JP2009203798A - オイルジェット及びオイル供給システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボディ13の上端部に有する通路構成部15に形成されたオイル供給孔22と、ボディの底部に設けられて、上端がオイル供給孔の開口部22aに離間して設けられたオイルジェットシリンダ14と、オイルジェットシリンダ内に摺動自在に設けられたオイルジェットピストン16と、前記オイル供給部からオイルが供給されるオイル導入室24とを備えている。オイル供給孔のオイルの圧力によってオイルジェットピストンを僅かながらも下降させると、即座に前記オイル導入室にオイルを流入させて、吐出通路21を介してノズル18からオイルを噴射させるようにした。
【選択図】図1
Description
前記オイルジェットシリンダ内に摺動自在に設けられ、前記オイル供給部からオイルが供給されるオイル導入室と該オイル導入室に供給されるオイル圧よりも低圧に維持される背圧室とを隔成すると共に、冠面が前記ストッパ部に当接することによって前記オイル供給部の開口部を閉止するオイルジェットピストンと、
該オイルジェットピストンを前記オイル供給部の開口部側へ付勢する付勢部材と、
前記オイル供給部の開口部から流出したオイルを、前記オイルジェットシリンダの一端側と前記ストッパ部との間の前記オイル導入室を経由してオイルを吐出する吐出通路と、
を備えたことを特徴としている。
該オイルジェットシリンダの内燃機関のピストン側に設けられて前記オイルジェットシリンダの軸方向に沿って開口する開口面積が前記オイルジェットシリンダの一端側の開口面積よりも小さなオイル供給部と、該オイル供給部の開口部孔縁に形成されたストッパ部と、を有するオイルジェット本体と、
前記オイルジェットシリンダ内に摺動自在に設けられ、前記オイル供給部からオイルが供給されるオイル導入室と該オイル導入室に供給されるオイル圧よりも低圧に維持される背圧室とを隔成すると共に、冠面が前記ストッパ部に当接することによって前記オイル供給部の開口部を閉止するオイルジェットピストンと、
該オイルジェットピストンを前記オイル供給部の開口部側へ付勢する付勢部材と、を備え、
前記オイル供給部の開口部から流出したオイルを、前記オイル導入室からオイルパン側に延びる吐出通路を経由して前記内燃機関のピストン側に向かって吐出することを特徴としている。
すなわち、前記内燃機関1は、図3に示すように、シリンダブロック2のクランクケース3で隔成されたクランク室4の内部にクランクシャフト5が図外の軸受けによって回転自在に支持されている。また、クランクケース3の上部に形成された円筒状のシリンダ壁6の内部には、前記クランクシャフト5とコンロッド7を介して連結されたピストン8が摺動自在に設けられている。
図4及び図5は第2実施例を示し、前記通路構成部がボディ13に一体に形成されていると共に、オイルジェットシリンダ14がボディ13とは別体に形成されている。
4…クランク室
8…ピストン
11…メインオイルギャラリー
12…オイルジェット
13…ボディ(オイルジェット本体)
13a…底壁
14…オイルジェットシリンダ
14a…背圧室
15…通路構成部
16…オイルジェットピストン
16a…冠部
16b…冠面
17…バルブスプリング(付勢部材)
18…ノズル
21…吐出通路
22…オイル供給孔(オイル供給部)
22a…下端開口部
23…ストッパ面(ストッパ部)
24…オイル導入室
Claims (20)
- 内燃機関のピストンにオイルを供給するオイルジェットであって、
軸方向に延びるオイルジェットシリンダと、
該オイルジェットシリンダの一端側に離間して設けられて前記オイルジェットシリンダの軸方向に沿って開口する開口面積が前記オイルジェットシリンダの一端側の開口面積よりも小さなオイル供給部と、該オイル供給部の開口部孔縁に形成されたストッパ部と、を有するオイルジェット本体と、
前記オイルジェットシリンダ内に摺動自在に設けられ、前記オイル供給部からオイルが供給されるオイル導入室と該オイル導入室に供給されるオイル圧よりも低圧に維持される背圧室とを隔成すると共に、冠面が前記ストッパ部に当接することによって前記オイル供給部の開口部を閉止するオイルジェットピストンと、
該オイルジェットピストンを前記オイル供給部の開口部側へ付勢する付勢部材と、
前記オイル供給部の開口部から流出したオイルを、前記オイルジェットシリンダの一端側と前記ストッパ部との間の前記オイル導入室を経由してオイルを吐出する吐出通路と、
を備えたことを特徴とするオイルジェット。 - 請求項2に記載のオイルジェットにおいて、
前記吐出通路は、前記オイルジェットシリンダの外周側に形成された筒状通路を有することを特徴とするオイルジェット。 - 請求項2に記載のオイルジェットにおいて、
前記筒状通路は、前記オイル導入室からオイルジェットシリンダの軸方向に延出されていることを特徴とするオイルジェット。 - 請求項2に記載のオイルジェットにおいて、
前記吐出通路は、前記オイルジェット本体に取り付けられたノズル内に延出形成され、前記筒状通路がノズル内の通路に連通していることを特徴とするオイルジェット。 - 請求項1に記載のオイルジェットにおいて、
前記オイルジェットシリンダとオイルジェットピストンは、それぞれ円筒状に形成されていることを特徴とするオイルジェット。 - 請求項5に記載のオイルジェットにおいて、
前記オイル供給部の開口部は、円形状に形成されていることを特徴とするオイルジェット。 - 請求項1に記載のオイルジェットにおいて、
前記オイルジェットピストンの冠面と該冠面が当接する前記ストッパ部は面接触で当接することを特徴とするオイルジェット。 - 請求項7に記載のオイルジェットにおいて、
前記オイルジェットピストンの冠面と前記ストッパ部の接触面は、前記オイルジェットシリンダの軸方向に対して直交する面であることを特徴とするオイルジェット。 - 請求項1に記載のオイルジェットにおいて、
前記背圧室は、前記オイルジェットシリンダの外部に連通していることを特徴とするオイルジェット。 - 内燃機関のピストンにオイルを供給するオイルジェットであって、
少なくとも一端側が開放されるように軸方向に延びるオイルジェットシリンダが形成された第1部材と、
前記オイルジェットシリンダの内周面とほぼ同形状の外周面を有し、前記オイルジェットシリンダに対して摺動自在に設けられたオイルジェットピストンと、
前記オイルジェットピストンの冠面の面積よりも小さな面積の開口部を有するオイル供給部を備え、前記オイルジェットシリンダの一端側の開口端と前記オイル供給部の開口部が対向して配置され、前記オイルジェットシリンダの開口端と離間するように前記第1部材に固定された第2部材と、
前記オイルジェットシリンダの開口端と反対側に配置され、前記オイルジェットピストンを前記オイル供給部の開口部方向へ付勢する付勢部材と、
前記オイルジェットシリンダの開口端とオイル供給部の開口部との間のオイル導入室を経由してオイルを吐出する吐出通路と、
を備えたことを特徴とするオイルジェット。 - 請求項10に記載のオイルジェットにおいて、
前記第1部材側からオイルが吐出されるように構成したことを特徴とするオイルジェット。 - 請求項11に記載のオイルジェットにおいて、
前記第2部材を、プレート部材によって構成したことを特徴とするオイルジェット。 - 請求項12に記載のオイルジェットにおいて、
前記第2部材を、第1部材に対してかしめによって固定したことを特徴とするオイルジェット。 - 請求項10に記載のオイルジェットにおいて、
前記第1部材を、焼結合金材によって成形したことを特徴とするオイルジェット。 - 請求項14に記載のオイルジェットにおいて、
前記第1部材を金属粉末射出成形によって成形したことを特徴とするオイルジェット。 - 請求項10に記載のオイルジェットにおいて、
前記第2部材側からオイルを流出するように形成したことを特徴とするオイルジェット。 - 請求項10に記載のオイルジェットにおいて、前記第1部材は、前記第2部材に対して前記オイルジェットシリンダの軸方向及び径方向から位置決めする位置決め部を有することを特徴とするオイルジェット。
- 請求項10に記載のオイルジェットにおいて、
前記位置決め部を、前記第1部材に形成された段差部によって形成したことを特徴とするオイルジェット。 - 内燃機関のピストンにオイルを供給するオイル供給システムであって、
内燃機関のピストンの摺動方向に沿って延出されたオイルジェットシリンダと、
該オイルジェットシリンダの内燃機関のピストン側に設けられて前記オイルジェットシリンダの軸方向に沿って開口する開口面積が前記オイルジェットシリンダの一端側の開口面積よりも小さなオイル供給部と、該オイル供給部の開口部孔縁に形成されたストッパ部と、を有するオイルジェット本体と、
前記オイルジェットシリンダ内に摺動自在に設けられ、前記オイル供給部からオイルが供給されるオイル導入室と該オイル導入室に供給されるオイル圧よりも低圧に維持される背圧室とを隔成すると共に、冠面が前記ストッパ部に当接することによって前記オイル供給部の開口部を閉止するオイルジェットピストンと、
該オイルジェットピストンを前記オイル供給部の開口部側へ付勢する付勢部材と、を備え、
前記オイル供給部の開口部から流出したオイルを、前記オイル導入室からオイルパン側に延びる吐出通路を経由して前記内燃機関のピストン側に向かって吐出することを特徴とするオイル供給システム。 - 請求項19に記載のオイル供給システムにおいて、
前記吐出通路の端部から前記内燃機関のピストン側に延びるノズルを経由してオイルを吐出することを特徴とするオイル供給システム。
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JP2018076808A (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | 荻野工業株式会社 | オイルジェット装置 |
CN113914986A (zh) * | 2020-07-08 | 2022-01-11 | Ip传输控股公司 | 活塞冷却喷口 |
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---|---|---|---|---|
JP2005076627A (ja) * | 2003-09-03 | 2005-03-24 | Aisan Ind Co Ltd | 内燃機関のピストン冷却装置 |
JP2009216071A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-09-24 | Ogino Kogyo Kk | オイルジェット装置 |
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