JP2009132647A - (e3,z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造方法 - Google Patents

(e3,z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタート及びBrazilian apple leafminerの性フェロモンである(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタートの製造方法を提供する。
【解決手段】5,5−ジエトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテルを酸の存在下で加水分解して、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテルを得るステップと、上記4−ホルミル−(E3)−3−ブテニルメトキシメチルエーテルをウィッティッヒ反応を用いてアルキリデントリフェニルホスホランと反応させて(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテルを得るステップと、上記(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテルを出発物質として(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートを得るステップとを含む(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造方法を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、南米のブラジル、ウルグアイ等におけるリンゴの害虫であるBrazilian apple leafminer (Bonagota cranaodes)の性フェロモン成分(E3,Z5)−3,5-ドデカジエニルアセタートの製造方法に関するものである。
Brazilian apple leafminerは、南米のブラジル、ウルグアイ等におけるリンゴの重要な害虫の1つであり、近年その被害が問題となっている。 Brazilian apple leafminerの防除は現在農薬等を用いて行われているが、その効果は充分なものでは無く、地球環境、人的健康面等から新しい防除方法の開発が求められている。
Brazilian apple leafminerの性フェロモンについては、1996年C.Ricard Uneliusらによりその主成分が(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタートであること明らかになった(非特許文献1)。また、M.D.A.Coraciniらは、(E3,Z5)−3,5−テトラデカジエニルアセタートが、性フェロモンとして副成分の一つで有ることを報告しており、末端アセトキシル基から3位にE体、5位にZ体の共役二重結合を有する(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタート類がBrazilian apple leafminerの性フェロモンとして有効であることが知られている(非特許文献2)。
また、工業的に大量に用いられるアルコールの保護基としては、一般にアセチル基(非特許文献3)、1−エトキシエチル基(非特許文献4)、テトラヒドロピラニル基(非特許文献5)等が用いられている。
C. R. Unelius et.al., Tettrahedron Lett., 37, 1505 (1996) M. D. A. Coracini, J. Appl. Ent., 127, 427 (2003) Protecting Groups. P. J. Kocienski, , Georg Thieme Verlag Stuttgart: New York, P22 (1994) Protecting Groups. P. J. Kocienski, , Georg Thieme Verlag Stuttgart: New York, P84 (1994) Protecting Groups. P. J. Kocienski, , Georg Thieme Verlag Stuttgart: New York, P83 (1994)
本発明は、(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタート及びBrazilian apple leafminerの性フェロモンである(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタートの製造方法を提供するものである。
末端アセトキシル基から3位にE体、5位にZ体の共役二重結を有する(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造において、末端アルコール基から3位に三重結合を有する3−ブチン−1−オールを出発物質とすることが考えられる。この3−ブチン−1−オールを出発物質とする(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造方法において、アルコール基が悪影響を与えるカルボアニオン等を用いる工程を必要とするために、3−ブチン−1−オールの末端アルコール基を保護しておく必要がある。
本発明者は、3−ブチン−1−オールを出発物質として、このアルコール部分を安価で大量入手可能なジメトキシメタンによりメトキシメチル基で保護することで得られる5,5−ジエトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテルのアセタール部分をアルコール保護基の脱離無く選択的に酸加水分解することができ、得られる4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテルとアルキリデンホスホランとをウィッティッヒ反応を行っても脱離反応による1,3,5−アルカトリエンの生成は極めて少ないことを見出した。また、その後の脱保護反応も極めて良好な収率で進行し、目的とする(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートを効率よく製造できることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
本発明は、5,5−ジエトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテルを酸の存在下で加水分解して、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテルを得るステップと、
上記4−ホルミル−(E3)−3−ブテニルメトキシメチルエーテルをウィッティッヒ反応を用いてアルキリデントリフェニルホスホランと反応させて(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテルを得るステップと、
上記(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテルから(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートを得るステップと
を含む(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造方法を提供する。
アルキリデントリフェニルホスホランは、好ましくは、
RCH=PPh
(上式中、Rは炭素数4〜12、特に炭素数6又は8を表し、Phはフェニル基を表す。)で表され、
(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテルは、好ましくは、
RCH=C−C=C−C−C−OCHOCH
で表される。
本発明によれば、(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタート及びBrazilian apple leafminerの性フェロモンである(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタートを工業的に穏和な条件により、効率よく製造することができる。
以下に、本発明における製造方法について詳細に説明する。
まず、出発物質である5,5−ジエトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテルは、例えば、3−ブチン−1−オールをジメトキシメタンと反応させて3−ブチニル−メトキシメチルエーテルを得た後、これをメチルマグネシウムクロリド、続いてオルトギ酸エチルと反応させて5,5−ジエトキシ−3−ペンチニル−メトキシメチルエーテルとし、これを接触水素添加して得られる。
具体的には、3−ブチン−1−オールは、例えば下記に示す公知の方法により容易に製造することができる。
Figure 2009132647
3−ブチン−1−オール(1)は、例えばパラトルエンスルホン酸及び臭化リチウム存在下、ジメトキシメタンと反応させることにより、アルコール基を保護して、3−ブチニル−メトキシメチルエーテル(2)にすることができる。この反応において、3−ブチン−1−オール(1)1molに対し、パラトルエンスルホン酸は0.1〜1.0mol、臭化リチウムは0.1〜0.5mol、ジメトキシメタンは3.5〜5.0mol用いることが好ましい。また、反応温度は、30〜45℃が望ましい。
Figure 2009132647
3−ブチニル−メトキシメチルエーテル(2)は、メチルマグネシウムクロリド、続いてオルトギ酸エチルと反応させて5,5−ジエトキシ−3−ペンチニル−メトキシメチルエーテル(3)にすることができる。好ましくは、下記の方法が挙げられる。
まず、公知の方法によりテトラヒドロフラン中において、メチルクロリドと金属マグネシウムより、メチルマグネシウムクロリドのテトラヒドロフラン溶液を調製する。これに3−ブチニル−メトキシメチルエーテル(2)を滴下し、好ましくは60〜80℃で反応させる。続いて、オルトギ酸エチル及びトルエンを添加、昇温してテトラヒドロフランを留去し、好ましくは80〜95℃にて反応させると5,5−ジエトキシ−3−ペンチニル−メトキシメチルエーテル(3)が得られる。この反応において、3−ブチニル−メトキシメチルエーテル(2)1molに対し、メチルマグネシウムクロリドは1.1〜1.3mol、オルソギ酸エチルは1.2〜1.4molが好ましく、テトラヒドロフランは300〜500g、トルエンは250〜300gが好ましい。
Figure 2009132647
5,5−ジエトキシ−3−ペンチニル−メトキシメチルエーテル(3)は、三重結合を接触水素添加して(Z)−二重結合に還元すると、5,5−ジエトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテル(4)にすることができる。
この反応に使用する触媒は、パラジウム−炭素、パラジウム−アルミナ、リンドラー触媒、ラネーニッケル、P2−ニッケル等の触媒を挙げることができるが、特にP2−ニッケルが好ましい。また、反応には過水添を防止する目的で、ピリジン、キノリン、エチレンジアミン等のアミン類を添加してもよい。水素圧は、常圧〜0.5MPaが好ましく、反応温度は30〜50℃が好ましい。
Figure 2009132647
5,5−ジメトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテル(4)は、例えば、好ましくはトルエンもしくはn−ヘキサン中において、酸(好ましくは塩化水素水)を添加することによりジエチルアセタール部分がアルデヒドへと加水分解されてα,β−不飽和アルデヒドとなるため、二重結合はより安定なE体に異性化し、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテル(5)が得られる。この反応において、塩化水素水溶液は5〜10質量%が好ましく、5,5−ジメトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテル(4)1molに対し100〜130gが好ましい。また、反応温度は10〜20℃が好ましい。
Figure 2009132647
ウィッティッヒ反応を用いて、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテル(5)とアルキリデントリフェニルホスホラン(7)と反応させて(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテル(8)を得ることができる。
例えば、公知の方法によりジメチルホルムアミド中、臭化アルキルとトリフェニルホスフィンとを反応しアルキルトリフェニルホスホニウムブロミド(6)のジメチルホルムアミド溶液を合成し、これにテトラヒドロフランを添加した後、カリウムt−ブトキシドを添加することにより、アルキリデントリフェニルホスホラン(7)を合成する。続いて、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテル(5)を滴下して、ウィッティッヒ反応により(Z)−二重結合を構築し(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテル(8)を得る。また、この反応において脱離反応により副成する1,3,5−アルカトリエンは、2.0%以下と低い。
Figure 2009132647
この反応において、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテル(5)1molに対し、臭化アルキルは1.1〜1.2mol、トリフェニルホスフィンは1.0〜1.1mol、ジメチルホルムアミドは100〜150gが好ましい。また、ホスホラン合成反応においては、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテル(5)1molに対し、カリウムt−ブトキシドは1.00〜1.03molが好ましい。反応温度は15〜20℃が好ましい。また、ウィッティッヒ反応は、反応温度−70〜30℃で反応することができるが、特に−15℃〜−10℃が好ましい。
(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテル(8)は、酸と処理して(E3,Z5)−3,5−アルカジエノール(9)にすることができる
例えば、(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテル(8)をメタノール中、塩化水素水を反応させることにより、メトキシメチル基は脱保護され(E3,Z5)−3,5−アルカジエノール(9)が得られる。反応は副生するジメトキシメタンを反応器に付属する蒸留塔を用いて留去することにより良好に進行し、反応中EZ体の異性化も確認できない。
Figure 2009132647
この反応において、塩化水素水の濃度は10〜37質量%が好ましく、(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテル(8)1molに対して300〜400gが好ましい。また、メタノールは(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテル(8)1molに対して500〜1200gが好ましい。反応温度は、ジメトキシメタンの沸点42〜44℃以上の反応温度で行い、特に60〜65℃が望ましい。
その後、(E3,Z5)−3,5−ドデカジエノール(9)は、アセチル化して(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタート(10)とすることができる。
例えば、(E3,Z5)−3,5−アルカジエノール(9)を、トルエン中、各種触媒下、無水酢酸と反応させて、目的とする(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタート(10)が得られる。
Figure 2009132647
この反応において(E3,Z5)−3,5−アルカジエノール(9)1molに対してトルエンは0〜200g、無水酢酸は1.1〜1.3molが好ましい。触媒は、ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアミノピリジン等一般的に用いられるものでよい。また、反応温度は6〜70℃が望ましい。
実施例1
<4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテルの製造>
5,5−ジメトキシ−(Z)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテルの濃縮液は、そのままトルエン(80.0g)に溶解し反応器に入れ、10〜15℃で撹拌した。これに8質量%塩化水素水を15〜20℃にて滴下し、そのまま1時間撹拌した。撹拌後、トルエン(200g)を添加し抽出し、水層を除去、有機層は食塩水、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。
得られた有機層は、減圧下溶媒を除去濃縮し残渣を減圧蒸留すると、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテル(bp:65〜66℃[2mmHg]、152.16g、1.06mol)が収率84.0%で得られた。
[核磁気共鳴スペクトル] 1H-NMR (300MHz,CDCl3):δ2.60(2H,dt), 3.32(3H, s), 3.67(2H, t), 4.60(2H, s), 6.16(12H, dd), 6.85(1H, dt), 9.49(1H, d) ; 13C-NMR (75.6MHz, CDCl3):δ32.94, 55.27, 65.42, 96.41, 134.20, 154.81, 193.71
[マススペクトル] EI-マススペクトル(70eV):m/z 114(M+), 83, 75, 55, 45; CIマススペクトル (イソブタン): 115(M+H)
<(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルメトキシメチルエーテルの製造>
反応器にトリフェニルホスフィン(105.02g、0.40mol)、臭化n−ヘプチル(76.93g、0.43mol)、N,N−ジメチルホルムアミド(82.0g)を添加し、105〜110℃で26〜30時間撹拌する。撹拌後、反応液は20℃まで冷却してテトラヒドロフラン(370.0g)を添加し、続いてカリウムt-ブトキシド(42.10g、0.375mol)を10〜15℃で添加、20℃において1時間撹拌した。撹拌後反応液は−20℃まで冷却して4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテル(52.47g、0.364mol)を−15〜−5℃にて滴下した。
滴下後、1時間かけ20〜25℃まで昇温、そのまま1時間撹拌した。その後反応液は、水(200g)を添加することで反応を停止し、トルエン(200g)を加え抽出、有機層は水で洗浄した後、減圧下トルエンを除去濃縮した。
濃縮後、n−ヘキサン(250g)を添加すると、トリフェニルホスフィンオキシドが析出するため、濾過して分離した。濾液は再度減圧下、濃縮して濃縮液を減圧蒸留すると、目的とする(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルメトキシメチルエーテル(bp:82〜86℃[1mmHg]、52.98g、0.23mol)が、収率65.2%で得られた。
また、ウィッティッヒ反応において、ガスクロマトグラフィー(DB−5:30m×0.25mmφ、150℃から10℃/分で280℃に昇温)より、1,3,5−アルカトリエンは1.32%、異性体比はEZ:EE=89.33:10.67であった。
[マススペクトル] EI-マススペクトル(70eV):m/z 226(M+), 164, 138, 110, 95, 81, 67, 55
<(E3,Z5)−3,5−ドデカジエノールの製造>
(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルメトキシメチルエーテル(54.55g, 0.241mol)、メタノール(300.84g)を、蒸留塔を備えた反応器に仕込み、22〜25℃で撹拌し、これに20質量%塩化水素水(135g)を25〜30℃、1時間で滴下する。
滴下後、反応液は60℃まで昇温し1時間撹拌、徐々に450mmHgまで減圧して、蒸留塔より副成するジメトキシメタンとメタノールの混合物を留去、5時間撹拌した。撹拌後、反応液は25℃まで冷却しトルエン(200g)を加え抽出、有機層は食塩水、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、減圧下溶媒を除去し(E3,Z5)−3,5−ドデカジエノールの濃縮液(62.82g、73.16%)を得た。この濃縮液は精製せずに、そのまま次工程に用いた。
異性体比はガスクロマトグラフィー(DB−5:30m×0.25mmφ、150℃から10℃/分で280℃に昇温)より求めるとEZ:EE=91.24:8.75であった。
[マススペクトル] EI-マススペクトル(70eV):m/z 182(M+), 109, 95, 79, 67; CIマススペクトル (イソブタン): 183(M+H)
<(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタートの製造>
反応器に(E3,Z5)−3,5−ドデカジエノールの濃縮液(62.82g、73.16%)、トルエン(150g)、無水酢酸(10g、0.098mol)、ジメチルアミノピリジン(1.0g)を入れ50〜60℃で撹拌する。これに無水酢酸(23.45g、0.23mol)を65〜70℃、30分で滴下し、75℃で1時間撹拌する。
撹拌後、反応液は30℃まで冷却し水(100g)で反応を停止した。分液した後、有機層は食塩水、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄後、減圧下溶媒を除去濃縮して残渣を減圧蒸留すると、(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタート(bp:92〜96℃[1mmHg]、51.43g、0.23mol)が収率95.1%で得られた。
異性体比はガスクロマトグラフィー(DB−5:30m×0.25mmφ、150℃から10℃/分で280℃に昇温)より求めるとEZ:EE=89.65:10.35であった。
[核磁気共鳴スペクトル] 1H-NMR (300MHz, CDCl3):δ0.88(3H, t), 1.27-1.43(8H, m), 2.05(3H, s), 2.14(2H, dt), 2.43(2H, dt), 4.11(2H, t), 5.37(1H, dt), 5.60(1H, dt), 5.95(1H, dd), 6.39(1H, dd); 13C-NMR (75.6MHz,CDCl3):δ14.10, 20.97, 22.64, 27.70, 28.94, 29.66, 31.76, 32.17, 63.80, 128.09, 128.24, 128.65, 131.56, 171.07
[マススペクトル] EI-マススペクトル(70eV):m/z 165(M+-59), 138, 110, 93, 80, 67; CI-マススペクトル (イソブタン): 225(M+H)
[赤外吸収スペクトル] (NaCl): νmax 3020, 2956, 2927, 2856, 1743, 1457, 1382, 1363, 1236, 1035, 983, 948
比較例1
<4−ホルミル−(E3)−3−ブテニルアセタートとアルキリデンホスホランの反応(アルコールをアセチル基により保護した場合)>
反応器にトリフェニルホスフィン(52.51g、0.20mol)、臭化n−ヘプタン(3847g、0.215mol)、N,N−ジメチルホルムアミド(41.0g)を添加し、105〜110℃で26〜30時間撹拌する。撹拌後、反応液は20℃まで冷却してテトラヒドロフラン(185.0g)を添加し、続いてカリウムt−ブトキシド(21.1g、0.188mol)を10〜15℃で添加、20℃において1時間撹拌した。撹拌後反応液は−20℃まで冷却して4−ホルミル−(E3)−3−ブテニルアセタート(25.87g、0.182mol)を−15〜−5℃にて滴下した。
滴下後、1時間かけ20〜25℃まで昇温、そのまま1時間撹拌した。その後反応液は、水(100g)を添加することで反応を停止し、トルエン(100g)を加え抽出、有機層は水で洗浄した後、減圧下トルエンを除去濃縮した。
濃縮後、n−ヘキサン(120g)を添加すると、トリフェニルホスフィンオキシドが析出するため、濾過して分離した。濾液は再度減圧下、濃縮して濃縮液を減圧蒸留すると、目的とする(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタート(9.80g、0.04mol)を収率24.0%で、1,3,5−デカトリエン(9.87g、0.06mol)を収率33.0%で得た。
比較例2
<4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−1−エトキシエチルエーテルの製造(アルコールを1−エトキシエチル基により保護した場合)>
5,5−ジメトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−1−エトキシエチルエーテル(30.0g、0.122mol)のトルエン(80.0g)溶液を反応器に入れ、5〜10℃で撹拌した。これに5質量%酢酸水溶液を10〜15℃にて滴下し、そのまま2時間撹拌した。撹拌後、トルエン(100g)を添加し分離し、水層を除去、有機層は食塩水、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。
得られた有機層は、減圧下溶媒を除去濃縮し残渣を減圧蒸留すると、2−ヒドロキシ−5,6−ジヒドロピラン(8.64g、0.09mol)が収率70.7%で得られ、目的とする4−ホルミル−3−ブテニル−1−エトキシエチルエーテルの生成は確認できなかった。
比較例3
<4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−テトラヒドロピラニルエーテルの製造 (アルコールをテトラヒドロピラニル基により保護した場合)>
5,5−ジメトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−1−テトラヒドロピラニルエーテル(51.7g、0.20mol)のn−ヘキサン(50.0g)溶液を反応器に入れ、10〜15℃で撹拌した。これに15質量%酢酸水溶液(30.0g)を15〜20℃にて滴下し、そのまま1時間撹拌した。撹拌後、n−ヘキサン(80g)を添加し分離し、水層を除去、有機層は食塩水、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。
得られた有機層は、減圧下溶媒を除去濃縮し残渣をガスクロマトグラフィー(DB−WAX:30m×0.25mmφ、150℃から10℃/分で280℃に昇温)にて分析を行なうと、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニルテトラヒドロピラニルエーテルが9.8GC%得られた。

Claims (3)

  1. 5,5−ジエトキシ−(Z3)−3−ペンテニル−メトキシメチルエーテルを酸の存在下で加水分解して、4−ホルミル−(E3)−3−ブテニル−メトキシメチルエーテルを得るステップと、
    上記4−ホルミル−(E3)−3−ブテニルメトキシメチルエーテルをウィッティッヒ反応を用いてアルキリデントリフェニルホスホランと反応させて(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテルを得るステップと、
    上記(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテルから(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートを得るステップと
    を含む(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造方法。
  2. 上記アルキリデントリフェニルホスホランが、
    RCH=PPh
    (上式中、Rは炭素数4〜12を表し、Phはフェニル基を表す。)
    で表され、上記(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルメトキシメチルエーテルが、
    RCH=C−C=C−C−C−OCHOCH
    で表される請求項1に記載の(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造方法。
  3. 上記(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートが、(E3,Z5)−3,5−ドデカジエニルアセタートである請求項1に記載の(E3,Z5)−3,5−アルカジエニルアセタートの製造方法。
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