JP2009180867A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】湯気を目立たなくすることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート排出手段の上方に設けられたカバー部材11に、回動部材10をシート排出方向と直交し、排出されるシートの面と平行な軸を中心として回動可能に、かつ排出手段のシート排出方向下流側に突出するように保持する。そして、カバー部材11のシート排出方向下流側端部と、回動部材10のシート排出方向上流側端部とをシート排出方向で重なるように配置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にシートを加熱してトナー像を定着させる際、シートから発生し、シート排出口から出てくる水蒸気の湯気を目立たなくするための構成に関する。
従来、プリンタ、ファクシミリ、複写機、マルチファンクションプリンタ等の画像形成装置では、シートに画像を形成する場合は、まず感光ドラム上にトナー画像を形成した後、シートにトナー像を転写する。次に、トナー像が転写されたシートを定着手段に搬送し、シートを加熱及び加圧することによりトナー像をシート上に定着する。そして、トナー像が定着されたシートを、排紙ローラ対によってシート排出口からシート積載部に排出する。
ところで、定着手段でシートを加熱した際、シートの吸湿状態等により大量の水蒸気が発生する場合があり、このシートから発生した大量の水蒸気がシート排出口から湯気となり出て来ると、ユーザーは装置に異常が生じたと誤って判断してしまうことがある。
ここで、従来の画像形成装置においては、例えば図14に示すように排紙ローラ対83,84の上方に設けられている表面カバー部材85をシート排出口86からシート排出方向に延ばすようにしたものがある(特許文献1参照)。そして、このように表面カバー部材85を延ばした場合、水蒸気が分散され、湯気が目立たなくなる。
特開2006−171372号公報
ところで、従来の画像形成装置においては、プロセスカートリッジを装置本体に着脱自在に設けたものがあり、プロセスカートリッジを着脱する場合には、装置本体上面に設けられたカバーを開放してプロセスカートリッジを着脱するようにしている。
しかし、このような従来の画像形成装置において、既述したように表面カバー部材を延ばすことにより湯気が目立たなくなるようにした場合、プロセスカートリッジを着脱する際、延ばした表面カバー部材にカバーがぶつかってしまうという問題がある。
ここで、表面カバー部材を開放可能とするように構成すれば、カバーの開放の際、カバーが表面カバー部材にぶつかるのを防ぐことができる。しかし、このように表面カバー部材を開放可能とした場合、表面カバー部材と装置本体との間に隙間が生じるようになり、この隙間から湯気が漏れてしまう。そして、このように表面カバー部材と装置本体との間に隙間から湯気が出て来ると、ユーザーは装置に異常が生じたと判断してしまうという問題がある。
そこで本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、湯気を目立たなくすることのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像が定着されたシートをシート排出手段によりシート積載部に排出する画像形成装置において、前記シート排出手段の上方に設けられたカバー部材と、前記カバー部材に、シート排出方向と直交し、排出されるシートの面と平行な軸を中心として回動可能に、かつ前記シート排出手段のシート排出方向下流側に突出するように保持される回動部材と、を備え、前記カバー部材のシート排出方向下流側端部と、前記回動部材のシート排出方向上流側端部とをシート排出方向で重なるように配置したことを特徴とするものである。
本発明のように、カバー部材に回動部材を回動可能に、かつシート排出手段のシート排出方向下流側に突出するように保持すると共に、回動部材とカバー部材とをシート排出方向で重なるように配置することにより、湯気を目立たなくすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの斜視図、図2はその概略構成を示す図である。
図1において、50はプリンタ、51は装置本体であるプリンタ本体、52はプリンタ本体51に設けられ、電子写真方式により画像形成を行う画像形成部、3は画像形成部52にシートPを給送するシート給送装置である。
ここで、画像形成部52はレーザー露光装置1、トナー像を形成する感光体ドラム7、感光体ドラム7に形成されたトナー像をシートPに転写する転写ローラ4aなどを備えている。なお、Cは感光体ドラム7、不図示の帯電ローラ、現像手段等を備えたプロセスカートリッジであり、このプロセスカートリッジCは、プリンタ本体51に着脱自在に装着されている。
そして、このような構成の画像形成部52において、画像形成動作が開始されると、まずレーザー露光装置1から画像信号に応じた光が、表面が帯電処理されると共に、矢印方向に回転駆動されている感光体ドラム7に照射される。そして、このような画像信号に応じた光が照射されることにより、感光体ドラム上に潜像が形成される。次に、この感光体ドラム上の潜像は、現像手段により供給されたトナーにより現像され、トナー像として可視化される。
シート給送装置3は、プリンタ本体51に開閉自在に設けられた給紙トレイ2と、給紙トレイ2に収納されたシートPを給送する給紙ローラ3aを備えている。ここで、給紙トレイ2は、シートPを積載する上下方向に回動可能な積載台2aと、シートPのシート搬送方向に対して直交する方向(以下、幅方向という)にスライド可能に設けられ、シートPの幅方向の両端位置を規制するマルチスライダ26を備えている。そして、このマルチスライダ26により、A4サイズやレターサイズ等の定型サイズのシートだけでなく、葉書や封筒といった不定形サイズのシートPの両端位置を揃えることができる。
また、給紙トレイ2のシート給送方向下流側には、給紙ローラ3aに圧接する分離パッド3bが設けられており、この分離パッド3bは分離パッドばね3cにより給紙ローラ3aに圧接するようになっている。そして、このようなシート給送装置3においては、画像形成の際には給紙ローラ3aにより給紙トレイ2からシートPを送り出し、この後、シートPを給紙ローラ3aに圧接している分離パッド3bにより1枚ずつ分離するようにしている。
次に、このような構成のプリンタ50における画像形成動作について説明する。
プリント開始信号が入力されると、給紙トレイ2にセットされたシートPが、給紙ローラ3aとの摩擦により送り出され、この後、このシートPは分離パッドばね3cにより付勢された分離パッド3bによって1枚ずつ分離され、給送される。
次に、シートPは、搬送ローラ9により搬送され、このシートPの通過を不図示のフォトセンサが検知すると、レーザー露光装置1は感光体ドラム7にレーザー光を照射する。これにより、感光体ドラム上には静電潜像が形成され、この静電潜像をトナーによって現像することにより、静電潜像を可視化する。この後、可視化された感光体ドラム上のトナー像は転写部4において、転写ローラ4aに感光体ドラム7に形成されたトナー像と逆極性の電圧を印加することにより、シートPに転写される。
次に、トナー像が転写されたシートPは駆動回転する駆動ローラ5aと、ヒータ5cを備えた定着手段5bとからなる定着部5に搬送され、駆動ローラ5aと定着手段5bの間を通過する際に加圧及び加熱される。これにより、トナー像がシート上に永久定着される。なお、トナー像が定着されたシートPはシート排出手段としての排紙部6に設けられた排紙ローラ対6bにより、シート排出口である排紙口53から画像面が下向きのフェイスダウン状態でシート積載部を構成する積載ガイド部材8の上面にページ順に積載される。
ここで、本実施の形態において、積載ガイド部材8はプリンタ本体51に開閉可能に設けられると共に、プリンタ本体51に着脱自在に装着されているプロセスカートリッジCを着脱する際に、開放されるようになっている。つまり、本実施の形態において、積載ガイド部材8はプロセスカートリッジ着脱用のカバーを兼ねている。そして、プロセスカートリッジCのプリンタ本体51に対する着脱は、積載ガイド部材8をプリンタ本体上方に開くことによって行う。
ところで、本実施の形態において、図2に示すように、定着部5が排紙口近傍に設けられている。このため、水分を多く含んだシートが定着部5を通過した際に、その水分が蒸発し、排紙口付近の雰囲気温度が低いと、湯気となって排紙口53から出てきてしまう場合がある。そして、既述したように、それを見るとユーザーはプリンタ50に異常が生じたと誤って判断してしまうことがある。
そこで、本実施の形態においては、図1及び図2に示すように湯気を目立たなくするため、回動部材10を排紙口53よりもシート排出方向下流側に、かつ水平方向に突出するようにしている。こうすることで水蒸気が分散され、目立たなくなる。
なお、図1及び図2において、11はプリンタ本体51の上面、即ち排紙部6及び定着部5の上方に設けられたカバー部材である。そして、回動部材10は、図3に示すように側壁面に突設されたボス部10a及び不図示の対向する側壁面に突設されているボス部をカバー部材11の穴部11aに軸支することにより、カバー部材11に上方回動可能に保持される。
つまり、この回動部材10は、シート排出方向と直交し、排出されるシートの面と平行なボス部10a(軸)を中心として回動可能に、かつ排紙口53よりシート排出方向下流側に突出するようにカバー部材11に保持されている。
この回動部材10は、図4に示す排紙部6から排出されるシートが通過する排紙通路Rの上面を構成すると共に、シート上面をガイドするガイド部材を兼ねるものである。そして、この回動部材10は、通常、カバー部材11に設けられた不図示のストッパ部により下方回動を規制され、図4に示すガイド位置に保持される。なお、図4において、54は定着部5を通過したシートを排紙口53に案内するガイド部材である。
ここで、図4に示すように、カバー部材11のシート排出方向下流側端部にはシートPを回動部材10に受渡すためのシート受渡し部11bが設けられている。なお、このシート受渡し部11bは、排紙ローラ対6bと排紙口53との間に設けられた排紙通路Rの上面の幅方向全域にわたって設けられている。
また、回動部材10のシート排出方向上流側には、カバー部材11のシート受渡し部11bの上方に所定間隔を設けて、かつシート排出方向でオーバーラップして位置するオーバーラップ部10dが、排紙通路Rの幅方向全域にわたって形成されている。
本実施の形態においては、カバー部材11のシート排出方向下流側端部に設けられたシート受渡し部11bと、回動部材10の上流側端部に設けられたオーバーラップ部10dとを上下方向にずらして、かつシート排出方向でオーバーラップさせて配置している。言い換えれば、カバー部材11のシート排出方向下流側端部と、回動部材10のシート排出方向上流側端部とをシート排出方向で重なるように配置している。
そして、このようにカバー部材11に設けられたシート受渡し部11bに対し、回動部材10のオーバーラップ部10dをオーバーラップさせて設けることにより、湯気が回動部材10とカバー部材11との隙間12から上部へ出ないようにすることができる。
なお、回動部材10には、定着部5の熱が回動部材10の下方にこもることによるプリンタ本体内部の昇温を抑えるために、図1及び図3に示すように複数の穴10cが設けられている。さらに、熱を逃げやすくするために、また回動部材10に突き当たってシートが座屈するのを防ぐため、回動部材10を水平方向より所定角度Dだけ上方に傾斜するような状態、即ちシート排出方向下流側が上流側よりも上方となるような状態としている。
図5及び図6は、プロセスカートリッジCを取り出す際の様子を示しており、プロセスカートリッジCを取り出す際は、積載ガイド部材8を上方に開放した後、プロセスカートリッジCを矢印X方向に取り出すようにしている。
ここで、本実施の形態において、積載ガイド部材8を上方に開放した際、回動部材10が積載ガイド部材8の開放動作及びプロセスカートリッジCの着脱動作の妨げとならないように、回動部材10を積載ガイド部材8と連動して上部へ開放するようにしている。つまり、回動部材10を、積載ガイド部材8の開閉動作に連動して回動させるように構成し、積載ガイド部材8の開放動作に連動して回動部材10を上部へ開放するようにしている。
そして、このように回動部材10を積載ガイド部材8と連動して上部へ開放するように、図5に示すF部の拡大図である図7、及び図6に示すE部の拡大図である図8に示すように、積載ガイド部材8には、リブ8aが設けられている。また、回動部材10の両端部には、リブ8aと当接する当接部10bが設けられている。これにより、積載ガイド部材8を上方回動していくと、積載ガイド部材8のリブ8aが回動部材10の当接部10bに当接し、回動部材10も積載ガイド部材8と一体的に上方回動する。
ところで、回動部材10は、図7に示す矢印G方向から排出されてきたシートが当接すると、シートに押圧されて上方回動する場合がある。ここで、既述したように回動部材10のオーバーラップ部10dは、カバー部材11のシート受渡し部11bの上方においてオーバーラップしている。即ち、回動部材10のオーバーラップ部10dは、カバー部材11のシート受渡し部11bの上方において重なっている。
さらに、本実施の形態においては、回動部材10が上方回動しても回動部材10のオーバーラップ部10dは、カバー部材11のシート受渡し部11bに近接するだけで、シート受渡し部11bに対してオーバーラップした状態を保持するようになっている。これにより、シートが当接し、回動部材10が上方回動しても、回動部材10とカバー部材11との隙間12から出る湯気の量を軽減することができ、湯気を目立たなくすることができる。
このように、カバー部材11に回動部材10を上方回動可能に、かつ排紙口53から水平方向に突出するように保持すると共に、回動部材10とカバー部材11とをシート排出方向でオーバーラップさせて配置することにより、湯気を目立たなくすることができる。また、カバー部材11に回動部材10を上方回動可能に設け、積載ガイド部材8と一体的に上方回動可能とすることにより、回動部材10が積載ガイド部材8の開放動作及びプロセスカートリッジCの着脱動作の妨げとならないようにすることができる。
さらに、回動部材10のオーバーラップ部10dをカバー部材11のシート受渡し部11bの上方に所定間隔を設けて重なるように配置することにより、回動部材10が上方回動してもオーバーラップ部10dが排紙通路内に進入するのを防ぐことができる。これにより、回動部材10がシートの排出に影響を及ぼすのを防ぐことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図9は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの排紙部の構成を示す図である。なお、図9において、既述した図4と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図9において、10fは回動部材10のシート排出方向上流側端部に設けられ、ガイド部材54によりガイドされながら搬送されたシートをガイドするガイド部である。そして、このようなガイド部10fを備えることにより、回動部材10はシートの受け渡しが可能となると共に、連続通紙時に2枚目の先端が引っ掛ることを防いでいる。
また、本実施の形態においても回動部材10とカバー部材11とをシート排出方向でオーバーラップさせて、言い換えればシート排出方向で重なるように配置している。さらに、ガイド部10fの上面には位置決め部10eが設けられており、位置決め部10eをカバー部材11に下方より当接させることにより、回動部材10の通常時の姿勢が決められる。
なお、本実施の形態において、回動部材10の位置決めを行う位置決め部10eは排紙通路Rの幅方向全域にわたって設けられている。そして、この位置決め部10eをカバー部材11に下方より当接させることにより、湯気がプリンタ本体外へ漏れるのを防ぐことができる。
さらに、本実施の形態においては、カバー部材11の回動部材側端には湯気がプリンタ本体外へ出ることを防ぐための突起部である突起11cが下方(回動部材側)に突出して設けられている。そして、この突起11cと、カバー部材11に下方より当接する位置決め部10eとにより、シート排出中に湯気が回動部材10とカバー部材11との隙間12から上部へ出ないようにしている。
なお、図10に示す矢印G方向から排出されてきたシートが当接した場合、回動部材10が上方回動する場合がある。しかし、カバー部材11が回動部材10の位置決め部10eの上方にオーバーラップしているため、回動部材10とカバー部材11との隙間12から出る湯気の量を軽減することができ、湯気を目立たないようにすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図11は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの排紙部の構成を示す図である。なお、図11において、既述した図9と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図11において、13は位置決め部10eがカバー部材11に圧接(当接)する方向に付勢する付勢手段の一例としてのバネであり、このバネ13により、回動部材10の通常時の姿勢を決めるための位置決め部10eをカバー部材11に圧接させることができる。そして、回動部材10とカバー部材11とをシート排出方向でオーバーラップさせた状態で、このように位置決め部10eをカバー部材11に圧接させることにより、位置決め部10eとカバー部材11との間から湯気がプリンタ本体外へ漏れることを防いでいる。
なお、本実施の形態において、このバネ13のバネ力の大きさは排紙されるシートの力では回動部材10は回動しないような大きさに設定している。また、このバネ13のバネ力の大きさは、積載ガイド部材8を上部へ開放する際、積載ガイド部材8を介して回動部材10に力が加わると、回動部材10が回動するような大きさに設定している。
これにより、プリンタ50における画像形成速度の増加に伴ってシートからの水蒸気量が増加した場合でも、湯気がプリンタ本体外へ漏れるのを、より効果的に軽減することができ、湯気を目立たないようにすることができる。
また、本実施の形態においては、カバー11に突起11cを設けており、この突起11cにより、シート排出中に水蒸気が回動部材10とカバー部材11の部品精度による隙間ができたとしても排紙口の外に水蒸気が出ないようにすることができる。なお、これまでの説明においては、バネ13を回動部材10とは別体に設けたが、バネ13を、可撓性を持たせたモールドバネとして、回動部材10に一体に形成するようにしても良い。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図12は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のプリンタの排紙部の構成を示す図である。なお、図12において、既述した図9と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図12において、14は回動部材10又はカバー部材11の一方、本実施の形態においては、回動部材10の位置決め部10eに取り付けられた可撓性部材である。この可撓性部材14は、排紙通路Rの幅方向全域にわたって設けられると共に、弾性的に回動部材10又はカバー部材11の他方のカバー部材11に圧接している。
そして、このように可撓性部材14をカバー部材11に圧接させることにより、回動部材10とカバー部材11の間の隙間を塞ぐことができ、これによりカバー部材11との間から湯気がプリンタ本体外へ漏れることを防いでいる。
なお、図13に示すようにG方向から排出されてきたシートが当接し、回動部材10が上方回動しても、可撓性部材14がカバー部材11に圧接することにより、回動部材10とカバー部材11の間の隙間12を塞ぐことができる。
なお、上述した各々の実施の形態において、トナー像を定着する定着部を備えた電子写真画像形成装置を例として説明したが、これに限定されない。例えば、現像液を用いた湿式電子写真方式、あるいはインクを吹き付けて画像を形成するインクジェット方式においても加熱して画像を定着させる画像形成装置であれば本発明は有効である。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの斜視図。 上記プリンタの概略構成を示す図。 上記プリンタに設けられた回動部材をカバー部材に上方回動可能に保持するための構成を示す図。 上記回動部材とカバー部材の構成を示す図。 上記プリンタに着脱自在に装着されるプロセスカートリッジを取り出す際の様子を示す図。 上記プリンタに着脱自在に装着されるプロセスカートリッジを取り出す際の様子を示す他の図。 図5の要部拡大図。 図6の要部拡大図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの排紙部の構成を示す図。 上記排紙部に設けられた回動部材が上方回動したときの状態を示す図。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの排紙部の構成を示す図。 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるプリンタの排紙部の構成を示す図。 上記排紙部に設けられた回動部材が上方回動したときの状態を示す図。 従来の画像形成装置の排紙部の構成を示す図。
符号の説明
5 定着部
6 排紙部
6b 排紙ローラ対
8 積載ガイド部材
10 回動部材
10a ボス部
10b 当接部
10c 穴
10d オーバーラップ部
10e 位置決め部
10f ガイド部
11 カバー部材
11a 穴部
11b シート受渡し部
11c 突起
12 隙間
13 バネ
14 可撓性部材
50 プリンタ
51 プリンタ本体
52 画像形成部
53 排紙口
C プロセスカートリッジ
P シート
R 排紙通路

Claims (11)

  1. 画像が定着されたシートをシート排出手段によりシート積載部に排出する画像形成装置において、
    前記シート排出手段の上方に設けられたカバー部材と、
    前記カバー部材に、シート排出方向と直交し、排出されるシートの面と平行な軸を中心として回動可能に、かつ前記シート排出手段のシート排出方向下流側に突出するように保持される回動部材と、を備え、
    前記カバー部材のシート排出方向下流側端部と、前記回動部材のシート排出方向上流側端部とをシート排出方向で重なるように配置したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カバー部材のシート排出方向下流側端部に、前記回動部材のシート排出方向上流側端部の下方に位置し、前記シート排出手段からのシートを前記回動部材に受渡すシート受渡し部を設け、
    前記回動部材が上方回動した際、前記回動部材のシート排出方向上流側端部が前記カバー部材のシート受渡し部に近接するよう前記カバー部材のシート排出方向下流側端部と、前記カバー部材のシート受渡し部とを上下方向にずらして配置したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記回動部材のシート排出方向上流側端部に、前記シート排出手段からのシートをガイドするガイド部を設け、
    前記ガイド部を前記カバー部材のシート排出方向下流側端部に当接させて前記回動部材の位置決めを行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記カバー部材の、前記回動部材のガイド部が当接する位置よりもシート排出方向下流側に、回動部材側に突出した突起部を設けたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記回動部材を、前記カバー部材が前記ガイド部に当接する方向に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項3又4記載の画像形成装置。
  6. 前記付勢手段を前記回動部材に一体に形成したことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記カバー部材のシート排出方向下流側端部及び前記回動部材のシート排出方向上流側端部の一方に、前記カバー部材のシート排出方向下流側端部及び前記回動部材のシート排出方向上流側端部の他方に圧接する可撓性部材を設けたことを特徴とする請求項3又4記載の画像形成装置。
  8. 前記シート積載部を装置本体に開閉可能に設け、
    前記回動部材を、前記シート積載部の開閉動作に連動して回動させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記装置本体に着脱自在にプロセスカートリッジを設け、
    前記プロセスカートリッジの着脱の際、前記シート積載部を開閉することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記回動部材に複数の穴を備えたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記回動部材はシート排出方向下流側がシート排出方向上流側よりも上方となるように傾斜した状態で前記シート排出口から水平方向に突出していることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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