JP2009184261A - インクジェット記録シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セルロースパルプと填料を主成分とし、灰分が10〜30質量%である支持体にカチオン性樹脂を両面あたり2.0g/m2以上付着させてなり、且つブリストー法によるぬれ時間0.2秒での吸水量が30ml/m2以上であり、さらに望ましくは、不透明度が93.5%以上であるインクジェット記録シート。
【選択図】なし
Description
1.インクの吸収性が良く、転写汚れや混色部での印字ムラが発生しないこと。
2.インクの裏抜けを抑制し、両面印字可能なこと。
濾水度400mlcsfのLBKP100部からなるパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121、奥多摩工業社製)12部、両性澱粉(商品名:Cato3210、日本NSC社製)0.8部、硫酸バンド0.8部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤(商品名:サイズパインK903、荒川化学工業社製)0.03部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で酸化澱粉(商品名:MS#3800、日本食品化工社製)を乾燥付着量で3.0g/m2、カチオン性樹脂としてジメチルアミン・エピクロルヒドリン重縮合物(商品名:ジェットフィックス5052、里田化工社製)を乾燥付着量で2.0g/m2付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量81.4g/m2、密度0.82g/cm3の実施例1のインクジェット記録シートを作製した。
実施例1の軽質炭酸カルシウムの添加量を24部とした以外は、実施例1と同様にして、実施例2のインクジェット記録シートを作製した。
実施例1の軽質炭酸カルシウムの添加量を36部とした以外は、実施例1と同様にして、実施例3のインクジェット記録シートを作製した。
実施例2のカチオン性樹脂の付着量を3.0g/m2とした以外は、実施例2と同様にして、実施例4のインクジェット記録シートを作製した。
実施例2のカチオン性樹脂の付着量を4.0g/m2とした以外は、実施例2と同様にして、実施例5のインクジェット記録シートを作製した。
実施例2のカチオン性樹脂の付着量を5.0g/m2とした以外は、実施例2と同様にして、実施例6のインクジェット記録シートを作製した。
実施例4のアルキルケテンダイマー型サイズ剤の添加量を0.06部とした以外は、実施例4と同様にして、実施例7のインクジェット記録シートを作製した。
実施例4のアルキルケテンダイマー型サイズ剤の添加量を0.09部とした以外は、実施例4と同様にして、実施例8のインクジェット記録シートを作製した。
実施例4のカチオン性樹脂をアクリルアミド・ジアリルアミン共重合物(商品名:スミレーズレジン1001、住友化学社製)とした以外は、実施例4と同様にして、実施例9のインクジェット記録シートを作製した。
実施例4のカチオン性樹脂をポリビニルアミン共重合物(商品名:ハイマックスSC−700、ハイモ社製)とした以外は、実施例4と同様にして、実施例10のインクジェット記録シートを作製した。
実施例4の填料を軽質炭酸カルシウムからタルク(商品名:タルクNTL、日本タルク社製)とした以外は、実施例4と同様にして、実施例11のインクジェット記録シートを作製した。
実施例4の填料を軽質炭酸カルシウムからカオリン(商品名:YUDIAN、日成共益社製)とした以外は、実施例4と同様にして、実施例12のインクジェット記録シートを作製した。
実施例4の配合に黒染料(商品名:カヤフェクトブラックS、日本化薬社製)をパルプスラリーに0.05%添加した以外は、実施例4と同様にして、実施例13のインクジェット記録シートを作製した。
実施例3の坪量を64.0g/m2とした以外は、実施例3と同様にして、実施例14のインクジェット記録シートを作製した。
実施例3の坪量を64.0g/m2とし、黒染料(商品名:カヤフェクトブラックS、日本化薬社製)をパルプスラリーに0.3%添加した以外は、実施例3と同様にして、実施例15のインクジェット記録シートを作製した。
実施例1の軽質炭酸カルシウムの添加量を10部とした以外は、実施例1と同様にして比較例1の印刷用塗工紙を作製した。
実施例1のカチオン性樹脂の付着量を1.6g/m2とした以外は、実施例1と同様にして比較例2の印刷用塗工紙を作製した。
実施例1のカチオン性樹脂の付着量を1.0g/m2とした以外は、実施例1と同様にして比較例3の印刷用塗工紙を作製した。
実施例4のアルキルケテンダイマー型サイズ剤の添加量を0.15部とした以外は、実施例4と同様にして比較例4の印刷用塗工紙を作製した。
燃焼温度を500℃とした以外は、JIS P−8128に準じ、インクジェット記録シートの灰分(%)を測定した。
日本電色社製分光式色差計PF−10を用い、JIS P−8149に準じ、不透明度(%)を測定した。
J.TAPPI No.51に準じ、液体は純水、スリット幅は1mmのヘッドを用いて、ぬれ時間0.2秒のときの吸水量(ml/m2)を測定した。
ミヤコシ社製インクジェットプリンティングシステムNewMJP−600で、評価画像を印刷速度150m/minで印字した。200%ベタ画像部のインクの転写汚れ具合で評価した。Aは転写汚れが全くなく特性が良好、Bは極僅かに発生しているが実用上問題ない範囲で特性が良好、Cは転写汚れの発生が顕著であり実用上問題あり、Dは転写汚れが酷く特性不良を示す。
ミヤコシ社製インクジェットプリンティングシステムNewMJP−600で、評価画像を印刷速度150m/minで印字した。混色ハーフトーン部の印字ムラの程度を目視により評価した。Aは特性が良好、Bは実用上問題ない範囲で良好、Cは実用上問題あり、Dは特性が不良を示す。
ミヤコシ社製インクジェットプリンティングシステムNewMJP−600で、評価画像を印刷速度150m/minで印字した。ブラック100%ベタ印字部の反対面側から白色度の測定を行い、「印字のない白紙部の白色度%」−「ブラックベタ印字部の白色度%」で示した。白色度の測定は、日本電色社製PF−10により、標準板の上にサンプルを1枚載せ、UVカットの条件で行った。値の小さい方がインクの裏抜けは良好である。10%未満は特性が非常に良好、10%以上15%未満は実用上問題ない範囲で特性が良好、15%以上20%未満は実用上問題あり、20%以上は特性が不良を示す。
Claims (2)
- セルロースパルプと填料を主成分とし、灰分が10〜30質量%である支持体にカチオン性樹脂を両面あたり2.0g/m2以上付着させてなり、且つブリストー法によるぬれ時間0.2秒での吸水量が30ml/m2以上であることを特徴とするインクジェット記録シート。
- 着色染料および/または着色顔料を含有し、不透明度を93.5%以上に調整してなることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録シート。
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JP2008027507A JP2009184261A (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | インクジェット記録シート |
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2008
- 2008-02-07 JP JP2008027507A patent/JP2009184261A/ja active Pending
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