JP2009155534A - アルカリセルロース及び水溶性セルロースエーテルの製造方法 - Google Patents
アルカリセルロース及び水溶性セルロースエーテルの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009155534A JP2009155534A JP2007337085A JP2007337085A JP2009155534A JP 2009155534 A JP2009155534 A JP 2009155534A JP 2007337085 A JP2007337085 A JP 2007337085A JP 2007337085 A JP2007337085 A JP 2007337085A JP 2009155534 A JP2009155534 A JP 2009155534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cellulose
- pulp
- alkali
- mass
- metal hydroxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B1/00—Preparatory treatment of cellulose for making derivatives thereof, e.g. pre-treatment, pre-soaking, activation
- C08B1/08—Alkali cellulose
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H11/00—Compounds containing saccharide radicals esterified by inorganic acids; Metal salts thereof
- C07H11/04—Phosphates; Phosphites; Polyphosphates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H11/00—Compounds containing saccharide radicals esterified by inorganic acids; Metal salts thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B1/00—Preparatory treatment of cellulose for making derivatives thereof, e.g. pre-treatment, pre-soaking, activation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B1/00—Preparatory treatment of cellulose for making derivatives thereof, e.g. pre-treatment, pre-soaking, activation
- C08B1/02—Rendering cellulose suitable for esterification
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B11/00—Preparation of cellulose ethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B11/00—Preparation of cellulose ethers
- C08B11/193—Mixed ethers, i.e. ethers with two or more different etherifying groups
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
【解決手段】 細孔体積が1.0ml/g以上のシート状パルプをシート状のまま又はチップ状とし、アルカリ金属水酸化物溶液と接触させてアルカリセルロース反応混合物を得る接触工程と、上記アルカリセルロース反応混合物を脱液する脱液工程とを含んでなるアルカリセルロースの製造方法を提供する。また、このアルカリセルロースにエーテル化剤を反応させることを含む水溶性セルロースエーテルの製造方法を提供する。
【選択図】なし
Description
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、かかるセルロースエーテルの水溶液として、透明で水不溶性部分が少ないセルロースエーテルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、具体的には、細孔体積が1.0ml/g以上のシート状パルプをシート状のまま又はチップ状とし、アルカリ金属水酸化物溶液と接触させてアルカリセルロース反応混合物を得る接触工程と、上記アルカリセルロース反応混合物を脱液する脱液工程とを含んでなるアルカリセルロースの製造方法を提供する。また、このアルカリセルロースにエーテル化剤を反応させることを含む水溶性セルロースエーテルの製造方法を提供する。
本発明で用いるシート状パルプは、木材パルプ、コットンリンターパルプである。未溶解繊維分の少ないセルロースエーテルを得るためには木材由来パルプが特に好ましい。木材の樹種は、マツ、トウヒ、ツガ等の針葉樹及びユーカリ、カエデなどの広葉樹を用いることができる。
ジクロロメタン抽出分は、紙パルプ関係団体規格TAPPI T204に記載の方法で測定できる。例えば、TAPPI T204に従い、ソックスレー付き抽出フラスコにジクロロメタン150mlと約10gのパルプを入れ、溶剤が少なくとも1時間に6回還流する沸騰速度になるように加熱温度を調整し、4〜5時間かけ、少なくとも24サイクルの抽出を行なう。抽出後、抽出装置からフラスコを外し、フラスコ中の抽出液が20〜25mlになるまで蒸発させる。次いで、抽出物を少量の溶剤で洗って秤量皿に移し、乾燥機に入れ105±3℃で1時間乾燥させ、その後デシケーター中で冷却し0.1mgの精度で秤量して「抽出物の絶乾質量」を求める。溶剤だけを用いたブランクも測定して「ブランク残渣の絶乾質量」を求め、抽出物の質量補正を行う。次式により、抽出物の含有量を求める。
抽出物含有量(%)=(抽出物の絶乾質量−ブランク残渣の絶乾質量)/パルプ絶乾質量
×100
「パルプの絶乾質量」は、パルプを秤量皿に移し、乾燥機に入れ105±3℃で4時間乾燥させ、その後デシケーター中で冷却し0.1mgの精度で秤量して求める。
例えば、パルプ試料(供する量は後に得られる[η]cが3.0±0.1になる量)に蒸留水25mlを加え、さらに銅線数片を加え、栓をしてパルプが完全に崩壊するまで振とうし、次に銅エチレンジアミン溶液25.0mlを加え空気を排除した後に密栓する。試料溶液および毛細管型粘度計を25.0℃に調整し、試料溶液を粘度計に導入し、流出時間tnを測定し、次の式により粘度比ηrelを計算する。
ηrel = h×tn
ここで、hは、キャリブレーション用粘度計、試料測定用粘度計およびグリセロール溶液を用いて求めた粘度計定数である。
SCAN−CM15:99に記載の数表にてηrelから[η]cを読み取る。別に試料溶液の濃度c(絶乾パルプ濃度)g/mlを計算し、[η]cをcで除して得られた値を固有粘度[η] ml/gとした。
チップの形状は、通常一辺が好ましくは2〜100mm、更に好ましくは3〜50mmである。2mmより小さいとセルロース繊維がダメージを受け繊維内部にアルカリ金属水酸化物溶液が浸入しづらくなり均質なアルカリセルロースを得られなくなる場合がある。逆に100mmより大きいと、取り扱い特に浸漬装置への投入、装置内部の送り、分離機への投入が困難になる場合がある。
なお、アルカリ金属水酸化物ではなくアルカリ金属水酸化物溶液の質量を用いるのは、物理的にパルプがムラなくアルカリ金属水酸化物溶液に接触している(漬かっている)ことが重要であり、アルカリ金属水酸化物溶液が少なすぎて接触していない(濡れていない)パルプが存在するような状況を避けるためである。
接触させる温度は、好ましくは5〜70℃、更に好ましくは15〜60℃である。5℃未満では、アルカリ金属水酸化物溶液が高粘性となるためパルプが吸収する速度が遅くなる場合があり、生産性が好ましくない場合がある。70℃を超えると、アルカリ金属水酸化物溶液の粘性が低いためパルプが吸収する速度が速くなり、アルカリセルロースの組成のバラツキが大きくなる場合があり、品質上好ましくない場合がある。
パルプと過剰のアルカリ金属水酸化物とを接触させる時間は、10〜600秒であり、好ましくは15〜120秒である。10秒以下だとアルカリセルロースの組成のバラツキが大きくなり、品質上好ましくない場合がある。600秒を超えるとパルプのアルカリ金属水酸化物吸収量が過大となり、所望の組成のアルカリセルロースを得られなくなる場合がある。
出発原料のパルプは、通常セルロースと水からなるため、パルプ中の固体成分はセルロースである。上記質量比率が0.3〜1.5の場合、得られるセルロースエーテルの透明性が高くなる。
なお、パルプ中の固体成分には、主成分のセルロースの他、ヘミセルロース、リグニン、樹脂分等の有機物、Si分、Fe分等の無機物が含まれる。
脱液工程で得られたアルカリセルロースのケーキ全量の質量を測定する。脱液工程で得られたアルカリセルロースのケーキ4.00gを採取し、中和滴定によりケーキ中のアルカリ金属水酸化物質量%を求める(0.5mol/L H2SO4、指示薬:フェノールフタレイン)。同様の方法で空試験を行う。
アルカリ金属水酸化物質量%=規定度係数×(H2SO4滴下量ml−空試験で のH2SO4滴下量ml)
なお、上式は、水酸化ナトリウムの分子量を40としている。
上記アルカリ金属水酸化物質量%で算出できれば、脱液工程で得られたアルカリセルロースのケーキ全量中の「アルカリ金属水酸化物成分」を算出できる。
「パルプ中の固体成分」は、例えば、パルプ約2gを採取し105℃で4時間乾燥させた後の質量が、採取した質量に占める割合(質量%)を求めて算出することができる。
得られたケーキ中のアルカリ金属水酸化物質量%を用いて、次式に従いアルカリ金属水酸化物/パルプ中の固体成分を求める。
(アルカリ金属水酸化物の質量)/(狭義のアルカリセルロースの質量)=
(アルカリ金属水酸化物質量%)÷[{100−(アルカリ金属水酸化物質量%) /(B/100)}×(S/100)]
ここで、Bは用いたアルカリ金属水酸化物溶液の濃度(質量%)であり、Sはパルプ中の固体成分の濃度(質量%)である。式中、100−(アルカリ金属水酸化物質量%)/(B/100)は、ケーキ中のアルカリ金属水酸化物溶液以外の質量%であるが、これにはパルプ中の固体成分の質量%と同じ割合で狭義のアルカリセルロースが存在するとしてS/100をかけてアルカリセルロースの質量%としたものである。
狭義のアルカリセルロースは、脱液工程で得られたアルカリ金属水酸化物を含むアルカリセルロースよりも狭い概念であり、アルカリ金属水酸化物溶液を除いたアルカリセルロース自体を意味する。
アルキルセルロースとしては、メトキシル基(DS)が1.0〜2.2のメチルセルロース、エトキシル基(DS)が2.0〜2.6のエチルセルロース等が挙げられる。ヒドロキシアルキルセルロースとしては、ヒドロキシエトキシル基(MS)が0.05〜3.0のヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロポキシル基(MS)が0.0 5〜3.3のヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。
ヒドロキシアルキルアルキルセルロースの例としては、メトキシル基 (DS)が1.0〜2.2、ヒドロキシエトキシル基(MS)が0.1〜0.6のヒドロキシエチルメチルセルロース、メトキシル基(DS)が1.0〜2.2、ヒドロキシプロポキシル基(MS)が0.1〜0.6のヒドロキシプロピルメチルセルロース、エトキシル基(DS)が1.0〜2.2、ヒドロキシエトキシル(MS)が0.1〜0.6のヒドロキシエチルエチルセルロースが挙げられる。
また、カルボキシメトキシル基(DS)が0.2〜2.0のカルボキシメチルセルロースも挙げられる。
なお、通常、アルキル置換にはDSを用い、ヒドロキシアルキル置換にはMSを用い、それぞれグルコース単位に結合したエーテル化剤の平均モル数であり、日本薬局方の測定方法を用いて測定された結果から算出できる。
また、本発明の水溶性セルロースエーテルの30℃における2質量%水溶液の透光度は、光電比色計PC−50型、セル長20mm、可視光線を用いて測定した場合、90%以上、特に97%以上が好ましい。
[実施例1]
木材由来で固有粘度が1300ml/g、シートの細孔体積が1.1ml/g、ジクロロメタン抽出分が0.05質量%のシート状パルプAを40℃の49質量%NaOH水溶液に35秒間浸漬した後プレスすることにより余剰の49質量%NaOH水溶液を除去し、アルカリセルロースを得た。浸漬工程の49質量%NaOH水溶液/パルプ中の固体成分質量比は,200だった。また、得られたアルカリセルロースのNaOH成分/パルプ中の固体成分質量比は1.25だった。
得られたアルカリセルロース20kgを内部撹拌型耐圧反応器に仕込み、真空引き後、塩化メチル11kg、プロピレンオキサイド2.7kgを加えて反応させ、洗浄、乾燥、粉砕を経てヒドロキシプロピルメチルセルロースを得た。
得られたヒドロキシプロピルメチルセルロースの置換度はメトキシル基(DS)が1.90、ヒドロキシプロポキシル基(MS)が0.24であり、2質量%水溶液の20℃における粘度は5000 mPa・sだった。2質量%水溶液の30℃における透光度は、光電比色計PC−50型、セル長20mm、可視光線を用いて測定し、98.0%だった。また、16μm以上200μm以下の未溶解繊維数は100個だった。
木材由来で固有粘度1300ml/g、シートの細孔体積が1.2ml/g、ジクロロメタン抽出分が0.05質量%のシート状パルプBを用い、浸漬時間を30秒間とする以外は,実施例1と同様の方法でアルカリセルロースを得た。得られたアルカリセルロースのNaOH成分/パルプ中の固体成分質量比は1.25だった。得られたアルカリセルロースを原料に、実施例1と同様の方法でヒドロキシプロピルメチルセルロースを得た。
得られたヒドロキシプロピルメチルセルロースの置換度はメトキシル基(DS)が1.90、ヒドロキシプロポキシル基(MS)が0.24であり、2質量%水溶液の20℃における粘度は8000mPa・s、2質量%水溶液の30℃における透光度は98.5%だった。また、16μm以上200μm以下の未溶解繊維数は60個だった。
木材由来で固有粘度1300ml/g、シートの細孔体積が1.2ml/g、ジクロロメタン抽出分が0.05質量%のシート状パルプBを10mm角のチップ形態とした。チップ形態のパルプを40℃の49質量%NaOH水溶液に30秒間浸漬した後遠心効果500の回転バスケットを用いて圧搾することにより余剰の49質量%NaOH水溶液を除去し、アルカリセルロースを得た。浸漬工程の49質量%NaOH水溶液/パルプ中の固体成分質量比は15だった。得られたアルカリセルロースのNaOH成分/パルプ中の固体成分質量比は1.25だった。得られたアルカリセルロースを原料に、実施例1と同様の方法でヒドロキシプロピルメチルセルロースを得た。
得られたヒドロキシプロピルメチルセルロースの置換度はメトキシル基(DS)が1.90、ヒドロキシプロポキシル基(MS)が0.24であり、2質量%水溶液の20℃における粘度は9000mPa・s、2質量%水溶液の30℃における透光度は98.5%だった。また、16μm以上200μm以下の未溶解繊維数は55個だった。
木材由来で固有粘度1300ml/g、シートの細孔体積が1.0ml/g、ジクロロメタン抽出分が0.05質量%のシート状パルプCを用いる以外は実施例1と同様の方法でアルカリセルロースを得た。得られたアルカリセルロースのNaOH成分/パルプ中の固体成分質量比は1.25だった。得られたアルカリセルロースを原料に、実施例1と同様の方法でヒドロキシプロピルメチルセルロースを得た。
得られたヒドロキシプロピルメチルセルロースの置換度はメトキシル基(DS)が1.90、ヒドロキシプロポキシル基(MS)が0,24であり、2質量%水溶液の20℃における粘度は7000 mPa・s、2質量%水溶液の30℃における透光度は94.0%だった。また、16μm以上200μm以下の未溶解繊維数は220個だった。
木材由来で固有粘度1300ml/g、シートの細孔体積が1.2ml/g、ジクロロメタン抽出分が0.05質量%のシート状パルプBをナイフミルで粉砕し、平均粒径200μmの粉末状パルプを得た。得られた粉末状パルプにつき無水分として8.0kgを内部撹拌型耐圧反応器に仕込み、真空引き後、40℃の49質量%NaOH 20.4kgを撹拌下スプレーしてNaOH成分/パルプ中の固体成分質量比1.25のアルカリセルロースを製造し、引き続き塩化メチル11kg、プロピレンオキサイド2.7kgを加えて反応させ、洗浄、乾燥、粉砕を経てヒドロキシプロピルメチルセルロースを得た。得られたヒドロキシプロピルメチルセルロースの置換度はメトキシル基(DS)が1.90、ヒドロキシプロポキシル基(MS)が0,24であり、20℃、2質量%水溶液の20℃における粘度は9000 mPa・s、2質量%水溶液の30℃における透光度は91.0%だった。また、16μm以上200μm以下の未溶解繊維数は600個だった。
Claims (2)
- 細孔体積が1.0ml/g以上のシート状パルプをシート状のまま又はチップ状とし、アルカリ金属水酸化物溶液と接触させてアルカリセルロース反応混合物を得る接触工程と、上記アルカリセルロース反応混合物を脱液する脱液工程とを含んでなるアルカリセルロースの製造方法。
- 請求項1に記載の製造方法で得られたアルカリセルロースにエーテル化剤を反応させることを含む水溶性セルロースエーテルの製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007337085A JP5252911B2 (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 水溶性セルロースエーテルの製造方法 |
EP08171010A EP2075259A1 (en) | 2007-12-27 | 2008-12-08 | Methods for preparing alkali cellulose and water-soluble cellulose ether |
US12/330,611 US8496782B2 (en) | 2007-12-27 | 2008-12-09 | Methods for preparing alkali cellulose and water-soluble cellulose ether |
KR1020080134487A KR101650192B1 (ko) | 2007-12-27 | 2008-12-26 | 알칼리 셀룰로오스 및 수용성 셀룰로오스에테르의 제조 방법 |
CN2008101892301A CN101469033B (zh) | 2007-12-27 | 2008-12-26 | 制备碱纤维素和水溶性纤维素醚的方法 |
TW097151054A TWI454484B (zh) | 2007-12-27 | 2008-12-26 | Preparation of Alkalized Cellulose and Water - soluble Cellulose Ether |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007337085A JP5252911B2 (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 水溶性セルロースエーテルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009155534A true JP2009155534A (ja) | 2009-07-16 |
JP5252911B2 JP5252911B2 (ja) | 2013-07-31 |
Family
ID=40456506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007337085A Active JP5252911B2 (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 水溶性セルロースエーテルの製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8496782B2 (ja) |
EP (1) | EP2075259A1 (ja) |
JP (1) | JP5252911B2 (ja) |
KR (1) | KR101650192B1 (ja) |
CN (1) | CN101469033B (ja) |
TW (1) | TWI454484B (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172036A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | セルロースエーテルの製造方法 |
JP2012188653A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-10-04 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | アルカリセルロース及びセルロースエーテルの製造方法 |
JP2013057002A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 非イオン性水溶性セルロースエーテルの製造方法 |
US9115216B2 (en) | 2011-02-21 | 2015-08-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing alkali cellulose comprising removal of cellulose particles |
US9371399B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for producing alkali cellulose and cellulose ether |
US9371398B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for preparing alkali cellulose and cellulose ether |
EP4253426A1 (en) | 2022-03-29 | 2023-10-04 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing hydroxyalkyl alkyl cellulose |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2418185A4 (en) * | 2009-03-12 | 2013-09-11 | Samsung Fine Chemicals Co Ltd | BREAKFAST ADDITIONAL MIXTURE FOR CEMENT MORTAR AND CEMENT MORTAR THEREWITH |
JP5588762B2 (ja) * | 2009-12-15 | 2014-09-10 | 信越化学工業株式会社 | 高い熱ゲル強度を有するヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む食品 |
CN102127170A (zh) * | 2011-03-23 | 2011-07-20 | 山东一滕化工有限公司 | 一种用木浆制备纤维素醚的方法 |
MX2016013830A (es) | 2015-10-27 | 2017-05-10 | Shinetsu Chemical Co | Eter de celulosa porosa no ionico soluble en agua que tiene excelente solubilidad y metodo para producir el mismo. |
CN109843084B (zh) | 2016-10-13 | 2022-06-03 | 日清富滋株式会社 | 油炸食品用面拖混合料 |
CN106939052A (zh) * | 2017-03-24 | 2017-07-11 | 山东滕新材料股份有限公司 | 一种纤维素醚的制备方法 |
KR20200140196A (ko) * | 2019-06-05 | 2020-12-15 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 분말상 펄프 및 이것을 사용한 셀룰로오스에테르의 제조 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02225501A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Tsuneo Omae | 活性アルカリセルロースの製法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3340139A (en) * | 1963-12-10 | 1967-09-05 | Rayonier Inc | Method of preparing a papermaking pulp by mercerizing and etherifying in a non-agingcondition |
JPS5312954B2 (ja) | 1972-10-18 | 1978-05-06 | ||
DE19646213C2 (de) * | 1996-11-08 | 1999-02-18 | Rhodia Acetow Ag | Verfahren zur Herstellung von Cellulosederivaten |
JP3212531B2 (ja) | 1997-03-21 | 2001-09-25 | 信越化学工業株式会社 | 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース崩壊剤及びその製造方法 |
JP4813640B2 (ja) | 2000-06-14 | 2011-11-09 | 信越化学工業株式会社 | セルロースエーテルの製造方法 |
JP4195289B2 (ja) * | 2000-11-01 | 2008-12-10 | ビーケイアイ・ホールディング・コーポレーション | セルロースエーテル及びその製造方法 |
CN101189295B (zh) * | 2005-06-08 | 2010-12-15 | 柯尼卡美能达精密光学株式会社 | 纤维素酯膜、偏振板及液晶显示装置 |
JP5377816B2 (ja) * | 2005-06-16 | 2013-12-25 | 信越化学工業株式会社 | セルロースエーテルの製造方法 |
JP5052112B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2012-10-17 | 信越化学工業株式会社 | アルカリセルロース及びセルロースエーテルの製造方法 |
JP5030569B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2012-09-19 | 信越化学工業株式会社 | セルロースエーテルの製造方法 |
JP5030566B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2012-09-19 | 信越化学工業株式会社 | セルロースエーテルの製造方法 |
JP5030567B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2012-09-19 | 信越化学工業株式会社 | セルロースエーテルの製造方法 |
JP5030568B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2012-09-19 | 信越化学工業株式会社 | アルカリセルロース及びセルロースエーテルの製造方法 |
-
2007
- 2007-12-27 JP JP2007337085A patent/JP5252911B2/ja active Active
-
2008
- 2008-12-08 EP EP08171010A patent/EP2075259A1/en not_active Withdrawn
- 2008-12-09 US US12/330,611 patent/US8496782B2/en active Active
- 2008-12-26 KR KR1020080134487A patent/KR101650192B1/ko active IP Right Grant
- 2008-12-26 CN CN2008101892301A patent/CN101469033B/zh active Active
- 2008-12-26 TW TW097151054A patent/TWI454484B/zh active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02225501A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-07 | Tsuneo Omae | 活性アルカリセルロースの製法 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172036A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | セルロースエーテルの製造方法 |
JP2012188653A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-10-04 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | アルカリセルロース及びセルロースエーテルの製造方法 |
US9115216B2 (en) | 2011-02-21 | 2015-08-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing alkali cellulose comprising removal of cellulose particles |
US9371399B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for producing alkali cellulose and cellulose ether |
US9371398B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-06-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for preparing alkali cellulose and cellulose ether |
US9481738B2 (en) | 2011-02-21 | 2016-11-01 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing cellulose ether |
US9580516B2 (en) | 2011-02-21 | 2017-02-28 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Methods for producing alkali cellulose and cellulose ether |
KR101856237B1 (ko) * | 2011-02-21 | 2018-05-09 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 셀룰로오스에테르의 제조 방법 |
JP2013057002A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 非イオン性水溶性セルロースエーテルの製造方法 |
US8864943B2 (en) | 2011-09-08 | 2014-10-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for preparing nonionic water-soluble cellulose ether |
EP4253426A1 (en) | 2022-03-29 | 2023-10-04 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing hydroxyalkyl alkyl cellulose |
KR20230140423A (ko) | 2022-03-29 | 2023-10-06 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 히드록시알킬알킬셀룰로오스의 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2075259A1 (en) | 2009-07-01 |
US20090165971A1 (en) | 2009-07-02 |
KR20090071478A (ko) | 2009-07-01 |
CN101469033A (zh) | 2009-07-01 |
KR101650192B1 (ko) | 2016-08-22 |
US8496782B2 (en) | 2013-07-30 |
JP5252911B2 (ja) | 2013-07-31 |
CN101469033B (zh) | 2013-09-11 |
TW200938553A (en) | 2009-09-16 |
TWI454484B (zh) | 2014-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5252911B2 (ja) | 水溶性セルロースエーテルの製造方法 | |
JP5599147B2 (ja) | 水溶性セルロースエーテルの製造方法 | |
EP1065216B1 (en) | Method for the production of a cellulose ether | |
JP5503609B2 (ja) | 非イオン性水溶性セルロースエーテルの製造方法 | |
JP5785507B2 (ja) | セルロースエーテルの製造方法 | |
TW200809045A (en) | Method for processing high hemicellulose pulp in viscose manufacture | |
BRPI0509877B1 (pt) | composição de línteres de algodão bruto aperfeiçoada, processo para preparação da referida composição e para preparação de derivado de éter | |
JP6765217B2 (ja) | 粉末状セルロースの製造方法 | |
JP6862385B2 (ja) | ヒドロキシプロピルメチルセルロースの製造方法 | |
JP6971201B2 (ja) | 水溶性セルロースエーテルの製造方法 | |
JP5571599B2 (ja) | セルロースエーテルの製造方法 | |
JP2013177528A (ja) | 粉末状セルロース | |
Nwajiobi et al. | A comparative study of microcrystalline cellulose isolated from the pod husk and stalk of fluted pumpkin | |
CN103130899A (zh) | 一种羧甲基纤维素钠的制备方法 | |
JP4478125B2 (ja) | セルロースエーテルの製造方法 | |
Ibrahim et al. | Carboxymethyl and carbanilated cellulose modified with tosyl and trimethylsilyl groups: Preparation, characterization, and applications in controlled release of anti-acid drugs | |
US20230312761A1 (en) | Method for producing hydroxyalkyl alkyl cellulose |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120925 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130219 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5252911 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426 Year of fee payment: 3 |