JP2009173192A - 後輪操舵装置 - Google Patents

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肇 梶原
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Abstract

【課題】 送りねじ機構を用いたトーコントロールアクチュエータが外力により伸縮するのを機械的に規制する。
【解決手段】 後輪から後輪操舵装置の送りねじ機構39および動力伝達経路を介してモータ36に駆動力が逆伝達されても、その動力伝達経路に設けたロック手段111のロックピン116の先端を、前記動力伝達経路における回転軸線からの径方向距離が最も大きい入力フランジ74の円周面74bに摩擦係合あるいは凹凸係合させる。これにより、モータ36に前記駆動力に対抗する電流を供給することなく、容量の小さい小型のロック手段111でモータ36の回転を阻止して後輪のトー角が変化するのを防止することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータで作動する送りねじ機構でハウジングに対して出力ロッドを伸縮させるトーコントロールアクチュエータによって後輪を操舵する後輪操舵装置に関する。
車両のサスペンション装置のアッパーリンクおよびロアリンクをアクチュエータで伸縮制御することで、車輪のバンプおよびリバウンドに伴うキャンバー角や対地トレッドの変化を抑制して操縦安定性能を高めるものにおいて、前記アクチュエータをモータで相対回転する雄ねじ部材および雌ねじ部材を備えた送りねじ機構で構成したものが、下記特許文献1により公知である。
特公平6−47388号公報
ところで、送りねじ機構を用いたこの種のアクチュエータでは、相対回転する雄ねじ部材および雌ねじ部材間に微小なバックラッシュが存在するため、出力側から逆伝達される振動的な荷重や大きな荷重によって雄ねじ部材および雌ねじ部材がスリップして相対回転してしまい、アクチュエータが意図しない伸縮をする可能性があった。これを防止するには、モータに雄ねじ部材および雌ねじ部材の相対回転を規制する保持トルクを発生させれば良いが、このようにするとモータの消費電力が増加してしまうという新たな問題が発生する。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、送りねじ機構を用いたトーコントロールアクチュエータが外力により伸縮するのを機械的に規制することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、モータで作動する送りねじ機構でハウジングに対して出力ロッドを伸縮させるトーコントロールアクチュエータによって後輪を操舵する後輪操舵装置において、前記モータと前記送りねじ機構とを接続する動力伝達経路に、駆動力の逆伝達を阻止するロック手段を設けたことを特徴とする後輪操舵装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ロック手段は、前記動力伝達経路における回転軸線からの径方向距離が最も大きい円周面に作用することを特徴とする後輪操舵装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記ロック手段は、前記円周面に摩擦係合して駆動力の逆伝達を阻止することを特徴とする後輪操舵装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記ロック手段は、前記円周面に凹凸係合して駆動力の逆伝達を阻止することを特徴とする、請求項2に記載の後輪操舵装置が提案される。
請求項1の構成によれば、後輪から送りねじ機構および動力伝達経路を介してモータに駆動力が逆伝達されても、その動力伝達経路に駆動力の逆伝達を阻止するロック手段を設けたので、モータが回転して後輪のトー角が変化するのを防止することができる。
また請求項2の構成によれば、動力伝達経路における回転軸線からの径方向距離が最も大きい円周面にロック手段が作用するので、容量の小さい小型のロック手段でモータの回転を阻止することができる。
また請求項3の構成によれば、動力伝達経路における回転軸線からの径方向距離が最も大きい円周面にロック手段が摩擦係合して駆動力の逆伝達を阻止するので、車輪側から逆伝達される駆動力が機種により異なっても、押付力の異なるロック手段を交換するだけで対応することができる。
また請求項4の構成によれば、動力伝達経路における回転軸線からの径方向距離が最も大きい円周面にロック手段が凹凸係合して駆動力の逆伝達を阻止するので、車輪側から逆伝達される駆動力が大きくてもモータの回転を確実に阻止することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は左後輪のサスペンション装置の斜視図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図1の3−3線拡大断面図、図4は図3の4部拡大図、図5は図3の5部拡大図、図6は減速機およびカップリングの分解斜視図である。
図1および図2に示すように、四輪操舵車両のダブルウイッシュボーン式のリヤサスペンションSは、後輪Wを回転自在に支持するナックル11と、ナックル11を上下動可能に車体に連結するアッパーアーム12およびロアアーム13と、後輪Wのトー角を制御すべくナックル11および車体を連結するトーコントロールアクチュエータ14と、後輪Wの上下動を緩衝する懸架ばね付きダンパー15等で構成される。
基端をそれぞれゴムブッシュジョイント16,17で車体に連結されたアッパーアーム12およびロアアーム13の先端は、それぞれボールジョイント18,19を介してナックル11の上部および下部に連結される。トーコントロールアクチュエータ14は、基端がゴムブッシュジョイント20を介して車体に連結され、先端がゴムブッシュジョイント21を介してナックル11の後部に連結される。上端を車体(サスペンションタワーの上壁22)に固定された懸架ばね付きダンパー15の下端が、ゴムブッシュジョイント23を介してナックル11の上部に連結される。
トーコントロールアクチュエータ14を伸長駆動すると、ナックル11の後部が車幅方向外側に押されて後輪Wのトー角がトーイン方向に変化し、トーコントロールアクチュエータ14を収縮駆動すると、ナックル11の後部が車幅方向内側に引かれて後輪Wのトー角がトーアウト方向に変化する。従って、ステアリングホイールの操作による通常の前輪の操舵に加えて、車速やステアリングホイールの操舵角に応じて後輪Wのトー角を制御することで、車両の直進安定性能や旋回性能を高めることができる。
次に、図3〜図6に基づいてトーコントロールアクチュエータ14の構造を詳細に説明する。
図3および図4に示すように、トーコントロールアクチュエータ14は、車体側に連結されるゴムブッシュジョイント20が一体に設けられた第1ハウジング31と、ナックル11側に連結されるゴムブッシュジョイント21が一体に設けられた出力ロッド33を伸縮自在に支持する第2ハウジング32とを備えており、第1、第2ハウジング31,32の対向部は、シール部材34を介してインロー嵌合した状態で、各々の結合フランジ31a,32aを複数本のボルト35…で締結して一体化される。第1ハウジング31の内部には駆動源となるブラシ付きのモータ36が収納され、第2ハウジング32の内部には遊星歯車式の減速機37と、弾性を有するカップリング38と、台形ねじを用いた送りねじ機構39とが収納される。
モータ36の外郭は、フランジ40aを有するをカップ状に形成されたヨーク40と、ヨーク40のフランジ40aに複数のボルト41…で締結されたベアリングホルダ42とで構成される。ヨーク40およびベアリングホルダ42を締結するボルト41…は第1ハウジング31の端面に螺合しており、このボルト41…を利用してモータ36が第1ハウジング31に固定される。
ヨーク40の内周面に支持した複数の扇形のマグネットからなるステータ43内に配置されるロータ44は、その回転軸45の一端がヨーク40の底部に設けたボールベアリング46に回転自在に支持され、他端がベアリングホルダ42に設けたボールベアリング47に回転自在に支持される。ベアリングホルダ42の内面には、回転軸45の外周に設けたコミュテータ48に摺接するブラシ49が支持される。ブラシ49から延びる導線50は、第1ハウジング31に設けたグロメット51を介して外部に引き出される。
図4および図6から明らかなように、減速機37は第1遊星歯車機構61および第2遊星歯車機構62を2段に結合して構成される。第1遊星歯車機構61は、第2ハウジング32の開口部に嵌合して固定されたリングギヤ63と、モータ36の回転軸45の先端に直接形成された第1サンギヤ64と、円板状の第1キャリヤ65と、第1キャリヤ65に圧入により片持ち支持された第1ピニオンピン66…にボールベアリング67…を介して回転自在に支持され、前記リングギヤ63および前記第1サンギヤ64に同時に噛合する4個の第1ピニオン68…とで構成される。第1遊星歯車機構61は、入力部材である第1サンギヤ64の回転を、出力部材である第1キャリヤ65に減速して伝達する。
減速機37の第2遊星歯車機構62は、第1遊星歯車機構61と共通のリングギヤ63と、第1キャリヤ65の中心に固定された第2サンギヤ69と、円板状の第2キャリヤ70と、第2キャリヤ70に圧入により片持ち支持された第2ピニオンピン71…にスライドブッシュ72…を介して回転自在に支持され、前記リングギヤ63および前記第2サンギヤ69に同時に噛合する4個の第2ピニオン73…とで構成される。第2遊星歯車機構62は、入力部材である第2サンギヤ69の回転を、出力部材である第2キャリヤ70に減速して伝達する。
このように第1、第2遊星歯車機構61,62を直列に接続することで、大きな減速比を得ることができ、しかも減速機37の小型化を図ることができる。また第1遊星歯車機構61のサンギヤ64を、モータ36の回転軸45に固定することなく回転軸45に直接形成したので、回転軸45と別体の第1サンギヤ64を用いる場合に比べて部品点数を削減することができるだけでなく、第1サンギヤ64の直径を最小限に抑えて第1遊星歯車機構61の減速比を大きく設定することができる。
減速機37の出力部材である第2キャリヤ70は、送りねじ機構39の入力部材である入力フランジ74にカップリンング38を介して接続される。概ね円板状の入力フランジ74は、その外周部を一対のスラストベアリング75,76に挟まれて回転自在に支持される。即ち、第2ハウジング32の内周面にスペーサカラー77を挟むように環状のロックナット78が締結されており、一方のスラストベアリング75は第2ハウジング32と入力フランジ74との間のスラスト荷重を支持し、他方のスラストベアリング76はロックナット78と入力フランジ74との間のスラスト荷重を支持するように配置される。
カップリング38は、例えばポリアセタールで構成された2枚の外側弾性ブッシュ79,79と、例えばシリコンゴムで構成された1枚の内側弾性ブッシュ80とを備えており、それらの外周には各8個の突起79a…,80a…および各8個の溝79b…,80b…が等間隔で放射状に突出する。一方、第2キャリヤ70および入力フランジ74の対向面には、各4個の爪70a…,74a…が等間隔で軸方向に対峙するように突出する。
外側弾性ブッシュ79,79および内側弾性ブッシュ80は突起79a…,80a…の位相が揃うように重ね合わされ、8個の溝79b…,80b…のうちの一つおきの4個に第2キャリヤ70の4個の爪70a…が係合し、8個の溝79b…,80b…のうちの残りの4個に入力フランジ74の4個の爪74a…が係合する。
図5から明らかなように、第2ハウジング32の軸方向中間部の内周面に第1スライドベアリング91が固定され、また第1ハウジング32の軸方向端部に螺合するエンド部材93の内周面に第2スライドベアリング92が固定されており、これら第1、第2スライドベアリング91,92に前記出力ロッド33が摺動自在に支持される。入力フランジ74の回転運動を出力ロッド33のスラスト運動に変換する送りねじ機構39は、入力フランジ74の中心を貫通してナット94(図4参照)で締結された雄ねじ部材95と、この雄ねじ部材95の外周に螺合するとともに、中空の出力ロッド33の内周面に嵌合してロックナット97で固定された雌ねじ部材96とを備える。
このように、出力ロッド33を複数個(実施の形態では2個)のスライドベアリング91,92を介して第2ハウジング32に支持したので、出力ロッド33に加わる径方向の荷重を第2ハウジング32で確実に支持して送りねじ機構39のコジリを防止することができる。
トーコントロールアクチュエータ14を伸縮制御する際に、その出力ロッド33ストローク位置を検出して制御装置にフィードバックすべく第2ハウジング32に設けられたストロークセンサ102は、出力ロッド33の外周面にボルト103で固定された永久磁石よりなる被検出部104と、この被検出部104の位置を磁気的に検出するコイル等の検出部105を収納するセンサ本体106とを備える。第2ハウジング32には、出力ロッド33の移動に伴って被検出部104が干渉するのを回避すべく、軸方向および第2ハウジング32の円周方向に延びる開口32bが形成される。
出力ロッド33の外周には環状のストッパ107が設けられており、このストッパ107は出力ロッド33が伸長方向に限界位置まで移動したときに、前記エンド部材93の突き当て部93aに当接する。このストッパ107を設けたことにより、何らかの異常でモータ36が暴走しても、出力ロッド33が第2ハウジング32から脱落するのを確実に防止することができる。また第1、第2スライドベアリング91,92に挟まれたデッドスペースを利用してストッパ107を配置したので、スペースの削減が可能になる。しかも第2スライドベアリング92が第2ハウジング32から分離可能なエンド部材93に設けられているので、ストッパ107を備えた出力ロッド33を、第2スライドベアリング92に邪魔されることなく第2ハウジング32に着脱することができる。
第2ハウジング32と出力ロッド33との隙間に水や塵が侵入するのを防止すべく、第2ハウジング32に形成した環状段部32cと、出力ロッド33に形成した環状溝33aとにブーツ108の両端が嵌合し、それぞれバンド109,110で固定される。
出力ロッド33が伸長すると第1、第2ハウジング31,32の内部空間の容積が増加し、逆に出力ロッド33が収縮すると第1、第2ハウジング31,32の内部空間の容積が減少するため、前記内部空間の圧力が変動してトーコントロールアクチュエータ14のスムーズな作動を妨げる虞がある。しかしながら、中空の出力ロッド33の内部空間とブーツ108の内部空間とが、出力ロッド33に形成した通気孔33bを介して連通しているため、前記圧力の変動がブーツ108の変形により緩和されてトーコントロールアクチュエータ14のスムーズな作動が可能になる。
図4から明らかなように、モータ36から送りねじ機構39までの動力伝達経路において、回転軸線(モータ36および送りねじ機構39の軸線)から最も遠い回転面である入力フランジ74の円周面74bに対向する第2ハウジング32に、ソレノイドよりなるロック手段111が設けられる。ボルト113…で第2ハウジング32の外周面に固定されたロック手段111のケーシング112の内部には、コイル114と、スプリング115と、ロックピン116とが収納されており、ロックピン116の先端はケーシング112、第2ハウジング32およびスペーサカラー77を貫通して入力フランジ74の円周面74bに当接可能に対向する。好ましくは、ロックピン116の先端および入力フランジ74の円周面74bの少なくとも一方に、摩擦力を増加させるためのライニングやコーティングが施される。
ロック手段111のロックピン116はスプリング115で突出方向に付勢されており、その付勢力でロックピン116が円周面74bに弾発的に当接することで入力フランジ74の回転を拘束する。コイル114を励磁するとロックピン116がスプリング115の弾発力に抗して引き上げられることで円周面74bから離間し、入力フランジ74は回転可能な状態になる。
しかして、トーコントロールアクチュエータ14のモータ36が作動していないとき、つまり後輪Wのトー角が一定値に保持されているとき、ロック手段111のコイル114を消磁すると、スプリング115で突出方向に付勢されたロックピン116の先端が入力フランジ74の円周面74bに弾発的に当接して摩擦力を発生する。よって、後輪W側から雌ねじ部材96に振動的な荷重が入力しても、あるいは後輪W側から雌ねじ部材96に大荷重が入力しても、雄ねじ部材95が勝手に回転して後輪Wのトー角が変化してしまうのを防止することができ、トー角の制御精度が向上する。その結果、モータ36に電流を流して雄ねじ部材95の意図せぬ回転を抑制する必要がなくなり、電力消費量の削減にも寄与することができる。
特に、ロック手段111のロックピン116は、回転軸線から最も遠い回転面である入力フランジ74の円周面74bに当接するので、小さい押し付け荷重を付与するだけでモータ36の回転を確実に阻止することができ、ロック手段111として小型軽量なものを採用することができる。また入力フランジ74に大がかりな設計変更を施す必要がないため、後輪W側から逆伝達される駆動力の大きさが機種により異なっても、押付力の異なるロック手段111に交換するだけで対応することができる。
次に、図7および図8に基づいて本発明の第2、第3の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態は、ロック手段111のロックピン116と入力フランジ74の円周面74bとが摩擦係合するものであるが、第2、第3の実施の形態は、ロック手段111のロックピン116と入力フランジ74の円周面74bとが凹凸係合するものである。
即ち、図7に示す第2の実施の形態は、ロックピン116の先端および入力フランジ74の円周面74bに細かい凹凸を形成し、それらをスリップしないように係合させるものである。また図8に示す第3の実施の形態は、入力フランジ74の円周面74bに所定間隔で多数のピン孔74c…を形成し、このピン孔74c…の何れかにロックピン116の先端を係合させるものである。
これら第2、第3の実施の形態によれば、ロックピン116の先端が入力フランジ74の円周面74bに対してスリップすることがないため、後輪W側から雌ねじ部材96に入力する荷重によりモータ36が回転するのを一層確実に防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではロック手段111をソレノイドで駆動しているが、それを油圧シリンダやモータで駆動することができる。
また実施の形態ではロックピン116を入力フランジ74の円周面74bに係合させているが、ロックピン116の係合相手は入力フランジ74の円周面74bに限定されるものではない。
第1の実施の形態に係る左後輪のサスペンション装置の斜視図 図1の2方向矢視図 図1の3−3線拡大断面図 図3の4部拡大図 図3の5部拡大図 減速機およびカップリングの分解斜視図 第2の実施の形態に係るロック手段を示す図 第3の実施の形態に係るロック手段を示す図
符号の説明
14 トーコントロールアクチュエータ
31 第1ハウジング(ハウジング)
32 第2ハウジング(ハウジング)
33 出力ロッド
36 モータ(駆動源)
39 送りねじ機構
74b 円周面
111 ロック手段
W 後輪

Claims (4)

  1. モータ(36)で作動する送りねじ機構(39)でハウジング(31,32)に対して出力ロッド(33)を伸縮させるトーコントロールアクチュエータ(14)によって後輪(W)を操舵する後輪操舵装置において、
    前記モータ(36)と前記送りねじ機構(39)とを接続する動力伝達経路に、駆動力の逆伝達を阻止するロック手段(111)を設けたことを特徴とする後輪操舵装置。
  2. 前記ロック手段(111)は、前記動力伝達経路における回転軸線からの径方向距離が最も大きい円周面(74b)に作用することを特徴とする、請求項1に記載の後輪操舵装置。
  3. 前記ロック手段(111)は、前記円周面(74b)に摩擦係合して駆動力の逆伝達を阻止することを特徴とする、請求項2に記載の後輪操舵装置。
  4. 前記ロック手段(111)は、前記円周面(74b)に凹凸係合して駆動力の逆伝達を阻止することを特徴とする、請求項2に記載の後輪操舵装置。
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