JP2009201248A - クランプ式電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用のセンサーを必要とすることなく、比較的簡単な回路で、確実に中性点電位変動を抑制することができるクランプ式電力変換装置を得る。
【解決手段】正側及び負側の平滑コンデンサ1、2を直列接続した直流部と、この直流部の両端に並列接続された第1、第2、第3及び第4のスイッチング素子を直列接続し、その中点を交流端とする複数個の直列接続体と、直流部の中性点から、第1、第2のスイッチング素子の中点並びに第3、第4のスイッチング素子の中点に接続されたクランプダイオードと、交流電圧指令または交流電流指令に基づいてスイッチング素子にゲート駆動信号を供給する制御手段10とで構成する。制御手段10は、有効分出力電力と正側直流電圧及び負側直流電圧から中性点電流を推定する中性点電流検出手段30を有し、この中性点電流検出手段の出力に応じて交流電圧指令または交流電流指令を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クランプ式電力変換装置に係り、特に中性点電位変動を抑制することが可能なクランプ式電力変換装置に関する。
クランプ式電力変換装置は変換アームの一部箇所を中性点電位にクランプすることによって多レベルの電位を出力することが可能な電力変換装置であり、比較的容量の大きい用途に用いられることが多い。
3レベルのクランプ式電力変換装置の主回路は、正、ゼロ及び負の3つの電位を持つ直流電源に対して4個のスイッチング素子を直列接続して複数個の直列接続体を構成し、その中点の交流端子から交流出力を得る。例えば3レベルのインバータ装置においては、上記直列接続体の両端は正、負の直流電位に接続され、正側及び負側の端部のスイッチング素子と中間のスイッチング素子の中間点は夫々ダイオードを介してゼロ電位にクランプされる。直列接続体を構成するスイッチング素子は各々フライホイールダイオードが逆並列接続されている。
上記の構成はクランプ式電力変換装置がインバータ動作を行なうときの構成である。逆にコンバータ動作を行なう場合は、交流端子を交流電源に接続し、直列接続体の両端から直流電圧を得て負荷に供給する。このようにインバータ及びコンバータの両者の動作が存在するが、主回路の回路構成及び動作は基本的に同一である。
クランプ式電力変換装置においては、中性点電位変動が問題となる場合ある。例えば、直流側に正及び負の平滑コンデンサを直列接続してコンバータ動作を行なわせる場合、中性点を流れる中性点電流が正側の平滑コンデンサと負側の平滑コンデンサに分流するため、両コンデンサの直流電圧がアンバランスとなり出力電圧特性が劣化する恐れがある。また、この場合に一方の直流コンデンサが過電圧になるなどの問題があった。
中性点電位変動を抑制する第1の従来方法として、正側と負側コンデンサの直流電圧差を検出してフィードバック補正を行う方式が知られている。(例えば、嶋村他「NPCインバータの直流入力コンデンサ電圧の平衡化制御」電気学会半導体電力変換研究会資料SPC−91−37、平成3年)。
この第1の従来方法においては、正側直流コンデンサ電圧及び負側直流コンデンサ電圧を検出し、検出された両直流コンデンサ電圧の差電圧から3相の電圧指令の補正量を求めて補正を行なう。
中性点電位変動を抑制する第2の方法は、中性点電流または中性点電位を検出して指令発生回路に入力し、その中性点電流または中性点電位の偏差量に基づいて中性点電位を上昇させるスイッチング状態と中性点電位を下降させるスイッチング状態との割合により指令発生回路が中性点電位制御指令を出力し、スイッチング素子のゲート信号を変化させる(例えば特許文献1参照。)。
更に中性点電位変動を抑制する第3の方法として、クランプ式電力変換装置の各相電圧指令にバイアス量を加算及び減算して2つの電圧指令を得るようにし、中性点の電圧変動に応じた大きさの出力基本周波数の偶数次調波を各相電圧指令の位相に応じて2つの電圧指令の何れか一方に加算することによって行う方法が提案されている(例えば特許文献2参照。)。
特開2004−173349号公報(第6−9頁、図1) 特開平9−182455号公報(第9−13頁、図1)
上記第1の従来方法においては、原理的に如何なる運転状態においても偏差が残るばかりでなく、不平衡負荷の場合には、中性点電位変動をうまく補正ができない問題があることが知られている。
また、前記中性点電位変動を抑制する第2の従来方法においては、中性点電位を上昇させるスイッチング状態と中性点電位を下降させるスイッチング状態との割合を算出するコントローラ、また中性点電位制御用の専用のセンサー等が必要となり、回路構成が複雑となるという問題があった。
前記中性点電位変動を抑制する第3の従来方法においても、偶数次調波テーブル、また中性点電位制御用の専用のセンサーが必要になりやはり回路構成が複雑となるという問題があった。
本発明は上記に鑑みて為されたもので、専用のセンサーを必要とすることなく、比較的簡単な回路で、且つ如何なる運転状態においても確実に中性点電位変動を抑制することが可能なクランプ式電力変換装置を得ることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のクランプ式電力変換装置は、正側及び負側の平滑コンデンサを直列接続した直流部と、前記直流部の両端に並列接続され、夫々フライホイールダイオードが逆並列接続された第1、第2、第3及び第4のスイッチング素子を直列接続し、その中点を交流端とする複数個の直列接続体と、前記直流部の中性点から、前記第1、第2のスイッチング素子の中点並びに前記第3、第4のスイッチング素子の中点に接続されたクランプダイオードと、交流電圧指令及び交流電流指令の少なくとも1つに基づいて前記スイッチング素子にゲート駆動信号を供給する制御手段とを具備し、前記制御手段は、有効分出力電力と正側直流電圧及び負側直流電圧から中性点電流を推定する中性点電流検出手段を有し、この中性点電流検出手段の出力に応じて前記交流電圧指令及び交流電流指令の少なくとも1つを補正して前記中性点の電位変動を抑制するようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、専用のセンサーを必要とすることなく、比較的簡単な回路で、且つ如何なる運転状態においても確実に中性点電位変動を抑制することができるクランプ式電力変換装置を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
本発明の実施例1に係るクランプ式電力変換装置について図1乃至図6を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1に係るクランプ式電力変換装置の回路構成図である。図1の装置には、主回路として、平滑コンデンサ1、2及びクランプ式3レベル電力変換器3を備えている。クランプ式3レベル電力変換器3がインバータ動作を行なう場合には、平滑コンデンサ1の両端の直流電圧Ep及び平滑コンデンサ2の両端の直流電圧Enを3相交流電圧に変換して出力端U、V及びWに出力する。クランプ式3レベル電力変換器3の主回路構成を図2に示す。図2に示したように例えばU相においては4個のスイッチング素子3A、3B、3C及び3Dを直列接続して直列接続体を構成し、その中点がU相の交流端子となっている。これらの直列接続体の両端は正、負の直流入力であるP及びNに接続され、正側及び負側の端部のスイッチング素子3A、3Dと中間のスイッチング素子3B、3Cの夫々の中間点は夫々クランプダイオード3E、3Fを介して平滑コンデンサ1及び2の接続点である中性点電位(ゼロ電位)にクランプされている。尚、直列接続体を構成するスイッチング素子は各々フライホイールダイオードが逆並列接続されている。そしてV相、W相についてもU相と同一の構成となっている。
クランプ式3レベル電力変換器3の各々のスイッチング素子は、制御回路10から与えられるゲート駆動信号によってオンオフ制御されている。この制御を行うために制御回路10には、電流検出器4によって検出された3相電流信号、電圧検出器5によって検出された3相電圧信号、また電圧検出器6及び7によって検出された平滑コンデンサ1及び2の両端の直流電圧信号が夫々供給されている。以下に制御回路10の内部回路構成について説明する。
電圧検出器5によって検出された3相電圧信号は、UVW/DQ変換器16Aによって有効電圧VDと無効電圧VQに変換される。これらのVD、VQは電圧制御器11によって電圧基準VD、VQと夫々比較される。尚、通常はQ軸電圧基準VQ=ゼロ
とする。電圧制御器11は有効電圧VDと電圧基準VD、無効電圧VQと電圧基準VQの夫々の偏差が小さくなるように電流指令ID及びIQを出力する。
電流指令ID及びIQはDQ/UVW変換器12に与えられ、2軸の電流指令を3相の電流指令Iu、Iv、Iwに変換する。ここで、UVW/DQ変換器16A及びDQ/UVW変換器12の基準位相は、例えば図示しない位相同期制御ループから得られる同一の基準位相となっている。尚、電流信号の2軸変換を行なうUVW/DQ変換器16Bについても同様である。
3相の電流指令Iu、Iv、Iwは、後述する中性点電流検出回路30による補正動作が減算器13によって行なわれたあと、電流制御器14に与えられる。電流制御器14の内部構成を図3に示す。図3に示したように、補正された電流指令Iu、Iv、Iwは、電流検出器4によって検出されたフィードバック電流である3相電流信号Iu、Iv、Iwと夫々比較され、夫々の偏差が小さくなるように各相の電圧指令を出力し、この電圧指令に各相の電圧Vu、Vv、Vwを加算して正弦波電圧指令信号Vu、Vv、Vwを得る。そして正弦波電圧指令信号Vu、Vv、VwをPWM回路15に与える。PWM回路15はクランプ式3レベル電力変換器3の出力電圧が正弦波電圧指令信号Vu、Vv、Vwとなるようなゲート駆動信号を出力する。
次に中性点電流検出回路30の内部構成について説明する。
電流検出器4によって検出された3相電流信号Iu、Iv、IwはUVW/DQ変換器16Bによって有効電流IDと無効電流IQに変換される。この有効電流IDと無効電流IQは有効分電力演算器20に与えられるが、有効電流IDについては、上限リミッタ19A、下限リミッタ19B及び選択回路18を介して与える構成とする。ここで選択回路18はヒステリシスコンパレータ19によって選択され有効電流IDはリミット付きヒステリシス特性を持って有効分電力演算器20に与えられる。このようにすれば有効電流IDが小さい無負荷時であっても制御特性が乱れることはない。
有効分電力演算器20の内部構成を図4に示す。図4に示すように有効分電力演算器20にはUVW/DQ変換器16Aから有効電圧VD及び無効電圧VQが与えられ、電圧、電流の有効分と無効分の各々の積を加算することによって有効分電力Pが求められる。有効分電力演算器20の出力にゲイン21を乗じて除算器22に被除数として入力する。
一方、電圧検出器6、7によって検出されたクランプ式電力変換器3の直流側の正側直流電圧Ep及び負側直流電圧Enを加算器23によって加算して端子Pと端子N間の直流電圧を求め、ゼロ除算防止のための下限リミッタ24を介して乗算器25によって直流電圧の2乗を演算し、その値を前述の除算器22に除数として入力する。次に、平滑コンデンサ1及び2の直流電圧Ep、Enの差すなわちEn−Epを減算器26によって演算し、その差をPI制御器27に与える。そしてPI制御器27の出力と前記除算器22の出力とを乗算器28によって乗算し、中性点電位変動抑制制の補正量を求め、減算器13に与えて3相の電流指令Iu、Iv、Iwから直流分として減算する補正を行なう。
以上の構成における本発明のクランプ式電力変換装置の作用効果について、図5及び図6を参照して以下に説明する。
図5は図2に示したクランプ式3レベル電力変換器3と直流回路の関係を示す簡易モデル図である。
図5において、正側平滑コンデンサの直流電圧をEp、負側平滑コンデンサの直流電圧をEnとし、その両者の接続点をC1とする。電力変換器の正側の等価インピーダンスをZ1、負側の等価インピーダンスをZ2とし、その中点をC2とする。そして図においてZ1に流れ込む電流をI1、Z2から流れ出す電流をI2、C1からC2に流れ込む電流をIcとすれば、
Ic=I2−I1 … (1)
I1=Ep/Z1 … (2)
I2=En/Z2 … (3)
となる。ここで等価インピーダンスが正負バランスしていることを考慮すると、
Z1=Z2=Z/2 … (4)
となる。ただしZは総合負荷インピーダンスで、
Z1+Z2=Z … (5)
と定義される。以上から、次式が得られる。
Ic=(En/Z2)−(Ep/Z1)=2(En−Ep)/Z … (6)
ここで、総合負荷インピーダンスZと直流電圧と有効分電力Pとの関係を考慮すると、
P=E/Z … (7)
ただし、EはPとN間の直流電圧(Ep+En)である。
式(7)を式(6)に代入すると、
Ic=2・P(En−Ep)/E2 … (8)
となる。従って、この式(8)を検出することにより中性点電流Icの検出が可能となることが分かる。図1における有効分電力演算器20の出力は式(8)のPに相当する。また、乗算器25の出力は式(8)のE2に相当する。
PI制御器27の出力は式(8)の(En−Ep)をPI演算したものであるので、
Ic=(2・P/E2) {Kp(Ep−En)+Ki0t (Ep−En)dt}…(9)
となる。ここでKpはPI制御の比例ゲイン、KiはPI制御の積分ゲインである。
次に図6を参照してこの中性点電流Icを低減させるためにはどのような操作量をどこに与えたら良いのかについて説明する。
図6は図2に示したクランプ式3レベル電力変換器3の単相分を等価回路で示したものであり、変換器部の単相等価回路3Sと平滑コンデンサ1、2の関係を示している。ここで単相とはU相及びV相の2相を示す。図6の等価回路において、例えばインバータ動作における交流出力はスイッチング素子のオンオフ状態によって3つの電位状態(p、c、n)の何れかとなる。そして通常のインバータ動作においてはU相及びV相共電位状態pとnの期間はバランスしている。ここで、電位状態pの期間をnの期間に比較して増大させると、図示のIu、Ivが平滑コンデンサ1を充電する方向の電流が増大し、Epが増大することになる。
図6のIcはEn>Epのアンバランスによって流れているのであるから、これを減少させるには上記のようにEpが増大するようにIu、Ivを制御する。この制御の極性は、電位状態pの期間をnの期間に比較して増大させることになるので、Iu、Ivを増大させれば良いことになる。しかるに、本実施例においては図3に示した電流制御器14のゲインを負としているため、Iu、Ivを減少させて中性点電流Icを補正するようにしている。
以上説明したように図1における減算器13によって中性点電流Icに応じて各相の電流が減少するように補正を行なえば中性点電流を減少させる制御が可能となる。そして式(9)に示した積分ゲインKiを大きくすれば、中性点電流をほぼゼロに制御することが可能となる。
図7は本発明の実施例2に係るクランプ式電力変換装置の回路構成図である。この実施例2の各部について、図1の本発明の実施例1に係るクランプ式電力変換装置の回路構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、制御回路10Aにおいて、図1における減算器13に代えて加算器29を設け、乗算器28の出力を加算器29に与えて電流制御器14の出力を加算補正して各相の正弦波電圧指令信号Vu、Vv、Vwを得る構成とした点である。
上記の構成とすることによっても中性点電流Icを確実に減少させるように補正することが可能となる。この理由は、例えば図6に示した等価回路において交流出力端子U、Vの直流分の電圧を上昇させることはコンデンサ1の電圧Epを増加させるのと等価であるからである。
従ってこの実施例2のように図7に置ける加算器29によって中性点電流Icに応じて各相の電圧が増大するような補正を行なえば中性点電流を減少させる制御が可能となる。
以上の説明において、クランプ式電力変換器3がインバータ動作を行なう場合を説明したが、コンバータ動作の場合も同じように本発明が適用可能であることは明らかである。コンバータ動作の場合には、例えば図1において、電圧制御器11は交流電圧ではなく、直流電圧を制御するように変更すれば良い。
本発明の実施例1に係るクランプ式電力変換装置の回路構成図。 クランプ式3レベル電力変換器3の主回路構成図。 電流制御器の内部構図。 有効分電力演算器の内部構成図。 クランプ式3レベル電力変換器と直流回路の関係を示す簡易モデル図。 クランプ式3レベル電力変換器の単相分を用いた等価回路図。 本発明の実施例2に係るクランプ式電力変換装置の回路構成図。
符号の説明
1 平滑コンデンサ(正側)
2 平滑コンデンサ(負側)
3 クランプ式3レベル電力変換器
3A、3B、3C、3D スイッチング素子
3E、3F クランプダイオード
3S 変換器部の単相等価回路
4 電流検出器
5 電圧検出器
6、7 電圧検出器
10 制御回路
11 電圧制御器
12 DQ/UVW変換器
13 減算器
14 電流制御器
15 PWM回路
16A、16B UVW/DQ変換器
17A 上限リミッタ
17B 下限リミッタ
18 選択回路
19 ヒステリシスコンパレータ
20 有効分電力演算器
21 ゲイン
22 除算器
23 加算器
24 下限リミッタ
25 乗算器
26 減算器
27 PI制御器
28 乗算器
29 加算器
30 中性点電流検出回路

Claims (6)

  1. 正側及び負側の平滑コンデンサを直列接続した直流部と、
    前記直流部の両端に並列接続され、夫々フライホイールダイオードが逆並列接続された第1、第2、第3及び第4のスイッチング素子を直列接続し、その中点を交流端とする複数個の直列接続体と、
    前記直流部の中性点から、前記第1、第2のスイッチング素子の中点並びに前記第3、第4のスイッチング素子の中点に接続されたクランプダイオードと、
    交流電圧指令及び交流電流指令の少なくとも1つに基づいて前記スイッチング素子にゲート駆動信号を供給する制御手段と
    を具備し、
    前記制御手段は、
    有効分出力電力と正側直流電圧及び負側直流電圧から中性点電流を推定する中性点電流検出手段を有し、この中性点電流検出手段の出力に応じて前記交流電圧指令及び交流電流指令の少なくとも1つを補正して前記中性点の電位変動を抑制するようにしたことを特徴とするクランプ式電力変換装置。
  2. 前記有効電力検出手段は、
    交流電圧及び交流電流を夫々2軸の有効分と無効分に変換し、電圧と電流の有効分同士及び無効分同士を乗算したものの加算値として求めるようにし、前記電流の有効分には上下限リミットとゼロ電流近傍におけるヒステリシス特性を持たせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のクランプ式電力変換装置。
  3. 前記中性点電流検出手段は、
    前記有効分出力電力を前記前記直流部の両端の電圧の2乗で除算し、得られた結果を
    前記正側及び負側の直流電圧の偏差を入力とするPI制御器の出力に乗算して得るようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクランプ式電力変換装置。
  4. 前記制御手段は、
    交流電圧または直流部の電圧が所望の電圧となるように制御する電圧制御器と、
    前記電圧制御器の出力を3相の電流指令に変換する変換器と、
    前記3相の電流指令と3相のフィードバック電流の編差が小さくなるように3相の電圧指令を出力し、この3相の電圧指令に基づいて前記スイッチング素子にゲート駆動信号を供給するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のクランプ式電力変換装置。
  5. 前記中性点電位検出手段の出力を負のフィードバックとして
    前記3相電流指令を補正するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のクランプ式電力変換装置。
  6. 前記中性点電位検出手段の出力を正のフィードバックとして
    前記3相電圧指令を補正するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のクランプ式電力変換装置。
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