JPS63316747A - 3‐フエニル‐2‐メチルプロパノール及びそのp‐置換されたアルキル誘導体の製造方法 - Google Patents

3‐フエニル‐2‐メチルプロパノール及びそのp‐置換されたアルキル誘導体の製造方法

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JPS63316747A
JPS63316747A JP63141948A JP14194888A JPS63316747A JP S63316747 A JPS63316747 A JP S63316747A JP 63141948 A JP63141948 A JP 63141948A JP 14194888 A JP14194888 A JP 14194888A JP S63316747 A JPS63316747 A JP S63316747A
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JP
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methylpropanol
phenyl
substituted
ester
alkyl
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JP63141948A
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マンフレート・カウフホルト
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Huels AG
Original Assignee
Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C33/00Unsaturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C33/18Monohydroxylic alcohols containing only six-membered aromatic rings as cyclic part
    • C07C33/20Monohydroxylic alcohols containing only six-membered aromatic rings as cyclic part monocyclic

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メタアリルベンゾール(2)又はp−アルキ
ル−置換されたメタアリルベンゾール(2)ヲ場合によ
り対応する異性体イソブテニルベンゾール(3)又はp
−アルキル−置換されたイソブテニルベンゾール(3)
の存在下に過酸化物触媒による臭化水素付加し、次いで
ブロム化合物(4)又は化合物(4)及び(5)とカル
ボン酸のアルカリ塩(6)とを反応させエステル(7)
となし、これをけん化する又はこれを低沸点アルコール
(8)でエステル交換して所望のアルコール(1)とな
すことによって式(1)なる3−フェニル−2−メチル
プロパノール及びそのp−置換されたアルキル誘導体を
製造する方法に関する。場合により純粋なp−置換され
たアルキル誘導体(2)又は(3)を使用するのではな
く、p−置換されたアルキル誘導体と共に対応するm−
及び(又は)〇−置換されたアルキル誘導体(2)及び
(3°)を含有する混合物を使用し、これを蒸留により
エステル(7)及び(7゛)又はアルコール(1)及び
(1゛)の段階で前留出物として対応するp−置換され
た異性体(1)の前に分離する。
アルカリ−塩(6) 式(1)なる3−フェニル−2−メチルプロパノール及
びそのp−Rt換されたアルキル誘導体の合成は、公知
である。
特願昭58−6973号明細書くケミカルアプストラク
)54 2261i  (1960))には、3−フェ
ニル−2−メチルプロパノールを対応するケイヒアルデ
ヒドの水素添加によって製造することが記載されている
この及び類似の方法に於ける欠点は、コストの高い3−
(p−アルキル−フェニル)−2−メチルプロペナール
の使用である。これは技術上入手の困難なp−t−アル
キルベンズアルデヒドから、プロピオンアルデヒドでア
ルドール化して製造される。
ヨーロッパ特許第32,576号明細書中に、フェニル
プロパツールをルイス酸の存在下にアルキルハロゲニド
でアルキル化する数段階方法が提案されている。この方
法の欠点は、ルイス酸の極めて高い消費量である。更に
容易に入手できないフェニルプロパツールを、先ずベン
ズアルデヒドのアルカナールによるアルドール化、たと
えばプロピオンアルデヒドとなし、次いで選択的水素添
加して製造しなければならない。
ヨーロッパ特許第5,541号明細書には、モルホリン
−及びピペリジン−誘導体を構造(4)に相当するプロ
ミドを用いて製造する方法が記載されている。しかしこ
のプロミドを対応するアルコールから、三臭化リンを用
いて合成する。この三臭化リンそれ自体再び多段階合成
でp−t−ブチルベンズアルデヒドから出発して製造さ
れる。
したがって3−フェニル−2−メチルプロパノール及び
そのp−置換アルキル誘導体のすべての公知の製造方法
は、ベンズアルデヒド又は高価なp−置換されたベンズ
アルデヒドから出発し、高価な出発物質及び(又は)多
量の触媒量を必要とし、その廃棄物は環境保護問題をも
たらす。ブロム化合物(4)又は(4)と(5)の混合
物又は(4)、(4’)、(5)と(5”)の混合物を
、価格上好都合な化学物質から出発し通常の工業的装置
でカルボン酸のアルカリ塩と反応させ(7)又は(7)
と(7゛)の混合物となし、このエステルを蒸留により
精製し、次いでエステルからけん化又はエステル交換に
よって純粋なアルコール(1)を製造することができる
方法が望まれている。
したがって少ない技術上の経費及び高価な試剤を使用せ
ずに、3−フェニル−2−メチルプロパノール及びその
p−置換されたアルキル誘導体を製造することができる
様な方法が極めて重要である。これらの生成物から水素
添加によって対応するアルデヒドが得られ、これは香料
として、たとえばユリ(Lilia1)及びシクラメン
アルデヒドとして極めて産業上重要でありかつ防カビ剤
に対する原料として使用される。
これから生じる課題は本発明によれば特許請求の範囲に
従って解決される。
驚くべきことに一般式(1)なる3−フェニル−2−メ
チルプロパノール及びそのp−置換されたアルキル誘導
体が、次の場合に良好な収率でかつガスクロマトグラフ
ィー分析によれば異性体に関して95〜98%の高純度
で得られる。すなわちメタアリルベンゾール又はp−ア
ルキル−置換されたメタアリルベンゾール(2)に臭化
水素を過酸化物の存在下に付加し、生じるブロム化合物
(4)とカルボン酸のアルカリ塩とを反応させ、対応す
るエステルとなし、このエステルをけん化又はエステル
交換して、アルコール(1)となす、この効果は予期さ
れなかったことである。というのは臭化水素付加が一連
の副生成物を生じ、これが同様にカルボン酸のアルカリ
塩と反応し、所望の生成物中に不純物を生じると考えら
れていたからである。使用されるメタアリルベンゾール
(2)は高い純度を必要としない。
更に本発明者は驚くべきことに対応する異性体β−オレ
フィンイソブテニルベンゾール又はp−アルキル−置換
されたイソブテニルベンゾール(α−オレフィンの形で
)、場合によりp−アルキル−置換されたメタアリルベ
ンゾールの含有量は任意に高くてよく、それによって最
終生成物中の純度は減少しない、すなわち(2)と(3
)のオレフィン混合物を使用することができ、最終効果
として(2)の反応生成物しか得られないことを見い出
した。
更に本発明者は、純粋なp−アルキル−置換されたメタ
アリル−及び対応するイソブテニルベンゾールを使用し
なければならないのではなく1.異性体混合物を使用す
ることができることを見い出した。たとえばこの混合物
は芳香化合物のアルキル化の工業的製造に於て生じる。
反応条件に応じてp−R換されたアルキル芳香化合物の
含有率は70〜80%のみであり、残部は対応する〇−
及び(又は)m−置換された化合物である。この本発明
による方法の特別な利点は、したがって0−lm−及び
p−異性体混合物を使用し、エステル又はアルコールの
段階で所望のρ−置換された化合物を純粋な形で分離す
ることができることである。
出発化合物の製造はたとえば芳香化合物、たとエバペン
ゾール、ドルオール、エチルペンゾール、クモール、t
−ブチルペンゾール等々とメタアリルクロリドとを触媒
として硫酸の存在下に反応させてネオフィルタロリド(
=2−メチル−2−フェニル−プロピルクロリド)又は
p−アルキル−置換されたネオフィルタロリドとなすこ
とによって行われる。これを蒸留又は再結晶によって精
製する又は粗生成物として熱的に分解する。これはたと
えば米国特許第2,454,779号明細書中に記載さ
れている。
この特許明細書の方法の場合、クロル化合物の分解をカ
ルボン酸のアルカリ塩の存在下に行い、それによってα
/β−オレフィンの異性体割合は2:lm1:lである
実際の実施にあたり次のことが重要である:臭化水素の
原料オレフィンへの付加は0〜20’Cで過酸化物、た
とえばジベンゾイルパーオキシド及び非極性溶剤、たと
えばヘキサンの存在下に、たとえばその他のオレフィン
に対して文献に記載されている様に行われる(“有機化
学の方法”、ホウベンーヴエイル、ゲオルグーテイーメ
出版シュツッガルト(1960)、第V/4巻、第11
1頁)。
溶剤の留去後、粗反応生成物を蒸留又はそのまま更に加
工処理する。更に好ましくはC−原子数1〜4のカルボ
ン酸のアルカリ塩、好ましくは酢酸ナトリウム又はカリ
ウムを予め存在させ、場合により更に酸及び(又は)極
性溶剤、たとえばジメチルホルムアミド、アセトニトリ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタ
ン等々に加え、100″C〜200℃に又は還流温度ま
で加熱し、粗プロミド混合物を配量添加する。ブロム化
合物とアルカリ塩のモル割合はl:1〜l:10、好ま
しくは1:1.01〜1:2である。
反応後、場合により添加された極性溶剤を留去し、冷却
し、形成されたアルカリプロミドを水洗する0次いで油
相を蒸留により後処理する。
得られたエステルをけん化又は低沸点アルコールを用い
てエステル交換して所望のアルコール(1)となす、低
沸点アルコールとしてCI−ないしCh−アルコールが
適当である。
次の例によって本発明による方法を詳細に説明する。
例1 ガス導入管、撹拌器、温度計、滴下漏斗及び還流冷却器
を有する三頚フラスコから成るガラス装置を使用する。
次の化合物を使用する: メタアクリルペンゾール(99,8%) 198g(=
1.5モル) n−ヘキサン           666gジベンゾ
イルパーオキシド(70%)10.8gこれらの物質の
溶液をlOoCに冷却し、ガス状臭化水素の飽和まで導
入する。
溶剤を300ミリバールで104℃のたまり温度が達成
されるまで留去し、粗萎留残留物(318g)を更に処
理加工する。ガスクロマトグラフィー分析によれば3−
フェニル−2−メチル−1−ブロムプロパンの含有率は
約82%である。
工程lからの粗プロミドの反応のために、上記装置を使
用し、ガス導入管を除き、次の化合物を予め存在させる
: ナトリウムイソブチラート 148.h (=1.68
モル)イソ酪酸         17.6g (=0
.2モル)混合物を113℃に加熱し、工程lからの粗
プロミド(318g)を加え、8.5時間撹拌下で11
4〜117℃に加熱する。
冷却後、形成された臭化ナトリウムを水洗し、油相を蒸
留により後処理する。純度97%を有するエステル21
2g (13ミリバールで沸騰範囲118〜120℃)
を生じる。すなわち使用されたメタアリルベンゾールに
対する収率は、約65%である。
苛性ソーダ溶液(50%)120g(−1,5モル)を
撹拌下に120℃に加熱し、上記エステル(97%)1
98.2g (=1.0モル)を滴下し、6時間還流下
で沸騰加熱する。冷却後、水400mff1で希釈し、
ジエチルエーテル500mAで抽出する。エーテル溶液
を水で中性洗浄し、次いで蒸留により後処理する。
蒸留によって13ミリバールで107〜112℃の沸騰
範囲で、純度98%を有する3−フェニル−2−メチル
プロパノ−ルーlが生じる。使用されたエステルに対し
てアルコール収率は理論値の94%である。
例2 例1に記載されたガラス装置を使用し、メタアリルベン
ゾールの代りに66.3%はメタアリルベンゾール及び
31.1%はイソブテニルベンゾールから成る混合物を
使用する。過酸化触媒による臭化水素付加及び引き続き
のナトリウムイソブチラー゛トとの反応を例1に於ける
と同一の方法で記載する。
形成されたエステルの収率は63%である。エステルの
純度はガスクロマトグラフィー分析によれば約97%で
ある。使用されたイソブテニルベンゾールの約88%を
回収する。すなわちこれをプロミド混合物から再生する
エステルのアルカリ性けん化を例1に記載した様に実施
し、アルコール(純度98%)が理論値の93%の収率
で生じる。
例3 例1に記載されたガラス装置を使用し、メタアリルベン
ゾールの代りに次の混合物を使用する:p−t−ブチル
メタアリルベンゾール70.1%(=1.40モル)及
びp−t−ブチルイソブテニルベンゾール27.8%(
=0.56モル)を有するオレフィン混合物(97,9
%)384.7g(=2モル)。
過酸化物触媒による臭化水素付加は例1に記載した様に
行われる。NMR−スペクトルによれば第一プロミドと
残りのプロミドとの割合は蒸留残留物643g中で溶剤
の主な景538gの留去後7:3である。
エステル製造のために次の化合物を使用する:粗プロミ
ド混合物   643g 酢酸ナトリウム    193g (=2.3モル)ジ
メチルホルムアミド 312g 混合物を撹拌下かつ低沸点物、たとえばヘキサン(10
2g)の除去と共に4.5時間90〜160℃に加熱す
る。
後処理は例1に記載した様に行われ、13ミリバールで
沸騰範囲150〜155℃で、純度98%を有する3−
(4−t−ブチルフェニル)−2−メチル−プロパノ−
ルー1の酢酸エステルが生じる。
エステルの収1 209g (=0.84モル)回収オ
レフィン:p−t−ブチルメタアリルベンゾール59.
3g(=0.315モル)。したがって203g(=1
.08モル)が消費された。
p−t−ブチルイソブテニルベンゾール: 52g(−
0,28モル)を回収、したがって52g(=0.28
モル)が消費された。
消費されたα−オレフィンに対するエステルの収率とし
て78%が算出される。
3−(4−t−ブチルフェニル)−2−メチルプロパノ
−ルー1の酢酸エステルのアルカリ性けん化は、例1に
記載したのと同様に行い、対応するアルコールが13ミ
リバールで142〜146℃の沸騰範囲で純度98.2
%及び使用されたエステルに対して収率93%で生じる
例4 例1に記載したガラス装置を使用し、メタアリルベンゾ
ールの代りに次の異性体混合物を使用する:次の異性体
含有率 p−t−ブチルメタアリルベンゾール 57.0%=1.14 Mo1 p−t−ブチルイソブテニルベンゾール22.7%=0
.45 Mo1 s−t−7’チルメタアリルベンゾール12.1%=0
.24 M’Ol トt−ブチルイソブテニルベンゾール 4.8%=0.10 Mol を有するオレフィン混合物(96,6%)377g(=
 1.93モル)。
過酸化物触媒による臭化水素付加は例1に記載した様に
行われる。溶剤の主なfit(540g)の留去後、粗
生成物652gが得られる。この生成物中にNMR−ス
ペクトルによればブロム化合物は第一プロミドとの割合
=2=1で存在する。
エステル製造は例3に記載した様に行われる。
後処理を例1に記載した様に実施し、次の生成物を生じ
る: 3(4−t−ブチルフェニル)−2−メチル−プロピル
アセタート (純度:96%) 199g=0.80モ
ル3(3−t−ブチルフェニル)−2−メチルプロピル
アセタート            32R=0.13
モルp−t−ブチルメタアリルベンゾール 55g=0.29モル p−t−ブチルイソブテニルベンゾール41g=0.2
2モル m−t−ブチルメタアリルベンゾール 17g=0.09モル m−t−ブチルイソブテニルベンゾール5g=0.03
モル 消費されたα−オレフィンに対する所望のエステルの収
率として94%が算出される。
p−t−ブチルフェニル−2−メチル−プロピルアセタ
ート (約95%)8:3g (=0.316モル)に
メタノール2h及びメタノール中にナトリウムメチラー
トを有する30%溶液1.1gを加え、沸騰加熱する。
その際生じる酢酸メチルエステルを長さ50cmの塔を
介して留去し、減圧(13ミリバール)下に形成された
アルコール、3−(4−t−ブチルフェニル)−2−メ
チルプロパノールをそのまま過蒸留する。沸点:13ミ
リバールで約145℃;純度: 98.5%、収量61
.2g(=0.296モル)。これは仕込物に対して9
4%である。
例5 例1に記載したガラス装置を使用し、メタアリルベンゾ
ールの代りに次の異性体混合物を使用する:次の異性体
含有率 p−イソプロピルメタアリルベンゾール57.2%=1
.71モル p−イソプロピルイソブテニルペン、ゾール22.3%
−〇、70モル m−イソプロピルメタアリルベンゾール10.0%=0
.29モル トイソプロピルイソブテニルベンゾール3.8%=0.
10モル を有するオレフィン混合物(93,3%)522.9g
(=2.8モル)。
過酸化物触媒による臭化水素付加は、例1に記載した様
に及びエステル製造を例3に記載した様に行われる。
後処理は例4に於けると同様な結果を生じる:14ミリ
バールで140〜148℃で沸騰するエステルは純度9
6%を有する。使用されたα−オレフィンの77%を消
費する。消費されたα−オレフィンに対してエステルの
収率は92%である。
酢酸エステルのエステル交換は、例4に記載したのと同
様に行われ、対応するアルコール(純度97.5%)が
13ミリバールで131〜135℃の沸騰範囲で、使用
されたエステルに対して96%の収率で生じる。
以上本発明について詳述したが、以下に本発明の実施態
様について記載する。
1)付加的にα−及びβ−オレフィン(2)及び(3)
の混合物への臭化水素付加にあたり、更に対応するト及
び(又は)〇−位が置換されたα−及びβ−オレフィン
を使用する請求項記載の方法。
2)臭化水素を0〜20℃で付加する請求項及び上記第
1項記載の方法。
3)ブロム化合物とC,−C,−カルボン酸のアルカリ
塩、好ましくは酢酸ナトリウム又は−カリウムとを反応
させる請求項及び上記第1項又は第2項記載の方法。
4)ブロム化合物とカルボン酸のアルカリ塩との反応を
100〜200℃1好ましくは120〜180℃の温度
で実施する請求項及び上記第1項ないし第3項のいずれ
かに記載した方法。
5)モル割合ブロム化合物:アルカリ塩=l:1.01
〜l:2を使用する請求項及び上記第1項ないし第4項
のいずれかに記載した方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)臭化水素を過酸化物触媒により場合によりp−アル
    キル−置換されたメタアリルベンゾール(2)又は場合
    によりp−アルキル置換されたメタアリルベンゾール(
    α−オレフィン)(2)と対応するβ−異性体とから成
    る混合物、場合によりp−アルキル置換されたイソブテ
    ニルベンゾール(3)に付加し、得られた臭素化合物と
    場合により酸及び(又は)極性溶剤が添加されたカルボ
    ン酸のアルカリ塩とを100℃〜200℃又は還流温度
    までの温度で、モル割合ブロム化合物:アルカリ塩=1
    :10で反応させ、得られたエステルをけん化して対応
    するアルコールとなす又は上記エステルを低沸点アルコ
    ールでエステル交換させてアルコール(1)となすこと
    を特徴とする、3−フェニル−2−メチルプロパノール
    及びそのp−置換されたアルキル誘導体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼
JP63141948A 1987-06-12 1988-06-10 3‐フエニル‐2‐メチルプロパノール及びそのp‐置換されたアルキル誘導体の製造方法 Pending JPS63316747A (ja)

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DE3719693.6 1987-06-12
DE19873719693 DE3719693A1 (de) 1987-06-12 1987-06-12 Verfahren zur herstellung von 3-phenyl-2-methylpropanol und seinen p-substituierten alkylderivaten

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JP63141948A Pending JPS63316747A (ja) 1987-06-12 1988-06-10 3‐フエニル‐2‐メチルプロパノール及びそのp‐置換されたアルキル誘導体の製造方法

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DE3719693A1 (de) 1988-12-29
EP0294557A3 (en) 1990-01-10
ATE78015T1 (de) 1992-07-15
EP0294557B1 (de) 1992-07-08
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