JP2009181847A - 絶縁体の成型方法、金型構造及び前記成型方法により製造した絶縁体を使用するコネクタ - Google Patents
絶縁体の成型方法、金型構造及び前記成型方法により製造した絶縁体を使用するコネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009181847A JP2009181847A JP2008020665A JP2008020665A JP2009181847A JP 2009181847 A JP2009181847 A JP 2009181847A JP 2008020665 A JP2008020665 A JP 2008020665A JP 2008020665 A JP2008020665 A JP 2008020665A JP 2009181847 A JP2009181847 A JP 2009181847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- gate
- insulator
- bisects
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
【解決手段】本目的は長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対して、絶縁体が略対称であって、同一成型条件、同一形状かつ同一材料で、同一大きさ・形状の少なくとも1個以上のピンポイントゲートを用いて製造する絶縁体の成型方法において、前記ピンポイントゲートを、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線上に設けることなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする絶縁体の成型方法により達成できる。
【選択図】 図13
Description
下記に、特許文献として、特許文献1(特開2003−103577)と特許文献2(特開2003−103567)と特許文献3(特開2000−208232)の3つの文献を示す。
従来のように、絶縁体のピンポイントゲートが長手方向を2等分する線に対して対称に配置すると長手方向を2等分する線上には必ずウェルドライン(樹脂融合部)あるいはゲートが配置され剛性が下がることになる。長手方向を2等分する線上に実質的な不連続部が生じるため、剛性が下がり成型後の絶縁体が反ってしまうことになる。
また、長手方向を2等分する線上の剛性が下がると2等分する線上の強度が低下してしまう。
特許文献1と特許文献2は、円盤状のフロッピー(登録商標)ディスク(FD)の成型であって、ゲートを円盤の中心にしないことでFDに貼布するラベルでゲートを隠すためにゲート位置を偏心させたものである。但し、特許文献1と特許文献2はゲート位置を偏心させたことで反りが発生してしまうために、樹脂たまりや肉厚を変更することで反りを抑制するもので、本願のようにゲート位置を偏心するだけで反りを抑制するものではない。
また、特許文献3は、弊社が出願したハーネス製造方法に使用する金型に関するもので、成型後の反りの改善を図ったものでもなく、ゲート位置を偏心させたものでもない。
前記ピンポイントゲートとは、絶縁体を形成する空間内に1つの注入口から溶融した樹脂を注入する口であって、注入する口の形状は如何なるものでもよい。例えば、丸形でも四角でも三角でもよい。
請求項3記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートが1つの場合、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させ、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1または2記載の絶縁体の成型方法にある。
また、請求項4記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートが複数の場合、前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1または2記載の絶縁体の成型方法にある。
さらに、請求項5記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートが偶数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域及び前記仮想第二領域内に均等に配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1、2または4記載の絶縁体の成型方法にある。
また、請求項7記載の絶縁体の成型方法は、前記絶縁体の長手方向若しくは奥行き方向の長さに応じてゲート間隔を狭くすることを特徴とする請求項1から6項のうちいずれか1項記載の絶縁体の成型方法にある。
さらに、請求項8記載の絶縁体の成型方法は、前記絶縁体が厚さ0.1〜3mmの箱型形状であることを特徴とする請求項1から7項のうちいずれか1項記載の絶縁体の成型方法にある。
また、請求項10記載の金型構造は、上型若しくは下型のどちらか一方に設ける前記ピンポイントゲートの位置は、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ゲートが重なりあわないように配置することを特徴とする請求項9記載の金型構造にある。
また、請求項11記載の金型構造は、前記ピンポイントゲートが1つの場合、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させることを特徴とする請求項9または10記載の金型構造にある。
さらに、請求項12記載の金型構造は、前記ピンポイントゲートが複数の場合、前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置することを特徴とする請求項9または10記載の金型構造にある。
また、請求項14記載の金型構造は、前記ピンポイントゲートが3個以上の奇数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域と前記仮想第二領域のどちらか一方に1つ多く配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置することを特徴とする請求項9または10、12記載の金型構造にある。
さらに、請求項15記載の金型構造は、前記絶縁体の長手方向若しくは奥行き方向の長さに応じて前記ピンポイントゲート間隔を狭くすることを特徴とする請求項9から14項のうちいずれか1項記載の金型構造にある。
また、請求項17記載のコネクタ10は、前記絶縁体として、奥行き方向の一方側にフレキシブルプリント基板(FPC)若しくはフレキシブルフラットケーブル(FFC)が挿入される嵌合口18を有し、一方側若しくは他方側にコンタクト14、15が挿入・保持される複数の挿入孔38を有することを特徴とする請求項16記載のコネクタ10にある。
さらに、請求項18記載のコネクタ10は、前記絶縁体12として、前記嵌合口18の反対側にコンタクト14、15に作用する回動部材16が装着されるスペースを有することを特徴とする請求項16または17記載のコネクタ10にある。
また、請求項20記載のコネクタ10は、前記回動部材16には前記第一コンタクト14若しくは前記第二コンタクト15の第1押受部20及び第2押受部201が入る別個独立の係止孔30を設け、前記第一コンタクト14若しくは前記第二コンタクト15の第1押受部20及び第2押受部201に作用する押圧部36を設けることを特徴とする請求項18または19記載のコネクタ10にある。
(1)長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対して、絶縁体が略対称であって、同一成型条件、同一形状かつ同一材料で、同一大きさ・形状の少なくとも1個以上のピンポイントゲートを用いて製造する絶縁体の成型方法において、前記ピンポイントゲートを、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線上に設けることなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする絶縁体の成型方法にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(2)長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対して、絶縁体が略対称であって、同一成型条件、同一形状かつ同一材料で、同一大きさ・形状の少なくとも1個以上のピンポイントゲートを用いて製造する絶縁体の成型方法において、前記ピンポイントゲートを、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ゲートが重なりあわないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする絶縁体の成型方法にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(3)請求項3記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートが1つの場合、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させ、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1または2記載の絶縁体の成型方法にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(4)請求項4記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートが複数の場合、前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1または2記載の絶縁体の成型方法にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(5)請求項5記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートが偶数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域及び前記仮想第二領域内に均等に配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1、2または4記載の絶縁体の成型方法にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上((従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(6)請求項6記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートが3個以上の奇数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域と前記仮想第二領域のどちらか一方に1つ多く配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1、2たは4記載の絶縁体の成型方法にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(7)請求項7記載の絶縁体の成型方法は、前記絶縁体の長手方向若しくは奥行き方向の長さに応じてゲート間隔を狭くすることを特徴とする請求項1から6項のうちいずれか1項記載の絶縁体の成型方法にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(8)請求項8記載の絶縁体の成型方法は、前記絶縁体が厚さ0.1〜3mmの箱型形状であることを特徴とする請求項1から7項のうちいずれか1項記載の絶縁体の成型方法にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(10)請求項10記載の金型構造は、上型若しくは下型のどちらか一方に設ける前記ピンポイントゲートの位置は、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ゲートが重なりあわないように配置することを特徴とする請求項9記載の金型構造にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(11)請求項11記載の金型構造は、前記ピンポイントゲートが1つの場合、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させることを特徴とする請求項9または10記載の金型構造にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(12)請求項12記載の金型構造は、前記ピンポイントゲートが複数の場合、前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置することを特徴とする請求項9または10記載の金型構造にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(13)請求項13記載の金型構造は、前記ピンポイントゲートが偶数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域及び前記仮想第二領域内に均等に配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置する請求項9、10または12記載の金型構造にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(14)請求項14記載の金型構造は、前記ピンポイントゲートが3個以上の奇数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域と前記仮想第二領域のどちらか一方に1つ多く配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置することを特徴とする請求項9または10、12記載の金型構造にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より50%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より60%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(15)請求項15記載の金型構造は、前記絶縁体の長手方向若しくは奥行き方向の長さに応じて前記ピンポイントゲート間隔を狭くすることを特徴とする請求項9から14項のうちいずれか1項記載の金型構造にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上(従来より約30〜40%の向上)に繋がり、反りの低減(従来より約50〜70%の向上)になった。(図4から図11を参照)
(17)請求項17記載のコネクタ10は、前記絶縁体として、奥行き方向の一方側にフレキシブルプリント基板(FPC)若しくはフレキシブルフラットケーブル(FFC)が挿入される嵌合口18を有し、一方側若しくは他方側にコンタクト14、15が挿入・保持される複数の挿入孔38を有することを特徴とする請求項16記載のコネクタ10にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上に繋がり、反りの低減になり、さらに、コンタクトの組み込みにより発生する絶縁体への応力を相殺しあう位置にゲート配置しているため組み込み時の反り低減にもなる。(図6と図7を参照)
(18)請求項18記載のコネクタ10は、前記絶縁体12として、前記嵌合口18の反対側にコンタクト14、15に作用する回動部材16が装着されるスペースを有することを特徴とする請求項16または17記載のコネクタ10にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上に繋がり、反りの低減になり、さらに、コンタクトの組み込みにより発生する絶縁体への応力を相殺しあう位置にゲート配置しているため組み込み時の反り低減にもなる。(図6と図7を参照)
(19)請求項19記載のコネクタ10は、前記コンタクト14、15として、一方端に第1接触部22と他方端に第1押受部20を有する第一片19と他方端に第1接続部24を有する第二片21と前記第1接触部22と前記第1接続部24の間に位置するとともに前記第一片19と前記第二片21の一方端を連結する第1弾性部34及び第1支点部32とを有し、前記第1接触部22と前記第1弾性部34と前記第1支点部32と前記第1接続部24を略クランク形状に配置する第一コンタクト14若しくは一方端に第2接触部221と他方端に第2押受部201を有する第一片191と一方端に第2接続部241を有する第二片211と前記第2接触部221と前記第2接続部241の間に位置するとともに前記第一片191と前記第二片211の他方端を連結する第2弾性部341及び第2支点部321とを有し、前記第2接触部221と前記第2弾性部341と前記第2支点部321と前記第2接続部241を倒略U字形状に配置する第二コンタクト15を含むことを特徴とする請求項18記載のコネクタ10にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上に繋がり、反りの低減になり、さらに、コンタクトの組み込みにより発生する絶縁体への応力を相殺しあう位置にゲート配置しているため組み込み時の反り低減にもなる。(図6と図7を参照)
(20)請求項20記載のコネクタ10は、前記回動部材16には前記第一コンタクト14若しくは前記第二コンタクト15の第1押受部20及び第2押受部201が入る別個独立の係止孔30を設け、前記第一コンタクト14若しくは前記第二コンタクト15の第1押受部20及び第2押受部201に作用する押圧部36を設けることを特徴とする請求項18または19記載のコネクタ10にしているので、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで剛性アップによる強度向上に繋がり、反りの低減になり、さらに、コンタクトの組み込みにより発生する絶縁体への応力を相殺しあう位置にゲート配置しているため組み込み時の反り低減にもなる。(図6と図7を参照)
つまり、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線上には、前記ピンポイントゲートを設けないようにし、かつ、前記ピンポイントゲートが1つの場合は前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させ、前記ピンポイントゲートが複数の場合は前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、前記ピンポイントゲートが偶数の場合は長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域及び前記仮想第二領域内に均等に配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、前記ピンポイントゲートが3個以上の奇数の場合は長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域と前記仮想第二領域のどちらか一方に1つ多く配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置することにより前記絶縁体の反りを防止したものである。
すなわち、ゲートが複数の場合には、仮想第一領域60若しくは仮想第二領域62のどちらか一方側にだけ配置したものでもよく、また、仮想第一領域60若しくは仮想第二領域62の両方に配置した際は2等分線64から仮想第一領域60及び仮想第二領域62の最初のゲートまでの距離を相違したものである。
例えば、3点ゲートの場合、2等分線64からの距離を全て相違させても良いし、2等分線64から最初のゲート位置までの距離を相違させて、残りのものとは同一距離にしてもよい。(2等分線64から仮想第一領域内の第一ゲートまでの距離を5mmにし、2等分線64から仮想第一領域内の第二ゲートまでの距離を3mmにし、2等分線から仮想第二領域内の第三ゲートまでの距離を5mmにしたものである)
同一成型条件とは、射出圧・射出速度・金型温度・樹脂温度・保持圧力がほぼ同じということである。ほぼ同じという意味は、射出圧で言えば、70MPa〜200MPaの範囲で、射出速度で言えば、25〜300mm/secの範囲で、金型温度で言えば、常温〜170℃の範囲で、樹脂温度で言えば、280〜380℃の範囲で、保持圧力で言えば、10MPa〜50MPaの範囲ということである。
同一形状とは、同じ製品形状であるということである。つまり、同じ製品形状を成型する場合に、同一成型条件で、かつ、同一材料の際には反りの傾向が同じになるということである。
同一材料とは、同じだけガラス繊維を含有した材料ということである。例えば、ガラス繊維30%を含有した液晶ポリマー(LCP)とか、20%を含有した液晶ポリマー(LCP)とか、ガラス繊維30%を含有したポリブチレンテレフタレート(PBT)とか、20%を含有したポリブチレンテレフタレート(PBT)という意味である。
前記ピンポイントゲートの同一形状・大きさとは、注入口の先端形状を丸型にし、その径を0.2mmと同じものを用いたという意味である。つまり、同じ製品形状を成型する場合に、同一成型条件で、かつ、同一材料で、同一形状の際には反りの傾向が同じになるということである。
(1)請求項2記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートを、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ゲートが重なりあわないように配置してものである。
(2)請求項3記載のように、前記ピンポイントゲートが1つの場合、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させたものである。
(4)請求項4記載のように、前記ピンポイントゲートが複数の場合、前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置したものである。
(5)請求項5記載のように、前記ピンポイントゲートが偶数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域及び前記仮想第二領域内に均等に配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置したものである。
(6)請求項6記載のように、前記ピンポイントゲートが3個以上の奇数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域と前記仮想第二領域のどちらか一方に1つ多く配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置したものである。
長手方向とは図13に示した矢印「ハ」方向であり、奥行き方向とは矢印「ニ」方向のことである。また、長手方向の2等分線とは、図13に示した符号64の線である。
強度試験は図2のように両端を支持し、中央部に負荷を掛けて行った。反りは図3(A)をプラス方向とし、図3(B)をマイナス方向としている。マイナス方向の反りだと、中央の凹部を支点にした線接触となり、左右に回転動作が生じ易く不安定であるために、コネクタの実装時に半田が均等につかないので、接続不良の原因になると言った不具合が発生する。
図1(A)の形状の場合に、本願と従来の反りと強度は表1(反り)と表2(強度)のようになる。表1を図4に記載し、表2を図5に記載する。
3点ゲートが本願で、4点ゲートが従来のように、2等分線64に対してゲートを対称に配置してものである。3点ゲートの場合、白丸部分から樹脂を注入した。
反りについては、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで、従来に比べ約70%向上(反りの低減)になった。
付加的な効果として、強度(剛性)がウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで従来に比べ約37%の向上(剛性アップ)に繋がった。
反りについては、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで、従来に比べ約67%向上(反りの低減)になった。
付加的な効果として、強度(剛性)がウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで従来に比べ約27%の向上(剛性アップ)に繋がった。
3点ゲートが本願で、4点ゲートが従来のように、2等分線64に対してゲートを対称に配置してものである。3点ゲートの場合、白丸部分から樹脂を注入した。
反りについては、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで、従来に比べ約52%向上(反りの低減)になった。
付加的な効果として、強度(剛性)がウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで従来に比べ約30%の向上(剛性アップ)に繋がった。
3点ゲートが本願で、4点ゲートが従来のように、2等分線64に対してゲートを対称に配置してものである。3点ゲートの場合、白丸部分から樹脂を注入した。
反りについては、ウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで、従来に比べ約68%向上(反りの低減)になった。
付加的な効果として、強度(剛性)がウェルドライン(樹脂融合部)やゲート自身を前記絶縁体の長手方向を2等分する線に現れる(配置する)ことがない成型が可能になり、不連続部を前記絶縁体の長手方向を2等分する線からずらすことで従来に比べ約30%の向上(剛性アップ)に繋がった。
図12から図17に基づいて、本発明のコネクタの一実施例について説明する。
図12は本発明のコネクタを嵌合口側の上方からみた斜視図であり、図13は嵌合口の上方からみたハウジング(絶縁体)の斜視図である。図14は第一コンタクトの斜視図であり、図15は回動部材の斜視図である。図16は図14とは別の第二コンタクトの斜視図である。図17(A)〜(E)は回動部材が回動する場合の押圧部と回転軸の移動を説明する説明図である。
本発明の成型方法により成型した絶縁体を用いたコネクタ10は、主に絶縁体であるハウジング12と回動部材16と第一コンタクト14を備えている。
前記ハウジング12には、所要数の第一コンタクト14が装着される挿入孔38が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。
このハウジング12では、ピンポイントゲート11を、長手方向を2等分線で仮にハウジング12を折り返した場合に仮想第一領域60と仮想第二領域62に分け、前記仮想第一領域60に2点と前記仮想第二領域62に1点配置する構造にした。それぞれのピンポイントゲート11を第1ゲート111、第2ゲート112、第3ゲート113とすると、第2ゲート112と第3ゲート113は非対称(2等分線64からの距離が相違している)にし、第1ゲート111は第2ゲート112よりさらに外側方向に配置した。つまり、第1ゲート111は2等分線64より8.1mm、第2ゲート112は2等分線64より1.5mm、第3ゲート113は2等分線64より4.8mm偏位させている。
反りの低減を考えると、前記ピンポイントゲート11の間隔は絶縁体の長手方向若しくは奥行き方向の長さに応じて、狭くした方が望ましい。理想的には1.0〜5.0mm程度にすることがよい。
図17(A)は前記接続対象物と前記コネクタ10との接続前の状態で、前記押圧部36の下端54側が前記第1押受部20の第1突出部26と第1接続部24との間に位置する。
図17(B)のように、前記操作部37を回動(図面の時計回り方向)させると前記押圧部36が嵌合口18と反対方向に移動し、前記押圧部36の下端54が前記第1押受部20の第1突出部26と第1接続部24との間に挟持される。
図17(C)のように、前記操作部37をさらに回動させると(B)の位置で前記押圧部36が押圧部36の中心を回転軸50として回動する。
図17(D)のように、前記操作部37をさらに回動させると(C)の位置で前記押圧部36が押圧部36の中心を回転軸50として回動し、前記押圧部36が前記第1押受部20と前記第1接続部24との間でほぼ垂直になり回転軸50が前記第1突出部26に接した上端52側に移動する。
図17(E)のように、前記操作部37をさらに回動させると(D)の位置で前記押圧部36が前記第1突出部26に接した上端52側を中心に回動し、前記押圧部36を前記第1突出部26に引っ掛かった状態に係合させる。
即ち、前記押圧部36は最初は移動し、その後回動し、さらに回動を続けると回転軸50が変化して、省スペース間でコンパクトな回動(回転)を行なうものである。
つまり、本発明のコネクタ10では、前記FPC等の接続対象物を嵌合口18内に挿入する際に挿入力の掛からない(所謂、ゼロ・インサーション・フォース(ZIF))構造で、前記回動部材16の押圧部36をより前記第一コンタクト14の第1突出部26側で回動させる(より第1突出部26側で前記第一コンタクト14の第1押受部20を押し上げる)ことで小さな力で前記回動部材16をロックできる構造で、かつ、前記回動部材16の押圧部36でより前記第一コンタクト14の第1突出部26側の第1押受部20を押し上げることで高い接触力を得られる構造になっている。
前記第一コンタクト14は、少なくとも一方端に第1接触部22と他方端に第1押受部20とを有する第一片19と、他方端に第1接続部24を有する第二片21と、前記第一片19と前記第二片21の一方端を連結する第1弾性連結部31(第1支点部32と第1弾性部34とからなる)とを備えている。つまり、前記第一コンタクト14は、図14のように略逆倒H字形状をしており、一端側に前記FPCと接触する第1接触部22と他端側に前記回動部材16により押圧される第1押受部20と該第1押受部20の先端に内側に突出した第1突出部26と有する第一片19と、一端側に前記第1支点部32と他端側に基板と接続する第1接続部24とを有する第ニ片21と、前記第一片19のほぼ中央付近と前記第ニ片21の前記第1支点部32とを連結する第1弾性部34(前記第1支点部32と前記第1弾性部34を合わせて第1弾性連結部31)と、前記第一コンタクト14の第1弾性連結部31付近の前記第二片21の近傍に第1固定部42とを備えている。前記第一片19の前記第1接触部22と前記第1弾性部34と前記第1支点部32と前記第1接続部24とを略クランク形状に配置されている。本実施例では、前記第1弾性連結部31は第1支点部32と第1弾性部34に分けることができ、また、前記第二片21の一方端(前記第1支点部32)から延設された前記第1接触部22と対向する第1延設部44が設けられ、かつ、その第1延設部44の先端にはもう1つの接触部が設けられている。
以下では、前記第一コンタクト14との相違点ついてのみ説明する。
前記第二コンタクト15は、少なくとも一方端に第2接触部221と他方端に第2押受部201とを有する第一片191と、一方端に第2接続部241を有する第二片211と、前記第一片191と前記第二片211の他方端を連結する第2弾性連結部311(第2支点部321と第2弾性部341とからなる)とを備えている。つまり、前記第二コンタクト15は、図16のように略逆倒H字形状をしており、一端側に前記FPCと接触する第2接触部221と他端側に前記回動部材16により押圧される第2押受部201と該第2押受部201の先端に内側に突出した第2突出部261と有する第一片191と、一端側に基板と接続する第2接続部241と他端側に第2支点部321とを有する第ニ片211と、前記第一片191のほぼ中央付近と前記第ニ片211の前記第2支点部321とを連結する第2弾性部341(前記第2支点部321と前記第2弾性部341を合わせて第2弾性連結部311)と、前記第二コンタクト15の第2弾性連結部311付近の前記第二片211の近傍に第2固定部421とを備えている。前記第一片191の前記第2接触部221と前記第2弾性部341と前記第2支点部321と前記第2接続部241とを略U字形状に配置されている。本実施例では、前記第2弾性連結部311は第2支点部321と第2弾性部341に分けることができ、また、前記第二片211の他方端(前記第2支点部321)から延設された前記第2押受部201と対向する第2延設部441が設けられている。本実施例では、さらに、前記第2接続部241と前記第2支点部321との間に、前記第一片191の第2接触部221と対向する位置にもう1つの接触部が設けられている。
金型構造は、少なくとも上型と下型を備えるとともに同一成型条件、同一形状かつ同一材料で、同一大きさ・形状の少なくとも1個以上のピンポイントゲート11を用いる金型であって、上型と下型が閉じた状態で、少なくとも長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対して、略対称の前記絶縁体を形成する空間を有する金型構造において、上型若しくは下型のどちらか一方に設ける前記ピンポイントゲートの位置は、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ゲート11が重なりあわないように配置することを特徴とする金型構造にある。
長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ピンポイントゲート11が重なりあわないように配置するとは、次のようなことである。
(1)請求項2記載の絶縁体の成型方法は、前記ピンポイントゲートを、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ゲートが重なりあわないように配置してものである。
(2)請求項3記載のように、前記ピンポイントゲートが1つの場合、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させたものである。
(4)請求項4記載のように、前記ピンポイントゲートが複数の場合、前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置したものである。
(5)請求項5記載のように、前記ピンポイントゲートが偶数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域及び前記仮想第二領域内に均等に配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置したものである。
(6)請求項6記載のように、前記ピンポイントゲートが3個以上の奇数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域と前記仮想第二領域のどちらか一方に1つ多く配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置したものである。
反りの低減を考えると、前記ピンポイントゲート11の間隔は絶縁体の長手方向若しくは奥行き方向の長さに応じて、狭くした方が望ましい。理想的には1.0〜5.0mm程度にすることがよい。
11 ゲート
111 第1ゲート
112 第2ゲート
113 第3ゲート
12 ハウジング
14 第一コンタクト
15 第二コンタクト
16 回動部材
18 嵌合口
19、191 第一片
20 第1押受部
201 第2押受部
21、211 第二片
22 第1接触部
221 第2接触部
23 天井部
24 第1接続部
241 第2接続部
26 第1突出部
261 第2突出部
28 軸
30 係止孔
31 第1弾性連結部
311 第2弾性連結部
32 第1支点部
321 第2支点部
34 第1弾性部
341 第2弾性部
36 押圧部
37 操作部
38 挿入孔
42 第1固定部
421 第2固定部
44 第1延設部
441 第2延設部
50 回転軸
52 上端
54 下端
60 仮想第一領域
62 仮想第二領域
64 2等分線
Claims (20)
- 長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対して、絶縁体が略対称であって、
同一成型条件、同一形状かつ同一材料で、同一大きさ・形状の少なくとも1個以上のピンポイントゲートを用いて製造する絶縁体の成型方法において、
前記ピンポイントゲートを、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線上に設けることなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする絶縁体の成型方法。 - 前記ピンポイントゲートを、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ゲートが重なりあわないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1記載の絶縁体の成型方法。
- 前記ピンポイントゲートが1つの場合、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させ、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1記載の絶縁体の成型方法。
- 前記ピンポイントゲートが複数の場合、前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1記載の絶縁体の成型方法。
- 前記ピンポイントゲートが偶数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域及び前記仮想第二領域内に均等に配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1、2または4記載の絶縁体の成型方法。
- 前記ピンポイントゲートが3個以上の奇数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域と前記仮想第二領域のどちらか一方に1つ多く配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置し、前記絶縁体の反りを防止することを特徴とする請求項1、2または4記載の絶縁体の成型方法。
- 前記絶縁体の長手方向若しくは奥行き方向の長さに応じてゲート間隔を狭くすることを特徴とする請求項1から6項のうちいずれか1項記載の絶縁体の成型方法。
- 前記絶縁体が厚さ0.1〜3mmの箱型形状であることを特徴とする請求項1から7項のうちいずれか1項記載の絶縁体の成型方法。
- 少なくとも上型と下型を備えるとともに同一成型条件、同一形状かつ同一材料で、同一大きさ・形状の少なくとも1個以上のピンポイントゲートを用いる金型であって、
上型と下型が閉じた状態で、少なくとも長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対して、略対称の前記絶縁体を形成する空間を有する金型構造において、
上型若しくは下型のどちらか一方に設ける前記ピンポイントゲートの位置は、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線上に設けることなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置することを特徴とする金型構造。 - 上型若しくは下型のどちらか一方に設ける前記ピンポイントゲートの位置は、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線で、仮に、前記絶縁体を折り返した場合に、前記ゲートが重なりあわないように配置することを特徴とする請求項9記載の金型構造。
- 前記ピンポイントゲートが1つの場合、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線から偏位させることを特徴とする請求項9または10記載の金型構造。
- 前記ピンポイントゲートが複数の場合、前記ゲート位置を、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置することを特徴とする請求項9または10記載の金型構造。
- 前記ピンポイントゲートが偶数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域及び前記仮想第二領域内に均等に配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置する請求項9または10、12記載の金型構造。
- 前記ピンポイントゲートが3個以上の奇数の場合、長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線を境界とする仮想第一領域と仮想第二領域に分け、前記ゲート数を前記仮想第一領域と前記仮想第二領域のどちらか一方に1つ多く配置し、かつ、前記ゲート位置を長手方向若しくは奥行き方向を2等分する線に対し非対称に配置し、かつ、前記ゲート自身を2等分する線上に配置することなく、かつ、2等分する線上にウェルドライン(樹脂融合部)が発生することがないように配置することを特徴とする請求項9または10、12記載の金型構造。
- 前記絶縁体の長手方向若しくは奥行き方向の長さに応じて前記ピンポイントゲート間隔を狭くすることを特徴とする請求項9から14項のうちいずれか1項記載の金型構造。
- 請求項1、2または3、4、5、6、7、8の成型方法により成型する前記絶縁体を用いることを特徴とするコネクタ。
- 前記絶縁体として、奥行き方向の一方側にフレキシブルプリント基板(FPC)若しくはフレキシブルフラットケーブル(FFC)が挿入される嵌合口を有し、どちらか一方側若しくは両側にコンタクトが挿入・保持される複数の挿入孔を有することを特徴とする請求項16記載のコネクタ。
- 前記絶縁体として、前記嵌合口の反対側にコンタクトに作用する回動部材が装着されるスペースを有することを特徴とする請求項16または17記載のコネクタ。
- 前記コンタクトとして、一方端に第1接触部と他方端に第1押受部を有する第一片と他方端に第1接続部を有する第二片と前記第1接触部と前記第1接続部の間に位置するとともに前記第一片と前記第二片の一方端を連結する第1弾性部及び第1支点部とを有し、前記第1接触部と前記第1弾性部と前記第1支点部と前記第1接続部を略クランク形状に配置する第一コンタクト若しくは一方端に第2接触部と他方端に第2押受部を有する第一片と一方端に第2接続部を有する第二片と前記第2接触部と前記第2接続部の間に位置するとともに前記第一片と前記第二片の他方端を連結する第2弾性部及び第2支点部とを有し、前記第2接触部と前記第2弾性部と前記第2支点部と前記第2接続部を倒略U字形状に配置する第二コンタクトを含むことを特徴とする請求項18記載のコネクタ。
- 前記回動部材には前記第一コンタクト若しくは前記第二コンタクトの第1押受部及び第2押受部が入る別個独立の係止孔を設け、前記第一コンタクト若しくは前記第二コンタクトの第1押受部及び第2押受部に作用する押圧部を設けることを特徴とする請求項18または19記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008020665A JP5393985B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 絶縁体の成型方法、金型構造及び前記成型方法により製造した絶縁体を使用するコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008020665A JP5393985B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 絶縁体の成型方法、金型構造及び前記成型方法により製造した絶縁体を使用するコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009181847A true JP2009181847A (ja) | 2009-08-13 |
JP5393985B2 JP5393985B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=41035648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008020665A Active JP5393985B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | 絶縁体の成型方法、金型構造及び前記成型方法により製造した絶縁体を使用するコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5393985B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102694335A (zh) * | 2011-03-22 | 2012-09-26 | 住友化学株式会社 | Fpc连接器制造方法 |
JP2015207520A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | 第一精工株式会社 | 電気コネクタ |
CN113442443A (zh) * | 2020-03-24 | 2021-09-28 | 斯坦雷电气株式会社 | 超声波接合方法和超声波接合结构 |
WO2023083110A1 (zh) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 | 深圳迈塔兰斯科技有限公司 | 超透镜增透膜的设计方法、装置及电子设备 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6497398B2 (ja) * | 2017-02-07 | 2019-04-10 | 第一精工株式会社 | 絶縁部材の製造方法及び電気コネクタ |
Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5745039A (en) * | 1980-07-01 | 1982-03-13 | Stamicarbon | Projection molding method for plastic and its device |
JPH0691698A (ja) * | 1992-09-09 | 1994-04-05 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Frpの射出成形法におけるウェルドラインの発生防止方法 |
JPH06190873A (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-12 | Fuji Seiki Kk | フロッピーディスク用ハーフケースの成形用金型装置 |
JPH071529A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-06 | Toyota Motor Corp | 射出成形品のウェルドライン強弱予測方法 |
JP3032821U (ja) * | 1996-06-25 | 1997-01-17 | 世紀株式会社 | 高品位特性で成形される合成樹脂製パッケージ類 |
JPH10241824A (ja) * | 1997-02-21 | 1998-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | コネクタ |
JP2001001372A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-09 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd | 射出成形金型及びコネクタ絶縁体の製造方法 |
WO2001062468A1 (fr) * | 2000-02-24 | 2001-08-30 | Toray Industries, Inc. | Article moule en polyester renforce a la fibre de verre et procede de production correspondant |
JP2002200662A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Toray Ind Inc | ウェルドライン予測方法および装置 |
JP2003023313A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 樹脂導波管の製造装置 |
JP2003145588A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 射出成形金型及びそれを用いた射出成形品の製造方法 |
JP2003297299A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Yuasa Corp | 鉛蓄電池用電槽およびその製造方法 |
JP2004055464A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 低背型コネクタ |
JP2004178958A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | D D K Ltd | コネクタ |
JP2007323241A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toray Ind Inc | 数値解析モデル作成方法およびその装置 |
-
2008
- 2008-01-31 JP JP2008020665A patent/JP5393985B2/ja active Active
Patent Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5745039A (en) * | 1980-07-01 | 1982-03-13 | Stamicarbon | Projection molding method for plastic and its device |
JPH0691698A (ja) * | 1992-09-09 | 1994-04-05 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Frpの射出成形法におけるウェルドラインの発生防止方法 |
JPH06190873A (ja) * | 1992-12-24 | 1994-07-12 | Fuji Seiki Kk | フロッピーディスク用ハーフケースの成形用金型装置 |
JPH071529A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-06 | Toyota Motor Corp | 射出成形品のウェルドライン強弱予測方法 |
JP3032821U (ja) * | 1996-06-25 | 1997-01-17 | 世紀株式会社 | 高品位特性で成形される合成樹脂製パッケージ類 |
JPH10241824A (ja) * | 1997-02-21 | 1998-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | コネクタ |
JP2001001372A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-09 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd | 射出成形金型及びコネクタ絶縁体の製造方法 |
WO2001062468A1 (fr) * | 2000-02-24 | 2001-08-30 | Toray Industries, Inc. | Article moule en polyester renforce a la fibre de verre et procede de production correspondant |
JP2002200662A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Toray Ind Inc | ウェルドライン予測方法および装置 |
JP2003023313A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 樹脂導波管の製造装置 |
JP2003145588A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 射出成形金型及びそれを用いた射出成形品の製造方法 |
JP2003297299A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Yuasa Corp | 鉛蓄電池用電槽およびその製造方法 |
JP2004055464A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 低背型コネクタ |
JP2004178958A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | D D K Ltd | コネクタ |
JP2007323241A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toray Ind Inc | 数値解析モデル作成方法およびその装置 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
JPN7013000157; 宮崎広隆: '「ウエルド対策PPW成形法」' 合成樹脂 VOL.39、No.9, 199309, p.28-32, 日本合成樹脂技術協会 * |
JPN7013000158; 「平成10年度 ものづくり人材支援基盤整備事業-技能の客観化、マニュアル化等-「プラスチック成型用金 , 199905, p.45-53, 中小企業事業団情報・技術部技術支援課 * |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102694335A (zh) * | 2011-03-22 | 2012-09-26 | 住友化学株式会社 | Fpc连接器制造方法 |
KR20120107872A (ko) * | 2011-03-22 | 2012-10-04 | 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 | Fpc 커넥터의 제조 방법 |
JP2012199065A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Sumitomo Chemical Co Ltd | Fpcコネクタの製造方法 |
CN102694335B (zh) * | 2011-03-22 | 2016-01-20 | 住友化学株式会社 | Fpc连接器制造方法 |
KR101873063B1 (ko) * | 2011-03-22 | 2018-06-29 | 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 | Fpc 커넥터의 제조 방법 |
JP2015207520A (ja) * | 2014-04-23 | 2015-11-19 | 第一精工株式会社 | 電気コネクタ |
US9774126B2 (en) | 2014-04-23 | 2017-09-26 | Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. | Electrical connector which through-holes are partitioned from the adjoining through-hole by a tabular partition that coupled with the operation lever |
CN113442443A (zh) * | 2020-03-24 | 2021-09-28 | 斯坦雷电气株式会社 | 超声波接合方法和超声波接合结构 |
CN113442443B (zh) * | 2020-03-24 | 2023-09-22 | 斯坦雷电气株式会社 | 超声波接合方法和超声波接合结构 |
WO2023083110A1 (zh) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 | 深圳迈塔兰斯科技有限公司 | 超透镜增透膜的设计方法、装置及电子设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5393985B2 (ja) | 2014-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4280621B2 (ja) | コネクタ | |
JP5393985B2 (ja) | 絶縁体の成型方法、金型構造及び前記成型方法により製造した絶縁体を使用するコネクタ | |
KR101131594B1 (ko) | 커넥터용 소켓 및 헤더와 이들의 삽입 성형방법 | |
JP2018200850A (ja) | 電気コネクタ | |
JP2023036857A (ja) | 基板接続コネクタ向けの端子、コネクタ及びコネクタ製造方法 | |
JP4607348B2 (ja) | コネクタ | |
CN102044783B (zh) | 能够增加接触件密度的连接器 | |
JP2008053246A (ja) | コネクタ | |
JP2009289627A (ja) | コネクタ | |
JP2006120481A (ja) | コネクタ | |
JP4273173B2 (ja) | コネクタ | |
JP5057537B2 (ja) | コネクタ | |
JP2020074336A (ja) | コネクタ | |
JP2012018934A5 (ja) | ||
JP4768873B2 (ja) | コネクタ | |
JP2020109770A (ja) | コネクタ | |
JP2022009527A (ja) | コネクタ | |
JP2021166189A (ja) | コネクタ | |
JP2020115487A (ja) | コネクタ | |
JP2021144939A (ja) | コネクタ | |
JP2014239072A (ja) | コネクタ | |
JP2014082223A (ja) | コネクタ | |
JP4993529B2 (ja) | コネクタ | |
JP2019179766A (ja) | コネクタ | |
JP2004214124A (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120529 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130118 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20130225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130305 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130917 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5393985 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |