JP2000302063A - アーティキュレート式ダンプトラックの後部車体転倒防止装置 - Google Patents

アーティキュレート式ダンプトラックの後部車体転倒防止装置

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JP2000302063A
JP2000302063A JP11110421A JP11042199A JP2000302063A JP 2000302063 A JP2000302063 A JP 2000302063A JP 11110421 A JP11110421 A JP 11110421A JP 11042199 A JP11042199 A JP 11042199A JP 2000302063 A JP2000302063 A JP 2000302063A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーティキュレート式ダンプトラックに新た
な装置を付け加えることなく、駆動装置をそのまま利用
することにより、簡単な構成でアーティキュレート式ダ
ンプトラックの後部車体転倒防止装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】 前部車体1と、後部車体3とを水平軸回
りに回動自在に連結し、ブレーキ作動手段32,33
と、デフロック作動手段35と、インタデフロック作動
手段36とを備えたアーティキュレート式ダンプトラッ
クにおいて、後部車体3の左右方向の傾斜を検出する横
方向傾斜センサ23と、横方向傾斜センサ23からの信
号が所定の転倒閾値を越えた場合は、ブレーキ作動手段
32,33とデフロック作動手段35とインタデフロッ
ク作動手段36とを作動させる信号を出力するコントロ
ーラ20とを備えたことを特徴とするアーティキュレー
ト式ダンプトラックの後部車体転倒防止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オシレーション装
置を備えたアーテイキュレート式ダンプトラックの後部
車体転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アーティキュレート式ダンプトラック
は、運転室を有する前部車体と排土自在なダンプボデイ
を有する後部車体との連結部にアーテイキュレート用の
垂直軸を有すると共に、前後方向の水平軸を備えてお
り、この水平軸回りに回動可能、すなわちオシレーショ
ンを可能として走行時の前後輪の接地性を向上し、車体
の安定性を良好にしている。以下に、アーテイキュレー
ト式ダンプトラックの詳細について説明する。
【0003】図4はアーティキュレート式ダンプトラッ
クの側面図であり、図5はその平面図である。前輪2を
有する前部車体1と、後輪4を有する後部車体3とはオ
シレーション装置である連結装置10により連結されて
いる。前部車体1には運転室が設けられ、後部車体3に
は土砂等を積載するダンプボデイ5が搭載されており、
排土時には細い2点鎖線に示すようにダンプボデイ5を
図示しないダンプシリンダにより後方にダンプして排土
する。図6は図4のP部である連結装置10の斜視図で
ある。前部車体1には連結部材11の一端が矢印のよう
に前後方向の水平軸X−X回りに回動可能、すなわちオ
シレーション可能に取着されており、連結部材11の他
端には、後部車体フレーム7が垂直軸Y−Y回りに回動
可能に取着されている。
【0004】走行中、旋回する場合には図5に示すよう
に、前部車体1を垂直軸Y−Y(図6参照)回りに細い
2点鎖線に示すように右あるいは左に回動させ、旋回す
るようになっている。前部車体1と後部車体3とは水平
軸X−X(図6参照)回りに回動し、オシレーション可
能となっているため、旋回時にタイヤへの負担が均等に
かかり、外側の車輪が沈むのを防ぐため、過酷な条件の
軟弱地でも安定した走行が可能であり、車両の転倒を防
止し、タイヤの寿命を延ばすことができる。
【0005】しかしながら、排土時にダンプボデイを上
げてダンプしたときには重心位置が高くなり、地形が左
右方向に傾斜していたり、後輪の片側が軟弱地盤上にあ
るような場合には後部車体がオシレーション可能である
ため、左右方向に転倒し易いという問題がある。
【0006】この問題を解決するために、出願人は特開
平9−254831号公報で前部車体と後部車体との連
結部に、前後方向の水平軸回りに回動自在なオシレーシ
ョン装置を備えたアーティキュレート式ダンプトラック
において、ブレーキディスクと、このブレーキディスク
をブレーキするブレーキキャリパとよりなるオシレーシ
ョン固定手段を備えた構成としたアーティキュレート式
ダンプトラックの後部車体転倒防止装置を提案してい
る。このようなアーティキュレート式ダンプトラックの
後部車体転倒防止装置であれば、オシレーションを固定
することによって前部車体の重量を後部車体に付加し、
後部車体の転倒を防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−254831号公報に開示されたアーティキュ
レート式ダンプトラックの後部車体転倒防止装置では、
ブレーキディスクをブレーキするブレーキキャリパとよ
りなるオシレーション固定手段が必要であるので装置が
複雑でコストの高いものになってしまう。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、アーティキュレート式ダンプトラックに
新たな装置を付け加えることなく、駆動装置をそのまま
利用することにより、簡単な構成でアーティキュレート
式ダンプトラックの後部車体転倒防止装置を提供するこ
とを目的としている。つまり、従来のアーティキュレー
ト式ダンプトラックは全ての車輪を駆動する全輪駆動に
なっており、その駆動装置には、後述する、前輪4と後
輪5の回転差を吸収するためのインタアクスルデフ53
と、軟弱地で前輪4又は後輪5がスリップするのを防止
するために、前輪4と後輪5が回転差なく駆動できるよ
うにインタアクスルデフ53をロックするインタアクス
ルデフロック71とが設けられている。また、左右の車
輪の回転差を吸収するためのフロントデフ53およびリ
アデフ56,58と、軟弱地で左右の一方の車輪がスリ
ップするのを防止するために、右輪と左輪が回転差なく
駆動できるようにフロントデフ53又はリアデフ56,
58をロックするデフロック72,73,74が設けら
れている。そして、インタアクスルデフロック71又は
デフロック72,73,74を必要に応じて作動させる
コントローラ及びインタアクスルデフロック弁36又は
デフロック弁35などのデフロック作動手段を設けてい
るので、本発明は、上記駆動装置をそのまま利用し、コ
ントローラに新たな機能を付加することにより、簡単な
構成でアーティキュレート式ダンプトラックの後部車体
転倒防止装置を提供することができるのである。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、運転室
を有する前部車体と、排土自在なダンプボデイを有する
後部車体とを水平軸回りに回動自在に連結し、フロント
ブレーキとフロントデフとフロントデフロックとを備え
たフロントアクスルを前部車体に備え、リアブレーキと
リアデフとリアデフロックを備えたリアアクスルを後部
車体に備え、インタアクスルデフとインタアクスルデフ
ロックとを備えたトランスファ装置を前部車体に備え、
トランスファ装置のインタアクスルデフとフロントアク
スルのフロントデフを接続するフロントプロペラシャフ
トと、トランスファ装置のインタアクスルデフとリアア
クスルのリアデフを接続するリアプロペラシャフトとを
備え、前輪と後輪を制動するブレーキ作動手段と、フロ
ントデフとリアデフとをロックするデフロック作動手段
と、インタアクスルデフをロックするインタデフロック
作動手段とを備えたアーティキュレート式ダンプトラッ
クにおいて、後部車体の左右方向の傾斜を検出する横方
向傾斜センサと、横方向傾斜センサからの信号が所定の
転倒閾値を越えた場合は、ブレーキ作動手段とデフロッ
ク作動手段とインタデフロック作動手段とを作動させる
信号を出力するコントローラとを備えた構成としてい
る。
【0010】請求項1に記載の発明によると、後部車体
の傾斜が転倒閾値を越える時はブレーキ作動手段と、デ
フロック作動手段と、インタデフロック作動手段とを作
動させ前部車体と後部車体の相対回転がないように固定
し、車体の駆動装置をそのまま、用いることで、新たな
装置を付け加えることなく、簡単な構成でコストの低い
転倒防止装置を提供できる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
アーティキュレート式ダンプトラックの後部車体転倒防
止装置において、転倒警報器を付設し、コントローラ
は、さらに、横方向傾斜センサからの信号が所定の警報
閾値を越えた場合は転倒警報器を作動させる信号を出力
する構成としている。
【0012】請求項2に記載の発明によると、請求項1
の発明の効果に加えて、オペレータに後部車体の傾きが
大きいことを転倒警報装置で知らせることが出来るの
で、オペレータはダンプボデイを下げて後部車体の転倒
を未然に防止でき安全である。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
アーティキュレート式ダンプトラックの後部車体転倒防
止装置において、ダンプボデイが上がった状態か否かを
検出するダンプボデイ状態検出器を付設し、コントロー
ラは、さらに、ダンプボデイ状態検出器からのダンプボ
デイが上がった状態である検出信号がコントローラに入
力されたら、横方向傾斜センサからの信号が所定の警報
閾値を越えた場合は転倒警報器を作動させる信号と、横
方向傾斜センサからの信号が所定の転倒閾値を越えた場
合はブレーキ作動手段とデフロック作動手段とインタデ
フロック作動手段とを作動させる信号とを発生する構成
としている。
【0014】請求項3に記載の発明によると、請求項2
の発明の効果に加えて、車両が走行中に後部車体が傾い
て、転倒警報装置が作動したり、コントローラが駆動装
置を固定したりという誤作動が発生しないので走行中に
予期せず駆動装置が固定されることがなく駆動装置の保
護ができ、車両に路面からのショックも発生せず安定し
た走行できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図を参照しながら説明する。
【0016】なお、従来例で説明した部分は同一の符号
を付け説明を省略する。
【0017】図1に基づいて実施形態を説明する。図1
は連結装置10で連結された前部車体1と後部車体3に
設けられた後部車体転倒防止装置のハード構成ブロック
図を示したものである。前部車体1に設けられたコント
ローラ20には車速計21と、ダンプボデイ5が積荷か
空荷かを検出する積空識別器22と、図示しない排土レ
バーが操作されたか否かを検出する排土レバーセンサ2
5とが接続され、また、コントローラ20には後部車体
3に設けられた、後部車体3の左右方向の傾斜を検出す
る横方向傾斜計23と、ダンプボデイ5が上がった状態
か否かを検出するダンプボデイ状態検出器24とが接続
されて信号をコントローラ20に送っている。
【0018】そして、コントローラ20には転倒警報器
31と、フロントブレーキ弁32と、リアブレーキ弁3
3と、パーキングブレーキ弁34と、デフロック弁35
と、インタアクスルデフロック弁36とが接続され、コ
ントローラ20からの出力信号により作動するようにな
っている。フロントブレーキ弁32と、リアブレーキ弁
33と、パーキングブレーキ弁34と、デフロック弁3
5と、インタアクスルデフロック弁36とは電磁操作切
換弁であり、コントローラ20からの出力信号により図
示しないポンプからの圧油を送ったり、またはタンク
(図示せず)にドレンさせる。フロントブレーキ弁32は
フロントブレーキ81に、リアブレーキ弁33は前部リ
アブレーキ82と後部リアブレーキ83に、パーキング
ブレーキ弁34はパーキングブレーキ59に接続してい
る。デフロック弁35はフロントデフロック72と前部
リアデフロック73と後部リアデフロック74とに、イ
ンタアクスルデフロック弁36はインタアクスルデフロ
ック71に、それぞれ接続している。フロントブレーキ
81と、前部リアブレーキ82と,後部リアブレーキ8
3と、パーキングブレーキ59と、フロントデフロック
72と、前部リアデフロック73と、後部リアデフロッ
ク74と、インタアクスルデフロック71とはフロント
ブレーキ弁32と、リアブレーキ弁33と、パーキング
ブレーキ弁34と、デフロック弁35と、インタアクス
ルデフロック弁36とからそれぞれ送られた圧油によ
り、それぞれ作動するようになっている。
【0019】コントローラ20は、マイクロコンピュー
タ又は高速数値演算装置等の演算処置装置により構成さ
れており、所定の書換え可能なメモリ20a(いわゆる
RAM)を有している。コントローラ20は、横方向傾
斜計23からの信号がメモリ20a内に記憶している所
定の第1閾値の警報閾値を超えた場合、例えば、横方向
傾斜計23の信号が後部車体3の左右方向傾斜が5度を
超えた信号であると、転倒警報器31に信号を出力し、
少なくともランプ及びブザーのいずれか一方の転倒警報
器31を作動させる。そして、さらに後部車体3の左右
方向傾斜が増してメモリ20a内に記憶している第2閾
値の転倒閾値、例えば、7度を超えると、コントローラ
20はフロントブレーキ弁32と、リアブレーキ弁33
と、パーキングブレーキ弁34と、デフロック弁35
と、インタアクスルデフロック弁36とに信号を出力し
てそれぞれを作動させる。なお、第1,2閾値は任意の
値に調整可能となっている。
【0020】車速計21はコントローラ20に接続さ
れ、トランスミッション51の出力軸の回転数を検出し
て、検出信号をコントローラ20に送っている。ダンプ
ボデイ5が積荷状態であるか、空荷状態であるかを識別
する積空識別器22はコントローラ20に接続され、後
輪4を支持している図示しない後輪サスペンションの圧
力を検出して検出信号をコントローラ20に送ってい
る。図示しない排土レバーが操作されたか否かを検出す
る排土レバーセンサ25は排土レバーの位置を検出する
リミットスイッチ又は排土レバーの角度を検出するポテ
ンショメータ等を用いており、図示しない排土レバーの
位置を又は角度の信号をコントローラ20に送ってい
る。ダンプボデイ5が上がった状態か否かを検出するダ
ンプボデイ状態検出器24はダンプボデイ5の位置を検
出するリミットスイッチ又はダンプボデイ5の角度を検
出するポテンショメータ等を用いており、ダンプボデイ
5の位置又は角度の信号をコントローラ20に送ってい
る。
【0021】駆動装置は次のような構成になっている。
エンジン50の出力軸はトルクコンバータ51aの入力
軸と接続し、トルクコンバータ51aの出力軸はトラン
スミッション51の入力軸と接続し、トランスミッショ
ン51の出力軸は出力をフロントアクスル91とリアア
クスルである前部リアアクスル92及び後部リアアクス
ル93に分けて伝達するトランスファ装置52とが接続
している。そして、トランスファ装置52は前側でフロ
ントプロペラシャフト95を介してフロントアクスル9
1に、後側でリア第1プロペラシャフト96とリア第2
プロペラシャフト94を介して前部リアアクスル92に
接続して、エンジン50の出力をトランスファ装置52
内部のギヤにより分けて最終的に前輪2と後輪4に伝え
る。前部リアアクスル92及び後部リアアクスル93は
それぞれのギアボックス55及びギアボックス57と後
部リアプロペラシャフト97とを介して接続している。
【0022】トランスファ装置52には入力を前輪2と
後輪4への出力に分けて伝達し、また、前輪2と後輪4
との回転差を吸収するために差動装置であるインタアク
スルデフ53が設けられ、さらに、インタアクスルデフ
53を固定して差動装置を非作動状態にするインタアク
スルデフロック71が設けられている。
【0023】インタアクスルデフ53の前側は差動装置
であるフロントデフ54に接続している。さらに、フロ
ントデフ54を固定して差動装置を非作動状態にするフ
ロントデフロック72が設けられている。フロントデフ
54の出力軸は左右の終減速装置84に接続し、終減速
装置84には前輪2が装着されている。また、フロント
アクスル91には前輪2を制動するフロントブレーキ8
1が設けられている。
【0024】インタアクスルデフ53の後側は一方のリ
アアクスルである前部リアアクスル92のギアボックス
55を介して差動装置である一方のリアデフである前部
リアデフ56に接続している。さらに、前部リアデフ5
6を固定して差動装置を非作動状態にする前部リアデフ
ロック73が設けられている。前部リアデフ56の出力
軸は左右の終減速装置85に接続し、終減速装置85に
は後輪4が装着されている。また、前部リアアクスル9
2には後輪4を制動する前部リアブレーキ82が設けら
れている。
【0025】前部リアアクスル92はギアボックス5
5、57を介して他方のリアアクスルである後部リアア
クスル93の差動装置である他方のリアデフである後部
リアデフ58に接続している。さらに、後部リアデフ5
8を固定して差動装置を非作動状態にする後部リアデフ
ロック74が設けられている。後部リアデフ58の出力
軸は左右の終減速装置86に接続し、終減速装置86に
は後輪4が装着されている。また、後部リアアクスル9
3には後輪4を制動する後部リアブレーキ83が設けら
れている。
【0026】各差動装置を非作動状態にするインタアク
スルデフロック71、フロントデフロック72、前部リ
アデフロック73、後部リアデフロック74はそれぞれ
の差動装置のギア53a,54a,56a,58aと一
方のピニオンギア53b,54b,56b,58bとを
油圧クラッチなどの手段により固定する。従って、イン
タアクスルデフロック71、フロントデフロック72、
前部リアデフロック73、後部リアデフロック74が作
動すると、それぞれの差動装置のギア53a,54a,
56a,58aと一方のピニオンギア53b,54b,
56b,58bと、他方のピニオンギア53c,54
c,56c,58cとは固定され、相互の回転差は発生
しない。
【0027】インタアクスルデフ53の後側と前部リア
アクスル92との接続しているリア第2プロペラシャフ
ト94にはパーキングブレーキ59が設けられており、
プロペラシャフト94を駐車時に制動している。
【0028】図2は、車体とエンジン50、トランスミ
ッション51などの駆動装置の配置を示した側面図であ
り、図3は同様な平面図である。
【0029】次に、実施形態の作用を説明する。図4の
細い2点鎖線で示したように土砂等を積載したダンプボ
デイ5を排土のためにダンプしたときに、地面が左右方
向に傾斜していたり、あるいは後輪4の左右どちらかの
地盤が軟弱であるような場合、後部車体3は左右方向に
傾斜する。このとき後部車体3の重心位置は高くなって
おり、後部車体3の左右方向の傾斜角が所定の角度以上
に達すると、連結部材11部で水平軸X−X回りにオシ
レートし、転倒する。それを防止するために、コントロ
ーラ20は後部車体3に設けられた横方向傾斜計23か
らの信号が所定の第1閾値を超えた場合、例えば、横方
向傾斜計23の信号が後部車体3の左右方向傾斜が5度
を超えた信号であると、転倒警報器31に信号を出力し
て、作動させ、オペレータに注意を促す。そして、さら
に左右方向傾斜が増して第2閾値の7度を超えた場合に
はコントローラ20はフロントブレーキ弁32と、リア
ブレーキ弁33と、パーキングブレーキ弁34と、デフ
ロック弁35と、インタアクスルデフロック弁36とに
信号を出力してそれぞれを作動させる。
【0030】すると、フロントブレーキ弁32が作動す
ることにより、前輪2は左右とも固定され、リアブレー
キ弁33が作動することにより、後輪4は左右とも固定
され回転しなくなる。そして、デフロック弁35が作動
することにより、フロントデフロック72と前部リアデ
フロック73と後部リアデフロック74とが作動し、結
局各差動装置であるフロントデフ54と前部リアデフ5
6と後部リアデフ58とはそれぞれ固定され、それぞれ
の差動装置はそれぞれブレーキで固定された前輪2、後
輪4と連結され回転しなくなる。さらに、インタアクス
ルデフロック弁36が作動することにより、インタアク
スルデフロック71が作動してインタアクスルデフ53
が固定され、フロントアクスル91と前部リアアクスル
92と後部リアアクスル93とがフロントプロペラシャ
フト95とリア第1プロペラシャフト96とリア第2プ
ロペラシャフト94と後部リアプロペラシャフト97と
を介して結合する。つまり、フロントアクスル91と前
部リアアクスル92及び後部リアアクスル93とは機械
的に固定され、相対的な回転は出来なくなる。
【0031】この時、後部車体3は転倒方向に傾いてい
き、図示しないアクスルと後部車体3との間にある左右
の一方のサスペンションが縮んでストロークエンドにな
り、反対側のサスペンションが伸び切ってストロークエ
ンドになると、車体は前部リアアクスル92と後部リア
アクスル93を持上げようとする。すると、リアアクス
ルである前部リアアクスル92と後部リアアクスル93
の傾斜が増加していくが、上記のようにフロントアクス
ル91と前部リアアクスル92及び後部リアアクスル9
3とが結合し相対的な回転は出来なくなっているのでプ
ロぺラシャフトにはねじれが発生する。つまり、転倒し
ようとする力がプロペラシャフト94を介してフロント
アクスル91に伝わり、後部車体3はフロントアクスル
91も含めた前部車体1の重量により転倒が阻止される
ことになる。
【0032】従って、本発明による転倒防止装置によれ
ば、車体の駆動装置をそのまま、用いることで、新たな
装置を付け加えることなく、簡単な構成でコストの低い
転倒防止装置を提供できる。
【0033】なお、本実施形態では後部車体3にはリア
アクスルが2本のもので説明したが、リアアクスルが1
本のものでも、本発明の作用及び効果には変わりがな
い。
【0034】また、転倒警報装置31を作動させるため
には、コントローラ20を介さずに、横方向傾斜計23
は後部車体3の左右方向傾斜が第1閾値を超えたら、接
点が閉じるリミットスイッチを備えたものとして、直接
転倒警報装置31を作動する警報発生手段であっても良
い。
【0035】さらに、転倒警報装置31を作動させる閾
値の第1閾値を更に細分化して、第1a閾値を正常、第
1b閾値を注意、第1c閾値を警告と判定する閾値とし
て、コントローラ20で識別し、転倒警報装置31を例
えば、正常では青色ランプ、注意では黄色ランプ、警告
では赤色ランプとしたり、ブザー音を正常では無音、注
意では断続音、警告では連続音としてもよい。
【0036】このようにすることで、オペレータに後部
車体3の傾きが大きいことを転倒警報装置31で知らせ
ることが出来るので、オペレータはダンプボデイ5を下
げて後部車体3の転倒を未然に防止でき安全である。
【0037】また、車両が走行中に後部車体が傾いて、
転倒警報装置31が作動したり、コントローラ20が駆
動装置を固定したりしないように、車両を停止して排土
するために、オペレータにより図示しない排土レバーが
操作されてダンプボデイ5が上がっていると確認した場
合には、転倒警報装置31の作動や駆動装置のロックを
行うようにすることが望ましい。このために、排土レバ
ーセンサ25からの検出信号が所定値以上で図示しない
排土レバーが操作されていることを示す信号がコントロ
ーラ20に送信された場合には、コントローラ20は横
方向傾斜計23からの信号を上記のように判断して、転
倒警報装置31を作動させたり、駆動装置を固定したり
しても良い。
【0038】また、ダンプボデイ状態検出器24からの
検出信号が所定値以上でダンプボデイ5が上がった状態
であることを示す信号がコントローラ20に送信された
場合には、上記と同様に、コントローラ20は横方向傾
斜計23からの信号を上記のように判断して、転倒警報
装置31を作動させたり、駆動装置を固定したりしても
良い。
【0039】また、排土レバーセンサ25からの検出信
号が所定値以上で図示しない排土レバーが操作されてい
ることを示す信号と、ダンプボデイ状態検出器24から
の検出信号が所定値以上でダンプボデイ5が上がった状
態であることを示す信号とが同時にコントローラ20に
送信された場合には、上記と同様に、コントローラ20
は横方向傾斜計23からの信号を上記のように判断し
て、転倒警報装置31を作動させたり、駆動装置を固定
したりしても良い。
【0040】このようにすることで、車両が走行中に後
部車体3が傾いて、転倒警報装置31が作動したり、コ
ントローラ20が駆動装置を固定したりという誤作動が
発生しないので走行中に予期せず駆動装置が固定される
ことがなく駆動装置の保護ができ、車両に路面からのシ
ョックも発生せず安定した走行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハード構成ブロック図である。
【図2】アーティキュレート式ダンプトラックの駆動装
置の配置の説明図である。
【図3】図2を上面から見た配置図である。
【図4】アーティキュレート式ダンプトラックの側面図
【図5】図4の平面図
【図6】図4における連結装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…前部車体、2…前輪、3…後部車体、4…後輪、5
…ダンプボデイ、10…連結装置、20…コントロー
ラ、23…横方向傾斜センサ、24…ボデイ状態検出
器、31…転倒警報機、52…トランスファ装置、53
…インタアクスルデフ、54…フロントデフ、56…前
部リアデフ、58…後部リアデフ、71…インタアクス
ルデフロック、72…フロントデフロック、73…前部
リアデフロック、74…後部リアデフロック。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室を有する前部車体(1)と、排土自
    在なダンプボデイ(5)を有する後部車体(3)とを水平軸回
    りに回動自在に連結し、フロントブレーキ(81)とフロン
    トデフ(54)とフロントデフロック(72)とを備えたフロン
    トアクスル(91)を前部車体(1)に備え、リアブレーキ(8
    2.83)とリアデフ(56,58)とリアデフロック(73,74)を備
    えたリアアクスル(92.93)を後部車体(3)に備え、インタ
    アクスルデフ(53)とインタアクスルデフロック(71)とを
    備えたトランスファ装置(52)を前部車体(1)に備え、ト
    ランスファ装置(52)のインタアクスルデフ(53)とフロン
    トアクスル(91)のフロントデフ(54)を接続するフロント
    プロペラシャフト(95)と、トランスファ装置(52)のイン
    タアクスルデフ(53)とリアアクスル(92.93)のリアデフ
    (56,58)を接続するリアプロペラシャフト(94,96,97)と
    を備え、前輪(2)と後輪(4)を制動するブレーキ作動手段
    (32,33)と、フロントデフ(54)とリアデフ(56,58)とをロ
    ックするデフロック作動手段(35)と、インタアクスルデ
    フ(53)をロックするインタデフロック作動手段(36)とを
    備えたアーティキュレート式ダンプトラックにおいて、
    後部車体(3)の左右方向の傾斜を検出する横方向傾斜セ
    ンサ(23)と、横方向傾斜センサ(23)からの信号が所定の
    転倒閾値を越えた場合は、ブレーキ作動手段(32,33)と
    デフロック作動手段(35)とインタデフロック作動手段(3
    6)とを作動させる信号を出力するコントローラ(20)とを
    備えたことを特徴とするアーティキュレート式ダンプト
    ラックの後部車体転倒防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアーティキュレート式ダ
    ンプトラックの後部車体転倒防止装置において、転倒警
    報器(31)を付設し、コントローラ(20)は、さらに、横方
    向傾斜センサ(23)からの信号が所定の警報閾値を越えた
    場合は転倒警報器(31)を作動させる信号を出力すること
    を特徴とするアーティキュレート式ダンプトラックの後
    部車体転倒防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のアーティキュレート式ダ
    ンプトラックの後部車体転倒防止装置において、ダンプ
    ボデイ(5)が上がった状態か否かを検出するダンプボデ
    イ状態検出器(24)を付設し、コントローラ(20)は、さら
    に、ダンプボデイ状態検出器(24)からのダンプボデイ
    (5)が上がった状態である検出信号がコントローラ(20)
    に入力されたら、横方向傾斜センサ(23)からの信号が所
    定の警報閾値を越えた場合は転倒警報器(31)を作動させ
    る信号と、横方向傾斜センサ(23)からの信号が所定の転
    倒閾値を越えた場合はブレーキ作動手段(32,33)とデフ
    ロック作動手段(35)とインタデフロック作動手段(36)と
    を作動させる信号とを発生することを特徴とするアーテ
    ィキュレート式ダンプトラックの後部車体転倒防止装
    置。
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