JP2009168851A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧機構による定着部の加圧状態を検出する装置を安価に構成し、当該装置で検出した加圧状態を表示する画像形成装置を提供する。
【解決手段】加圧機構24、25により加圧されたヒートローラ22とバックアップローラ23のニップでトナーが担持された用紙を挟持搬送する定着部20と、前記加圧機構24、25による加圧力を切り替える圧力切換機構26と、前記定着部20に搬送された用紙を検出する用紙検出部21を備えている画像形成装置100で、前記圧力切換機構26の作動に連動して前記用紙検出部21による用紙の検出状態が切り替わるように前記用紙検出部21を構成し、当該画像形成装置100に非通紙時の前記用紙検出部21の出力に基づいて前記加圧機構24、25による加圧状態を判別する加圧状態判別部180と、前記加圧状態判別部180により判別された加圧状態を表示する加圧状態表示部30を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、加圧機構により加圧されたヒートローラとバックアップローラのニップでトナーが担持された用紙を挟持搬送する定着部と、前記加圧機構による加圧力を切り替える圧力切換機構と、前記定着部に搬送された用紙を検出する用紙検出部を備えて構成される画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用する画像形成装置に備えられるヒートローラ方式の定着器は、内挿するヒータにより所定の温度に加熱されるヒートローラと、当該ヒートローラに圧接されるバックアップローラを備えて構成され、ヒートローラとバックアップローラは加圧機構により加圧されて、用紙を挟持搬送するニップを形成する。
定着部に通紙する用紙種により適正なニップ圧は異なるため、従来より、用紙種に応じてニップ圧を変更可能に構成された画像形成装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、ヒートローラとバックアップローラで未定着画像を支持した記録材を挾持搬送して定着を行なうように構成され、ユーザーが操作可能でヒートローラとバックアップローラに通常のニップ圧を発生させる第1の位置と特殊紙用のニップ圧を発生させる第2の位置とを切り換えられるレバーを有することを特徴とする定着部を備えた画像形成装置が記載されている。
特許文献1に記載された画像形成装置によれば、オペレータは、用紙種に応じて当該レバーを操作して、ヒートローラとバックアップローラのニップ圧を切り替えることができる。
特開平6−337612号公報
特許文献1に記載された画像形成装置で現状のニップ圧の状態を把握するには、オペレータは画像形成装置のカバーを開けてレバーの位置を確認しなければならず、煩雑である。
そこで、レバーと連動するアクチュエータと、当該アクチュエータの姿勢を検出するフォトセンサを備えた加圧状態センサを画像形成装置に備え、当該センサ出力に基づいて、画像形成装置の備える表示部などにニップ圧の状態が自動的に表示されるようにすればオペレータの利便性は向上する。
しかし、当該センサを画像形成装置に新たに追加することは、画像形成装置の製造コストを増加させるため好ましくない。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、加圧機構による定着部の加圧状態を検出する装置を安価に構成し、当該装置で検出した加圧状態を表示する画像形成装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像形成装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、加圧機構により加圧されたヒートローラとバックアップローラのニップでトナーが担持された用紙を挟持搬送する定着部と、前記加圧機構による加圧力を切り替える圧力切換機構と、前記定着部に搬送された用紙を検出する用紙検出部を備えて構成される画像形成装置であって、前記用紙検出部が前記圧力切換機構の作動に連動して前記用紙検出部による用紙の検出状態が切り替わるように構成され、非通紙時の前記用紙検出部の出力に基づいて前記加圧機構による加圧状態を判別する加圧状態判別部と、前記加圧状態判別部により判別された加圧状態を表示する加圧状態表示部を備えている点にある。
圧力切換機構の作動により、加圧機構による定着部の加圧力が切り替えられると共に、当該作動に連動して用紙検出部による用紙の検出状態が切り替わるため、
加圧状態判別部は、非通紙時の用紙検出部による用紙の検出状態に基づいて、圧力切換機構により切り替えられた加圧機構による加圧力を判別することができ、加圧状態表示部は、加圧状態判別部により判別された加圧状態を表示する。
従って、加圧機構による定着部への加圧状態を判別するためのセンサを画像形成装置に新たに追加しなくても、非通紙時の用紙検出部の出力に基づき当該加圧状態を判別し、当該加圧状態を表示することができる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記用紙検出部が、前記定着部に搬送された用紙によって作動するアクチュエータと当該アクチュエータの動作を検出するセンサを備え、前記圧力切換機構の作動に連動して前記アクチュエータと前記センサの相対位置が切り替わるように構成されている点にある。
圧力切換機構の作動に連動して用紙検出部の備えるアクチュエータとセンサの相対位置が切り替わるため、圧力切換機構の作動に連動してセンサの出力論理が反転する。そこで、加圧状態判別部は当該センサの出力論理から加圧機構による加圧状態を判別することができる。
また、圧力切換機構の作動に連動してアクチュエータとセンサの相対位置が切り替っても、通紙時における用紙検出部の定着部に搬送された用紙の有無の検出論理を反転させることにより、定着部に搬送された用紙の検出に対応することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、加圧機構による定着部の加圧状態を検出する装置を安価に構成し、当該装置で検出した加圧状態を表示する画像形成装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明が採用された画像形成装置の実施形態について、電子写真方式を採用したプリンタを用いて説明する。
図2に示すように、プリンタ100は、マンマシンインタフェースである操作部11と、ネットワークなどを介して入力された画像データに基づいてトナー像を形成し、搬送された用紙に当該トナー像を転写する画像形成部12と、用紙カセット14から用紙を搬送する用紙搬送部13と、画像形成部12で形成されたトナー像が担持された用紙を挟持搬送して当該用紙にトナー像を定着する定着部20を備え、各部はシステム制御部18により統括制御される。
操作部11は液晶パネルなどでなる表示部と複数のハードウェアキーを備え、画像形成部12は感光体と、当該感光体の周りに配置される帯電装置と露光装置と現像装置などを備えている。
システム制御部18は、CPUとCPUの動作プログラムが格納されたROMとCPUの作業領域であるRAMなどを備えたマイクロコンピュータを有する基板でなり、動作プログラムに規定されたアルゴリズムに基づいてプリンタ100にプリント動作を実行させる。
図3に示すように、定着部20は、ヒートローラ22とバックアップローラ23と加圧機構24、25を備えている。
ヒートローラ22は、ハロゲンランプ等のヒータが内挿された軸心22aを備え、システム制御部18による当該ヒータのオンオフ制御により所定の温度に加熱される。バックアップローラ23は加圧機構24、25による加圧力でヒートローラ22に圧接されている。
定着部20では、加圧機構24、25により加圧されたヒートローラ22とバックアップローラ23のニップでトナー像が担持された用紙が挟持搬送され、当該用紙にトナー像が熱定着される。当該用紙は排紙ローラ17により排紙される。
加圧機構は、プリンタ100の手前側と奥側に配置され、夫々同じ構成、同じ動作をするバネ24と加圧レバー25を対称の関係で備えている。
各バネ24は、一端がプリンタ100の筐体に、他端が夫々に対応する加圧レバー25に固定され、ヒートローラ22とバックアップローラ23のニップ圧が増加する方向に加圧レバー25を押圧付勢する。各加圧レバー25は、支軸25aを中心に揺動し、底部でバックアップローラ23のベアリング部23aを加圧する。
定着部20には、加圧機構24、25による加圧力を切り替える圧力切換機構26が備えられている。オペレータは、圧力切換機構26を作動させてニップ圧を調整し、通紙する封筒等の特殊紙にシワが生ずることを防止することができる。
図2に示すように、用紙の斜め送りを是正すると共に、画像形成部12により形成されたトナー像の画像先端と、用紙搬送部13により搬送される用紙先端が一致するように用紙搬送タイミングを制御するレジストローラ15の近傍と、定着部20の近傍には、用紙センサ16、21が配置されている。
用紙センサ16、21は、搬送された用紙によって作動するアクチュエータと当該アクチュエータの動作を検出する透過型フォトセンサ(以下、当該透過型フォトセンサを「フォトセンサ」と記載する。)で構成されている。
アクチュエータは用紙の搬送経路上に配置されている。アクチュエータは、自重により鉛直方向を向いているが、搬送された用紙に押されて排紙方向に姿勢が傾くように構成されている。
フォトセンサは、発光部と受光部でなるセンシング部を備え、アクチュエータの姿勢によって、当該アクチュエータの一部(回動中心より上部部分の一部)がセンシング部に位置するように配置されている。従って、搬送された用紙の有無により、用紙センサ16、21の出力信号は変化する。
尚、本実施形態において、フォトセンサは、センシング部が遮光されたとき「H」を、センシング部が開放されたとき「L」を出力するが、フォトセンサのセンシング部の遮光または開放に対応する出力論理は、本発明を採用する画像形成装置の仕様などに応じて適宜変更すればよい。
システム制御部18は、レジストローラ15近傍に備えられた用紙センサ16(以下、当該レジストローラ15近傍に備えられた用紙センサを「レジストセンサ」と記載する。)で搬送された用紙を検出して、定着部20近傍に備えられた用紙センサ21で当該用紙を検出するまでの時間に基づいてジャムを検出するように構成され、ジャムを検出すると操作部11の表示部にジャムを検出した旨を表示するように構成されている。
つまり、図1に示すように、システム制御部18はジャム検出部181を備え、システム制御部18と操作部11に備えられた表示部110によりジャム表示部が構成されている。
図3に示すように、圧力切換機構26は、その一端がオペレータに操作されると支点26aを中心に揺動する「く」字状の圧力切換レバーで構成されている。圧力切換レバー26は、プリンタ100の手前側と奥側に夫々同じ構成、同じ動作をする対称の関係で、且つ、その他端が対応する加圧レバー25の一端を押圧する位置に設置されている。
オペレータは、プリンタ100のカバー19を開いて圧力切換機構26を作動し、加圧機構24、25による加圧力を切り替えることができる。
定着部20近傍の用紙センサ21は、圧力切換機構26の作動に連動してアクチュエータとフォトセンサの相対位置が切り替わるように構成されている。具体的に、図3、図4(a)、図4(b)に示すように、用紙検出部21は、アクチュエータ21aとフォトセンサ21bの相対位置を切り替えるカム21dを備えており、当該カム21dの回動により当該相対位置が切り替わる。
つまり、定着部20近傍の用紙センサ21は、圧力切換機構26の作動に連動して用紙検出部による用紙の検出状態を切り替える本発明の用紙検出部として動作する。
カム21dは、プリンタ100の手前側と奥側の加圧レバー25の下部に配置されており、図4(a)、図4(b)に示すように、各カム21dの回動方向の側面の一部は、夫々に対応する加圧レバー25の底部と接する位置に配置されている。
各カム21dは、同一の軸21cに固定され、軸21cを中心に回動する。軸21cは、クランク状に構成されており、フォトセンサ21bのセンシング部の反対側の面に固定されている。
カム21dとカム21dに対応する加圧レバー25は、バネ21eに付勢されて常に圧接されている。バネ21eの一端は軸21cと垂直なカム21dの面に固定され、バネ21eの他端は当該カム21dの面と平行な加圧レバー25の面に固定されている。
オペレータにより圧力切換機構26が操作されると加圧レバー25が揺動し、加圧レバー25の揺動に連動してカム21dが回動し、軸21cが回動してセンサ21bがアクチュエータ21aの周りを回動する。
プリンタ100で封筒などの特殊紙にプリントするとき、当該特殊紙にシワが生じることがないように加圧機構24、25による加圧力を小さくしようと、オペレータが圧力切換機構26を押し下げると、加圧レバー25は加圧力を小さくする方向、即ち、バネ24を圧縮する方向に揺動し、図4(a)に示すように、カム21dと接する側の端部は下方に動く。
すると、加圧レバー25の底部に押されてカム21dが右回りに略90度回動するため、軸21cを介してフォトセンサ21bも右回りに略90度回動して、アクチュエータ21aとフォトセンサ21bの相対位置が切り替わる。
従って、図5(a)に示すように、加圧機構24、25による加圧力が小さく、用紙検出部21で用紙を検出していないとき、即ち、非通紙時には、フォトセンサ21bのセンシング部はアクチュエータ21aの一部により遮光されており用紙検出部21からは「H」が出力され、用紙検出部21で用紙を検出しているとき、即ち、通紙時またはジャム発生時には、フォトセンサ21bのセンシング部は開放されており用紙検出部21からは「L」が出力される。
プリンタ100で普通紙にプリントするとき、加圧機構24、25による加圧力を大きくしようと(通常の圧力に戻そうと)、オペレータが圧力切換機構26を押し上げると、加圧レバー25は加圧力を大きくする方向、即ち、バネ24を伸長する方向に揺動し、図4(b)に示すように、カム21dと接する側の端部は上方に動く。
すると、加圧レバー25に固定されたバネ21eに引っ張られてカム21dが左回りに略90度回動するため、軸21cを介してフォトセンサ21bも左回りに略90度回動して、アクチュエータ21aとフォトセンサ21bの相対位置が切り替わる。
従って、図5(a)に示すように、加圧機構24、25による加圧力が大きく、用紙検出部21で用紙を検出していないとき、即ち、非通紙時には、フォトセンサ21bのセンシング部は開放されており用紙検出部21からは「L」が出力され、用紙検出部21で用紙を検出しているとき、即ち、通紙時またはジャム発生時には、フォトセンサ21bのセンシング部はアクチュエータ21aの一部により遮光されており用紙検出部21からは「H」が出力される。
上述のように、非通紙時において、用紙検出部21の出力論理は加圧機構24、25による加圧状態によって異なる。そこで、システム制御部18は、非通紙時の用紙検出部21からの入力に基づいて加圧機構24、25による加圧状態を判別し、判別した加圧状態を表示部110に表示する。
具体的に、システム制御部18は、非通紙時の用紙検出部21の出力が「H」であるときには加圧機構24、25による加圧力は「小さい」と判別して加圧力が「小さい」旨を表示部110に表示し、非通紙時の用紙検出部21の出力が「L」であるときには加圧機構24、25による加圧力は「大きい」と判別して加圧力が「大きい」旨を表示部110に表示する。
即ち、図1に示すように、システム制御部18は本発明の加圧状態判別部180を備え、システム制御部18と表示部110により本発明の加圧状態表示部30が構成されている。
図5(b)に示すように、プリンタ100でプリントが開始され、用紙カセット14から搬送された用紙がレジストセンサ16で検出されると、レジストセンサ16から「H」が出力され、レジストローラ15が駆動されて用紙の搬送が再開されてレジストセンサ16で用紙を検出しなくなると、レジストセンサ16から「L」が出力される。
用紙検出部21は、加圧機構24、25による加圧力が大きいとき、搬送された用紙を検出しないときには「L」を出力しているが、用紙を検出すると「H」を出力し、加圧機構24、25による加圧力が小さいとき、搬送された用紙を検出しないときには「H」を出力しているが、用紙を検出すると「L」を出力する。
システム制御部18は、レジストセンサ16からの入力が「H」から「L」に変化したとき(以下、当該レジストセンサ16からの入力が「H」から「L」に変化したときを「レジスト通過時」と記載する。)、タイマを起動する。尚、システム制御部18は当該タイマを備えている。
また、システム制御部18は、レジスト通過時の用紙検出部21の出力論理を記憶し、レジスト通過時からタイマで計測したT(MIN)時間以上、且つ、T(MAX)時間以下の間に用紙検出部21の出力論理がレジスト通過時の論理から反転しなければ「ジャム発生」と判別する。
また、システム制御部18は、レジスト通過時からT(MIN)時間以上、且つ、T(MAX)時間以下の間に用紙検出部21の出力論理が反転したときであっても、レジスト通過時からT(MAX)時間が経過する前に、用紙検出部21の出力論理が再度反転しないときにも「ジャム発生」と判別する。
上述のように、圧力切換機構26の作動に連動してアクチュエータ21aとフォトセンサ21bの相対位置が切り替わるように構成されているときであっても、システム制御部18はジャム検出に対応することができる。
ここで、T(MIN)は、ジャム非発生時における、用紙のレジスト通過時から当該用紙の後端が用紙検出部21を通過するまでの最短の時間より短い時間で、
T(MAN)は、ジャム非発生時における、用紙のレジスト通過時から当該用紙の先端が用紙検出部21を通過するまでの最長の時間より長い時間であり、夫々は予め設定され、システム制御部18のROMに格納されている。
図6に示すフローチャートを用いて、加圧状態判別部180及び加圧状態表示部30による加圧機構24、25による加圧状態の判別及び加圧状態の表示動作について説明する。
プリンタ100に電源が投入されると、システム制御部18はモータなどを介して定着部20を駆動、即ち、ヒートローラ22とバックアップローラ23を回転駆動する(SA1、SA2)。
定着部20の駆動後、予め設定した所定時間が経過したとき(SA3)、用紙検出部21の出力レベルが一定であり(SA4)、用紙検出部21の出力が「H」であるときには(SA5)、加圧状態判別部180は加圧機構24、25による加圧力は「小さい」と判別し(SA6)、加圧状態表示部30は加圧力が「小さい」旨、即ち、加圧状態が「特殊紙対応」になっている旨を表示部110に表示する(SA7)。
定着部20の駆動後、予め設定した所定時間が経過したとき(SA3)、用紙検出部21の出力レベルが一定であり(SA4)、用紙検出部21の出力が「L」であるときには(SA5)、加圧状態判別部180は加圧機構24、25による加圧力は「大きい」と判別し(SA8)、加圧状態表示部30は加圧力が「大きい」旨、即ち、加圧状態が「普通紙対応」になっている旨を表示部110に表示する(SA9)。
予め設定した所定時間が経過したとき(SA3)、用紙検出部21の出力レベルが一定でないとき(SA4)、ジャム検出部181は「ジャム発生」と検出し(SA10)、ジャム表示部は「ジャム発生」の旨を表示部110に表示する(SA11)。
尚、用紙検出部21の出力レベルが一定でないのは、用紙検出部21の備えるアクチュエータ21aの姿勢が一定でない、即ち、用紙が存在する虞があると考えられるため、ジャム検出部181は「ジャム発生」と検出するのである。
図7に示すフローチャートを用いて、通紙時における、ジャム検出部181及びジャム表示部によるジャム検出及びジャム表示動作について説明する。
プリンタ100に画像データが入力されると、プリンタ100はプリントを開始し(SB1)、用紙カセット14から搬送された用紙がレジストローラ15で待機された後(SB2)、レジストローラ15の駆動により搬送が再開された用紙の後端がレジストセンサ16を通過してレジストセンサ16の出力が「H」から「L」になると(SB3)、システム制御部18の備えるタイマが起動される(SB4)。
タイマで計測した時間がT(MIN)を経過した後(SB5)、用紙検出部21の出力論理が変化し(SB6)、T(MAX)を経過するまでに用紙検出部21の出力論理が再度変化しなければ(SB7、SB10)、ジャム検出部181は「ジャム発生」を検出し(SB8)、ジャム表示部は「ジャム発生」の旨を表示部110に表示する(SB9)。
タイマで計測した時間がT(MIN)を経過した後(SB5)、用紙検出部21の出力論理が変化し(SB6)、T(MAX)を経過するまでに用紙検出部21の出力論理が再度変化すれば(SB7、SB10)、ジャム検出部181が「ジャム発生」を検出することはなく、ジャム表示部が「ジャム発生」の旨を表示部110に表示することはない。
タイマで計測した時間がT(MIN)を経過した後(SB5)、用紙検出部21の出力論理に変化がなく(SB6)、T(MAX)を経過すると(SB11)、ジャム検出部181は「ジャム発生」を検出し(SB12)、ジャム表示部は「ジャム発生」の旨を表示部110に表示する(SB13)。
以下に、別実施形態について説明する。
上述の実施形態では、本発明が適用されたプリンタ100を例に説明したが、本発明は、プリンタ以外にも、電子写真方式を採用し、ヒートローラ方式の定着部を備えた複写機やFAX等の任意の画像形成装置に適用することができる。
上述の実施形態では、圧力切換機構は、オペレータが手動で作動する一対の圧力切換レバー26で構成されるものとしたが、図8に示すように、モータにより駆動される一対の偏心カム27で構成されるものであってもよい。
上述の実施形態では、圧力切換機構26の作動に連動してフォトセンサ21bを回動し、アクチュエータ21aとフォトセンサ21bの相対位置が切り替わるように構成するものとしたが、圧力切換機構26の作動に連動してアクチュエータを回動し、アクチュエータとフォトセンサ21bの相対位置が切り替わるように構成するものであってもよい。
この場合、例えば、図9(a)、図9(b)に示すように、用紙検出部21は、定着部20に搬送された封筒などの特殊紙または普通紙と接触するアクチュエータ210a、211aと、アクチュエータ210a、211aの回動中心である軸21eに固定され、アクチュエータ210a、211aの姿勢に応じてフォトセンサ21bのセンシング部を遮蔽または開放するアクチュエータ21fを備え、加圧レバー25は、底部に圧力切換機構26の作動に連動してアクチュエータ21fを押圧し、アクチュエータ21fを回動する補助レバー25bを備えて構成される。
ここで、アクチュエータ210aとアクチュエータ211aは、夫々に対応しない用紙の搬送経路上には位置しないように配置されているため、用紙搬送を妨げることはない。
加圧機構24、25による加圧力が小さいとき、図9(a)に示すように、補助レバー25bに押圧されて、アクチュエータ21fは左回りに回動するため、アクチュエータ210aの姿勢が鉛直方向を向くと共に、センシング部が開放されたフォトセンサ21bの出力は「L」となる。
搬送された用紙に押されてアクチュエータ210aの姿勢が排紙方向に傾くと、軸21eを介してアクチュエータ21fは左回りに回動するため、センシング部が遮蔽されてフォトセンサ21bの出力は「H」となる。用紙がなくなると、一端が画像形成装置に、他端がアクチュエータ21fに固定されたバネ21gの復元力でアクチュエータ21fは右回りに回動し、補助レバー25bに接触して停止する。
ここで、バネ21gの復元力が強すぎると搬送された用紙によりアクチュエータ210a、211aの姿勢が変動せず、当該用紙を破損する虞があるため、実験等を通して適正な復元力のバネ21gが選択されている。
加圧機構24、25による加圧力が大きいとき、図9(b)に示すように、補助レバー25bが上方に動き、バネ21gの復元力によりアクチュエータ21fは右回りに回動して補助レバー25bと接触した位置で停止するため、アクチュエータ211aの姿勢が鉛直方向を向くと共に、センシング部が遮蔽されたフォトセンサ21bの出力は「H」となる。
搬送された用紙に押されてアクチュエータ211aの姿勢が排紙方向に傾くと、軸21eを介してアクチュエータ21fは左回りに回動するため、センシング部が開放されてフォトセンサ21bの出力は「L」となる。用紙がなくなると、バネ21gの復元力でアクチュエータ21fは右回りに回動し、補助レバー25bに接触して停止する。
上述のように、圧力切換機構26の作動に連動してアクチュエータ21fを回動し、アクチュエータ21fとフォトセンサ21bの相対位置が切り替わるように構成する場合であっても、非通紙時の用紙検出部21の出力論理は異なるため、加圧状態判別部180は、用紙検出部21の出力に基づいて加圧機構24、25による加圧状態を判別することができる。
尚、上述した実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更設計することができることは言うまでもない。
加圧状態判別部と加圧状態表示部の説明図 プリンタの説明図 定着部の説明図 (a)は用紙検出部の説明図(加圧力小)、(b)は用紙検出部の説明図(加圧力大) (a)は用紙検出部の出力信号の説明図、(b)は通紙時の用紙検出部の出力信号の説明図 加圧状態検出及び加圧状態表示動作を説明するフローチャート ジャム検出動作を説明するフローチャート 別実施形態での定着部の説明図 (a)は別実施形態での用紙検出部の説明図(加圧力小)、(b)は別実施形態での用紙検出部の説明図(加圧力大)
符号の説明
20:定着部
21:用紙検出部(定着部近傍の用紙センサ)
21a:アクチュエータ
21b:センサ(透過型フォトセンサ)
21d:カム
22:ヒートローラ
23:バックアップローラ
24:加圧機構(バネ)
25:加圧機構(加圧レバー)
26:圧力切換機構(圧力切換レバー)
30:加圧状態表示部(システム制御部と表示部)
100:画像形成装置(プリンタ)
110:表示部
180:加圧状態判別部(システム制御部)

Claims (2)

  1. 加圧機構により加圧されたヒートローラとバックアップローラのニップでトナーが担持された用紙を挟持搬送する定着部と、前記加圧機構による加圧力を切り替える圧力切換機構と、前記定着部に搬送された用紙を検出する用紙検出部を備えて構成される画像形成装置であって、
    前記用紙検出部が前記圧力切換機構の作動に連動して前記用紙検出部による用紙の検出状態が切り替わるように構成され、
    非通紙時の前記用紙検出部の出力に基づいて前記加圧機構による加圧状態を判別する加圧状態判別部と、
    前記加圧状態判別部により判別された加圧状態を表示する加圧状態表示部を備えている画像形成装置。
  2. 前記用紙検出部が、前記定着部に搬送された用紙によって作動するアクチュエータと当該アクチュエータの動作を検出するセンサを備え、前記圧力切換機構の作動に連動して前記アクチュエータと前記センサの相対位置が切り替わるように構成されている請求項1記載の画像形成装置。
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