JP2009137575A - 自動車操向装置のスリップジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】操向安定性と耐久力を向上させる自動車操向装置のスリップジョイントを提供する。
【解決手段】内周面に軸方向に多数の第1結合溝360が形成された外側部材122と、この外側部材122に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝370が形成された内側部材124と、上記外側部材122と内側部材124との間に挿入されるスリップブッシュ300からなる。スリップブッシュ300には、操向力を伝達するボールとローラーが挿入される装着部と、一側が軸方向に切欠された中空の円筒形態で形成されている弾性部を備える。ボールの作動時間が累積されて摩耗されても弾性部が遊隔を補償しながら動力を伝達できるようになって、遊隔によるラトルノイズを無くしてくれることになり、スリップジョイントの操向安定性と耐久力を向上させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車操向装置のスリップジョイントに関し、より詳しくは、スリップジョイントの内側部材及び外側部材の間にあるボールの作動時間が累積されて損傷または摩耗されても弾性部が遊隔を補償しながら動力を伝達できるようになって、遊隔によるラトルノイズを無くしてくれることになり、スリップブッシュの捩れ剛性を増大してスリップジョイントの操向安定性と耐久力を向上させることができる自動車操向装置のスリップジョイントに関する。
また、上記ボールがスリップブッシュ内で4点接触して摩擦力を減らし、変形が生じても円滑にスライディング可能なスリップブッシュを有する自動車操向装置のスリップジョイントに関する。
一般に、自動車操向装置は、運転者が操向ホイールを希望する方向に回転させると、操向ホイールに連結された操向軸が回転し、操向軸はユニバーサルジョイント(Universal Joint)とスリップジョイント(Slip Joint)を介してラックとピニオンギアから構成されるギアボックスに回転力を伝達する。
この際、ギアボックスはラックとピニオンギアにより操向軸の回転運動を直線運動に変えてラックバーに伝達し、ラックバーはタイヤのナックルと連結されたタイロッドに力を伝達して自動車の進行方向を変更できるようにする。
特に、操向軸とギアボックスとの間の軸は入力軸と出力軸が同軸線上に一致せず、一定の角度で傾いた構造という点で、一般的な軸の結合方式では動力を伝達できないので、操向軸が一定の角度に変更できるユニバーサルジョイントの使用が必須的である。
図1は、一般的なユニバーサルジョイントを使用した操向装置の概略図であって、一般的に自動車の操向装置では操向軸210の下段をギアボックス260と連結し、かつ、操向軸210は周辺与件上、任意の角度で傾いたままギアボックス260と連結するようになっているので、このような条件を満たすためにユニバーサルジョイント100を使用することになる。
ここで、ユニバーサルジョイント100とは、外側部材122と内側部材124などからなり、所定の角度で屈折された状態でも回転力を伝達する部材を通称する用語として使われる。
このようなユニバーサルジョイント100は、一側が操向ホイール270と結合された操向軸210に連結され、他側のギアボックス260に連結されて操向ホイール270で発生する回転力をギアボックス260を通じて車輪に伝達する装置である。
操向コラム250は、外側チューブ230、内側チューブ220、及びマウンティングブラケット240を含んで構成され、外側チューブ230は操向ホイール270側に形成され、内部には外側チューブ230より直径が小さくて、衝撃時に内部に挿入可能な内側チューブ220が設けられる。外側チューブ230及び内側チューブ220は、中空形態のチューブで形成されて操向軸210が円滑に回転できるようになる。
図2は従来技術による自動車操向装置のユニバーサルジョイントを示す斜視図であり、図3は従来技術による自動車操向装置のスリップジョイントを示す断面図である。
図2及び図3に示すように、従来技術によるユニバーサルジョイント100は、所定の角度で屈折された状態でも回転力を伝達するヨークジョイント110及び一側に装着されたヨークジョイント110から伝えられる回転力を他側に装着されたヨークジョイント110に伝達すると共に、軸方向に伸縮可能なスリップジョイント120を含んで構成される。
ヨークジョイント110は、2つのヨーク130と1つのスパイダ140から構成されており、スリップジョイント120は軸の回転力を伝達し、軸方向に作用する力により軸が伸縮されるものであって、中空の形状を有する外側部材122、この外側部材122に挿入されて長手方向の力を吸収する内側部材124、及び外側部材122と内側部材124との間に備えられるボール150を含んで構成される。
外側部材122は内部が中空の形状を有し、外側部材122の内部に丸棒形状を有する内側部材124が挿入されて連結されるが、外側部材122の内周面の両側には軸方向に長く形成され、ボール150が挿入されて、内側部材124が外側部材122から引込み、または引出されるスリップ運動時、一緒に移動するようにガイド溝160が形成されている。
内側部材124は、一側がヨークジョイント110と連結され、他側が外側部材122と結合して回転力を伝達すると共に、外側部材122の内部に挿入されて軸方向にスリップされながら入力軸と出力軸との間の長手方向の荷重を吸収する部材である。
このような内側部材124の外周面には外側部材122のガイド溝160に挿入されるボール150が安定的で、かつ円滑に移動できるように、これと対向する位置に長手方向に形成されたガイド溝170が備えられている。
ボール150は、外側部材122及び内側部材124に各々形成されたガイド溝160及びガイド溝170に密着するように挿入されて転がり摩擦されスリップされるが、内側部材124が回転すれば外側部材122が従って回転することによって、入力軸の回転力を出力軸に伝達することになる。
しかしながら、従来技術による自動車操向装置のユニバーサルジョイント100は、外部から入力される大きい荷重により曲げりや捩れを受ける場合、外側部材122と内側部材124に備えられるボール150が荷重を全て伝達を受けながら回転するため、結局、ボール150が荷重により損傷または破損されて、潰れ現象が発生されて、入力軸の回転力が円滑に伝達できない問題点と、作動時間が累積されるにつれて、ガイド溝160及びガイド溝170の間でボール150の頻繁な摩擦による摩耗などにより、遊隔が発生してラトルノイズが発生する問題点があった。
しかも、従来技術による自動車操向装置のユニバーサルジョイント100では、ガイド溝160及びガイド溝170が有する半円断面の曲率半径がその半円断面の全体に亘って同一になっていて、これらガイド溝160及びガイド溝170の表面とボール150の球面とが線接触することになることで、大きい摩擦抵抗が発生し、外側部材122または内側部材124の製造寸法に誤差が生じたり、真直度が捩れることにより生じる変形のため、ボール150の円滑な回転を阻害してスライディング性能に変化をもたらす問題点があった。
前述した問題点を解決するために、本発明はスリップジョイントの内側部材及び外側部材の間にあるボールの作動時間が累積されて摩耗されても、弾性部が遊隔を補償しながら動力を伝達できるようになって、遊隔によるラトルノイズを無くしてくれるようになり、スリップブッシュの捩れ剛性を増大してスリップジョイントの操向安定性と耐久力を向上させることができる自動車操向装置のスリップジョイントを提供することをその目的とする。
また、本発明の他の目的は、スリップブッシュに収容されるボールがホールまたは溝の内で線接触する代りに4点接触するようにして、摩擦抵抗を減らしてスリップブッシュの組み立て性の向上及び外部変位を十分に吸収するようにすると共に、製造寸法に誤差が生じたり真直度が捩れることにより変形が生じても円滑なスライディングが可能であるようになったスリップブッシュを有する自動車操向装置のスリップジョイントを提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明の第1実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイントは、内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成された外側部材と、この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成された内側部材と、前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、操向力を伝達するボールとローラーが挿入される装着部と、一側が軸方向に切欠された中空の円筒形態で形成されている弾性部を具備し、かつ前記装着部は軸方向に長く形成され、前記ボールが圧入されるように外周面と内周面を貫通する多数の第1装着ホールと、前記ローラーが圧入されるように外周面と内周面を貫通する多数の第2装着ホールが形成されているスリップブッシュと、を含んで構成されることを特徴とする。
また、本発明の第2実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイントは、内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成された外側部材と、この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成された内側部材と、前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、軸方向に長く形成され、ボールが外周面と内周面を貫通して圧入されている装着部と、一側が軸方向に長く切欠された中空の円筒形態で形成され、軸方向に沿ってどれか1つ以上の部位に切断部を有する弾性部を備えるスリップブッシュと、を含んで構成されることを特徴とする。
また、本発明の第3実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイントは、内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成され、第1結合溝のうちの一部の内周面から突出して軸方向に形成される突起部を有する外側部材と、この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成された内側部材と、前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、前記外側部材の突起部が挿入されるように前記突起部の対応する部位が軸方向に切欠された中空の円筒形態で形成されている弾性部と、スリップブッシュの外周面と内周面を貫通して圧入されるボールを備えるスリップブッシュと、を含んで構成されることを特徴とする。
また、本発明の第4実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイントは、内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成された外側部材と、この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成され、第2結合溝のうちの一部の内周面から突出して軸方向に形成される突起部を有する内側部材と、前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、前記内側部材の突起部が挿入されるように前記突起部の対応する部位が軸方向に切欠された中空の円筒形態で形成されている弾性部と、スリップブッシュの外周面と内周面を貫通して圧入されるボールを備えるスリップブッシュと、を含んで構成されることを特徴とする。
好ましくは、本発明に係る自動車操向装置のスリップジョイントは、上記ボールが第1結合溝と第2結合溝との間で4点接触することを特徴とする。
本発明によると、スリップジョイントの内側部材及び外側部材の間にあるボールの作動時間が累積されて摩耗されても弾性部が遊隔を補償しながら動力を伝達できるようになって、遊隔によるラトルノイズを無くしてくれることになり、スリップブッシュの捩れ剛性を増大してスリップジョイントの操向安定性と耐久力を向上させることができる効果がある。
しかも、ボールが4点接触する方式により接触するため、摩擦による抵抗を低減させて装置への装着時に容易に組み立てできるようになり、運行中に発生する逆入力荷重のような外部変位を十分に吸収することになり、特に製造寸法に誤差が生じたり真直度が捩れることにより変形が生じてもスライディング性能は常に円滑に発揮できる長所がある。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、各図面の構成要素への参照符号の付加において、同一な構成要素に対しては、たとえ他の図面上に表示されてもできる限り同一な符号が与えられていることに留意しなければならない。また、本発明の説明において、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることができると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
図4は本発明の第1実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイントに使われるスリップブッシュを示す斜視図及び一部拡大断面図であり、図5は本発明の第1実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイントを示す分解斜視図である。
図4と図5に示すように、本発明の第1実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイント120は、外側部材122、内側部材124、及びスリップブッシュ300を含んで構成される。
外側部材122は、内部が中空の形状を有し、一側がヨークジョイント110と連結され、内周面に軸方向に多数の第1結合溝360が形成されている。
内側部材124は、一側がヨークジョイント110と連結され、他側が外側部材122の内部に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝370が形成されている。
スリップブッシュ300は中空の円筒形状であって、数個の装着部310と数個の弾性部320が互いに交互に一定距離離隔して形成されており、外側部材122と内側部材124との間に挿入されて運転者の操向時、操向力を伝達することになる。
スリップブッシュ300は、剛性と耐摩耗性があるナイロンやプラスチック材質で形成され、装着部310には各々ボール330とローラー340が圧入されて操向力を伝達しながら軸方向のスリップ運動をすることになり、一側が開放された弾性部320は外側部材122の第1結合溝360と内側部材124の第2結合溝370に収縮され挿入されて、弾性力により復元されながら外側部材122及び内側部材124と遊隔無しで組み立てられる。
装着部310は中空の円筒形状からなるスリップブッシュ300に軸方向に長く形成されるが、円または楕円形棒形状からなり、互いに円周方向に一定の距離を離隔して形成され、装着部310の外周面と内周面を貫通する多数の第1装着ホール335と第2装着ホール345が備えられている。
第1装着ホール335は、ボール330が圧入できるように、その形状も球形で形成され、装着部310の外周面でボール330が圧入された後に固定できるように、外周面側に開いた第1外周ホール337は大きく、内周面側に開いた第1内周ホール339は小さく形成されている。
即ち、第1装着ホール335にボール330が圧入された後、装着部310の外周面と内周面の外へボール330が突出して第1結合溝360及び第2結合溝370と当接しながら点接触による転がり摩擦運動をするようになっている。
第2装着ホール345は、円柱形のローラー340が圧入できるようにその形状も軸方向に長い円筒形で形成され、第1装着ホール335と同様に外周面側に開いた第2外周ホール347は大きく、内周面側に開いた第2内周ホール349は小さく形成されているので、第2装着ホール345にローラー340が圧入された後、装着部310の外周面と内周面の外へローラー340が突出するようになっている。
さらに、第2装着ホール345の軸方向の両側に凹溝を形成し、ローラー340の両側に突出形成されるボス343を備えて、ボス343を凹溝に圧入してローラー340がボス343を軸にして回転しながら第2装着ホール345の内壁に支持されるように構成されることができる。
ボール330とローラー340は、主にスチール材質で製作されるが、剛性と耐摩耗性を有するポリアミド(Polyamide)、またはポリアセタール(Polyacetal)のようなエンジニアリングプラスチックで製作されることができる。
ボール330は球形で、スリップブッシュ300の第1装着ホール335に圧入され、ローラー340は円柱形で、スリップブッシュ300の第2装着ホール345に圧入され、内側部材124と外側部材122との間で操向力を伝達することになる。
但し、球形のボール330の直径より円柱形のローラー340の直径が小さく形成されているので、初期にはボール330のみ外側部材122と内側部材124に接して操向力を伝達することになるが、ある程度作動時間が累積されてボール330が摩耗されながらローラー340と類似の直径に至ることになると、その時からローラー340も外側部材122と内側部材124に接しながら線接触乃至面接触しながら、ボール330のように操向力を伝達するようになる。
したがって、ある程度作動時間が累積された後にボール330が片摩耗により外側部材122や内側部材124に潰れながら正常な転がり摩擦運動による操向力伝達が低下する現象をローラー340が補償してくれて耐久力を増加させるようになる。
一方、本発明に係るスリップジョイント120に備えられたボール330は、内側部材124の第2結合溝370及び外側部材122の第1結合溝360の内で4点接触するようになっている。図6は、本発明に係るスリップジョイントのボールが4点接触するようになる基本概念を示す断面図である。
即ち、内側部材124の第2結合溝370の内にボール330を位置させる際、ボール330の中心を通過する第2結合溝370の半径方向中心線(O)を基準として第2結合溝370の半円断面を半分に分けると、図6の左側にある第2結合溝370の左側部分12Aはボール330とP1点で接触し、図6の右側にある第2結合溝370の右側部分12Bはボール330とP2点で接触する。
第2結合溝370の左側部分12A及び右側部分12Bの全ては、ボール330の半径(D/2)より多少大きい曲率半径(R)を有しているが、好ましくは、直径(D)の50.1%〜59.9%範囲内の曲率半径(R)を有し、最も好ましくは、直径(D)の52%〜53%の曲率半径(R)を有する。
同様に、外側部材122の第1結合溝360の内にボール330を位置させる時にも、ボール330の中心を通過する第1結合溝360の半径方向中心線(O)を基準として第1結合溝360の半円断面を半分に分けると、図6の左側にある第1結合溝360の左側部分22Aはボール330とP3点で接触し、図6の右側にある第1結合溝360の右側部分22Bはボール330とP4点で接触する。
第1結合溝360の左側部分22A及び右側部分22Bの全てもボール330の半径(D/2)より多少大きい曲率半径(R)を有しているが、好ましくは、ボール330の直径(D)の50.1%〜59.9%範囲内の曲率半径(R)を有し、最も好ましくは、上記直径(D)の52%〜53%の曲率半径(R)を有する。
このように、各第1結合溝360及び第2結合溝370の半円断面の半分部がボール330の半径(D/2)より多少大きい曲率半径(R)を有しているので、各第1結合溝360及び第2結合溝370とボール330の球面との間には間隙14、24が形成される。
また、上記中心線(O)を基準としてボール330と内側部材124の第2結合溝370の左側部分12Aとが合うP1点の間の接触角(θ)は、ボール330と第2結合溝370の右側部分12Bとが合うP2点の間の接触角(θ)と同一であり、そのサイズは好ましくは45度である。
同様に、ボール330と外側部材122の第1結合溝360の左側部分22Aとが合うP3点の間の接触角(θ)は、ボール330と第1結合溝360の右側部分22Bとが合うP4点の間の接触角(θ)と同一であり、そのサイズは好ましくは45度である。
この際、第1結合溝360または第2結合溝370の左側部分及び右側部分の曲率半径(R)の中心間距離(L)は、2sin45(R−D/2)の関係式により求めることができる。
このように、4点接触するボール330を有するスリップジョイント120は、各第1結合溝360及び第2結合溝370の半円断面の半分部が各々ボール330の半径(D/2)に対し、より大きい曲率半径(R)を有しているので、ボール330と外側部材122及び内側部材124との間の接触点が減少して摩擦抵抗が減少することになり、その結果、常にボール330の円滑な回転が図れることになる。
また、図4を参照すると、スリップブッシュ300の弾性部320は軸方向に長い中空円筒形の一側が切欠されているC形状の断面を有するリブ325が外側部材122の第1結合溝360と内側部材124の第2結合溝370に遊隔無しで挿入できるように、弾性力が加えられる前の状態では外周面の直径が第1結合溝360と第2結合溝370の内周面の直径より大きく形成されている。
即ち、スリップブッシュ300が外側部材122と内側部材124に挿入結合される際、弾性部320の切欠部側にC形状断面のリブ325が収縮されながら結合された後、弾性力により復元されながら第1結合溝360と第2結合溝370に遊隔無しで密着することになって、遊隔によるラトルノイズを無くしてくれることになる。
本発明の詳細な説明と図面において、ボール330とローラー340の配列がボール−ローラー−ボールの順に配列されたが、必ずこれに限定されるのではなく、場合によってはローラー−ボール−ローラーの順に配列されることもでき、ボール330とローラー340の個数も多様に組合わせて配列されることもできる。
図7は本発明の第2実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す分解斜視図であり、図8は本発明の第2実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す断面図である。
図7と図8に示すように、本発明の第2実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントは、外周面に軸方向に長く多数の第2結合溝370が形成された内側部材124と、内側部材124がその中に挿入されることになり、第2結合溝370に対応する位置の内周面に軸方向に長く第1結合溝360が形成されている外側部材122と、外側部材122と内側部材124との間に挿入される中空の筒形状からなり、円周面に連結され、軸方向に形成されて第2結合溝370と第1結合溝360に挿入される弾性部320と装着部310が上記円周面上で互いに離隔して形成され、かつ弾性部320は中空の円筒形態で一側面が軸方向に長く切欠された曲面のリブ325で形成され、軸方向のどれか1つ以上の部位にリブ325を切欠した切断部333を備え、装着部310は長い円柱形態で1つ以上のボール330が第2結合溝370と第1結合溝360を転がり運動するように内周面と外周面を貫通して圧入されているスリップブッシュ300と、を含んで構成される。
第2実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントは、作動時間が累積されることによる遊隔を防止してラトルノイズを防止すると共に、スリップブッシュ300の剛性と耐久性を向上させるために内側部材124と外側部材122及びスリップブッシュ300の長さを増大する場合にも組み立て荷重を減少させて組み立て性を向上させる構造を備えたことに特徴がある。
スリップジョイントは運転者の操向ホイールの操作時に回転力を伝達すると共に、軸方向に伸縮可能に内側部材124と外側部材122が伸縮される構造を備えている。
内側部材124は外周面に軸方向に長い凹溝形状で形成される数個の第2結合溝370が形成されており、外側部材122は第2結合溝370の対応する位置の内周面に軸方向に長い凹溝形状で形成される第1結合溝360が形成されている。
これら内側部材124と外側部材122との間にはスリップブッシュ300が挿入されて結合されるが、スリップブッシュ300は中空の円筒形状からなり、内側部材124の第2結合溝370と外側部材122の第1結合溝360に挿入される弾性部320及び装着部310が備えられている。
弾性部320と装着部310はスリップブッシュ300の円周面上で互いに離隔して形成され、弾性部320は内側部材124及び外側部材122との遊隔を無くしてくれることになり、スリップブッシュ300のボール330は操向軸の回転力を伝達すると共に、軸方向の伸縮を容易にする。
このようなスリップブッシュ300のボール330は装着部310の内周面と外周面を貫通して圧入され、内側部材124の第2結合溝370と外側部材122の第1結合溝360を転がり運動するように結合されるが、スチールで形成されることができるが、重みとコストの低減などを考えて剛性と耐摩耗性を有するエンジニアリングプラスチック材質で形成されることもできる。
また、ボール330は内側部材124の第2結合溝370及び外側部材122の第1結合溝360の内で4点接触するようになっている。これに対する説明は既に図6を参照して詳細に記述されているので、ここでは省略し、第2実施形態に係るスリップジョイントでもボールが4点接触する原理は同一に適用されていることだけを明らかにする。
スリップブッシュ300の弾性部320は、第1結合溝360と第2結合溝370に挿入されて安着する中空の円筒形態であって、一側面が軸方向に長く切欠されたC形状断面のリブ325で形成されて外側方向に広まろうとする弾性力により内側部材124と外側部材122の遊隔を無くしてくれるようになる。
また、弾性部320には軸方向に沿ってどれか1つ以上の部位にリブ325を切断する切断部333が備えられているので、スリップブッシュ300を内側部材124と外側部材122に組み立てる際、組み立て荷重を減らしてくれるようになる。
特に、自動車構造上、操向装置のスリップジョイントが長くなる場合、内側部材124と外側部材122の長さが長くなって、製造公差に従う軸の捩れとベンディングが発生してスリップブッシュ300の組み立て時、組み立て荷重が増加することになるが、弾性部320に切断部333が備えられることによって組み立て荷重を減少させることができるようになる。
図7と図8では、切断部333が1つの弾性部320に1つが備えられたことと図示したが、必ずこれに限定されるのではなく、これは一例に過ぎないものであり、各々の弾性部320に切断部333が各々1つ以上備えられることもできる。
したがって、スリップブッシュ300の組み立て時、必要によって切断部333の個数と位置及びサイズを調節すれば、スリップブッシュ300の組み立て荷重を多様に調整できるようになる。
図9は本発明の第3実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す分解斜視図であり、図10は本発明の第3実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す断面図である。
図9と図10に示すように、本発明の第3実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントは、外周面に軸方向に長く多数の第2結合溝370が形成された内側部材124と、内側部材124がその中に挿入されることになり、第2結合溝370に対応する位置の内周面に軸方向に長く第1結合溝360が形成され、第1結合溝360のうちの一部の内周面から突出して軸方向に長く形成される突起部315が備えられている外側部材122と、外側部材122と内側部材124との間に挿入される中空の筒形状からなり、第2結合溝370と第1結合溝360に挿入されて安着される中空の円筒形態であって、外側部材122の突起部315が挿入されるように、突起部315の対応する部位が軸方向に切欠された弾性部320が形成されており、第2結合溝370と第1結合溝360に安着されるボール330が弾性部320の間の外周面と内周面を貫通して圧入されているスリップブッシュ300と、を含んで構成される。
第3実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントは、スリップブッシュ300が内側部材124及び外側部材122との遊隔を無くしてラトルノイズを減少させると共に、操向ホイールの操作時、捩れ剛性も増加させて作動感と操向安定性を向上させる構造を備えたことに特徴がある。
スリップジョイントは、運転者の操向ホイール操作時、回転力を伝達すると共に、軸方向に伸縮可能に内側部材124と外側部材122が伸縮される構造を備えている。
内側部材124は外周面に軸方向に長い凹溝形状で形成される数個の第2結合溝370が形成されており、外側部材122は第2結合溝370の対応する位置の内周面に軸方向に長い凹溝形状で形成される第1結合溝360が形成されている。
また、第1結合溝360のうちの一部には突起部315が軸方向に長く内周面から突出して形成されるが、突起部315はスリップブッシュ300との組み立てが容易であるようにスリップブッシュ300方向に幅が狭くなるように傾斜して突出形成される。
これらの内側部材124と外側部材122との間にはスリップブッシュ300が挿入されて結合されるが、スリップブッシュ300のボール330は操向軸の回転力を伝達すると共に、軸方向の伸縮を容易にし、スリップブッシュ300の弾性部320は弾性力により内側部材124及び外側部材122との遊隔を無くしてくれる。
このようなスリップブッシュ300のボール330は、弾性部320の間の外周面と内周面を貫通して圧入されており、内側部材124の第2結合溝370と外側部材122の第1結合溝360に挿入されて結合されるが、スチールで形成されることもできるが、重みとコストの低減などを考えて、剛性と耐摩耗性を有するエンジニアリングプラスチック材質で形成される。
また、ボール330は内側部材124の第2結合溝370及び外側部材122の第1結合溝360の内で4点接触するようになっている。これに対する説明は既に図6を参照して詳細に記述されているので、ここでは省略し、第3実施形態に係るスリップジョイントでもボールが4点接触する原理は同一に適用されているということだけ明らかにする。
スリップブッシュ300の弾性部320は、第1結合溝360と第2結合溝370に挿入されて安着される中空の円筒形態であって、外側部材122の突起部315が挿入されるように突起部315の対応する部位が軸方向に切欠された形状で形成される。
このように弾性部320の切欠された部位は、外周方向に広まろうとする弾性力により内側部材124と外側部材122の遊隔を無くしてくれるが、回転による捩れ剛性が弱化されることができる。
したがって、外側部材122の突起部315が弾性部320の切欠部に挿入支持してスリップブッシュ300の捩れ剛性を向上させることになる。
一方、図11は本発明の第4実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す断面図であって、ここに示すように、本発明の第4実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントは、外周面に軸方向に長く多数の第2結合溝370が形成され、第2結合溝370のうちの一部の内周面から突出して軸方向に長く形成される突起部315が備えられている内側部材124と、内側部材124がその中に挿入されるようになり、第2結合溝370に対応する部位の内周面に軸方向に長く第1結合溝360が形成された外側部材122と、外側部材122と内側部材124との間に挿入される中空の筒形状からなり、第2結合溝370と第1結合溝360に挿入安着される中空の円筒形態であって、内側部材124の突起部315が挿入されるように突起部315の対応する部位が軸方向に切欠された弾性部320が形成されており、第2結合溝370と第1結合溝360に安着されるボール330が弾性部320の間の外周面と内周面を貫通して圧入されているスリップブッシュ300とを含んで構成される。
第4実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントは、第3実施形態とは異なり、突起部315が内側部材124の第2結合溝370のうちの一部の内周面に形成され、弾性部320は内側部材124の突起部315が挿入されるように切欠されて形成されるが、このように内側部材124の突起部315が弾性部320の切欠部を支持する場合にも本発明の第3実施形態と同一な効果が得られる。
また、ボール330は内側部材124の第2結合溝370及び外側部材122の第1結合溝360の内で4点接触するようになっている。これに対する説明は既に図6を参照して詳細に記述されいるので、ここでは省略し、第4実施形態に係るスリップジョイントでもボールが4点接触する原理は同一に適用されていることだけ明らかにする。
以上の説明は、本発明を例示的に説明したことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から外れない範囲で多様な変形が可能である。
特に、前述した実施形態は各々独立的に、または少なくとも2つ以上の実施形態が組合わせられて新たな構成及び効果を創出することができる。
例えば、ボール330がスリップブッシュ300の第1装着ホール335に圧入され、ローラー340が円柱形でスリップブッシュ300の第2装着ホール345に圧入されて、内側部材124と外側部材122との間で操向力を伝達するようになった第1実施形態に、弾性部320の軸方向に沿ってどれか1つ以上の部位にリブ325を切断する切断部333が備えられる第2実施形態を組み合わせた実施形態がありうる。このような組合わせられた実施形態において、上記ボールが4点接触する原理が同一に適用されることもできる。
また、ボール330がスリップブッシュ300の第1装着ホール335に圧入され、ローラー340が円柱形でスリップブッシュ300の第2装着ホール345に圧入されて、内側部材124と外側部材122との間で操向力を伝達するようになった第1実施形態に、外側部材122の突起部315が弾性部320の切欠部に挿入支持するようになった第3実施形態を組み合せたり、内側部材124の突起部315が弾性部320の切欠部を挿入支持するようになった第4実施形態を組み合わせることができる。このように組み合わせられた実施形態において、上記ボールが4点接触する原理が同一に適用できることは勿論である。
しかも、ボール330がスリップブッシュ300の第1装着ホール335に圧入され、ローラー340が円柱形でスリップブッシュ300の第2装着ホール345に圧入されて、内側部材124と外側部材122との間で操向力を伝達するようになった第1実施形態と、弾性部320の軸方向に沿ってどれか1つ以上の部位にリブ325を切断する切断部333が備えられる第2実施形態、及び外側部材122の突起部315が弾性部320の切欠部に挿入支持するようになった第3実施形態を組み合わせた実施形態がありうる。
または、ボール330がスリップブッシュ300の第1装着ホール335に圧入され、ローラー340が円柱形でスリップブッシュ300の第2装着ホール345に圧入されて、内側部材124と外側部材122との間で操向力を伝達するようになった第1実施形態と、弾性部320の軸方向に沿ってどれか1つ以上の部位にリブ325を切断する切断部333が備えられる第2実施形態、及び内側部材124の突起部315が弾性部320の切欠部を挿入支持するようになった第4実施形態を組み合わせた実施形態がありうる。
勿論、これら組合わせられた実施形態には各々上記ボールが4点接触する原理が同一に適用されることができる。
したがって、本明細書に開示された実施形態は本発明を限定するためのものでなく、説明するためのものであり、このような実施形態により本発明の思想と範囲が限るのではない。本発明の範囲は下記の請求範囲により解されなければならなくて、それと同等な範囲内にある全ての技術は本発明の権利範囲に含まれることと解されているべきである。
一般的なユニバーサルジョイントを使用した操向装置の概略図である。 従来技術による自動車操向装置のユニバーサルジョイントを示す斜視図である。 従来技術による自動車操向装置のスリップジョイントを示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイントに使われるスリップブッシュを示す斜視図及び一部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る自動車操向装置のスリップジョイントを示す分解斜視図である。 本発明に係るスリップジョイントのボールが4点接触することになる基本概念を示す断面図である。 本発明の第2実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す断面図である。 本発明の第3実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す分解斜視図である。 本発明の第3実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す断面図である。 本発明の第4実施形態による自動車操向装置のスリップジョイントを示す断面図である。
符号の説明
100 ユニバーサルジョイント
110 ヨークジョイント
120 スリップジョイント
122 外側部材
124 内側部材
150、330 ボール
160、170 ガイド溝
210 操向軸
220 内側チューブ
230 外側チューブ
260 ギアボックス
300 スリップブッシュ
310 装着部
315 突起部
320 弾性部
340 ローラー
343 ボス
360 第1結合溝
370 第2結合溝

Claims (16)

  1. 内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成された外側部材と、
    この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成された内側部材と、
    前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、操向力を伝達するボールとローラーが挿入される装着部と、一側が軸方向に切欠された中空の円筒形態で形成されている弾性部を具備し、かつ前記装着部は軸方向に長く形成され、前記ボールが圧入されるように外周面と内周面を貫通する多数の第1装着ホールと、前記ローラーが圧入されるように外周面と内周面を貫通する多数の第2装着ホールが形成されているスリップブッシュと、
    を含んで構成されることを特徴とする自動車操向装置のスリップジョイント。
  2. 前記ローラーは、円形断面の直径が前記ボールの直径より小さく形成されることを特徴とする請求項1に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  3. 前記第1装着ホールは、スリップブッシュの外周面側に開いた第1外周ホールが大きく形成され、内周面側に開いた第1内周ホールが小さく形成された球形となっており、
    前記第2装着ホールは、スリップブッシュの外周面側に開いた第2外周ホールが大きく形成され、内周面側に開いた第2内周ホールが小さく形成された円筒形となっていることを特徴とする請求項1に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  4. 前記ボールは、外側部材の第1結合溝及び内側部材の第2結合溝の内で4点接触することを特徴とする請求項1に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  5. 前記ボールの中心を通過する各第1結合溝及び第2結合溝の半径方向の中心線を基準として第1結合溝及び第2結合溝の半円断面を半分に分ける際、各第1結合溝及び第2結合溝の半円断面の半分部がボールの半径より大きい曲率半径を有することを特徴とする請求項4に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  6. 前記中心線を基準としてボールと各第1結合溝及び第2結合溝の半円断面の半分部とが合う接触点の間の接触角は、そのサイズが同一であることを特徴とする請求項5に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  7. 内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成された外側部材と、
    この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成された内側部材と、
    前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、軸方向に長く形成され、ボールが外周面と内周面を貫通して圧入されている装着部と、一側が軸方向に長く切欠された中空の円筒形態で形成され、軸方向に沿ってどれか1つ以上の部位に切断部を有する弾性部を備えるスリップブッシュと、
    を含んで構成されることを特徴とする自動車操向装置のスリップジョイント。
  8. 前記ボールは、外側部材の第1結合溝及び内側部材の第2結合溝の内で4点接触することを特徴とする請求項7に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  9. 内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成され、第1結合溝の内周面から突出して軸方向に形成される突起部を有する外側部材と、
    この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成された内側部材と、
    前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、前記外側部材の突起部が挿入されるように前記突起部の対応する部位が軸方向に切欠された中空の円筒形態で形成されている弾性部と、スリップブッシュの外周面と内周面を貫通して圧入されるボールを備えるスリップブッシュと、
    を含んで構成されることを特徴とする自動車操向装置のスリップジョイント。
  10. 前記突起部は、前記スリップブッシュに向かって幅が狭くなるように傾斜して突出形成されることを特徴とする請求項9に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  11. 前記ボールは、外側部材の第1結合溝及び内側部材の第2結合溝の内で4点接触することを特徴とする請求項9に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  12. 内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成された外側部材と、
    この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成され、第2結合溝の内周面から突出して軸方向に形成される突起部を有する内側部材と、
    前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、前記内側部材の突起部が挿入されるように前記突起部の対応する部位が軸方向に切欠された中空の円筒形態で形成されている弾性部と、スリップブッシュの外周面と内周面を貫通して圧入されるボールを備えるスリップブッシュと、
    を含んで構成されることを特徴とする自動車操向装置のスリップジョイント。
  13. 前記突起部は、前記スリップブッシュに向かって幅が狭くなるように傾斜して突出形成されることを特徴とする請求項12に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  14. 前記ボールは、外側部材の第1結合溝及び内側部材の第2結合溝の内で4点接触することを特徴とする請求項12に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
  15. 内周面に軸方向に多数の第1結合溝が形成された外側部材と、
    この外側部材に挿入され、外周面に軸方向に多数の第2結合溝が形成された内側部材と、
    前記外側部材と内側部材との間に挿入される中空の筒形状からなり、操向力を伝達するボールとローラーが挿入される装着部と、一側が軸方向に切欠された中空の円筒形態で形成され、軸方向に沿ってどれか1つ以上の部位に切断部を有する弾性部を備え、かつ前記装着部は軸方向に長く形成され、前記ボールが圧入されるように外周面と内周面を貫通する多数の第1装着ホールと、前記ローラーが圧入されるように外周面と内周面を貫通する多数の第2装着ホールが形成されているスリップブッシュと、
    を含んで構成されることを特徴とする自動車操向装置のスリップジョイント。
  16. 前記ボールは、外側部材の第1結合溝及び内側部材の第2結合溝の内で4点接触することを特徴とする請求項15に記載の自動車操向装置のスリップジョイント。
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