JP6310879B2 - オイルジェット装置 - Google Patents

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Description

本発明は内燃機関の冷却構造に関し、特に、ピストンの背面側からオイル噴射によって内燃機関を冷却するオイルジェット装置に関する。
従来の内燃機関におけるピストンの冷却装置として、内燃機関内に設けられているオイル通路に連通させた冷却用オイル流路を形成するノズルパイプが、ピストンの背面に向けて延出されて、このノズルパイプからオイルを噴射するオイルジェット装置が知られている。そして、オイルの流路中にオイルを濾過するフィルタを設けることで、オイル噴出口の目詰まりを防止するようにした技術が特許文献1に開示されている。また、逆止弁を設けることにより、オイル流路内の油圧を所定以上に確保して噴出における的当て性能(冷却したい場所へのオイル噴射)を確保するようにした技術が特許文献2に開示されている。
実開昭54−164328号公報 特開2011−94519号公報
従来において、特許文献1に記載されているフィルタの効果と、特許文献2に記載されている逆止弁の効果と、を兼ね備えるオイルジェット装置が検討されている。しかしながら、これまで、フィルタの取付け構造および逆止弁の構造を同時に備えた構造の場合、オイル流路内の圧力損失が生じてしまい、オイル噴出における所望する応答性能を得ることが難しかった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、オイルの圧力損失を抑えてオイル供給の応答性に優れたオイルジェット装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
内燃機関に取り付けられるとともに、前記内燃機関に設けられるオイル通路に連通する連通路を備える本体部と、前記連通路を通過したオイルを噴射するオイル噴射口を備えたノズル管部と、
前記本体部の内部に設けられた弁体と弁座との当接により、前記連通路を開閉可能にする逆止弁と、
オイルを通過させる濾過用の連通孔を有し前記逆止弁よりも上流側に配置されるフィルタと、
を備えるオイルジェット装置であって、
前記弁座の内径が、前記フィルタの内径よりも小さく形成され
前記弁座は、上流端壁面に前記連通路の上流から下流側に向かうにつれて流路断面積を小さくする傾斜面を備え
前記連通孔の少なくとも一部は、前記傾斜面に対面している
ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて
前記フィルタは、筒状の外周部の一端を開放した開放端部を有し、他端に前記連通孔を有するフィルタ面を備える有底筒状に形成され、
前記フィルタは、前記外周部を、前記上流端壁面に当接するようにして前記本体部の内部に収容されている
ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、
前記フィルタは、筒状の外周部の一端を開放した開放端部を有し、他端に前記連通孔を有するフィルタ面を備える有底筒状に形成され、
前記フィルタは、前記外周部の内方に、前記本体部の先端外周壁が挿入されると共に、前記フィルタ面を前記本体部の上流端に当接させて位置決めされている
ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の構成に加えて、
前記弁座は、前記本体部と一体形成され、前記本体部は、前記弁座よりも下流側に弁体収容部が形成され、前記弁体と前記弁体を付勢する弾性体とが前記弁体収容部の挿入口から挿入され、前記挿入口には蓋部材が圧入されている
ことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の構成に加えて、
前記弁座は、前記本体部とは別部材で構成され、
前記連通路の上流端開口部から前記弁体を付勢する弾性体および前記弁体が挿入され、前記弁座が前記上流端開口部に圧入されている
ことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の構成に加えて、
前記連通路を形成する内壁面には、前記弁座の下流端部に当接して、前記弁座の挿入位置決めを可能にする段差部が形成されている
ことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項2又は3に記載の構成に加えて、
前記連通孔は、前記フィルタの前記フィルタ面の外周寄りおよび中心寄りにそれぞれ複数形成され、
前記連通孔の口径が前記オイル噴射口の口径よりも小さく形成されている
ことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1から7の何れか一項に記載の構成に加えて、
前記本体部の胴部外周には、雄ねじ部が形成され、
前記内燃機関には、前記雄ねじ部がねじ込まれる雌ねじ部が形成され、
前記本体部は、前記雄ねじ部と前記雌ねじ部との螺合により前記内燃機関に締結固定される
ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、弁座の内径は、フィルタの内径よりも小さく形成され且つ連通孔の少なくとも一部に対面する上流端壁面が、オイル流路の上流から下流側に向かうにつれて流路断面積を小さくする傾斜面を備えているので、上流端壁面における急激な流路断面積の縮小が回避されている。この結果、連通孔を通って傾斜面に向かって流れるオイルは、傾斜面に沿って徐々に直心流と合流できるので、フィルタの直下におけるオイル流れの乱れが回避される。したがって、フィルタ直後に逆止弁を有して連通路が狭くなる構造であっても、フィルタと上流端壁面との間における圧力損失を低減することができる。この結果、オイル噴出時における応答性の良いオイルジェット装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、フィルタは、筒状の外周部の一端を開放した開放端部を有し、他端に連通孔を有するフィルタ面を備える有底筒状に形成され、さらにフィルタは、外周部を、弁座の上流端壁面に当接するように設けられるので、フィルタと弁座とを隣接配置することができる。この結果、本体部の大きさをコンパクトにすることができる。また、フィルタが本体部の内部に収容されるので、小型化のみならず取扱い性、組み込み性の良いオイルジェット装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、フィルタは、筒状の外周部の一端を開放した開放端部を有し、他端に連通孔を有するフィルタ面を備える有底筒状に形成されるので、フィルタの外周部の内方に、本体部の先端外周壁を挿入するように装着できる。したがって、フィルタは、フィルタ面を本体部の上流端に当接させて位置決めされるので、フィルタと本体部との間隔を空けることなく組み立てられ、コンパクトにすることができる。
請求項4の発明によれば、弁座は、本体部と一体形成されているので、弁座の耐久性を向上させると共に、逆止弁を構成する部品数を減らして組み立て性を良くすることができる。また、逆止弁を構成する弁体および弾性体を、弁体収容部の挿入口から挿入し、挿入口に蓋部材を圧入して閉じた構成であるので、逆止弁を本体部に組み込んだ状態の部品として扱うことができ、組み立て性を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、弁座を、本体部とは別部材で構成することで、連通路の上流端開口部から弾性体および弁体を挿入してから、弁座を上流端開口部に圧入することができるので、逆止弁の構成部品ならびにフィルタを組み込むための特別な構造を必要としない。したがって、本体部の構造の複雑化が回避できるとともに、組み立て性に優れ生産性の良いオイルジェット装置を提供することができる。
請求項6の発明によれば、連通路を形成する内壁面に、弁座の下流端部に当接して、弁座の挿入位置を決めことのできる段差部が形成されているので、弁座を圧入するだけで組み込み位置を容易に決定できる。したがって、オイルジェット装置の組み立て性をよくすることができる。また、段差部の位置によって弁座の装着位置を正確に設定できるので、逆止弁の開弁圧力の閾値の設定を安定化させることができる。
請求項7の発明によれば、連通孔は、フィルタ面の外周寄りおよび中心寄りにそれぞれ複数形成されているので、フィルタ面全面を広く使用してオイルの流量を確保することができる。また、連通孔の口径を、オイル噴射口の口径よりも小さく形成したので、オイル噴射口の目詰まり防止することができる。
請求項8の発明によれば、本体部の胴部外周に雄ねじ部が形成されている一方、内燃機関1に雄ねじ部がねじ込まれる雌ねじ部が形成されているので、本体部を内燃機関に直接ねじ込み固定することができる。したがって、オイルジェット装置の締結部材を別途必要とせず、コンパクトな構成にすることができる。また、取り付け構造が本体部でコンパクトになるので、オイルジェット装置を配置する際に、内燃機関の周辺部材との干渉を防ぐことができ、オイルジェット装置の設置位置の自由度を高めることができる。
第1実施形態のオイルジェット装置を備えた内燃機関におけるクランクシャフトの軸線方向からみた要部断面図である。 図1に示すオイルジェット装置を示す斜視図である。 図2に示すオイルジェット装置の装着状態における要部断面図である。 図2に示すオイルジェット装置の分解斜視図である。 図3に示すオイルジェット装置の装着状態における要部の拡大断面図である。 図3におけるA−A線に沿った部分の断面図である。 第1実施形態におけるフィルタの変形例を示す斜視図である。 第2実施形態におけるオイルジェット装置の装着状態における要部断面図である。 図8に示すオイルジェット装置における要部の拡大断面図である。 第3実施形態におけるオイルジェット装置の装着状態における要部断面図である。 第4実施形態におけるオイルジェット装置の装着状態における要部断面図である。 第5実施形態におけるオイルジェット装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態は、鞍乗型車両としての自動二輪車に適用される内燃機関のオイルジェット装置について、図1〜図6を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書における上下左右等の向きの記載については、添付図面を符号の向きに見たときのものとする。
本実施形態の内燃機関1は、図1に示すように、クランクケース2から上方に向かって設けられたシリンダ3およびシリンダヘッド4によってシリンダボア10が形成されている。そして、このシリンダボア10内を上下動するピストン6には、クランクシャフト9に連結されたコンロッド5がその裏側から連結されている。
なお、ピストン6の上面とシリンダボア10とによって囲まれた燃焼室10aには、吸気ポート7ならびに排気ポート8がつなげられており、開閉弁7a,8aによって吸気および排気が燃焼サイクルに対応したタイミングで適宜行われる。
本実施形態のオイルジェット装置20は、図1に示すように、シリンダボア10の下方部に設けられている。このオイルジェット装置20は、内燃機関1に設けられるオイルギャラリ11に繋がるオイル通路12に連通された本体部23を備えており、この本体部23に後述する各部材が設けられている。また、オイルジェット装置20からのオイル噴射は、本体部23の下端部の側方に設けられシリンダボア10内に向けて延出されたノズル管部21の先端部22から行われる。
ノズル管部21は、図2および図3に示すように、その先端に、複数のオイル噴射口33を有する先端部22が設けられている一方、基端部21bには、本体部23の連通路23dに連通するように接続されている。ここで、基端部21bは、本体部23の下方寄りのところに装着されたホルダ21gに取り付けられている。なお、ホルダ21gは、図3に示すように、本体部23の連通路23dに連通する側面連通孔23qと、ノズル管部21とを連通するように構成されている。
ノズル管部21の先端部22は、図2および図3に示すように、略円錐台を逆さにしたような構造を有している。そして、この先端部22の先端面31には、例えば、その外周縁に沿って形成された第1オイル噴射口33a,第2オイル噴射口33bおよび第3オイル噴射口33cと中央の第4オイル噴射口33dの計4個のオイル噴射口33が設けられている。このオイル噴射口33は、シリンダボア10の上方に向かって開口されている。そして、これらの第1オイル噴射口33a,第2オイル噴射口33b,第3オイル噴射口33cおよび第4オイル噴射口33dからピストン6の背面へ向けて、オイルポンプ(図示せず)から供給されたオイルを勢いよく噴射する。
また、第1オイル噴射口33a,第2オイル噴射口33bおよび第3オイル噴射口33cの各オイル噴射角度は適宜設定されている。したがって、図1に示すように、燃焼室10aに面したピストン6の背面に、複数のオイル噴射ラインOL1,OL2,OL3,OL4が形成されて特定箇所の効果的な冷却を行うことができる。
本実施形態において、例えばノズル管部21は、SWCHやSTKM等の炭素鋼鋼管等の金属にて形成することができる。
本実施形態のオイルジェット装置20には、図2に示すように、本体部23の胴部外周に、雄ねじ部23fmが形成されている。そして、内燃機関1のクランクケース2の内部の取り付け箇所には、図3に示すように、雄ねじ部23fmがねじ込まれる雌ねじ部2mが形成されている。また、本体部23の下端部は、例えば六角ボルトの頭部形状のヘッド部23heが設けられており、ねじ込み操作がし易いように構成されている。したがって、本体部23を、その軸線周りに回転することで、本体部23自体のねじ込み操作にて着脱ができる。なお、本体部23とホルダ21gとは、相対回転可能に構成されていることで、本体部23の回転によってノズル管部21の向きが影響されないように構成されている。
また、本実施形態におけるオイルジェット装置20は、図3に示すように、本体部23内部の弁座27の下側に弁体収容部17を備えている。そして、弁体収容部17には、弁体であるチェックボール25と、チェックボール25を押圧する弾性体である圧縮ばね24とが収容されている。したがって、チェックボール25と弁座27の下端側の座面27rとの当接により、連通路23dを開閉可能にする逆止弁18が構成されている。また、逆止弁18を構成する弁座27の直ぐ上流側には、オイル濾過用の連通孔26hを多数有するフィルタ26が設けられている。
このように構成された逆止弁18においては、オイル通路12からオイルの供給流f1によるオイル圧が一定以上になったとき、弁座27の座面27rとチェックボール25とが離れる。この結果、オイルが弁体収容部17に流入し、弁体収容部17に設けられた側面連通孔23qからオイルをノズル管部21内に供給する。
本実施形態のフィルタ26は、連通路23dの上流端開口部23de内に内装されている。このフィルタ26は、図4に示すように、円筒形の外周部26eの一端(図4において下端)を開放した開放端部26aを有し、他端(図4において上端)にフィルタ面26bを有する有底筒状に形成されている。ここで、フィルタ面26bは、外周寄りの第1面部26cと、第1面部26cよりも上方側に形成される中央寄りの第2面部26dとから形成(取付け状態においてオイル流路方向に凸状に形成)されている。すなわち、フィルタ面26bは、中央部分が上方に突出する2段構造となっている。また、第1面部26cおよび第2面部26dの双方には、複数の連通孔26hが形成されている。
フィルタ26は、図5に示すように、外周部26eを、弁座27の上流端壁面27eの周縁壁27etに当接するように装着されている。この周縁壁27etによりフィルタ26の挿入位置決めがなされる。なお、周縁壁27etの幅W7は、外周部26eの厚みd8と同程度か大きく設定されている。また、フィルタ26の装着は、例えば軽い圧入によって、上流端開口部23de内に押し込まれる。すなわち、フィルタ26の外周部26eの外径D2が、上流端開口部23deの内径D1に対して圧入可能な略同一寸法に形成されている。また、上流端開口部23deの軸方向の高さH3は、外周部26eの高さH2よりも大きく形成されている。この結果、フィルタ26は、上流端開口部23deから突出することなく収納される(図2参照)。
なお、本実施形態においては、前掲のように、フィルタ26を圧入して装着することができるが、上流端開口部23deに対するフィルタ26の着脱が作業者の手作業にて容易にできる程度の圧入、例えば、“軽圧入”とでもいえるような係合状態がよい。この容易に着脱できる係合状態の場合、フィルタ26の着脱性が良く、メンテナンス性を良くすることができる。
また、フィルタ26の連通孔26hの口径d3は、オイル噴射口33の最小口径d4(図6参照)よりも小さい口径に形成されている。したがって、連通孔26hを通過した微細な異物によってオイル噴射口33が閉塞することがない。
また、例えば、連通孔26hを通過できない比較的大きい異物がフィルタ26にトラップされた場合について説明する。この場合、大きい異物がフィルタ面26bを大きく塞ぐような事態が想定される。しかし、図4および図5に示すように、フィルタ面26bが、第1面部26cと第2面部26dと段差を持った2段構造になっていることで、異物とフィルタ面26b(濾過面)との間には隙間が形成されやすくなり、オイル流路が確保される。この結果、ピストン6へのオイル供給を継続することができる。
また、フィルタ面26bに凹凸形状が形成されることにより、フィルタ面26bの剛性を高めることができる。また、異物のトラップによって油圧が大きくなることが予想されるが、フィルタ面26bの剛性アップによって、油圧上昇に対して変形し難いように、フィルタ26の強度を高めることができる。
また、本実施形態におけるフィルタ26の凹凸構造については、例えば図7に示すような形状とすることができる。このフィルタ26においては、フィルタ面26bの中央領域の第2面部26dが、第1面部26cよりも、オイルジェット装置20の取付け状態においてオイル流路下流側に凹んだ凹状に形成された構造である。この場合においても、前述の凸状の場合と同様の効果を得ることができる。
本実施形態における弁座27の内径D7は、図3および図5に示すように、フィルタ26の内径D6よりも小さく形成されている。また、弁座27は、連通孔26hの少なくとも一部に対面する上流端壁面27eを備えている。すなわち、フィルタ面26bの外周の第1面部26cに設けられた連通孔26hに対して上流端壁面27eが対面している。そして、この上流端壁面27eには、傾斜面27esが形成されている。この傾斜面27esは、連通路23dの上流から下流側に向かうにつれて流路断面積を小さくするように構成されている。
ここで、図5に示すように、フィルタ26の連通孔26h(図中左側の最外周の連通孔26h)を通過したオイルのフィルタ通過流f2の最も壁際(内壁面23dw寄り)の部分に対して、上流端壁面27eの傾斜面27esが対面していることで、壁際のオイル流れを、傾斜流f3として緩やかに中央側へ導くことができる。
本実施形態のオイルジェット装置20においては、弁座27は、本体部23と一体形成されている。したがって、弁座27よりも下流側の弁体収容部17内に配置されるチェックボール25および圧縮ばね24は、本体部23の下部に設けられた挿入口17aから挿入される。すなわち、チェックボール25と圧縮ばね24を弁体収容部17内に挿入した後に、挿入口17aを閉塞する蓋部材29が圧入されている。
前掲のように構成された本実施形態では、連通孔26hに対面する弁座27の上流端壁面27eが、オイル流路の上流から下流側に向かうにつれて流路断面積を小さくする傾斜面27esを備えているので、上流端壁面27eにおける急激な流路断面積の縮小が回避されている。この構造によれば、連通孔26hを通って傾斜面27esに向かうフィルタ通過流f2は、傾斜面27esに沿って徐々に中心部に向かう傾斜流f3を、一部が形成し、中心部付近を流れる直進流f4と徐々に合流するので、フィルタ26の直下におけるオイル流れの乱れが回避される。これにより、流路断面積の小さい箇所の連通路23dにおいても乱れのない安定流f5が維持される。
したがって、本実施形態の如くフィルタ26直後に逆止弁18を有して連通路23dが狭くなる構造であっても、フィルタ26と上流端壁面27eとの間における圧力損失を低減することができる。この結果、オイル噴出時における応答性の良いオイルジェット装置20を提供することができる。
本実施形態においては、フィルタ26は、筒状の外周部26eの一端を開放した開放端部26aを有し、他端に連通孔26hを有するフィルタ面26bを備える有底筒状に形成され、さらにフィルタ26は、外周部26eを、弁座27の上流端壁面27eに当接するように設けられるので、フィルタ26と弁座27とを隣接配置することができる。この結果、本体部23の大きさをコンパクトにすることができる。また、フィルタ26が本体部23の内部に収容されるので、小型化のみならず取扱い性、組み込み性の良いオイルジェット装置を提供することができる。
本実施形態においては、弁座27は、本体部23と一体形成されているので、弁座27の耐久性を向上させると共に、逆止弁18を構成する部品数を減らして組み立て性を良くすることができる。また、逆止弁18を構成するチェックボール25および圧縮ばね24を、弁体収容部17の挿入口17aから挿入し、挿入口17aに蓋部材29を圧入して閉じた構成であるので、逆止弁18を本体部23に組み込んだ状態の部品として扱うことができ、組み立て性を向上させることができる。
本実施形態においては、連通孔26hは、フィルタ面26bの外周寄りおよび中心寄りにそれぞれ複数形成されているので、フィルタ面26b全面を広く使用してオイルの流量を確保することができる。また、連通孔26hの内径を、オイル噴射口33の内径よりも小さく形成したので、オイル噴射口33の目詰まり防止することができる。
本実施形態においては、本体部23の胴部外周に雄ねじ部23fmが形成されている一方、内燃機関1に雄ねじ部23fmがねじ込まれる雌ねじ部2mが形成されているので、本体部23を内燃機関1に直接ねじ込み固定することができる。したがって、オイルジェット装置20の締結部材を別途必要とせず、コンパクトな構成にすることができる。また、取り付け構造が本体部23でコンパクトになるので、オイルジェット装置20を配置する際に、内燃機関1の周辺部材との干渉を防ぐことができ、オイルジェット装置20の設置位置の自由度を高めることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について、図8および図9を参照して説明する。
第2実施形態のオイルジェット装置20においては、前掲の第1実施形態と同じ構造については説明を省略し、第1実施形態と異なった構造およびその周辺構造を説明する。なお、図8は、第2実施形態におけるオイルジェット装置の装着状態における要部断面図である。
図8に示す本実施形態のオイルジェット装置20は、第1実施形態とは、フィルタ26を本体部23内に内装する構造において同様であるが、弁座27および弁体収容部17の構造が異なる。すなわち、本実施形態における弁座27は、本体部23とは別部材で構成され、弁体収容部17は、挿入口17aのない構成となっている。したがって、弁体収容部17は、連通路23dの上流端開口部23deから弁座27を圧入することで形成されている。詳細には、圧縮ばね24およびチェックボール25を、上流端開口部23deから挿入してから、弁座27を上流端開口部23deに圧入することで、逆止弁18が形成される。
また、本実施形態においては、図9に示すように、連通路23dを形成する内壁面23dwに、連通路内径を小さくする段差部23drが形成されている。したがって、弁座27を挿入したときに、段差部23drが弁座27の下流端部27reに当接する。これによって、弁座27の挿入位置が決定される。
このように、本実施形態においては、弁座27を、本体部23とは別部材で構成することで、連通路23dの上流端開口部23deから圧縮ばね24およびチェックボール25を挿入してから、弁座27を上流端開口部23deに圧入することができるので、逆止弁18の構成部品ならびにフィルタ26を組み込むための特別な構造を必要としない。したがって、本体部23の構造の複雑化が回避できるとともに、組み立て性に優れ生産性の良いオイルジェット装置20を提供することができる。
また、本実施形態においては、連通路23dを形成する内壁面23dwに、弁座27の下流端部27reに当接して、弁座27の挿入位置を決めことのできる段差部23drが形成されているので、弁座27を圧入するだけで組み込み位置を容易に決定できる。したがって、オイルジェット装置20の組み立て性をよくすることができる。また、段差部23drの位置によって弁座27の装着位置を正確に設定できるので、逆止弁18の開弁圧力の閾値の設定を安定化させることができる。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態について、図10を参照して説明する。
第3実施形態のオイルジェット装置20においては、前掲の第2実施形態と同じ構造については説明を省略し、第2実施形態と異なった構造およびその周辺構造のみ説明する。なお、図10は、第3実施形態におけるオイルジェット装置の装着状態における要部断面図である。
図10に示すオイルジェット装置20は、第2実施形態とは、フィルタ26を本体部23の外側に設ける所謂フィルタ外装構造である以外は同じ構造である。
すなわち、本実施形態のフィルタ26は、外周部26eの内方に、本体部23の先端外周壁23fが挿入される構造となっている。そして、フィルタ26は、フィルタ面26bを本体部23の上流端23eに当接させることで、位置決めがなされる。
本実施形態においては、本体部23の先端外周壁23fに、フィルタ26の外周部26eを嵌めるように装着するが、本体部23をねじ込む構造であることから、以下の構造を備えている。
これは、雄ねじ部23fmの外径に比べて、外周部26eの外径が若干小さくなるように構成されている。すなわち、雄ねじ部23fmを雌ねじ部2mにねじ込むときに、フィルタ26が雌ねじ部2mに干渉しないように構成されている。
また、本実施形態においても、フィルタ内装構造の場合と同様に、フィルタ26の先端外周壁23fに対する圧入は、着脱が作業者の手作業にて容易にできる程度の圧入である。
このようにフィルタ26が、本体部23に対して、着脱自在な係合にて本体部23の上流側の先端外周壁23fに外嵌されることで、フィルタ26を本体部23側に保持させた状態でオイルジェット装置20を内燃機関1への取付け作業及び取外し作業が容易にできる。
また、フィルタ26の交換などのメンテナンス作業は、オイルジェット装置20の本体部23を内燃機関1から取外すだけでフィルタ26に直接アクセスすることができる。更に、フィルタ26は、その一部であるフィルタ面26bが、本体部23よりも上流側のオイル通路12内の壁面12wrにて位置規制できるの、フィルタ26がピストン側の空間に脱落することはない。
また、本実施形態においては、フィルタ26は、筒状の外周部26eの一端を開放した開放端部26aを有し、他端に連通孔26hを有するフィルタ面26bを備える有底筒状に形成されるので、フィルタ26の外周部26eの内方に、本体部23の先端外周壁23fを挿入するように装着できる。したがって、フィルタ26は、フィルタ面26bを本体部23の上流端23eに当接させて位置決めされるので、フィルタ26と本体部23との間隔を空けることなく組み立てられ、コンパクトにすることができる。
(第4実施形態)
以下、本発明の第4実施形態について、図11を参照して説明する。
第4実施形態のオイルジェット装置20においては、前掲の第1実施形態と同じ構造については、説明を省略し、第1実施形態と異なった構造およびその周辺構造について説明する。なお、図11は、第4実施形態におけるオイルジェット装置の装着状態における要部断面図である。
図11に示すオイルジェット装置20は、第1実施形態とは、フィルタ26を本体部23の外側に設ける所謂フィルタ外装構造である以外は同じ構造である。
すなわち、本実施形態においては、弁座27は、本体部23に一体形成された構造であり、さらに、フィルタ26は、前掲の第3実施形態と同様に、外周部26eの内方に、本体部23の先端外周壁23fが挿入される構造となっている。
このように、本実施形態においては、フィルタ26が先端外周壁23fに外装されることから、第1実施形態のように、フィルタ26の外周部26eと当接する周縁壁27et(図3参照)を設けなくてよい。したがって、連通路23dの内壁面23dwから傾斜面27esを直接形成することができ、圧力損失の低減を最大限に発揮できる構造となる。
(第5実施形態)
以下、本発明の第5実施形態について、図12を参照して説明する。
第5実施形態のオイルジェット装置20は、フィルタ26や逆止弁18等の本体部23の基本構造は、前掲の第1実施形態〜第4実施形態の何れの構造でもよいが、ノズル管部21がホルダ21gに2個設けられた構造である。これは、本体部23とホルダ21gとが別部材にて構成されていることで可能となっている。
このように、本体部23の構造が同じものを用いて、ホルダ21gおよびホルダ21gに設けられるノズル管部21を変更することにより、ノズル管部21の形状や数を適宜変えることができる。したがって、内燃機関1の構造に容易に対応できるオイルジェット装置20を提供できる。
以上、前掲の第1〜第5実施形態においては、自動二輪車の内燃機関におけるピストンの冷却装置として説明したが、これに限らず、ATVや自動四輪車等、様々な内燃機関に本発明を採用することができる。
また、前掲の実施形態では、傾斜面27esが平坦な面として形成されているが、その他に、例えば、適宜曲率の湾曲面にて構成されても良い。
また、フィルタ26を設ける構造として、本体部23の内側あるいは外側に挿入もしくは圧入する構造を採用したが、本発明はこのような構造に限るものではない。例えば、フィルタ26と本体部23とをねじ込み固定する構造、また、フィルタ26と本体部23との間で凹凸形状を設けて適宜嵌合させる構造等種々変更することができる。
また、前掲の実施形態では、フィルタ26においては、第2面部26dを円形に形成したが、第2面部26dは、円形でなく、例えば多角形でも良い。
また、第5実施形態においては、ノズル管部21を2個設けた構造としたが、3つ以上設ける構造であってもよい。
1 内燃機関
2m 雌ねじ部
6 ピストン
10 シリンダボア
12 オイル通路
17 弁体収容部
17a 挿入口
18 逆止弁
20 オイルジェット装置
21 ノズル管部
22 先端部
23 本体部
23d 連通路
23de 上流端開口部
23f 先端外周壁
23fm 雄ねじ部
23dr 段差部
23dw 内壁面
24 圧縮ばね(弾性体)
25 チェックボール(弁体)
26 フィルタ
26b フィルタ面
26e 外周部
26h 連通孔
27 弁座
27e 上流端壁面
27es 傾斜面
29 蓋部材
33 オイル噴射口
d3 連通孔の口径
d4 オイル噴射口の最小口径
D6 フィルタの内径
D7 弁座の内径

Claims (8)

  1. 内燃機関(1)に取り付けられるとともに、前記内燃機関(1)に設けられるオイル通路(12)に連通する連通路(23d)を備える本体部(23)と、前記連通路(23d)を通過したオイルを噴射するオイル噴射口(33)を備えたノズル管部(21)と、
    前記本体部(23)の内部に設けられた弁体(25)と弁座(27)との当接により、前記連通路(23d)を開閉可能にする逆止弁(18)と、
    オイルを通過させる濾過用の連通孔(26h)を有し、前記逆止弁(18)よりも上流側に配置されるフィルタ(26)と、
    を備えるオイルジェット装置(20)であって、
    前記弁座(27)の内径(D7)が、前記フィルタ(26)の内径(D6)よりも小さく形成され
    前記弁座(27)は、上流端壁面(27e)に前記連通路(23d)の上流から下流側に向かうにつれて流路断面積を小さくする傾斜面(27es)を備え
    前記連通孔(26h)の少なくとも一部は、前記傾斜面(27es)に対面している
    ことを特徴とするオイルジェット装置(20)。
  2. 前記フィルタ(26)は、筒状の外周部(26e)の一端を開放した開放端部(26a)を有し、他端に前記連通孔(26h)を有するフィルタ面(26b)を備える有底筒状に形成され、
    前記フィルタ(26)は、前記外周部(26e)を、前記上流端壁面(27e)に当接するようにして前記本体部(23)の内部に収容されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のオイルジェット装置(20)。
  3. 前記フィルタ(26)は、筒状の外周部(26e)の一端を開放した開放端部(26a)を有し、他端に前記連通孔(26h)を有するフィルタ面(26b)を備える有底筒状に形成され、
    前記フィルタ(26)は、前記外周部(26e)の内方に、前記本体部23の先端外周壁23fが挿入されると共に、前記フィルタ面(26b)を前記本体部(23)の上流端(23e)に当接させて位置決めされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のオイルジェット装置(20)。
  4. 前記弁座(27)は、前記本体部(23)と一体形成され、前記本体部(23)は、前記弁座(27)よりも下流側に弁体収容部(17)が形成され、前記弁体(25)と前記弁体(25)を付勢する弾性体(24)とが前記弁体収容部(17)の挿入口(17a)から挿入され、前記挿入口(17a)には、蓋部材(29)が圧入されている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のオイルジェット装置(20)。
  5. 前記弁座(27)は、前記本体部(23)とは別部材で構成され、
    前記連通路(23d)の上流端開口部(23de)から前記弁体(25)を付勢する弾性体(24)および前記弁体(25)が挿入され、前記弁座(27)が前記上流端開口部(23de)に圧入されている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のオイルジェット装置(20)。
  6. 前記連通路(23d)を形成する内壁面(23dw)には、前記弁座(27)の下流端部(27re)に当接して、前記弁座(27)の挿入位置決めを可能にする段差部(23dr)が形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のオイルジェット装置(20)。
  7. 前記連通孔(26h)は、前記フィルタ(26)の前記フィルタ面(26b)の外周寄りおよび中心寄りにそれぞれ複数形成され、
    前記連通孔(26h)の口径(d3)が前記オイル噴射口(33)の口径(d4)よりも小さく形成されている
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のオイルジェット装置(20)。
  8. 前記本体部(23)の胴部外周には、雄ねじ部(23fm)が形成され、
    前記内燃機関(1)には、前記雄ねじ部(23fm)がねじ込まれる雌ねじ部(2m)が形成され、
    前記本体部(23)は、前記雄ねじ部(23fm)と前記雌ねじ部(2m)との螺合により前記内燃機関(1)に締結固定される
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のオイルジェット装置(20)。
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