JP2009213011A - 歪補償増幅装置および補正方法 - Google Patents

歪補償増幅装置および補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を最適かつ柔軟に算出する。
【解決手段】補正手段1は、補正値算出手段3の算出した補正値に基づいて、送信信号のキャリアリークおよびイメージを補正する。変調手段2は、補正手段1から出力される送信信号を変調する。補正値算出手段3は、変調手段2から出力される送信信号に基づいて補正手段1の補正する補正値を算出する。テスト信号出力手段4は、送信信号が送信されていない場合、補正値算出手段3の補正値を算出するためのテスト信号を補正手段1に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は歪補償増幅装置および補正方法に関し、特に増幅する送信信号の歪を補償して出力する歪補償増幅装置および補正方法に関する。
近年、無線通信では、デジタル化による高能率伝送が多く採用されるようになってきている。無線通信に多値位相変調方式を適用する場合では、無線基地局などの送信側で送信用電力増幅器の増幅特性を直線化して非線形歪を抑え、隣接チャネル漏洩電力を低減する技術が重要である。このような増幅器の歪を補償する装置として歪補償増幅装置がある。
直接変調方式の歪補償増幅装置では、変調器における送信データのオフセットや振幅の不完全性により、送信データにキャリアリークやイメージが発生する。そこで、歪補償増幅装置は、変調器で発生するキャリアリークやイメージを除去するための補正部を有する。補正部は、変調器から出力される信号をフィードバックして送信データのオフセットや振幅を補正する補正値を算出し、算出した補正値によって送信データを補正し、後段の変調器へと出力する。これにより、変調器の出力では、キャリアリークおよびイメージが除去されることになる(例えば、特許文献1参照)。また、歪補償処理を迅速に収束させるため、増幅器の電源をオフし、オフセット検出用のテストデータを制御部から出力してオフセット補正を行う無線装置が提供されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−83587号公報 特開平10−65570号公報
しかし、端末などに実際に無線送信する信号のキャリアリークやイメージを最適に除去するには、テスト信号ではなく、実際に例えば、送信されてくる信号を用いて補正値を算出するのが望ましい。また、信号が送信されていない場合でも、迅速に無線信号の送信開始ができるように補正値を算出できるのが望ましい。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を最適かつ柔軟に算出することができる歪補償増幅装置および補正方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、増幅する送信信号の歪を補償して出力する歪補償増幅装置が提供される。この歪補償増幅装置は、補正値に基づいて前記送信信号のキャリアリークおよびイメージを補正する補正手段と、前記補正手段から出力される前記送信信号を変調する変調手段と、前記変調手段から出力される前記送信信号に基づいて前記補正値を算出する補正値算出手段と、前記送信信号が送信されていない場合、前記補正値算出手段の前記補正値を算出するためのテスト信号を前記補正手段に出力するテスト信号出力手段と、を有する。
上記歪補償増幅装置は送信信号に基づいて、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を算出するとともに、送信信号が送信されていない場合、テスト信号出力手段からテスト信号を出力して補正値を算出するようにしてもよい。
開示の装置では、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を最適かつ柔軟に算出することができる。
図1は、歪補償増幅装置の概要を説明する図である。図1に示す歪補償増幅装置は、例えば、携帯電話などの端末や無線通信する無線基地局に搭載される。例えば無線基地局に適用された歪補償増幅装置は、端末に無線送信する信号を増幅するとともにその歪を補償し、また、信号に発生するキャリアリークおよびイメージを除去するように補正する。
以降、無線基地局に適用された場合の歪補償装置を例として説明するが、端末等にも適用できる。
図1に示すように歪補償増幅装置は、補正手段1、変調手段2、補正値算出手段3、テスト信号出力手段4、および増幅手段5を有している。図1では図示を省略しているが、歪補償増幅装置は、増幅手段5の出力をフィードバックし、増幅手段5の歪を補償する歪補償処理手段を備えている。
補正手段1は、補正値算出手段3によって算出された補正値に基づいて、無線基地局の上位装置から送信される、端末に無線送信する送信信号のキャリアリークおよびイメージを補正する。
変調手段2は、補正手段1から出力される送信信号を変調する。変調手段2では、送信信号のオフセットや振幅の不完全性により、キャリアリークおよびイメージが発生する。上述の補正手段1は、変調手段2で発生するキャリアリークおよびイメージを除去するために送信信号を補正し、変調手段2に出力する。
補正値算出手段3は、変調手段2から出力される送信信号に基づいて、補正手段1のキャリアリークおよびイメージを補正するための補正値を算出する。
テスト信号出力手段4は、上位装置から送信信号が送信されていない場合、補正値算出手段3の補正値を算出するためのテスト信号を補正手段1に出力する。すなわち、補正値算出手段3は、上位装置から端末に無線送信する送信信号が送信されている場合、その送信信号により補正値を算出し、上位装置から端末に無線送信する送信信号が送信されていない場合、テスト信号により補正値を算出する。
増幅手段5は、変調手段2から出力される送信信号を増幅する。増幅手段5は、補正値算出手段3が補正値を算出するとき、不要な無線信号を端末に送信しないように、例えば、出力の振幅をゼロにする機能を有する。
このように、歪補償増幅装置は、上位装置からの送信信号に基づいて、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を算出するとともに、上位装置から送信信号が送信されていない場合は、テスト信号出力手段4よりテスト信号を出力して、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を算出する。これにより、上位装置から送信信号が送信されている場合には最適な補正値を算出でき、上位装置から送信信号が送信されていなければ、テスト信号により柔軟に補正値を算出することができる。
次に、第1の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第1の形態に係る歪補償増幅装置を備えた無線基地局と端末との無線システムを示した図である。図2には、無線基地局10および端末20が示してある。端末20は、例えば、携帯電話などの無線端末である。無線基地局10は、制御部11およびRF(Radio Frequency)部12を有している。
無線基地局10の制御部11は、RF部12を制御する。例えば、制御部11は、RF部12の起動時や再起動時に、RF部12に対して無線通信の開始を指示する。RF部12は、制御部11からの開始指示を受けて、端末20との無線通信を開始する。
RF部12は、端末20と無線通信を行うための機能を有している。RF部12は、図2には示していないが、例えば、無線基地局10を制御するRNC(Radio Network Control)などの上位装置から送られてくるデータを無線信号に変換し、端末20に無線送信する。また、端末20から無線送信される無線信号をデータに変換し、RNCに送信する。
ここで、無線基地局の場合は、上位装置として例えばRNCが挙げられるが、これに限らず歪補償増幅装置に入力される送信信号(入力信号)が振幅情報を有するベースバンド信号であればよい。このため、端末等に適用される場合は、上位装置から送られてくる送信信号を歪補償増幅装置に入力されるベースバンド信号(入力信号)と読み替えることができる。
RF部12は、歪補償増幅装置を有している。歪補償増幅装置は、端末20に無線送信する信号を増幅するアンプを有し、そのアンプによって生じる信号の歪を補償する機能を有している。
無線信号には、変調器におけるIQデータのオフセットや振幅の不完全性により、キャリアリークおよびイメージが発生する。歪補償増幅装置は、無線信号に発生するキャリアリークおよびイメージを除去するために、IQデータを補正する補正機能を有している。
図3は、歪補償増幅装置のブロック構成図である。図3に示すように歪補償増幅装置は、乗算器31、RF補正部32、D/A(Digital Analog)変換器33、発振器34,40、QMOD(Quadrature MODulation)35、RF−SW(Switch)36,39、アンプ37、DC(Directional Coupler)38、周波数変換部41、A/D(Analog Digital)変換器42、補正値演算部43、復調部44、遅延部45、減算器46、LMS(Least Mean Square)部47、アドレス生成部48、LUT(Look Up Table)49、CPU(Central Processing Unit)50、バス51、およびテストデータ出力部52を有している。
乗算器31には、上位装置からのベースバンドデータX(I,Q)およびテストデータ出力部52から出力されるテストデータTEST(I,Q)の一方が入力される。ベースバンドデータX(I,Q)は、端末20に無線送信するユーザデータである。テストデータTEST(I,Q)は、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値算出に用いられるデータである。ベースバンドデータX(I,Q)およびテストデータTEST(I,Q)は、図3の各部において同様に処理されるので、以下では、ベースバンドデータX(I,Q)のみを用いて説明する。テストデータTEST(I,Q)の使用方法は、歪補償増幅装置の動作説明で説明する。
乗算器31は、ベースバンドデータX(I,Q)に、LUT49から出力される歪補償係数を乗算してRF補正部32に出力する。すなわち、乗算器31は、ベースバンドデータX(I,Q)に歪補償処理を施す。
RF補正部32は、QMOD35で発生するキャリアリークやイメージを除去するため、CPU50の制御により、乗算器31から出力されるベースバンドデータX(I,Q)に補正を施す。
例えば、QMOD35による変調の際、ベースバンドデータX(I,Q)のオフセット、IQ振幅のバランスのずれ、IQデータの直交度のずれなどによってキャリアリークおよびイメージが発生する。RF補正部32は、乗算器31から出力されるベースバンドデータX(I,Q)に、オフセットを除去するためのオフセット値を加算し、IQ振幅のバランスが同じ(1対1)となるように係数を乗算し、また、IQデータの直交度が90度となるように位相調整をし、QMOD35で発生するベースバンドデータX(I,Q)のキャリアリークおよびイメージを補正する。
D/A変換器33は、ベースバンドデータX(I,Q)をアナログのベースバンド信号に変換し、RF−SW36に出力する。
QMOD35は、発振器34から出力される信号によって、ベースバンド信号の周波数を無線周波数に変換し、アンプ37に出力する。
RF−SW36は、CPU50の制御によって、QMOD35から出力される信号を、アンプ37およびRF−SW39の一方に出力する。
アンプ37は、RF−SW36から出力される信号を増幅し、図示していないアンテナに出力する。アンプ37は、CPU50の制御によって、増幅した信号を出力したり、出力しなかったり(例えば、出力の振幅をゼロにする)、出力をオン・オフする。ここで、アンプ37から出力される信号成分について説明する。
図4は、キャリアリーク、イメージ、および信号の歪を説明する図である。図4に示す矢印A1は、端末20に送信される信号成分(主信号)を示している。矢印A2は、キャリア成分(発振器34の信号成分)を示している。矢印A3は、キャリアリークを示している。矢印A4は、矢印A1の主信号のイメージを示している。矢印A5は、主信号の歪成分を示している。キャリアリークおよび主信号のイメージは、QMOD35の変調の際に発生する。主信号の歪は、アンプ37の増幅の際に発生する。
キャリアリークおよび主信号イメージは、RF補正部32によって補正され、主信号の歪は、後述するLMS部47やLUT49による歪補償係数によって補償される。これにより、アンプ37からは、目的とする主信号成分のみが出力されて端末20に無線送信される。
図3の説明に戻る。DC38は、アンプ37から出力される信号を一部分岐し、RF−SW39に出力する。
RF−SW39は、CPU50の制御によって、DC38から出力される信号と、RF−SW36から出力される信号との一方を切り替えて周波数変換部41に出力する。すなわち、周波数変換部41には、アンプ37を介した信号と、アンプ37を介さない信号との一方がフィードバック信号として入力される。
周波数変換部41は、発振器40から出力される信号によって、RF−SW39から出力される信号の周波数をA/D変換器42でのサンプリング処理が可能な周波数にダウンコンバートする。周波数変換部41は、ダウンコンバートした信号をA/D変換器42に出力する。
A/D変換器42は、周波数変換部41から出力されるフィードバック信号をデジタル信号に変換し、復調部44に出力する。
補正値演算部43は、復調部44から出力されるデジタルのフィードバック信号に基づいて、RF補正部32の信号を補正する補正値を算出する。例えば、補正値演算部43は、前述したように、オフセットを除去するためのオフセット値、IQ振幅のバランスを同じにする係数、IQデータの直交度を90度にする位相値を算出する。
復調部44は、A/D変換器42から出力される、QMOD35によって変調されたアナログ信号をベースバンドデータに復調する。
遅延部45は、歪補償増幅装置に入力されるベースバンドデータX(I,Q)を遅延し、減算器46に出力する。遅延部45は、例えば、nタップの遅延フィルタであり、回路動作クロック周波数の1/n倍の精度で、ベースバンドデータX(I,Q)を遅延することができる。これにより、歪補償増幅装置に入力されるベースバンドデータX(I,Q)と、復調部44から出力される遅延したフィードバック信号とのタイミングを合わせることができる。
減算器46は、遅延部45から出力されるベースバンドデータX(I,Q)と、復調部44から出力されるフィードバック信号との差分を算出し、LMS部47に出力する。
LMS部47は、LMSに基づいて、減算器46から出力される差分値がゼロとなるように、LUT49の歪補償係数を更新する。すなわち、歪補償増幅装置は、入力されるベースバンドデータX(I,Q)に、LUT49に記載されている歪補償係数を乗算してアンプ37に出力する。そして、LMS部47は、入力されたベースバンドデータX(I,Q)と、アンプ37の出力からのフィードバック信号との差分がゼロとなるように、LMSによる適応信号処理によって、LUT49の歪補償係数を更新する。
アドレス生成部48は、ベースバンドデータX(I,Q)の電力(I2+Q2)に応じたアドレスを生成する。
LUT49は、歪補償係数を記憶しており、アドレス生成部48から出力されるアドレスに対応した歪補償係数を乗算器31に出力する。また、LUT49は、LMS部47によって更新される歪補償係数を、アドレス生成部48によって指定されるアドレスに格納する。LUT49は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置によって構成される。
CPU50は、バス51を介して、RF補正部32、RF−SW36,39,アンプ37、補正値演算部43、およびテストデータ出力部52と接続されている。また、図2で示した制御部11と接続されている。
CPU50は、補正値演算部43で算出された補正値をRF補正部32に送信する。また、CPU50は、RF−SW36,39の出力切り替えやアンプ37の信号出力を制御する。また、CPU50は、テストデータ出力部52のテストデータTEST(I,Q)の出力を制御する。
テストデータ出力部52は、CPU50の制御によって、補正値演算部43の補正値を算出するためのテストデータTEST(I,Q)を出力する。これにより、歪補償増幅装置は、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を算出するときに、上位装置からベースバンドデータX(I,Q)が送信されていなくても、テストデータTEST(I,Q)によって、補正値を算出することができる。
歪補償増幅装置の動作を、フローチャートを用いて説明する。
図5は、歪補償増幅装置の動作を示したフローチャートである。
ステップS1において、歪補償増幅装置(RF部12)は、起動または再起動される。
ステップS2において、CPU50は、歪補償増幅装置の起動または再起動により、RF補正を行う。すなわち、CPU50は、QMOD35で発生するキャリアリークやイメージを除去するための補正処理を行う。この補正処理により、次のステップS3の送信開始処理以後においては、端末20に送信される信号からキャリアリークおよびイメージが除去されることになる。
ステップS3において、CPU50は、制御部11から、送信開始の制御信号を受信すると、アンプ37の出力をオフからオンに切り替え、無線信号の送信を開始する。
なお、アンプ37の出力をオン・オフ制御するのは、制御部11から送信開始指示があるまで不要な無線信号を送信しないようにするためである。アンプ37の出力は、起動または再起同時にはオフ状態となっている。
ステップS4において、歪補償増幅装置は、歪補償係数を更新しながら、無線信号を端末20に無線送信する。
図6は、図5のRF補正の詳細な処理を示したフローチャートである。以下の処理は、上位装置からベースバンドデータX(I,Q)が送信されていない場合の、図5のステップS2の詳細な処理を示している。
ステップS11において、CPU50は、QMOD35から出力される信号をRF−SW39に出力するようにRF−SW36を切り替える。また、CPU50は、RF−SW36から出力される信号を周波数変換部41に出力するようにRF−SW39を切り替える。
ステップS12において、CPU50は、キャリア設定を行う。歪補償増幅装置は、複数のキャリアでベースバンドデータX(I,Q)を無線送信できるように、複数のキャリアを生成することができるようになっている。CPU50は、無線基地局10で使用するキャリアを設定する。
ステップS13において、CPU50は、上位装置からベースバンドデータX(I,Q)が送信されていないので、テストデータTEST(I,Q)を乗算器31に出力するようにテストデータ出力部52を制御する。
なお、テストデータTEST(I,Q)は、ステップS11でのスイッチ切り替えにより、アンプ37で増幅されることなく、周波数変換部41へとフィードバックされる。
ステップS14において、補正値演算部43は、フィードバックされたテストデータTEST(I,Q)に基づいて、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を算出する。CPU50は、補正値演算部43によって算出された補正値をRF補正部32に出力する。
これにより、RF補正部32は、乗算器31から出力されるベースバンドデータX(I,Q)に対し、QMOD35で発生するキャリアリークおよびイメージを除去するためのオフセット値、IQ振幅のバランスを同じにする係数、IQデータの直交度を90度にする位相値などを施すことができる。
ステップS15において、CPU50は、テストデータTEST(I,Q)の出力を停止する。
ステップS16において、CPU50は、QMOD35から出力される信号を、アンプ37に出力するように、RF−SW36を切り替える。また、CPU50は、アンプ37から出力される信号を周波数変換部41に出力するように、RF−SW39を切り替える。
これにより、RF補正部32では、キャリアリークおよびイメージ除去の補正が可能となり、図5で説明したステップS3の送信開始処理が行われる。
なお、CPU50は、上位装置からベースバンドデータX(I,Q)が送信されている場合、ステップS13において、テストデータ出力部52からテストデータTEST(I,Q)を出力しない。この場合、上位装置からのベースバンドデータX(I,Q)は、ステップS11でのRF−SW36,39の切り替えにより、アンプ37に出力されることなく周波数変換部41にフィードバックされ、補正値演算部43は、ベースバンドデータX(I,Q)に基づいて、補正値を算出することになる。
次に、RF−SW36,39を備えない歪補償増幅装置の動作について説明する。すなわち、図3のQMOD35の出力をアンプ37の入力に直接接続し、アンプ37から出力される信号をDC38によって周波数変換部41にフィードバックする場合の歪補償増幅装置の動作について説明する。
図7は、RF−SWを備えない歪補償増幅装置の動作を示したフローチャートである。
ステップS21において、歪補償増幅装置は、起動または再起動される。
ステップS22において、CPU50は、制御部11から、送信開始の制御信号を受けて、アンプ37の出力をオフからオンに切り替える。
ステップS23において、歪補償増幅装置は、RF補正を行う。
ここで、RF−SW36,39を備えない歪補償増幅装置では、上記の通り、アンプ37の出力がDC38によって周波数変換部41にフィードバックされることになる。従って、歪補償増幅装置は、ステップS22の送信開始処理によってアンプ37の出力がオンされない限り、RF補正の処理を行うことができない。すなわち、RF−SW36,39を備えない歪補償増幅装置では、制御部11からの送信開始指示がないかぎり、RF補正を行うことができない。
ステップS24において、歪補償増幅装置は、歪補償係数を更新しながら、無線信号を端末20に無線送信する。
図5の処理と図7の処理とを比較すると、図7の処理では、制御部11からの送信開始指示(ステップS22の処理)を受けて、RF補正の処理を行い、その後、歪補償係数の更新処理を行う。すなわち、RF−SW36,39を備えない歪補償増幅装置では、制御部11から送信開始指示を受けたにもかかわらず、直ちに歪補償係数更新の処理に進むことができない。一方、RF−SW36,39を備えた歪補償増幅装置では、図5に示すように制御部11からの送信開始指示を受けると、直ちに歪補償係数更新の処理に進むことができる。これによって、RF−SW36,39を備えた歪補償増幅装置では、RF−SW36,39を備えない歪補償増幅装置に対し、歪補償を行った無線信号の送信開始を数秒短縮することができる。
また、RF−SW36,39を備えない歪補償増幅装置では、図7のステップS22に示すように送信開始処理後にRF補正を行う。従って、送信開始直後では(RF補正が完了するまでは)、端末20に送信する無線信号にキャリアリークおよびイメージが含まれ、帯域内スプリアスが発生する。これに対し、RF−SW36,39を備える歪補償増幅装置では、図5のステップS3に示すように、RF補正が終了して送信開始処理を行うので、帯域内スプリアスが発生することがない。
また、RF−SW36,39を備えない歪補償増幅装置では、アンプ37を介したフィードバック信号により、RF補正の処理を行う。このため、フィードバック信号には、歪成分が少ないながらも含まれ、その誤差成分により補正精度が劣化する。これに対し、RF−SW36,39を備える歪補償増幅装置では、アンプ37を介さないフィードバック信号により、RF補正の処理を行うため、補正精度が劣化するということはない。
以上、歪補償増幅装置は、上位装置からのベースバンドデータX(I,Q)に基づいて、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を算出するとともに、上位装置からベースバンドデータX(I,Q)が送信されていない場合、テストデータTEST(I,Q)を出力して、キャリアリークおよびイメージを除去するための補正値を算出する。これにより、上位装置から送信データが送信されている場合には最適な補正値を算出でき、上位装置から送信データが送信されていなければ、テストデータにより柔軟に補正値を算出することができる。
特に、QMOD35におけるキャリアリーク成分は、出力レベル特性を持ち、入力される信号レベルによってキャリアリークの補正量の最適値が異なる。そのため、実際のベースバンドデータX(I,Q)により、補正値を算出することにより、精度の高い補正を行うことができる。
なお、テストデータTEST(I,Q)は、プログラムにより、CPU50によって生成して乗算器31に出力するようにしてもよい。また、外部から乗算器31に入力するようにしてもよい。
また、精度の高い補正を確実に行う必要がある場合には、CPU50は、制御部11に対し、ベースバンドデータX(I,Q)の送信要求をすることもできる。制御部11は、CPU50からの送信要求に応じて、上位装置にベースバンドデータX(I,Q)の送信要求を行う。CPU50は、ベースバンドデータX(I,Q)によるRF補正が完了すると、制御部11に対し、完了信号を送信する。制御部11は、CPU50からRF補正の完了通知を受けると、送信開始の制御信号をCPU50に送信する。
また、RF−SW36,39の切り替え制御は、CPU50が行うようにしたが、手動によってRF−SW36,39の出力経路を切り替えるようにしてもよい。
また、補正値演算部43で算出された補正値を、CPU50によってRF補正部32に出力するとしたが、補正値演算部43が直接補正値をRF補正部32に出力するようにしてもよい。
また、プログラムに基づいて、CPU50が補正値演算部43の処理を行うようにしてもよい。
次に、第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。QMODの出力は、アンプと異なり線形である。従って、RF補正時では、ベースバンドデータおよびテストデータに歪補償係数を乗算する必要がない。そこで、第2の実施の形態では、歪補償係数を乗算する乗算器に信号のパス経路を設ける。
図8は、第2の実施の形態に係る歪補償増幅装置のブロック構成図である。図8において、図3と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図8では、乗算器31の前段にSEL(セレクタ)61が設けられている。SEL61は、CPU50の制御によって、入力されるベースバンドデータX(I,Q)およびテストデータTEST(I,Q)の一方を乗算器31に入力し、また、RF補正部32に入力する。
QMOD35の出力特性は線形なので、RF補正を実行するとき、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)に歪補償を施す必要がない。従って、RF補正を実行するときは、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)を、乗算器31を介さず、RF補正部32に入力するようにする。
例えば、図5のステップS2のRF補正を行う際、CPU50は、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)をRF補正部32に入力するように、SEL61を切り替える。ステップS3の送信開始処理を行う場合には、歪補償係数が乗算されるように、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)を乗算器31に入力するように、SEL61を切り替える。なお、その他の処理は第1の実施の形態と同様である。
このように、RF補正の補正値を算出する間、歪補償処理を施す必要がないため、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)を、乗算器31を迂回するようにした。これにより、補正値算出時、歪補償係数を処理する部分(復調部44、遅延部45、減算器46、LMS部47、アドレス生成部48、およびLUT49)の動作を停止させることができ、電力消費を低減することができる。
次に、第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第2の実施の形態では、歪補償係数を乗算する乗算器に信号をパスする経路を設け、データに歪補償係数を乗算しないようにした。第3の実施の形態では、1+j0の係数を乗算することにより、歪補償係数を乗算しない構成にする。
図9は、第3の実施の形態に係る歪補償増幅装置のブロック構成図である。図9において、図3と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図9では、LUT49と乗算器31の間にSEL71が設けられている。SEL71には、LUT49から出力される歪補償係数が入力されるとともに、1+j0の係数が入力される。SEL71は、CPU50の制御によって、入力される1+j0の係数と、LUT49の歪補償係数との一方を乗算器31に出力する。
ベースバンドデータX(I,Q)およびテストデータTEST(I,Q)は、乗算器31により1+j0が乗算されても変化しない。すなわち、1+j0は、入力されるベースバンドデータX(I,Q)およびテストデータTEST(I,Q)をそのままRF補正部32に出力する係数である。
QMOD35の出力特性は線形なので、RF補正を実行するとき、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)に歪補償を施す必要がない。従って、RF補正を実行するときは、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)に、1+j0の係数を乗算するようにする。
例えば、図5のステップS2のRF補正を行う際、CPU50は、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)に、1+j0を乗算するように、SEL71を切り替える。ステップS3の送信開始処理を行う場合には、LUT49から出力される歪補償係数が乗算されるように、SEL71を切り替える。なお、その他の処理は第1の実施の形態と同様である。
このように、RF補正の補正値を算出する間、歪補償処理を施す必要がないため、ベースバンドデータX(I,Q)またはテストデータTEST(I,Q)に1+j0の歪補償係数を乗算するようにした。これにより、補正値算出時、歪補償係数を処理する部分の動作を停止させることができ、電力消費を低減することができる。
なお、図9では、SEL71によって、LUT49の歪補償係数と1+j0の係数とを切り替えるようにしたが、LUT49に格納されている歪補償係数を不揮発メモリに保存し、LUT49の歪補償係数を1+j0に書き換えるようにしてもよい。CPU50は、補正値演算部43の補償値の算出が完了すると、不揮発性メモリに保存しておいた歪補償係数を再びLUT49に戻す。この構成の場合、SEL71は不要となる。
(付記1) 増幅する送信信号の歪を補償して出力する歪補償増幅装置において、
補正値に基づいて前記送信信号のキャリアリークおよびイメージを補正する補正手段と、
前記補正手段から出力される前記送信信号を変調する変調手段と、
前記変調手段から出力される前記送信信号に基づいて前記補正値を算出する補正値算出手段と、
前記送信信号が送信されていない場合、前記補正値算出手段の前記補正値を算出するためのテスト信号を前記補正手段に出力するテスト信号出力手段と、
を有することを特徴とする歪補償増幅装置。
(付記2) 前記補正値算出手段が前記補正値を算出する間出力をオフする、前記変調手段から出力される前記送信信号を増幅する増幅手段を有することを特徴とする付記1記載の歪補償増幅装置。
(付記3) 前記変調手段から出力される前記送信信号を前記補正値算出手段および前記増幅手段の一方に出力する出力切り替え手段を有することを特徴とする付記2記載の歪補償増幅装置。
(付記4) 前記出力切り替え手段は、前記補正値算出手段の前記補正値の算出が完了すると、前記送信信号の出力先を前記増幅手段に切り替え、
前記増幅手段は、増幅した前記送信信号の出力をオンにすることを特徴とする付記3記載の歪補償増幅装置。
(付記5) 前記補正手段の前段に設けられ、前記送信信号に歪補償処理を施す歪補償処理手段と、
前記歪補償処理手段を経由せずに前記送信信号を前記補正手段に出力する送信信号経路切り替え手段と、
を有することを特徴とする付記1記載の歪補償増幅装置。
(付記6) 前記送信信号経路切り替え手段は、前記補正値算出手段が前記補正値を算出するとき、前記歪補償処理手段を経由せずに前記送信信号を前記補正手段に出力することを特徴とする付記5記載の歪補償増幅装置。
(付記7) 前記補正手段の前段に設けられ、前記送信信号をそのまま前記補正手段に出力する係数および歪補償係数を前記送信信号に施す歪補償処理手段を有することを特徴とする付記1記載の歪補償増幅装置。
(付記8) 前記歪補償処理手段は、前記補正値算出手段が前記補正値を算出するとき、前記送信信号をそのまま前記変調手段に出力する前記係数を前記送信信号に施すことを特徴とする付記7記載の歪補償増幅装置。
(付記9) 前記補償値算出手段が前記補償値を算出するとき、前記送信信号の送信要求を行う送信要求手段を有することを特徴とする付記1記載の歪補償増幅装置。
(付記10) 増幅する送信信号の歪を補償して出力する歪補償増幅装置のキャリアリークおよびイメージの補正方法において、
前記送信信号が送信されていない場合テスト信号を出力し、
前記送信信号が送信されている場合は前記送信信号に基づいて、前記送信信号が送信されていない場合は前記テスト信号に基づいて前記送信信号の前記キャリアリークおよび前記イメージを除去するための補正値を算出する、
ことを特徴とする補正方法。
歪補償増幅装置の概要を説明する図である。 第1の形態に係る歪補償増幅装置を備えた無線基地局と端末との無線システムを示した図である。 歪補償増幅装置のブロック構成図である。 キャリアリーク、イメージ、および信号の歪を説明する図である。 歪補償増幅装置の動作を示したフローチャートである。 図5のRF補正の詳細な処理を示したフローチャートである。 RF−SWを備えない歪補償増幅装置の動作を示したフローチャートである。 第2の実施の形態に係る歪補償増幅装置のブロック構成図である。 第3の実施の形態に係る歪補償増幅装置のブロック構成図である。
符号の説明
1 補正手段
2 変調手段
3 補正値算出手段
4 テスト信号出力手段
5 増幅手段

Claims (5)

  1. 増幅する送信信号の歪を補償して出力する歪補償増幅装置において、
    補正値に基づいて前記送信信号のキャリアリークおよびイメージを補正する補正手段と、
    前記補正手段から出力される前記送信信号を変調する変調手段と、
    前記変調手段から出力される前記送信信号に基づいて前記補正値を算出する補正値算出手段と、
    前記送信信号が送信されていない場合、前記補正値算出手段の前記補正値を算出するためのテスト信号を前記補正手段に出力するテスト信号出力手段と、
    を有することを特徴とする歪補償増幅装置。
  2. 前記補正値算出手段が前記補正値を算出する間出力をオフする、前記変調手段から出力される前記送信信号を増幅する増幅手段を有することを特徴とする請求項1記載の歪補償増幅装置。
  3. 前記変調手段から出力される前記送信信号を前記補正値算出手段および前記増幅手段の一方に出力する出力切り替え手段を有することを特徴とする請求項2記載の歪補償増幅装置。
  4. 前記出力切り替え手段は、前記補正値算出手段の前記補正値の算出が完了すると、前記送信信号の出力先を前記増幅手段に切り替え、
    前記増幅手段は、増幅した前記送信信号の出力をオンにすることを特徴とする請求項3記載の歪補償増幅装置。
  5. 増幅する送信信号の歪を補償して出力する歪補償増幅装置のキャリアリークおよびイメージの補正方法において、
    前記送信信号が送信されていない場合テスト信号を出力し、
    前記送信信号が送信されている場合は前記送信信号に基づいて、前記送信信号が送信されていない場合は前記テスト信号に基づいて前記送信信号の前記キャリアリークおよび前記イメージを除去するための補正値を算出する、
    ことを特徴とする補正方法。
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