JP2009138488A - 電動ブラインドの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを上昇させることなく、保守管理に利用する動作回数を表示可能とした操作スイッチを備えた電動ブラインドの制御装置を提供する。
【解決手段】操作スイッチの操作に基づいて、モータを動作させて電動ブラインドのスラットを昇降及び角度調節するとともに、電動ブラインドのモータの動作回数をカウントして保持するカウント手段を備えた制御部と、操作スイッチに設けられ、スラットの昇降高さと回動角度を表示する表示装置とを備えた電動ブラインドの制御装置において、操作スイッチ1aには、動作回数表示モードでモータの動作回数をカウント手段から読み出して表示装置2,3で表示する動作回数表示手段13を備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、モータの動作回数をカウントする機能を備えた電動ブラインドの制御装置に関するものである。
電動横型ブラインドは、ヘッドボックス内に配設されたモータを作動させてスラットの昇降操作あるいは角度調節操作を行なう。また、窓面に沿って多数の電動横型ブラインドが設置されるブラインドシステムでは、特定のエリア内の複数のブラインドや単独のブラインドをゾーンスイッチで操作したり、あるいはすべてのブラインドの動作をパソコン等の中央処理システムで制御することが行われている。
このようなブラインドシステムでは、各電動横型ブラインドの保守管理を行なうために、モータの作動回数をカウントし、その作動回数に基づいて消耗部品の点検あるいは交換作業等が行なわれている。
特許文献1には、操作スイッチに開閉動作回数を表示するカウント表示面を備え、表示された回数を保守管理に利用可能としたシャッターの遠隔操作装置が開示されている。
特許文献2には、表示操作スイッチの表示部に、送信器から出力された信号の出力回数を表示する表示部を備え、その出力回数を保守管理に利用可能とした電動シャッターの送信機が開示されている。
特開2003−301678号公報 特許3295773号公報
特許文献1に記載された操作スイッチでは、開閉動作回数を表示するための専用のカウント表示面を備えているので、操作スイッチのコストが上昇するという問題点がある。
特許文献2に記載された表示操作スイッチにおいても、送信器から出力された信号の出力回数を表示するための専用の表示部を備えているので、表示操作スイッチのコストが上昇するという問題点がある。
この発明の目的は、コストを上昇させることなく、保守管理に利用する動作回数を表示可能とした操作スイッチを備えた電動ブラインドの制御装置を提供することにある。
請求項1では、操作スイッチと、前記操作スイッチの操作に基づいて、モータを動作させて電動ブラインドのスラットを昇降及び角度調節するとともに、前記電動ブラインドのモータの動作回数をカウントして保持するカウント手段を備えた制御部と、前記操作スイッチに設けられ、スラットの昇降高さと回動角度を表示する表示装置とを備えた電動ブラインドの制御装置において、前記操作スイッチには、動作回数表示モードで前記モータの動作回数を前記カウント手段から読み出して前記表示装置で表示する動作回数表示手段を備えた。
請求項2では、前記表示装置は、通常モード時に、スラットの昇降高さを表示する昇降LEDと、スラットの角度を表示するチルトLEDで構成し、前記昇降LEDとチルトLEDはそれぞれ複数段のLED素子を列状に配設して構成した。
請求項3では、前記操作スイッチには、前記通常モードと動作回数表示モードとを切り替える切り替え手段を設け、前記動作回数表示手段は、動作回数表示モード時に、前記昇降LEDで電動ブラインドのアドレスを表示し、前記チルトLEDで当該アドレスの電動ブラインドのモータの動作回数を表示する。
請求項4では、前記動作回数表示手段は、前記昇降LEDの1段目から9段目の点灯動作を選択してアドレスの1の位を表示するとともに11段目以降の点灯動作を選択して10の位を表示し、前記チルトLEDの各段の点灯動作を選択して動作回数を一定数刻みで表示する。
請求項5では、前記動作回数表示手段は、前記昇降LEDの1段目から10段目の点灯動作を選択してアドレスの1の位を表示するとともに1段目から10段目の点滅動作を選択してアドレスの10の位を表示し、かつ昇降LEDの11段目以降の点灯動作を選択してアドレスの100の位を表示し、前記チルトLEDの1段目から10段目の点灯動作を選択して0回から900回までの動作回数を100回刻みで表示するとともに2段目から10段目の点滅動作を選択して1000回から9000回までの動作回数を1000回刻みで表示し、前記チルトLEDの11段目以降の点灯動作を選択して動作回数を10000回刻みで表示する。
請求項6では、前記動作回数表示手段は、前記動作回数表示モードの設定に基づいて、表示LEDを点滅させて動作回数表示モードを表示する。
請求項7では、前記動作回数表示手段は、前記動作回数表示モードで規定の動作回数を超えた電動ブラインドのアドレスを前記昇降LED及びチルトLEDで表示する。
請求項8では、前記動作回数表示手段は、複数の電動ブラインドのカウント手段から一定時間毎に各電動ブラインドの動作回数を読み出してあらかじめ設定された規定の動作回数と比較し、規定の動作回数を超えた電動ブラインドのアドレスを前記昇降LED及びチルトLEDで表示する。
請求項9では、前記動作回数表示手段は、前記チルトLEDの1段目から9段目の点灯動作を選択してアドレスの1の位を表示し、前記昇降LEDの1段目から9段目の点灯動作を選択してアドレスの10の位を表示し、かつ昇降LEDの11段目以降の点灯動作を選択してアドレスの100の位を表示する。
請求項10では、前記動作回数表示手段は、前記チルトLED及び前記昇降LEDの最上段を点滅させて、表示するアドレスが存在しないことを表示する。
本発明によれば、コストを上昇させることなく、保守管理に利用する動作回数を表示可能とした操作スイッチを備えた電動ブラインドの制御装置を提供することができる。
(第一の実施の形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施の形態を図面に従って説明する。図1は電動横型ブラインドのゾーンスイッチ(操作スイッチ)1aの操作面を示す。ゾーンスイッチ1aは、壁面等に設置され、あらかじめ設定された複数の電動横型ブラインド、あるいは単独の電動横型ブラインドを操作可能である。
操作面の中央部には縦方向に2列のLED素子(発光ダイオード)が配設されている。左列のLEDはスラットの昇降高さを表示する昇降LED2であり、右列のLEDはスラットの回動角度を表示するチルトLED3である(表示装置)。そして、昇降LED2及びチルトLED3は、ともに15個のLEDが上下に並べられて、スラットの昇降高さ及び角度を15段階で表示可能となっている。なお、昇降LED2及びチルトLED3は、最上段と最下段及び中間段のLEDに、表示面積の大きいLEDが使用され、表示段数を容易に視認可能となっている。
前記昇降LED2の上方には、スラットの引き上げ操作を行うためのUPボタン4が配設され、前記昇降LED2の下方には、スラットの下降操作を行うためのDOWNボタン5が配設されている。
前記チルトLED3の上方には、スラットを引き上げながら回動させるUPチルトボタン6が配設され、前記チルトLED3の下方には、スラットを下降させながら回動させるDOWNチルトボタン7が配設されている。そして、UPチルトボタン6の操作により、スラットはその凸面が室内側となるように回動され、DOWNチルトボタン7の操作により、スラットはその凸面が室外側となるように回動される。
前記チルトLED3の側方には、スラットの昇降動作あるいは回動動作を停止させるSTOPボタン8が配設されている。また、STOPボタン8の下方には、リモコンスイッチからの送信信号を受信する受光部9が配設されている。
図2は、前記ゾーンスイッチ1aの電気的構成を示す。前記UPボタン4、DOWNボタン5、UPチルトボタン6、DOWNチルトボタン7、STOPボタン8の操作信号はマイコン13に入力される。
また、前記マイコン13には第一及び第二のディップスイッチ14,15が接続されている。第一及び第二のディップスイッチ14,15は、このゾーンスイッチ1aでローカル制御を行うときの各電動横型ブラインドのアドレス範囲を設定するものであり、第一のディップスイッチ14で最小アドレスが設定され、第二のディップスイッチ15で最大アドレスが設定されるようになっている。
前記マイコン13にはLEDドライバ16が接続され、LEDドライバ16はマイコン13から出力される制御信号に基づいて前記昇降LED2、チルトLED3を駆動するようになっている。
また、前記マイコン13には通信送信部17、通信受信部18及び記憶素子19が接続される。そして、マイコン13は通信送信部17及び通信受信部18を介して電動横型ブラインドのヘッドボックス内に配設される制御部との間で制御信号の送受信を行なう。記憶素子19には、マイコン13の動作時に所要のデータが格納される。
このよう構成されたゾーンスイッチ1aのマイコン13は、各ボタンの操作に基づく操作信号と、第一及び第二のディップスイッチ14,15に設定されたアドレス及び電動横型ブラインドの制御部との送受信信号と、あらかじめ設定されているプログラムとに基づいて動作する。また、マイコン13は、各ボタンの押圧に基づいて起動するタイマー機能を備えている。
マイコン13は各ボタンの操作に基づく通常モードと、STOPボタン(切り替え手段)8の長押しに続く動作回数表示モードとのいずれかで動作する。そして、動作回数表示モードでは昇降LED2でブラインドのアドレスすなわち製品番号を表示し、チルトLED3でモータの昇降動作回数を表示するようになっている(動作回数表示手段)。
具体的には、図4に示すように、昇降LED2の最下段である1段目から最上段の15段目までのLEDの点灯状態を選択することにより、1番から59番までのアドレスを表示する。また、チルトLED3の最下段である1段目から最上段の15段目までのLEDの点灯状態を選択することにより、500回以下から7000回超までの動作回数を表示する。
図5(a)に示すように、例えば昇降LED2の2段目まで点灯され、チルトLED3の5段目まで点灯されると、アドレス2番のブラインドの動作回数が2500回以下であることが表示される。
また、図5(b)に示すように、昇降LED2の10段目が点灯され、チルトLED3の6段目までのLEDが点灯されると、アドレス10番のブラインドの動作回数が3000回以下であることが表示される。
また、図5(c)に示すように、昇降LED2の9段目までと、11段目から13段目までが点灯され、チルトLED3の8段目までのLEDが点灯されると、アドレス39番のブラインドの動作回数が4000回以下であることが表示される。
また、図5(d)に示すように、昇降LED2の9段目までと、11段目から15段目までが点灯され、チルトLED3の15段目までのLEDが点灯されると、アドレス59番のブラインドの動作回数が7000回超であることが表示される。
図3は、電動横型ブラインドのヘッドボックス内に配設される制御部の電気的構成を示す。モータ駆動用トランス20及び制御用トランス21は商用電源を所定の電圧に降圧し、その降圧電圧を整流回路22,23にそれぞれ供給する。
整流回路22は、モータ駆動用トランス20から供給される交流電圧を24Vの直流電圧に整流してモータ駆動回路24に供給する。そして、モータ駆動回路24でモータ25が駆動され、そのモータ25の作動により電動横型ブラインドのスラットが昇降され、あるいは回動される。
整流回路23は、制御用トランス21から供給される交流電圧を5Vの直流電圧に整流してマイコン26に供給する。マイコン26にはアドレス用ディップスイッチ27が接続されている。このアドレス用ディップスイッチ27には、当該電動横型ブラインドのアドレスが設定される。
また、前記マイコン26には通信送信部28、通信受信部29及び記憶素子30が接続される。そして、マイコン26は通信送信部28及び通信受信部29を介して中央処理装置あるいはゾーンスイッチ1aとの間で制御信号の送受信を行なう。記憶素子30には、マイコン26の動作により昇降動作のためにモータが動作した回数及びその他の所要のデータが格納される。
このよう構成された制御部のマイコン26は、ゾーンスイッチから出力される制御信号、あるいは中央処理装置から出力される制御信号と、あらかじめ設定されているプログラムとに基づいて動作する。そして、スラットの昇降動作のために動作したモータの動作回数をカウントし、その動作回数を記憶素子30に格納する(カウント手段)。
次に、上記のような電動横型ブラインドのゾーンスイッチ1aの操作に基づくマイコン13の動作を説明する。
まず、通常操作モードでの動作について説明する。図6に示すように、いずれかのボタンの押圧操作を待つ状態からUPボタン4が押圧されると(ステップ1,2)、マイコン13は内蔵するタイマーで0.5秒間のカウントアップ動作を行う(ステップ3,4)。
そして、カウントアップ動作が終了した時点でUPボタン4が押圧されていなければ、点灯する昇降LED2を1マス上昇させ(ステップ5,6)、ステップ14に移行する。
ステップ5でUPボタン4が押圧され続けていると、ステップ7へ移行して昇降LED2を上方へ連続して点灯させる連続上昇モードへ移行し、UPボタン4が押圧されなくなるまで点灯させる昇降LED2を1マスずつ上昇させる(ステップ7,8)。そして、UPボタン4が押圧されなくなると、昇降LED2の上昇動作を停止させ(ステップ10)、ステップ14に移行する。
UPボタン4が押圧され続けている状態で、昇降LED2が最上段まで点灯されると、昇降LED2の上昇動作が停止され(ステップ9,11,12,13)、ステップ14に移行する。
このような動作により、UPボタン4が0.5秒以下で押圧されると、点灯される昇降LED2が1マス上昇し、UPボタン4が0.5秒を超えて押圧され続けると、点灯される昇降LED2が連続して上昇する。そして、昇降LED2が最上段まで点灯されると、UPボタン4の押圧に関わらず、連続上昇モードが終了する。
ステップ14では、昇降LED2の点灯範囲に対応する制御信号がマイコン13から電動ブラインドの制御部のマイコン26に送信されて、ステップ1に復帰する。そして、マイコン26の動作により、モータ25が作動して、スラットが昇降LED2の点灯範囲に対応する高さまで引き上げられる。
ステップ2において、DOWNボタン5が押圧されていると、図7に示すステップ15からステップ16に移行し、0.5秒間のカウントアップ動作を行う。そして、カウントアップ動作が終了した時点でDOWNボタン5が押圧されていなければ、点灯する昇降LED2を1マス下降させ(ステップ17,18,19)、ステップ14に移行する。
ステップ18でDOWNボタン5が押圧され続けていると、ステップ20へ移行して昇降LED2を下方へ連続して消灯させる連続下降モードへ移行し、DOWNボタン5が押圧されなくなるまで点灯させる昇降LED2を1マスずつ下降させる(ステップ21)。そして、DOWNボタン5が押圧されなくなると、昇降LED2の下降動作を停止させ(ステップ23)、ステップ14に移行する。
DOWNボタン5が押圧され続けている状態で、昇降LED2が最下段まで消灯されると、昇降LED2の下降動作が停止され(ステップ22,24,25,26)、ステップ14に移行する。
このような動作により、DOWNボタン5が0.5秒以下で押圧されると、点灯される昇降LED2が1マス下降し、DOWNボタン5が0.5秒を超えて押圧され続けると、点灯される昇降LED2が連続して下降する。そして、昇降LED2が最下段まで消灯されると、DOWNボタン5の押圧に関わらず、連続下降モードが終了する。
ステップ14では、昇降LED2の点灯範囲に対応する制御信号がマイコン13から電動ブラインドの制御部のマイコン26に送信される。そして、マイコン26の動作により、モータ25が作動して、スラットが昇降LED2の点灯範囲に対応する高さまで下降される。
ステップ15において、UPチルトボタン6が押圧されていると、図8に示すステップ27からステップ28に移行し、0.5秒間のカウントアップ動作を行う。そして、カウントアップ動作が終了した時点でUPチルトボタン6が押圧されていなければ、点灯するチルトLED3を1マス上昇させ(ステップ29,30,31)、ステップ14に移行する。
ステップ30でUPチルトボタン6が押圧され続けていると、ステップ32へ移行してチルトLED3を上方へ連続して点灯させる連続上昇モードへ移行し、UPチルトボタン6が押圧されなくなるまで点灯させるチルトLED3を1マスずつ上昇させる(ステップ33)。そして、UPチルトボタン6が押圧されなくなると、チルトLED3の上昇動作を停止させ(ステップ34,35)、ステップ14に移行する。
UPチルトボタン6が押圧され続けている状態で、チルトLED3が最上段まで点灯されると、チルトLED3の上昇動作が停止され(ステップ34,36,37,38)、ステップ14に移行する。
このような動作により、UPチルトボタン6が0.5秒以下で押圧されると、点灯されるチルトLED3が1マス上昇し、UPチルトボタン6が0.5秒を超えて押圧され続けると、点灯されるチルトLED3が連続して上昇する。そして、チルトLED3が最上段まで点灯されると、UPチルトボタン6の押圧に関わらず、連続上昇モードが終了する。
ステップ14では、チルトLED3の点灯範囲に対応する制御信号がマイコン13から電動ブラインドの制御部のマイコン26に送信される。そして、マイコン26の動作により、モータ25が作動して、スラットがチルトLED3の点灯範囲に対応する角度まで回動される。
ステップ27において、DOWNチルトボタン7が押圧されていると、図9に示すステップ39,40に移行し、0.5秒間のカウントアップ動作を行う。そして、カウントアップ動作が終了した時点でDOWNチルトボタン7が押圧されていなければ、点灯するチルトLED3を1マス下降させ(ステップ41,42,43)、ステップ14に移行する。
ステップ42でDOWNチルトボタン7が押圧され続けていると、ステップ44へ移行してチルトLED3を下方へ連続して消灯させる連続下降モードへ移行し、DOWNチルトボタン7が押圧されなくなるまで点灯させるチルトLED3を1マスずつ下降させる(ステップ45)。そして、DOWNチルトボタン7が押圧されなくなると、チルトLED3の下降動作を停止させ(ステップ46,47)、ステップ14に移行する。
DOWNチルトボタン7が押圧され続けている状態で、チルトLED3が最下段まで消灯されると、チルトLED3の下降動作が停止され(ステップ46,48,49,50)、ステップ14に移行する。
このような動作により、DOWNチルトボタン7が0.5秒以下で押圧されると、点灯されるチルトLED3が1マス下降し、DOWNチルトボタン7が0.5秒を超えて押圧され続けると、点灯されるチルトLED3が連続して下降する。そして、チルトLED3が最下段まで消灯されると、DOWNチルトボタン7の押圧に関わらず、連続下降モードが終了する。
ステップ14では、チルトLED3の点灯範囲に対応する制御信号がマイコン13から電動ブラインドの制御部のマイコン26に送信される。そして、マイコン26の動作により、モータ25が作動して、スラットがチルトLED3の点灯範囲に対応する角度まで回動される。
ステップ39においてSTOPボタン8が押圧されていると、図10に示すステップ51,52に移行し、5秒間のカウントアップ動作を行う(ステップ53,54)。そして、5秒間経過する以前にSTOPボタン8の押圧が解除されると、ステップ55に移行して、マイコン13はストップ指令を制御部のマイコン26に送信する。
すると、マイコン26はモータ25の作動を停止させて、スラットの昇降動作あるいは回動動作を停止させる。
また、STOPボタン8が5秒以上押圧されると、昇降動作のためにモータを作動させた回数を昇降LED2及びチルトLED3に表示する動作回数表示モードに移行する(ステップ56)。
動作回数表示モードの動作を図11及び図12に従って説明する。STOPボタン8が5秒以上押圧されると、マイコン13は第一及び第二のディップスイッチ14,15に設定されたアドレス範囲を確認し(ステップ57)、次いで最小アドレスのブラインドに対し動作回数データの送信を要求する(ステップ58)。
そして、タイマーのカウント動作を開始し(ステップ59)、最小アドレスのブラインドから0.5秒以内にデータの返信がない場合には、エラー表示としてチルトLED3をすべて点灯させて処理を中止し(ステップ60〜62)、ステップ1に移行する。
ステップ60においてデータの返信を確認すると、マイコン13は昇降LED2にアドレスを表示し、チルトLED3に回数を表示する(ステップ63)。
次いで、STOPボタン8が押されると、マイコン13はタイマーのカウント動作を開始し(ステップ65,66)、STOPボタン8が5秒以上押圧され続けると、通常モードに復帰して(ステップ69)、ステップ1に復帰する。また、5秒経過する前にSTOPボタン8の押圧が解除されると、ステップ64に復帰する。
ステップ64においてUPボタン4あるいはDOWNボタン5が押圧されると、ステップ70からステップ71に移行して、タイマーで0.5秒のカウントアップ動作を開始し、カウントアップするまでUPボタン4あるいはDOWNボタン5が押圧されていると、ステップ72,73を経てステップ75に移行する。
なお、ステップ64において、STOPボタン8、UPボタン4、DOWNボタン5以外のボタンが押圧されている場合、及びステップ72においてカウントアップ前にUPボタン4あるいはDOWNボタン5の押圧が解除されたとき、ステップ74に移行する。そして、ステップ63のアドレス表示及び動作回数表示を保持して、ステップ1に移行する。
ステップ75では、UPボタン4あるいはDOWNボタン5の押圧に基づいて、各アドレスのブラインドの動作回数を連続して表示する連続表示モードに移行する。そして、UPボタン4が押圧されていると、昇降LED2に表示するアドレス番号を1つ加算し、DOWNボタン5が押圧されていると、昇降LED2に表示するアドレス番号を1つ減算する(ステップ76)。
次いで、タイマーで0.2秒のカウントアップ動作を開始し(ステップ77)、カウントアップ前にUPボタン4あるいはDOWNボタン5の押圧が解除されると、ステップ78,79を経てステップ80に移行し、新たなアドレスに対応するブラインドに対し動作回数データの送信を要求する。
次いで、当該ブラインドから0.5秒以内にデータが返信されると、その動作回数をチルトLED3に表示し(ステップ81〜84)、ステップ1に復帰する。また、0.5秒を経過しても、データの返信がない場合には、エラー表示としてチルトLED3をすべて点灯させて処理を中止し(ステップ85)、ステップ1に移行する。
ステップ78,79で、0.2秒のカウントアップ後までUPボタン4あるいはDOWNボタン5が押圧され続けていると、ステップ86を経てステップ87に移行し、アドレス番号を加算あるいは減算し続ける。そして、UPボタン4あるいはDOWNボタン5の押圧が解除された時点でステップ80に移行し、上記と同様な動作により当該アドレスに対応する動作回数をチルトLED3に表示する(ステップ81〜84)。
上記のように構成されたゾーンスイッチ1aを備えた電動ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)動作回数表示モードでは、昇降LED2とチルトLED3で、電動ブラインドのモータの動作回数、詳しくはスラットの昇降動作を行うための動作回数を表示することができる。従って、その動作回数を確認することにより、電動ブラインドの保守管理を容易に行なうことができる。
(2)スラットの昇降高さを示す昇降LED2と、スラットの角度を示すチルトLED3を利用して、各電動ブラインドのモータの動作回数を表示することができる。従って、動作回数を表示するための表示装置を設ける必要がないので、ゾーンスイッチ1aの小型化を図り、かつコストを低減することができる。
(3)1つのゾーンスイッチ1aで複数の電動ブラインドのモータの動作回数を表示することができるので、多数の電動ブラインドのモータの動作回数を容易に確認することができる。
(4)STOPボタン8の5秒以上の押圧操作により、通常モードと動作回数表示モードとを容易に切り替えることができる。
(5)15段の昇降LED2により59種類のアドレスを表示することができる。
(6)15段のチルトLED3により、500回刻みで7000回までと、7000回超の15通りの動作回数を表示することができる。
(第二の実施の形態)
図13は、第二の実施の形態のゾーンスイッチ1bを示す。このゾーンスイッチ1bは、パソコン等の中央処理装置で多数のパソコンを一括して制御する制御システムに対応したものであり、操作面には前記第一の実施の形態のゾーンスイッチ1aの構成にLOCALボタン11と表示LED12を追加した構成である。第一の実施の形態と同一構成部分は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
前記LOCALボタン11は、その押圧操作毎に、中央処理装置から出力される制御信号に基づいて各電動ブラインドが動作する共有制御と、中央処理装置からの制御信号を受け付けず、ゾーンスイッチ1bの操作信号に基づいて各電動ブラインドが動作するローカル制御とを交互に切り替える機能を備えている。表示LED12は、ローカル制御が選択されたとき点灯され、共有制御が選択されると消灯される。
図14は、ゾーンスイッチ1bの電気的構成を示す。前記LOCALボタン11の操作信号はマイコン13に出力される。表示LED12は、マイコン13から出力される制御信号に基づいてLEDドライバ16で駆動される。
このゾーンスイッチ1bは、マイコン13にあらかじめ設定されたプログラムにより通常モードと動作回数表示モードのいずれかで動作する。通常モードでは、第一の実施の形態と同様に、昇降LED2でスラットの昇降高さを表示し、チルトLED3でスラットの角度が表示される。
動作回数表示モードは、STOPボタン8が5秒以上押圧されたときに設定される。そして、動作回数表示モードに移行すると、表示LED12が点滅され、昇降LED2の点灯動作と点滅動作で製品アドレスが表示され、チルトLED3の点灯動作と点滅動作で動作回数が表示される。
具体的には、図15に示すように、昇降LED2の1段目から15段目までのLEDの点灯状態及び点滅状態を選択することにより、1番から599番までのアドレスを表示する。また、チルトLED3の1段目から15段目までのLEDの点灯状態及び点滅状態を選択することにより、0から59900回までの動作回数を100回刻みで表示する。
図16(a)に示すように、例えば昇降LED2の3段目が点灯され、チルトLED3の3段目が点滅されるとともに、6段目が点灯された場合は、アドレス2番の電動ブラインドの動作回数が2500回以下であることが表示される。
また、図16(b)に示すように、昇降LED2の2段目が点滅され、チルトLED3の4段目が点滅されると、アドレス10番のブラインドの動作回数が3000回以下であることが表示される。
また、図16(c)に示すように、昇降LED2の4段目が点滅され、チルトLED3の1段目が点灯されるとともに5段目が点滅されると、アドレス33番のブラインドの動作回数が4000回以下であることが表示される。なお、10段目までの昇降LED2及びチルトLED3が1つだけ点滅される場合は、そのLEDの点灯と点滅が重複している状態を示し、例えばアドレス55番や動作回数4400等を表示する場合も、1つのLEDの点滅で表示される。
また、図16(d)に示すように、昇降LED2の6段目が点滅されるとともに、10段目が点灯され、チルトLED3の8段目が点滅されると、アドレス59番のブラインドの動作回数が7700回以下であることが表示される。
次に、上記のようなゾーンスイッチ1bの動作を説明する。通常モードでは、図6から図10に示す動作と同様な動作を行う。そして、ステップ1,2,15,27,39,51のループに図17に示すステップ90が追加される。
ステップ90でLOCALボタン11が押圧されると、マイコン13はLOCALボタン11の押圧を検出して0.5秒間のカウントアップ動作を開始し(ステップ91)、カウントアップ後に現状が共有制御状態かローカル制御状態かを判定する(ステップ92,93)。
そして、共有制御状態であれば、ローカル指令信号を中央処理装置に送信してローカル制御に移行し(ステップ94)、表示LED12を消灯して(ステップ95)ステップ1に移行する。
また、ローカル制御状態であれば、共有指令信号を中央処理装置に送信して共有動作に移行し(ステップ96)、表示LED12を消灯して(ステップ97)ステップ1に移行する。
ローカル制御時に、STOPボタン8が5秒以上押圧されて、動作回数表示モードへ移行すると、マイコン13は図18に示すステップ101へ移行して、表示LED12を点滅させ、動作回数表示モードに移行したことを表示する。
そして、マイコン13は第一及び第二のディップスイッチ14,15に設定されたアドレス範囲を確認し(ステップ102)、次いで最小アドレスのブラインドに対し動作回数データの送信を要求する(ステップ103)。
そして、タイマーのカウント動作を開始し(ステップ104)、最小アドレスのブラインドから0.5秒以内にデータの返信がない場合には、エラー表示としてチルトLED3をすべて点灯させて処理を中止し(ステップ105〜107)、ステップ1に移行する。
ステップ105においてデータの返信を確認すると、マイコン13は昇降LED2にアドレスを表示し、チルトLED3に回数を表示する(ステップ108)。
次いで、STOPボタン8が押されると、マイコン13はタイマーのカウント動作を開始し(ステップ110,111)、STOPボタン8が5秒以上押圧され続けると、表示LED12を消灯若しくは点灯して通常モードに復帰して(ステップ114,115)、ステップ1に復帰する。また、5秒経過する前にSTOPボタン8の押圧が解除されると、ステップ109に復帰する。
ステップ109においてUPボタン4あるいはDOWNボタン5が押圧されると、ステップ116からステップ117に移行して、タイマーで0.5秒のカウントアップ動作を開始し、カウントアップするまでUPボタン4あるいはDOWNボタン5が押圧されていると、ステップ118,119を経てステップ75に移行する。
なお、ステップ109において、STOPボタン8、UPボタン4、DOWNボタン5以外のボタンが押圧されているときと、ステップ118においてカウントアップ前にUPボタン4あるいはDOWNボタン5の押圧が解除されたとき、ステップ120に移行する。そして、ステップ108のアドレス表示及び動作回数表示を保持して、ステップ1に移行する。
次いで、第一の実施の形態と同様なステップ75〜85により連続表示モードで動作回数を表示するが、その表示は図16に示すような表示あって、第一の実施の形態とは異なる。
上記のようなゾーンスイッチ1bを備えた電動ブラインドでは、第一の実施の形態で得られた作用効果(1)〜(4)と同様な作用効果に加えて、以下に示す作用効果を得ることができる。
(1)ローカル制御か共有制御かを点灯と消灯で表示するための表示LED12を点滅動作させて、動作回数表示モードを表示することができる。
(2)昇降LED2の点灯動作と点滅動作の組み合わせを選択することにより、1〜599のアドレスを表示することができる。従って、前記第一の実施の形態に比して、多数のアドレスを表示することができる。
(3)チルトLED3の点灯動作と点滅動作の組み合わせを選択することにより、0〜59900回までの動作回数を100回刻みで表示することができる。従って、前記第一の実施の形態に比して、広範囲の動作回数を表示することができる。
(第三の実施の形態)
図19〜図22は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態のゾーンスイッチは、マイコンに設定されるプログラムを除いて第一の実施の形態のゾーンスイッチ1aと同様な構成であり、同一符号を付して説明する。
この実施の形態では、ゾーンスイッチで多数の電動ブラインドの動作回数を自動的に検出し、その動作回数があらかじめ設定された所定回数を超えたブラインドについて、そのアドレスを表示して警告する動作回数表示モードを備えている。
そして、その動作回数表示モードとして、規定の動作回数に達したブラインドのアドレスを自動的に表示する自動表示モードと、STOPボタン8を5秒以上押し続けた場合に規定の動作回数に達したブラインドのアドレスを表示するマニュアル表示モードとを備えたものである。
図17は、動作回数表示モードでの昇降LED2及びチルトLED3の表示内容を示す。同図に示すように、昇降LED2の1段目から9段目までの点滅動作により10〜90番までのアドレスを10回刻みで表示し、11段目で100番、12段目で200番のアドレスが表示される。また、チルトLED3の1段目から9段目までの点滅動作により、1番から9番までのアドレスが表示される。
具体的には、図20(a)に示すように、昇降LED2が1段目から3段目まで点滅されると、30番のアドレスが表示される。また、同図(b)に示すように、昇降LED2が5段目まで点滅されるとともに、12段目が点滅され、チルトLED3が5段目まで点滅されると、255番のアドレスが表示される。
また、同図(c)に示すように、マニュアル表示モードで昇降LED2及びチルトLED3の15段目が点灯されると、該当するアドレスが存在しないことを表示する。
次に、上記のようなゾーンスイッチを備えた電動ブラインドの動作を説明する。
通常動作時に、スラットの昇降動作及び角度調節操作を行う際に、昇降LED2でスラットの昇降高さを表示し、チルトLED3でスラットの回動角度を表示する動作は、前記第一及び第二の実施の形態と同様である。
この通常動作時に、ゾーンスイッチは各電動ブラインドの動作回数を検出し、あらかじめ設定された動作回数を超えたブラインドのアドレスを自動的に表示する自動表示モードの動作を並行して行う。その動作を図21に従って説明する。
ローカル制御モードあるいは共有制御モードで動作中に、マイコン13はあらかじめ設定された規定時間が経過すると、第一及び第二のディップスイッチ14,15に設定された最小アドレスから最大アドレスまでのアドレス範囲を確認する(ステップ121,122)。そして、最小アドレスのブラインドに対し動作回数データの送信を要求する(ステップ123)。
次いで、タイマーのカウント動作を開始し(ステップ124)、最小アドレスのブラインドから0.5秒以内にデータの返信がない場合には、異常データを記憶素子19に書き込み(ステップ125〜127)、ステップ129に移行する。
ステップ125においてデータの返信を確認すると、マイコン13は返信された動作回数を記憶素子19に書き込み(ステップ128)、ステップ129に移行する。
次いで、最大アドレスまで動作回数データを受信したか否かを判定し(ステップ129)、最大アドレスに至っていない場合には前回確認したアドレスに1を加算したアドレスのブラインドに対し動作回数データの送信を要求する(ステップ130)。
次いで、タイマーのカウント動作を開始し(ステップ131)、新たなアドレスのブラインドから0.5秒以内にデータの返信がない場合には、異常データを記憶素子19に書き込み(ステップ132〜134)、ステップ129に移行する。
ステップ132においてデータの返信を確認すると、マイコン13は返信された動作回数を記憶素子19に書き込み(ステップ135)、ステップ129に移行する。
そして、ステップ129〜135の動作を最大アドレスまで繰り返し、最大アドレスのブラインドの動作回数を受信して記憶素子19に書き込んだ後は、ステップ129からステップ136に移行する。
ステップ136では、記憶素子19に書き込まれた各アドレスの動作回数と規定回数とを比較し、規定回数より多いブラインドがある場合は、最も動作回数の多いブラインドのアドレスを昇降LED2及びチルトLED3に表示する(ステップ137,138)。そして、規定時間をクリアし、再度規定時間のカウントアップ動作を開始して(ステップ139)ステップ121に移行し、同様な動作を繰り返す。
また、ステップ137で規定回数より覆いブラインドが存在しない場合には、昇降LED2及びチルトLED3の15段目を点滅させ(ステップ140)、ステップ139に移行する。なお、ステップ138において、規定回数を超えたブラインドが複数存在する場合には、UPボタン4あるいはDOWNボタン5を押す毎に、当該アドレスを順次表示するようにしてもよい。
図22は、マニュアル表示モードでの動作を示す。このマニュアル表示モードは、図10に示すステップ54において、STOPボタン8が5秒以上押し続けられたとき開始される。
ステップ141〜153では、前記ステップ122〜135と同様に動作して、最小アドレスから最大アドレスまでのブラインドの動作回数を記憶素子19に書き込む。最大アドレスのブラインドの動作回数を受信して記憶素子19に書き込んだ後は、ステップ148からステップ155に移行する。
ステップ155では、記憶素子19に書き込まれた各アドレスの動作回数と規定回数とを比較し、規定回数より多いブラインドがある場合は、最も動作回数の多いブラインドのアドレスを昇降LED2及びチルトLED3に表示し(ステップ156,157)、ステップ1に移行する。
また、ステップ156で規定回数より覆いブラインドが存在しない場合には、昇降LED2及びチルトLED3の15段目を点滅させ(ステップ158)、ステップ1に移行する。なお、ステップ157において、規定回数を超えたブラインドが複数存在する場合には、UPボタン4あるいはDOWNボタン5を押す毎に、当該アドレスを順次表示するようにしてもよい。
上記のように構成されたゾーンスイッチを備えた電動ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)自動表示モードでは、動作回数があらかじめ設定された規定回数より多いブラインドを自動的に検出し、昇降LED2とチルトLED3で当該ブラインドのアドレスを表示することができる。従って、通常モードから動作回数表示モードに切り替えることなく、動作回数が規定回数を超えたブラインドのアドレスを自動的に表示することができる。
(2)スラットの昇降高さを示す昇降LED2と、スラットの角度を示すチルトLED3を利用して、動作回数が規定回数を超えた電動ブラインドのアドレスを表示することができる。従って、アドレスを表示するための表示装置を設ける必要がないので、ゾーンスイッチの小型化を図り、かつコストを低減することができる。
(3)STOPボタン8の長押しに続くマニュアル表示モードでは、動作回数があらかじめ設定された規定回数より多いブラインドを検出し、同様に昇降LED2とチルトLED3で当該ブラインドのアドレスを表示することができる。
(4)マニュアル表示モードで、動作回数が規定回数を超えるブラインドが存在しない場合には、昇降LED及びチルトLED3の最上段を点滅させて、その事実を表示することができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・動作回数表示モードに切り替える切り替え手段は、STOPボタン以外のボタンに設定することもできる。
第一の実施の形態のゾーンスイッチを示す正面図である。 ゾーンスイッチの電気的構成を示すブロック図である。 電動ブラインドの制御部を示すブロック図である。 動作回数表示モードでのゾーンスイッチの表示内容を示す説明図である。 (a)〜(d)は動作回数表示モードでのゾーンスイッチの表示動作を示す説明図である。 第一の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第一の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第一の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第一の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第一の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第一の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第一の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第二の実施の形態のゾーンスイッチを示す正面図である。 ゾーンスイッチの電気的構成を示すブロック図である。 動作回数表示モードでのゾーンスイッチの表示内容を示す説明図である。 (a)〜(d)は動作回数表示モードでのゾーンスイッチの表示内容を示す説明図である。 第二の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第二の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 動作回数表示モードでのゾーンスイッチの表示内容を示す説明図である。 (a)〜(c)は動作回数表示モードでのゾーンスイッチの表示内容を示す説明図である。 第三の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。 第三の実施の形態のゾーンスイッチの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1a,1b…操作スイッチ(ゾーンスイッチ)、2…表示装置(昇降LED)、3…表示装置(チルトLED)、8…切り替え手段(STOPボタン)、12…表示LED、13…動作回数表示手段(マイコン)、25…モータ、26…カウント手段(マイコン)、30…カウント手段(記憶素子)。

Claims (10)

  1. 操作スイッチと、
    前記操作スイッチの操作に基づいて、モータを動作させて電動ブラインドのスラットを昇降及び角度調節するとともに、前記電動ブラインドのモータの動作回数をカウントして保持するカウント手段を備えた制御部と、
    前記操作スイッチに設けられ、スラットの昇降高さと回動角度を表示する表示装置と
    を備えた電動ブラインドの制御装置において、
    前記操作スイッチには、動作回数表示モードで前記モータの動作回数を前記カウント手段から読み出して前記表示装置で表示する動作回数表示手段を備えたことを特徴とする電動ブラインドの制御装置。
  2. 前記表示装置は、通常モード時に、スラットの昇降高さを表示する昇降LEDと、スラットの角度を表示するチルトLEDで構成し、前記昇降LEDとチルトLEDはそれぞれ複数段のLED素子を列状に配設して構成したことを特徴とする請求項1記載の電動ブラインドの制御装置。
  3. 前記操作スイッチには、前記通常モードと動作回数表示モードとを切り替える切り替え手段を設け、前記動作回数表示手段は、動作回数表示モード時に、前記昇降LEDで電動ブラインドのアドレスを表示し、前記チルトLEDで当該アドレスの電動ブラインドのモータの動作回数を表示することを特徴とする請求項2記載の電動ブラインドの制御装置。
  4. 前記動作回数表示手段は、前記昇降LEDの1段目から9段目の点灯動作を選択してアドレスの1の位を表示するとともに11段目以降の点灯動作を選択して10の位を表示し、前記チルトLEDの各段の点灯動作を選択して動作回数を一定数刻みで表示することを特徴とする請求項3記載の電動ブラインドの制御装置。
  5. 前記動作回数表示手段は、前記昇降LEDの1段目から10段目の点灯動作を選択してアドレスの1の位を表示するとともに1段目から10段目の点滅動作を選択してアドレスの10の位を表示し、かつ昇降LEDの11段目以降の点灯動作を選択してアドレスの100の位を表示し、前記チルトLEDの1段目から10段目の点灯動作を選択して0回から900回までの動作回数を100回刻みで表示するとともに2段目から10段目の点滅動作を選択して1000回から9000回までの動作回数を1000回刻みで表示し、前記チルトLEDの11段目以降の点灯動作を選択して動作回数を10000回刻みで表示することを特徴とする請求項3記載の電動ブラインドの制御装置。
  6. 前記動作回数表示手段は、前記動作回数表示モードの設定に基づいて、表示LEDを点滅させて動作回数表示モードを表示することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の電動ブラインドの制御装置。
  7. 前記動作回数表示手段は、前記動作回数表示モードで規定の動作回数を超えた電動ブラインドのアドレスを前記昇降LED及びチルトLEDで表示することを特徴とする請求項2記載の電動ブラインドの制御装置。
  8. 前記動作回数表示手段は、複数の電動ブラインドのカウント手段から一定時間毎に各電動ブラインドの動作回数を読み出してあらかじめ設定された規定の動作回数と比較し、規定の動作回数を超えた電動ブラインドのアドレスを前記昇降LED及びチルトLEDで表示することを特徴とする請求項7記載の電動ブラインドの制御装置。
  9. 前記動作回数表示手段は、前記チルトLEDの1段目から9段目の点灯動作を選択してアドレスの1の位を表示し、前記昇降LEDの1段目から9段目の点灯動作を選択してアドレスの10の位を表示し、かつ昇降LEDの11段目以降の点灯動作を選択してアドレスの100の位を表示することを特徴とする請求項7又は8記載の電動ブラインドの制御装置。
  10. 前記動作回数表示手段は、前記チルトLED及び前記昇降LEDの最上段を点滅させて、表示するアドレスが存在しないことを表示することを特徴とする請求項9記載の電動ブラインドの制御装置。
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