JP2009128072A - 原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺を撤去して開放した状態の原子力発電所における使用済燃料プール、気水分離器等貯蔵プールを連設した原子炉、その他の各種設備の周囲に、代替手段としての安全対策用の安全ロープを配置するに際し、当該安全ロープを弛緩させずに、緊張した状態を常時維持させて、作業員が誤って転落してしまう事態の発生を回避することにより、各種の作業を安全に実施することができる、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る本発明に係る原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法は、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備の周囲に、所定間隔毎にポールを立設する工程と、該ポールのそれぞれの上端に付設されている各リングに安全ロープを挿入する工程と、挿入後の安全ロープの一端側を固定する工程と、安全ロープの他端側を逆行防止用の緊張機を介して収納用リールに巻き取る工程との、組み合わせを特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、原子力発電所における使用済燃料プール、気水分離器等貯蔵プールや、その他の各種設備の周囲に、安全ロープを常に緊張状態を維持しながら張設するための、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法に関するものである。
従来より、原子力発電所の設備は、図8に示すように、中央の原子炉Qを介して、一端側に気水分離器等貯蔵プールを設け、他端側に使用済燃料プールPを設けている。
また、図1・図6に示すように、原子力発電所における使用済燃料プールP、気水分離器等貯蔵プールを連設した原子炉Q、その他の廻りには、作業員の人身の安全を考慮して、例えば、一般的な曲げ加工を施したパイプ構造の手摺Lが並置されている。
さらに、図9(a)に示すように、これら気水分離器等貯蔵プール、原子炉Q、使用済燃料プールPのそれぞれに沿って、両側に一対の移動用レールRが設けられ、この移動用レールRには燃料取替機Tが乗せられ、気水分離器等貯蔵プール、原子炉Q、使用済燃料プールPそれぞれの上を移動可能としている。
この燃料取替機Tの中央側面には、図9(b)に示すように、左右に移動可能で且つ昇降自在となった燃料取扱部Vが設けられ、この燃料取扱部Vを介して、原子炉Q内の炉心から照射された燃料を引き上げ、使用済燃料プールP側に移動させてから、当該使用済燃料プールP内に照射された燃料を降ろして保管している。
一方、この燃料取扱部Vを介して、使用済燃料プールP内から再使用燃料並びに新燃料を引き上げ、原子炉Q側に移動させてから、当該原子炉Q内に再使用燃料並びに新燃料を降ろして炉心へセットしている。
特になし
この従来の手摺Lは、作業員の人身の安全を考慮して設置されるものであるが、作業によっては撤去される場合がある。
例えば、燃料取扱部Vを介して燃料を取り替える際に、燃料取替機Tが移動用レールRに沿って移動するが、このとき手摺Lと燃料取替機Tが干渉するため、手摺Lを撤去する必要が生じるものである。
その後、手摺Lを撤去した状態で作業を行うと、気水分離器等貯蔵プール、原子炉Q、使用済燃料プールP内への転落等の危険を防ぐ措置が全くなくなってしまう。
このため、手摺Lの代替手段として、気水分離器等貯蔵プール、原子炉Q、使用済燃料プールP等の廻りに所定間隔毎に設置される複数のポール32を介して、安全ロープ31を張る必要があるが、このとき、安全ロープ31は自重によって各ポール32間で弛緩した状態で設置されることから、安全対策を施しても作業員が誤って転落してしまう危険性がある。
しかも、この弛緩した安全ロープ31について、緊張した状態を維持するためには、作業員が安全ロープ31の一端側から直接手で強制的に固定させる必要があるが、設置されている安全ロープ31が長い場合においては、このような作業が非常に困難なものとなる。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、手摺を撤去して開放した状態の原子力発電所における使用済燃料プール、気水分離器等貯蔵プールを連設した原子炉、その他の各種設備の周囲に、代替手段としての安全対策用の安全ロープを配置するに際し、当該安全ロープを弛緩させずに、緊張した状態を常時維持させて、作業員が誤って転落してしまう事態の発生を回避することにより、各種の作業を安全に実施することができる、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法を提供することを目的とする。
本発明に係る原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法は、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備の周囲に、所定間隔毎にポールを立設する工程と、該ポールのそれぞれの上端に付設されている各リングに安全ロープを挿入する工程と、挿入後の安全ロープの一端側を固定する工程と、安全ロープの他端側を逆行防止用の緊張機を介して収納用リールに巻き取る工程との、組み合わせを特徴としたことにより、上述した課題を解決した。
また、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備の両側床面上に設けられた一対の移動用レール上で停止している燃料取替機に、安全ロープの一端側を固定する工程と、安全ロープの他端側を逆行防止用の緊張機を介して収納用リールに巻き取る工程との、組み合わせを特徴としたことにより、同じく、上述した課題を解決した。
本発明によれば、手摺を撤去して開放した状態の原子力発電所における使用済燃料プール、気水分離器等貯蔵プールを連設した原子炉、その他の各種設備の周囲に、代替手段としての安全対策用の安全ロープを配置するに際し、当該安全ロープを弛緩させずに、緊張した状態を常時維持させて、作業員が誤って転落する事態の発生を回避することにより、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における各種の作業を安全に実施することできる。
すなわち、本発明は、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備の周囲に、所定間隔毎にポールを立設する工程と、該ポールそれぞれの上端に付設されている各リングに安全ロープを挿入する工程とを有するので、手摺を撤去して開放した状態の各種設備の周囲全体を、代替手段である安全対策用の安全ロープで容易に区画して、作業員が誤って転落する事態の発生を阻止することができる。
また、前記構成に加えて、挿入後の安全ロープの一端側を固定する工程と、安全ロープの他端側を逆行防止用の緊張機を介して収納用リールに巻き取る工程を有するので、安全対策用の安全ロープを各種設備周囲におけるポールに常に緊張させた状態に設置することができる。しかも、これらの解体撤去も容易に行える。
さらに、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備の両側床面上に設けられた一対の移動用レール上で停止している燃料取替機に、安全ロープの一端側を固定する工程と、安全ロープの他端側を逆行防止用の緊張機を介して収納用リールに巻き取る工程からなり、作業を行っていない場合においても、部分的に開口部となっている箇所を常時区画することができる。そして、安全ロープの撤去も容易に行える。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係る原子力発電所の使用済燃料プールP等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法は、手摺Lを撤去した状態の、例えば、原子力発電所における使用済燃料プールP、気水分離器等貯蔵プールを連設した原子炉、その他の各種設備の周囲の所定間隔毎に、ポール32を、例えば、後述する可倒式手摺1aのブラケット可動部11を介して立設する工程と、該ポール32それぞれの上端に付設されている各リング32aに安全ロープ31を挿入する工程と、挿入後の安全ロープ31の一端側を不図示のカナル部における最端側のポール32上端のリング32aに不図示のフックを介して固定する工程と、安全ロープ31の他端側を逆行防止用の緊張機33を介して収納用リール34に巻き取る工程とからなる。
原子力発電所の設備は、図1に示すように、中央の原子炉Qを介して、一端側に気水分離器等貯蔵プールを設け、他端側に使用済燃料プールPが設けられている。また、図9(a)に示すように、これら原子炉Q、使用済燃料プールPのそれぞれに沿って、両側に一対の移動用レールRが設けられ、この移動用レールRには、例えば、低床式の燃料取替機Tが乗せられ、原子炉Q、使用済燃料プールPのそれぞれの上を移動可能としている。
この燃料取替機Tの中央側面には、図9(b)に示すように、左右に移動可能で且つ昇降自在となった燃料取扱部Vが設けられ、この燃料取扱部Vを介して、原子炉Q内の炉心から照射された燃料を引き上げ、使用済燃料プールP側に移動させてから当該使用済燃料プールP内に照射された燃料を降ろして保管したり、或いは、この燃料取扱部Vを介して、使用済燃料プールP内から再使用燃料並びに新燃料を引き上げ、原子炉Q側に移動させてから当該原子炉Q内に再使用燃料並びに新燃料を降ろして炉心へセットする等の、種々の作業が行えるように構成されている。
手摺Lとしては、図1に示すように、使用済燃料プールPの廻りに設置される可倒式手摺1a、取外式手摺1b、固定式手摺1cのそれぞれの3種によって構成されている。
また、低床式の燃料取替機Tの下端は、燃料取替床面と高さ方向が略同レベルであり、作業の都度、高さ約1m程度の手摺Lの取り外しが必要となるため、その場で手摺Lを倒せる構造にすることで、燃料取替作業等の各作業時間の短縮と作業者の負担軽減が図れるようにしている。
例えば、低床式の燃料取替機Tが設置されている使用済燃料プールPの一端側には、燃料取替機Tの移動による使用済燃料プールPでの作業のために可倒式手摺1aを採用し、その他の使用済燃料プールPの廻りには取外式手摺1b、固定式手摺1cがそれぞれ設置される。このとき、前記燃料取替機Tの移動用レールRは、固定式手摺1cと、可倒式手摺1aおよび取外式手摺1bとの間に配置される。
具体的には、この可倒式手摺1aは、図6に示すように、手摺枠2の左右両端側から下方に延設した両脚部3が、使用済燃料プールPの周縁にベース部4を介して設置されたブラケット可動部11によってそれぞれ支持されている。
このブラケット可動部11に対して手摺枠2を床面側に傾倒する場合には、図7に示すように、先ずブラケット可動部11に備えている下部側蝶ボルトを緩めておき、手摺枠2を上側に約3cm程度引き上げることで、手摺枠2自体を一端方向に折り畳み可能となるようにしている。
そして、安全ロープ31を設置する場合には、手摺Lを撤去してから原子炉Q、使用済燃料プールP等の各種設備周囲のベース部4の所定間隔毎に、図3(a)乃至(c)に示すポール32を、略L字片状の固定部材32bを介して立設し、該ポール32それぞれの上端に付設されている各リング32aに安全ロープ31を挿入する。
また、ポール32の設置に対し、可倒式手摺1aのブラケット可動部11を代替させることができる。この場合には、図2に示すように、ブラケット可動部11から手摺枠2を撤去し、これに替わってポール32が取り付けられるのであり、これによって、手摺枠2を撤去した状態の使用済燃料プールPの廻りを代替装置の安全ロープ31で区画できるようにしている。
すなわち、前記ブラケット可動部11から手摺枠2を撤去し、該ブラケット可動部11を介して、使用済燃料プールPの廻りに沿って等間隔毎にポール32を立設させるようにしている。このとき、図2に示すように、不要である位置のポール32は、ブラケット可動部11によって傾倒させておけば良い。
そして、これらのポール32上端の各リング32aに安全ロープ31を挿入し、該安全ロープ31の一端側が不図示のカナル部まで到達したら最後のポール32上端のリング32aにフックを介して取り付けた後、安全ロープ31の他端側を、図4に示す緊張機33および図5に示すロックピン34a付きの収納用リール34のそれぞれに取り付けるようにしている。
尚、この収納用リール34は、取付ベース34bに対して回転可能に枢着され、前記ロックピン34aは、金属紐を介して取付ベース34bに取り付けられている。また、取付ベース34b自体は、蝶ボルト等で不動部に固定されるようにしている。
緊張機33は、図4に示すように、前後一対の揺動リンク部材18,19を介して、下方の支持部20に対し、前後方向に揺動可能な保持パイプ21を備えている。この支持部20の一端にはガイドローラSが回転可能に枢着され、且つその外側からは連結片を介して、カラビナKが取り付けられている。このとき、支持部20は、揺動リンク部材18,19をボルトとナットにより回動可能に保持するため、所定の孔を備えた2枚の挟持板により形成されている。
保持パイプ21の内部に臨ませた揺動リンク部材18,19の不図示の歯部が、保持パイプ21の揺動に伴って、傾斜状態から直立状態になると、保持パイプ21の上方内壁部と歯部との間に空間が形成される。
そのため、安全ロープ31を保持パイプ21の内部に挿入すると、当該安全ロープ31は歯部に一旦係止されて、保持パイプ21自体を支持部20に対して前方側へ移動させる。これと同時に、保持パイプ21の上方内壁部と歯部との間に空間が形成され、安全ロープ31は円滑に挿入方向へ移動できる。
一方、安全ロープ31を、挿入方向と反対に引っ張って保持パイプ21から引き抜こうとすると、保持パイプ21が支持部20に対して後方側へ移動すると同時に、保持パイプ21の上方内壁部と歯部との間の空間が狭くなるので、安全ロープ31が挟み込まれてその移動が阻止される。
従って、安全ロープ31の端部を保持パイプ21に挿入している最中に、安全ロープ31を挿入方向と反対に引っ張る逆方向の力が作用すると、安全ロープ31の移動が阻止されるのである。
そして、安全ロープ31の不図示のフックをポール32上端の各リング32aに順次挿通して行き、不図示のカナル部まで到達したら最後のポール32上端のリング32aにフックを取り付けた後、緊張機33で安全ロープ31を張りが出るまで牽引し、ハンドルHを介して収納用リール34を回転させることで、余った安全ロープ31を収納用リール34に巻き取り、ロックピン34aをセットする。
また、安全ロープ31を取り外す場合には、緊張機33の揺動リンク部材18,19を開放して安全ロープ31をフリーな状態にしておき、ハンドルHを介して収納用リール34を回転させることで、安全ロープ31を収納用リール34に巻き取った後、ブラケット可動部11により可倒式ポール32をカーブライナーに沿って横倒させる。
次に、以上のように構成された本発明の最良の形態について、組立、使用、動作の一例を説明する。
先ず、図1に示すように、通常設置状態においては、例えば、低床式燃料取替機Tが設置されている使用済燃料プールPの一端側に、作業のための可倒式手摺1aを設置し、その他の使用済燃料プールPの廻りには取外式手摺1b、固定式手摺1cのそれぞれを設置する。
燃料取替機Tを使用する場合、先ず、取外式手摺1bを不図示のブラケット部から取り外し、燃料取替機Tの走行に支障を来さない場所へ移動して仮置きする。
次に、可倒式手摺1aの倒し操作準備を行う。このとき、ブラケット可動部11における固定用の下部側蝶ボルトを緩めてから、手摺枠2を若干上方へ引き上げて手前に倒すと、手摺枠2自体が横倒しされる(図7参照)。
そして、安全ロープ31を取り外して燃料取替機Tを移動する。このとき、カラビナKを介して不動部に取り付けられている緊張機33への挿入方向に安全ロープ31が移動するように、ハンドルHを介して収納用リール34を回転させることで、安全ロープ31を収納用リール34に巻き取る。その後、ブラケット可動部11によりポール32をカーブライナーに沿って横倒しさせておく。
燃料取替機Tの移動完了後、安全対策用の安全ロープ31を使用済燃料プールPの廻りに設置する。このとき、緊張機33の揺動リンク部材18,19を開放して安全ロープ31をフリーな状態にしておき、ロックピン34aを外してある収納用リール34から安全ロープ31を引き伸ばして行く。
そして、図2に示すように、安全ロープ31の不図示のフックをポール32上端の各リング32aに順次挿通して行き、不図示のカナル部まで到達したら最後のポール32上端のリング32aにフックを取り付けた後、緊張機33で安全ロープ31を張りが出るまで牽引し、ハンドルHを介して収納用リール34を回転させ、余った安全ロープ31を収納用リール34に巻き取り、ロックピン34aをセットする。
また、本発明に係る安全ロープの緊張設置方法の他の例として、安全ロープ31の一端側を、使用済燃料プールP等の各種設備の両側床面上に設けられた一対の移動用レールR上で停止している燃料取替機Tに固定し、安全ロープ31の他端側の不動部に設けられた逆行防止用の緊張機33を介して収納用リール34に巻き取るようにしても良い。
本発明に係る原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法は、原子力発電所における気水分離器等貯蔵プールや、使用済燃料プール以外の、各種設備の廻りに安全ロープを張るための種々の緊張設置方法として、幅広く利用することができる。
使用済燃料プールの廻りに、可倒式手摺、取外式手摺、固定式手摺のそれぞれを設置した状態の斜視図である。 安全ロープの取付状態を示す斜視図である。 ポールの一例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 緊張機の一例を示す側面図である。 収納用リールの一例を示す正面図である。 可倒式手摺の具体的構成の一例を示すもので、ブラケット可動部を介して可倒式手摺を起立した状態の一部省略の斜視図である。 可倒式手摺の具体的構成の一例を示すもので、ブラケット可動部を介して可倒式手摺を傾倒した状態の一部省略の斜視図である。 従来例における手摺の設置状態を示す斜視図である。 従来例における使用済燃料の取替作業の一例を示し、(a)は気水分離器等貯蔵プール、原子炉、使用済燃料プールのそれぞれに沿って、両側に一対の移動用レールが設けられている状態を示す平面図、(b)は移動用レールを介して移動可能に設置されている燃料取替機の一例を示す平面図である。
符号の説明
P…使用済燃料プール
Q…原子炉
T…燃料取替機
V…燃料取扱部
R…移動用レール
L…手摺
K…カラビナ
S…ガイドローラ
H…ハンドル
1a…可倒式手摺
1b…取外式手摺
1c…固定式手摺
2…手摺枠
3…脚部
4…ベース部
11…ブラケット可動部
18…揺動リンク部材
19…揺動リンク部材
20…支持部
21…保持パイプ
31…安全ロープ
32…ポール
32a…リング
32b…固定部材
33…緊張機
34…収納用リール
34a…ロックピン
34b…取付ベース

Claims (2)

  1. 原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備の周囲に、所定間隔毎にポールを立設する工程と、該ポールのそれぞれの上端に付設されている各リングに安全ロープを挿入する工程と、挿入後の安全ロープの一端側を固定する工程と、安全ロープの他端側を逆行防止用の緊張機を介して収納用リールに巻き取る工程との、組み合わせを特徴とした、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法。
  2. 原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備の両側床面上に設けられた一対の移動用レール上で停止している燃料取替機に、安全ロープの一端側を固定する工程と、安全ロープの他端側を逆行防止用の緊張機を介して収納用リールに巻き取る工程との、組み合わせを特徴とした、原子力発電所の使用済燃料プール等の各種設備における安全ロープの緊張設置方法。
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