第1突部29と第2突部32の係合位置を配置してもよい。要するに前者の係合位置と後者の係合位置は、クローラ長手方向に離間することが望ましい。
一対の第1突起28間はクローラ厚さ方向の全体が所定の間隔で開放しており、隣接する芯金19の第2突起31の先端部がその先端部間にクローラ幅方向に僅かの間隔をおいて嵌合し、両者が弾性材17を介してクローラ幅方向に係合している。第1突起28の先端には、クローラ本体18の外周側である接地面B側(以下、単に接地面B側という)の端部に第1突部29が設けられ、また第1突部29よりも反接地面A側に、第2突部32と対応して翼部21側に凹入する凹部33が形成されている。
第1突部29はクローラ長手方向に長い偏平な板状であって、各第1突起28の先端の接地面B側から第1突起28と略同間隔でクローラ長手方向に突出しており、その先端が隣り合う芯金19の第2突部32の接地面B側に達している。
第2突起31はクローラ幅方向の厚さ(寸法)が第1突起28間の間隔よりも若干小さく、クローラ厚さ方向の幅(寸法)が第1突起28のクローラ厚さ方向の寸法と同等又は若干小さい程度であって、第2基部30のクローラ幅方向の略中央からクローラ長手方向に突出して、その先端部が一対の第1突起28間に嵌合している。なお、第2突起31は接地面B側が隣りの芯金19の第1突部29にも弾性材17を介してクローラ幅方向に係合している。
第2突部32の第2基部30からの突出長さは、第2突起31の突出長さの略半分程度であって、第2基部30及び第2突起31のクローラ厚さ方向の略中央で第2基部30及び第2突起31に跨がって一体に設けられている。この第2突部32は第1突部29の先端部に対してクローラ厚さ方向に所定の間隔をおいて反接地面A側から対向しており、その両者間の弾性材17を介してクローラ厚さ方向に係合している。なお、第1突起28と第2突起31、第1突部29と第2突部32は、クローラ長手方向に略平行である。
クローラ本体18は無端状であって、図1〜図3に示すように芯金19の長さよりも長い幅を有し、クローラ本体18の幅方向の中心と芯金19のクローラ幅方向の中心が略一致している。クローラ本体18には幅方向の略中央で各芯金19の係合部22間に係合孔34が形成され、この係合孔34から駆動輪12の係合突起16が係合部22に係脱するようになっている。
またクローラ本体18の接地面B側には、図2〜図4に示すように係合孔34の両側にクローラ本体18から突出するラグ35が周方向に略等間隔を置いて形成されている。ラグ35は隣り合う2個の芯金19の翼部21に跨がる大きさを有し、順次2個の芯金19に1個のラグ35が対応するように設けられている。なお、ラグ35は各芯金19に対応して設けてもよい。
各芯金19の翼部21、横ずれ防止突起25,26はクローラ本体18の厚み内に埋入されている。このため各芯金19の横ずれ防止突起25,26間には、図4、図5に示すように弾性材17が充満された状態となっており、両横ずれ防止突起25,26は弾性材17を介してクローラ幅方向、クローラ厚さ方向に係合している。
各芯金19の係合部22、案内突起23及び転動部24は、クローラ本体18側と一体の弾性材17により構成された被覆層36,37によりその全面が被覆されている。なお、係合部22の反接地面A側、案内突起23及び転動部24の頂面側は、被覆部36,37から露出するようにしてもよい。クローラ本体18の反接地面A側には、係合孔34のクローラ幅方向の両側で各芯金19間に接地面B側へと凹入する凹溝38が形成されている。
案内突起23の突出部23aは翼部21よりもクローラ長手方向に突出しているが、この突出部23aと第2横ずれ防止突起26との間の凹入部23cには、図4に示すように、クローラ本体18側と一体に形成された被覆層36の弾性材17が充満しており、その弾性材17の充満部39により凹入部23cが塞がれている。なお、被覆層36は側面視略台形状になっており、その充満部39の基部が凹溝38内に突出している。転動部24の被覆層37も略同じである。
このような構成の弾性クローラ14はクローラ式走行装置の駆動輪12と従動輪13とに巻き掛けられており、走行時には駆動輪12の係合突起16が係合孔34から芯金19の係合部22に係合して、その駆動力により正転又は逆転方向に回動する。
走行中に石その他の障害物に乗り上げると、クローラ本体18にクローラ幅方向の外力(横方向の外力)が加わることがある。しかし、隣り合う芯金19間でその第1横ずれ防止突起25の第1突起28間に第2横ずれ防止突起26の第2突起31が嵌合し、両横ずれ防止突起25,26が弾性材17を介してクローラ幅方向に係合関係にあるため、芯金19間のクローラ本体18のクローラ幅方向の剛性が向上し、横ずれによる駆動輪12、従動輪13からの脱輪を確実に防止することができる。
即ち、隣り合う2個の芯金19の内、その一方の芯金19にクローラ幅方向の外力Fが加わると、クローラ幅方向の両側で弾性材17を介して係合関係にある2組の横ずれ防止突起25,26において、例えば図5に示すようにその芯金19の第1横ずれ防止突起25の一方の第1突起28と他方の芯金19の第2横ずれ防止突起26の第2突起31との間で弾性材17を圧縮しながら、その弾性材17を介して両横ずれ防止突起25,26がクローラ幅方向に係合して横ずれを防止する。このため隣り合う芯金19相互間のクローラ本体18のクローラ幅方向の剛性が向上し、クローラ本体18の駆動輪12等からの脱輪を防止することができる。
また第1横ずれ防止突起25の第1突部29間がクローラ厚さ方向に開放し、第2横ずれ防止突起26の第2突起31がその間に係合しているが、第1横ずれ防止突起25の第1突部29と第2横ずれ防止突起26の第2突部32とが弾性材17を介してクローラ厚さ方向に対向して略平行になっている。このためクローラ本体18の反接地面A側、接地面B側への屈曲性を確保しながら、各横ずれ防止突起25,26に対応する部分でのクローラ本体18の耐クラック性が向上すると共に、芯金19間でのクローラ本体18のクローラ厚さ方向、及びクローラ長手方向の中心廻りの剛性も向上する。
何故ならクローラ本体18は走行時には各芯金19間で順次屈曲して、各芯金19の案内突起23の頂面側が駆動輪12、従動輪13の外周に接触しながら駆動輪12、従動輪13に沿って通過する。この駆動輪12、従動輪13を通過するときに隣り合う芯金19相互は、図8に示すように接地面B側の抗張体20の近傍を中心として案内突起23間の間隔が狭くなるように傾斜する。
このとき第2横ずれ防止突起26の第2突部32が第1横ずれ防止突起25の第1突部29上で第1基部27側に接近しながら、その第2突部32の先端側を支点として隣り合う両芯金19が反接地面A側へと内向きに相対的に傾斜するので、隣り合う芯金19相互間での両横ずれ防止突起25,26の相対角度の変化が容易であり、クローラ本体18の巻き付き方向の屈曲性が向上する。
しかも両横ずれ防止突起25,26間には、第1基部27と第2突起31との間、第1突起28と第2突部32との間に所定の距離があり、その部分の弾性材17を圧縮するため、巻き付き側へのクローラ本体18の屈曲が容易であるにも拘らず、その屈曲に対するクローラ本体18の耐クラック性が向上する。
一方、障害物に乗り上げた場合には、クローラ本体18が図9に示すように屈曲する。このとき隣り合う2個の芯金19の何れに押し上げ力が加わっても、クローラ本体18のクローラ幅方向の両側で第1横ずれ防止突起25の第1突部29と第2横ずれ防止突起26の第2突部32とが弾性材17を介してクローラ厚さ方向に係合関係にあるため、両案内突起23間の間隔が広がりながら第1突部29の先端部側を支点として両芯金19が相対的に傾斜するため、クローラ本体18が上向きに適度に屈曲し、また第2横ずれ防止突起26によって第1横ずれ防止突起25の持ち上がりを抑制することができる。
このため隣り合う芯金19間でのクローラ本体18のクローラ厚さ方向の剛性が向上すると共に、クローラ本体18の押し上げの極端な屈曲を防止でき、またクローラ本体18のクローラ長手方向の中心軸廻りの捩れ等を防止でき、これによってクローラ本体18の脱輪等を防止できる。
第1横ずれ防止突起25は第1基部27を備え、この第1基部27から一対の第1突起28が突出し、第1突起28から第2突部32が突出しており、また第2横ずれ防止突起26は第2基部30を備え、この第2基部30から第2突起31が突出し、第2基部30、第2突起31に跨がって第2突部32を備えているので、その構造上、両横ずれ防止突起25,26の機械的な強度を容易に確保できる。また第1突起28の先端に第2突部32に対応して凹部33があるため、第2突部32との間に介在される弾性材17の厚さを大にできると共に、クローラ本体18の屈曲時における弾性材17の第1横ずれ防止突起25からの剥離も容易に防止できる。
図11は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例では、第2横ずれ防止突起26は、第2突起31のクローラ厚さ方向の接地面B側の端部に第2突部32を備え、この第2突部32に対して第1横ずれ防止突起25の第1突部29が接地面B側から対向している。その他の構成は、第1の実施例と同じである。
図12は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、第1横ずれ防止突起25は、第1突起28の先端のクローラ厚さ方向の中間に第1突部29を備え、この第1突部29に対して第2横ずれ防止突起26の第2突部32が反接地面A側から対向している。その他の構成は、第1の実施例と同じである。
図13は本発明の第4の実施例を例示する。この実施例では、第1横ずれ防止突起25は、第1突起28の先端のクローラ厚さ方向の反接地面A側の端部に第1突部29を備え、この第1突部29が第2横ずれ防止突起26の第2突部32に対して反接地面A側からクローラ厚さ方向に対向している。その他の構成は、第1の実施例と同じである。
このように第1横ずれ防止突起25に第1突部29を、第2横ずれ防止突起26に第2突部32を設けるに当たっては、その第1突部29、第2突部32は他の形状、構造等を考慮しながら第1突起28、第2突起31のクローラ厚さ方向の適当な位置に設ければよい。
なお、第4実施例の場合、クローラ本体18の巻き付き方向への屈曲性を良くするためには、第1突部29の長さを第1の実施例よりも短くする等により、第1突部29と第2突部32との対向部分のクローラ長手方向の範囲を若干短くすることが望ましい。
図14は本発明の第5の実施例を例示する。この実施例では、横ずれ防止突起25,26の突起28,31のクローラ長手方向の嵌合量を長くすると共に、第1突部29を短くして、凹部33の開口側近傍で第2突部32と第1突部29とが弾性材17を介してクローラ厚さ方向に係合するようにしている。そして、突起28,31は隣り合う芯金19間の略中央を含む範囲で係合し、突部29,32は芯金19間の略中央からクローラ長手方向に離れた位置で係合している。この場合にも、クローラ本体17の内側への屈曲性が向上する等、所定の効果を得ることが可能である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、この実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では、第1横ずれ防止突起25及び第2横ずれ防止突起26を芯金19に対して点対称に配置しているが、クローラ幅方向に一対の第1横ずれ防止突起25をクローラ長手方向の一側で芯金19に設け、クローラ幅方向に一対の第2横ずれ防止突起26を芯金19の他側に配置してもよい。
また各横ずれ防止突起25,26は芯金19の案内突起23に対応させて配置するのが望ましいが、各横ずれ防止突起25,26と案内突起23はクローラ幅方向に位置を変えて配置してもよい。更に実施例では第1横ずれ防止突起25の第1突起28よりも第2横ずれ防止突起26の第2突起31を長くして、隣り合う芯金19間の中央よりも第1横ずれ防止突起25側にずれた位置で両突起28,31が弾性材17を介してクローラ幅方向に係合するようにしているが、隣り合う芯金19間の略中央で両横ずれ防止突起25,26の突起28,31同士がクローラ幅方向に係合するようにしてもよい。更に弾性クローラ14は建設機械、土木機械、農業機械その他のクローラ式走行装置に広く採用可能である。
本発明の第1の実施例を示す弾性クローラの一部破断斜視図である。 同弾性クローラの一部破断底面図である。 同弾性クローラの一部破断側面図である。 同弾性クローラの正面断面図である。 同弾性クローラの平面断面図である。 同芯金の斜視図である。 同両横ずれ防止突起の係合関係を示す斜視図である。 同作用説明図である。 同作用説明図である。 同クローラ式走行装置の正面図である。 本発明の第2の実施例を示す要部の断面図である。 本発明の第3の実施例を示す要部の断面図である。 本発明の第4の実施例を示す要部の断面図である。 本発明の第5の実施例を示す要部の断面図である。 従来の芯金の斜視図である。
符号の説明
12 駆動輪
14 弾性クローラ
17 弾性材
18 クローラ本体
19 芯金
21 翼部
22 係合部
23 案内突起
25 第1横ずれ防止突起
26 第2横ずれ防止突起
27 第1基部
28 第1突起
29 第1突部
30 第2基部
31 第2突起
32 第2突部
A 反接地面
B 接地面

Claims (5)

  1. 弾性材(17)により構成されたクローラ本体(18)と、該クローラ本体(18)内に周方向に略等間隔をおいて埋入された複数個の芯金(19)とを備え、前記各芯金(19)は前記クローラ本体(18)内に埋入されたクローラ幅方向に一対の翼部(21)と、該翼部(21)間に形成された駆動輪(12)用の係合部(22)と、該係合部(22)を挟んで前記クローラ本体(18)の反接地面(A)側に突設されたクローラ幅方向に一対の案内突起(23)と、クローラ幅方向に一対の第1突起(28)を有し且つ前記クローラ本体(18)内で前記各翼部(21)からクローラ長手方向に突出する第1横ずれ防止突起(25)と、前記クローラ本体(18)内で前記各翼部(21)からクローラ長手方向に突出し且つ隣り合う他の前記芯金(19)の前記第1突起(28)間に前記弾性材(17)を介してクローラ幅方向に係合する第2突起(31)を有する第2横ずれ防止突起(26)とを備えた弾性クローラにおいて、前記各第1横ずれ防止突起(25)は前記各第1突起(28)からクローラ長手方向に突出する第1突部(29)を備え、前記各第2横ずれ防止突起(26)は前記他の芯金(19)の前記第1突部(29)に前記弾性材(17)を介してクローラ厚さ方向に係合する第2突部(32)を備えたことを特徴とする弾性クローラ。
  2. 前記第1突部(29)は前記各第1突起(28)のクローラ厚さ方向の一端側に、前記第2突部(32)は前記第2突起(31)のクローラ幅方向の両側に夫々一体であることを特徴とする請求項1に記載の弾性クローラ。
  3. 前記第2突起(31)を前記第1突起(28)よりも長くし、前記第1突部(29)を前記第2突部(32)よりも長くして、前記第1突起(28)と前記第2突起(31)とが隣り合う前記芯金(19)間の中央よりも前記第1横ずれ防止突起(25)側でクローラ幅方向に係合し、前記第1突部(29)と前記第2突部(32)とが隣り合う前記芯金(19)間の中央よりも前記第2横ずれ防止突起(26)側でクローラ厚さ方向に係合することを特徴とする請求項1又は2に記載の弾性クローラ。
  4. 前記第1横ずれ防止突起(25)は前記各翼部(21)側の第1基部(27)と、該第1基部(27)のクローラ幅方向の両側からクローラ長手方向に突出する一対の前記第1突起(28)と、該各第1突起(28)の先端の接地面(B)側からクローラ長手方向に突出する一対の前記第2突部(32)とを一体に備え、前記第2横ずれ防止突起(26)は前記各翼部(21)側の第2基部(30)と、該第2基部(30)のクローラ幅方向の略中央からクローラ長手方向に突出する前記第2突起(31)と、前記第2基部(30)及び前記第2突起(31)のクローラ厚さ方向の略中央から突出する前記第2突部(32)とを一体に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾性クローラ。
  5. 各芯金(19)の一方の前記翼部(21)側の前記第1横ずれ防止突起(25)及び前記第2横ずれ防止突起(26)と、他方の前記翼部(21)側の前記第1横ずれ防止突起(25)及び前記第2横ずれ防止突起(26)とを逆向きに配置したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾性クローラ。
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