JP2009183796A - 吸収体の積繊装置、及びこれを用いた吸収体の製造方法 - Google Patents

吸収体の積繊装置、及びこれを用いた吸収体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】積繊時のパルプ欠けやムラが発生しにくく、紙綿のプロファイルを安定させ、重量ばらつきを低減させることができる吸収体の積繊装置及びこれを用いた吸収体の製造方法、並びにこの装置により製造された吸収性製品を提供する。
【解決手段】多数の吸引孔4A,4A,…が形成され、内部側からの吸引により表面に吸収体原材料Sを積繊させる多孔体4を備えた積繊装置であって、該多孔体4の吸引孔4A,4A,…を、表面側から内部側に向ってすり鉢状に形成する。
【選択図】図9

Description

本発明は、紙おむつ、生理用ナプキン等に用いられる吸収体の積繊装置、及びこれを用いた吸収体の製造方法に関するものである。
<第1及び第2の背景技術>
紙おむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品には、尿、便または経血等を吸収するための吸収体が使用されており、この吸収体は粉砕パルプや高吸水性ポリマーを積繊して成形されている。
この吸収体は、例えば、図1に示す吸収体製造装置によって製造される。吸収体製造装置は、供給されるパルプ材料を細かく粉砕するための解繊装置51と、この解繊装置51を囲繞するとともに、粉砕された粉砕パルプを空気によって搬送するためのケーシング52と、このケーシング52の下流側開口部に配設される積繊装置53と、を備えている。
このうち積繊装置53は、図2に示すように、外周面に多数の吸引孔が形成されたメッシュ32を有する積繊ドラム30と、この積繊ドラム30の内部側に配設される吸引チャンバ31と、を備えており、吸引手段(図示せず)によって吸引チャンバ31内が負圧に維持されることにより、メッシュ32上に空気搬送された粉砕パルプを積繊させるようになっている。このメッシュ32は、補強用リング34に取付けられており、積繊ドラム30の幅方向両端部に設けられたパターンリング33,33を側面部とし、メッシュ32を底面部とした凹部に、粉砕パルプや高吸水性ポリマーからなる吸収体原材料Sが積繊されるものである。
なお、ケーシング52には、高吸収性ポリマーの粉粒物を粉砕パルプと共に供給するためのポリマー投入口54が設けられており、また、積繊ドラム30の下部には、図1に示すように、積繊ドラム30に吸着保持された吸収体を転写させて搬出する、吸引装置付コンベア55が設けられている。
ここで、特許文献1には、吸引手段によるバキュームエアーとの関係で、吸収体重量のバラツキを抑える積繊ドラムが記載されている(特許文献1参照)。
<第3の背景技術>
紙おむつ、生理用ナプキン、ワイプ等の吸収性物品には、尿、便または経血等を吸収するための吸収体が使用されている。かかる吸収体は、例えば図15に示される製造装置201により製造されている。かかる吸収体の製造装置は、供給されるパルプ材料200を細かく粉砕するための解繊装置204と、この解繊装置を囲繞する粉砕パルプ供給ケーシング208と、この粉砕パルプ供給ケーシング208の下流側開口部に配設される積繊ドラム210とを備える。前記粉砕パルプ供給ケーシング208は、粉砕された粉砕パルプを空気流に乗せて下流の積繊ドラム外周面に搬送するためのチャンバCの外装を構成する。
前記粉砕パルプ供給ケーシング208には、チャンバ内に粉砕パルプとは別の吸収性ポリマーを供給するためのポリマー投入口206が設けられている。また、前記積繊ドラム210は、外周面に適宜の間隔で、一面が微細な網目状とされたあるいは一面に多数の微細孔が形成された通気性の吸収体成形用凹部が形成されていて、図示しない吸引手段によって前記積繊ドラム210内を負圧に維持することにより、この吸収体形成用凹部内に空気搬送された粉砕パルプが吸収性ポリマーと混合されつつ積繊されるように構成されている。
前記積繊ドラム210に作られた吸収体K’は、バキュームコンベア上を搬送するクレープ紙250の上面に吸引装置249による吸引によって転移され、コンベア上を搬送されたてそのまま下流の加工工程に送られる。
ここで、特に紙おむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品に用いられる尿、便または経血等を吸収するための吸収体においては、吸収性能あるいは漏れ性能を向上させるべく、製品としたときに排尿部位あるいは排便部位等に対向する部分をへこませた凹部を有する吸収体や、排便部位等に対向する部分に孔部を設けた孔あき吸収体が用いられることが多々ある。
このような凹部を有する吸収体等の製造は、従来、積繊ドラムの吸収体成形用凹部の一部を粘着シートにより目張りして当該部位のみ粉砕パルプ等が堆積しないように構成したり、積繊ドラムの吸収体形成用凹部の一部に、プレス成型によってドラム外周面側に突出する略ドーム状等の凸部分を形成して積繊された吸収体にすり鉢状の凹部等が形成されるように構成したり、略碗形状の部材を積繊ドラムの吸収体形成用凹部の一部に溶接で接合して、吸収体形成用凹部にドラム外周面側に突出する凸部分を形成して積繊された吸収体にすり鉢状の凹部等が形成されるように構成したりしていた(特許文献2参照)。
特開2004−2227774号公報 特開2002−272782号公報
<第1の課題>
特許文献1記載の発明では、吸引手段によるバキュームエアーを整流にする機構を有していないため、バキュームエアーは乱流のままである。そのため、メッシュの吸引孔の径の大きさを幅方向で段階的に小さくしていく方法でバキュームエアーを整流に近づけ吸収体重量のバラツキを抑える構成としており、このような吸引孔には粉砕パルプ及び高吸水性ポリマーのメッシュへの目詰まりが発生しやすく、結果として吸収体のプロファイルが不安定になってしまう。
そして、吸収体のプロファイルを安定させるためには、積繊に要する時間を長くする必要があり、そのため、製造ラインにおいてスピードダウンを余儀なくされてしまうという問題があった。また、目詰まりしたメッシュを頻繁に水洗いする必要があった。
さらに、バキュームエアーの吸引力によりメッシュ自体が変形してしまい、吸収体のプロファイルが不安定になる問題もあった。
そこで、第1の課題は、上記課題を解決することであり、吸収体のプロファイルを安定化させ、吸収体重量のバラツキを抑える吸収体の積繊装置及びこれを用いた吸収体の製造方法、並びにこの製造方法により製造された吸収体を有する吸収性物品を提供することにある。
<第2の課題>
特許文献1記載の発明では、一般的なメッシュの孔の形状は、円筒形パンチング加工であるため、積繊ドラム内部への抜けにより原材料のロスが多かったり、また、高吸収性ポリマーが詰まることによりメッシュを頻繁に水洗いする必要があった。
他方、メッシュの開口率は30%未満と低く、単位面積当たりの孔数が少ないことで、バキュームエアーが乱流になり易く、きめ細かい均一な積繊ができない問題もあった。
そこで、第2の課題は、積繊時のパルプ欠けやムラが発生しにくく、紙綿のプロファイルを安定させ、重量ばらつきを低減させることができる吸収体の積繊装置及びこれを用いた吸収体の製造方法、並びにこの装置により製造された吸収性製品を提供することにある。
<第3の課題>
特許文献2記載の発明では、前記積繊ドラムの吸収体成形用凹部の一部を目張りする方法は、目張り部分に高さが無いため、目張り部分が周囲に堆積した粉砕パルプ等に埋もれやすく、良好な立体的形状の凹部が得られにくいうえに、製品としたときの品質にばらつきが生ずることがある。プレス成型によって吸収体形成用凹部の一部に凸部を設ける方法は、プレスに伴ってプレス部分の微細孔が延伸したり目つぶれが生じたりすることが避けられないため、粉砕パルプあるいはポリマーの集塵ロスが発生することがあるとともに、これに伴って得られる吸収体の重量にばらつきが生ずるなど製品プロファイルの安定性にかけるようになることがある。また、溶接によって吸収体成形用凹部の一部に碗状の凸部材を接合する方法は、高度な溶接技術が要求されるとともに、ドラム製造のコストが高くなる。さらに、プレス成型や溶接により吸収体成形用凹部の一部に凸部を形成した場合には、積繊ドラムの製造にコストがかかるうえに、その汎用性が失われ、例えば、吸収体に形成する凹部の位置を変更したり、凹部なしの吸収体を製造したりすることができなくなるという欠点があった。
そこで、第3の課題は、意図した形状の凹部を容易に形成しやすく、また、吸収体における凹部の形状や位置を簡易に変更することが可能であり、さらに製品品質のばらつきを少なくすることができる積繊ドラムを提供することにある。また、他の課題は、意図した形状の良好な凹部を有する吸収体の製造方法およびかかる製造方法により得られる吸収体を提供することにある。
上記課題のうち第2の課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
請求項1記載の発明は、多数の吸引孔が形成され、内部側からの吸引により表面に吸収体原材料を積繊させる多孔体を有する積繊ドラムを備えた積繊装置であって、該多孔体の吸引孔は、表面側から内部側に向ってすり鉢状に形成された、ことを特徴とする吸収体の積繊装置である。
<請求項2記載の発明>
請求項2記載の発明は、前記吸引孔の表面側の孔径は0.5mm以下であり、内部側は表面側の孔径よりも小さい孔径である、請求項1記載の吸収体の積繊装置である。
<請求項3記載の発明>
請求項3記載の発明は、前記吸引孔の表面側の開口率が30%以上である、請求項1又は2記載の吸収体の積繊装置である。
<請求項4記載の発明>
請求項4記載の発明は、前記吸引孔の形状は、円錐状、角錐状又は漏斗状である、請求項1乃至3のいずれか1項記載の吸収体の積繊装置である。
<請求項5記載の発明>
請求項5記載の発明は、前記吸引孔の配列は、千鳥状、格子状又は碁盤の目状である、請求項1乃至4のいずれか1項記載の吸収体の積繊装置である。
(作用効果)
多孔体の吸引孔を表面側から内部側に向ってすり鉢状に形成することにより、吸引される吸収体原材料(粉砕パルプや高吸水性ポリマー)は、吸引孔内に完全に嵌まり込んでしまうことがなく、内部への抜けが防止され、原材料のロスを低減することができる。一方、積繊ドラムから次工程である転写ドラムやコンベア手段等へ吸収体を転写する際には、孔径の大きい表面側から吸収体が転写されるかたちとなるため、吸収孔内に留まっているパルプやポリマーがドラムの回転による遠心力で、孔径の大きい表面側へ移動し、孔外へ排出される。そして多孔体の頻繁な水洗いをなくすことができる。
そのため、粒径や形状の異なる粉粒体の粉砕パルプや高吸水性ポリマーの詰まり等を抑止することができるため、均一なバキューム力が働くことができ、積繊時のパルプ欠けやムラが発生しにくく、きめ細かい積繊が可能となり、紙綿のプロファイルを安定させることができ、重量ばらつきを低減させることができる。
具体的には、吸引孔の表面側の孔径を0.5mm以下(0mmを除く)とし、内部側を表面側の孔径よりも小さい孔径とすることが好ましい。また、吸引孔の表面側の開口率を30%以上とすることにより、単位面積あたりの孔数を増やすことでポリマーが詰まりにくくなり、積繊不良の発生を抑制できる。
なお、吸引孔の形状を円錐状、角錐状又は漏斗状とし、吸引孔の配列を千鳥状、格子状又は碁盤の目状とすることがより好適である。
<請求項6記載の発明>
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の吸収体の積繊装置を用いたことを特徴とする、吸収体の製造方法である。
本発明によれば、積繊時のパルプ欠けやムラが発生しにくく、紙綿のプロファイルを安定させ、重量ばらつきを低減させることができる等の利点がもたらされる。
吸収体製造装置の概略図である。 従来例の積繊ドラムの拡大断面図である。 第1の課題を解決する積繊ドラムの部分断面図である。 その部分平面図である。 整流体の横断面の概略図である。 他の整流体の横断面の概略図である。 整流体の横断面の裏面から見た概略図である。 その横断面の表面から見た概略図である。 第2の課題を解決する本発明に係る積繊ドラムの部分断面図である。 その部分平面図である。 吸引孔の配列を示す概略図である。 他の吸引孔の配列を示す概略図である。 第3の課題を解決する吸収体の製造装置の概略図である。 その積繊ドラム近傍の平面図である。 従来の吸収体の製造装置の概略図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
<第1の課題を解決する参考形態>
第1の課題を解決する積繊装置は、例えば図3に示すような多数の吸引孔10a,10a,…が形成されたメッシュやパンチングメタル等から構成され、外周表面を形成する多孔板10Aを含む多孔体10を有する積繊ドラム1と、この積繊ドラム1の内部側に配設される吸引チャンバ2と、を備えており、図示しない吸引手段によって吸引チャンバ2内が負圧に維持されることにより、多孔体10の表面上に空気搬送された粉砕パルプや高吸水性ポリマーからなる吸収体原材料Sを積繊させるようになっている。
多孔体10は、図4に示すように、積繊ドラム1の幅方向両端部に設けられたパターンリング11,11にボルト12,12又は溶接等により取付けられており、これらパターンリング11,11の側面を側面部とし、多孔体10の表面である多孔板10Aを底面部とした凹部に、粉砕パルプや高吸水性ポリマーからなる吸収体原材料Sが積繊されるものである。上記構成の積繊装置によって、粉砕パルプ及び高吸水性ポリマーは多孔体10の表面である多孔板10Aを底面部とした凹部内に供給され、吸引チャンバ内が負圧とされることでこの凹部内で所定形状に積繊成形されるようになっている。
また、積繊ドラムの下部には、前述した図1に示すように、積繊ドラムに吸着保持された吸収体を転写させて搬出する、吸引装置付コンベア55が設けられている。そのため、吸引チャンバ2によって積繊された吸収体は、積繊ドラム1の外周に吸着保持されながらドラムの周方向に回転し、吸引装置付コンベア55に達すると吸引装置によってコンベア上に転写され、そのまま搬送されるようになっている。
従来のような積繊装置53では、吸引手段によるバキュームエアーを整流にする機構がなく、空気流は乱流である。ここでいう整流とは、図1に示すように、解繊装置51(直粉設備)〜積繊装置53(積繊設備)までの区画されたケーシング52の空間内で、バキュームすることでその空間内にエアーの流れが発生するが、そのエアーの流れに関して、空間内のあらゆる部分で、方向が一定であり、かつバキュームの吸引による流速・流量も均一である状態をいい、ケーシング52内の空間の角度が180度(水平)に近いほど整流に近づき、ケーシング52内の空間の距離については、一定のバキューム力の状況下では、距離が長ければ長いほど整流に近づく性質がある。
従来の設備では、メッシュへのパルプ・ポリマーの目詰まりやメッシュの変形、設備のスペース的な問題で、上記ケーシング52内の空間の距離を長く保てず、角度もより90度に近く設計・設置されている。この状況下では、バキュームの吸引によるエアーの流れが乱れやすく、乱流となっている。
従来の設備では、バキューム圧(静圧)が2400〜5000Paの範囲で運転されており、一定のバキューム圧条件下、例えば、4000Paでは、乱流のため実際は3600〜4400Paの範囲であり、安定しない(約10%以上の誤差が生じる)。
そこで、図2に示すような従来のメッシュ32等の多孔体では、メッシュ32の吸引孔の径を幅方向で段階的に小さくしていく方法でバキュームエアーを整流に近づけ吸収体重量のバラツキを抑える構成としていた。そのため、メッシュ32への負担が大きく、このような吸引孔には粉砕パルプ及び高吸水性ポリマーのメッシュ32への目詰まりが発生しやすく、結果として吸収体のプロファイルが不安定になってしまっていた。そして、吸収体のプロファイルを安定させるためには、積繊に要する時間を長くする必要があり、そのため、薄型吸収体の製造ラインにおいてスピードダウンを余儀なくされ、製造効率の悪化を招いていた。また、目詰まりしたメッシュを頻繁に水洗いする必要があった。さらに、バキュームエアーの吸引力によりメッシュ自体が変形してしまい、吸収体のプロファイルが不安定になる問題もあった。
これに対し、多孔体10は、図3で示すように、多数の吸引孔10a,10a,…が形成されたメッシュやパンチングメタル等から構成され、表面を形成する多孔板10Aと、この多孔板10Aの内部側(裏面側)に設けられたハニカム構造体からなる整流体10Bと、を備え、多孔板10Aと整流体10Bとは一体化された構成となっている。
多孔体10は、多孔板10Aと整流体10Bとが一体化された構成であることにより、積繊ドラム内のバキュームエアーを整流化させることができるため、吸収体重量のバラツキが小さくきめ細かい積繊が可能となり、紙綿全体のプロファイルを安定させることができる。これにより、積繊ドラムの回転速度を上げることができ、結果として製造効率を向上させることができる。整流体10Bを設けることで、一定のバキューム圧条件下、例えば、4000Paでは、最大で3800〜4200Paの範囲であり安定する(約5%以下の誤差に抑えることができる)。また、整流体10Bがハニカム構造であることにより、これと多孔板10Aとを一体化させた構造(例えば、溶接)とすることで剛性が増し、多孔板10Aが変形し難くなり、紙綿全体の積層を均一化させることができる。
整流体10Bの横断面形状(層構成)としては、図5に示すようなレンガの長手積みのような形態を考えることができる。この場合、図3及び図5に示す整流体10Bの1マスの大きさとしては、長手方向の長さ(L)は20mm以下(0ミリを除く)、幅(W)は20mm以下(0ミリを除く)、高さ(H)は20mm以下(0ミリを除く)であればよい。この場合の整流体10Bの裏面側を図7に、表面側を図8に示す。なお、表面側における多孔板10Aの図示は省略している。他の形態として、図7に示すように蛇腹形状であっても、格子状(図示せず)であってもよい。
なお、多孔板10Aの吸引孔10a,10a,…の形状を、図9に示す吸引孔4A,4Aのように、積繊ドラム1の内部に向かって孔径が小さくなる加工を行い、表面側から内部側に向ってすり鉢状に形成してもよい。
また、粉砕パルプ及び高吸水性ポリマーが供給される、多孔体10の表面である多孔板10Aを底面部とした凹部(吸収体形成用凹部)の一部に、図14に示すような積繊ドラム外方に向かって突出する凸部材110Xを着脱自在に設けることができる。
<第2の課題を解決する本発明の実施形態>
本発明に係る積繊装置は、例えば図9に示すような外周面に多数の吸引孔4A,4A,…が形成されたメッシュやパンチングメタル等から形成される多孔体4を有する積繊ドラム1と、この積繊ドラム1の内部側に配設される吸引チャンバ2と、を備えており、図示しない吸引手段によって吸引チャンバ2内が負圧に維持されることにより、多孔体4の表面上に空気搬送された粉砕パルプや高吸水性ポリマーからなる吸収体原材料Sを積繊させるようになっている。
多孔体4は、図10に示すように、ボルト12,12を介して補強用リング13に取付けられており、積繊ドラム1の幅方向両端部に設けられたパターンリング11,11の側面を側面部とし、多孔体4の表面を底面部とした凹部に、粉砕パルプや高吸水性ポリマーからなる吸収体原材料Sが積繊されるものである。上記構成の積繊装置によって、粉砕パルプ及び高吸水性ポリマーは多孔体4の表面を底面部とした凹部内に供給され、吸引チャンバ内が負圧とされることでこの凹部内で所定形状に積繊成形されるようになっている。
また、積繊ドラムの下部には、前述した図1に示すように、積繊ドラムに吸着保持された吸収体を転写させて搬出する、吸引装置付コンベア55が設けられている。そのため、吸引チャンバ2によって積繊された吸収体は、積繊ドラム1の外周に吸着保持されながらドラムの周方向に回転し、吸引装置付コンベア55に達すると吸引装置によってコンベア上に転写され、そのまま搬送されるようになっている。
ここで、図2に示すような従来のメッシュ32等の多孔体の孔形状は、円筒形パンチング加工であるので、積繊ドラム内部への抜けにより原材料のロスが多かったり、また、高吸収性ポリマーが詰まることによりメッシュを頻繁に水洗いする必要があったが、本発明では、積繊ドラム1の内部に向かって孔径が小さくなる円錐型エッチング加工とすることで、吸引孔内に完全に嵌まり込んでしまうことがなく、内部への抜けが防止され、原材料のロスを低減することができる。一方、積繊ドラム1から次工程である吸引装置付コンベア55へ吸収体を転写する際には、孔径の大きい表面側から吸収体が転写されるかたちとなるため、吸引孔4A,4A,…内で原材料が詰まることなく、効率よく転写することができる。また、多孔体4の頻繁な水洗いをなくすことができる。
具体的には、吸引孔4A,4A,…表面側の孔径を0.5mm以下(0mmを除く)とし、内部側(裏面側)を表面側の孔径よりも小さい孔径とするになるようにすり鉢状を形成することが好適である。
他方、従来のメッシュ32等の多孔体の開口率は30%未満と低く、単位面積当たりの孔数が少ないことで、バキュームエアーが乱流になり易く、きめ細かい均一な積繊ができない問題もあったが、本発明に係る吸引孔4A,4A,…の表面側の開口率(多孔体の表面積に対する吸引孔の合計孔面積の比率)を30%以上とし、単位面積当たりの孔数を増やすことで、ポリマーが詰まりにくくなり、積繊不良の発生を抑制できるようになっている。なお、開口率は高いほど均一な積繊が期待できるが、高すぎると多孔体の強度が低下するため、70%以下とすることが好適である。
上記の構成により、粒径や形状の異なる粉粒体の粉砕パルプや高吸水性ポリマーの詰まり等を抑止することができるため、均一なバキューム力が働くことができ、積繊時のパルプ欠けやムラが発生しにくく、きめ細かい積繊が可能となり、紙綿のプロファイルを安定させることができ、重量ばらつきを低減させることができる。
多孔体4における吸引孔4A,4A,…の配列としては、図11に示すように、千鳥状でもよいし、図12に示すように、格子状でもよく、図示はしないが、碁盤の目状でもよい。また、図示はしないが、孔形状を円錐状に換えて角錐状、又は漏斗状にしてもよい。
<第3の課題を解決する参考形態>
図13は積繊ドラムを含む吸収体の製造装置の概略図であり、図14はその積繊ドラム近傍の平面図である。
吸収体製造装置101は主に、供給されるパルプ材料(パルプ原反)102を細かく粉砕するための解繊装置105と、この解繊装置を囲繞する粉砕パルプ供給ケーシング108と、この粉砕パルプ供給ケーシング108の下流側開口部に配設される積繊ドラム110とを備える。前記粉砕パルプ供給ケーシング108は、粉砕された粉砕パルプを空気流に乗せて下流の積繊ドラム外周面に搬送するためのチャンバCの外装を構成する。また、粉砕パルプ供給ケーシング108には、チャンバ内に粉砕パルプとは別のポリマー、消臭材や抗菌材やインジケーター等の機能性粉体を供給するための機能性粉体供給口106が設けられている。
前記積繊ドラム110は、外周面に適宜の間隔で、一面が微細な網目状とされたあるいは一面に多数の微細孔が形成された通気性の吸収体成形用凹部110a,110aが形成されていて、図示しない吸引手段によって前記積繊ドラム110内の一部を負圧に維持することにより、この吸収体形成用凹部110a,110a内に空気搬送された粉砕パルプと吸収性ポリマーとが混合されつつ積繊される。
ここで、積繊ドラムは、前記吸収体成形用凹部110a,110aの一部に、ドラム外方に向かって突出する凸部材110Xが着脱自在に設けられている。凸部材110Xは、実質的に吸収体に凹部あるいは孔を形成させるための凸部110tと、ドラム外周面に着脱自在に取り付けるための取り付け部110hとを有する。凸部材110Xが取り付けられた状態では、その凸部110tが吸収体成形用凹部110aの一部分において、ドラム外方に突出するようになるため、当該吸収体成形用凹部110aに堆積して形成される吸収体には凹部等が形成される。凸部110tの具体的形状が、吸収体の凹部あるいは孔の形状となる。従って、例えば凸部110tの形状を、略ドーム状とすれば、吸収体にはすり鉢状の凹部等が形成される。他方、凸部110tの頂部が平面である頂面を有する形状である場合には、当該頂面形状に対応する底面形状を有する凹部あるいは、当該頂面形状の孔を有する吸収体が得られる。吸収体成形用凹部110a内における凸部110tの具体的な位置、範囲あるいは凸部の全体的な大きさや凸部高さは、必要とする吸収体に応じて適宜変更できるものであるが、例えば、紙おむつ用途などに用いる吸収体であれば、吸収体の凹部の位置が排尿口に対応する部位から背側に向かって延在するように設けるのが好ましいため、かかる凹部が形成される位置等に対応するように設ける。また、かかる用途では凹部の面積(平面視)が、吸収体面積(平面視)の1/6以下となるようにするのが望ましいため、凸部材で被覆される面積が、吸収体成形用凹部110aの面積(平面視)の1/6以下とするようにする。また、かかる用途では吸収体の凹部の深さが10mm以下であるのが望ましいため、凸部材110Xの凸部110tの高さが10mm以下となるようにする。
当該凸部材110Xの吸収体成型用凹部(ドラム周面)110aに対する取り付け方法は、特に限定されないが、本形態では、凸部材110Xの周縁部に弾性を有する板ばねで形成された取り付け部110hが形成されているとともに、ドラム外周面に当該部分を嵌め込むための嵌合溝110mが形成されており、前記取り付け部110hを撓ませた状態でドラム外周面の前記嵌合溝110mに取り付け部110h縁をはめ込み、その後撓みを開放することにより凸部材が吸収体成形用凹部110a,110aの一部に嵌め込まれて取り付けられるように構成されている。なお、凸部材のドラム外周面への取り付けは、その他ボルトおよびナットなどにより着脱自在に取り付ける方法や、粘着手段により着脱自在に取り付ける方法を採ることができる。
ここで、本形態では凸部材110Xをドラム周面に取り付けた状態では、その凸部110tの頂部が、ドラム外周面より外方に突出した位置にある。すなわち、凸部110tの高さ>吸収体成形用凹部110aの深さとされている。これにより、凸部分におけるパルプ等の堆積が確実に防止され、意図した良好な形状の凹部あるいは孔部を有する吸収体が成型される。
さらには、凸部材は、メッシュ材、パンチングメタルなど微細な通気孔を有する素材で形成することもできるが、本形態では無孔の非通気性材で形成されている。これにより当該凸部材取り付け部分にパルプ等をより確実に堆積させないようになっており、良好な形状の凹部あるいは孔部を有する吸収体が成型される。
ここで、前記吸引手段は、ほぼ積繊ドラム110の積繊領域に亘る幅で前記吸収体成形用凹部110a,110a…に粉砕パルプ7およびポリマーPを積繊するとともに、吸着しながら成形された吸収体Sを搬送するために負圧を発生させる吸引領域110A(符号−)と、後述の吸引装置付コンベア115へ吸収体Sを転写するために、空気を供給し正圧を発生させる給気領域110B(符号+)とを形成することができるように構成されていて、前記積繊ドラム110の吸収体成形用凹部内110aに積繊された粉砕パルプ107およびポリマーPが、吸引によって吸着保持されながら周方向A(時計回り方向)に搬送され、給気領域110B達すると、吸引装置付コンベア115側に転写されるように構成されている。
積繊ドラム110から吸収体Kを受け取る吸引装置付コンベア115は、ローラ116,117間に通気性コンベアベルト118を掛け渡すとともに、適所に受けローラ119を配し、かつ通気性コンベアベルト118を間に挟んで前記積繊ドラム110の下方側位置に吸引装置120が配設された構造のコンベアである。この吸引装置付コンベア115には、吸収体Kの下面側を覆うクレープ紙121が案内ローラ122a〜122dを経て供給され、吸収体Kが前記クレープ紙121上に積層されるようになっている。
かくして、凸部材により凹部あるいは孔部が形成された吸収体Kが、クレープ紙121と共に下流側に搬送され、その後、適宜の工程を経て個々の吸収体ユニットに加工される。
1…積繊ドラム、2…吸引チャンバ、4…多孔体、4A…吸引孔、10…多孔体、10A…多孔板、10B…整流体、10a…吸引孔、11…パターンリング、12…ボルト、S…吸収体原材料、101…吸収体製造装置、102…パルプ材料(パルプ原反)、103…パルプ原紙、105…解繊装置、106…機能性粉体供給口、107…粉砕パルプ、108…粉砕パルプ供給ケーシング、110…積繊ドラム、110A…吸引領域、110B…給気領域、110a…吸収体成形用凹部、110X…凸部材、110t…凸部、110h…取り付け部、110m…凸部材嵌合用溝、115…吸引装置付コンベア、116,117…ローラ、118…通気性コンベアベルト、119…ローラ、120…吸引装置、122a〜122d…案内ローラ、121…クレープ紙。

Claims (6)

  1. 多数の吸引孔が形成され、内部側からの吸引により表面に吸収体原材料を積繊させる多孔体を有する積繊ドラムを備えた積繊装置であって、
    該多孔体の吸引孔は、表面側から内部側に向ってすり鉢状に形成された、
    ことを特徴とする吸収体の積繊装置。
  2. 前記吸引孔の表面側の孔径は0.5mm以下であり、内部側は表面側の孔径よりも小さい孔径である、請求項1記載の吸収体の積繊装置。
  3. 前記吸引孔の表面側の開口率が30%以上である、請求項1又は2記載の吸収体の積繊装置。
  4. 前記吸引孔の形状は、円錐状、角錐状又は漏斗状である、請求項1乃至3のいずれか1項記載の吸収体の積繊装置。
  5. 前記吸引孔の配列は、千鳥状、格子状又は碁盤の目状である、請求項1乃至4のいずれか1項記載の吸収体の積繊装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の吸収体の積繊装置を用いたことを特徴とする、吸収体の製造方法。
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