JP2007159022A - 読取機能付き画像形成装置 - Google Patents

読取機能付き画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007159022A
JP2007159022A JP2005355022A JP2005355022A JP2007159022A JP 2007159022 A JP2007159022 A JP 2007159022A JP 2005355022 A JP2005355022 A JP 2005355022A JP 2005355022 A JP2005355022 A JP 2005355022A JP 2007159022 A JP2007159022 A JP 2007159022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image forming
tray
forming apparatus
discharge tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005355022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4577202B2 (ja
Inventor
Shogo Sato
正吾 佐藤
Naoya Kamimura
直哉 神村
Shigeharu Katayama
重治 片山
Hidenori Hisada
英規 久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005355022A priority Critical patent/JP4577202B2/ja
Priority to US11/555,598 priority patent/US7689158B2/en
Publication of JP2007159022A publication Critical patent/JP2007159022A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4577202B2 publication Critical patent/JP4577202B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1604Arrangement or disposition of the entire apparatus
    • G03G21/1619Frame structures
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1678Frame structures
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1678Frame structures
    • G03G2221/1687Frame structures using opening shell type machines, e.g. pivoting assemblies

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】装置全体に凹凸が少なく、棚など比較的狭いスペースに設置可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複合機Sは前方並びに上方の二方向に開口する筐体11内に、画像形成装置本体10を構成する各装置、並びに原稿画像読取み用の読取装置100を上下に重ねて配置したものである。ここで、本複合機Sの特徴的な構成について簡単に説明すると、画像形成装置本体10は、供給カセット21、記録紙排紙トレイ71を備え、読取装置100は原稿排紙トレイ141、原稿載置トレイ131を備えるが、これら供給カセット21、記録紙排紙トレイ71、原稿排紙トレイ141、原稿載置トレイ131が、いずれも長手方向を装置本体の奥行き方向に向けつつ、下から順に重ねた状態で配されている。そして、これら各トレイ71、131、141並びにカセット21の幅方向の両側には筐体11の側壁12がその全高に亘って位置し、装置全体が略箱型に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、読取機能付き画像形成装置に関する。
従来より、読取機能を備えた画像形成装置が種々提案されている(特許文献1)。例えば、特許文献1のものであれば、原稿読取部は、内部にイメージセンサ等の撮像素子を収容したケーシングを備え、同ケーシングの一側面に原稿トレイ、原稿排紙トレイが端部を突き当てるように固定されている。そして、原稿トレイから原稿が送り出されると、ケーシング内で原稿上の画像について読取動作が行なわれ、その後、原稿は原稿排紙トレイ上に排紙されることとなる。
特開平9−200399号公報
近年では、画像形成装置の小型化に伴い、例えば、装置全体を棚に入れて使用したい、などの要請がある。その一方で、従来構造のものでは原稿読取部、特に、トレイはその大部分が外部に露出した状態にある。そのため、棚から画像形成装置を出し入れする際に、誤って、棚の天井壁や側面壁にぶつけてしまうと、外部に露出されるトレイが強い衝撃を直接受けることとなる。そのため、トレイの破損、変形が懸念され、この点において改良の余地があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、装置全体に凹凸が少なく、棚など比較的狭いスペースに設置可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置本体上に、原稿の画像を読取る読取装置を重ねて配置した読取機能付き画像形成装置であって、前記画像形成装置本体は、装置を内部に収容する筐体と、長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向けた状態で記録媒体が積層状に収容される供給カセットと、前記供給カセットから送り出された記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向けた状態で前記供給カセットの上方に重ねて配置される記録媒体排紙トレイと、前記記録媒体排紙トレイの奥方に設けられる記録媒体排出口から画像形成後の記録媒体を前記記録媒体排紙トレイ上に排出させる記録媒体排出機構と、からなり、前記読取装置は、長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向けて配置される原稿載置トレイと、原稿上の画像を読み取る読取手段と、前記原稿載置トレイに載置された原稿を前記読取手段に向けて搬送する原稿搬送機構と、長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向け、前記原稿載置トレイと上下に重ねて配置される原稿排紙トレイと、前記原稿排紙トレイの奥方に設けられる原稿排出口から読取後の原稿を前記原稿排紙トレイ上に排出させる原稿排出機構と、前記原稿載置トレイ並びに、前記原稿排紙トレイの側方に位置して両トレイを画像形成装置本体の幅方向の両側から保持する一対のトレイ保持部材と、から構成されている。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記一対のトレイ保持部材は前記原稿載置トレイの側縁部並びに、前記原稿排紙トレイの側縁部の前端から奥端に至る範囲の全体を覆う大きさをなす形状とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記一対のトレイ保持部材の上端は、前記原稿載置トレイ、並びに前記原稿排紙トレイのうち、装置の高さ方向で上側に位置する側のトレイよりも上方に突出しており、更に、この突出した上端部分は平らな座面とされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、トレイ保持部材の外側面が、前記筐体の外側面と面一をなす構成とされているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置であり、前記筐体の前面には開閉可能なフロントカバーが設けられ、そこより、前記画像形成手段を構成するプロセスユニットを挿抜可能な構成とされているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記原稿排紙トレイの上方に、前記原稿載置トレイが配置されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記原稿排紙トレイは全長が原稿の全長より短く設定され、排紙後の原稿の前端が同原稿排紙トレイの前端から装置の前方に突出する構成としてあるところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載のものにおいて、前記読取装置は上部前端の角部分が斜め、或いは曲面状に切り落とされた形状をなすところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のものにおいて、前記記録媒体排紙トレイとその上方に配される前記読取装置側のトレイとの間が、上方に配置されるトレイの底板で仕切られるように構成されたものにおいて、上方に配置されるトレイの底板は、奥端をヒンジとして前端が装置の高さ方向に変位可能な構成としてあるところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のものにおいて、前記読取装置は前記画像形成装置本体に対し、装置本体の上部奥側に設けられるヒンジにより連結される一方、前記画像形成装置本体の上面に前記記録媒体排紙トレイが設けられ、前記ヒンジを中心に前記読取装置の前端を持ち上げると、前記記録媒体排紙トレイが露出される構成としてあるところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のものにおいて、前記読取装置について、前記原稿載置トレイ上に載置された原稿を装置の奥側でUターン状に反転させ、その後、原稿の画像を読み取って前記原稿載置トレイ上に排出させるように原稿搬送パスが形成されたものにおいて、前記原稿をUターンさせる部分に開閉可能なカバーが設けられるとともに、同カバーを開放させ、そこより原稿を送り出すことで前記原稿搬送パスに合流可能なストレートパスが設けられているところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のものにおいて、前記画像形成装置本体の下面には、前記画像形成装置本体を静止保持する複数の荷重支持体が設けられるとともに、これら各荷重支持体の摩擦係数を、前記画像形成装置本体の前端を持ち上げたときに、摩擦係数のより小さい荷重支持体が装置を支える状態となるように定めてあるところに特徴を有する。
上記の目的を達成するための手段として、請求項13の発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置本体上に、原稿の画像を読取る読取装置を重ねて配置した読取機能付き画像形成装置であって、前記画像形成装置本体は、記録媒体が積層状に収容される供給カセットと、前記供給カセットから送り出された記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、記録媒体排紙トレイと、画像形成後の記録媒体を前記記録媒体排紙トレイ上に排出させる記録媒体排出機構と、から構成され、前記読取装置は、原稿が載置される原稿載置トレイと、原稿上の画像を読取手段と、前記原稿載置トレイに載置された原稿を前記読取手段に向けて搬送する原稿搬送機構と、原稿排紙トレイと、読取後の原稿を前記原稿排紙トレイ上に排出させる原稿搬送機構と、から構成され、前記供給カセット、前記記録媒体排紙トレイ、前記原稿載置トレイ、前記原稿排紙トレイは、いずれも長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向けつつ上下に重ねて配置され、しかも、これら上下に重ねられた供給カセット並びに3つのトレイには、側縁の前端から後端に亘る範囲を覆う側壁が幅方向の両側に設けられており、前記供給カセット並びに3つのトレイは前記側壁により保持されているところに特徴を有する。
<請求項1、請求項13の発明>
請求項1の発明によれば、原稿載置トレイ並びに、原稿排紙トレイの側方に位置して両トレイを画像形成装置本体の幅方向の両側から保持する一対のトレイ保持部材が設けられている。このような構成であれば、両トレイをしっかりと保持することが出来るので、衝撃に強い構造となる。より具体的に言えば、棚などに画像形成装置を出し入れする際に棚の壁に装置をぶつけてしまったとしても、その衝撃は、まず、トレイ保持部材に加わるので、トレイに加わる衝撃を和らげることが出来、トレイを有効に保護できる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、トレイの前端から後端に亘る全範囲をトレイ保持部材で覆っているので、原稿載置トレイ、原稿排紙トレイの保護効果がより高まる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、トレイ保持部材の上端は平らな座面となっているので上に物が置ける。また、上部の一部に出っ張りがないので棚にも入れ易い。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、トレイ保持部材の外側面が、筐体の外側面と面一をなす。このような構成であれば、外面に凹凸がなくなるので、ひっかかりがなく、小スペースの棚などに装置を設置するのに好適な構成となる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、プロセスユニットを装置の正面側(前面側)から挿抜できるので、メンテナンス性に優れる(メンテナンス作業を行い易い)。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、原稿排紙トレイの上方に、原稿載置トレイが配置されている。このような構成とすれば、原稿排紙トレイに比べて原稿載置トレイの方が露出される面積が増える。すなわち、その分、原稿のセットが容易に出来、使い勝手がよい。
<請求項7並びに請求項8の発明>
請求項7の発明によれば、原稿の前端が原稿排紙トレイの前端から突出するよう構成されているので、そこを掴んでやれば、原稿を容易に手に取ることが出来る。また、請求項8の発明によれば、読取装置の上部前端の角部分が斜め、或いは曲面状に切り落とされた形状をなす。このような構成であれば、危害防止として有効であり、また、原稿載置トレイに対する原稿のセット、並びに原稿排紙トレイからの原稿の取り出しが一層容易に出来、使い勝手がよい。
<請求項9の発明>
底板の前端を持ち上げれば、記録媒体排紙トレイの間口を広く取れるので、画像形成後の記録媒体の取り出しが容易に出来る。特に、葉書など小サイズ紙の取り出しが容易となる。
<請求項10の発明>
記録媒体排紙トレイを露出させることが出来るので、画像形成後の記録媒体の取り出しが、更に容易となる。特に、葉書など小サイズ紙の取り出しが容易となる。
<請求項11の発明>
このような構成であれば、硬く、湾曲し難い材質の原稿、並びに薄紙や封筒、小サイズ紙等の原稿についても容易に搬送できる。
<請求項12の発明>
このような構成であれば、棚などに収めた状態にあっても、前端を持ち上げて引き込めば、簡単に画像形成装置を取り出すことが出来る。また、使用時には、摩擦係数の大きい荷重保持体が棚の板に接触した状態にあるので、すべり難い。従って、外部から振動が加わったときに画像形成装置が棚から落下する、といった危険性を小さく出来る。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5を参照して説明する。
図1は本実施形態に適用された複合機Sの斜視図、図2は、その垂直断面図である。以下の説明において、図1に示すA矢印の方向を装置本体の幅方向、B矢印に示す方向を装置本体の奥行き方向とし、操作パネル15が設けられている側を装置の正面(前側)とする。
複合機Sは前方並びに上方の二方向に開口する筐体11内に、画像形成装置本体10を構成する各装置、並びに原稿画像読取み用の読取装置100を上下に重ねて配置したものである。ここで、本複合機Sの特徴的な構成について簡単に説明すると、画像形成装置本体10は、供給カセット21、記録紙排紙トレイ(本発明の記録媒体排紙トレイに相当)71を備え、読取装置100は原稿排紙トレイ141、原稿載置トレイ131を備えるが、これら供給カセット21、記録紙排紙トレイ71、原稿排紙トレイ141、原稿載置トレイ131が、いずれも長手方向を装置本体の奥行き方向(図1のB方向)に向けつつ、下から順に重ねた状態で配されている。
そして、これら各トレイ71、131、141並びに供給カセット21の幅方向の両側には筐体11の側壁(本発明のトレイ保持部材に相当)12がその全高、全奥行き(前端から奥端に至る全範囲)に亘って位置して各トレイ71、131、141並びに供給カセット21を保持し、装置全体が略箱型に形成されている。
原稿載置トレイ131は筐体11の左右の両側壁12を架設するとともに、前部寄りの位置に一対のサイドガイド132が設けられる一方、後端寄りの位置には上部カバー121が設置されている。サイドガイド132は、装置の幅方向にスライドして載置される原稿を両側から挟み込むことで原稿の斜行を修正するものである。
また、上部カバー121は、上面121Aが筐体11の上縁12Bと面一をなす設定とされている。より具体的に説明すると、筐体11の左右の側壁12は原稿載置トレイ131より装置の高さ方向で上方に突出するとともに、その突出した部分の上端は平らな平坦面12Bとされている。そして、上部カバー121の上面121Aが平坦面12Bと面一をなすようにしてある。このような構成とすることで、複合機Sの上面は平らな座面とされ、例えば、そこに物を置くことも出来るようになっている。
また、同図に示すように、複合機Sの上部前端は、角部分がその全幅に亘って斜めに切り落とされている。言い換えると、原稿載置トレイ131と原稿排紙トレイ141の前端がカットされ、トレイの全長が短くされている。具体的には、標準原稿(例えば、A4のもの)の全長より、両トレイの131、141の全長が短くなるように複合機Sの上部前端がカットしてある。係る構成とすることで原稿をセットし易く、また、排紙されたときには、図2に示すように原稿の先端が前方に突出するので取り易くなる。
また、装置正面の傾斜面13を利用して操作パネル15が配置されている。具体的には、図1における右側の傾斜面13Aの幅が、左側の傾斜面13Bの幅より広くとってあり、幅広の右側の傾斜面13Aのほぼ全体を使用して操作パネル15が配置されている。そして、この操作パネル15に対するパネル操作を行なうことで、コピー枚数等の設定を種々変更することが出来る。また、装置の前面を斜めに切り落とす形状とすることで、危害防止としても有効である。
また、図1における符号17はフロントカバーである。フロントカバー17は筐体11に対し、同筐体11の前面下部に設けられるヒンジ(図示せず)により連結されており、常には、筐体11の前面を閉止した状態(図2参照)にあるが、所定操作を行うことで、ヒンジを中心に回動して前面を開放出来る(図3参照)。
一方、筐体11の後部上端には後端カバー(請求項11に記載のカバーに相当)125が設けられている。この後端カバー125の内部には弧状の原稿搬送パスL2が形成されている。以下、各部の構成について具体的に説明してゆく。
<画像形成装置本体>
画像形成装置本体10はいわゆる電子写真方式のレーザプリンタであって、記録紙を一枚づつ送り出すフィーダ部20、プロセスユニット30、露光装置としてのスキャナ部50、記録紙排紙トレイ71などを主体として構成され、これら各部が下から順に積み重ねて配置されている。尚、プロセスユニット30、スキャナ部50が本発明の画像形成手段に相当する。
記録紙の搬送経路L1は、図2において一点鎖線で示す通りであり、フィーダ部20の前方上部で前側から後側へとU字状に約180度反転した後、複合機Sの後部に向かう。そして後端部側に至ると、今度は前側へとU字状に約180度反転して記録紙排紙トレイ71に至る経路をとる。そして、フィーダ部20から送り出された記録紙は、搬送経路L1を搬送される過程でトナー像が形成されるとともに、これが定着部60によって熱定着されることで所望の画像が形成されるようになっている。
フィーダ部20は薄いトレイ状をなす供給カセット21を備える。供給カセット21は、記録媒体としての記録紙が長手方向を装置の奥行き方向に向けて積層状に収容され、筐体11の下部に設けられるカセット収容部18に対して、装置の正面側からの操作により脱着されるように構成されている。
また、筐体11の前方下部であって、供給カセット21の正面側に給紙ローラ25、送出ローラ26が設けられており、供給カセット21から記録紙を一枚ずつ正面側に引きだした後、筐体11の奥側に方向転換させつつ搬送経路L1に送り出すようになっている。また、図2における符号27は搬送ローラである。また、図1に示す符号230は、手差し用のトレイである。
プロセスユニット30は供給カセット21の上方やや前部寄りの位置にあって、ドラムカートリッジ31と現像カートリッジ41とを有している。図2に示すように、ドラムカートリッジ31は感光ドラム32、帯電器35、転写ローラ39を備えている。感光ドラム32は、記録紙の幅方向(図2の紙面に直交する方向)に沿って延びる円筒状をなし、その表面部分が、ポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成され、図示しないメインモータからの動力によって回転駆動されるように構成されている。
帯電器35は、いわゆるスコロトロン型の帯電器であり、グリッドを兼ねたシールドケース36内に帯電ワイヤ37を収容してなる。帯電ワイヤ37には高電圧が印加されるよう構成されており、これにより、コロナ放電を生じさせる。そして、放電の際に、グリッドに一定電圧を印加することで、感光ドラム32の表面を一様に正極性に帯電させる機能を有する。
転写ローラ39は感光ドラム32の下方において同感光ドラム32に対向配置される。この転写ローラ39は金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアス(転写順バイアス)が印加されるように構成されている。
現像カートリッジ41はトナーを収納するトナー収容体41Aの下部に、現像ローラ43、供給ローラ45を備える。現像ローラ43と供給ローラ45とは対向配置されている。そして、トナー収容体41A内には、攪拌用のアジテータ47が設けられている。トナー収容体41Aから放出されるトナーは、供給ローラ45の回転により、現像ローラ43に供給され、両間をトナーが通過するときに、回転に伴う摩擦によりトナーを正極性に摩擦帯電する。そして、摩擦帯電されたトナーは、現像ローラ43により感光ドラム32に供給される。
そして、先にも述べたように、筐体11の前面は常にはフロントカバー17により閉止されているが、所定操作することで、図3に示すように開放させることが出来、そこから、装置の正面側からの操作によりプロセスユニット30を挿抜出来るように構成されている。
次に、露光装置としてのスキャナ部50について説明する。
スキャナ部50は、プロセスユニット30の上部に設けられ、レーザ発光部(図示省略)、ポリゴンモータ51により回転駆動されるポリゴンミラー52、レンズ53、55、反射鏡54、56などを備える。
そして、レーザ発光部から出射されたレーザビームは、ポリゴンモータ51で駆動されたポリゴンミラー52で所定方向に反射される。その後、反射光はレンズ53を通過した後、反射鏡54、レンズ55、反射鏡56を順に経て(図2における二点鎖線で示す経路を経て)感光ドラム32の表面上に高速走査される。
次に、定着部60について説明する。
定着部60はプロセスユニット30の後方に設けられている。定着部60は、加熱ローラ63と、同加熱ローラ63に対して対向対置される押圧ローラ62とからなる。加熱ローラ63は加熱のためのハロゲンランプ(図示せず)を備え、転写ローラ39により記録紙上に転写されたトナー像(現像剤像)を、記録紙が加熱ローラ63と押圧ローラ62との間を通過する間に熱定着させるものである。
また、定着部60の上方には、記録紙排紙トレイ71が設けられている。この記録紙排紙トレイ71は左右の両側縁を筐体11の側壁12に保持されるとともに、後部側が装置の奥方に向けてなだらかに下降傾斜している。そして、奥壁72には排紙口(本発明の記録媒体排出口に相当)72Aが形成されるとともに、同排紙口72Aの更に奥方には排紙ローラ(本発明の記録媒体排出機構に相当)73が設けられている。
ここで、一連の画像形成動作について簡単に説明すると、まず、感光ドラム32の表面は、その回転に伴って、帯電器35により一様に正帯電される。その後、所定の画像データが例えば、上位装置から入力されると、画像データに基づく制御が開始されてスキャナ部50から感光ドラム32に向けてレーザ光が照射される。これにより、感光ドラム32の表面には、画像データに応じた所定の静電潜像が形成、すなわち一様に正帯電された感光ドラム32の表面のうち、光が照射された部分は電位が下がる(いわゆる露光)。
次いで、現像ローラ43の回転により、現像ローラ43上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム32の表面上に形成される静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム32の静電潜像は可視像化され、感光ドラム32の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
また、上記したトナー像を形成するための処理と並行して、記録紙を搬送する処理が行なわれる。すなわち、給紙ローラ25の回動により、供給カセット21から記録紙が一枚ずつ搬送経路L1へと送り出される。搬送経路L1に送り出された記録紙は、搬送ローラ27により、転写位置(感光ドラムと転写ローラとが接触する点)Pに運ばれる。
すると、この転写位置Pを通るときに、転写ローラ39に印加される転写バイアスによって、感光ドラム32の表面上に担持されたトナー像が記録紙の表面に転写される。かくして、記録紙上には、所望のトナー像が形成される。その後、定着部60を通過するときに転写されたトナー像は熱定着される。
その後、画像形成後の記録紙は、搬送経路L1を更に下流へと辿ってゆき、排紙ローラ73に達すると、図2に示すように、同排紙ローラ73により排紙口72Aから装置の正面側に向けて送り出されて、記録紙排紙トレイ71上に排紙されることとなる。
<読取装置>
読取装置100は、画像の読取機能を有するコンタクトイメージセンサ(以下、単にCISとする)105と、原稿載置トレイ131と、原稿排紙トレイ141と、原稿載置トレイ131に載置された原稿をCIS105に送りだして原稿排紙トレイ141上に排紙するADF機構(本発明の原稿搬送機構、原稿排出機構に相当する)110とからなる。尚、CISが本発明の読取手段に相当するものである。
図2に示すように、原稿排紙トレイ141は、原稿載置トレイ131と記録紙排紙トレイ71との間にあって、奥端が記録紙排紙トレイ71の奥壁72の上部に設けられるヒンジ(請求項9の発明を構成するヒンジに相当)75に連結されている。また、ヒンジ75の上方であって、原稿排紙トレイ141の奥壁142にあたる位置には原稿排出口142Aが開口し、更に、その奥方(図2における右側)には、原稿排紙ローラ117、CIS105、搬送ローラ115が左右に並んで設けられている。
一方、筐体11の側壁12には支持凸部12Aが設けられている。原稿排紙トレイ141は、この支持凸部12Aにより底板141Aの前端の下部を下支えされることで、図2に示す水平な姿勢に保持されている。そのため、自重に抗する程度の軽い力で持ち上げれてやれば、図4に示すように、同ヒンジ75を中心に回動し先端側が上に動く。一方、下向きに強く力を加えると、底板141Aが支持凸部12Aを乗り越えるようになっており、底板141Aを下方にも回動できるように構成されている。
このような構成とすることで、必要に応じて記録紙排紙トレイ71の間口を広くとることが出来るようになっている。尚、原稿載置トレイ131並びに原稿排紙トレイ141は、記録紙排紙トレイ71と同様に、後部側が装置の前方から奥方に向けてなだらかに下降傾斜している。
そして、筐体11の後端上部であって、両トレイ131、141の後方領域には、原稿載置トレイ131上に載置された原稿を装置の奥側に引き出した後、Uターン状に反転させ、原稿をCIS105上に案内する原稿搬送パスL2が形成されている。
ADF機構110は、原稿給紙ローラ111、搬送ローラ115、並びに上述の原稿排紙ローラ117などから構成され、これら各ローラ111、115、117を原稿排紙パスL2の上流側から下流側に向けて順に配してなる。また、図2に示す符号113は分離片であって、原稿給紙ローラ111から送り出される原稿が一枚づつ分離された状態で送り出されるように積層された原稿を分離する機能を有する。また、符号116は原稿をCIS105の読取面に密着させるため原稿押圧片である。
CIS105は、受光素子としてのフォトダイオードを一列状に複数個配したライン型のセンサであって、長手方向を原稿の搬送方向と直交する方向に向けて配置されている。CIS105には、照明装置としての光源(図示せず)が付設されており、同光源より出射された光は、原稿搬送パスL2を送られCIS105上を通過する原稿上に照射され、その反射光が個々のフォトダイオードで受光される。
これにより、各フォトダイオードからは受光した光の光強度(明度)に応じたレベルの電気信号が出力され、これを図示しないA/D変換器にてデジタルデータ化することで、原稿画像を読み取ることが出来る。
そして、読取が行なわれた後、原稿は原稿排紙ローラ117により原稿排出口142Aから装置の正面側に向けて送り出されて、原稿排紙トレイ141上に排紙されることとなる。そして、先にも述べたように、複合機Sの上部前端は斜めに切り落とされ、各トレイ131、141の全長を短くしてある。これにより、排紙されたときに、原稿の前端が原稿排紙トレイ141の前端から突出するので、そこを掴んでやれば、読取後の原稿を容易に手に取ることが可能となる。
また、本実施形態には、先の原稿搬送パスL2の他に、ストレートパスL3が用意されている。図5に示すように、後端カバー125は、第二ヒンジ153を中心に装置の後方に約180度回動させることが出来るようになっており、同カバー125を開くと、更に、上部カバー121についても装置の後方に回動操作できるようになっている。
すなわち、上部カバー121は筐体11に対して第一ヒンジ151により連結されており、同第一ヒンジ151を中心に装置の奥側に向けて約180回動出来るようになっている。そして上部カバー121を回動させると、これと一体的に原稿給紙ローラ111、分離片113、並びに用紙ガイド119も回動する。
これにより、上部カバー121の裏面121Bが原稿載置トレイとして機能するとともに、そのときには、用紙ガイド119により、載置された原稿をCIS105に向けて水平に案内するストレートパスL3が形成される。係る構成であれば、硬く、湾曲し難い材質の原稿、並びに薄紙や封筒、小サイズ紙等の原稿についても容易に搬送できる。尚、上部カバー121を開いたとき(180度回動させたとき)に、干渉しないように後端カバー125の第二ヒンジ153は、第一ヒンジ151より下方に配置されている。
上述した構成により、「前記読取装置について、前記原稿載置トレイ上に載置された原稿を装置の奥側でUターン状に反転させ、その後、原稿の画像を読み取って前記原稿載置トレイ上に排出させるように原稿搬送パスが形成されたものにおいて、前記原稿をUターンさせる部分に開閉可能なカバー(ここでは、後端カバー125)が設けられるとともに、同カバーを開放させ、そこより原稿を送り出すことで前記原稿搬送パスに合流可能なストレートパスが設けられている」が実現されている。
このように、本実施形態によれば、原稿のセット、排紙された原稿、記録紙の取り出しをいずれも装置本体の正面から行なうことが出来、しかも、複合機Sは全体として箱型に形成されている。したがって、棚などに収容した状態で使用することが可能で、使用性に富み、設置スペースも最低限のスペースで済む。
また、複合機Sはこれら以外にも、操作パネル15のパネル操作、供給カセット21の脱着操作、プロセスユニット30の脱着操作についていずれも装置本体の正面側からの操作により行なうようにしてある。このように、装置に対するアクセス方向が正面側に統一されているので、使い勝手がよい。
加えて、原稿載置トレイ131並びに原稿排紙トレイ141は、前端から奥端に至る全体が筐体11の側壁12に囲まれている。言い換えれば、トレイ131、141の側縁部が筐体11内に収まっており、外部への飛び出しがない。このような構成であれば、両トレイ131、141をしっかりと保持することが出来るので、衝撃に強い構造となる。より具体的に言えば、棚などに複合機Sを出し入れする際に棚の壁に装置をぶつけてしまったとしても、その衝撃は、まず、筐体11に加わるので、トレイ131、141に加わる衝撃を和らげることが出来、トレイ131、141を有効に保護できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6を参照して説明する。
実施形態2のものは、実施形態1の複合機Sの下面の4隅に、複合機Sを支える荷重支持体170を設けたものである。荷重支持体170のうち、装置の前部に配される荷重支持体171はゴム製とされ、形状は直方体形状とされる。一方、装置の後部にあっては、装置の前部と同じくゴム製の荷重支持体171が配されるが、その後方に荷重支持体172が並べて配置されている。荷重支持体172は合成樹脂製であって、ゴム製の荷重支持体172に比べて摩擦係数が小さく、その断面形状は半円弧状とされる。
係る構成とすることで、複合機Sの前端を持ち上げたときに、摩擦係数のより小さい荷重支持体172が装置を支え、しかもその円弧部分が板面Tに接した状態となる(図6参照)ので、例えば、その状態から軽く引き込むだけで、複合機Sを滑らかに引き出せる。すなわち、棚に収容された複合機Sを必要最小限の力で取り出せる。また、使用時には、摩擦係数の大きい荷重保持体171が板面Tに接触した状態にあるので、すべり難い。従って、外部から振動が加わったときに複合機Sが棚から落下する、といった危険性を小さく出来る。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図7又は、図8を参照して説明する。
実施形態3のものは、実施形態1の構成に対して筐体11の構造を変更したものであり、他の部分の構成は、基本的には実施形態1と同じである。
実施形態3では、記録紙排紙トレイ71と、原稿排紙トレイ141との間で筐体200が上下に2分割され、これら上下筐体200A、200Bの奥端同士がヒンジ(請求項10に記載の発明を構成するヒンジに相当)220により連結されている。これにより、分割された上側の筐体200Bが、図8に示すように開き操作でき、記録紙排紙トレイ71の上面を露出させることが出来る。
このような構成であれば、全長の短い記録紙(はがき等)に印刷をした場合であっても、排紙後の記録紙を容易に取り出すことが可能となる。また、この実施形態のものは、実施形態1の上部カバー121を上側の筐体200Bと一体的に形成(符号210の部分)している。係る構成とすることで、筐体の剛性を高くでき、トレイ131、141の保護効果が高まるように配慮されている。
そして、このものでは、分割された両筐体200A、200Bの外側面同士(図7における左奥側の外面)が面一をなすように設定されており、外面に凹凸がないように配慮されている。尚、係る構成により、本発明の「トレイ保持部材は外側面(ここでは、筐体200Bの外側面)が、前記筐体の外側面(ここでは、筐体200Aの外側面)と面一をなす」が実現されている。
また、図7に示す符号230は手差し用のトレイである。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図9を参照して説明する。
実施形態4のものは、実施形態3の構成に対して、原稿載置トレイ131と原稿排紙トレイ141の配置を上下逆転したものであり、下側に原稿載置トレイ231を配し、上側に原稿排紙トレイ241を配している。他の部分の構成は、実施形態3と同じである。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1ないし実施形態4では、いずれも電子写真式の画像形成装置を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、インクジェット方式の画像形成装置にも適用可能である。
(2)実施形態1ないし実施形態4では、いずれも装置の上部前端を斜めに切り落とす形状としたが、全体として箱型(各トレイの両側が側壁に覆われている)であり、かつ装置の正面側からアクセス可能なものであればよい。例えば、図10に示すように、複合機の全体を直方体状とする等である。
(3)実施形態2では、装置の後部にゴム製と樹脂製、双方の荷重支持体を配置したが、装置の前端を持ち上げたときに、摩擦係数のより小さい荷重支持体が装置を支える状態となればよく、例えば、図11に示すように、装置の後部の荷重支持体を樹脂製のもののみとしてもよい。尚、このものでは、装置の後部に高さの異なる荷重支持体250A、250Bを2つ前後に並べて配置することで、装置の前端を持ち上げたときには、両荷重支持体250A、250Bで装置を2点支持するように構成されている。
(4)実施形態1では、複合機Sの上部前端を斜めに切り落としたが、側面からみたときに曲線状となるように、切り落としてもよい。
実施形態1に係る複合機の斜視図 その中央断面図 プロセスユニットの脱着操作を示す断面図 原稿排紙トレイの前端を上下動させた状態を示す断面図 ストレートパスを示す図 実施形態2に係る複合機の側面図 実施形態3に係る複合機の斜視図 記録紙排紙トレイを露出させた状態を示す図 実施形態4に係る複合機の斜視図 他の実施例を示す図 他の実施例を示す図
符号の説明
S…複合機
10…画像形成装置本体
11…筐体
12…側壁(トレイ保持部材)
21…供給カセット
71…記録紙排紙トレイ(記録媒体排紙トレイ)
100…読取装置
131…原稿載置トレイ
141…原稿排紙トレイ

Claims (13)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置本体上に、原稿の画像を読取る読取装置を重ねて配置した読取機能付き画像形成装置であって、
    前記画像形成装置本体は、
    装置を内部に収容する筐体と、
    長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向けた状態で記録媒体が積層状に収容される供給カセットと、
    前記供給カセットから送り出された記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向けた状態で前記供給カセットの上方に重ねて配置される記録媒体排紙トレイと、
    前記記録媒体排紙トレイの奥方に設けられる記録媒体排出口から画像形成後の記録媒体を前記記録媒体排紙トレイ上に排出させる記録媒体排出機構と、からなり、
    前記読取装置は、
    長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向けて配置される原稿載置トレイと、
    原稿上の画像を読み取る読取手段と、
    前記原稿載置トレイに載置された原稿を前記読取手段に向けて搬送する原稿搬送機構と、
    長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向け、前記原稿載置トレイと上下に重ねて配置される原稿排紙トレイと、
    前記原稿排紙トレイの奥方に設けられる原稿排出口から読取後の原稿を前記原稿排紙トレイ上に排出させる原稿排出機構と、
    前記原稿載置トレイ並びに、前記原稿排紙トレイの側方に位置して両トレイを画像形成装置本体の幅方向の両側から保持する一対のトレイ保持部材と、から構成されている読取機能付き画像形成装置。
  2. 前記一対のトレイ保持部材は前記原稿載置トレイの側縁部並びに、前記原稿排紙トレイの側縁部の前端から奥端に至る範囲の全体を覆う大きさをなす形状とされている請求項1に記載の読取機能付き画像形成装置。
  3. 前記一対のトレイ保持部材の上端は、前記原稿載置トレイ、並びに前記原稿排紙トレイのうち、装置の高さ方向で上側に位置する側のトレイよりも上方に突出しており、更に、この突出した上端部分は平らな座面とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の読取機能付き画像形成装置。
  4. トレイ保持部材の外側面が、前記筐体の外側面と面一をなす構成とされている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の読取機能付き画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置であり、
    前記筐体の前面には開閉可能なフロントカバーが設けられ、そこより、前記画像形成手段を構成するプロセスユニットを挿抜可能な構成とされている請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の読取機能付き画像形成装置。
  6. 前記原稿排紙トレイの上方に、前記原稿載置トレイが配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の読取機能付き画像形成装置。
  7. 前記原稿排紙トレイは全長が原稿の全長より短く設定され、排紙後の原稿の前端が同原稿排紙トレイの前端から装置の前方に突出する構成としてあることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の読取機能付き画像形成装置。
  8. 前記読取装置は上部前端の角部分が斜め、或いは曲面状に切り落とされた形状をなすことを特徴とする請求項7に記載の読取機能付き画像形成装置。
  9. 前記記録媒体排紙トレイとその上方に配される前記読取装置側のトレイとの間が、上方に配置されるトレイの底板で仕切られるように構成されたものにおいて、
    上方に配置されるトレイの底板は、奥端をヒンジとして前端が装置の高さ方向に変位可能な構成としてあることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の読取機能付き画像形成装置。
  10. 前記読取装置は前記画像形成装置本体に対し、装置本体の上部奥側に設けられるヒンジにより連結される一方、前記画像形成装置本体の上面に前記記録媒体排紙トレイが設けられ、
    前記ヒンジを中心に前記読取装置の前端を持ち上げると、前記記録媒体排紙トレイが露出される構成としてあることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずかに記載の読取機能付き画像形成装置。
  11. 前記読取装置について、前記原稿載置トレイ上に載置された原稿を装置の奥側でUターン状に反転させ、その後、原稿の画像を読み取って前記原稿載置トレイ上に排出させるように原稿搬送パスが形成されたものにおいて、
    前記原稿をUターンさせる部分に開閉可能なカバーが設けられるとともに、同カバーを開放させ、そこより原稿を送り出すことで前記原稿搬送パスに合流可能なストレートパスが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の読取機能付き画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置本体の下面には、前記画像形成装置本体を静止保持する複数の荷重支持体が設けられるとともに、
    これら各荷重支持体の摩擦係数を、前記画像形成装置本体の前端を持ち上げたときに、摩擦係数のより小さい荷重支持体が装置を支える状態となるように定めてあることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の読取機能付き画像形成装置。
  13. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置本体上に、原稿の画像を読取る読取装置を重ねて配置した読取機能付き画像形成装置であって、
    前記画像形成装置本体は、
    記録媒体が積層状に収容される供給カセットと、前記供給カセットから送り出された記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、記録媒体排紙トレイと、画像形成後の記録媒体を前記記録媒体排紙トレイ上に排出させる記録媒体排出機構と、から構成され、
    前記読取装置は、
    原稿が載置される原稿載置トレイと、原稿上の画像を読取手段と、前記原稿載置トレイに載置された原稿を前記読取手段に向けて搬送する原稿搬送機構と、原稿排紙トレイと、読取後の原稿を前記原稿排紙トレイ上に排出させる原稿搬送機構と、から構成され、
    前記供給カセット、前記記録媒体排紙トレイ、前記原稿載置トレイ、前記原稿排紙トレイは、いずれも長手方向を画像形成装置本体の奥行き方向に向けつつ上下に重ねて配置され、しかも、
    これら上下に重ねられた供給カセット並びに3つのトレイには、側縁の前端から後端に亘る範囲を覆う側壁が幅方向の両側に設けられており、前記供給カセット並びに3つのトレイは前記側壁により保持されていることを特徴とする読取機能付き画像形成装置。
JP2005355022A 2005-12-08 2005-12-08 読取機能付き画像形成装置 Expired - Fee Related JP4577202B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005355022A JP4577202B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 読取機能付き画像形成装置
US11/555,598 US7689158B2 (en) 2005-12-08 2006-11-01 Image forming apparatus having image reading function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005355022A JP4577202B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 読取機能付き画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007159022A true JP2007159022A (ja) 2007-06-21
JP4577202B2 JP4577202B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=38139532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005355022A Expired - Fee Related JP4577202B2 (ja) 2005-12-08 2005-12-08 読取機能付き画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7689158B2 (ja)
JP (1) JP4577202B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180867A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Canon Inc 画像形成装置
JP2012185462A (ja) * 2010-12-24 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2017095230A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 キヤノン電子株式会社 シート搬送装置
CN112193904A (zh) * 2019-07-08 2021-01-08 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8379275B2 (en) * 2007-07-31 2013-02-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Scanner module and image scanning apparatus employing the same
EP2026556B1 (en) 2007-07-31 2013-05-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Multi-functional device having scanner module and image scanning apparatus employing the scanner module
US8358447B2 (en) 2007-07-31 2013-01-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Scanner module and image scanning apparatus employing the same
JP2009058643A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009058641A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009058644A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2009058642A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP4404121B2 (ja) * 2007-09-05 2010-01-27 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP7188263B2 (ja) * 2019-04-24 2022-12-13 セイコーエプソン株式会社 記録装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09200399A (ja) * 1996-01-12 1997-07-31 Canon Inc ファクシミリ装置
JP2002059843A (ja) * 2000-08-17 2002-02-26 Hisatoho Oogawara 自在キャスタを取り付けた車両
JP3466819B2 (ja) * 1996-07-17 2003-11-17 京セラミタ株式会社 画像形成装置
JP3639614B2 (ja) * 1994-05-09 2005-04-20 キヤノン株式会社 多機能画像形成装置
JP2005192243A (ja) * 2005-02-21 2005-07-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2005252892A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09311514A (ja) 1996-05-21 1997-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像読取り複合装置
JPH11119496A (ja) 1997-10-09 1999-04-30 Canon Inc 画像形成装置及びそのトレイ構造
JPH11289411A (ja) 1998-04-01 1999-10-19 Sharp Corp 画像処理装置
JP2000079028A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Yoshiyuki Goto 家具用脚体の滑り止め
JP2001063175A (ja) 1999-08-25 2001-03-13 Canon Inc 画像形成装置
US6825864B2 (en) * 2001-11-26 2004-11-30 Codonics, Inc. Multi-media printer
US7190921B2 (en) * 2003-07-31 2007-03-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing cartridge, photosensitive member cartridge, process unit, and image forming apparatus
JP2005221648A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Canon Inc 多機能画像形成装置
JP4488492B2 (ja) * 2004-02-27 2010-06-23 京セラミタ株式会社 画像形成装置及び画像読み取り装置
JP4322709B2 (ja) * 2004-03-08 2009-09-02 ブラザー工業株式会社 原稿搬送装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3639614B2 (ja) * 1994-05-09 2005-04-20 キヤノン株式会社 多機能画像形成装置
JPH09200399A (ja) * 1996-01-12 1997-07-31 Canon Inc ファクシミリ装置
JP3466819B2 (ja) * 1996-07-17 2003-11-17 京セラミタ株式会社 画像形成装置
JP2002059843A (ja) * 2000-08-17 2002-02-26 Hisatoho Oogawara 自在キャスタを取り付けた車両
JP2005252892A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2005192243A (ja) * 2005-02-21 2005-07-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180867A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Canon Inc 画像形成装置
JP2012185462A (ja) * 2010-12-24 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2017095230A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 キヤノン電子株式会社 シート搬送装置
CN112193904A (zh) * 2019-07-08 2021-01-08 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
US11061352B2 (en) 2019-07-08 2021-07-13 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus having a common discharge part for discharging a sheet with an image formed by an image forming unit and a document after reading by an image reading unit

Also Published As

Publication number Publication date
US7689158B2 (en) 2010-03-30
JP4577202B2 (ja) 2010-11-10
US20070134036A1 (en) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4577202B2 (ja) 読取機能付き画像形成装置
JP4760601B2 (ja) 画像形成装置
JP2006003649A (ja) 画像形成装置
JP4437536B2 (ja) 画像形成装置
JP2006036437A (ja) 画像形成装置
JP4658650B2 (ja) 画像形成装置
JP3356172B2 (ja) 画像形成装置
JP2007034271A (ja) 画像形成装置
JP4013159B2 (ja) 自動原稿搬送装置、その自動原稿搬送装置を備える読取ユニット及び画像形成装置
JP2005343582A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP6197310B2 (ja) 画像形成装置
JP2013191797A (ja) シールドケース、シールドケースユニット及び画像形成装置
JP2005001825A (ja) シートトレイ,画像処理装置
JP2006157724A (ja) 画像形成装置
JP4107321B2 (ja) 画像形成装置
JP2008273635A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2006039194A (ja) 画像形成装置
JP2009292581A (ja) 給紙トレイ、給紙装置及び画像形成装置
JP3392429B2 (ja) 複写機及びスキャナ・画像形成装置
JP4557448B2 (ja) 画像形成装置
JP2004246376A (ja) 画像形成装置
JP2014040318A (ja) 自動原稿搬送装置、画像形成装置
JP4494343B2 (ja) トナーカートリッジ及び画像形成装置
JP5387340B2 (ja) 画像形成装置
JP2003101703A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080529

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091013

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100809

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4577202

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees