JP2009160261A - シート表皮 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊り込み構造に適用されるシート表皮において、線状部材の配設の容易性を担保したまま、構成部品点数を少なくするとともに、吊り込み構造で区分された表皮模様を容易に合わせられるようにする。
【解決手段】シート表皮22の裏面側に一体的状態として配設された線状部材50が係止部材52を介してシートパッド20に係止される吊り込み構造に適用されるシート表皮22において、原反から裁断される裁断ピース30を、2区画に分けてシートパッド20の外表面を被覆することのできる区分位置においてシート表皮22の裏面側となる裁断ピース30の面方向にループ形状を形成するように折り曲げて該ループ形状の基端部32aを縫製し、該ループ形状箇所を線状部材50が挿通して配設される線状部材配設部位32とする。線状部材配設部位32には係止部材52を線状部材50に係止するための開口部を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明はシート表皮に関する。より詳しくは、シートパッドの外表面にシート表皮をシートパッドへの吊り込み構造で被覆するに当って、シート表皮の裏面側に線状部材がシート表皮の吊り込み方向に対してシート表皮と一体的状態として配設され、該線状部材がシートパッドへの係止部材を介してシートパッドに係止される構成となっている吊り込み構造に適用されるシート表皮に関する。
このようなシート表皮は、例えば、下記特許文献1に記載されている。下記特許文献1に記載のシート表皮は、2枚の表皮片が縫合された縫合箇所の裏面側に別体の袋状の布が縫合されてワイヤ(線状部材)を挿通させる収容部材が追加設定されている。収容部材は一部が切り欠かれており、収容されたワイヤをシートパッドのフレームに係止するためにワイヤの一部が露出するようになっている。このようなシート表皮においては、収容部材に挿通させることによりワイヤを容易にシート表皮と一体的状態として配設することができる。
特開2007−89869号公報 特開2007−20636号公報
しかしながら、上記従来のシート表皮は2枚の表皮片が縫合されており、更に別体の布を縫製してワイヤの収容部材が一体化されているのでシート表皮の構成部品点数が多くなる。また、2枚の表皮片が縫合されているため、統一された表皮模様として模様を合わせるのが困難であった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、吊り込み構造に適用されるシート表皮において、線状部材の配設の容易性を担保したまま、構成部品点数を少なくするとともに、吊り込み構造で区分された表皮模様を容易に合わせられるようにすることにある。
第1の発明は、シートパッドの外表面にシート表皮をシートパッドへの吊り込み構造で被覆するに当って、シート表皮の裏面側に線状部材がシート表皮の吊り込み方向に対してシート表皮と一体的状態として配設され、該線状部材が係止部材を介してシートパッドに係止される構成となっている吊り込み構造に適用されるシート表皮であって、前記線状部材のシート表皮の裏面側への配設位置を、シート表皮を形成するために原反から裁断される裁断ピースを2区画に分けて前記シートパッドの外表面を被覆することのできる区分位置とし、該裁断ピースの区分位置においてシート表皮の裏面側となる裁断ピースの面方向にループ形状を形成するように折り曲げて該ループ形状の基端部を縫製し、該ループ形状箇所を前記線状部材が挿通して配設される線状部材配設部位とし、該ループ形状の線状部材配設部位には前記係止部材を前記線状部材に係止するための開口部が形成されていることを特徴とする。
第1の発明によれば、線状部材配設部位に線状部材を挿通することにより、線状部材をシート表皮と一体的状態として容易に配設することができる。線状部材配設部位は裁断ピースを2区画に分けて該裁断ピースの区分位置においてシート表皮の裏面側となる裁断ピースの面方向にループ形状を形成するように折り曲げて該ループ形状の基端部を縫製することにより形成される。そのため、構成部品点数を少なくすることができる。また、シート表皮の区分された表皮模様を容易に合わせることができる。
第2の発明は、前記ループ形状の線状部材配設部位に形成される開口部は前記ループ形状の先端の折り線に関して対称な孔部として前記裁断ピースに予め形成されていることを特徴とする。
第2の発明によれば、孔部を半分に折り曲げて形を合わせることで、所定の位置でループ形状を形成することができるため、容易に所定の位置に線状部材配設部位を設定することができる。
第3の発明は、前記裁断ピースには2区画に分けられる両区画に跨った統一性のある同じ表皮模様が付されていることを特徴とする。
第3の発明によれば、吊り込み構造の箇所で区画された裁断ピースの表皮模様を統一性のある模様として表現することが可能である。
第1の発明によれば、線状部材の配設の容易性を担保したまま、構成部品点数を少なくするとともに、吊り込み構造で区分された表皮模様を容易に合わせることができる。
第2の発明によれば、所定の位置に容易に線状部材配設部位を設定することができる。
第3の発明によれば、吊り込み構造で区画された裁断ピースの表皮模様を統一性のある模様として表現することが可能である。
[実施形態1]
図1〜5を参照しながら実施形態1について説明する。図1に示されるように、本実施形態に係るシート10は、背もたれとなるシートバック12、座面となるシートクッション14、着座者の頭を支えるヘッドレスト(図示省略)を主体として構成されており、シートバック12に本発明が適用されている。シートバック12は、着座者の背中が当る中央位置が略平らで両側部が盛り上がった外形形状とされている。シートバック12は、その外形形状として形成されたシートパッド20(図2参照)がシート表皮で表装されている。シート表皮は、シートパッド20の立体的な外形形状に追従可能なように、異なる形状に裁断された複数のシート表皮を縫製して袋状とされている。すなわち、中央に位置するシート表皮22、側部に位置するシート表皮23,24、側面に位置するシート表皮25等が縫製されて袋状とされている。本発明は、シートバック12の中央の略平らな部分の外表面を構成するシート表皮22に適用されている。その他の位置のシート表皮については特に変更を要するものではないので詳細な説明を省略し、以下、シートバック12の中央の略平らな部分の外表面を構成するシート表皮22のことを単に「シート表皮」という。また、以下の説明では、シート10の着座者からみた上下左右方向を基準としてシート表皮22上下左右方向を定めることとする。図中に矢印で示すU,Lはシート表皮22の上方,左方を示している。
シートバック12は、中央の略平らな部分を上下に区画する吊り込み構造28を有している。本発明において、吊り込み構造とは、シート表皮の裏面側にシート表皮と一体的状態として配設された線状部材をシートパッドへ係止した構造をいう。図2に示されるように、本実施形態においては、シート表皮22の裏面側に直線状のワイヤからなる線状部材50が一体的状態として配設されており、この線状部材50がシートパッド20に形成された溝部56の下方に埋設されたインサートワイヤ54にC字状のリングからなる係止部材52でかしめられている。このシートバック12の中央の略平らな部分には、吊り込み構造28の位置で区分された両区画に跨って統一性のある同じ表皮模様が付されている。両区画に跨る統一性のある同じ模様とは、例えば、図1に示されるような、上下方向に連なる楕円形模様である。シート表皮22は、この吊り込み構造28の位置で区分された両区画に跨って配設されている。シート表皮22は、シートパッド20の外表面を被覆する部位を吊り込み構造28の位置で区分されたパッド被覆部位38a,38bとして備えている。そして、シート表皮22は、パッド被覆部位38a,38bの区分位置の裏面側に線状部材50を挿通することのできる線状部材配設部位32を有している。
以下、シート表皮22の作成手順を説明しながら、このシート表皮22の構成を説明する。
先ず、図3に示されるように、原反から裁断ピース30を裁断する。シート表皮22は原反から裁断される1枚の裁断ピース30で形成されている。つまり、両パッド被覆部位38a,38bと線状部材配設部位32とがこの1枚の裁断ピース30から形成されている。裁断ピース30は略長方形であり、長方形の上下方向の略中央の左右対称位置が三角形に切り欠かれ、切り欠き部42a,42bが形成されている。この切り欠き部42a,42bはそれぞれ上下対称形状である。裁断ピース30の上下方向でみて切り欠き部42a,42bと同位置の内側には左右に位置のずらされた二つの孔部36a,36bが形成されている。孔部36a,36bはそれぞれ上下対称の円形である。切り欠き部42a,42bと孔部36a,36bとが形成された上下方向位置が当該裁断ピース30の区分位置、すなわち両パッド被覆部位38a,38bの区分位置となる。また、この裁断ピース30の上方にはヘッドレストのステーを挿通するための2つの丸孔49a,49bが左右対称に形成されている。
次に、図4に示されるように、裁断ピース30は区分位置において裏面側を外側にして折り曲げられる。このとき、上下対称形状の孔部36a,36bと切り欠き部42a,42bとがそれぞれ半分に折られてぴたりと重ね合わせられる。そして、折り曲げられて形成された裁断ピース30のループ形状の先端32bから一定幅をあけて左右方向に一直線に縫製される。裁断ピース30が上下方向に広げられてシート表皮22が完成する。図5に示されるように、裁断ピース30がループ形状の先端32bの先端から一定幅をあけて縫合されることで、上下方向に広げても広がらないループ形状として綴じ合わされている。このループ形状箇所が線状部材配設部位32となる。つまり、裁断ピース30の区分位置においてシート表皮22の裏面側となる裁断ピース30の面方向にループ形状を形成するように折り曲げて、該ループ形状の基端部32aを縫製し、該ループ形状箇所を線状部材配設部位32としているのである。線状部材配設部位32には、裁断ピース30に予め形成されていた孔部36a,36bがそのまま開口部40a,40bとして残っている。
以上のように作成されたシート表皮22においては、裏面側の線状部材配設部位32に線状部材50が挿通され両端が折り返されて抜け留めされることで線状部材50が一体的状態として配設される。線状部材配設部位32に挿通された線状部材50は、その一部が開口部40a,40bから露出することとなる。線状部材50は開口部40a,40bから露出した箇所が係止部材52を介してシートパッド20のインサートワイヤ54に係止される(図2参照)。
以上の構成のシート表皮22によれば以下の作用効果を奏する。
線状部材50を線状部材配設部位32に挿通させることにより線状部材50をシート表皮22と一体的状態として容易に配設することができる。
また、吊り込み構造28の位置で区分された2区画の外表面を構成する2つのパッド被覆部位38a,38bと裏面側の線状部材配設部位32とが1枚の裁断ピース30より形成されているため、シート表皮22を構成する部品点数が少ない。
また、裁断ピース30には、線状部材配設部位32を形成するためのループ形状の先端32bの仮想折り線34に関して対称な孔部36a,36bおよび切り欠き部42a,42bが予め形成されている。そのため、孔部36a,36bおよび切り欠き部42a,42bをそれぞれ半分に折り曲げてその形状を合わせることで、裁断ピース30を所定の位置で折り曲げることができる。したがって、線状部材配設部位32を所定の正確な位置に形成することができる。
また、このシート表皮22には吊り込み構造28の位置で区分された両区画に跨って統一性のある同じ表皮模様が付されているが、その表皮模様がずれにくい点でも有利である。すなわち、シート表皮が区分位置で完全に分割されている場合は、図1に二点鎖線で示されるように、表皮模様が左右方向(吊り込み構造28の長手方向)にずれやすく両区画の表皮模様を合わせるのが困難である。これに対し、シート表皮22は1枚の裁断ピース30で形成されており、更にその1枚の裁断ピース30を折り線34に関して対称に形成された孔部36a,36bおよび切り欠き部42a,42bの形状を半分に折り重ねるように折り曲げるようになっている。そのため、両区画のパッド被覆部位38a,38bの相対位置を正確に設定して容易に表皮模様を合わせることができる。
また、線状部材配設部位32が裁断ピース30を折り曲げて形成されたループ形状箇所であるため、挿通された線状部材50が係止部材52を介してシートパッド20に埋設されたインサートワイヤ54に係止されると、両パッド被覆部位38a,38bを均等に吊り込むことができる。そのため、シート表皮22が吊り込み構造28により弛んだり引き攣ったりしにくく、シートバック12の表面形状を安定させることができる。
[実施形態2]
図6〜10を参照しながら実施形態2について説明する。なお、上記実施形態1から変更を要しない部材については図中に同じ符号で示し、詳細な説明を省略する。
本実施形態のシート表皮72は、シートバック60の中央の略平らな部分の外表面を構成している。シートバック60は、中央の略平らな部分を上下に区画する吊り込み構造62を有している。シート表皮72は、この吊り込み構造62で区分された両区画に跨って配設されており、シートパッド20の外表面を被覆するパッド被覆部位74a,74bが吊り込み構造62の位置で区分されている。そして、シート表皮72は、パッド被覆部位74a,74bの区分位置の裏面側に線状部材配設部位76を有している。線状部材配設部位76に線状部材50が挿通され、線状部材50がシートパッド20に埋設されたインサートワイヤ54にC字状のリングからなる係止部材52でかしめられている。以上の基本的構成は上記実施形態1と同様である。
シート表皮72は、シートパッド20の溝部56にパッド被覆部位74a,74bの一部が引き込まれており、その結果、シートバック12の表面形状として吊り込み構造62の設定箇所で溝状に凹んだ形状となっている。この点が上記実施形態1とは異なっている。
シート表皮72は、1枚の裁断ピース80から形成されている。裁断ピース80は、シート表皮72の裏面側となる裁断ピース80の面方向にループ形状を形成するように折り曲げて、該ループ形状の基端部76aが縫製される。このループ形状箇所が線状部材配設部位76として設定されている。
図8に示されるように、シート表皮72を形成する裁断ピース80は、略長方形であり、線状部材配設部位76を形成するために当該裁断ピース80を折り曲げて形成するループ形状の先端76bとなる仮想折り線78上の左右対称位置が切り欠かれ、切り欠き部82a,82bが形成されている。切り欠き部82a,82bは折り線78に関して対称形状でありベース形状が横転したような形である。折り線78上の内側には、左右(折り線78の長手方向)に位置がずらされて孔部84a,84bが形成されている。孔部84a,84bは折り線78に関して対称な円形である。この裁断ピース80の上方にはヘッドレストのステーを挿通するための2つの丸孔86a,86bが左右対称に形成されている。
図9に示されるように、裁断ピース80は、区分位置において裏面側を外側にして折り曲げられ縫製されている。当該裁断ピース80が折り曲げられたループ形状の先端76bから一定幅をあけて縫製されて線状部材配設部位76が形成されている。切り欠き部82a,82bはその切り欠かれた端部に沿って縫合されている。線状部材配設部位(ループ形状箇所)76の縫製線と切り欠き部82a,82bの縫製線とは相互に段違いとなっており、線状部材配設部位76の縫製線はループ形状の先端76b側に凹んだ位置となっている。言い換えれば、線状部材配設部位76のループ形状の基端部76aは、その周囲の部位の縫合位置よりもループ形状の先端76b側に凹んだ位置に設定されている。そのため、一連の縫製線は台形状に折れ曲がっている。図10に示されるように、裁断ピース80が上下方向に広げられたシート表皮72の完成状態においては、ループ形状の基端部76aはシート表皮72の表面に対して裏面側に後退して位置している。
図7に示されるように、裁断ピース80に形成された孔部84a,84bに由来する開口部88a,88bから露出した線状部材50を係止部材52でシートパッド20のインサートワイヤ54に係止させると、裏面側に後退したループ形状の基端部76aがシートパッド20の溝部56に引き込まれる。本実施形態のシート表皮72によれば、図9に示されるように線状部材配設部位76のループ形状の基端部76aが線状部材配設部位76の周囲の部位の縫合位置よりもループ形状の先端76b側に位置がずらされているだけで容易に溝形状の意匠形状を表現することが可能となっている。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の実施形態が考えられるものである。
例えば、裁断ピース30に孔部36a,36bを設けずに線状部材配設部位32に後から開口部40a,40bを形成してもよい。しかし、線状部材配設部位32を形成するための折り線34に関して対称形状の孔部36a,36bを裁断ピース30に予め設けておけば、折り曲げ位置(折り線34)の指標となる。また、切り欠き部42a,42bは必ずしも設ける必要はないが、設ければ折り曲げ位置(折り線34)の指標となる。少なくとも、線状部材配設部位32を形成するための折り線34に関して対称形状の切り欠き又は孔部を裁断ピース30に予め形成しておくのが好ましい。
また、本発明はシートバック12のみならずシートクッション14のシート表皮に適用してもよい。
また、本発明のシート表皮の使用形態は上記実施形態に限定されない。例えば図11に示されるように、円錐型のフック90を一体的に備えた線状部材92を線状部材配設部位32に配設し、シートパッド20に埋設された線状の部材94の溝に前記円錐型のフック90を抜け留め状態に嵌合させるようにしてもよい。この場合、円錐型のフック90が本発明の係止部材に相当する。このような使用形態では、図12に示されるように、線状部材配設部位32の開口部40a,40bに円錐型のフック90を挿通することで線状部材92を線状部材配設部位32に対して容易に位置決めすることができる。
実施形態1に係るシートの斜視図である。 図1に示されるシートのII−II線断面図である。 実施形態1に係るシート表皮を形成するための裁断ピースを裏面側から見た平面図である。 図3に示される裁断ピースの縫製後の態様を示す平面図である。 実施形態1に係るシート表皮を裏面側から見た斜視図である。 実施形態2に係るシートバックの斜視図である。 図6に示されるシートバックのVII−VII線断面図である。 実施形態2に係るシート表皮を形成するための裁断ピースを裏面側から見た平面図である。 図8に示される裁断ピースの縫製後の態様を示す平面図である。 実施形態2に係るシート表皮を裏面側から見た斜視図である。 実施形態1に係るシート表皮の使用形態の変更例を図2に対応させて示した図である。 図11に示されるシート表皮の使用形態の変更例を図5に対応させて示した図である。
符号の説明
12 シートバック
20 シートパッド
22 シート表皮
28 吊り込み構造
30 裁断ピース
32 線状部材配設部位
32a ループ形状の基端部
32b ループ形状の先端
34 折り線
36a,36b 孔部
38a,38b パッド被覆部位
40a,40b 開口部
50 線状部材
52 係止部材
60 シートバック
62 吊り込み構造
72 シート表皮
74a,74b パッド被覆部位
76b ループ形状の先端
76a ループ形状の基端部
76 線状部材配設部位
78 折り線
80 裁断ピース
84a,84b 孔部
86a,86b 開口部
90 フック
92 線状部材

Claims (3)

  1. シートパッドの外表面にシート表皮をシートパッドへの吊り込み構造で被覆するに当って、シート表皮の裏面側に線状部材がシート表皮の吊り込み方向に対してシート表皮と一体的状態として配設され、該線状部材が係止部材を介してシートパッドに係止される構成となっている吊り込み構造に適用されるシート表皮であって、
    前記線状部材のシート表皮の裏面側への配設位置を、シート表皮を形成するために原反から裁断される裁断ピースを2区画に分けて前記シートパッドの外表面を被覆することのできる区分位置とし、該裁断ピースの区分位置においてシート表皮の裏面側となる裁断ピースの面方向にループ形状を形成するように折り曲げて該ループ形状の基端部を縫製し、該ループ形状箇所を前記線状部材が挿通して配設される線状部材配設部位とし、該ループ形状の線状部材配設部位には前記係止部材を前記線状部材に係止するための開口部が形成されていることを特徴とするシート表皮。
  2. 請求項1に記載のシート表皮であって、
    前記ループ形状の線状部材配設部位に形成される開口部は前記ループ形状の先端の折り線に関して対称な孔部として前記裁断ピースに予め形成されていることを特徴とするシート表皮。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシート表皮であって、
    前記裁断ピースには2区画に分けられる両区画に跨った統一性のある同じ表皮模様が付されていることを特徴とするシート表皮。
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