JP2006189127A - 伸縮軸 - Google Patents

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宏道 小森
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Abstract

【課題】フニャフニャ感やガタ付きがなく、且つゴリゴリ感もなく、且つ軸線方向の長さを短縮することが可能な伸縮軸を提供する。
【解決手段】例えば断面三角形の雄軸10及び雌軸11を互いに相対回転不能に嵌入し、且つそれらを軸線方向に相対移動可能とし、互いに対向する雄軸10の外周面31及び雌軸11の内周面32を軌道面12a〜12cとし、例えば、そのうちの一つの軌道面12aには、コロ状の非弾性体15に円筒状の弾性体14を被嵌してなる弾性要素付きコロ状転動体13を配設する。非弾性体15と弾性体14との間には隙間が存在しているが、伸縮軸として組立てられたものは、雌軸11、弾性体14、非弾性体15、雄軸10が互いに接触している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、軸方向に伸縮可能な伸縮軸に関し、特に車両のステアリング装置に好適なものである。
車両用ステアリング装置においては、ステアリング用メインシャフト、又は中間シャフトは、運転者の操舵トルクを確実にステアリングギヤに伝達するように、ガタ付きを防止しながら、高剛性な状態で操舵トルクを伝達できる一方、テレスコピック調整を可能にし、車両の走行時に生起する軸方向の変位を吸収し、また分解・組立時に伸縮できるように、比較的低く且つ安定した荷重を伴って軸方向に伸縮できるようになっている。
このような車両用ステアリング装置に使用される伸縮軸において、操舵トルク入力時のフニャフニャ感やガタ付き及びゴリゴリ感を抑制防止するものとして、下記特許文献1に記載する伸縮軸がある。この伸縮軸は、断面形状が三角形や四角形といった雄軸と雌軸とを回転不能に且つ軸方向に相対移動可能に嵌合し、雄軸と雌軸との対向面に軌道面を形成し、その軌道面に、弾性的要素を有する弾性的介在物と弾性的要素を有しない非弾性的介在物とを並列に介装したものである。弾性的介在物及び非弾性的介在物は、軸方向に転動可能な、例えばコロ状や球状といった転動体を含む。そして、転動体形状の弾性体介在物の直径を非弾性的介在物の直径より大きく設定したり、それらの長手寸法を調整したりすることにより、操舵トルク入力時のフニャフニャ感やガタ付き及びゴリゴリ感を抑制防止している。
特開2003−291827号公報
しかしながら、前記特許文献1の伸縮軸では、弾性的介在物と非弾性的介在物とを並列に介装、つまり並べて配置しなければならないので、伸縮軸の長さを短くするのに限界がある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、長さの短縮が可能な伸縮軸を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に係る伸縮軸は、雄軸と雌軸とを回転不能に且つ軸方向に相対移動可能に嵌合し、雄軸と雌軸との軸方向への相対移動時に両者の間で転動する転動体を、雄軸及び雌軸に形成された軌道面に配設し、当該転動体の外周に弾性体を設けたことを特徴とするものである。
本発明に言う弾性体とは、例えばバネ鋼、ステンレス鋼、鋼等の弾性係数の小さい金属、樹脂やゴムなどの所謂弾性部材などが挙げられる。また、雄軸、雌軸の材料としては冷間圧延鋼板や鋼などが挙げられる。
また、本発明のうち請求項2に係る伸縮軸は、前記請求項1の発明において、前記転動体の内部には非弾性体を備えたことを特徴とするものである。
本発明に言う非弾性体とは、SUJ2等の軸受鋼、S35C等の鋼等の弾性係数の大きい金属などが挙げられる。
また、本発明のうち請求項3に係る伸縮軸は、前記請求項1又は2の発明において、前記転動体がコロ状であることを特徴とするものである。
また、本発明のうち請求項4に係る伸縮軸は、前記請求項1乃至3の何れかの発明において、前記転動体の回転軸をトルク伝達方向に対して直交方向に配設したことを特徴とするものである。
而して、本発明のうち請求項1に係る伸縮軸によれば、雄軸と雌軸とを回転不能に且つ軸方向に相対移動可能に嵌合し、雄軸と雌軸との軸方向への相対移動時に両者の間で転動する転動体を、雄軸及び雌軸に形成された軌道面に配設し、当該転動体の外周に弾性体を設けたことにより、弾性的要素を有する例えば転動体からなる弾性的介在物と弾性的要素を有しない例えば転動体からなる非弾性的介在物とを並列に介装する必要がなく、その分だけ長さを短縮することが可能となる。
また、本発明のうち請求項2に係る伸縮軸によれば、前記転動体の内部に非弾性体を備えたことにより、弾性的要素と非弾性的要素とを一つの転動体に持たせることができ、前記請求項1の発明の効果をより一層確実なものとすることができる。また、操舵トルクが小さいときには弾性体が大きく変形することなく転動体が転動し、操舵トルクが大きいときには弾性体が所定状態まで変形し且つ非弾性体の剛性によって高剛性の状態でトルクを伝達することとなり、フニャフニャ感やガタ付き或いはゴリゴリ感といった問題を確実に回避することができる。
また、本発明のうち請求項3に係る伸縮軸によれば、前記転動体がコロ状であることにより、操舵トルクが大きいときにも高剛性の状態でトルクを伝達することが可能となる。
また、本発明のうち請求項4に係る伸縮軸によれば、前記転動体の回転軸をトルク伝達方向に対して直交方向に配設したことにより、操舵トルクが大きいときの剛性をより一層大きくすることができ、高トルク負荷状態でもスムーズに伸縮することができる。
次に、本発明の伸縮軸を電動パワーステアリング装置に適用した一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、コラム型電動パワーステアリング装置の概略構成図である。ステアリングホイール1に連結されたステアリングシャフト2は、運転者の操舵力が作用する入力軸と出力軸とを有し、出力軸に減速ギヤを介した操舵補助機構が介装され、その操舵補助機構の駆動源として電動モータ3が設けられている。ステアリングシャフト2の出力軸に伝達された操舵力は、ユニバーサルジョイント4を介してロアシャフト5に伝達され、更にユニバーサルジョイント6を介してピニオンシャフト7に伝達される。ピニオンシャフト7に伝達された操舵力は、ステアリングギヤを介してタイロッドに伝達され、図示しない転舵輪を転舵させる。ステアリングギヤは、ピニオンシャフト7に連結されたピニオンと、このピニオンに噛合するラックとを有するラックアンドピニオン形式に構成され、ピニオンに伝達された回転運動をラックで直進運動に変換している。
本実施形態では、前記ロアシャフト5に本発明の伸縮軸が採用されている。本実施形態の伸縮軸の詳細を図2に示す。図2aは、ロアシャフト5自体の横断面図、図2bは、転動体が保持された保持器の正面図、図2cは、図2bの保持器の縦断面図である。本実施形態では、断面がほぼ三角形の、中空の所謂三角柱からなる雌軸11に、中実の三角柱からなる雄軸10を、所定の隙間Hをあけて遊嵌している。全体的には、雄軸10と雌軸11とは、互いに回転を許容せず且つ軸方向に移動可能となっている。また、雄軸10と雌軸11との間の隙間には、後述するコロ状転動体を保持する保持器21が介装されている。なお、雄軸10は、中空でもよい。
互いに対向する、雄軸10の3つの外周面31と雌軸11の3つの内周面32とは、夫々軌道面になっている。例えば、図2aの雄軸10の下側の外周面31と雌軸11の下側の内周面32とで構成される軌道面を第1の軌道面12a、雄軸10の左上側の外周面31と雌軸11の左上側の内周面32とで構成される軌道面を第2の軌道面12b、雄軸10の右上側の外周面31と雌軸11の右上側の内周面32とで構成される軌道面を第3の軌道面12cとすると、第2の軌道面12b及び第3の軌道面12cに配設され且つ保持器21に保持されているコロ状転動体22は、図4に示すように、弾性要素を有しない、転がり軸受等に用いられるものと同じ非弾性体のコロ状転動体である。この非弾性体コロ状転動体22の直径は、前記雄軸10及び雌軸11の隙間Hにほぼ等しい。一方、第1の軌道面12aに配設され且つ保持器21に保持されているコロ状転動体13は、図2b、cに示すように、その表面に弾性要素を有する弾性要素付きコロ状転動体である。弾性要素付きコロ状転動体13の直径Dは、前述した隙間、つまり軌道面の幅Hより、数μm程度大きい。
図3aには、本実施形態の弾性要素付きコロ状転動体13の構成を示す。この弾性要素付きコロ状転動体13は、例えば前述したバネ鋼、ステンレス鋼、鋼等の弾性係数の小さい金属からなる薄板円筒体にスパイラル(螺旋状)のスリットを形成した弾性体14に、弾性要素を有しない、転がり軸受等に用いられるものと同じ円柱状の非弾性体15を挿入して構成されている。図3b〜図3eには、弾性体14の種々の形態を示す。図3bは、薄板円筒体に、軸線方向に沿ってまっすぐなスリットを形成したもの、図3cは、そのスリットを少しねじったもの、図3dは、薄板円筒体だけで構成したもの、図3eは、コイルバネで構成したものであり、何れも弾性係数が小さく、弾性要素を有する。
円柱状の非弾性体15と、その外側に被嵌される弾性体14との間には、自由長状態で、数μm程度の僅かな隙間が形成されている。隙間の大きさは、例えば図3aの弾性体14に形成されているスリットがつぶれたときに、当該弾性体14に発生する径方向の変形量程度であり、前述した弾性要素付きコロ状転動体13の直径Dと雄軸10及び雌軸11間の隙間Hとの差にほぼ等しい。従って、この弾性要素付きコロ状転動体13を保持した保持器22を挟んで、雌軸11内に雄軸10を嵌入した状態では、弾性体14と非弾性体15との隙間がつぶれて、雌軸11、弾性体14、非弾性体15、雄軸10が互いに接触している状態となっている。なお、弾性体14のつぶれ量は、当該弾性体14の弾性範囲内とする。
従って、本実施形態の伸縮軸では、ガタ付きや中空の弾性体がつぶれるときのようなフニャフニャ感もない。また、非弾性体15が弾性体14でくるまれているので、第1の軌道面12aに圧痕がつくことも、それを転動体が乗り越えるときにゴリゴリ感がすることもない。また、コロ状転動体型の弾性的介在物とコロ状転動体型の非弾性的介在物とを軌道面に交互に並列に配設する必要がないので、転動体が配設される方向の長さ、つまり軸方向の寸法を短縮することができる。また、転動体をコロ状とすることにより、操舵トルクが大きいときにも高剛性の状態でトルクを伝達することが可能となる。
図5は、本発明の伸縮軸の第2実施形態を示す横断面図である。本実施形態の概略構成は、前記図1に示す第1実施形態とほぼ同様である。同図から明らかなように、本実施形態では、雌軸11が断面四角形の、中空の所謂四角柱からなり、雄軸10も断面四角形の中実の四角柱からなる。この実施形態では、互いに対向する、雄軸10の外周面31と雌軸11の内周面32との間に4つの軌道面12a〜12dが形成されている。
例えば、図5の雄軸10の下側の外周面31と雌軸11の下側の内周面32とで構成される軌道面を第1の軌道面12a、雄軸10の左側の外周面31と雌軸11の左側の内周面32とで構成される軌道面を第2の軌道面12b、雄軸10の上側の外周面31と雌軸11の上側の内周面32とで構成される軌道面を第3の軌道面12c、雄軸10の右側の外周面31と雌軸11の右側の内周面32とで構成される軌道面を第4の軌道面12dとすると、第3の軌道面12c及び第4の軌道面12dに配設され且つ保持器21に保持されているコロ状転動体22を、前述した弾性要素を有しない、転がり軸受等に用いられるものと同じ非弾性体のコロ状転動体とし、第1の軌道面12a及び第2の軌道面12bに配設され且つ保持器21に保持されているコロ状転動体13を弾性要素付きコロ状転動体とした。弾性要素付きコロ状転動体13の詳細は、前記第1実施形態と同様であり、本実施形態によって得られる効果も、前記第1実施形態のものと同様である。
図6は、本発明の伸縮軸の第3実施形態を示す横断面図である。本実施形態の概略構成は、前記図1に示す第1実施形態とほぼ同様である。同図から明らかなように、本実施形態では、前記第1実施形態と同様に、雌軸11が断面三角形の、中空の所謂三角柱からなり、雄軸10も断面三角形の中実の三角柱からなる。この実施形態では、互いに対向する、雄軸10の外周面31と雌軸11の内周面32との間に3つの軌道面12a〜12cが形成されており、これら3つの軌道面12a〜12cの全てに前記弾性要素付きコロ状転動体13を配設した。弾性要素付きコロ状転動体13の詳細は、前記第1実施形態と同様であり、本実施形態によって得られる効果も、前記第1実施形態のものと同様である。
図7は、本発明の伸縮軸の第4実施形態を示す横断面図である。本実施形態の概略構成は、前記図1に示す第1実施形態とほぼ同様である。同図から明らかなように、本実施形態では、前記第2実施形態と同様に、雌軸11が断面四角形の、中空の所謂四角柱からなり、雄軸10も断面四角形の中実の四角柱からなる。この実施形態では、互いに対向する、雄軸10の外周面31と雌軸11の内周面32との間に4つの軌道面12a〜12dが形成されており、これら4つの軌道面12a〜12dの全てに前記弾性要素付きコロ状転動体13を配設した。弾性要素付きコロ状転動体13の詳細は、前記第1実施形態と同様であり、本実施形態によって得られる効果も、前記第1実施形態のものと同様である。
図8aは、本発明の伸縮軸の第5実施形態を示す横断面図である。本実施形態の概略構成は、前記図1に示す第1実施形態とほぼ同様である。本実施形態では、雄軸10の径方向外側に3つの係合部23を突設すると共に、雌軸11の径方向内側にも3つの係合部24を突設し、それら係合部23、24が、歯車のように、互いに係合し合う構成とした。これら係合部23と係合部24との間には隙間が形成されている。この隙間は、図8の横断面、つまり軸線方向から見たとき、隙間の長手が径方向に一致している(軸線方向にも連通している)。即ち、軸線方向から見た隙間の長手は、操舵トルクと直交する方向に一致している。そして、本実施形態では、これらの隙間に対向する雄軸10側の係合部23の対向面33と雌軸11側の係合部24の対向面34とを軌道面12eとし、この軌道面12e間に図示しない保持器を配設し、その保持部に、前記弾性体14及び非弾性体15からなる弾性要素付きコロ状転動体13を保持する。即ち、本実施形態では、弾性要素付きコロ状転動体13の軸線方向が、操舵トルクと直交する方向に一致している。この弾性要素付きコロ状転動体13は、図8b、cに示すように、円柱状の非弾性体15の周囲に円筒状の弾性体14を配設し、非弾性体15の軸線方向両端部に突設された突起25を図示しない保持器の保持部の凹部に嵌入することで転動自在に保持されている。なお、本実施形態では、非弾性体15と弾性体14の軸方向の長さがほぼ一致しているが、何れか一方を長くしたり短くしたりしてもよい。
従って、本実施形態の伸縮軸によれば、前記第1〜第4実施形態の効果に加えて、転動体の回転軸をトルク伝達方向に対して直交方向に配設したことにより、操舵トルクが大きいときの剛性をより一層大きくすることができ、高トルク負荷状態でもスムーズに伸縮することができる。
図9aは、本発明の伸縮軸の第6実施形態を示す横断面図であり、図9bは、同図aに用いられる弾性要素付きコロ状転動体13の詳細図である。本実施形態の概略構成は、前記図1に示す第1実施形態とほぼ同様であり、伸縮軸の横断面形状も、前記図6に示す第3実施形態に類似している。本実施形態では、弾性体14の弾性変形量をより大きくするために、長手方向中央部を太くして所謂クラウニングを施し、全体形状を樽状とした。弾性係数を小さくするためのスリットはスパイラル状であり、非弾性体15は円柱状である。従って、弾性体14と非弾性体15との隙間は弾性要素付きコロ状転動体13の長手方向中央部で大きい。また、この弾性要素付きコロ状転動体13の形状に合わせて、各軌道面12a〜12cを構成する雄軸10の外周面31及び雌軸11の内周面32も中央部を窪ませてある。この伸縮軸によれば、弾性要素付きコロ状転動体13の長手方向中央部の弾性変形量が大きいので、ガタ付きを積極的に防止することができる。
なお、本発明の伸縮軸に用いる転動体は、全て弾性要素と非弾性要素との組合せである必要はなく、例えば非弾性要素だけの転動体や弾性要素だけの転動体を混在して用いてもよい。
また、弾性要素付きコロ状転動体は、非弾性コロの外周に弾性円筒部材を被嵌するものの他、転動体のコロの周囲に弾性体として、ゴムや樹脂をコーティングしたものを用いてもよい。
また、雄軸と雌軸との間に複数の軌道面が存在する場合、弾性要素付きコロ状転動体は、そのうちの少なくとも一つの軌道面に配列されていればよい。
また、転動体はコロ状に限らず、球状(ボール)であってもよく、非弾性のボールの周囲にゴムや樹脂などをコーティングして弾性要素付きの転動体としてもよい。
また、本発明の伸縮軸の適用はステアリング装置のロアシャフトに限らず、例えば図1のユニバーサルジョイント4とステアリングホイール1との間のステアリングシャフト2に適用することも可能である。
本発明の伸縮軸を電動パワーステアリング装置に適用した第1実施形態を示す概略構成図である。 図1の伸縮軸の詳細図であり、(a)は横断面図、(b)は保持器の正面図、(c)は保持器の縦断面図である。 弾性体及び非弾性体で構成される弾性要素付きコロ状転動体の説明図である。 図2の保持器の側面図である。 本発明の伸縮軸の第2実施形態を示す横断面図である。 本発明の伸縮軸の第3実施形態を示す横断面図である。 本発明の伸縮軸の第4実施形態を示す横断面図である。 本発明の伸縮軸の第5実施形態を示すものであり、(a)は横断面図、(b)は弾性要素付きコロ状転動体の縦断面図、(c)は弾性要素付きコロ状転動体の横断面図である。 本発明の伸縮軸の第6実施形態を示す図であり、(a)は横断面図、(b)は弾性要素付きコロ状転動体の説明図である。
符号の説明
1はステアリングホイール
2はステアリングシャフト
3は電動モータ
4,6はユニバーサルジョイント
5はロアシャフト
7はピニオンシャフト
10は雄軸
11は雌軸
12a〜12eは軌道面
13は弾性要素付きコロ状転動体
14は弾性体
15は非弾性体

Claims (4)

  1. 雄軸と雌軸とを回転不能に且つ軸方向に相対移動可能に嵌合し、雄軸と雌軸との軸方向への相対移動時に両者の間で転動する転動体を、雄軸及び雌軸に形成された軌道面に配設し、当該転動体の外周に弾性体を設けたことを特徴とする伸縮軸。
  2. 前記転動体の内部には非弾性体を備えたことを特徴とする請求項1に記載の伸縮軸。
  3. 前記転動体がコロ状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の伸縮軸。
  4. 前記転動体の回転軸をトルク伝達方向に対して直交方向に配設したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の伸縮軸。
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