JP2009292581A - 給紙トレイ、給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型の給紙トレイにおいて、使用頻度の高いA4サイズ及びレターサイズの用紙について規定積載量の2倍の量を収納できるようにする。
【解決手段】ダブルレターサイズの用紙の長手方向を用紙搬送方向と平行にして当該用紙を収納可能な空間部を有し、複数枚の用紙を積載して収納する給紙トレイ1において、前記空間部の用紙搬送方向最上流側にダブルレターサイズの用紙の後端の角部を保持する第1の保持部20と、この第1の保持部より用紙搬送方向下流側であって、A4サイズの用紙を並べて収納したときに用紙搬送方向上流側に収納された用紙の後端の角部を保持する第2の保持部21とを設け、前記第2の保持部21の前記用紙が接触するトレイ壁にはテーパ16を形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数枚の用紙を収納する給紙トレイ、給紙トレイから取り出した用紙を印字部に送り出す給紙装置、及びこの給紙装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの機能の少なくとも2つを備えたデジタル複合機等の画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいは複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を備えたデジタル複合機などの画像形成装置には、複数枚の記録媒体である用紙を収納し、印字部にそれら用紙を1枚ずつ送り出す給紙装置が設けられている。給紙装置は、用紙を収容する給紙トレイを備えているが、当然ながら、トレイの大きさにより用紙積載量が制限されている。
大型の画像形成装置にあっては、例えば特許文献1に見られるように、2つの用紙収納部を並列に配置したタンデムタイプの給紙装置を備え、一方の用紙収納部の用紙がなくなると自動的に他方の用紙収納部に収納されている用紙を一方の用紙収納部に移送し、連続的に給紙することが開示されている。
特許第3619361号公報
しかしながら、このようなタンデムタイプの給紙装置は1つの用紙収納部に1500枚の用紙を収容するというような大型の画像形成装置に設けられるものであり、広く普及している画像形成装置では、通常給紙トレイの用紙収納容量は250枚程度である。そのような小型画像形成装置に、2つの用紙収納部を並列に配置し、用紙を一方の用紙収納部に用紙を移送する機構を設けると、大型化してしまう。
給紙トレイの用紙積載量が250枚程度の積載量しか持たない場合、一般的には500枚が1パックになった用紙パックでは、その半分しかトレイに積載できず、残りの用紙は別途保管しなければならない。そこで、残りの用紙の保管場所が問題となり、保管場所によって画像形成装置の使用者に不都合を強いることになる。特に使用頻度の高いA4サイズの用紙については、補給の頻度が高いので問題となる。
通常、給紙トレイの用紙積載量が250枚程度の積載量しか持たない小型の画像形成装置では、給紙トレイはダブルレターサイズ(279.4mm×431.7mm)用のものが最大である。一方、良く使用されるA4サイズ(210mm×297mm)はレターサイズ(215.9mm×279.4mm)とサイズは近く、幅が少し小さく、長さが少し長い。
しかし、A4サイズの用紙を並べてダブルレターサイズの給紙トレイに入れようとすると、ダブルレターサイズの横寸の方がA4サイズの縦寸よりも小さいので、A4サイズの用紙を並べて収納することができない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、使用頻度の高い第1の大きさ及び第2大きさの用紙について規定積載量の2倍の量を収納できるようにすることにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、ダブルレターサイズの用紙の長手方向を用紙搬送方向と平行にして当該用紙を収納可能な空間部を有し、複数枚の用紙を積載して収納する給紙トレイにおいて、前記空間部の前記用紙搬送方向最上流側に、ダブルレターサイズの用紙の後端の角部を保持する第1の保持部と、この第1の保持部より用紙搬送方向下流側であって、第1の大きさの用紙を並べて収納したときに用紙搬送方向上流側に収納された用紙の後端の角部を保持する第2の保持部と、前記第2の保持部の前記用紙が接触する用紙搬送方向と平行なトレイ壁にテーパ面が形成されていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記前記第2の保持部の前記用紙が接触する用紙搬送方向と垂直なトレイ壁にテーパ面が形成されていることを特徴とする。
第3の手段は、第1または第2の手段において、前記ダブルレターサイズの用紙の後端が対向するトレイ壁に切り欠きが形成されていることを特徴とする。
第4の手段は、ダブルレターサイズの用紙の長手方向を用紙搬送方向と平行にして当該用紙を収納可能な空間部を有し、複数枚の用紙を積載して収納する給紙トレイと、該給紙トレイから前記用紙を1枚ずつ取り出す給紙コロと、前記用紙の搬送方向と直角方向の移動を規制するサイドフェンスと、前記給紙トレイの用紙収納部を用紙搬送方向と直交する方向に2つに区切るエンドフェンスと、前記エンドフェンスと前記給紙コロ間に規定積載量の用紙を積載する第1用紙収納部と、前記エンドフェンスと当該エンドフェンスより用紙搬送方向上流側の前記給紙トレイの後端部との間に形成され、前記規定積載量と同量の追加用紙を積載可能な第2用紙収納部とを備え、前記第2の用紙収納部の前記追加用紙の搬送方向上流側の用紙搬送方向と平行な側部が対向するトレイ壁にテーパ面が形成され、前記空間部を前記エンドフェンスにより区切ることにより得られた前記第1及び第2用紙収納部のそれぞれに第1の大きさまたは第2の大きさの用紙が、当該用紙の短手方向を用紙搬送方向と平行にして収納可能であることを特徴とする。
第5の手段は、第4の手段において、前記第2の用紙収納部の前記追加用紙の搬送方向上流側の用紙搬送方向と直交する後端部が対向するトレイ壁にテーパ面が形成されていることを特徴とする。
第6の手段は、第4または第5の手段において、前記第2の用紙収納部の前記追加用紙の搬送方向上流側の用紙搬送方向と直交する後端部が対向するトレイ壁に切り欠きが形成されていることを特徴とする。
第7の手段は、第4または第6のいずれかの手段において、前記第2用紙収納部に収納される追加用紙と接触する給紙トレイの底面に前記追加用紙の端部をまたぐように凹部が形成されていることを特徴とする。
第8の手段は、第7の手段において、前記凹部は前記追加用紙の用紙搬送方向と平行な端面側の空間と連通していることを特徴とする。
第9の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段に係る給紙トレイを画像形成装置が備えていることを特徴とする。
第10の手段は、第4ないし第8のいずれかの手段に係る給紙装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
後述の実施形態において、給紙トレイは符号1に、用紙は符号6に、給紙コロは符号2に、サイドフェンスは符号4に、エンドフェンスは符号5に、追加用紙は符号7に、トレイ壁はリブ14,19に、傾斜面はテーパ16に、切り欠きは符号17に、凹部は符号18に、第1の保持部は符号20に、第2の保持部は符号21に、第1の大きさの用紙はA4サイズの用紙に、第2の大きさの用紙はレターサイズの用紙にそれぞれ対応している。
本発明によれば、小型の給紙トレイにおいても使用頻度の高い第1の大きさあるいは第2の大きさの用紙を規定積載量の2倍収納することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置全体のシステム構成の概略を示す図である。本実施形態における画像形成装置は、複写機能とこれ以外の機能、例えばプリンタ機能やファクシミリ機能等を有するデジタル複合機として構成されている。この複合機は、図示しない操作部のアプリケーション切り替えキーにより複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能である。複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
本画像形成装置はモノクロ画像形成用のもので、本体100と、この本体100の上部に設置された書込みユニット118と、この書込みユニット118上に設置された画像読取装置106と、さらにその上に設置された自動原稿送り装置(以下、「ADF」と称する)101とから基本的に構成されている。
複写モードでは、次のように動作する。ADF101は、原稿台102に画像面が上になるように原稿束が置かれ、操作部(図示しない)上のスタートキーが押下されると、一番下の原稿が給送ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラスからなる原稿台105上の所定の位置に給送される。ADF101は1枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス105上の原稿は、画像入力手段としての画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。
原稿セット検知器109にて原稿台102上に次の原稿があることが検知された場合には、同様に原稿台102上の一番下の原稿が給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。これら給送ローラ103、給送ベルト104及び排送ローラ107は搬送モータ(図示しない)によって駆動される。
画像読取装置106は、コンタクトガラス105上の原稿を照射する2つのランプ128で照射しながら原稿の画像情報を副走査方向にライン走査し、その反射光を画像データとして第1ミラー129、第2ミラー130、第3ミラー131により所定の方向に反射させ、画像を縮小結像させるレンズユニット132を介して、光電変換装置であるCCDイメージセンサ133等から構成される。
この画像読取装置106によって原稿から読み込まれた画像データは、図示しない画像処理手段を介して書込み手段としての書込みユニット118によって原稿画像に対応した光書込みを行い、感光体ドラム117に静電潜像を形成する。書込みユニット118は、レーザ発光装置134、fθレンズ135、反射ミラー136等で構成されている。なお、露光光源としてはレーザ光としているがこれに限ったものではなく、例えばLEDアレイ等でも良い。
本体100は、感光体ドラム117、現像装置119、定着部121、排紙ユニット122、第1ないし第3の給紙装置110,111,112、縦搬送ユニット116等から構成されている。感光体ドラム117は、図示しない帯電器により一様に帯電された後に書込みユニット118からの光情報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体ドラム117上の静電潜像は現像装置119により現像されてトナー像となる。
感光体ドラム117の下方には搬送ベルト120が配設されている。この搬送ベルト120は、記録媒体である用紙搬送手段及び転写手段を兼ねており、電源(図示しない)から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット116からの用紙を感光体ドラム117と等速で搬送しながら、感光体ドラム117上のトナー像を用紙に転写させる。用紙上のトナー像は定着部121により定着され、排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。感光体ドラム117はトナー像転写後に図示しないクリーニング装置によりクリーニングされる。ここに、感光体ドラム117、帯電器、書込みユニット118、現像装置119、転写手段は画像データにより画像を用紙上に形成する画像形成手段を構成している。感光体ドラム117は、メインモータにより一定速度で回転駆動される。
排紙ユニット122には、両面搬送路が設けられている。すなわち、排紙ユニット122の途中から搬送ローラ対124により送り込まれる反転ユニット125と、反転ユニット125で反転した用紙を再度縦搬送ユニット116側に搬送する画像形成側搬送路126と、反転した用紙を再度排紙ユニット122側に戻す排紙搬送路127とが配置されている。この両面搬送路により用紙207の両面に画像を形成し、あるいは画像が形成された面を下にして排紙トレイ123に排紙することができる。
給紙手段としての第1給紙装置110、第2給紙装置111、第3給紙装置112は、選択されたときに各々第1トレイ113、第2トレイ114、第3トレイ115に積載された用紙を給紙し、用紙は縦搬送ユニット116によって感光体117に当接する位置まで搬送される。
なお、プリントモードでは、画像処理手段からの画像データの代りに外部からの画像データが書込みユニット118に入力されて、画像形成手段により用紙上に画像が形成される。また、ファクシミリモードでは、上記画像読取装置106からの画像データが図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信され、相手からの画像データがファクシミリ送受信部で受信されて画像処理手段からの画像データの代りに書込みユニット118に入力されることにより、画像形成手段により用紙上に画像が形成される。
第1の給紙装置110、第2の給紙装置111、第3の給紙装置112のうちの少なくともいずれか1つの給紙装置に本発明が適用されている。
図2は本発明の一実施形態に係る給紙装置の平面図、図3は第2用紙収納部の角部を示す斜視図、図4は給紙装置を左上方から見た斜視図、図5は給紙装置を用紙搬送方向から見た斜視図である。
給紙装置は、給紙トレイ1、給紙コロ2、フリクションパッド3、サイドフェンス4、エンドフェンス5を備えている。給紙トレイ1は、図1において、下方が引き出し側になり、取っ手13に手を掛けて図面において下方へ引けば、給紙トレイ1を取り出すことができる。この給紙トレイ1には中央のエンドフェンス5を境にして、第1用紙収納部11と第2用紙収納部12が形成されている。第1用紙収納部11は用紙搬送方向に直交する両端部が両サイドフェンス4によって規定され、用紙搬送方向下流側が図2において左側の筐体の内側の面に、上流側がエンドフェンス5によって規定される空間からなり、第2用紙収納部12は、用紙搬送方向に直交する両端部が(用紙搬送方向と平行であって用紙の側面を規制する)リブ14,19によって規定され、用紙搬送方向下流側がエンドフェンス5によって、上流側が図2において左側の筐体の内側の面によって規定される空間からなっている。
符号20はダブルレターサイズの用紙の用紙搬送方向後端の角部を規制し、保持する第1の保持部を示し、符号21はA4サイズの用紙の用紙搬送方向後端の角部を規制し、保持する第2の保持部を示している。
第1の保持部20はダブルレターサイズ(DLT)の用紙の後端部を最小限保持できる位置で、最小限保持できる形状に設定され、第2の保持部21は第1の保持部20からA4サイズの用紙を図に示すように用紙搬送方向に対して長手方向を横にして並列設けたときの後端の位置に対応する分だけ用紙搬送方向下流側に設けられ、A4サイズの用紙後端の角部を保持できる形状に設定されている。第2の保持部21の用紙搬送方向と平行な面は前記リブ14,19によって規定され、第2用紙収納部12に収納されたA4サイズの用紙の短手方向の端部を規制する。
これにより、エンドフェンス5を取り外せば、ダブルレターサイズ(DLT)の用紙は第1の保持部20の用紙搬送方向と平行な面20aと給紙トレイ1の後端部の側壁15との間にセットすることが可能となり、A4サイズ及びレターサイズ(LT)の用紙は第1用紙収納部11に規定積載量の用紙をセットし、さらに、記エンドフェンス5を装着した状態で前記第2用紙収納部12に残りの用紙を収納することが可能となる。これにより1冊500枚の用紙束であれば、250枚を第1用紙収納部11にセットした上で、残りの250枚を第2用紙収納部にセットすることが可能となる。その際、第2用紙収納部12の用紙の後端部は第2の保持部21で規制される。
一方、レターサイズの用紙であれば、エンドフェンス5をレターサイズ用の用紙位置にセットし、第1用紙収容部11に250枚の用紙をセットし、第2の用紙収容部12に250枚の用紙を収納する。その際、用紙搬送方向上流側の用紙の後端部は前記第1の保持部20で規制される。
Aサイズの用紙の場合図2のように最初は、第1用紙収納部11に収納された用紙6が給紙コロ2によって順次送り出される。この際、第1用紙収納部11における用紙の搬送方向に対して平行な側面の保持はサイドフェンス4で、搬送方向に対して垂直な端面の保持はエンドフェンス5で行っている。第1用紙収納部11に収納された用紙6がなくなったら、第2用紙収納部12に積載された追加用紙7を取り出して、第1用紙収納部11にセットすることになる。
図3に示すように、用紙搬送方向に平行な両側のリブ14,19及び前記第2の保持部21において前記リブ14,19と直交する面21aには、追加用紙7の補充を円滑に行うためのテーパ(傾斜面)16が設けられている。すなわち、A4サイズ保持用のリブ14,19が用紙を保持可能なぎりぎりの位置であって、操作スペースの少ない位置に設けられているため、追加用紙7のセット操作が行いにくい。そこで、用紙を滑り込ませることにより用紙セットが容易になるようにテーパ16により用紙の端部をトレイ底面側に案内するようにした。これにより、テーパ16がない場合に比べてセット性を改善することができる。
また、図2ないし5に示すように、給紙トレイ1の前記後端部の側壁15には同じく追加用紙7の補充を円滑に行うための人の手幅以上の幅を持つ切欠き17が設けられている。追加用紙7を給紙トレイ1の図2または図3において左側からセットする際に、このような切欠き17が設けられていると、第2用紙収納部12へのアクセスが良くなり、追加用紙7のセット性が良くなる。
さらに、図2及び5に示すように、追加用紙7と接触する給紙トレイ1の底面には、凹部18が設けられている。この凹部18は追加積載用紙7の端部をまたぐように形成され、用紙側面に続く空間部から凹部18に手が入るようになっている。
追加積載用紙7はそのままではエンドフェンス5の存在により通紙できないので、第1用紙収納部11(エンドフェンス5と給紙コロ2間)の用紙が空になった際に第1用紙収納部11に用紙を移動させる必要がある。その際、用紙をトレイ1から取り出しにくい場合がある。しかし、このように追加用紙7と接触するトレイ底面に用紙端をまたぐ形で凹部18が形成されているので、追加用紙7を取り出す際に追加用紙7の横から下に指が入りやすくなる。これにより追加用紙7を把持することが容易となり、用紙の移動を円滑に行うことができる。
以上のように本実施形態によれば、
1)ダブルレターサイズの用紙を収納可能なサイズの給紙トレイにA4サイズまたはレターサイズの用紙を並べて収納することができる。
2)ダブルレターサイズの用紙を収納可能なサイズの給紙トレイにA4サイズまたはレターサイズの用紙を並べて収納することができるので、規定積載量の2倍の用紙を収納することが可能となる。
3)ダブルレターサイズの用紙を収納可能なサイズの給紙トレイに第2の保持部を形成するだけで、A4サイズまたはレターサイズの用紙を並べて収納することができる。
4)追加用紙7を第2給紙部12にセットする際にトレイ端部の壁が邪魔になることがあるが、テーパ16及び切欠き17が設けられているので、追加用紙7をセットする際の用紙セット部へのアクセスが容易になり、セット性の改善を図ることができる。
5)トレイ底面に凹部18が設けられているので、第1用紙収納部11に積載してある用紙6がなくなり、追加用紙7を第2用紙収納部12から第1用紙収納部11に移す際に、第2用紙収納部12に容易に手が入り、把持しやすくなる。これにより追加用紙7を第1用紙収容部11に移す際の用紙移動を円滑に行うことができ、結果としてアプライアンス性を向上することができる。
等の効果を奏する。
本発明の実施形態に係る画像形成装置全体のシステム構成の概略を示す図である。 本発明の一実施形態に係る給紙装置の平面図である。 追加用紙収納部の角部を示す斜視図である。 給紙装置を左上方から見た斜視図である。 給紙装置を用紙搬送方向から見た斜視図である。
符号の説明
1 給紙トレイ
2 給紙コロ
4 サイドフェンス
5 エンドフェンス
6 用紙
7 追加用紙
11 第1用紙収納部
12 第2用紙収納部
13 取っ手
14,19 リブ
15 後端部の側壁
16 テーパ
17 切欠き
18 凹部
20 第1の保持部
21 第2の保持部

Claims (10)

  1. ダブルレターサイズの用紙の長手方向を用紙搬送方向と平行にして当該用紙を収納可能な空間部を有し、複数枚の用紙を積載して収納する給紙トレイにおいて、
    前記空間部の前記用紙搬送方向最上流側に、ダブルレターサイズの用紙の後端の角部を保持する第1の保持部と、
    この第1の保持部より用紙搬送方向下流側であって、第1の大きさの用紙を並べて収納したときに用紙搬送方向上流側に収納された用紙の後端の角部を保持する第2の保持部と、
    を備え、
    前記第2の保持部の前記用紙が接触する用紙搬送方向と平行なトレイ壁には傾斜面が形成されていることを特徴とする給紙トレイ。
  2. 請求項1記載の給紙トレイにおいて、
    前記前記第2の保持部の前記用紙が接触する用紙搬送方向と垂直なトレイ壁に傾斜面が形成されていることを特徴とする給紙トレイ。
  3. 請求項1または2記載の給紙トレイにおいて、
    前記ダブルレターサイズの用紙の後端が対向するトレイ壁に切り欠きが形成されていることを特徴とする給紙トレイ。
  4. ダブルレターサイズの用紙の長手方向を用紙搬送方向と平行にして当該用紙を収納可能な空間部を有し、複数枚の用紙を積載して収納する給紙トレイと、
    該給紙トレイから前記用紙を1枚ずつ取り出す給紙コロと、
    前記用紙の搬送方向と直角方向の移動を規制するサイドフェンスと、
    前記給紙トレイの用紙収納部を用紙搬送方向と直交する方向に2つに区切るエンドフェンスと、
    前記エンドフェンスと前記給紙コロ間に規定積載量の用紙を積載する第1用紙収納部と、
    前記エンドフェンスと当該エンドフェンスより用紙搬送方向上流側の前記給紙トレイの後端部との間に形成され、前記規定積載量と同量の追加用紙を積載可能な第2用紙収納部と、
    を備え、
    前記第2の用紙収納部の前記追加用紙の搬送方向上流側の用紙搬送方向と平行な側部が対向するトレイ壁に傾斜面が形成され、
    前記空間部を前記エンドフェンスにより区切ることにより得られた前記第1及び第2用紙収納部のそれぞれに第1の大ききまたは第2の大きさの用紙が、当該用紙の短手方向を用紙搬送方向と平行にして収納可能であることを特徴とする給紙装置。
  5. 請求項4記載の給紙装置において、
    前記第2の用紙収納部の前記追加用紙の搬送方向上流側の用紙搬送方向と直交する後端部が対向するトレイ壁に傾斜面が形成されていることを特徴とする給紙装置。
  6. 請求項4または5記載の給紙装置において、
    前記第2の用紙収納部の前記追加用紙の搬送方向上流側の用紙搬送方向と直交する後端部が対向するトレイ壁に切り欠きが形成されていることを特徴とする給紙装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項に記載の給紙装置において、
    前記第2用紙収納部に収納される追加用紙と接触する給紙トレイの底面に前記追加用紙の端部をまたぐように凹部が形成されていることを特徴とする給紙装置。
  8. 請求項7記載の給紙装置において、
    前記凹部は前記追加用紙の用紙搬送方向と平行な端面側の空間と連通していることを特徴とする給紙装置。
  9. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の給紙トレイを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項4ないし8のいずれか1項に記載の給紙装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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