JP5742186B2 - 増幅装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムにおいて送信信号を増幅する増幅器を備えた増幅装置に関する。
無線送信装置は、増幅した信号をアンテナから送信するための増幅装置を有する。増幅装置の性能は、主として電力効率と線形性で評価される。増幅装置の電力効率および線形性は、アンテナへ電力増幅した信号を入力する電力増幅部の特性により決定する。電力効率の優れた電力増幅部は消費電力が小さい。また、線形性の優れた電力増幅部は小電力から大電力までの入力信号を線形に増幅する。
増幅装置に用いられる電力増幅部として、いわゆるA級動作の増幅器がある。A級増幅器は歪が小さく、線形性に優れている。一方、A級増幅器は常に直流バイアス成分に伴う電力を消費するため、電力効率は低くなる。
電力増幅部の電力効率を高めるため、トランジスタの電力効率が飽和領域で良好となる特性を利用して、ドレイン電圧を入力信号の振幅に応じて変化させる方法が用いられる。ドレイン電圧を変化させるため、増幅装置は入力信号振幅に応じてドレイン電圧を制御するドレイン電圧制御部を有する。
入力信号振幅に応じてドレイン電圧を制御することにより、電力増幅部の電力効率は高くなる。一方、電力効率が高くなるようにドレイン電圧を入力振幅に応じて変えると、トランジスタが飽和に近い領域で動作するため、電力増幅部の利得の非線形性が大きくなる。利得の非線形性が大きくなると、入力電力値によって利得が異なることによる出力波形の歪が生じる。利得の非線形性により生じる歪は非線形歪と呼ばれる。
電力増幅部の非線形歪を補償するため、増幅装置は歪補償部を有する。歪補償部は電力増幅部の出力信号の一部を入力側にフィードバックした値と入力信号との差分値に基づいて、電力増幅部で発生する非線形歪を検出する。歪補償部は検出した非線形歪に基づいて電力増幅部の非線形歪を補償するように入力信号の電力振幅を補正し、電力増幅部の特性を線形にする。
特許文献1から5には、ドレイン電圧制御部または歪補償部を有する増幅装置に関する技術が開示されている。
特開2008−78702号公報 特開2003−8360号公報 特表2003−526980号公報 特開2009−16999号公報 特開2005−244935号公報
上述の静的な非線形歪以外に、電力増幅部には入力信号の各タイミングに対する他のタイミングの入力信号に依存した出力信号の非線形歪が発生する。このような増幅器の動的な非線形歪は増幅器のメモリ効果に起因する。増幅器はトランジスタにより構成される。動的な非線形歪は、トランジスタとドレイン電圧Vds間のバイアス回路に存在する寄生容量成分や寄生インダクタンス成分の影響によって発生する。ドレイン電圧Vdsを変動させない回路では、バイアス回路に低周波のインピーダンスを下げるための部品を搭載することができるため動的な非線形歪を抑えることができる。一方、ドレイン電圧制御動作では、ドレイン電圧Vdsを変動させるため、低周波のインピーダンスを下げるための部品を増幅器とドレイン電圧制御部との間に搭載することができない。その結果、バイアス回路の寄生容量成分や寄生インダクタンス成分が大きくなり動的な非線形歪が増大する。また、ドレイン電圧制御部の回路内に存在する、寄生容量成分や寄生インダクタンス成分も動的な非線形歪増大の要因となる。以上の理由から、ドレイン電圧制御動作では入力信号に対するドレイン電圧値の調整タイミングのずれが大きくなる。このタイミングのずれをメモリ効果という。メモリ効果による非線形歪の程度は動的に変化するため、上述の歪補償部で静的な非線形歪を補償しても、電力増幅部の出力信号にはメモリ効果による非線形歪が残存する。
本発明の一実施例では、動的な非線形歪を補償する増幅装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、増幅装置は、ドレイン電圧の電圧値に基づいて入力信号を増幅し送信信号を出力する第1増幅部と、該入力信号の電力振幅と該第1増幅部から出力される該送信信号の電力振幅との差分値に基づいて該入力信号の電力振幅を補正する歪補償部と、補正前の入力信号の電力振幅に基づいて該ドレイン電圧を生成するドレイン電圧制御部と、該差分値に基づいて該ドレイン電圧を補正するドレイン電圧補正部を有する。
実施形態によれば、動的な非線形歪を補償する増幅装置を提供することが出来る。
増幅装置を有する送信装置のブロック図である。 歪補償部における演算回路の詳細ブロック図である。 ドレイン電圧補正部における演算回路の詳細ブロック図である。 演算部における処理フローを示す図である。 各ドレイン電圧での出力電力と利得との関係を示す図である。 参照テーブルの一例を示す図である。 本実施例の効果を示す図である。
以下、本実施の形態について説明する。なお、各実施形態における構成の組み合わせも本発明の実施形態に含まれる。
図1は増幅装置を有する送信装置の一実施形態である送信装置1のブロック図である。送信装置1はベースバンド信号発生装置2、Serial/Parallel(S/P)変換器3、増幅装置4、アンテナ9を有する。
ベースバンド信号発生装置2はベースバンド信号であるI信号およびQ信号を出力する。I信号およびQ信号はそれぞれデジタル信号である。S/P変換器3は入力されたシリアルのベースバンド信号をI信号、Q信号からなるパラレル信号として出力する。増幅装置4は入力されたI信号、Q信号に対してそれぞれ増幅処理および変調処理を行い、処理後の信号を増幅し出力する。アンテナ9は増幅装置4から出力された増幅後の信号を無線送信する。
増幅装置4はドレイン電圧制御部10、歪補償部13、Digital Analog Converter(DAC)5、直交変調部6、電力増幅部7、方向性結合部8、ダウンコンバータ11、Analog Digital Converter(ADC)12、ドレイン電圧補正部14を有する。
ドレイン電圧制御部10は歪補償部13に入力される前の入力信号の電力振幅に基づいて、電力増幅部7のドレイン電圧値を制御する。ドレイン電圧制御部10の詳細は後述する。
歪補償部13は電力増幅部7の非線形性を補償するため、I信号およびQ信号のそれぞれに補償係数を乗算する。DAC5は歪補償処理が施されたデジタル信号であるI信号およびQ信号をアナログ信号に変換する。直交変調部6はアナログ変換されたI信号およびQ信号を直交変調し出力する。直交変調部6は直交変調時に入力信号の周波数のアップコンバージョンも行う。電力増幅部7はドレイン電圧の電圧値に基づいて直交変調部6から出力された信号を増幅し送信信号を出力する第1増幅部の一例である。アンテナ9は増幅された送信信号を電波として放射する。歪補償部13の詳細は後述する。
方向性結合部8は電力増幅部7から出力された送信信号の一部をダウンコンバータ11に出力する。方向性結合部8により分離された送信信号の一部は電力増幅部7の歪補償をおこなう歪補償部13にフィードバックされる。フィードバックする信号の振幅は、電力増幅部7の利得を考慮した増幅前の信号振幅に等しくなるように設定するのが望ましい。増幅前の振幅にそろえることにより、歪補償前の入力信号との差分演算において、歪補償が正確に実行された場合の差分値をゼロにすることが出来る。差分値がゼロになるように設定することにより、歪補償の評価が容易になる。
ダウンコンバータ11は分離された送信信号のダウンコンバージョンを行い、送信信号の周波数を直交変調部6によりアップコンバージョンされる前の周波数に変換する。ADC12はアナログ信号である送信信号をデジタル信号に変換し、フィードバック信号を生成する。生成されたフィードバック信号は歪補償部13の所定の回路にて入力信号(I信号およびQ信号)に対応するフィードバック信号に変換される。変換されたフィードバック信号は、歪補償部13において補償係数の生成に用いられる。
ドレイン電圧補正部14は歪補償部13による歪補償では補償することが困難な、メモリ効果による動的な非線形性を補正するために、電力増幅部7に供給するドレイン電圧値を補正する。ドレイン電圧補正部14の詳細は後述する。以下、ドレイン電圧制御部10、歪補償部13、ドレイン電圧補正部14について詳細に説明する。
ドレイン電圧制御部10はEnvelop(ENV)抽出部15、制御信号生成部16、Drain Voltage Control(DVC)17を有する。
ENV抽出部15は歪補償前の入力信号x(t)のエンベロープ信号|x(t)|を算出することにより、入力信号の電力振幅pを求める。ENV抽出部15は求めた電力振幅pを量子化し、アドレス値iを出力する。例えばENV抽出部15は、電力振幅pを8ビットで量子化し、8ビットのデジタル値をアドレス値iとして出力する。
制御信号生成部16は所望のドレイン電圧VdsをDVC17に出力させるためのVds制御信号を生成する。制御信号生成部16はVds制御信号を生成するために、ENV抽出部15から出力されたアドレス値に対応するVds制御係数を記憶する。制御信号生成部16はENV抽出部15が出力したアドレス値に応じてVds制御係数を選択しVds制御信号として出力する。
図6は参照テーブルの一例を示す図である。図6のAは、電力振幅に基づくアドレス値とそのアドレス値に対応するVds制御係数を有するVds参照テーブルの一例を示す図である。Vds参照テーブルは制御信号生成部16に記憶されている。
図6のAについて、列50はENV抽出部15により演算される電力振幅pである。電力振幅pは入力信号に基づいて電力振幅を算出した値である。列51はENV抽出部15により電力振幅pの電力振幅を量子化したアドレス値i(本実施例においてiは0〜1023の整数)である。アドレス値iはENV抽出部15から出力される。列52は各アドレス値iに対応するVds制御係数であるvds(p)である。なお、制御信号生成部16に記憶させるVds参照テーブルは列51のアドレス値iおよび列52のVds制御係数vds(p)のみを有していても良い。図1の説明に戻る。
図1においてDVC17は、制御信号生成部16から出力されたVds制御信号に基づいてドレイン電圧を生成する。DVC17は制御信号生成部16から出力されたVds制御信号をデジタル信号からアナログ信号に変換するデジタルアナログ変換器と、アナログ変換されたVds制御信号を増幅し、電力増幅部7のドレイン端子に印加するドレイン電圧Vdsを出力する増幅部とを備える。DVC17から出力されたドレイン電圧Vdsは電力増幅部7のドレイン端子に印加される。
以上の通り入力信号振幅に応じてドレイン電圧を制御することにより、増幅装置4は電力増幅部7の電力効率を高めることが出来る。
歪補償部13は入力信号とフィードバック信号との差分に基づいて電力増幅部7の非線形歪を補償する。歪補償部13は遅延調整部19、20、差分演算器21、演算回路22、アドレス生成部23、Look Up Table(LUT)24、乗算部25を有する。
遅延調整部19、20はフィードバック信号および入力信号が同じタイミングで差分演算器21に入力されるようにタイミング調整を行う。
差分演算器21はタイミング調整後の入力信号と、入力信号に対応するタイミング調整後のフィードバック信号との差分を演算する。
演算回路22は差分演算器21で演算された差分値を用いて、既に算出されている補償係数h(p)から入力信号に乗算するための補償係数hn+1(p)を新たに算出する。ここで、nは繰り返し回数、pは入力信号の電力振幅である。入力信号x(t)はI信号とQ信号を有する。よってpはp=(I+Q)(IはI信号の値、QはQ信号の値)により算出される。補償係数h(p)は、入力信号とフィードバック信号との差分に応じて繰り返し算出される。ここで、kは1以上の整数である。以降、補償係数を代表して表すときは、h(p)と表す。なお、pは(I+Q)に限定されず、(I+Q(1/2)により算出した値であっても良い。
図2は演算回路22の詳細ブロック図である。演算回路22は既に算出されているn番目の補償係数h(p)から(n+1)番目の補償係数hn+1(p)を算出する。演算回路22は例えば、Least Mean Square(LMS)アルゴリズムを用いた適応信号処理により補償係数hn+1(p)を算出する。演算回路22は加算部30、乗算部32、33、34、遅延調整部31、複素共役部35を有する。
乗算部34は入力信号x(t)とフィードバック信号y(t)との差分e(t)に、更新量のステップサイズパラメータを表すμを乗算し、μ・e(t)を出力する。遅延調整部31は既に算出されているn番目の補償係数h(p)を一定時間遅延させ、遅延調整部31から出力される信号と乗算部32から出力される信号が同時に加算部30に入力されるように出力タイミングを調整する。複素共役部35はフィードバック信号y(t)の複素共役であるy(t)を出力する。乗算部33は遅延調整後の補償係数h(p)とフィードバック信号の複素共役y(t)とを乗算し、h(p)・y(t)を出力する。乗算部32はμ・e(t)とh(p)・y(t)を乗算し、μ・e(t)・h(p)・y(t)を出力する。加算部30はμ・e(t)・h(p)・y(t)とh(p)とを加算し、加算結果をhn+1(p)として出力する。
図1の説明に戻る。LUT24は、演算回路22で逐次算出され、出力された補償係数h(p)(kは1以上の整数)を、入力信号の電力振幅pから定まるアドレス値と対応付けて、補償係数h(p)として記録したテーブルである。LUT24は、後述するアドレス生成部23からアドレス信号を受信すると、受信したアドレス信号に対応する補償係数h(p)を乗算部25に出力する。
アドレス生成部23は歪補償前の入力信号を受信する。アドレス生成部23は受信した入力信号の電力振幅に基づいてアドレス信号を生成する。アドレス信号は例えば、電力振幅pのレベルに応じて定まる10ビットのアドレス値(0〜1023のいずれかの値)を持つ。またアドレス生成部23は、LUT24において補償係数h(p)を補償係数hn+1(p)に更新するとき、アドレス信号を遅延出力するための遅延調整部を有する。
図6のBはLUT24に記録されている参照テーブルの一例である。参照テーブルには、入力信号の電力振幅pを量子化した電力振幅pに対応したアドレス値i(本実施例においてiは0〜1023の整数)、アドレス値iに対応する補償係数h(p)が記録されている。
図6のBにおいて、列53は入力信号の電力振幅pを量子化した値pである。列54は電力振幅を量子化した値pに対応して一意的に決まるアドレス値iである。列55はアドレス値iに対応して算出された補償係数h(p)である。前述の通り補償係数h(p)は、演算回路22によって逐次算出された値に更新される。
図1の説明に戻る。乗算部25は入力信号x(t)に補償係数h(p)を乗算する。前述の通り、入力信号x(t)はI信号とQ信号を有する。補償係数h(p)もI信号およびQ信号に対応した2つの値(実数部と虚数部)を有する。乗算部25はこれらの信号及び値に対応した乗算処理を行う構成を有する。
以上の構成により歪補償部13は、電力増幅部7の利得が入力電力振幅によらず一定となるように増幅器の歪を補償することができる。
前述の通りドレイン電圧制御部10を有する電力増幅部7は、歪補償部13により補償可能な静的な非線形歪だけでなく、メモリ効果による動的な非線形歪を有する。かかる動的な非線形歪を補償するため、増幅装置4はドレイン電圧補正部14を有する。
ドレイン電圧補正部14はアドレス生成部26、演算回路27、補正制御信号生成部28、補正用DVC29、結合部18を有する。
演算回路27は差分演算器21で演算された差分e(t)を用いて、既に算出されている補正係数hv(p)から補正用ドレイン電圧を出力するための補正係数hvn+1(p)を新たに算出する。ここで、nは繰り返し回数、pは入力信号の電力振幅である。pはp=(I+Q)(IはI信号の値、QはQ信号の値)により算出される。補正係数hv(p)(kは1以上の整数)(以降、補正係数を代表して表すときhv(p)と表す。)は、入力信号とフィードバック信号との差分に応じて繰り返し算出される。なお、pは、(I+Q)の替わりに(I+Q(1/2)を用いて算出した値であっても良い。
図3は演算回路27の詳細ブロック図である。演算回路27は既に算出されているn番目の補正係数hv(p)から(n+1)番目の補正係数hvn+1(p)を算出する。演算回路27は加算部40、乗算部42、遅延調整部41、演算部44、メモリ部45を有する。
遅延調整部41は既に算出されているn番目の補正係数hv(p)を一定時間遅延させ、演算タイミングを調整する。乗算部42はv(t)に、更新量のステップサイズパラメータを表すμを乗算し、μ・v(t)を出力する。ここでv(t)は演算部44から出力される値である。
演算部44は入力信号x(t)および差分e(t)を受信する。演算部44は受信した入力信号x(t)、差分e(t)、およびメモリ部45に記憶する情報に基づいてv(t)を演算し乗算部42に出力する。メモリ部45は各出力電力Poutにおける、電力増幅部7のドレイン電圧Vdsと利得Gainとの関係をテーブルとして記憶する。またメモリ部45は電力増幅部7の設計上の利得の理想値iGainを記憶する。加算部40はμ・v(t)とhv(p)とを加算し、加算結果をhvn+1(p)として出力する。
図4は演算部44の処理フローを示す図である。図4を用いて演算部44の処理を詳細に説明する。
演算部44は遅延調整部20により遅延時間調整された入力信号x(t)および差分演算器21から出力される、x(t)とy(t)の差分e(t)を受信する(ステップS10)。演算部44は受信したx(t)に基づいてドレイン電圧Vdsと利得Gainとの関係を示すテーブルをメモリ部45から読み出す(ステップS11)。演算部44は差分e(t)およびメモリ部45に記憶する利得の理想値iGainに基づいて現在の電力増幅部7の利得Gainを算出する(ステップS12)。演算部44は算出したGainおよび読み出したテーブルから利得iGainにおけるドレイン電圧と利得Gainにおけるドレイン電圧との差分値をv(t)として算出する(ステップS13)。演算部44は算出したv(t)を出力する(ステップS14)。
以上の通り増幅装置4は、演算部44によりv(t)を算出し、v(t)がゼロとなるようにドレイン電圧補正部14のフィードバック演算を繰り返す。これにより電力増幅部7の利得を理想値iGainに近づけることが出来る。
図5は各ドレイン電圧での電力増幅部7の出力電力Poutと利得Gainとの関係を示す図である。図5を用いてメモリ部45に記憶させるテーブルのパラメータを決定する手順を説明する。
図5において、グラフVds1、Vds2、Vds3、Vds4、Vds5はそれぞれ異なるドレイン電圧Vds1、Vds2、Vds3、Vds4、Vds5を印加した場合における、電力増幅部7の出力電力Poutと利得Gainとの関係を示す。出力電力Pout1におけるそれぞれのドレイン電圧での利得を見ると、ドレイン電圧Vds1の場合に利得Gain1、ドレイン電圧Vds2の場合に利得Gain2、ドレイン電圧Vds3の場合に利得Gain3、ドレイン電圧Vds4の場合に利得Gain4、ドレイン電圧Vds5の場合に利得Gain5となる。よって図5において出力電力Poutを固定することにより、ドレイン電圧と利得との関係を得ることが出来る。図3の演算回路27におけるメモリ部45は、出力電力Poutを変えながら取得したドレイン電圧Vdsと利得Gainとの関係をテーブル情報として記憶する。
なお本実施例では、図3の演算回路27において、演算部44にx(t)およびe(t)を入力しているが、e(t)のみを入力としても良い。e(t)のみを入力とする場合、演算部44は入力されたe(t)およびメモリ部45に記憶する基準値との演算によってv(t)を生成する。生成したv(t)を用いることにより、演算回路27は補正係数hvn+1(p)を算出することが出来る。
図1の説明に戻る。補正制御信号生成部28は演算回路27から出力されたhvn+1(p)を参照テーブルのパラメータとして記憶する。補正制御信号生成部28に記憶される参照テーブルの詳細を図6のCを用いて説明する。
図6のCはLUT24に記録されている参照テーブルの一例である。参照テーブルには、入力信号の電力振幅pを量子化した電力振幅pに対応したアドレス値i(iは0〜1023の整数)、アドレス値iに対応する補正係数hv(p)が記録されている。
図6のCにおいて、列56は入力信号の電力振幅pを量子化した値pである。列57は電力振幅を量子化した値pに対応して一意的に決まるアドレス値iである。列58はアドレス値iに対応して算出された補正係数hv(p)である。前述の通り補正係数hv(p)は、演算回路27によって逐次算出された値に更新される。
図1の説明に戻る。アドレス生成部26は歪補償前の入力信号を受信する。アドレス生成部26は受信した入力信号の電力振幅に基づいてアドレス信号を生成する。アドレス信号は例えば、電力振幅pのレベルに応じて定まる10ビットのアドレス値(0〜1023のいずれかの値)を持つ。またアドレス生成部26は、補正制御信号生成部28において、補正係数hv(p)を補正係数hvn+1(p)に更新するとき、アドレス信号を遅延出力するための遅延調整部を有する。
補正制御信号生成部28はアドレス生成部26から出力されたアドレス値iを受信する。補正制御信号生成部28は受信したアドレス値iに対応する補正係数hv(p)を参照テーブルに基づいて選択する。補正制御信号生成部28は選択した補正係数hv(p)を出力する。
補正用DVC29は補正制御信号生成部28から出力された補正係数hv(p)に基づいて、補正用ドレイン電圧ΔVdsを生成する。補正用DVC29は補正制御信号生成部28から出力された補正係数hv(p)をデジタル信号からアナログ信号に変換するデジタルアナログ変換器と、アナログ変換された補正係数を増幅し、補正ドレイン電圧ΔVdsを出力する増幅部とを備える。補正用DVC29の増幅部は第2増幅部の一例である。補正ドレイン電圧ΔVdsは電力増幅部7のドレイン端子に印加するドレイン電圧Vdsを補正する補正値である。補正用DVC29から出力された補正ドレイン電圧ΔVdsは、結合部18に出力される。結合部18はドレイン電圧Vdsと補正ドレイン電圧ΔVdsとを加算し、加算後の補正されたドレイン電圧を出力する。
電力増幅部7は、出力電力の大きい増幅器である。出力電力が大きくなるほど増幅器を構成するトランジスタのサイズは大きくなる。トランジスタのサイズが大きくなると、トランジスタの寄生容量値は大きくなる場合がある。ドレインバイアスラインの寄生容量値や寄生インダクタンス値が大きくなるほど、入力信号に対する出力信号の応答は遅くなる。この応答のずれが増幅器のメモリ効果として現れる。
入出力間の応答のずれにより、電力増幅部7の利得にばらつきが発生する。メモリ効果による電力増幅部7の利得のばらつきは、電力増幅部7の利得に比べて小さい。電力増幅部7の利得はドレイン電圧の値によって変わる。よって電力増幅部7の利得のばらつきを補正するための補正用DVC29の増幅部の利得は、ドレイン電圧を生成するDVC17の増幅部の利得よりも小さくてよい。増幅部の利得が小さいほど、メモリ効果は小さくなる。よって補正用DVC29の利得を小さくすることにより、電力増幅部7のメモリ効果による振幅のばらつきを精度よく補正することが出来る。
結合部18はDVC17から出力されたドレイン電圧Vdsに、補正用DVC29から出力された補正ドレイン電圧ΔVdsを加算し、補正後のドレイン電圧(Vds+ΔVds)を電力増幅部7のドレイン電圧として出力する。
以上の通り歪補償前の入力信号と歪補償後の入力信号の差分に基づいてドレイン電圧を補正することにより、増幅装置4は電力増幅部7の動的な非線形歪を補償することができる。
ドレイン電圧補正部14は、差分演算器21から出力される差分値が一定値以下になってから補正動作を開始するように設計されても良い。歪補償部13は差分演算器21から出力される差分値が小さくなるように歪補償処理を繰り返す。よって差分値が一定値以下になってからドレイン電圧補正処理を開始することにより、静的な非線形歪の補償処理と動的な非線形歪の補償処理との処理タイミングをずらすことが出来る。処理タイミングをずらすことにより、一方の補償処理が他方の補償処理のノイズになるのを避けることが出来、補償処理の効率を上げることができる。
図7は本実施例による電力増幅部7の動的な非線形歪を補償した場合の効果を示す図である。図7のAは動的な非線形歪を補償する前の電力増幅部7の出力電力Poutと利得Gainとの関係を一定時間測定した図である。図7のBは動的な非線形歪を補償した後の電力増幅部7の出力電力Poutと利得Gainとの関係を一定時間測定した図である。
図7のAより、動的な非線形歪を補償する前は、電力増幅部7の利得はメモリ効果の影響により、利得Gを中心にばらついている。これに対し本実施例の通り、ドレイン電圧を補正することにより動的な非線形歪を補償することにより、図7のBのように電力増幅部7の利得は利得Gでほぼ一定となる。
以上の通り歪補償前の入力信号と歪補償後の出力信号の差分に基づいてドレイン電圧を補正することにより、増幅装置4は電力増幅部7の動的な非線形歪を補償することができる。
1 送信装置
2 ベースバンド信号発生装置
3 S/P変換器
4 増幅装置
5 DAC
6 直交変調部
7 電力増幅部
8 方向性結合部
9 アンテナ
10 ドレイン電圧制御部
11 ダウンコンバータ
12 ADC
13 歪補償部
14 ドレイン電圧補正部
15 ENV抽出部
16 制御信号生成部
17 DVC
18 結合部
19、20 遅延調整部
21 差分演算器
22 演算回路
23 アドレス生成部
24 LUT
25 乗算部
26 アドレス生成部
27 演算回路
28 補正制御信号生成部
29 補正用DVC

Claims (3)

  1. ドレイン電圧の電圧値に基づいて入力信号を増幅し送信信号を出力する第1増幅部と、
    該入力信号の電力振幅に対応した、該入力信号の電力振幅と該第1増幅部から出力される該送信信号の電力振幅との差分値に基づいて該入力信号の電力振幅を補正する歪補償部と、
    補正前の入力信号の電力振幅に基づいて該ドレイン電圧を生成するドレイン電圧制御部と、
    該差分値に基づいて該ドレイン電圧を補正するために、
    該入力信号の電力振幅値を出力するアドレス生成部と、
    該差分値と該入力信号の電力振幅に基づいて該第一増幅部の利得を演算し、記憶された目標の利得値に対応する該ドレイン電圧を補正するための補正係数を演算する演算部と、
    該演算部で演算された該補正係数を演算時の該差分値に対応する該第一増幅部の電力振幅値と共に記憶し、該アドレス生成部から出力される電力振幅値に応じて該補正係数を出力する補正制御信号生成部と、
    該補正制御信号生成部から出力された該補正係数を増幅し該ドレイン電圧を補正する補正値を生成する第2増幅部を有するドレイン電圧補正部と
    を有することを特徴とする増幅装置。
  2. 該ドレイン電圧補正部は、該差分値が所定値以下になるまで該歪補償部によって該入力信号の電力振幅を補正する歪補償処理を実行した後、該ドレイン電圧の補正処理を開始することを特徴とする請求項1に記載の増幅装置。
  3. 該第2増幅部の増幅度は該ドレイン電圧制御部の増幅度よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の増幅装置。
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