JP5265499B2 - オイルジェット - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等のエンジンのピストンを冷却するために、ピストンにエンジンオイルを噴射するオイルジェットに関する。
オイルジェットの従来例を述べる。図7はオイルジェットを一部破断して示す側面図である。
図7に示すように、オイルジェット110は、エンジンオイルが流れるオイル通路119を形成するバルブシート112及びノズル114と、オイル通路119を開閉するボール弁116と、ボール弁116を閉弁方向へ付勢するコイルスプリング118とを備えている。バルブシート112内には、オイル導入口120及びボール弁116のシート面122が形成されている。また、ノズル114内には、オイル噴射口132及びコイルスプリング118の座面134が形成されている。また、コイルスプリング118は、圧縮コイルスプリングからなる。
バルブシート112のオイル導入口120におけるエンジンオイルの圧力(「オイル圧力」という)が所定圧力以下のときは、コイルスプリング118の弾性によってボール弁116がバルブシート112のシート面122を閉じた状態(閉弁状態)に保持されている(図7中、二点鎖線116参照)。また、バルブシート112のオイル導入口120におけるオイル圧力が所定圧力以上になると、ボール弁116がコイルスプリング118の弾性に抗してシート面122から離れることで開弁される(図7中、実線116参照)。これにより、エンジンオイルがオイル通路119を流れた後、ノズル114のオイル噴射口132からピストンに向けて噴射される。なお、前記従来例と同様の構造を備えるオイルジェットが例えば特許文献1に記載されている。
特開2008−202418号公報
前記従来例のオイルジェット110によると、ボール弁116の開弁時において、エンジンオイルがコイルスプリング118の線間を外周側から内周側へ流れる構造となっている(図7中、矢印Y1参照)。このため、コイルスプリング118が線間密着すると、エンジンオイルの流れが制限されることになる。この点について、図8のオイルジェットの流量特性を示す特性線図を参照して述べる。図8において、横軸はオイル圧力を示し、縦軸はオイル吐出流量(噴射量)を示している。図8の特性線Bから分かるように、オイル圧力が上昇していく際、開弁圧を超えた時点p1でボール弁116が開弁され、その後、オイル吐出流量(噴射量)が増加していく。しかしながら、コイルスプリング118の線間密着の開始時点p2からオイルの吐出流量が低下していき、コイルスプリング118が完全に線間密着した時点p3でオイルの吐出流量が「0(ゼロ)」となる。このように、コイルスプリング118の線間密着によりエンジンオイルの流れが制限されると、ピストンにエンジンオイルを安定的に供給することができないという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、コイルスプリングが線間密着するときでも、ピストンにエンジンオイルを安定的に噴射することのできるオイルジェットを提供することにある。
第1の発明は、エンジンのピストンにエンジンオイルを噴射するオイルジェットであって、エンジンオイルが流れるオイル通路を形成する通路形成部材と、オイル通路を開閉する弁体と、弁体を閉弁方向へ付勢するコイルスプリングとを備え、オイル通路にコイルスプリングを迂回する連通路を設けたものである。したがって、コイルスプリングのスプリング長の変化の影響を受けずに、連通路によって常にオイル通路が確保される。このため、コイルスプリングが線間密着するときでも、エンジンオイルが連通路を通って流れることにより、ピストンにエンジンオイルを噴射することができるため、ピストンにエンジンオイルを安定的に噴射することができる。
第2の発明は、第1の発明において、連通路は、通路形成部材におけるコイルスプリングの座面に形成された連通溝からなる。したがって、連通溝を容易に形成することができる。
第3の発明は、第2の発明において、連通溝は、オイル通路の通路壁面に沿って上流側へ延びる溝部を備えている。したがって、コイルスプリングが完全に線間密着することにより、オイル通路の通路壁面とコイルスプリングの外周面との間が狭くなる場合でも、その間の通路面積を確保することができる。
第4の発明は、第2又は第3の発明において、連通溝は、通路形成部材に対する機械加工により形成されている。したがって、通路形成部材に対する機械加工によって連通溝を形成することができる。
一実施例に係るオイルジェットを一部破断して示す側面図である。 オイルジェットの要部を示す断面図である。 ノズルを示す斜視図である。 ノズルを示す下面図である。 エンジンにおけるオイルジェットの周辺部を示す断面図である。 オイルジェットの流量特性を示す特性線図である。 従来例に係るオイルジェットを一部破断して示す側面図である。 オイルジェットの流量特性を示す特性線図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1はオイルジェットを一部破断して示す側面図、図2は同じく要部を示す断面図である。
図1に示すように、オイルジェット10は、バルブシート12とノズル14とボール弁16とコイルスプリング18とを備えている。バルブシート12とノズル14との結合によって一連状のオイル通路19が形成される。なお、バルブシート12及びノズル14は、本明細書でいう「通路形成部材」に相当する。
前記バルブシート12は、例えば金属製で、中空円筒状に形成されている。バルブシート12内には、前記オイル通路19のオイル導入口20及びボール弁16のシート面22が形成されている。シート面22は、オイル導入口20の内周面の上端から上方に向かって内径を次第に大きくするテーパ面で形成されている。また、バルブシート12内には、シート面22の大径側端部から上方へ延びる円筒面24と、円筒面24の上端から段付面25を介して上方へ延びる大径円筒状の嵌合面26が形成されている(図2参照)。また、嵌合面26を内周面とする筒状壁部28は、前記ノズル14の結合側端部(図1において下端部)を嵌合した状態でかしめられている。なお、図2に、筒状壁部28のかしめ前の状態が二点鎖線28で示されている。
図1に示すように、前記ノズル14は、例えば金属製で、中空円筒状に形成されている。ノズル14は、前記バルブシート12に対する接続筒部30を大径とする段付円筒状に形成されている。また、ノズル14の小径円筒部内には、前記オイル通路19のオイル噴射口32が形成されている。オイル噴射口32は、前記バルブシート12のオイル導入口20の内径より小径の内径をもって形成されている。また、ノズル14の小径円筒部と大径円筒部との間の段付面によって前記コイルスプリング18用の座面34が形成されている。また、接続筒部30は、前記バルブシート12の円筒面24の径より僅かに小径の内径をもって形成されている。また、接続筒部30の外周面の上端部には、上方に向かって外径を次第に小さくするテーパ面36が形成されている(図2参照)。
図1に示すように、前記ノズル14を前記バルブシート12に結合するには、ノズル14の接続筒部30を、バルブシート12のかしめ前における筒状壁部28(図2中、二点鎖線28参照)内に嵌合しかつ段付面25上に当接させる。この状態で、筒状壁部28の上端部を径方向内方へかしめて接続筒部30のテーパ面36に密着させる(図2中、実線28参照)。これによって、バルブシート12とノズル14とが結合され、一連状のオイル通路19が形成される(図1参照)。なお、ノズル14のシート面22及び円筒面24とノズル14の接続筒部30とによって、前記オイル通路19のオイル導入口20とオイル噴射口32との間に位置する弁室38が形成されている。
前記弁室38には、前記したバルブシート12とノズル14との結合に先立って、前記ボール弁16及び前記コイルスプリング18が組込まれている。ボール弁16は、例えば金属製で、前記シート面22上に当接することによりオイル通路19を閉じ(図1中、二点鎖線16参照)、また、シート面22から上方へ離れることによりオイル通路19を開く(図1中、実線16参照)。また、コイルスプリング18は、例えば金属製の圧縮コイルスプリングからなり、ボール弁16と前記座面34との間に介装されている。コイルスプリング18は、ボール弁16を常に閉弁方向(図1において下方)へ付勢している。また、コイルスプリング18の座面34側の端部は、ノズル14の接続筒部30内に遊嵌状に嵌合されている。なお、ボール弁16は本明細書でいう「弁体」に相当する。
続いて、前記オイルジェット10の要部の構成について説明する。図3はノズルを示す斜視図、図4はノズルを示す下面図である。
図3及び図4に示すように、前記ノズル14の座面34には、適数個(例えば、4個)の連通溝40が周方向に等間隔すなわち90°間隔で形成されている。すなわち、座面34の周方向に複数の連通溝40が均等に配置されている。また、連通溝40は、ノズル14に対する機械加工、例えばドリル加工により有底円筒状に形成されている。また、連通溝40は、座面34の内周側に張り出すようにドリル加工されている。これにより、連通溝40は、座面34の内周側において前記オイル噴射口32と連通されている。また、連通溝40は、座面34の外周側に張り出すようにドリル加工されている。これにより、連通溝40には、座面34の外周側において前記接続筒部30の内壁面に沿って軸方向に延びる溝部41の上端部が連通されている。溝部41の下端部は、接続筒部30の開口端面に開口されている。また、溝部41は、接続筒部30の内壁面(オイル通路19の通路壁面に相当する)に沿って上流側(図2において下方)へ延びている。したがって、連通溝40は、前記オイル通路19におけるコイルスプリング18の外周側の通路部と内周側の通路部とを連通している。なお、連通溝40は本明細書でいう「コイルスプリングを迂回する連通路」に相当する。
次に、前記オイルジェット10の使用例を説明する。図5はエンジンにおけるオイルジェットの周辺部を示す断面図である。
図5に示すように、エンジンのシリンダブロック43の上部には気筒数に応じた数のシリンダボア44が形成されている。シリンダブロック43のシリンダボア44の両側から下方へ延びるジャーナル壁46と、ジャーナル壁46に取付けられたベアリングキャップ48との間には、クランクシャフト50が上下の両軸受メタル52を介して回転可能に支持されている。クランクシャフト50には、コンロッド54を介してピストン56が連結されている。ピストン56は、クランクシャフト50の回転のともなってシリンダボア44内を上下動する。クランクシャフト50には、軸方向に伸びる主オイル通路58、径方向に延びるオイル分流路59が形成されている。主オイル通路58には、オイルポンプ(図示省略)から圧送されたエンジンオイルが流れる。また、オイル分流路59には、主オイル通路58から分流されたエンジンオイルがジャーナル壁46の軸受摺動部、コンロッド54の軸受摺動部に向けて流れる。なお、オイルポンプはクランクシャフト50の回転を利用して駆動されるため、オイルポンプにより圧送されるオイル圧力はエンジン回転数に応じて上昇する。
前記シリンダブロック43のジャーナル壁46には、ピストン56を冷却するためのエンジンオイルを噴射するオイルジェット10用の取付孔60が形成されている。取付孔60は、上死点付近に位置するピストン56に向けてエンジンオイルが噴射されるように、ジャーナル壁46に対して傾斜状にかつ貫通状に形成されている。また、取付孔60は、ストレート状で、下半部を大径孔部とし、上半部を小径孔部とする段付孔で形成されている。取付孔60の大径孔部は、クランクシャフト50の軸受メタル52に形成された油孔53と連通されている。また、取付孔60には、その下方から前記オイルジェット10が挿着されている。取付孔60の大径孔部内にオイルジェット10のバルブシート12が挿入され、その小径孔部内にオイルジェット10のノズル14が挿入されている。このように、エンジンに配置されたオイルジェット10のオイル導入口20(図1参照)は軸受メタル52の油孔53と連通され、そのオイル噴射口32(図1参照)はピストン56に指向される。
エンジンの運転によって、クランクシャフト50が回転し、ピストン56が上死点付近に位置する度に、ジャーナル壁46に対応するクランクシャフト50のオイル分流路59が軸受メタル52の油孔53を介してオイルジェット10のオイル導入口20と連通する。このとき、オイル導入口20に供給されるオイル圧力が所定圧力以下のときは、ボール弁16がコイルスプリング18の弾性によってバルブシート12のシート面22を閉じた状態(閉弁状態)に保持される(図1中、二点鎖線16参照)。また、エンジン回転数の上昇により、オイル導入口20に供給されるオイル圧力が所定圧力以上になると、ボール弁16がコイルスプリング18の弾性に抗してバルブシート12のシート面22から離れることで開弁される(図1中、実線16参照)。すると、エンジンオイルがオイルジェット10のオイル通路19を流れた後、オイル噴射口32からピストン56に向けて噴射される。これにより、ピストン56がエンジンオイルにより冷却される。また、ボール弁16の開弁時において、エンジンオイルは、コイルスプリング18の線間を外周側から内周側へ流れる(図2中、矢印Y1参照)とともに、コイルスプリング18を迂回する連通溝40(溝部41を含む)を流れる(図2中、矢印Y2参照)。
前記したオイルジェット10によると、エンジンオイルが流れるオイル通路19を形成するバルブシート12及びノズル14と、オイル通路19を開閉するボール弁16と、ボール弁16を閉弁方向へ付勢するコイルスプリング18とを備え、オイル通路19にコイルスプリング18を迂回する連通溝40を設けたものである。したがって、コイルスプリング18のスプリング長の変化の影響を受けずに、連通溝40によって常にオイル通路19が確保される。このため、コイルスプリング18が線間密着するときでも、エンジンオイルが連通溝40を通って流れる(図2中、矢印Y2参照)ことにより、ピストン56(図5参照)にエンジンオイルを噴射することができる。よって、ピストン56にエンジンオイルを安定的に噴射することができる。
この点について、図6のオイルジェットの流量特性を示す特性線図を参照して述べる。図6において、横軸はオイル圧力を示し、縦軸はオイル吐出流量(噴射量)を示している。図6の特性線Aから分かるように、オイル圧力が上昇していく際、開弁圧を超えた時点でボール弁16が開弁され、その後、オイル吐出流量(噴射量)が増加していく。これは、コイルスプリング18の線間密着の開始時点P2、完全に線間密着した時点P3に関係しない。したがって、ピストン56にエンジンオイルを安定的に噴射することができる。
また、連通溝40は、ノズル14におけるコイルスプリング18の座面34に形成されている。したがって、連通溝40を容易に形成することができる。
また、連通溝40は、オイル通路19の通路壁面(接続筒部30の内壁面)に沿って上流側へ延びる溝部41を備えている。したがって、コイルスプリング18が完全に線間密着することにより、オイル通路19の通路壁面とコイルスプリング18の外周面との間が狭くなる場合でも、その間の通路面積を確保することができる。なお、オイル通路19の通路壁面(接続筒部30の内壁面)とコイルスプリング18の外周面との間が広いときは溝部41を省略することもできる。
また、連通溝40は、ノズル14に対する機械加工(ドリル加工)により形成されている。したがって、ノズル14に対する機械加工によって連通溝40を形成することができる。なお、ノズル14に対する機械加工としては、ドリル加工に代えて、冷間鍛造、切削等でもよい。また、ノズル14を、樹脂成形、鋳造等で形成する場合には、連通溝40をノズル14の成形と同時に形成することが可能である。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、前記実施例では、バルブシート12、ノズル14、ボール弁16、コイルスプリング18をそれぞれ金属製としたが、これらのうち少なくとも1つは樹脂製としてもよい。また、前記実施例では、バルブシート12とノズル14とにより通路形成部材を構成したが、通路形成部材に係る構成は適宜変更することができる。また、バルブシート12とノズル14との結合は、かしめに限らず、ねじ止め、圧入、溶接、溶着等でもよい。また、弁体は、ボール弁16に限らず、その他の形状(例えば、円柱形状、きのこ形状等)でもよい。また、連通溝40の個数、形状、大きさ等は適宜変更することができる。この場合、コイルスプリング18に傾きを生じることがないように、座面34の周方向に複数の連通溝40を均等に配置することが望ましい。また、連通路は、連通溝40に限らず、コイルスプリング18を迂回する連通孔でもよい。また、前記実施例では、クランクシャフト50のオイル分流路59からエンジンオイルをオイルジェット10のオイル通路19へ供給する場合を例示したが、シリンダブロック43に設けられたオイルギャラリからエンジンオイルをオイルジェット10のオイル通路19へ供給することも可能である。
10…オイルジェット
12…バルブシート(通路形成部材の一部)
14…ノズル(通路形成部材の一部)
16…ボール弁(弁体)
18…コイルスプリング
19…オイル通路
34…座面
40…連通溝(連通路)
41…溝部
56…ピストン

Claims (3)

  1. エンジンのピストンにエンジンオイルを噴射するオイルジェットであって、
    エンジンオイルが流れるオイル通路を形成する通路形成部材と、前記オイル通路を開閉する弁体と、前記弁体を閉弁方向へ付勢するコイルスプリングとを備え、前記オイル通路に前記コイルスプリングを迂回する連通路を設け
    前記通路形成部材は、前記オイル通路のオイル導入口、及び、前記弁体が接離するシート面を有する中空円筒状のバルブシートと、前記オイル通路のオイル噴射口、及び、前記コイルスプリング用の段付面からなる座面を含む段付円筒状壁面を有し、かつ、前記バルブシートに結合される中空円筒状のノズルとから構成され、
    前記連通路は、前記ノズルの段付円筒状壁面の座面に形成された半径方向に延びる連通溝からなり、
    前記連通溝は、前記ノズルの段付円筒状壁面の大径側壁面に沿って軸方向に延びる溝部を備えている
    ことを特徴とするオイルジェット。
  2. 請求項に記載のオイルジェットであって、
    前記連通溝は、前記ノズルに対する機械加工により形成されていることを特徴とするオイルジェット。
  3. 請求項2に記載のオイルジェットであって、
    前記連通溝の機械加工は、前記ノズルの段付円筒状壁面の座面に対して段付円筒状壁面の大径側壁面及び小径側壁面に張り出すように加工するドリル加工であることを特徴とするオイルジェット。
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