JP6059003B2 - 歪み補償装置及び歪み補償方法 - Google Patents

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Description

本発明は、入力信号に対して変調および増幅を行う回路から出力される出力信号の歪みを補償する歪み補償装置及び歪み補償方法に関する。
従来、無線通信機等の送信システムを構成するアナログ回路やRF(Radio Frequency)回路などでは非線形の信号歪みが生じることが知られている。そして、このような信号歪みを補償するため、適応デジタルプリディストーションと呼ばれる技術が開発されている。
この技術では、アナログ回路やRF回路の逆特性が、入力信号の振幅やパワーに応じてLUT(Look Up Table)に補償係数として格納される。そして、入力信号の振幅やパワーに応じた補償係数を無歪み状態のベースバンド信号に予め乗算することにより歪み補償が実現される。
また、この技術では、補償係数が乗算された入力信号と送信信号とが比較され、その差が小さくなるように適応的に補償係数が更新される。これにより、経年変化や温度変化、電圧変化等の影響で歪み特性が変化した場合でも、信号歪みの補償が効果的に実行される。
例えば、特許文献1には、増幅器により生じる信号歪みを補償するため、増幅器の入力信号と出力信号との差に基づいて、信号歪みを補償するための補償係数を適応型アルゴリズムにより生成し、生成した補償係数を入力信号に乗算する技術が開示されている。
特開平9−69733号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、たとえ歪み補償を行っても、所望の送信出力を得ることができず、隣接チャネルへの電力漏洩量を大幅に改善することが難しいという問題がある。
特許文献1の技術では、差の計算に用いられる出力信号には、入力信号に対する遅延が生じるため、そのまま入力信号と出力信号との差に基づいて補償係数を生成したとしても、生成された補償係数は適切なものとはならないからである。
本発明の目的は、歪みの補償係数を適切に生成することにより、所望の送信出力を得ることを可能とするとともに、隣接チャネルへの電力漏洩量を大幅に改善することができる歪み補償装置および歪み補償方法を提供することである。
本発明の歪み補償装置は、入力信号に対して変調および増幅を行う回路から出力される出力信号の歪みを補償する歪み補償装置であって、前記出力信号を取り込んで、該出力信号が復調された復調信号を生成する復調部と、前記入力信号に対する前記復調信号の遅延量を算出し、該遅延量に基づいて、前記入力信号に対する前記復調信号の遅延を解消し、該遅延が解消した状態にある入力信号および復調信号を出力する遅延調整部と、前記遅延調整部により出力された入力信号および復調信号に基づいて、適応デジタルプリディストーション処理における歪み補償係数を決定する歪み補償部と、前記歪み補償部により決定された歪み補償係数を前記入力信号に乗算する乗算部と、を具備し、前記歪み補償部は、前記遅延調整部により出力された入力信号と復調信号との間にある位相回転による位相のずれを補正し、該位相のずれが補正された入力信号および復調信号に基づいて、前記歪み補償係数を決定する
本発明の歪み補償方法は、入力信号に対して変調および増幅を行う回路から出力される出力信号の歪みを補償する歪み補償方法であって、前記出力信号を取り込んで、該出力信号が復調された復調信号を生成するステップと、前記入力信号に対する前記復調信号の遅延量を算出し、該遅延量に基づいて、前記入力信号に対する前記復調信号の遅延を解消し、該遅延が解消した状態にある入力信号および復調信号を出力するステップと、出力された入力信号および復調信号に基づいて、適応デジタルプリディストーション処理における歪み補償係数を決定するステップと、前記歪み補償係数を前記入力信号に乗算するステップと、を具備し、前記歪み補償係数を決定するステップでは、前記出力された入力信号と復調信号との間にある位相回転による位相のずれを補正し、該位相のずれが補正された入力信号および復調信号に基づいて、前記歪み補償係数を決定する
本発明によれば、歪みの補償係数を適切に生成することにより、所望の送信出力を得ることを可能とするとともに、隣接チャネルへの電力漏洩量を大幅に改善することができる。
本実施形態に係る通信装置の構成の一例を示すブロック図 信号遅延の状態について説明する図 図1に示した遅延調整部の構成の一例を示すブロック図 位相回転について説明する図 図1に示した歪み補償部の構成の一例を示すブロック図 図5に示した位相回転調整部の構成の一例を示すブロック図 収束計算の初期値の決定方法について説明する図 本実施形態に係る歪み補償処理の処理手順の一例を示すフローチャート 本実施形態に係る歪み補償処理の処理手順の一例を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る通信装置100の構成の一例を示すブロック図である。この通信装置100は、歪み補償部101、送信部102、受信部103、遅延調整部104、シーケンサ105を備える。
歪み補償部101は、ベースバンド信号に対して変調および復調を行う送信部102において生じる送信信号の歪みを補償する。具体的には、歪み補償部101は、適応デジタルプリディストーションの技術を用い、入力信号のパワーに応じた補償係数を無歪み状態のベースバンド信号に予め乗算することにより上記歪みを補償する。
この補償係数は、歪み補償部101に格納されており、ベースバンド信号と送信信号とに基づいて、適応的に更新される。歪み補償部101の詳細については後に詳しく説明する。
送信部102は、歪み補償部101により歪み補償がなされたベースバンド信号の変調処理および増幅処理を行い、その結果得られた信号を送信信号としてアンテナ(図示せず)に出力し、アンテナから電波を放射させる。
送信部102は、変調器102aとパワーアンプ102bを備える。変調器102aは、歪み補償部101により出力されたベースバンド信号を変調する。パワーアンプ102bは、変調されたベースバンド信号を増幅する。
受信部103は、通信装置100が信号を送信する送信期間中に、後に説明するシーケンサ105からの指示により、送信部102により出力された送信信号を取り込む。そして、受信部103は、取り込んだ送信信号の復調処理やゲイン変換処理を行う。
ゲイン変換処理は、歪み補償部101に入力されたベースバンド信号に対応した信号レベルとなるように、送信信号のゲインを変換する処理である。そして、受信部103は、復調やゲイン変換がなされた送信信号を遅延調整部104に出力する。このようにして受信部103から出力される信号を、以降、復調信号と呼ぶ。
また、受信部103は、通信装置100が他の装置により送信された信号を受信する受信期間中に、後に説明するシーケンサ105からの指示により、その受信信号を取り込み、取り込んだ受信信号に対して復調処理などを行う。復調された受信信号は、その後、その用途に応じて利用される。
遅延調整部104は、通信装置100が送信信号を送信した際に、歪み補償部101に入力されるベースバンド信号と、受信部103から出力される復調信号とを比較し、ベースバンド信号に対する復調信号の遅延量を算出する。そして、遅延調整部104は、その遅延量に基づいて、ベースバンド信号に対する復調信号の遅延を解消し、遅延が解消された状態で入力信号と復調信号とを歪み補償部101に出力する。
そして、遅延調整部104により出力されたベースバンド信号および復調信号は、前述の歪み補償部101により歪み補償を行うために利用される。このように、歪み補償部101に入力されるベースバンド信号および復調信号間には遅延がないため、歪みの補償係数を適切に生成することが可能となる。遅延調整部104の詳細な構成については、後に詳しく説明する。
シーケンサ105は、信号の送信期間中に、送信部102により出力された送信信号を取り込むことを指示する制御信号を受信部103に出力し、受信部103に送信信号を取り込ませる。また、シーケンサ105は、信号の受信期間中に、受信信号を取り込むことを指示する制御信号を受信部103に出力し、受信部103に受信信号を取り込ませる。
無線通信システムでは、送信系と受信系とを2系統含むのが一般的であり、信号を送信する送信期間中は、受信系は通常電源がOFFになる。歪み補償を行う場合、送信期間中に送信信号を取り込み、取り込んだ送信信号を復調する必要があるが、それを受信系の受信部103に行わせることとすれば、回路規模を小さくすることができて効果的である。そこで、本実施形態では、上述のような構成を採用し、シーケンサ105を用いることにより、信号の取得元を切り替えることができるようにしている。
また、シーケンサ105は、歪み補償部101、および、遅延調整部104の起動を制御する。具体的には、シーケンサ105は、通信装置100に電源がONとなった起動時に遅延調整部104を起動させ、遅延調整を行わせる。これにより、早い段階で補償係数を適切に決定することができる。
さらに、シーケンサ105は、遅延調整部104からのベースバンド信号および復調信号の出力が定常状態となったか否かを検出し、それらの出力が定常状態となった場合に歪み補償部101を起動させ、歪み補償係数の決定処理を開始させる。
これにより、後に説明するように、歪み補償部101が歪み補償係数をLMS(Least Mean Square)法を用いて決定する場合の歪み補償係数の収束特性を向上させることができる。
次に、遅延調整部104により調整される信号遅延についてさらに詳しく説明する。図2は、信号遅延の状態について説明する図である。図2には、歪み補償部101に入力されるベースバンド信号と、受信部103から出力される復調信号のパワーが示されている。ここで、送信部102と受信部103は同一クロックで動作するため、ベースバンド信号と復調信号のサンプリングタイミングは同じになる。
図2に示すように、送信部102によりサンプリングされるベースバンド信号と、受信部103により出力される復調信号との間には、整数遅延と小数遅延が発生する。整数遅延は主にデジタル回路において発生するサンプリング遅延であり、小数遅延はアナログ回路やRF回路などにおいて発生するアナログ遅延である。
このような遅延があると、歪み補償を正確に行うことができなくなるため、それを解消することが重要となる。そのため、遅延調整部104は、ベースバンド信号と復調信号の出力パワーに基づいて上述したような遅延を検出し、その遅延を解消する。
図3は、図1に示した遅延調整部104の構成の一例を示すブロック図である。遅延調整部104は、シフトレジスタ・セレクタ104a、補間フィルタ104b、パワー算出部104c、104d、サンプルタイミング生成部104eを備える。
シフトレジスタ・セレクタ104aは、複数のシフトレジスタとセレクタからなる遅延段である。シフトレジスタ・セレクタ104aは、各シフトレジスタによりベースバンド信号を遅延させるとともに、サンプルタイミング生成部104eから出力される制御信号により指定された段数分だけ遅延したベースバンド信号を歪み補償部101に出力する。これにより、図2で説明した整数遅延を解消することができる。
補間フィルタ104bは、サンプルタイミング生成部104eから出力される制御信号により指定された位相分だけずらした復調信号を生成する。これにより、図2で説明した小数遅延を解消することができる。
パワー算出部104cは、シフトレジスタ・セレクタ104aにより出力された遅延調整後のベースバンド信号の出力パワーを算出し、算出した出力パワーの情報をサンプルタイミング生成部104eに出力する。パワー算出部104dは、補間フィルタ104bにより出力された復調信号の出力パワーを算出し、算出した出力パワーの情報をサンプルタイミング生成部104eに出力する。
サンプルタイミング生成部104eは、パワー算出部104cにより算出された出力パワーと、パワー算出部104dにより算出された出力パワーの誤差を算出し、その誤差が最少となる復調信号の遅延量を検出する。
図2に示したように、復調信号の出力パワーの波形はベースバンド信号の出力パワーの波形と比べて遅延があるのみで、ほぼ同様の波形となっている。そのため、上記誤差を算出することにより、ベースバンド信号に対する復調信号の遅延量を検出することができる。
そして、サンプルタイミング生成部104eは、この遅延量のうち、整数部分の情報を図2に一例を示した整数遅延としてシフトレジスタ・セレクタ104aに出力する。図2の例では、整数遅延は「2」となるので、シフトレジスタ・セレクタ104aにより2段分だけ遅延したベースバンド信号が出力される。
また、サンプルタイミング生成部104eは、この遅延量のうち、小数部分の情報を図2に一例を示した小数遅延として補間フィルタ104bに出力する。この場合、図2に一例を示す復調信号は、補間フィルタ104bにより少数遅延の分だけ前にずらして出力される。
以上のような処理により、ベースバンド信号に対する復調信号の遅延を解消することができ、歪み補償を適切に行うことができるようになる。
なお、ここでは、ベースバンド信号の出力パワーと復調信号の出力パワーに基づいて、遅延を解消することとしているが、ベースバンド信号の振幅と復調信号の振幅の誤差を算出し、その誤差が最少となる遅延量を用いて遅延を解消することとしてもよい。
ここで、ベースバンド信号と復調信号は複素信号であるため位相情報を持っている。そして、ベースバンド信号には、送信部102および受信部103を経て復調信号として出力されるまでの間に位相回転が生じる。この位相回転は、以下に説明するように受信装置の受信性能を劣化させる要因となる。
図4は、位相回転について説明する図である。図4は、QPSK変調を行って信号を送信する場合のコンスタレーションマップである。
図4のコンスタレーションマップ200は、信号送信開始時に歪み補償部101から出力されるベースバンド信号のものである。コンスタレーションマップ201は、信号送信開始時に送信部102から出力される送信信号のものである。コンスタレーションマップ202は、信号送信開始時に受信部103から出力される復調信号のものである。
さらに、コンスタレーションマップ203は、送信信号の歪みを補償する補償係数の更新後に歪み補償部101から出力されるベースバンド信号のものである。コンスタレーションマップ204は、補償係数更新後に送信部102から出力される送信信号のものである。コンスタレーションマップ205は、補償係数更新後に受信部103から出力される復調信号のものである。
コンスタレーションマップ201に示されるように、送信部102から出力される送信開始時の送信信号の位相は、コンスタレーションマップ200に示す送信開始時のベースバンド信号の位相に比べ、角度θだけ回転する。
また、コンスタレーションマップ202に示されるように、受信部103から出力される送信開始時の復調信号の位相は、コンスタレーションマップ200に示す送信開始時のベースバンド信号の位相に比べ、角度θ+θだけ回転する。
そのため、このまま補償係数の更新が行われると、コンスタレーションマップ200に示されるベースバンド信号の位相に、コンスタレーションマップ205に示される復調信号の位相が一致するように補償係数が決定され、更新されることになる。
その結果、コンスタレーションマップ200に示されるベースバンド信号の位相は、コンスタレーションマップ203に示されるように、反時計回りにθ+θだけ回転するようになる。同様に、コンスタレーションマップ201に示される送信信号の位相は、コンスタレーションマップ204に示されるように、反時計回りにθ+θだけ回転するようになる。
このように、補償係数を決定したことによって位相が変化すると、送信信号の位相のベースが変動してしまい、受信装置の受信性能を劣化させる。そのため、図1に示した歪み補償部101は、以下に説明するようにして位相を調整し、送信信号の位相のベースが変動しないようにする。
図5は、図1に示した歪み補償部101の構成の一例を示すブロック図である。歪み補償部101は、位相回転調整部101a、減算器101b、パワー算出部101c、係数格納部101d、LMS処理部101e、パワー算出部101f、複素乗算器101gを備える。
位相回転調整部101aは、図1に示した遅延調整部104により出力されたベースバンド信号および復調信号間で位相回転の結果生じる位相差を解消する。その上で、以下に説明するような歪み補償を行うことにより、図4のコンスタレーションマップ201に示される送信信号の位相が、コンスタレーションマップ204に示される送信信号の位相のように変化することを防止することができる。なお、位相回転調整部101aの構成については後に詳しく説明する。
減算器101bは、位相回転調整部101aにより位相差が解消されたベースバンド信号xと復調信号yとの誤差e(=x−y)を算出する。
パワー算出部101cは、位相回転調整部101aにより出力されたベースバンド信号の出力パワーを算出する。そして、パワー算出部101cは、算出した出力パワーに対応するアドレスを生成し、生成したアドレスを、次に説明する係数格納部101dに出力する。
係数格納部101dは、メモリなどの記憶デバイスを備える。係数格納部101dは、ベースバンド信号に対して複素乗算される補償係数A(i=1〜n)を記憶するLUT(Look Up Table)として構成される。
そして、係数格納部101dは、記憶した補償係数の候補のうち、パワー算出部101cにより算出されたアドレスに対応する補償係数をLMS処理部101eに出力する。また、係数格納部101dは、記憶した補償係数のうち、後に説明するパワー算出部101fにより算出されたアドレスに対応する補償係数を複素乗算器101gに出力する。
LMS処理部101eは、減算器101bにより出力された誤差eの情報を用いて、係数格納部101dに記憶された補償係数Aを更新する。この補償係数Aは、係数格納部101dにおいて、パワー算出部101cにより算出された出力パワーに対応するアドレスに記憶されているものである、
具体的には、復調信号yは、
=A
と表される。ここで、fは、図1に示した送信部102において生じる歪みの影響を表す関数である。
LMS処理部101eは、広く普及しているLMS(Least Mean Square)法による収束計算を行って、誤差e、すなわち、
=x−y
の絶対値が小さくなるよう、補償係数Aの値を決定する。
そして、LMS処理部101eは、決定した補償係数Aの値で係数格納部101dに記憶されている補償係数Aの値を更新する。
パワー算出部101fは、入力されたベースバンド信号の出力パワーを算出する。そして、パワー算出部101fは、算出した出力パワーに対応するアドレスを生成し、生成したアドレスを係数格納部101dに出力する。
複素乗算器101gは、入力されたベースバンド信号と、係数格納部101dにおいて、パワー算出部101fにより生成されたアドレスに記憶された補償係数との複素乗算を行い、その結果を図1に示した送信部102に出力する。
次に、図5に示した位相回転調整部101aの構成の一例について説明する。図6は、図5に示した位相回転調整部101aの構成の一例を示すブロック図である。位相回転調整部101aは、複素乗算器101a、位相更新部101a、初期値決定部101aを備える。
複素乗算器101aは、図1に示した遅延調整部104により出力されたベースバンド信号に、後に説明する位相更新部101aにより出力される補正信号e−iθを乗算し、その結果得られた信号を位相更新部101aに出力する。この補正信号e−iθは、ベースバンド信号の位相をコンスタレーションマップ上で時計回りに角度θだけ回転させるものである。
位相更新部101aは、複素乗算器101aにより補正信号が乗算されたベースバンド信号の位相θと、図1に示した遅延調整部101aにより出力された復調信号の位相θの誤差θを算出する。そして、位相更新部101aは、広く普及しているLMS法などによる収束計算を行って、誤差θ、すなわち、
θ=θ−θ
の絶対値が小さくなるよう、補正係数e−iθにおけるθの値を決定する。
これにより、ベースバンド信号および復調信号の間で位相回転により生じる位相のずれが解消される。そして、位相更新部101aは、位相のずれが解消されたベースバンド信号を、図5に示したパワー算出部101cおよび減算器101bに出力する。
初期値決定部101aは、位相更新部101aが行う収束計算におけるθの初期値を決定する。具体的には、初期値決定部101aは、図1に示した遅延調整部104により出力されたベースバンド信号の同相成分の極性、ベースバンド信号の直交成分の極性、遅延調整部により出力された復調信号の同相成分の極性、および、復調信号の直交成分の極性(ベースバンド信号および復調信号が属するコンステレーションマップ上での象限)の情報に基づいて、θの初期値を決定する。
図7は、収束計算の初期値の決定方法について説明する図である。たとえば、初期値決定部101aは、ベースバンド信号のI成分が負、Q成分が負(コンスタレーションマップの第3象限)であり、復調信号のI成分が負、Q成分が負(コンスタレーションマップの第3象限)である場合、誤差θの値は0に近いと考えられるため、θの初期値を0とする。
また、初期値決定部101aは、ベースバンド信号のI成分が負、Q成分が負(コンスタレーションマップの第3象限)であり、復調信号のI成分が負、Q成分が正(コンスタレーションマップの第2象限)である場合、誤差θの値はπ/2に近いと考えられるため、θの初期値をπ/2とする。
さらに、初期値決定部101aは、ベースバンド信号のI成分が負、Q成分が負(コンスタレーションマップの第3象限)であり、復調信号のI成分が正、Q成分が負(コンスタレーションマップの第4象限)である場合、誤差θの値は3π/2に近いと考えられるため、θの初期値を3π/2とする。
また、初期値決定部101aは、ベースバンド信号のI成分が負、Q成分が負(コンスタレーションマップの第3象限)であり、復調信号のI成分が正、Q成分が正(コンスタレーションマップの第1象限)である場合、誤差θの値はπに近いと考えられるため、θの初期値をπとする。他のケースも同様にして、θの初期値が設定される。
このようにしてθの初期値を決定することにより、位相のずれを解消する際の収束計算における収束速度を大幅に早めることができる。
次に、本実施形態に係る歪み補償処理の処理手順について説明する。なお、以下では、遅延調整部104による遅延調整、および、歪み補償部101による位相回転調整を通信装置100の起動時にのみ行う場合について説明する。このような処理は、通信装置100の構成要素が温度変化や電源変動の影響を受けにくい場合に有効である。これにより、通信装置100全体の消費電力を削減することが可能となる。
図8、および、図9は、本実施形態に係る歪み補償処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、通信装置100の電源がONにされると、通信装置100が起動する(ステップS1)。
通信装置100が起動されると、送信部102は、基地局などの他の通信装置に対して制御信号などの信号を送信する(ステップS2)。その際、受信部103は、シーケンサ105により起動され、送信信号の取り込みを行う(ステップS3)。
さらに、遅延調整部104が、シーケンサ105により起動され、ベースバンド信号に対する復調信号の遅延を解消するため、ベースバンド信号に対する復調信号の遅延量を算出する(ステップS4)。そして、遅延調整部104は、算出された遅延量だけベースバンド信号および復調信号を遅延させる遅延調整を行う(ステップS5)。
その後、シーケンサ105は、遅延調整部104からのベースバンド信号および復調信号の出力が定常状態となったか否かを判定する(ステップS6)。依然として出力が定常状態となっていない場合(ステップS6:NO)、ステップS2以降の処理が実行される。
出力が定常状態となった場合(ステップS6:YES)、遅延調整部104は、メモリなどに遅延調整の結果得られたベースバンド信号および復調信号の遅延量の情報を記憶する(ステップS7)。
その後、歪み補償部101が、シーケンサ105により起動され、ベースバンド信号および復調信号間で位相回転により生じる位相の差を算出する。そして、歪み補償部101は、位相のずれを解消するため、その差の分だけベースバンド信号の位相を調整する(ステップS8)。
さらに、歪み補償部101は、算出した位相の差をメモリなどに記憶する(ステップS9)。そして、歪み補償部101は、位相のずれが解消されたベースバンド信号および復調信号を用いて、適応的デジタルプリディストーション処理を実行する(ステップS10)。
その後、図9に示すように、通信装置100はアイドル状態に移行する(ステップS11)。そして、シーケンサ105は、信号の送信要求があったか否かを判定する(ステップS12)。
信号の送信要求があった場合(ステップS12:YES)、送信部102は、他の通信装置に対して信号を送信する(ステップS13)。その際、受信部103は、シーケンサ105により起動され、送信信号を取り込む(ステップS14)。
そして、遅延調整部104は、シーケンサ105により起動され、図8のステップS7で記憶した遅延量の情報を読み出し、その遅延量だけベースバンド信号および復調信号を遅延させる遅延調整を行う(ステップS15)。
続いて、歪み補償部101は、シーケンサ105により起動され、位相回転による位相のずれを解消するため、図8のステップS9で記憶した位相差の情報を読み出し、その位相差の分だけベースバンド信号の位相を調整する(ステップS16)。
その後、歪み補償部101は、位相のずれが解消されたベースバンド信号および復調信号を用いて、適応的デジタルプリディストーション処理を実行する(ステップS17)。その後、ステップS11以降の処理が実行される。
一方、ステップS12において、信号の送信要求がなかった場合(ステップS12:NO)、シーケンサ105は、基地局などの他の通信装置から信号受信の呼出があったか否かを判定する(ステップS18)。
信号受信の呼出があった場合(ステップS18:YES)、受信部103は、シーケンサ105により起動され、シーケンサ105の指示に基づき、受信信号を取り込む(ステップS19)。そして、受信部103は、復調などの受信処理を実行する(ステップS20)。その後、ステップS11以降の処理が実行される。
一方、ステップS18において、信号受信の呼出がなかった場合(ステップS18:NO)、ステップS11以降の処理が実行される。
なお、ここでは、遅延調整部104による遅延調整、および、歪み補償部101による位相回転調整を通信装置100の起動時にのみ行う場合について説明したが、遅延調整や位相回転調整を信号の送信期間が到来する度に実行するなど、起動時以外に行うこととしてもよい。
本発明にかかる歪み補償装置および歪み補償方法は、入力信号に対して変調および増幅を行う回路から出力される出力信号の歪みを補償する歪み補償装置および歪み補償方法に用いるのに好適である。
100 通信装置
101 歪み補償部
101a 位相回転調整部
101a 複素乗算器
101a位相更新部
101a初期値決定部
101b 減算器
101c パワー算出部
101d 係数格納部
101e LMS処理部
101f パワー算出部
101g 複素乗算器
102 送信部
102a 変調器
102b パワーアンプ
103 受信部
104 遅延調整部
104a シフトレジスタ・セレクタ
104b 補間フィルタ
104c、104d パワー算出部
104e サンプルタイミング生成部
105 シーケンサ

Claims (7)

  1. 入力信号に対して変調および増幅を行う回路から出力される出力信号の歪みを補償する歪み補償装置であって、
    前記出力信号を取り込んで、該出力信号が復調された復調信号を生成する復調部と、
    前記入力信号に対する前記復調信号の遅延量を算出し、該遅延量に基づいて、前記入力信号に対する前記復調信号の遅延を解消し、該遅延が解消した状態にある入力信号および復調信号を出力する遅延調整部と、
    前記遅延調整部により出力された入力信号および復調信号に基づいて、適応デジタルプリディストーション処理における歪み補償係数を決定する歪み補償部と、
    前記歪み補償部により決定された歪み補償係数を前記入力信号に乗算する乗算部と、
    を具備し、
    前記歪み補償部は、前記遅延調整部により出力された入力信号と復調信号との間にある位相回転による位相のずれを補正し、該位相のずれが補正された入力信号および復調信号に基づいて、前記歪み補償係数を決定する、
    歪み補償装置。
  2. 前記遅延調整部は、
    前記入力信号を遅延させる第1の遅延部と、
    前記復調信号を遅延させる第2の遅延部と、
    前記第1の遅延部から出力される入力信号の出力パワーと、前記第2の遅延部から出力される復調信号の出力パワーを検出し、該入力信号の出力パワーと該復調信号の出力パワーの差に基づいて、前記第1の遅延部における遅延量および前記第2の遅延部における遅延量を適応制御することにより、前記遅延を解消する遅延解消部と、
    を具備する請求項1記載の歪み補償装置。
  3. 前記遅延調整部は、
    前記入力信号を遅延させる第1の遅延部と、
    前記復調信号を遅延させる第2の遅延部と、
    前記第1の遅延部から出力される入力信号の振幅と、前記第2の遅延部から出力される復調信号の振幅を検出し、該入力信号の振幅と該復調信号の振幅の差に基づいて、前記第1の遅延部における遅延量および前記第2の遅延部における遅延量を適応制御することにより、前記遅延を解消する遅延解消部と、
    を具備する請求項1記載の歪み補償装置。
  4. 前記歪み補償部は、前記位相回転による位相のずれの補正を反復法による収束計算により行う場合に、前記遅延調整部により出力された入力信号の同相成分の極性、該入力信号の直交成分の極性、前記遅延調整部により出力された復調信号の同相成分の極性、および、該復調信号の直交成分の極性に基づいて、前記収束計算の初期値を決定する、
    請求項記載の歪み補償装置。
  5. 前記歪み補償部は、前記遅延調整部からの入力信号および復調信号の出力が定常状態となった後に、前記歪み補償係数を決定する、
    請求項1からのいずれか1項記載の歪み補償装置。
  6. 前記遅延調整部は、前記歪み補償装置の起動時に、前記遅延の解消処理、および、該遅延が解消した状態にある入力信号および復調信号の出力を開始する、
    請求項1からのいずれか1項記載の歪み補償装置。
  7. 入力信号に対して変調および増幅を行う回路から出力される出力信号の歪みを補償する歪み補償方法であって、
    前記出力信号を取り込んで、該出力信号が復調された復調信号を生成するステップと、
    前記入力信号に対する前記復調信号の遅延量を算出し、該遅延量に基づいて、前記入力信号に対する前記復調信号の遅延を解消し、該遅延が解消した状態にある入力信号および復調信号を出力するステップと、
    出力された入力信号および復調信号に基づいて、適応デジタルプリディストーション処理における歪み補償係数を決定するステップと、
    前記歪み補償係数を前記入力信号に乗算するステップと、
    を具備し、
    前記歪み補償係数を決定するステップでは、前記出力された入力信号と復調信号との間にある位相回転による位相のずれを補正し、該位相のずれが補正された入力信号および復調信号に基づいて、前記歪み補償係数を決定する、
    歪み補償方法。
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