JP5129704B2 - レギュレータ弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主としてエンジンの燃料噴射弁への燃料供給系に設けられて、燃料噴射弁の燃料噴射圧力を調整するレギュレータ弁装置に関し、特に、一端部に弁孔を有すると共に他端部に逃がし孔を有する弁筒及び、前記弁孔内の圧力変化に応じ前記弁孔を開閉し、その開き時には、該弁孔の圧力を前記逃がし孔に逃がす弁体を備えるレギュレータ弁と、このレギュレータ弁を収容して保持する合成樹脂製のハウジングとよりなり、そのハウジングには、燃料ポンプの吐出ポートを前記弁孔に連通する入口通路と、前記弁孔を燃料噴射弁に連通する出口通路と、前記逃がし孔を燃料タンクに開放する戻り通路とを設けたレギュレータ弁装置の改良に関する。
従来、かゝるレギュレータ弁装置を備えるエンジンの燃料供給系には、燃料ポンプ及びレギュレータ弁装置間を繋ぐ燃料導管の途中に、燃料ポンプの吐出燃料を濾過して、レギュレータ弁の異物による詰まりを防ぐ燃料フィルタが設けられる(下記特許文献1参照)。
特開2001−50131号公報
しかしながら、前記燃料フィルタのメンテナンスのために、これを前記燃料導管から取り外すことがあり、この場合、燃料フィルタを取り外した箇所から燃料導管にゴミなどの異物が侵入し、レギュレータ弁に目詰まりを起こす虞がある。そこで、上記燃料フィルタとレギュレータ弁との間の燃料導管に第2の燃料フィルタを介装してレギュレータ弁の目詰まりを防ぐことが考えられるが、そのようにすると、燃料導管の配管構造が大型化すると共にコストが嵩むことになる。
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、ハウジング内に充分な容量の燃料フィルタを合理的に収容してレギュレータ弁の目詰まり防ぎ得るようにしたレギュレータ弁装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、一端部に弁孔を有すると共に他端部に逃がし孔を有する弁筒及び、前記弁孔内の圧力変化に応じ前記弁孔を開閉し、その開き時には、該弁孔の圧力を前記逃がし孔に逃がす弁体を備えるレギュレータ弁と、このレギュレータ弁を収容して保持する合成樹脂製のハウジングとよりなり、そのハウジングには、燃料ポンプの吐出ポートを前記弁孔に連通する入口通路と、前記弁孔を燃料噴射弁に連通する出口通路と、前記逃がし孔を燃料タンクに開放する戻り通路とを設けたレギュレータ弁装置において、前記ハウジングに、前記弁孔、入口通路及び出口通路の三者に囲まれる、これら三者の各直径より大径のフィルタ室を設け、このフィルタ室に、前記入口通路から前記弁孔に流れる燃料を濾過する燃料フィルタを装着し、前記ハウジングは、前記入口通路、前記出口通路、前記フィルタ室及び、前記弁筒を保持する保持孔を有する第1ハウジング半体と、前記戻り通路を有する第2ハウジング半体とに分割されると共に、これら第1及び第2ハウジング半体が、これらの分割面で相互に溶着されたことを第1の特徴とする。
また、本発明は、第の特徴に加えて、周囲に複数の窓孔、一端に開口部を有する円筒状のフィルタ本体と、前記窓孔に張設される濾網と、前記開口部に嵌着される取り付けプレートとで前記燃料フィルタを構成して、その取り付けプレートを前記弁筒に隣接配置し、この取り付けプレートには、前記フィルタ本体内を前記弁孔に連通するオリフィスを形成したことを第の特徴とする。
さらにまた、本発明は、第の特徴に加えて、前記保持孔を前記フィルタ室より大径にして、これら保持孔及びフィルタ室間に環状段部を形成し、前記フィルタ室の少なくとも一部を囲繞してこの環状段部に開口する環状溝を前記第1ハウジング半体に設け、この環状溝に囲繞される領域で前記フィルタ室に前記取り付けプレートを圧入することで、該取り付けプレートを前記第1ハウジング半体に取り付けたことを第の特徴とする。
さらにまた、本発明は、第の特徴に加えて、前記取り付けプレートを、前記保持孔に圧入される前記弁筒の先端部で支承し、この取り付けプレートを前記弁筒側に弾発付勢する弾性部材を前記フィルタ室に収容したことを第の特徴とする。尚、前記弾性部材は、後述の本発明の第2実施例中のコイルばね51に対応する。
本発明によれば、ハウジングに、弁孔、入口通路及び出口通路の三者に囲まれるフィルタ室を設け、このフィルタ室に、前記入口通路から前記弁孔に流れる燃料を濾過する燃料フィルタを装着したので、レギュレータ弁の作動時、燃料が入口通路から弁孔に向かうときは、その燃料を燃料フィルタで濾過することなり、レギュレータ弁への異物の侵入を防ぎ、その目詰まりを回避することができる。
しかも、フィルタ室は、第1ハウジング半体の、入口通路、出口通路及び弁孔の三者の各直径より大径に形成されるので、このフィルタ室には、比較的大容量の燃料フィルタを収容することができ、したがって、入口通路、出口通路及び弁孔の相互の流路抵抗の増加を抑えことができ、またこのフィルタ室によりハウジングの大型化を招くことも殆どない。その上、ハウジングに収容保持される燃料フィルタには、それ専用の保持部材を必要としないので、構造の簡素化に寄与し得る。
また特に本発明の第の特徴によれば、ハウジングを、入口通路、出口通路、フィルタ室及び、弁筒を保持する保持孔を有する第1ハウジング半体と、戻り通路を有する第2ハウジング半体とに分割することで、燃料フィルタ及びレギュレータ弁の第1ハウジング半体への取り付けを容易に行うことができる。そして、両ハウジング半体相互を溶着により結合することにより、燃料フィルタ及びレギュレータ弁のハウジングへの収容保持を確実にすることができる。
また特に本発明の第の特徴によれば、フィルタ室及びオリフィスの協働により、燃料ポンプの吐出圧力の脈動を減衰することができる。しかも、オリフィスの直径を異にする複数の取り付けプレートを用意しておき、それらの何れかを選定してフィルタ本体に結合することにより、第1及び第2ハウジング半体に構造変更を加えずに上記減衰特性を容易に変更することができる。
また特に本発明の第の特徴によれば、燃料フィルタは、取り付けプレートのフィルタ室への圧入により第1ハウジング半体に固着されるので、振動騒音を発生しない。しかも、取り付けプレートの圧入荷重により、フィルタ室の開口部内周壁に変形が生じても、これを環状溝で吸収することができるので、上記変形の環状溝の外方部分への波及を防ぐことができる。また、仮に上記開口部内周壁に亀裂が発生しても、環状溝の存在により、その亀裂は開口部周壁に留まり、第1ハウジング半体の他の部分に波及することがないから、第1ハウジング半体の耐久性を高めることができる。
また特に本発明の第の特徴によれば、燃料フィルタの取り付けプレートを、第1ハウジング半体の保持孔に圧入される弁筒の先端部で支承し、この取り付けプレートを弁筒側に弾発付勢する弾性部材をフィルタ室に収容したので、弾性部材の弾発力により燃料フィルタの振動を確実に抑え、その振動騒音の発生を防ぐことができる。しかも、燃料フィルタは、弁筒の保持孔への圧入と同時に、フィルタ室に装着されるので、その装着が極めて簡単である。
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係るレギュレータ弁装置を備えたエンジン用燃料供給系の概要図、図2は上記レギュレータ弁装置の拡大縦断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図2の5−5線断面図、図6は上記レギュレータ弁装置の第1及び第2ハウジング半体の溶着前の状態を示す縦断面図、図7は本発明の第2実施例を示す、図2との対応図である。
先ず、第1〜第6図に示す本発明の第1実施例の説明より始める。図1において、自動二輪車、自動車或いは、エンジン発電機等のエンジン作業機に搭載されるエンジンのための燃料供給系1は、燃料タンク2と、この燃料タンク2内の燃料をストレーナ3を通して吸い上げて吐出ポート4aから外部に吐出する燃料ポンプ4とを備える。上記吐出ポート4aから吐出された燃料は、第1燃料導管7aを通して燃料フィルタ5へ圧送され、燃料フィルタ5で濾過された後、第2燃料導管7bを通して本発明のレギュレータ弁装置Rに圧送され、このレギュレータ弁装置Rで調圧された燃料は、第3燃料導管7cを通して、エンジンの燃料噴射弁6へと圧送される。レギュレータ弁装置Rで余剰とされた燃料は、第4燃料導管7dを通して燃料タンク2に戻される。
さて、上記レギュレータ弁装置Rについて説明する。
図1及び図2において、レギュレータ弁装置Rは、ハウジング10と、このハウジング10に収容される燃料フィルタ40及びレギュレータ弁11とからなっている。そのハウジング10は、合成樹脂を素材として個別に成形される第1ハウジング半体10a及び第2ハウジング半体10bに分割され、これら第1及び第2ハウジング半体10a,10bは、相対向する分割面12,12′で後述のように相互に溶着される。
図2及び図5に示すように、第1ハウジング半体10aには、その分割面12に開口する保持孔14と、この保持孔14の内端に環状段部16を介して連なる、保持孔14より小径で有底円筒状のフィルタ室15と、このフィルタ室15に内部の入口通路17aを開口するパイプ状の入口ジョイント17と、同じくフィルタ室15内部の出口通路18aを開口するパイプ状の出口ジョイント18とが形成される。フィルタ室15は、入口通路17a、出口通路18a及び後記弁孔31の何れの直径より大径に形成される。
入口ジョイント17及び出口ジョイント18は互いに置換可能であり、しかも、それらの一方は、上記分割面12と平行に、他方は分割面12と垂直に配置される。こうすることは、燃料フィルタ5や燃料噴射弁6、第2及び第3燃料導管7b,7cのレイアウトの自由度が増す上で有効である。
また前記保持孔14は、フィルタ室15側のガイド孔14aと、このガイド孔14aにテーパ孔14cを介して連なっていて分割面12に開口する圧入孔14bとで構成される。その圧入孔14bは、ガイド孔14aより大径になっており、この圧入孔14bの内周面には、ガイド孔14aをテーパ孔14cを介して圧入孔14bの開口端に開放する逃がし溝27(図2及び図3参照)が設けられる。
また、第1ハウジング半体10aには、上記圧入孔14bと略同じ深さを持ちながらその圧入孔14bを囲繞する円筒状溝20と、この円筒状溝20を囲繞する、それより浅い環状溝21とがそれぞれ分割面12に開口するように設けられ、これら円筒状溝20及び環状溝21間には、分割面12から隆起した環状の溶着部22が形成される。
さらに、第1ハウジング半体10aには、フィルタ室15の少なくとも一部を囲繞してフィルタ室15及びガイド孔14a間の環状段部16に開口する環状溝28が形成される。
さらにまた、第1ハウジング半体10aには、出口通路18aの開口端を囲むようにしてフィルタ室15の天井面から突出する複数のストッパ突起29が形成される(図2及び図5参照)。
前記第2ハウジング半体10bには、その分割面12′から突出して前記圧入孔14bに浅く嵌合し得る位置決め筒23と、この位置決め筒23内に位置する排出室24と、この排出室24内に内部の戻り通路19aを開口するパイプ状の戻りジョイント19とが形成される。またこの第2ハウジング半体10bの分割面12′には、前記円筒状溝20、環状溝21及び溶着部22にそれぞれ対応する環状溝20′、環状溝21′及び溶着部22′が形成される。
図2に示すように、フィルタ室15に前記燃料フィルタ40が装着される。この燃料フィルタ40のフィルタ本体41は合成樹脂製であって、一端に開口部42を有する円筒部41aと、この円筒部41aの、開口部42側の端部から外周に突出するフランジ41bとでハット形に構成され、そのフランジ41bは、円筒部41aの開口部42周りを補強する。上記円筒部41aには、その周方向に並ぶ複数の窓孔43が設けられており、これら窓孔43に濾網44が張設される。フィルタ本体41には、その開口部42側に合成樹脂製の取り付けプレート45が固着される。この取り付けプレート45は、順次大径となる圧入連結部45a、圧入取り付け部45b及びストッパフランジ部45cを一体に連ねて構成されるもので、その圧入連結部45aはフィルタ本体41の開口部42内周面に圧入結合され、その圧入深さは、圧入取り付け部45bがフィルタ本体41のフランジ41bに当接することで規制される。この取り付けプレート45の中心部には、それを貫通するオリフィス25が設けられ、またストッパフランジ部45cの外端面には、その外周面に上記オリフィス25を連通させる放射状溝47(図2及び図4参照)が形成される。
而して、燃料フィルタ40のフィルタ室15への装着に当たっては、フィルタ本体41をフィルタ室15に挿入しながら、圧入取り付け部45bがフィルタ室15の開口部42内周面に、前記環状溝28の領域で圧入結合され、その圧入深さは、ストッパフランジ部45cが、フィルタ室15及びガイド孔14a間の環状段部16に当接することで規制される。そして、フィルタ室15には、フィルタ本体41を囲む燃料の流通間隙50が画成されると共に、フィルタ室15天井面のストッパ突起29がフィルタ本体41の先端面に小間隙を存して対向するようになっている。したがって、万一、フィルタ本体41と取り付けプレート45との圧入結合部が緩んだ場合でも、フィルタ本体41は、前記ストッパ突起29に受け止められるので、出口通路18aを塞ぐことはなく、燃料の流通間隙50が確保される。
上記のように、燃料フィルタ40は、取り付けプレート45の圧入取り付け部45bのフィルタ室15への圧入結合により第1ハウジング半体10aに固着されるので、振動騒音を発生しない。しかも、圧入取り付け部45bの圧入荷重により、フィルタ室15の開口部内周壁に変形が生じても、これを環状溝28で吸収することができるので、上記変形の他の部分への波及を防ぐことができる。また、仮に上記開口部内周壁に亀裂が発生しても、環状溝28の存在により、その亀裂は開口部周壁に留まり、第1ハウジング半体10aの他の部分に波及することがないから、第1ハウジング半体10aの耐久性を高めることができる。
再び図2において、前記レギュレータ弁11は、端壁30e付きで円筒状の弁筒30を備えており、この弁筒30は、金属製(例えばステンレス鋼製)である。弁筒30の端壁30eには、それを貫通する弁孔31と、この弁孔31の内端に連なる弁座32とが形成される。弁筒30内には、弁座32に着座し得る鋼球よりなる球状の弁体33と、この弁体33を弁座32と反対側で回転自在に支承する弁リテーナ34と、この弁リテーナ34を介して弁体33を弁座32との着座方向に所定のセット荷重をもって付勢する調圧ばね35とが収容され、この調圧ばね35の固定端部を支持すると共に、弁リテーナ34を弁体33の開閉方向に摺動自在に支承するガイド部材36が弁筒30の内周面に圧入固定される。
前記弁リテーナ34は、弁体33を回転自在に支承するフランジ34aと、このフランジ34aの背面より突出してガイド部材36に摺動自在に支承されるステム34bとで構成され、傘形をなしている。ガイド部材36には、弁筒30内部を前記排出室24に開放する複数の逃がし孔37とが設けられる。
前記弁筒30は、前記ハウジング10の保持孔14に保持されるもので、弁孔31側にあって前記ガイド孔14aに遊合し得るガイド筒部30aと、このガイド筒部30aにテーパ部30cを介して連なっていて前記圧入孔14bに圧入される圧入筒部30bとで構成される。ガイド筒部30aの端部外周には環状凹部38が形成され、これに前記ガイド孔14aの内周面に密接し得るOリング39が装着される。
而して、レギュレータ弁装置Rの組み立てに当たっては、先ず、第1ハウジング半体10aのフィルタ室15に前述のようにして燃料フィルタ40を装着し、続いてレギュレータ弁11の弁筒30の弁筒30を、Oリング39を装着したガイド筒部30aを先頭にして弁筒30を第1ハウジング半体10aの保持孔14に嵌合し、ガイド筒部30aの先端を前記取り付けプレート45のストッパフランジ部45cに当接させて、弁孔31を取り付けプレート45のオリフィス25に連通させる。その際、弁筒30のガイド筒部30aはOリング39と共に保持孔14のガイド孔14aに緩く嵌合され、圧入筒部30bは保持孔14の圧入孔14bに圧入される。そして、弁筒30は、ガイド筒部30aとガイド孔14aとの嵌合により、保持孔14との同軸姿勢が適正に保持され、Oリング39は、ガイド孔14aの内周面に密接して弁筒30及び保持孔14間の液密を確保する。ところで、弁筒30の軸方向長さは、保持孔14の深さより短く設定されており、弁筒30の保持孔14への嵌合後、保持孔14には、分割面12側に一定の空所26が残存するようになっている。
次いで、第1及び第2ハウジング半体10a,10bの各分割面12,12′の溶着部22,22′を熱板で加熱、溶融した状態で、位置決め筒23を前記空所26において第1ハウジング半体10aの保持孔14に嵌合しながら、両ハウジング半体10a,10bの分割面12,12′を相互に重ね合わせて、溶着部22,22′を相互に溶着する。その際、溶着部22,22′から食み出したバリは、溶着部22,22′に隣接する同心状の円筒状溝20及び環状溝20′,21,21′に受容される。また位置決め筒23と保持孔14との嵌合により、第1及び第2ハウジング半体10a,10bが互いに同軸上に保持される。
こうして組み立てられたレギュレータ弁装置Rは、次のような完成検査を受ける。先ず、入口通路17a及び出口通路18aの一方を閉じて、他方から所定圧力の流体を供給し、レギュレータ弁11の開弁圧力が適正であるかをチェックする。そのとき、若し、弁筒30へのOリング39の装着忘れがあれば、フィルタ室15から燃料フィルタ40を通過した流体は、オリフィス25を通過後、取り付けプレート45下面の放射状溝47を通って、ガイド孔14aと弁筒30のガイド筒部30aとの嵌合間隙にリークし、さらに、圧入孔孔14bの内周面の逃がし溝27を通過して排出室24へと移り、戻り通路19aからスムーズに流出するので、その流出と、レギュレータ弁11の入口側の圧力状況からOリング39の装着忘れを発見することができる。
上記完成検査に合格したレギュレータ弁装置Rに対しては、その入口ジョイント17、出口ジョイント18及び戻りジョイント19に、前記第2燃料導管7b、第3燃料導管7c及び第4燃料導管7dがそれぞれ接続される。
エンジンの運転中、前記燃料ポンプ4から吐出され、燃料フィルタ5で濾過された燃料は、第2燃料導管7b及び入口通路17aを通してフィルタ室15に流入し、燃料フィルタ40周りの流通間隙50を経て、出口通路18a、第3燃料導管7cへと進み、燃料噴射弁6からエンジンの吸気系に噴射される。
その間、レギュレータ弁11では、フィルタ室15に流入した燃料圧力が弁孔31に臨む弁体33に作用するので、フィルタ室15の圧力、即ち燃料ポンプ4の吐出圧力が所定値を超えると、弁体33が調圧ばね35のセット荷重に抗して開弁し、フィルタ室15の燃料の一部を弁筒30内に排出させ、フィルタ室15の圧力が所定値に戻ると、弁体33は調圧ばね35のセット荷重により再び閉弁する。
こうしてフィルタ室15の圧力は所定値に自動的に調整されるので、結局、燃料噴射弁からの燃料の噴射圧力が適正に制御される。弁筒30内に排出された余剰燃料は、ガイド部材36の逃がし孔37を出て、戻り通路19a及び第4燃料導管7dを通り、燃料タンク2へと還流する。また燃料ポンプ4の吐出圧力に脈動が発生すると、フィルタ室15及びオリフィス25の協働によりその圧力脈動を減衰して、燃料噴射弁6の噴射圧力を安定させると共に、圧力脈動に伴なう振動騒音の発生を防ぐことができる。
ところで、フィルタ室15には、フィルタ本体41の内部を弁孔31に連通させた燃料フィルタ40が収容されているから、入口通路17aからフィルタ室15に流入した燃料の一部が弁孔31に向かうときは、フィルタ本体41の窓孔43の濾網44により濾過されることなり、レギュレータ弁11への異物の侵入を防ぐことができる。したがって、第1及び第2燃料導管7a,7bの間に介装された燃料フィルタ5のメンテナンスのために、その燃料フィルタ5を第1及び第2燃料導管7a,7bから取り外した場合、万一、埃などの異物が第2燃料導管7bに侵入したとしても、メンテナンス後の運転時、上記異物は、ハウジング10のフィルタ室15内の燃料フィルタ40で濾過され、レギュレータ弁11への侵入が阻止されるので、異物によるレギュレータ弁11の目詰まりを防ぐことができる。
しかも、フィルタ室15は、第1ハウジング半体10aの、入口通路17a、出口通路18a及び弁孔31の三者に囲まれる部分に、これら三者の各直径より大径に形成されるので、このフィルタ室15には、比較的大容量の燃料フィルタ40を収容することができ、したがって、入口通路17a、出口通路18a及び弁孔31の相互の流路抵抗の低減を図ることができ、またこのフィルタ室15の形成によりハウジング10の大型化を招くことも殆どない。その上、ハウジング10に収容保持される燃料フィルタ40には、それ専用の保持部材を必要としないので、構造の簡素化に寄与し得る。
また、取り付けプレート45には、フィルタ室15及び弁孔31間を連通するオリフィス25が設けられるので、フィルタ室15及びオリフィス25の協働により、燃料ポンプ4の吐出圧力の脈動を減衰することができる。しかも、オリフィス25の直径を異にする複数の取り付けプレート45を用意しておき、それらの何れかを選定してフィルタ本体41に結合することにより、第1及び第2ハウジング半体10a,10bに構造変更を加えずに上記減衰特性を容易に変更することができる。
また、レギュレータ弁11の弁筒30は、第1ハウジング半体10aの保持孔14に圧入により強固に保持されるので、装置各部の寸法精度を特別に上げることなく、弁体33の開閉振動による弁筒30の振動を抑え、弁筒30の振動騒音の発生を未然に防ぐことができる。
しかも、合成樹脂製の第1ハウジング半体10aには、弁筒30が圧入される保持孔14の圧入孔14bを囲繞する円筒状溝20が設けられるので、圧入孔14bへの弁筒30の圧入荷重により、圧入孔14bの周壁に変形が生じると、その変形は、上記円筒状溝20に吸収されることになり、その変形が第1ハウジング半体10a全体に波及するのを防ぐことができる。また、上記圧入荷重により、万一、圧入孔14bの周壁に亀裂が発生しても、円筒状溝20の存在により、その亀裂は圧入孔14bの周壁に留まり、第1ハウジング半体10aの他の部分に波及することがないから、第1ハウジング半体10aの耐久性を高めることができる。
その際、弁筒30内の燃料が、弁筒30及び位置決め筒23の対向面間と、円筒状溝20の内側の分割面12,12′間と、上記亀裂とを通して、円筒状溝20にリークしても、第1及び第2ハウジング半体10a,10bを相互に溶着した環状の溶着部22,22′が上記円筒状溝20を囲繞していること、並びに弁筒30内が燃料タンク2内と同様に大気圧状態になっていることから、円筒状溝20にリークした燃料が分割面12,12′間から外部にリークすることを溶着部22,22′により確実に防ぐことができる。
次に、図7に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例は、フィルタ室15への燃料フィルタ40の装着構造が前実施例と異なる。即ち、取り付けプレート45は、フィルタ本体41の開口部42内周面に圧入結合される圧入連結部45aと、フィルタ本体41のフランジ41bに当接する、そのフランジ41bと略同径のフランジ部45dとで構成され、フィルタ室15には、燃料フィルタ40を収容するとき、フィルタ本体41の円筒部41aを囲繞してフランジ41bを保持孔14側に押圧付勢するコイルばね51が収容される。一方、弁筒30は、保持孔14への圧入時、その先端部をフィルタ室15及びガイド孔14a間の環状段部16に当接させる。そのとき、弁筒30の先端部は、前記取り付けプレート45のフランジ部45dを受け止めながらコイルばね51を圧縮する。その結果、コイルばね51の圧縮反発力により、燃料フィルタ40を弁筒30の先端部に弾発保持することになるから、燃料フィルタ40の振動を確実に抑え、その振動騒音の発生を防ぐことができる。しかも、燃料フィルタ40は、弁筒30の保持孔14への圧入と同時に、フィルタ室15に装着されるので、その装着が極めて簡単である。この第2実施例においては、前実施例の第1ハウジング半体10aにおけるストッパ突起29や環状溝28を廃止することができる。
その他の構成は、前実施例と基本的に同一であるから、図7中、前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、本発明のレギュレータ弁装置Rは、燃料タンク2内への設置も可能である。また、弁筒30を合成樹脂製とすることもできる。
本発明の第1実施例に係るレギュレータ弁装置を備えたエンジン用燃料供給系の概要図。 上記レギュレータ弁装置の拡大縦断面図。 図2の3−3線断面図。 図2の4−4線断面図。 図2の5−5線断面図。 上記レギュレータ弁装置の第1及び第2ハウジング半体の溶着前の状態を示す縦断面図。 本発明の第2実施例を示す、図2との対応図。
R・・・・・レギュレータ弁装置
2・・・・・燃料タンク
4・・・・・燃料ポンプ
4a・・・・吐出ポート
6・・・・・燃料噴射弁
10・・・・ハウジング
10a・・・第1ハウジング半体
10b・・・第2ハウジング半体
11・・・・レギュレータ弁
12・・・・第1ハウジング半体側の分割面
12′・・・第2ハウジング半体側の分割面
14・・・・保持孔
15・・・・フィルタ室
16・・・・環状段部
17a・・・入口通路
18a・・・出口通路
19a・・・戻り通路
25・・・・オリフィス
28・・・・環状溝
30・・・・弁筒
31・・・・弁孔
33・・・・弁体
37・・・・逃がし孔
40・・・・燃料フィルタ
41・・・・フィルタ本体
42・・・・開口部
43・・・・窓孔
44・・・・濾網
45・・・・取り付けプレート
51・・・・弾性部材(コイルばね)

Claims (4)

  1. 一端部に弁孔(31)を有すると共に他端部に逃がし孔(37)を有する弁筒(30)及び、前記弁孔(31)内の圧力変化に応じ前記弁孔(31)を開閉し、その開き時には、該弁孔(31)の圧力を前記逃がし孔(37)に逃がす弁体(33)を備えるレギュレータ弁(11)と、このレギュレータ弁(11)を収容して保持する合成樹脂製のハウジング(10)とよりなり、そのハウジング(10)には、燃料ポンプ(4)の吐出ポート(4a)を前記弁孔(31)に連通する入口通路(17a)と、前記弁孔(31)を燃料噴射弁(6)に連通する出口通路(18a)と、前記逃がし孔(37)を燃料タンク(2)に開放する戻り通路(19a)とを設けたレギュレータ弁装置において、
    前記ハウジング(10)に、前記弁孔(31)、入口通路(17a)及び出口通路(18a)の三者に囲まれる、これら三者の各直径より大径のフィルタ室(15)を設け、
    このフィルタ室(15)に、前記入口通路(17a)から前記弁孔(31)に流れる燃料を濾過する燃料フィルタ(40)を装着し
    前記ハウジング(10)は、前記入口通路(17a)、前記出口通路(18a)、前記フィルタ室(15)及び、前記弁筒(30)を保持する保持孔(14)を有する第1ハウジング半体(10a)と、前記戻り通路(19a)を有する第2ハウジング半体(10b)とに分割されると共に、これら第1及び第2ハウジング半体(10a,10b)が、これらの分割面(12,12′)で相互に溶着されたことを特徴とするレギュレータ弁装置。
  2. 請求項記載のレギュレータ弁装置において、
    周囲に複数の窓孔(43)、一端に開口部(42)を有する円筒状のフィルタ本体(41)と、前記窓孔(43)に張設される濾網(44)と、前記開口部(42)に嵌着される取り付けプレート(45)とで前記燃料フィルタ(40)を構成して、その取り付けプレート(45)を前記弁筒(30)に隣接配置し、この取り付けプレート(45)には、前記フィルタ本体(41)内を前記弁孔(31)に連通するオリフィス(25)を形成したことを特徴とするレギュレータ弁装置。
  3. 請求項記載のレギュレータ弁装置において、
    前記保持孔(14)を前記フィルタ室(15)より大径にして、これら保持孔(14)及びフィルタ室(15)間に環状段部(16)を形成し、前記フィルタ室(15)の少なくとも一部を囲繞してこの環状段部(16)に開口する環状溝(28)を前記第1ハウジング半体(10a)に設け、この環状溝(28)に囲繞される領域で前記フィルタ室(15)に前記取り付けプレート(45)を圧入することで、該取り付けプレート(45)を前記第1ハウジング半体(10a)に取り付けたことを特徴とするレギュレータ弁装置。
  4. 請求項記載のレギュレータ弁装置において、
    前記取り付けプレート(45)を、前記保持孔(14)に圧入される前記弁筒(30)の先端部で支承し、この取り付けプレート(45)を前記弁筒(30)側に弾発付勢する弾性部材(51)を前記フィルタ室(15)に収容したことを特徴とするレギュレータ弁装置。
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