JP2009140430A - 貨幣取引処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貨幣取引口をカウンターの内側または外側の何れか一方側からのみ選択的に操作可能にするように覆い、他方側からの目視を不能にする遮蔽板を備えた貨幣取引処理装置において、操作中の遮蔽板の移動を禁止する。
【解決手段】操作者側の反対側から少なくとも貨幣取引口の目視を遮蔽する遮蔽手段と、遮蔽手段が存在する側を検出する遮蔽側検出手段と、遮蔽手段を一時的に固定して移動を禁止する係止手段とを備えるとともに、遮蔽側検出手段からの検出信号に基づいて係止手段を作動させて遮蔽手段を所定の位置に固定するように制御する制御手段を備える
【選択図】図1

Description

本発明は、金融営業店の窓口カウンターに設置され、カウンターの内側と外側の両方から操作が行え、かつ多量の硬貨や紙幣の入出金が行える貨幣取引処理装置に関し、特に、貨幣取引口をカウンターの内側または外側の何れか一方側からのみ選択的に操作可能にするように覆い、他方側からの目視を不能にする遮蔽板を備えた貨幣取引処理装置に関する。
従来、金融営業店(銀行の本支店等)のロビーに設置されているATMは、紙幣・硬貨の入出金はできるが、1回の取扱い枚数に制限があり、大口の入出金処理はできなかった。
また、大口の現金の入出金を行う特定の法人客用のためのロビー入金機は、多量の硬貨・紙幣の入金が可能であるが、入金された現金は行員の手で回収して整理する必要がある。
一方、両替機は、棒金・小束(紙幣)の投出は行えるが、その棒金・小束は別途包装・結束されたものを両替機に手で装填するものである。
これに対して、出納機はバラの現金を受け入れて包装・結束を行い、棒金・小束の投出が行えるが、行員しか取扱うことができなかった。
上述のように、大口の入出金を行う顧客はATMでは処理できないので、窓口担当者に依頼して行う必要があり、待ち時間増加や担当者の負担となっていた。
また、特定の法人客はロビー入金機で大口の入金処理を行うことができたとしても、入金されたバラ状態の現金を回収し、別途整理作業を行う必要があり、これが行員の負担ともなっていた。
さらには、両替機に装填する棒金・小束を別の包装装置で包装し、それを手作業で両替機に装填する作業もあり、これが行員にとって大きな負担となっていた。
一方、営業店の経営者から見れば、顧客の要求を満足させるためには、上述のように、ATMの他に、両替機、ロビー入金機、出納機のおのおのが必要であり、営業店経営に膨大な費用投資が必要であった。
かかる事情に鑑み、本出願人は金融営業店のロビー等に設置され、大口の入出金や両替が行える顧客操作型の貨幣取引処理装置を既に提案している(特許文献1参照)。この装置は1台の機械で、ロビー入金機、両替機、出納機を兼用するものである。
しかしながら、かかる装置はロビー等に設置され、大口の入出金を扱うものであるため、セキュリティ上の理由により、パーティション等で仕切られた個室スペースに設置する必要がある。このことが営業店舗の経営にとって大きな負担となっていた。
これに対して、窓口カウンターに設置され、カウンターを挟んで顧客とテラー(行員)が対面しながら共用することができる窓口用自動取引装置であって、入出金口をテラー側と顧客側のほぼ中央に配置したことを特徴とする窓口用自動取引装置が提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、この装置は多量の硬貨や紙幣を入出金することができる出納機としての機能は有しておらず、別途出納機等を設置する必要があった。また、対面して使用するため、プライバシーが損なわれると感ずる顧客にとっては使い勝手がよくないという問題もあった。
かかる事情に鑑み、顧客と行員が共用可能であり、出納機としての機能も有し、かつ、カウンターの内側または外側の何れか一方側からのみ選択的に操作可能にするように覆い、他方側からの目視を不能にする遮蔽板を設け、双方のプライバシーを確保することを可能とした貨幣取引処理装置を本出願人は既に提案している(特願2006−178936)が、一方が使用中に、他方の者が誤って遮蔽板を移動させてしまい、作業中の処理が中断してしまうおそれも考えられる。
特開2004−70486号公報 特公平8−31168号公報
本発明は上述のような問題点に鑑み為されたものであり、本発明の目的は、金融営業店の窓口カウンターに設置され、設置された状態でカウンターの内側と外側の両方から操作が行える貨幣取引処理装置において、行員及び顧客の相互のプライバシーの確保が確実に行われるような貨幣取引処理装置を提供することにある。
本発明は、行員及び顧客の相互のプライバシーの確保が確実に行われるような貨幣取引処理装置に関し、本発明の上記目的は、操作者の情報を含む取引に関する情報を入力する操作を行う取引入力操作手段と、装置上面に形成される貨幣の入出口である貨幣取引口と、少なくとも前記貨幣取引口をカウンターの内側または外側の何れか一方側からのみ選択的に操作可能にするように覆い、他方側からの目視を不能にする仕切手段と、を備えた、金融営業店の窓口カウンターに設置され、設置された状態でカウンターの内側と外側の両方から操作が行える貨幣取引処理装置において、
前記仕切手段は、前記操作者側の反対側から少なくとも前記貨幣取引口の目視を遮蔽する遮蔽手段と、該遮蔽手段が存在する側を検出する遮蔽側検出手段と、前記遮蔽手段を一時的に固定して移動を禁止する係止手段と、を備えるとともに、前記遮蔽側検出手段からの検出信号に基づいて前記係止手段を作動させて前記遮蔽手段を所定の位置に固定するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする貨幣取引処理装置によって達成される。
また、本発明の上記目的は、前記貨幣取引処理装置において、前記制御手段は、前記遮蔽側検出手段の検出信号と、前記取引入力操作手段から入力された前記操作者情報とに基づいて、前記遮蔽手段が前記所定の位置に存在することを判定し、前記係止手段を作動させて前記遮蔽手段を固定するように制御することによって効果的に達成される。
さらに、本発明の上記目的は、前記貨幣取引処理装置において、前記遮蔽手段が、長手方向が直線形状を成し、短手方向がほぼ四半円弧形状を成す側板を有する蓋部材と、該蓋部材の短手方向を両側から挟むように設置されたほぼ半円板状の一対の支持部材とを備えるとともに、前記係止手段は前記支持部材或いは前記側板に設けられた出没可能なロックピンと、前記側板或いは前記支持部材に設けられた前記ロックピンが緩挿される穴とで構成されることによって効果的に達成される。
またさらに、本発明の上記目的は、前記貨幣取引処理装置において、前記遮蔽手段が、中央で二つ折り可能に2枚の長方形の板がつなぎ合わされた遮蔽板であって、前記係止手段は、該遮蔽板が折り畳まれて前記カウンターの内側又は外側のいずれかの側に寄せられた状態で保持することによって効果的に達成される。
さらにまた、本発明の上記目的は、前記貨幣取引処理装置において、前記遮蔽手段が、円筒型容器をその底面の中心を通る平面で二等分したものを逆さにした様な形状を有する蓋部材と、該蓋部材の半円弧状の下縁部を前記貨幣取引口を囲むように回動自在に支持する溝状の支持手段とを備えるとともに、前記係止手段は、前記溝内或いは前記蓋部材に設けられた出没可能な一対のロックピンを備えることによって効果的に達成される。
本発明に係る貨幣取引処理装置によれば、貨幣取引口をカウンターの内側または外側の何れか一方側からのみ選択的に操作可能にするように覆い、他方側からの目視を不能にする遮蔽手段を備えているので、プライバシーが確保されるとともに、遮蔽手段に対する係止手段を備えているため、操作者が操作中において、他方の側の操作者による遮蔽手段の移動ができなくなるため、セキュリティ性がさらに向上するという効果がある。
以下、本発明に係る貨幣取引処理装置の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る貨幣取引処理装置1の第一実施形態の一例を示す外観図である。図1に示されるように、貨幣取引処理装置1は、顧客と行員がそれぞれカウンターの外側と内側の両方から利用できるように、装置上面のほぼ中央に設けられた紙幣入出金口10及び硬貨入出金口11(この二つを総称して請求項1では貨幣取引口と呼んでいる。)、それらが使用中であることを示す表示ランプ12を具備している。また、行員が各種入力操作用のキー操作を行う行員側操作部13、入力内容を表示する行員側表示部14、処理を行う行員のIDカード情報等を読み取るカード処理部15、顧客が入力操作を行うタッチパネルからなる顧客側操作表示部16(請求項1に記載した「取引入力操作手段」の実施形態の一つである。)と、バラ紙幣入出金部17と、バラ硬貨入出金部18と、束紙幣出金部19(この内部に紙幣結束部が設けられている。)と、包装硬貨出金部20(この内部に硬貨包装部が設けられている。)と、束紙幣出金口21と、包装硬貨(棒金)出金口22とを備えている。さらには、図示しない制御用CPUやROM等を内部に持つターミナル部23とを備えている。
なお、図1はカウンターに設置された場合の、銀行のカウンターの内側(行員側)から見た場合を示すものである。
また、長手方向が直線形状を成し短手方向がほぼ四半円弧形状に湾曲した天板と四半円形の側板とから成る蓋部材(請求項1における「遮蔽手段」の実施形態である。)30と、該蓋部材30を両側から挟むように配置され、ロックするための係止手段(ロック1、ロック2)を備えた支持部材31とで仕切手段が構成され、一方の側が使用しているときは他方の側からは見えないようになっている。図1の場合は行員側が使用中であることを示している。
図1の場合はロック1がオフ、ロック2がオンになっている状態を示している。また、スイッチSW1はロック1をオン/オフさせるための切り替えスイッチであり、蓋部材30によって遮蔽されている側を検出するための遮蔽側検出手段の一実施形態である。遮蔽側検出手段は、スイッチによるもの以外でも光の遮蔽による検知や、蓋部材30の回動軸にボリュウム等を設けておき、回動量を検知することで遮蔽板の移動状態を検知するものでも構わない。図1の場合はSW1がオフになっているため、ロック1がオフになっている。
例えば、電源投入直後のロック1及びロック2がフリーの状態において、蓋部材30の長方形のツバの部分を手前側に倒すと、そのツバによってSW1が押し下げられてSW1がオンになり、それに連動してロック1がオンになるので、蓋部材30がロックされるようになる。
図2は本発明に係る貨幣取引処理装置1をカウンターに設置した場合の、銀行のカウンターの外側(顧客側)から見た場合の様子を示すものである。蓋部材30によって遮蔽されている側が図1の場合と逆になっていることを示している。この場合は顧客側が使用中であることを示している。束紙幣出金口21と包装硬貨(棒金)出金口22が顧客側にも設けられている。
また、スイッチSW2はロック2をオン/オフさせるための切り替えスイッチであり、図2の場合はSW2がオフになっているため、ロック2がオフになっている。この状態において、ロック1のロック状態を解除し、蓋部材30の長方形のツバの部分を手前側に倒すと、そのツバによってSW2が押し下げられてSW2がオンになり、それに連動してロック2がオンになるので、蓋部材30がロックされるようになる。結果として図1の状態に戻る。
図3は、貨幣取引処理装置1の内部構成例を示しており、CPUがROM等に格納されたプログラムに従って全体を制御するようになっており、CPUにはデータを記憶する記憶部が接続されている。また、CPU等で構成されるターミナル部23には、顧客側操作表示部16、カード処理部、行員側操作部13、表示部14、カード処理部15が接続されている。さらには、ターミナル部23には、硬貨処理部としてのバラ硬貨入出金部18、包装硬貨出金部20と、紙幣処理部としてのバラ紙幣入出金部17、束紙幣出金部19の各部が接続されている。なお、RAMはCPUの作業用メモリである。ロック駆動部はSW1、SW2のオン/オフ信号によってロック1及びロック2を電気的に駆動するものである。
図4は支持部材31に設けられた係止手段(ロックピン)の一例を示すものであり、ロックがされていない状態(OFF時)にはピンの頭が支持部材31の表面と同じ高さかそれ以下に沈んでいる。また、ロックがかかっている状態(ON時)にはピンの頭が支持部材31の表面から突出して、蓋部材30の側板に設けられた嵌合穴に突入するようになっている。ロックピンの出没動作は、電磁石等を利用することによって行うことができる。また、係止手段はロックピンによるものでなくてもよく、機械的に回動不可能に固定するものであれば構わない。
図5は本発明に係る貨幣取引処理装置1の仕切手段の第1実施例の動作を説明するための図である。図5(A)は電源投入時あるいは操作終了時の状態を示す図であり、ロック1及びロック2が解除(OFF)された状態になっている。この状態から、行員側が操作しようとして蓋部材30を矢印方向に倒すと、(B)の状態に移行し、SW2が蓋部材30のツバによって押下されてONになり、それに連動してロック2が突出して蓋部材30の側板に設けられた嵌合穴に突入してロックされる。このとき、SW1はOFFになる。
図5の場合の動作を、図6のフローチャートに基づいてさらに詳細に説明する。前提として、貨幣取引処理装置1(以下、単に装置という。)の電源投入時はいずれのロックもOFF状態になっているものとする。また、デフォルトでは顧客側が開いているものとする(図5(A)の状態)。
初めに、操作者が蓋部材30を回動させて、自分の側を開ける(ステップS1)。最初の操作者が顧客の場合であれば、すでに開いているのでステップS2に進むが、行員の場合は蓋部材30を図5(B)の状態に移動させる必要がある(ロック1がOFFなので移動可能である。)。
次に、操作者が誰であるかを装置に認識させる必要があるので、操作者は操作表示部からIDを入力するか、又はIDの格納されたカードを挿入してIDを読み込ませる(ステップS2)。
IDの入力によって、装置が顧客の操作であると認識したときは(ステップS3がYES)、SW1がONかどうかをチェックする(ステップS4)。この状態ではSW1がONになっているので、ロック1がONになり(ステップS5)、蓋部材30が固定される。もし、蓋部材30が完全に倒されていなくて、SW1がONになっていない場合は、その旨を表示し注意を喚起する(ステップS6)。
次に顧客側の操作画面が操作可能になり(ステップS7)、操作開始となる(ステップS8)。操作が終了すると(ステップS9のYES)、ロック1が解除され(ステップS11)、蓋部材30の移動はフリー状態になる。また、行員側にはロック手段を強制的に解除する図示しない行員専用のロック解除ボタンが設けてあり、その操作によって解除指令が出されると(ステップS10のYES)、ロックの動作が終了して蓋部材30が回動自在になるようになっている。このフローチャートでは、ステップS9の後で解除指令が出されるように設定しているが、ステップS7以降であればいつでも解除可能に操作できるようにしても構わない。
次に、ステップS1に戻り、次の操作者が行員の場合は、蓋部材30を図5(B)の状態に移動させる(ステップS1)。次に、操作者(行員)は操作部からIDを入力するか、又はIDの格納されたカードを挿入してIDを読み込ませる(ステップS2)。
IDの入力によって、装置が行員の操作であると認識したときは(ステップS3がNO)、SW2がONかどうかをチェックする(ステップS12)。この状態ではSW2がONになっているので、ロック2がONになり(ステップS14)、蓋部材30が固定される。もし、蓋部材30が完全に倒されていなくて、SW2がONになっていない場合は、その旨を表示し注意を喚起する(ステップS13)。
次に行員側の操作画面が操作可能になり(ステップS15)、操作開始となる(ステップS8)。操作が終了(ステップS9のYES)か強制解除指令が入力されると(ステップS10のYES)、ロック1が解除され(ステップS11)、蓋部材30の移動はフリー状態になる。以下、同様の繰り返しになる。
図7は本発明に係る貨幣取引処理装置1の仕切手段の第1実施例の変形例の動作を説明するための図である。この変形例は、係止手段(ロックピン)が1つの場合である。支持部材31の中央にロックピンが1本設けられており、蓋部材30の側板に設けられた2箇所の半円形の切り欠きに嵌合する形でロックするものである。
図7(A)は電源投入時あるいは操作終了時の状態を示す図であり、ロックが解除(OFF)された状態になっている。この状態から、行員側が操作しようとして蓋部材30を矢印方向に倒すと、(B)の状態に移行し、SW2が蓋部材30のツバによって押下されてONになり、それに連動してロックピンが突出して蓋部材30の側板に設けられた半円形の嵌合穴に突入してロックされる。このとき、SW1はOFFになる。
図7の場合の動作を、図8のフローチャートに基づいてさらに詳細に説明する。前提として、装置1の電源投入時はロックはOFF状態になっているものとする。また、デフォルトでは顧客側が開いているものとする(図7(A)の状態)。
初めに、操作者が蓋部材30を回動させて、自分の側を開ける(ステップS20)。最初の操作者が顧客の場合であれば、すでに開いているのでステップS21に進むが、行員の場合は蓋部材30を図7(B)の状態に移動させる必要がある(ロックがOFFなので移動可能である。)。
次に、操作者が誰であるかを装置に認識させる必要があるので、操作者は操作表示部からIDを入力するか、又はIDの格納されたカードを挿入してIDを読み込ませる(ステップS21)。
IDの入力によって、装置が顧客の操作であると認識したときは(ステップS22がYES)、SW1がONかどうかをチェックする(ステップS23)。この状態ではSW1がONになっているので、ロックがONになり(ステップS24)、蓋部材30が固定される。もし、蓋部材30が完全に倒されていなくて、SW1がONになっていない場合は、その旨を表示し注意を喚起する(ステップS25)。
次に顧客側の操作画面が操作可能になり(ステップS26)、操作開始となる(ステップS27)。操作が終了(ステップS28のYES)か強制解除指令が入力されると(ステップS29のYES)、ロックが解除され(ステップS30)、蓋部材30の移動はフリー状態になる。
次に、ステップS20に戻り、次の操作者が行員の場合は、蓋部材30を図7(B)の状態に移動させる(ステップS20)。次に、操作者(行員)は操作部からIDを入力するか、又はIDの格納されたカードを挿入してIDを読み込ませる(ステップS21)。
IDの入力によって、装置が行員の操作であると認識したときは(ステップS22がNO)、SW2がONかどうかをチェックする(ステップS31)。この状態ではSW2がONになっているので、ロックがONになり(ステップS32)、蓋部材30が固定される。もし、蓋部材30が完全に倒されていなくて、SW2がONになっていない場合は、その旨を表示し注意を喚起する(ステップS33)。
次に行員側の操作画面が操作可能になり(ステップS34)、操作開始となる(ステップS27)。操作が終了(ステップS28のYES)か強制解除指令が入力されると(ステップS29のYES)、ロックが解除され(ステップS30)、蓋部材30の移動はフリー状態になる。以下、同様の繰り返しになる。
図9は本発明に係る貨幣取引処理装置1の仕切手段の第2実施例の動作を説明するための図である。実施例1における蓋部材30の代わりに、長手方向の両端にバー34が設けられ、中央部がヒンジ軸33によって連結された2枚の折り畳み可能な遮蔽板(請求項1における「遮蔽手段」の実施形態である。)32と、バー34の両端を支持するとともにロックする係止手段(L1〜L4)と、遮蔽側検出手段の実施形態であるスイッチ(SW1〜SW4)とで仕切手段が構成されている。なお、SW1〜SW4は、バー34の両端がその上に置かれるとONするようになっている。図9(A)はデフォルトの状態を示しており、L1とL4がロックされている。また、実施例1と異なる点は、入出金口のみが遮蔽されていることである。
図10は上記L1〜L4の実施例を示すものであり、このロック装置は金属製の半ドーナツ状のものからなり、同形状のカバー内に収まった状態と破線で示すように出た状態とに出没可能である。動作はモータや電磁石等によって出没を切り換えるようになっており、前述のスイッチSW1〜SW4がONした際、遮蔽板のバー34の両端部分を囲むようにして固定することになる。自転車のリング錠のような構成である。
図11は顧客側が装置1の入出金口を使用する場合の遮蔽板の状態を示す図である。図9からの変化は、図9においてL4のロックが解除され、右側のバー34がSW2の上に移動して置かれてL2がロックされたものである。これにより、行員側からは顧客の入出金状態を見ることはできなくなる。
以上の動作の手順を図12のフローチャートに基づいて説明する。デフォルトでは図9(B)のようにL1とL4がロックされているものとする。
まず、操作者が誰であるかを装置に認識させる必要があるので、操作者は操作表示部からIDを入力するか、又はIDの格納されたカードを挿入してIDを読み込ませる(ステップS41)。IDの入力によって、装置が顧客の操作であると認識したときは(ステップS42のYES)、L4をOFFにしてバー34を移動可能にする(ステップS43)。
次に、バー34をSW2の上に移動して載置することを促す表示を顧客側の操作表示部に表示する(ステップS44)。顧客が案内に従ってバー34をSW2の上に載置するとSW2がONになり(ステップS45のYES)、L2がONになりロックされる(ステップS46)。そうすると顧客側の操作画面が操作可能になり(ステップS47)、顧客が操作を開始する(ステップS48)。操作終了又は強制解除指令が入力されるとL2のロックが解除されるとともに(ステップS50)、バー34を元の位置(SW4)に戻すように表示して移動を促す(ステップS51)。バー34がSW4の上に置かれるとSW4がONになって(ステップS52)L4がロックされ(ステップS53)、図9(B)の初期状態に戻る。このように操作終了後に初期状態に戻す理由は、次に行員が装置を操作しようとしたときに、行員側からは図10(B)の右側のバー34をSW4の上に載せることができない(移動させにくい)からである。
次に、ステップS41に戻り、次の操作者が行員の場合も同様にして操作する。上述の説明において、顧客→行員、L4→L1、L2→L3、SW4→SW1、SW2→SW3に置き換えれば、全く同じ説明文になるので、説明を省略する。
図13は本発明に係る貨幣取引処理装置1の第三実施形態の一例を示す外観図である。第一実施形態と異なるのは仕切手段の違いである。すなわち、図13に示すように、円筒型容器をその底面の中心を通る平面で二等分したものを逆さにした様な形状を有する蓋部材30と、該蓋部材の半円弧状の下縁部を前記貨幣取引口を囲むように回動自在に支持する支持手段である円状の溝31とで構成されるものである。図14は、図13の平面図であり、(A)は行員側がオープンになっており、行員が使用している状態を示している。一方(B)は、その逆に顧客側がオープンになっており、顧客が使用している状態を示している。
なお、図13において16は液晶タッチパネルで構成されている操作表示部であり、顧客と行員が共用するため、1式しか設けられていない場合を示している。そして、蓋部材30の開口側の向きと操作表示部16が同じになるように回転可能になっている。また、蓋部材30と操作表示部16とが連動して回転するように構成してもよい。例えば、ベルトや歯車によって連結する方法がある。そうすることにより使い勝手がさらに良くなる。図14(A)及び(B)は蓋部材30と操作表示部16とが連動して回転する様子を示している。
図15は、スイッチSW1、SW2(遮蔽側検出手段)とロック手段(ロック1、ロック2)の組み合わせにより、蓋部材30の回動状態(位置)を検知し、蓋部材30の回動をロックする構成を示すものである。ここにおけるスイッチSW1及びSW2は、光を検出するとONになる光センサを使用しており、図15に示すように2箇所に設けられている。また、蓋部材30の回動をロックするための係止手段(ロックピン)は2対(ロック1、ロック2)設けられている。なお、係止手段は、下から上方に突出可能なピンが左右に一対ずつ設けられ、スイッチのONに伴うピンの突出によって回動が規制されるようになる。
以上の構成において、蓋部材30の回動がロックされる手順を図16のフローチャートに基づいて説明する。
まず、操作者が誰であるかを装置に認識させる必要があるので、操作者は操作表示部からIDを入力するか、又は図示しないカード処理部にIDの格納されたカードを挿入してIDを読み込ませる(ステップS71)。IDの入力によって、装置が顧客の操作であると認識したときは(ステップS72のYES)、「SW1=ONで、かつSW2=OFF」であるか否かを(CPUが)チェックする(ステップS73)。蓋部材30の位置が図15に示す位置にあるときのみ「SW1=ONで、かつSW2=OFF」となるので、ロック1がONになるが(ステップS74)、それ以外の位置では蓋部材の回動を促す表示を行う(ステップS75)。顧客が蓋部材を回動して、ちょうど「SW1=ONで、かつSW2=OFF」となる位置に来たときにロック1がONになる。ロック1がONになると顧客側操作画面が操作可能になる(ステップS76)。なお、操作表示部16の向きはどのステップにおいて変えても構わない。また、蓋部材30の回動に連動して向きが変わるように構成してもよい。操作開始した後(ステップS77)、操作終了(ステップS78)あるいは強制解除指令信号が入力されると(ステップS79)、ロックが解除され(ステップS80)、蓋部材30の回動はフリー状態になる。以下、同様の繰り返しになる。
次に、ステップS71に戻って、行員が操作する場合であるが、蓋部材30の向きが顧客の場合と正反対になることを除けば、条件は同じである。すなわち、操作者が行員の場合は、「SW1=OFFで、かつSW2=ON」の場合にロック2がONになることを除けば、全く同じであるので説明は省略する。
なお、ここでは操作表示部16は固定されずに操作する側に自由に向けられるようにしたが、この操作表示部16の向きを検知し、操作表示部16をロックするようにしても良い。但し、操作表示部16と蓋部材30の向きが合致していなければならないので、操作表示部16が顧客側に向いていると検知した場合、蓋部材30も顧客側が開放されるように操作するように案内表示によって促し、蓋部材30が正しい方向に操作されたらロックされるようにしても構わない。また、操作表示部16と蓋部材30の方向が一致するまでは操作ができないように制御しても構わない。
本発明に係る貨幣取引処理装置の第一実施形態の一例を示す外観図である。 本発明に係る貨幣取引処理装置をカウンターに設置した場合の、カウンターの外側(顧客側)から見た場合の様子を示すものである。 本発明に係る貨幣取引処理装置の内部構成例を示す図である。 支持部材に設けられた係止手段(ロックピン)の一例を示すものである。 本発明に係る貨幣取引処理装置の仕切手段の第1実施例の動作を説明するための図である。 図5に示す仕切手段の動作のフローチャートの一例である。 本発明に係る貨幣取引処理装置の仕切手段の第1実施例の変形例の動作を説明するための図である。 図7に示す仕切手段の動作のフローチャートの一例である。 本発明に係る貨幣取引処理装置の仕切手段の第2実施例の動作を説明するための図である。 図9における係止手段の実施例を示した図である。 顧客側が貨幣取引処理装置の入出金口を使用する場合の遮蔽板の状態を示す図である。 図9に示す仕切手段の動作のフローチャートの一例である。 本発明に係る貨幣取引処理装置の仕切手段の第3実施例の概略図である。 仕切手段の第3実施例において、蓋部材と操作表示部とが連動して回転する様子を示した図である。 本発明に係る貨幣取引処理装置の仕切手段の第3実施例の構成を示す図である。 図15に示す仕切手段の動作のフローチャートの一例である。
符号の説明
1 貨幣取引処理装置
10 紙幣入出金口
11 硬貨入出金口
13 行員側操作部
14 行員側表示部
15 カード処理部
16 顧客側操作表示部又は液晶タッチパネル
17 バラ紙幣入出金部
18 バラ硬貨入出金部
19 束紙幣出金部
20 包装硬貨出金部
21 束紙幣出金口
22 包装硬貨(棒金)出金口
23 ターミナル部
30 蓋部材
31 支持手段
32 遮蔽板
SW1〜SW4 スイッチ(遮蔽側検出手段)
L1〜L4又はロック1、2 係止手段(ロック手段)

Claims (10)

  1. 操作者の情報を含む取引に関する情報を入力する操作を行う取引入力操作手段と、
    装置上面に形成される貨幣の入出口である貨幣取引口と、
    少なくとも前記貨幣取引口をカウンターの内側または外側の何れか一方側からのみ選択的に操作可能にするように覆い、他方側からの目視を不能にする仕切手段と、
    を備えた、金融営業店の窓口カウンターに設置され、設置された状態でカウンターの内側と外側の両方から操作が行える貨幣取引処理装置において、
    前記仕切手段は、
    前記操作者側の反対側から少なくとも前記貨幣取引口の目視を遮蔽する遮蔽手段と、該遮蔽手段が存在する側を検出する遮蔽側検出手段と、前記遮蔽手段を一時的に固定して移動を禁止する係止手段と、を備えるとともに、
    前記遮蔽側検出手段からの検出信号に基づいて前記係止手段を作動させて前記遮蔽手段を所定の位置に固定するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする貨幣取引処理装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記遮蔽側検出手段の検出信号と、前記取引入力操作手段から入力された前記操作者情報とに基づいて、前記遮蔽手段が前記所定の位置に存在することを判定し、前記係止手段を作動させて前記遮蔽手段を固定するように制御することを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引処理装置。
  3. 前記遮蔽手段が、長手方向が直線形状を成し、短手方向がほぼ四半円弧形状を成す側板を有する蓋部材と、該蓋部材の短手方向を両側から挟むように設置されたほぼ半円板状の一対の支持部材とを備えるとともに、
    前記係止手段は前記支持部材或いは前記側板に設けられた出没可能なロックピンと、前記側板或いは前記支持部材に設けられた前記ロックピンが緩挿される穴とで構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣取引処理装置。
  4. 前記遮蔽手段が、中央で二つ折り可能に2枚の長方形の板がつなぎ合わされた遮蔽板であって、
    前記係止手段は、該遮蔽板が折り畳まれて前記カウンターの内側又は外側のいずれかの側に寄せられた状態で保持することを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣取引処理装置。
  5. 前記遮蔽手段が、円筒型容器をその底面の中心を通る平面で二等分したものを逆さにした様な形状を有する蓋部材と、該蓋部材の半円弧状の下縁部を前記貨幣取引口を囲むように回動自在に支持する溝状の支持手段とを備えるとともに、
    前記係止手段は、前記溝内或いは前記蓋部材に設けられた出没可能な一対のロックピンを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣取引処理装置。
  6. 前記取引入力操作手段が2式設けられ、一方はカウンターの内側から操作するものであり、他方はカウンターの外側から操作するものである、請求項1乃至5のいずれかに記載の貨幣取引処理装置。
  7. 前記取引入力操作手段が1式設けられ、操作する側に向くように方向の切り換えが可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の貨幣取引処理装置。
  8. 前記取引入力操作手段が1式設けられ、前記蓋部材の回転に連動して方向の切り換えを行う方向切り換え手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の貨幣取引処理装置。
  9. 前記取引入力操作手段における前記操作者情報の入力以外の操作を、前記係止手段の作動後に可能にしたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の貨幣取引処理装置。
  10. 前記係止手段の作動中における解除指令信号の入力によって、前記係止手段の作動を強制的に解除し、前記遮蔽手段の移動を可能にしたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の貨幣取引処理装置。
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