JP2009208509A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業車両が転倒の可能性のある溝や段差を通過する前に、作業車両の転倒を防止することができる作業車両を提供することを目的とする。
【解決手段】距離測定手段30と、警報手段40と、走行停止手段50と、制御手段60とからなる転倒防止装置20を備えたトラクタ1であって、距離測定手段30は、トラクタ1の左右両側の前部と後部とに設けられ、トラクタ1の前方及び後方の所定位置の地面の高さHを測定し、制御手段60は、距離測定手段30によって測定される前後左右の地面の高さHの値のうち少なくとも一つ以上の値が第一設定値H1以上となると、警報手段40に所定の信号を伝送して警報を発し、距離測定手段30によって測定される前後左右の地面の高さHの値のうち少なくとも一つ以上の値が第二設定値H2以上となると、警報手段40に所定の信号を伝送して警報を発し、走行停止手段50に所定の信号を伝送してトラクタ1を停止させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業車両に関する。より詳細には作業車両の転倒防止の技術に関する。
従来、トラクタやコンバイン等の作業車両は、作業中に起伏が形成された場所を走行する機会が多い。作業車両が起伏の激しい場所を走行する際、例えば溝を渡ったり段差を乗り越えたりする場合などで作業車両が傾き、作業車両が転倒するおそれがある。そのため、作業車両に、オペレーターの安全を確保する安全フレームを設置したり、作業車両に傾斜センサを設置し、傾斜センサが転倒のおそれがある傾き(転倒角)を検知した時点で、作業車両に具備された警報の鳴動や、作業車両のエンジンを停止させるように構成されているものがある。
又、作業車両に設置された傾斜センサが、転倒のおそれがある傾き(転倒角)を検知した時点で、作業車両を自動的に後退させるようにしたものがある。作業車両に転倒のおそれがある傾き(転倒角)が発生すると、作業車両を後退させて起伏の激しい場所から離脱し、作業車両の傾きを転倒しない大きさにまで低減させることで、作業車両の転倒を防止しようとしている。例えば特許文献1に記載の如くである。
しかし、前述した特許文献1の技術では、傾斜センサが作業車両の傾きを検知し、作業車両が後退動作を始めた時点で、すでに作業車両は傾きが発生しており、特に、路上走行時等、作業車両の走行速度が速い場合や作業車両の傾きの変化が大きい場合には、時間的余裕が少ないため転倒を防げないおそれがある。また、溝への脱輪等を原因とした急な作業車両の転倒は、傾斜センサによる検出による対応では遅すぎて転倒を防止できないおそれがあるという問題があった。
実開平5−29836公報
本発明は係る課題を鑑みてなされたものであり、作業車両が転倒のおそれのある溝や段差を通過する前に、作業車両の転倒を防止することができる作業車両を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、距離測定手段と、警報手段と、走行停止手段と、制御手段とからなる転倒防止装置を備えた作業車両であって、前記距離測定手段は、前記作業車両の左右両側の前部と後部とに設けられ、作業車両の前方及び後方の所定位置の地面の高さを測定し、前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定される前後左右の地面の高さの値のうち少なくとも一つ以上の値が第一設定値以上となると、前記警報手段に所定の信号を伝送して警報を発し、前記距離測定手段によって測定される前後左右の地面の高さの値のうち少なくとも一つ以上の値が第二設定値以上となると、前記警報手段に所定の信号を伝送して警報を発すると共に、前記走行停止手段に所定の信号を伝送して前記作業車両を停止させるようにしたものである。
請求項2においては、距離測定手段と、警報手段と、走行停止手段と、制御手段とからなる転倒防止装置を備えた作業車両であって、前記距離測定手段は、前記作業車両の前部と後部とに設けられ、左右方向、又は左右方向及び上下方向に走査して、作業車両の前方、及び後方の所定位置の所定範囲の地面の高さを測定し、前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定される前後の所定範囲の地面の高さの値のうち少なくとも一つ以上の値が第一設定値以上となると、前記警報手段に所定の信号を伝送して警報を発し、前記距離測定手段によって測定される前後の地面の高さの値のうち少なくとも一つ以上の値が第二設定値以上となると、前記警報手段に所定の信号を伝送して警報を発すると共に、前記走行停止手段に所定の信号を伝送して前記作業車両を停止させるようにしたものである。
請求項3においては、前記距離測定手段を走行機体に左右回動可能に取り付ける回動手段と、該回動手段とステアリング装置と連動させる連動手段とを備え、作業車両の左右旋回に連動して前記距離測定手段の測定方向を左右に変更するようにしたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成したので、常に作業車両が通過予定の地面の高さを測定し、作業車両が転倒するおそれがある溝や段差を通過する前に走行を停止し、作業車両の転倒を防止することができる。
請求項2の如く構成したので、常に作業車両が通過予定の地面の高さを測定し、作業車両が転倒するおそれがある溝や段差を通過する前に走行を停止し、作業車両の転倒を防止することができる。
請求項3の如く構成したので、常に作業車両が通過予定の地面を測定することができる。
次に、本発明に係る作業車両の実施の一実施形態であるトラクタ1について、図面を参照して説明する。なお、以下において、図1における矢印U方向を上方向として上下方向を規定する。矢印F方向を前後方向として規定する。図2における矢印R方向を左右方向として規定する。
まず図1及び図2により、トラクタ1の全体構造について説明する。
トラクタ1は、車両機体2の上部前側にエンジン部3が配設され、その後方に操縦部4が配設されている。
車両機体2は、機体フレーム5の最前部にバンパー6を具備し、機体フレーム5の前下部に、フロントアクスルケース(図示せず)が左右揺動自在に配設され、該フロントアクスルケースに軸支された前車軸6の両端には、前輪7・7が軸支されている。一方、エンジン部3の後方下部には、ミッションケース8が配設され、該ミッションケース8の後部両側には、リアクスルケース(図示せず)に軸支された後車軸9が設けられている。そして、後車軸9の両端部には、後輪10・10が軸支されている。後輪10・10の上方には後輪10・10を覆うフェンダ11・11が配設されている。
エンジン部3には、機体フレーム5にエンジン12が搭載されており、エンジン12からの動力は、前記ミッションケース内の変速装置や駆動伝達機構等を介して、前輪7・7や後輪10・10やPTO軸等に伝達される。また、エンジン12を覆うボンネット13内にはラジエータやバッテリ等が収納されている。
操縦部4はエンジン部3の後方に位置し、トラクタ1の略中央部から後部にかけて配設される。ボンネット13の後方には、樹脂製素材のダッシュボード14が配設され、ダッシュボード14の上後部には、前輪7・7を操舵するためのステアリングハンドル15aを具備するステアリング装置15が配設されている。また、ステアリング装置15の前方には、回転数計や燃料計や警報ランプ等を配備した表示パネル16が配設され、ステアリングハンドル15aの下方にはミッションケース8内の変速装置を変速して、トラクタ1の前進、後進を切り換える前後進切換レバー8aが配設されている。更に前記ダッシュボード14の後方には、座席シート17が配設されている。座席シート17とダッシュボード14の間の下部には、ステップ18が設けられており、これらステアリング装置15、表示パネル16、座席シート17及びステップ18等により、操縦部4が構成されている。
尚、座席シート17の後方には、安全フレーム19が立設されている。
次に、図3を用いて、本発明に係るトラクタの転倒防止装置の実施の一形態である転倒防止装置20について説明する。
図3に示すように、転倒防止装置20は、距離測定手段30・30・30・30(以下、単に「距離測定手段30」とする)と、警報手段40と、走行停止手段50と、制御手段60と、速度測定手段70と、スイッチ80と、前後進検知手段90から構成される。
距離測定手段30は、トラクタ1の走行中に距離測定手段30から所定位置の地面までの距離、言い換えれば高さH(以下、単に「高さH」とする)を測定するものである。距離測定手段30は、距離測定手段30と地面との間に遮蔽物が存在しない車両機体2の左右両側の前部と後部、具体的にはバンパー6の左右両端部と、フェンダ11・11の後部とに設けられる(図1、図2参照)。
警報手段40(例えば表示パネル16上のランプやブザー等)は、制御手段60から警報手段40に所定の信号が伝送されると警報を発するものである。警報手段40は、トラクタ1を運転する作業者が座席シート17に着座している状態で警報を確実に認知することができる場所に設けられる。
走行停止手段50は、制御手段60から走行停止手段50に所定の信号が伝送されるとトラクタ1を減速、もしくは停止させるものである。走行停止手段50は、ブレーキ装置51、クラッチ切断装置52、及びエンジン回転数制御装置53で構成される。更に変速手段を追加することもできる。
ブレーキ装置51は、制御手段60から所定の信号が伝送されるとブレーキを作動させるものである。クラッチ切断装置52は、制御手段60から所定の信号が伝送されるとクラッチを切断させるものである。エンジン回転数制御装置53は、制御手段60から所定の信号が伝送されるとエンジン12の回転数をアイドリング時の回転数にするものである。
速度測定手段70は、トラクタ1の走行速度Vを測定するものである。
スイッチ80は、制御手段60の測定データ読み込みを指示するものである。スイッチ80は、作業者が座席シート17に着座している状態で操作することが可能な位置に配置される。
前後進検知手段90は、トラクタ1の進行方向及び中立位置を検知するものである。前後進検知手段90は、前後進切換レバー8aに設けられる。
制御手段60は、速度測定手段70と距離測定手段30とから制御手段60に伝送される測定データに基づいて、警報手段40、及び走行停止手段50の動作を制御するものである。制御手段60は、主として入力部61と、演算部62と、出力部63とから構成される。
入力部61は、距離測定手段30と、速度測定手段70とが測定した測定データを取得し、演算部62へ伝送するものである。
演算部62は、入力部61から伝送された前記測定データに基づいて、警報手段40と、走行停止手段50との動作を決定するものである。演算部62には、測定手段から平坦な地面までの基準高さH0と、トラクタ1に設定されている転倒角には達しないが、転倒角度に近くなると予測される段差や溝を判別する第一設定値H1と、トラクタ1が設定されている転倒角に達すると予測される段差や溝を判別する第二設定値H2と、安全走行速度V1とが、実験や数値計算等に基づいて予め設定される。具体的には、距離測定手段30により測定される距離は、機体の前方(または後方)の所定位置の高さHであり、平坦な地面までの距離が基準高さH0となり、その距離が短くなると畦や土手等の段差があり、長くなると溝や凹部等が存在することになる。
本実施形態では、距離測定手段30により測定される高さHから、溝や段差の有無を判定しているが、車両機体2の左右に設けられた距離測定手段30が測定した高さの比較からトラクタ1の傾きを判定することも可能である。
出力部63は、演算部62が決定した警報手段40と走行停止手段50との動作を、警報手段40と走行停止手段50とに伝送するものである。
このような構成において、制御手段60は、距離測定手段30と接続され、距離測定手段30により測定される高さHを取得することができる。
制御手段60は、速度測定手段70と接続され、速度測定手段70により測定されるトラクタ1の走行速度Vを取得することができる。
制御手段60は、警報手段40と接続され、警報手段40の動作を制御することができる。
制御手段60は、走行停止手段50と接続され、走行停止手段50の動作を制御することができる。
制御手段60は、前後進検知手段90と接続され、前後進検知手段90により検知されるトラクタ1の進行方向を取得することができる。
以下では図4を用いて、トラクタ1の転倒防止装置20による転倒防止の制御について説明する。
制御手段60は、前後進検知手段90からトラクタ1の進行方向を検知し、進行方向に設けられる距離測定手段30から高さHを取得し、速度測定手段70から走行速度Vを取得する。制御手段60は、取得した高さHと第一設定値H1とを比較し、転倒のおそれが低い段差や溝か否かを判別する。
トラクタ1が設定されている転倒角に近くなると予測される段差や溝が存在する場合、制御手段60は、警報手段40によって警報を発し作業者に注意を促す。又は警報を発するとともに、トラクタ1の走行速度Vが、安全走行速度V1未満になるように走行停止手段50であるブレーキ装置51によりトラクタ1を減速させる。但し、変速装置により減速させてもよい。トラクタ1が設定されている転倒角に達すると予測される段差や溝が存在する場合、制御手段60は、警報手段40によって警報を発するとともに、走行停止手段50であるクラッチ切断装置52によりクラッチを切断し、ブレーキ装置51によりトラクタ1を減速停止させる。加えて、制御手段60は、エンジン回転数制御装置53によりエンジン12の回転数をアイドリング時の回転数なるようにする。但し、エンジン12を停止させてもよい。これによって、トラクタ1は、トラクタ1が溝や段差段差や溝を通過する前に、転倒防止装置20による作業者への警報と共にトラクタ1の減速もしくは停止が行われ、トラクタ1の転倒を未然に防止できる。
次に転倒防止装置20による転倒防止の制御について具体的に説明する。
図4に示すように、制御手段60は、エンジン12の始動によりステップS110へ移行し制御を開始する。
ステップS110において、制御手段60は、トラクタ1が備えるスイッチ80がオンか否か判定する。
その結果、制御手段60は、スイッチ80がオンの場合はステップS120へ移行する。
また、制御手段60は、スイッチ80がオンでない場合はステップS100へ移行する。
ステップS120において、制御手段60は、前後進検知手段90からトラクタ1の進行方向を取得した後、ステップS130へ移行する。
ステップS130において、制御手段60は、ステップS120で検知したトラクタ1の進行方向に設けられた距離測定手段30から高さHを取得し、速度測定手段70から走行速度Vを取得した後、ステップS140へ移行する。
ステップS140において、制御手段60は、段差値|H−H0|を算出する。段差値|H−H0|とは、ステップS120で取得した高さHから基準高さH0を減算した値の絶対値をいう。制御手段60は、段差値|H−H0|が第一設定値H1以上であるか否かを判定する。
その結果、制御手段60は、段差値|H−H0|が第一設定値H1未満の場合は、地面に段差または溝等は存在しないと判断してステップS141へ移行する。
また、制御手段60は、段差値|H−H0|が第一設定値H1以上の場合は、地面に段差または溝等は存在すると判断してステップS150へ移行する。
ステップS141において、制御手段60は、警報手段40に所定の信号を伝送せず、ステップS110へ移行する。
ステップS150において、制御手段60は、ステップS140で算出した段差値|H−H0|が第二設定値H2以上であるか否かを判定する。
その結果、制御手段60は、段差値|H−H0|が第二設定値H2未満の場合は、地面に、トラクタ1が設定されている転倒角に近くなると予測される段差または溝等が存在するが転倒のおそれはないと判断して、警報手段により警報を発するステップS151へ移行する。
また、制御手段60は、段差値|H−H0|が第二設定値H2以上の場合は、地面にトラクタ1が設定されている転倒角に達すると予測される段差または溝等が存在し、転倒のおそれがあると判断して、走行停止手段により停止を行うステップS160へ移行する。
ステップS151において、制御手段60は、警報手段40に所定の信号を伝送して警報を発した後、ステップS152へ移行する。
ステップS152において、制御手段60は、ステップS130で取得した走行速度Vが安全走行速度V1以上であるか否かを判定する。
その結果、制御手段60は、走行速度Vが安全走行速度V1未満の場合はステップS110へ移行する。
また、制御手段60は、走行速度Vが安全走行速度V1以上の場合は、トラクタ1に地面の段差または溝等により大きなショックが発生するおそれがあると判断してステップS153へ移行する。
ステップS153において、制御手段60は、走行停止手段50に所定の信号を伝送してブレーキ装置51を作動させ、トラクタ1を減速させた後、ステップS152へ移行する。
ステップS160において、制御手段60は、警報手段40に所定の信号を伝送して警報を発した後、ステップS170へ移行する。
ステップS170において、制御手段60は、走行停止手段50に所定の信号を伝送してクラッチ切断装置52を作動させ、クラッチを切断させた後、ステップS180へ移行する。
ステップS180において、制御手段60は、走行停止手段50に所定の信号を伝送してブレーキ装置51を作動させ、トラクタ1を停止させた後、ステップS190へ移行する。
ステップS190において、制御手段60は、走行停止手段50に所定の信号を伝送してエンジン回転数制御装置53を作動させ、エンジン12の回転数をアイドリング時の回転数とした後、ステップS200へ移行する。
ステップS200において、制御手段60は、作業者がブレーキペダルを踏み込むことによってブレーキを作動させ、かつ作業者がクラッチペダルを踏み込むことによってクラッチの切断し、前後進切換レバー8aを中立位置にした場合には、それぞれの位置を図示しない検出手段によって検知し、作業者による意図的な操作であり、回避が可能であると判断し、ステップS110へ移行する。
以上の如く、距離測定手段30と、警報手段40と、走行停止手段50と、制御手段60とからなる転倒防止装置20を備えたトラクタ1であって、距離測定手段30は、トラクタ1の左右両側の前部と後部とに設けられ、トラクタ1の前方及び後方の所定位置の地面の高さHを測定し、制御手段60は、距離測定手段30によって測定される前後左右の地面の高さHの値のうち少なくとも一つ以上の値が第一設定値H1以上となると、警報手段40に所定の信号を伝送して警報を発し、距離測定手段30によって測定される前後左右の地面の高さHの値のうち少なくとも一つ以上の値が第二設定値H2以上となると、警報手段40に所定の信号を伝送して警報を発すると共に、走行停止手段50に所定の信号を伝送してトラクタ1を停止させることを特徴としたものである。この構成にすることにより、転倒防止装置20は、常にトラクタ1が通過予定の地面の高さを測定し、溝や段差が存在する場合には、転倒防止装置20は作業者に警報による注意喚起を行う。また転倒防止装置20は、常にトラクタ1が通過予定の地面の高さを測定し、トラクタ1が転倒のおそれがある溝や段差が存在する場合には、転倒防止装置20は、トラクタ1が転倒のおそれがある溝や段差を通過する前に、作業者に警報による注意喚起を行うと共に、トラクタ1の走行を停止し、トラクタ1の転倒を防止することができる。
以下では、図5を用いて本発明に係るトラクタ1の転倒防止装置20の第二実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した第一実施形態と同様の点に関しては同一符号を付してその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図5に示すように、第二実施形態の転倒防止装置20は、第一実施形態の距離測定手段30の代わりに距離測定手段31・31(以下、単に「距離測定手段31」とする)が接続されている。
第二実施形態の距離測定手段31は、スキャナ式レンジセンサを用いてトラクタ1の走行中にレーザー光線により半円状のフィールドを走査し、前方又は後方の所定位置の地面の高さHを測定するものである。距離測定手段31は、距離測定手段31と地面との間に遮蔽物が存在しない車両機体2の前部と後部、具体的にはバンパー6の中央部と、安全フレーム19の中央部とに設けられる。
距離測定手段31は、例えば500ステップで約180°の範囲を走査し、トラクタ1の前方又は後方の所定位置の地面の高さHが測定可能に構成される。このような構成によって、距離測定手段31は、車両機体2の前部と後部との設置のみでトラクタ1に影響を及ぼす溝や段差の測定が可能となる。又、距離画像センサを用いてレーザー光線を上下左右にリサージュ走査し、地面までの高さHと形状を認識させることも可能である。
以上の如く、距離測定手段31と、警報手段40と、走行停止手段50と、制御手段60とからなる転倒防止装置20を備えたトラクタ1であって、距離測定手段31・31は、トラクタ1の前部と後部とに設けられ、左右方向、又は左右方向及び上下方向に走査して、トラクタ1の前方及び後方の所定位置の所定範囲の地面の高さHを測定し、制御手段60は、距離測定手段31によって測定される前後の所定範囲の地面の高さHの値のうち少なくとも一つ以上の値が第一設定値H1以上となると、警報手段40に所定の信号を伝送して警報を発し、距離測定手段31によって測定される前後左右の地面の高さHの値のうち少なくとも一つ以上の値が第二設定値H2以上となると、警報手段40に所定の信号を伝送して警報を発すると共に、走行停止手段50に所定の信号を伝送してトラクタ1を停止させることを特徴としたものである。この構成にすることにより、転倒防止装置20は、常にトラクタ1が通過予定の地面の高さを測定し、溝や段差が存在する場合には、転倒防止装置20は作業者に警報による注意喚起を行う。また転倒防止装置20は、常にトラクタ1が通過予定の地面の高さを測定し、トラクタ1が転倒のおそれがある溝や段差が存在する場合には、転倒防止装置20は、トラクタ1が転倒のおそれのある溝や段差を通過する前に、作業者に警報による注意喚起を行うと共に、トラクタ1の走行を停止し、トラクタ1の転倒を防止することができる。
以下では、図6を用いて本発明に係るトラクタ1の転倒防止装置20の第三実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した第一実施形態と同様の点に関しては同一符号を付してその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図6に示すように、第三実施形態の転倒防止装置20は、第一実施形態の距離測定手段30の代わりに距離測定手段32・32・32・32(以下、単に「距離測定手段32」とする)と、操舵角測定手段100とが接続されている。
距離測定手段32は、トラクタ1の走行中に所定位置の地面の高さHを測定するものである。距離測定手段32は、距離測定手段32と地面との間に遮蔽物が存在しない車両機体2の左右両側の前部と後部、具体的にはバンパー6の左右両端部と、フェンダ11・11の後部とに設けられる。
距離測定手段32は地面に略垂直な回転軸回りに回動可能に構成され、モーター等の回動手段32aを具備する。なお、本実施形態において、回動手段32aは、モーター等のアクチュエーターとしたが、本発明はこれに限るものではない。
操舵角測定手段100は、トラクタ1の前輪7・7を操舵するステアリング装置15の操舵角を測定するものである。操舵角測定手段100は、トラクタ1の前輪7・7を操舵するステアリング装置15に具備される。
このような構成において、制御手段60は、距離測定手段32と接続され、距離測定手段32により測定される高さHを取得することができる。
制御手段60は、回動手段32aと接続され、距離測定手段32の回動角度を制御することができる。
制御手段60は、操舵角測定手段100と接続され、操舵角測定手段100により測定されるステアリング装置15の操舵角を取得することができる。
制御手段60は、操舵角測定手段100からステアリング装置15の操舵角を取得する。制御手段60は、取得したステアリング装置15の操舵角に連動して、回動手段32aにより距離測定手段32を回動させる。
これにより距離測定手段32は、トラクタ1の旋回に応じて回動手段32aにより回動されるので、距離測定手段32は、トラクタ1が左右に旋回しても、トラクタ1が通過する予定の地面からの高さHが取得可能となる。但し、ステアリング装置15と回動手段32aはリンク等を用いて連結し、旋回操作と連動させる構成とすることも可能である。
以上の如く、距離測定手段32を車両機体2に左右回動可能に取り付ける回動手段32aと、回動手段32aとステアリング装置15と連動させる連動手段とを備え、トラクタ1の左右旋回に連動して距離測定手段32の測定方向を左右に変更することを特徴としたものである。この構成にすることにより、距離測定手段32は、常にトラクタ1が通過する予定の地面を測定することができ、転倒防止装置20は、トラクタ1が転倒のおそれのある溝や段差を通過する前に、トラクタ1の転倒を防止することができる。
<第四実施形態>
以下では、図7を用いて本発明に係るトラクタ1の転倒防止装置20の第四実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した第一実施形態と同様の点に関しては同一符号を付してその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図7に示すように、第四実施形態の転倒防止装置20は、第一実施形態の距離測定手段30の代わりに距離測定手段33・33・33・33(以下、単に「距離測定手段33」とする)が接続されている。
距離測定手段33は、トラクタ1の走行中に所定位置の地面の高さHを測定するものである。距離測定手段33は、距離測定手段33と地面との間に遮蔽物が存在しない車両機体2の左右両側の前部と後部、具体的にはバンパー6の左右両端部と、フェンダ11・11の後部とに設けられる。この際、距離測定手段33は、トラクタ1の走行手段(前輪7・7、後輪10・10、または、コンバイン等ではクローラ)の前方及び後方を測定可能に構成されている。これによって、トラクタ1が通過する予定の地面の高さHは、トラクタ1の走行手段(本実施形態では前輪7・7、後輪10・10)が通過する前方の距離測定手段33によって測定可能になり、橋や歩み板を走行する場合などでも高さHを検出して、より確実に転倒防止装置20によるトラクタ1の転倒が防止可能となる。
以上の如く、距離測定手段33は、トラクタ1の走行手段(本実施形態では前輪7・7、後輪10・10)の前方及び後方を測定するようにしたことを特徴としたものである。この構成にすることにより、距離測定手段33は、距離測定手段33は、トラクタ1が通過する予定の地面を測定することができ、転倒防止装置20は、トラクタ1が転倒のおそれのある溝や段差を通過する前に、トラクタ1転倒を防止することができる。
本発明に係るトラクタの全体的な構成を示した側面図。 本発明に係るトラクタの全体的な構成を示した上面図。 本発明係る転倒防止装置の構成図。 本発明に係る転倒防止装置の動作手順を示すフローチャート図。 本発明に係るトラクタの距離測定手段の高さ測定範囲図。 本発明に係るトラクタの距離測定手段の構成図。 本発明に係るトラクタの距離測定手段の高さ測定図。
符号の説明
1 トラクタ
20 転倒防止装置
30 距離測定手段
40 警報手段
50 走行停止手段
60 制御手段
H 高さ
V 走行速度
H1 第一設定値
H2 第二設定値

Claims (3)

  1. 距離測定手段と、警報手段と、走行停止手段と、制御手段とからなる転倒防止装置を備えた作業車両であって、
    前記距離測定手段は、前記作業車両の左右両側の前部と後部とに設けられ、作業車両の前方及び後方の所定位置の地面の高さを測定し、
    前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定される前後左右の所定位置の地面の高さの値のうち少なくとも一つ以上の値が第一設定値以上となると、前記警報手段に所定の信号を伝送して警報を発し、前記距離測定手段によって測定される前後左右の地面の高さの値のうち少なくとも一つ以上の値が第二設定値以上となると、前記警報手段に所定の信号を伝送して警報を発すると共に、前記走行停止手段に所定の信号を伝送して前記作業車両を停止させることを特徴とする作業車両。
  2. 距離測定手段と、警報手段と、走行停止手段と、制御手段とからなる転倒防止装置を備えた作業車両であって、
    前記距離測定手段は、前記作業車両の前部と後部とに設けられ、左右方向、又は左右方向及び上下方向に走査して、作業車両の前方、及び後方の所定位置の所定範囲の地面の高さを測定し、
    前記制御手段は、前記距離測定手段によって測定される前後の所定範囲の地面の高さの値のうち少なくとも一つ以上の値が第一設定値以上となると、前記警報手段に所定の信号を伝送して警報を発し、前記距離測定手段によって測定される前後の地面の高さの値のうち少なくとも一つ以上の値が第二設定値以上となると、前記警報手段に所定の信号を伝送して警報を発すると共に、前記走行停止手段に所定の信号を伝送して前記作業車両を停止させることを特徴とする作業車両。
  3. 前記距離測定手段を走行機体に左右回動可能に取り付ける回動手段と、
    該回動手段とステアリング装置と連動させる連動手段とを備え、
    作業車両の左右旋回に連動して前記距離測定手段の測定方向を左右に変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の作業車両。
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