JP2001347911A - ロールオーバ防止装置 - Google Patents

ロールオーバ防止装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行状態におけるロールオーバの危険状態を
表示、警報すると共に、特に危険な状態では自動的に走
行速度を減速せて安全を確保するロールオーバ防止装置
の提供。 【解決手段】 車体のロール角を検出するロール角検出
手段(11L、11R)と、車両の積載状態を選択入力
させる積載状態選択スイッチ(17)と、車体のロール
状態を絵図で表示するロールインジケータ(18)と、
積載状態選択スイッチ(17)に入力されたデータとロ
ール角検出手段(11L、11R)からの信号に基づい
て車体のロール状態を演算してロールインジケータ(1
8)にロール危険警告情報を送信すると共に危険状態で
は車両減速手段に車両速度を減速させる信号を送信する
制御装置(15)、とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス、トラック、
トラクタトレーラ連結車等の車両のロール転倒を防止す
るロールオーバ防止装置において、特に走行時のロール
オーバを防止するロールオーバ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のロールオーバ(横方向転倒)を防
止する方法には各種の方法があって、例えば主として停
車状態で作業するクレーン車、高所作業車、梯子車等の
重心位置が高くかつ重心位置を移動する車両では、サス
ペンションのばねを殺してロール剛性を高める方法や、
アウトリガーで支点間距離を大にする方法等が知られて
いる。
【0003】走行を含む状態でのロールオーバ防止装置
としては、例えば、特開平5ー96985で自動車用傾
斜表示装置が開示されている。図11に示すこの装置
は、車両及び荷台のロール角Xとピッチ角Yをそれぞれ
傾斜検知センサA1aおよびA1bで検出して、制御装
置A2で傾斜状態を算出し、液晶パネルA3に表示及び
警報装置A4、A5、A6によって運転手が認識できる
ようにしている。
【0004】この方法は、ダンプカー等の停車作業、あ
るいは極低速走行を対象としているので、走行時の横加
速度に起因するロールオーバへの対策がない。また、ロ
ール及びピッチ角の検知手段や警報方法が具体的に示さ
れていない。さらに、車両重量を勘案した対策、装置に
なっていない。等の欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、走行状態
におけるロールオーバの危険状態を表示、警報すると共
に、所定しきい値の危険状態では自動的に走行速度を減
速させて安全を確保するロールオーバ防止装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のロールオーバ防
止装置は、車両のロール転倒を防止するロールオーバ防
止装置において、車体のロール角を検出するロール角検
出手段と、車両の積載状態を選択入力させる積載状態選
択スイッチと、車体のロール状態を絵図で表示するロー
ルインジケータと、前記積載状態選択スイッチに入力さ
れたデータとロール角検出手段からの信号に基づいて車
体のロール状態を演算して前記ロールインジケータにロ
ール危険警告情報を送信すると共に危険状態では車両減
速手段に車両速度を減速させる信号を送信する制御装
置、とで構成されている。
【0007】上記によって、自車のロールオーバ状態を
絵図表示と警告音によって危険を警告される。さらに危
険状態であれば、エンジン出力減、補助ブレーキ、サー
ビスブレーキ等の減速手段を作動させて車両速度を低減
させ安全確保がはかられる。
【0008】前記ロールインジケータは、表示絵図がロ
ール角が安全状態ではグリーンゾーンを指針し、警報状
態では黄ゾーンを指針し、危険状態では赤ゾーンを指針
するように構成されている。
【0009】前記ロールインジケータは、上記のように
第1次警告を黄色、第2次の危険警告を赤色表示し、そ
れぞれに対応する警報音も出される。また、最大積載の
状態ではロールオーバに至るロール角が空車状態や半積
載状態よりも大きいため、安全表示のグリーンゾーンが
広く取られていて、注意喚起がされる。
【0010】また、別のロールオーバ防止装置は、車体
のロール角を検出するロール角検出手段と、車両の積載
状態を選択入力させる積載状態選択スイッチと、車体の
ロール状態を複数の電灯で列型表示するシーケンシャル
インジケータと、前記積載状態選択スイッチに入力され
たデータとロール角検出手段からの信号に基づいて車体
のロール状態を演算して前記シーケンシャルインジケー
タにロール危険警告情報を送信すると共に危険状態では
車両減速手段に車両速度を減速させる信号を送信する制
御装置、とで構成されている。
【0011】上記によって、自車のロールオーバ状態を
シーケンシャルインジケータ表示と警告音によって危険
を警告される。さらに危険状態であれば、車両減速手段
を作動させて車両速度を低減させ安全確保をはかる。シ
ーケンシャルインジケータは従来の速度計と同様で見慣
れていること、前記のロールインジケータに比較して安
価なことが特徴である。
【0012】前記シーケンシャルインジケータは、ロー
ル角が安全状態ではグリーンゾーンで点灯し、警報状態
では黄ゾーンで点灯し、危険状態では赤ゾーンで点灯す
るように構成されている。
【0013】上記によって、シーケンス表示を見慣れて
いる運転者には、警告が容易に伝達認識される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明のロ
ールオーバ防止装置の実施形態を説明する。図1は、後
1軸トラックへの装着を例とした第1の実施形態のロー
ルオーバ防止装置1の構成を示している。
【0015】車体8の梯子フレーム10はサスペンショ
ンである後右ばね9Rと後左ばね9Lによって後車軸管
5に懸架されていて、車高センサ11がロール角検出手
段として、後車軸管5の上部と車体8のフレーム10に
装着されている。符号7Lは後左車輪を、7Rは後右車
輪をそれぞれ示している。
【0016】車高センサ11は、右車高センサ11Rと
左車高センサ11Lとで一対になっていて、右車高セン
サ11Rは後車軸管5の右上部とフレーム10の右サイ
ドフレーム10Rに、左車高センサ11Lは後車軸管5
の左上部とフレーム10の左サイドフレーム10Lに取
り付けられている。そして、左右の車高センサ11Rと
11Lとの取り付け幅Bと左右後ばね9L、9Rの圧縮
差によって生じる左右高さの差から車体8の傾斜がロー
ル角として求められるようになっている。左、右の車高
センサ11L、11Rは信号線11Ls、11Rsによ
って制御装置15に接続されている。なお、車高センサ
11は、公知のストロークセンサ、レーザー変位セン
サ、回転角センサ等のいづれであってもよい。
【0017】積載状態選択スイッチ17と表示装置18
Hは、運転室内の運転者によって操作または確認容易な
位置に、装着されている。積載状態選択スイッチ17
は、積載量を区分する空車位置17a、定積載即ち最大
積載位置17b、この両積載量の中間の半積載位置17
cのいづれかににノブ16を設定するよう構成され、信
号線17sによって制御装置15に接続されている。
【0018】表示装置18Hは、エマージェンシーラン
プ39とロールインジケータ18とで構成されて、ロー
ル角に応じた危険表示をするようになっている。そのエ
マージェンシーランプ39は、別途設定された危険警告
ロール角θ0例えば20度を超えると黄色で、危険ロー
ル角θ1例えば30度を超えると赤色で点灯または点滅
するように設けられ、制御線39sで制御装置15に接
続されている。
【0019】また、ロールインジケータ18は、絵図表
示を例えば液晶画面で、車両の傾斜を表示するようにな
っており、中央部の車両模図8Gが車体8のロール角に
したがって回動し、円環状の色別危険表示域を指針する
よう構成され、制御線18sで制御装置15に接続され
ている。
【0020】図5〜図8は、ロールインジケータ18の
表示機能を表している。図5は、積載なしの空車状態
で、円環状の色別危険表示域の左右グリーンゾーン29
L、29R、警告の黄色ゾーン28L、28Rで、危険
の赤域27u、27dで、車両模図8Gを囲んで、回動
する車両模図8Gの指針8Gb位置を明示するようにな
っている。表示する角度及び範囲は、実際のロール角を
大きくして見やすいようしてある。
【0021】図6は、半積載状態である。半積載状態
は、空車状態と比較してロールオーバに至るロール角が
大きいので、空車状態の図5に比較して安全なグリーン
ゾーン39L、39Rを広く表示させている。図7は、
定積載即ち最大限度積載状態で、定積載状態は、半積載
状態よりさらにロールオーバに至るロール角が大きいの
で、グリーンゾーン49L、49Rを一層広く表示させ
ている。
【0022】図8は、図7の積車状態での車体ロール角
の作動表示例で、指針8Gbが警告の黄色ゾーン48を
示している。警音ブザー19は、運転車室内に装着され
表示装置18Hに連動して作動し、警告状態と危険状態
で音質及び音量を変えて警報するようになっている。制
御線19sで制御装置15に接続されている。
【0023】車両減速手段20は、車体ロール角が危険
ロール角θ1例えば最大5度、通常3度を超えると、エ
ンジン出力を低下させたり、制動装置を作動させたりし
てロールオーバからの危険回避をはかるように構成され
ている。制御線20sで制御装置15に接続されてい
る。
【0024】制御装置15は、左、右車高センサ11L
及び11Rからの信号と、積載状態選択スイッチ17か
ら予め入力された積載状態信号によって危険状態を演算
して、表示信号、警報信号を出力すると共に、車両減速
手段の各機能に応じた例えばエンジンへの燃料供給減
少、排気ブレーキ作動、リターダ作動、サービスブレー
キ作動等を選択あるいは併動の指示をする機能を有して
いる。
【0025】なお、図1における符号Cpは、セミトレ
ーラ連結用のカプラであって、連結されるトレーラから
の荷重と共に、ロールモーメント入力をここで受けるよ
うになっている。
【0026】図2は、図1の実施形態に対して、車両の
ロール状態を表示する手段が異なったロールオーバ防止
装置2で、速度計等に使用されると同様のシーケンシャ
ルランプで目視警報させる比較的簡便な装置を装着させ
ている。図1と異なる部分を主として説明する。
【0027】図2において、シーケンシャルインジケー
タ38は、外形が平箱状で前面に複数のランプから構成
される列型ランプが設けられ、ロール角に応じて点灯表
示するよう構成されている。左右端に危険状態を赤色で
表示する危険灯40L、40R、その両脇内方に黄色で
表示する警告灯41L、41Rがあり、中央部には安全
を表示するグリーン灯42が配列されている。また、前
面隅部に危険灯40L、40Rと同期して点灯または点
滅するエマージェンシーランプ39Bが設けられてい
る。
【0028】シーケンシャルインジケータ38は、制御
線38sで制御装置38に接続されている。その他につ
いては、図1の表示装置18Hを除いた構成と全く同じ
である。
【0029】図3は、図1の制御装置15を中心にして
ブロック構成を表示している。制御装置15への入力
は、左、右車高センサ11L、11Rと積載状態選択ス
イッチ17によって行われるようになっている。
【0030】符号17Hは、積載量選択スイッチ17の
前記機能ににかえて、危険状態を検知するための諸デー
タを入力させる装置を例示している。例えば、車量総重
量または連結総重量を自重計から採取する手段17H
a、サスペンション負荷をエアスプリング圧力から検知
する手段17Hb、車両速度の加減速度から車両総重量
を算出するために必要な動力伝達系の諸元値採取手段1
7Hcがある。
【0031】制御装置15は、左、右車高センサ11
L、11Rからロール角を演算するロール角演算部15
a、ロールインジケータ18への出力を演算するインジ
ケータ出力演算部15c、ロール角と積載量からロール
の危険状態を判断するエマージェンシー判断部15b、
エマージェンシー判断部15bからの指示信号によって
エマージェンシーランプ39を点灯させるエマージェン
シーランプ出力部15d、警音ブザー19を作動させる
警音出力部15e及び車両減速手段20を作動させる減
速手段制御部15fで構成されている。
【0032】上記制御装置15からの制御指示によって
作動する装置として、ロールインジケータ18とエマー
ジェンシーランプ39と、警音ブザー19及び車両減速
手段20とがそれぞれ制御装置15に接続されている。
【0033】図9及び図10は、ロール危険表示を警告
と危険の2段階にした状態を示している。図9は、横軸
を空車17a、半積17b、定積17cの積載状態と
し、縦軸を車体8のロール角で示した1次警報及び表示
の関係図で、線K1は前記警告の黄色表示に相当してい
る。線K1は前記危険警告ロール角θ0例えば2度を超
えるとロールインジケータ18の黄色表示または第1警
報または表示するようになっている。
【0034】図10は、縦、横軸は図9と同じで、線K
2は車体ロール角が危険ロール角θ1例えば3度を超え
る赤色表示または第2次警報または表示をするようにな
っている。第1次及び第2次の絶対値の設定は、第1次
のK1を絶対値たとえば2度とし第2次K2を1度差の
3度としても良いし、あるいは第2次K2を第1次の5
0%増しとしても良い。
【0035】なお、図3のブロック構成図において、ロ
ールインジケータ18にかえてシーケンシャルインジケ
ータ38を装着し、エマージェンシーランプ39にかわ
るエマージェンシーランプ39Bを装着したものが図2
のロールオーバ防止装置2のブロック構成である。
【0036】上記構成のロールオーバ防止装置1及び2
の作用を、図4のフローチャートによって説明する。
【0037】ステップS1は、積載量選択スイッチ17
の設定値を読み込む。ステップS2では、第1次の警告
ロール角θ0例えば2度を設定する。ステップS3で
は、第2次の危険ロール角θ1例えば3度を設定する。
【0038】ステップS4では、ロールインジケータ1
8の警告ゾーン即ち黄色ゾーンの表示範囲を設定する。
ステップS5では、危険ゾーン即ち赤色ゾーン47L、
47Rの表示範囲を設定する。積載量が増すほど、ロー
ルオーバに至るロール角が大きくなるので、定積、半
積、空車の順でグリーンゾーン、黄色ゾーン範囲を大き
く設定する。
【0039】ステップS6及びS7では、車体左右の車
高を読み込む。即ち、左、右車高センサ11L、11R
の検出値HL、HRを読む。ステップS8では、ロール
角θを算出する。
【0040】ステップS9では、上記ロール角θをロー
ルインジケータ18に表示する。車両模図8Gが傾斜し
て指針8Gbがロール角θに相当する色別ゾーンを指向
する。ステップS10では、そのロール角θが第1次警
告のロール角θ0を超えているか否かを判定する。NO
で超えていなければリターンに戻り、実質的にはステッ
プS6で運行を継続する。YESであれば、ステップS
11に行く。
【0041】ステップS11では、第1次警告を警音ブ
ザー19で小音警告する。ステップS12では、エマー
ジェンシーランプ39を点灯または点滅させる。また、
ロールインジケータ18では模図8Gの指針8Gbがイ
エローゾーン48L、48Rを指向する。
【0042】ステップS13では、ロール角θがさらに
第2次の危険ロール角θ1を超えているか否かを判定す
る。NOで超えていなければリターンに戻り、実質的に
はステップS6で運行を継続する。YESであれば、ス
テップS14に行く。
【0043】ステップS14では、第2次の警告である
危険警告を警音ブザー19で大音警告する。ステップS
15では、エマージェンシーランプ39を点灯または点
滅させる。また、ロールインジケータ18では模図8G
の指針8Gbが赤ゾーンを指向する。同時に、車両減速
手段によって車両速度を減速させ、ロール角θを減少さ
せロールオーバを安全側に引き戻す。そしてリターンに
戻り、実質的にはステップS6戻って運転を継続する。
【0044】上記は、図1の構成のロールオーバ防止装
置1での作用の説明であるが、図2のロールオーバ防止
装置2の構成では、表示装置18Hにかえてシーケンシ
ャルインジケータ38が同様に作用する。
【0045】
【発明の効果】本発明の作用効果を、以下に列記する。
【0046】(1) 本発明のロールオーバ防止装置に
よって、自車のロールオーバ状態を絵図表示と警告音に
よって危険が警告される。さらに危険状態であれば、エ
ンジン出力減、補助ブレーキ、サービスブレーキ等の制
動減速手段を作動させて車両速度を低減させ安全確保が
はかられる。 (2) ロールインジケータまたはシーケンシャルイン
ジケータは、第1次警告を黄色、第2次の危険警告を赤
色で表示し、それぞれに対応する警報音も出される。積
載量が大きいほどロールオーバに至るロール角は大きく
なるので、グリーンゾーンは広くなる。 (3) ロール角による第1次警告、第2次の危険警告
を運転者が設定できるので、実体に合った安全な警告に
することができる。 (4) 単車に限らず、トレーラのロールモーメントを
トラクタ側で受け止めるので連結車にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロールオーバ防止装置を示す構成図
で、特に、車体の傾斜状態を絵図表示する手段を含んだ
構成図。
【図2】本発明の別のロールオーバ防止装置を示す構成
図で、特に、車体の傾斜状態をシーケンシャルランプで
表示する手段を含んだ構成図。
【図3】図1及び図2のブロック構成図。
【図4】図1及び図2の作用を示すフローチャート図。
【図5】図1の絵図表示装置で積載なしの場合の状態を
示す図。
【図6】図1の絵図表示装置で半積載の場合の状態を示
す図。
【図7】図1の絵図表示装置で定積載以上の場合の状態
を示す図。
【図8】図7の積載状態で黄ゾーン指針の危険警告を示
す絵図表示装置の作動例図。
【図9】積載状態と第1次(初期)の警報及び絵図表示
の関係を示す図。
【図10】積載状態と第2次(危険)の警報及び絵図表
示の関係を示す図。
【図11】従来のロールオーバ防止装置。
【符号の説明】
Cp・・カプラ 1、2・・ロールオーバ防止装置 5・・・後車軸管 7R・・後右車輪 7L・・後左車輪 8・・・車体 9R・・後右ばね 9L・・後左ばね 11R・・右車高センサ 11L・・左車高センサ 15・・・制御装置 15a・・ロール角演算部 15b・・エマージェンシ判断部 15c・・インジケータ出力演算部 15d・・エマージェンシランプ出力部 15e・・警音出力部 15f・・減速手段制御部 16・・・ノブ 17・・・積載状態選択スイッチ 17a・・空車位置 17b・・半積載位置 17c・・定積載位置 18H・・表示装置 18・・・ロールインジケータ 19・・・警音ブザー 20・・・車両減速手段 27、37、47・・・レッド(赤)ゾーン 28、38、48・・・イエロー(黄)ゾーン 29、39、49・・・グリーン(緑)ゾーン 38・・・シーケンシャルインジケータ 39・・・エマージェンシーランプ 39B・・エマージェンシーランプ 40・・・レッド(赤)ゾーン 41・・・イエロー(黄)ゾーン 42・・・グリーン(緑)ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01C 9/00 G01C 9/00 Z 9/06 9/06 Z (72)発明者 門 井 明 伸 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 Fターム(参考) 3D037 FA21 FA23 FB01 FB12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のロール転倒を防止するロールオー
    バ防止装置において、車体のロール角を検出するロール
    角検出手段と、車両の積載状態を選択入力させる積載状
    態選択スイッチと、車体のロール状態を絵図で表示する
    ロールインジケータと、前記積載状態選択スイッチに入
    力されたデータとロール角検出手段からの信号に基づい
    て車体のロール状態を演算して前記ロールインジケータ
    にロール危険警告情報を送信すると共に危険状態では車
    両減速手段に車両速度を減速させる信号を送信する制御
    装置、とで構成されることを特徴とするロールオーバ防
    止装置。
  2. 【請求項2】 前記ロールインジケータは、表示絵図が
    ロール角が安全状態ではグリーンゾーンを指針し、警報
    状態では黄ゾーンを指針し、危険状態では赤ゾーンを指
    針するように構成されている請求項1のロールオーバ防
    止装置。
  3. 【請求項3】 車両のロール転倒を防止するロールオー
    バ防止装置において、車体のロール角を検出するロール
    角検出手段と、車両の積載状態を選択入力させる積載状
    態選択スイッチと、車体のロール状態を複数の電灯で列
    型表示するシーケンシャルインジケータと、前記積載状
    態選択スイッチに入力されたデータとロール角検出手段
    からの信号に基づいて車体のロール状態を演算して前記
    シーケンシャルインジケータにロール危険警告情報を送
    信すると共に危険状態では車両減速手段に車両速度を減
    速させる信号を送信する制御装置、とで構成されること
    を特徴とするロールオーバ防止装置。
  4. 【請求項4】 前記シーケンシャルインジケータは、ロ
    ール角が安全状態ではグリーンゾーンで点灯し、警報状
    態では黄ゾーンで点灯し、危険状態では赤ゾーンで点灯
    するように構成されている請求項3のロールオーバ防止
    装置。
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