JP2003040551A - エレベータの主索移動装置並びに同装置による主索の撤去方法及び新設方法 - Google Patents

エレベータの主索移動装置並びに同装置による主索の撤去方法及び新設方法

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JP2003040551A
JP2003040551A JP2001232481A JP2001232481A JP2003040551A JP 2003040551 A JP2003040551 A JP 2003040551A JP 2001232481 A JP2001232481 A JP 2001232481A JP 2001232481 A JP2001232481 A JP 2001232481A JP 2003040551 A JP2003040551 A JP 2003040551A
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car
moving device
drive roller
roller
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JP2001232481A
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English (en)
Inventor
Isamu Imai
勇 今井
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータの主索10の取替作業の安全性向
上と、主索に浸潤した油による作業服の汚損を防止を目
的とする。 【解決手段】 一方でかご11を、他方でつり合重り1
2を吊持する主索10の側面に駆動ローラ33を当接さ
せ、この駆動ローラ33と主索10を介して対向する位
置に回転自在な押圧ローラ44を設け、この押圧ローラ
44と駆動ローラ33とを主索10に圧接させた状態で
駆動ローラ33を回転させることにより主索10を可逆
移動させて主索10を取り替えるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータの主
索の撤去及び新設に係る。
【0002】
【従来の技術】図8に従って、従来のエレベータの主索
の撤去方法及び新設方法を説明する。昇降路1の頂部に
設けられた機械室5の床上には、機械台7が横設され、
この機械台7には巻上機8が設置されている。巻上機8
には主索10が巻き掛けられ、両端にはロープシャック
ル14及び15を介して、それぞれかご11及びつり合
重り12が吊持されている。巻上機8が可逆回転するこ
とにより、かご11が上昇及び下降を繰り返す。この繰
返しによって主索10が磨耗するため、定期的に検査を
して要すれば既設品を撤去して新たな主索10に取り替
える必要がある。
【0003】主索10を取り替えるには、かご11を最
上階6に止め、機械台7に上部ワイヤ17を巻き掛けて
チェーンブロック16を吊り、かご11に下部ワイヤ1
8を巻き掛けてチェーンブロック16の下フックに係止
してかご11を吊り上げる。この吊上げによりつり合重
り12は下降し、ピット2に立設された重り緩衝器4に
直接又はスペーサ13を介して着座する。チェーンブロ
ック16で更にかご11を吊り上げると、主索10が弛
緩する。かご11をそのまま吊持して主索10を弛緩さ
せた状態で、つり合重り12からロープシャックル15
を取り外し、つり合重り12側の主索10を垂下させ
る。
【0004】機械室5で、作業者M3はつり合重り12
側の主索10を手で引き上げてループ状に巻く。つり合
重り12側の主索10を引き上げて端部に取り付けられ
たロープシャックル15まで引き上げたならば、かご1
1からロープシャックル14を外し、同様に主索10を
手で引き上げて、既にループ状に巻き上げられた主索1
0の上に巻き足す。ロープシャックル14まで引き上げ
たならば、ループ状に巻き上げられた主索10を束ね
る。使用されている主索10を全本数を束ね終えたなら
ば、機械室5から運び出すことにより主索10の撤去作
業は終了する。
【0005】次に、主索10を新設する場合について述
べる。主索10を、かご11とつり合重り12を吊持す
るのに必要な長さに予め切断して端部にロープシャック
ル14及び15を取り付け、ループ状に巻いて束ねる。
この束ねられた主索10を機械室5に搬入する。
【0006】作業者M3は、機械室5からロープシャッ
クル14を昇降路1内に垂下させ、主索10を巻上機8
に巻き掛けた後、手で主索10を送り出して下降させ
る。ロープシャックル14がかご11の位置まで下降し
たならば、かご11に取り付ける。次に、つり合重り1
2側のロープシャックル15を昇降路1内に垂下させ、
手で主索10を送り出して下降させる。ロープシャック
ル15がつり合重り12の位置まで下降したならば、つ
り合重り12に取り付ける。
【0007】必要本数の主索10全てについて、ロープ
シャックル14及びロープシャックル15を、それぞれ
かご11及びつり合重り12に付け終えたならば、チェ
ーンブロック16を巻き戻してかご11を下降させる。
かご11の全荷重が主索10によって吊持されたなら
ば、かご11を下降させる。この下降によりつり合重り
12が上昇する。スペーサ13が使用されている場合は
除去することにより、主索10の新設作業は終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの主
索10の取替えは、上記のとおり作業者M3の人力によ
っていたので、特にピット2まで垂下しているつり合重
り12側の主索10を引き上げるには、力作業となるた
め危険である、という問題があった。また、主索10に
浸潤した油が作業服に付着する、という問題もあった。
【0009】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたものであり、作業の安全性向上を目的とする。ま
た、主索に浸潤した油による作業服の汚損を防止するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るエレベー
タの主索移動装置は、一方でかごを、他方でつり合重り
を吊持する主索の側面に駆動ローラを当接させ、この駆
動ローラと主索を介して対向する位置に可逆回転自在な
押圧ローラを設け、この押圧ローラと駆動ローラとを主
索に圧接させた状態で駆動ローラを回転させることによ
り主索を可逆移動させるようにしたものである。
【0011】請求項2に係るエレベータの主索移動装置
は、請求項1に記載のエレベータの主索移動装置におい
て、駆動ローラを、主索の長手方向に向けて多段に複数
並置し、押圧ローラを駆動ローラ毎にそれぞれ対置させ
て複数設けたものである。
【0012】請求項3に係るエレベータの主索移動装置
は、請求項2に記載のエレベータの主索移動装置におい
て、駆動ローラ及び押圧ローラの外周面に主索を係入さ
せる溝を形成したものである。
【0013】請求項4に係るエレベータの主索移動装置
は、請求項1に記載のエレベータの主索移動装置におい
て、押圧ローラを断面コ字状のケースに内設し、このケ
ースの一側を駆動ローラ取付け部材に回転自在に支承
し、ケースの他側に駆動ローラ取付け部材に掛止するフ
ックを設けてケースの可逆回転を抑止し、この抑止状態
で駆動ローラと押圧ローラを主索に圧接させて主索を可
逆移動させ、フックによる掛止を解いて押圧ローラを駆
動ローラと離反する方向へケースを回転させることによ
り主索を解放するようにしたものである。
【0014】請求項5に係るエレベータの主索の撤去方
法は、請求項1に記載のエレベータの主索移動装置を用
いて主索を撤去する方法であって、かごを昇降路頂部に
係止し、つり合重りを緩衝器に着座させて主索を弛緩さ
せた後、上記主索移動装置を固定部に取り付けて駆動ロ
ーラと押圧ローラの間に弛緩した主索を装着して圧接
し、この圧接状態でかご及びつり合重りから主索を取り
外して垂下させた後、駆動ローラを回転させて取り外さ
れた主索をかご側及びつり合重り側のいずれか一方から
他方へ移動させて主索の一端部を昇降路頂部まで上昇さ
せて主索の略全長を垂下させた後、駆動ローラを逆転さ
せて主索を逆方向へ移動させながら一端部を始端として
駆動ローラから繰り出される主索を巻き取って束ねて撤
去するようにしたものである。
【0015】請求項6に係るエレベータの主索の新設方
法は、請求項1に記載のエレベータの主索移動装置を用
いて主索を新設する方法であって、主索を所定の長さに
予め切断して昇降路頂部に搬入し、つり合重りをピット
に立設された緩衝器に着座させ、このつり合重りから昇
降路頂部を経由してかごに至るまでの距離が切断された
主索の長さよりも短くなる位置までかごを吊り上げて係
止した後上記主索移動装置を取り付け、主索を主索移動
装置の駆動ローラと押圧ローラの間に装着して圧接し、
駆動ローラを回転させて主索の一端部を昇降路内へ垂下
させ、他端部を残して垂下し終えたならば駆動ローラを
逆転させて逆移動させ、各端部がそれぞれかご及びつり
合重りの位置まで垂下したときに駆動ローラを停止させ
て主索をかご及びつり合重りに取り付けた後主索移動装
置を取り外し、かごの係止を解いて主索にかごとつり合
重りを吊持させるようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1から図3は、
この発明の実施の形態1に係るエレベータの主索移動装
置を示す。図1は主索の取替え作業を示す昇降路縦断面
図で、図中、1は昇降路、2はピット、3はピット2に
立設されたかご緩衝器、4は同じく重り緩衝器、5は昇
降路1の頂部に設けられた機械室、6はエレベータが就
役する最上階、7は機械室5の床上に横設されたH形鋼
からなる機械台、8は機械台7に設置された巻上機、9
はそらせ車である。
【0017】10は一端でかご11を吊持し、他端でつ
り合重り12を吊持し、途中で巻上機8及びそらせ車9
に巻き掛けられた主索、13はつり合重り12を重り緩
衝器4に着座させるスペーサ、14は主索10の一端に
取り付けられて主索10をかご11に係止させるロープ
シャックル、15は主索10の他端に取り付けられて主
索10をつり合重り12に係止させるロープシャックル
である。
【0018】16はチェーンブロックで、上フックが機
械台7に巻き掛けられた上部ワイヤ17に掛止され、下
フックがかご11の上梁に巻き掛けられた下部ワイヤ1
8に掛止されてかご11を巻き上げ、この巻上げにより
つり合重り12を下降させて重り緩衝器4に座着させ、
主索10を弛緩させる。20は機械台7に取り付けられ
た主索移動装置で、詳細を図2及び図3に示す。
【0019】図2は主索移動装置20の正面図、図3は
主索移動装置20の平面図である。図中、図1と同符号
は同一部部分を示し、21は機械台7の上面に載置され
た基板、22はボルト23によって緊締されて機械台7
のフランジを基板21と共に挟持することにより、上記
基板21を機械台7に固定するクリップである。
【0020】24は所定距離を隔てて相対峙して基板2
1の上面に立設された一対の側板、25は両側板24間
に架設された回転軸、26はこの回転軸25に取り付け
られた駆動スプロケット、27は同じく回転軸25に取
り付けられて駆動スプロケット26と一体的に回転する
副スプロケット、28は回転軸25から所定距離を隔て
て下方で両側板24間に架設された回転軸、29はこの
回転軸28に取り付けられた従動スプロケット、30は
同じく回転軸28に取り付けられて従動スプロケット2
9と一体的に回転する副スプロケット、31は駆動スプ
ロケット26と従動スプロケット29に巻き掛けられた
チェーンである。
【0021】32は両側板24間に架設された回転軸
で、縦列に4段配置されている。33は各回転軸32に
固着された駆動ローラで、外周面の中央部に主索10を
係入させる溝33aが形成されている。34は駆動ロー
ラ33と横並びで各回転軸32に固着されたスプロケッ
トである。35は副スプロケット27と上位2段のスプ
ロケット34に巻き掛けられて回転軸32を回転させる
チェーンである。36は同様に副スプロケット30と下
位2段のスプロケット34に巻き掛けられて回転軸32
を回転させるチェーンである。
【0022】37は回転軸25に着脱自在に接続される
電動機、37aは電動機37の回転方向を切り替える切
替スイッチ、37bは電動機37へ電力を供給する動力
線、37cは動力線37bを作業者M3が足でON−O
FFするフットスイッチである。
【0023】41は開口を駆動ローラ33側へ向けた断
面コ字状のケース、42はケース41の両側板間に回転
軸32に対置させて縦列に4段架設された支軸で、両端
部がケース41の両側板に長手を水平方向に向けて穿設
された長穴43に摺動自在に支持されている。44は支
軸42に回転自在に取り付けられた押圧ローラで、外周
面の中央部に主索10を係入させる溝44aが形成され
ている。
【0024】45はケース41内に収納され、押圧ロー
ラ44が取り付けられた取付具で、断面がコ字状をな
し、凹部に押圧ローラ44が遊挿され、両側部を各支軸
42が貫通している。46は取付具45の背面に植設さ
れた一対のスタッドボルト、47はスタッドボルト46
が遊貫する押圧ばねで、取付具45の背面に一端を当接
させて押圧ローラ44を押圧する。48は押圧ばね47
を押圧した状態でスタッドボルト46に螺合するナット
46aによって係止された押圧板、49はケース41の
背面から螺挿されて押圧板48を押し、押圧ばね47に
よる押圧力を調節する調節ボルトである。
【0025】51はケース41の一側を一方の側板24
に枢着するヒンジで、支軸52によって図3に符号4
1′で示したとおり、ケース41を自在に回転させる。
53は一端が軸54によって他方の側板24に回転自在
に係止されたフックで、他端がケース41の他側に固着
された爪55に掛止されてケース41の回転を抑止し、
爪55との掛止を解くことによってケース41の回転を
自在にする。
【0026】次に動作を説明する。図1に示したとお
り、昇降路1の頂部に位置する機械台7にチェーンブロ
ック16を係止してかご11を吊り上げ、この吊上げに
よりつり合重り12を下降させてピット2に立設された
重り緩衝器4にスペーサ13を介して着座させて主索1
0を弛緩させる。この弛緩状態の下で機械台7にクリッ
プ22とボルト23で主索移動装置20を取り付ける。
【0027】フック53と爪55との掛止を解いてケー
ス41を図3に符号41′で示したとおり離反する方向
へ回転させ、主索10を引き込んで駆動ローラ33に沿
って装着する。押圧ローラ44を主索10に押し当てて
フック53を爪55に掛止した後、調節ボルト49を進
退させる。押圧板48は調節ボルト49によって押圧さ
れて押圧ばね47を押し、取付具45は押圧ばね47に
押されて支軸42を押す。支軸は取付具45に押されて
長穴43に摺動して移動し、押圧ローラ44を主索10
に押し当てる。
【0028】電動機37を保持具38に載置して軸を回
転軸25に連結した後、切替スイッチ37aを操作して
回転方向を選択し、フットスイッチ37cを踏んで電動
機37を付勢する。回転力は回転軸25→副スプロケッ
ト27→チェーン35→スプロケット34を介して、上
2段の駆動ローラ33に伝達される。下2段の駆動ロー
ラ33についても同様に、回転軸25→駆動スプロケッ
ト26→チェーン31→従動スプロケット29→副スプ
ロケット30→チェーン36→スプロケット34を介し
て伝達される。
【0029】主索10は駆動ローラ33によって摩擦駆
動されて切替スイッチ37aに対応した方向へ移動す
る。この移動により、かご11及びつり合重り12から
外されて昇降路1内に垂下した主索10の一方は引き上
げられ、図1に示したとおり、駆動ローラ33から繰り
出される主索10を機械室8で巻き取ることにより、主
索10を撤去することができる。
【0030】上記実施の形態1によれば、主索移動装置
20に主索10を装着し、電動機37で駆動ローラ33
を回転させて主索10を移動させるようにしたので、人
による力仕事を避けることができ、安全性が高い。ま
た、駆動ローラ33と押圧ローラ44で主索を押圧して
移動させるようにしたので、人手で主索10を触れる機
会が制限され、主索10に浸潤した油による作業服の汚
損を防止することができる。更に、ケース41をヒンジ
51によって側板24に枢着すると共に、フック53に
よってケース41を固定したので、主索移動装置20を
設置した状態で、主索10を容易に装着し、又は解放す
ることができる。このため、主索10の撤去に続いて新
設する場合、撤去したときに設置したままの状態で主索
移動装置20に新設の主索10を装着することができ、
作業時間を短縮できる。
【0031】実施の形態2.この実施の形態2は、エレ
ベータの主索移動装置20を用いて、かご11及びつり
合重り12を吊持している主索10の撤去方法を示す。
図4から図6は、この発明の実施の形態2を示す。図
中、図1から図3と同符号は、同一部分を示す。
【0032】図6において、手順S11で、かご11を
最上階6付近まで上昇させる。手順S12で、図4に作
業者M1で示したように、重り緩衝器4の上にスペーサ
13を設置する。手順S13で、同じく作業者M2で示
したように、かご11上に上がり、機械台7に巻き掛け
られた上部ワイヤ17にチェーンブロック16の上フッ
クを掛止し、かご11の上梁に巻き掛けられた下部ワイ
ヤ18に下フックを掛止してかご11を巻き上げる。
【0033】手順S14で、かご11の上昇に伴ってつ
り合重り12が下降し、スペーサ13を介して重り緩衝
器4に座着する。つり合重り12が座着した後もかご1
1を巻き上げると、手順S15で主索が弛緩する。手順
S16で、主索10が弛緩した状態でかご11の巻上げ
を停止して固定した後、図4に作業者M3で示したよう
に、主索移動装置20を巻上機8付近の機械台7に取り
付けて弛緩した主索10を装着する。手順S17で、作
業者M4で示したように、ロープシャックル15をつり
合重り12から外し、作業者M5で示したように、ロー
プシャックル14をかご11から外す。
【0034】手順S18で、図5に示したとおり、作業
者M3は機械室5に上がり、主索10をかご11側から
つり合重り12側へ移動させるように、切替スイッチ3
7aを設定した後、フットスイッチ37cを踏んで電動
機37を付勢し、駆動ローラ33を回転させる。主索1
0はかご11側からつり合重り12側へ移動する。手順
S19で、主索10の移動に伴って、ロープシャックル
14は、符号141→符号142で示したとおり上が
り、ロープシャックル15は、符号151→符号152
で示したとおり下がる。ロープシャックル14が主索移
動装置20の直前まで上昇した符号142の時点で一旦
停止させる。ロープシャックル14を符号142→符号
143と移動させ、更に機械室5の床に横臥させる。
【0035】手順S20で、作業者M3は切替スイッチ
37aを切り替えた後、フットスイッチ37cを踏んで
電動機37を逆回転させ、主索を逆方向へ移動させる。
手順S21で、垂下したつり合重り12側の主索10を
引上げ移動させる。これに伴って、ロープシャックル1
5は、符号152→符号151で示したとおり上昇す
る。手順S22で、作業者M3は、主索10が引き上げ
られるのに伴って、ロープシャックル14を始端として
ループ状に巻き取る。
【0036】手順S23で、ロープシャックル15が主
索移動装置20の直下まで引き上げられたならば、フッ
トスイッチ37cを開放して主索移動装置20を停止さ
せた後、主索移動装置20のフック53を外してケース
41を回転させて開き、主索10を取り外してロープシ
ャックル15を終端として巻き取り束ねる。全本数の主
索10について上記手順S11から手順S23までの作
業を繰り返して巻き取る。巻き取ったならば、手順S2
4で、束ねられた主索10を機械室5から搬出して撤去
作業を終了する。
【0037】上記実施の形態2によれば、主索10の上
下移動は、主索移動装置20によって行われるので、人
力で引き上げる場合に比べて力仕事を避けることがで
き、安全である。また、引上げに際して、主索10に浸
潤した油による作業服の汚損も防止することができる。
特に、一旦主索10の略全長を昇降路1内に垂下させた
後、主索10を引き上げながら端部に取り付けられたロ
ープシャックル14を始端として、順次巻き取るように
したので、一様に巻き取ることができる。また、巻取り
に先立って、かご11側の主索10を引き上げてつり合
重り側へ主索10の略全長を昇降路1内に垂下させたの
で、つり合重り12側の主索10を引き上げてかご11
側へ垂下させる場合に比べて、引上げ量が少ないだけ垂
下に要する作業時間を短縮することができる。
【0038】実施の形態3.この実施の形態3は、エレ
ベータの主索移動装置20を用いて主索10を新設し、
かご11及びつり合重り12を吊持する方法を示す。図
7は、この実施の形態3を示す。図中、図1から図3と
同符号は、同一部分を示す。なお、図7による説明で、
作業部位を示すために図4及び図5を用いる。
【0039】前提条件として、主索10は所定の長さに
予め切断され、かつ、主索10とは別体の吊持手段、即
ち、チェーンブロック16でかご11を吊り上げてスペ
ーサ13を介してつり合重り12を重り緩衝器4に着座
させ、更に着座したつり合重り12から巻上機8を経由
してかご11に至るまでの距離が切断された主索10の
長さよりも短くなる位置までかごは吊り上げられて昇降
路1に係止されているものとする。即ち、実施の形態2
において主索10を取り外したときのかご11とつり合
重り12の状態になっているものとする。
【0040】手順S31で、所定の長さに予め切断され
た新しい主索10を昇降路頂部の機械室5に搬入する。
手順S32で、図4に作業者M3で示したように、主索
移動装置20を巻上機8付近の機械台7に取り付け、ロ
ープシャックル15を主索移動装置20から下方へ露出
させた状態で新主索10を装着する。
【0041】手順S33で、ロープシャックル15が垂
下するように、切替スイッチ37aを設定した後、フッ
トスイッチ37cを踏んで電動機37を付勢し、駆動ロ
ーラ33を回転させる。作業者M3は、主索10を巻き
戻しながら主索移動装置20へ上部から送り込む。主索
10は、図5に示した符号10→符号101→符号10
2の順で垂下する。手順S34で、ロープシャックル1
4が主索移動装置20の直前にまで移動した時点、即
ち、略主索10の全長が垂下した時点で一旦停止させ
る。手順S35で、図5に示したとおり、ロープシャッ
クル14を、符号143→符号142→符号141の順
に移動させてかご11側へ垂下させる。
【0042】手順S36で、作業者M3は切替スイッチ
37aを切り替えた後、フットスイッチ37cを踏んで
主索移動装置20を逆転させる。手順S37で、フット
スイッチ37cで主索移動装置20を操作して垂下した
主索10を引き上げて、つり合重り12側からかご11
側へ移動させる。これに伴って、ロープシャックル15
は、符号152→符号151で示したとおり上昇し、ロ
ープシャックル14は符号143→符号142→符号1
41と移動して垂下する。手順S38で、ロープシャッ
クル14はかご11の位置に、また、ロープシャックル
15はつり合重り12の位置に達する。
【0043】手順S39で、ロープシャックル14がか
ご11の位置まで垂下すると、フットスイッチ37cを
開放して主索移動装置20を停止させる。手順S40
で、ロープシャックル14をかご11へ取り付け、ロー
プシャックル15をつり合重り12へ取り付ける。必要
本数だけ、上記処理によって主索10を張設した後、主
索10との装着を解いて主索移動装置20を取り外す。
手順S41で、チェーンブロック16を巻き戻す。手順
S42で主索10が緊張し、かご11とつり合重り12
が主索10によって吊持される。手順S43でかご11
を下降させてつり合重り12を上昇させた後、スペーサ
13を除去して主索10の取付作業は終了する。
【0044】上記実施の形態3によれば、主索10を新
設する場合、主索10の上下移動は、主索移動装置20
によって行われるので、人力による力仕事を避けること
ができ安全である。また、主索10に浸潤した油による
作業服の汚損も防止できる。特に、主索10の略全長を
一旦昇降路1内に垂下させたので、主索10の撚り癖を
解消させることができる。なお、上記実施の形態3にお
いては、スペーサ13を用いるとしたが、直接つり合重
り12を重り緩衝器4に着座させてもよい。
【0045】
【発明の効果】この発明は上記のとおり構成されている
ので、以下の効果を奏する。請求項1に係るエレベータ
の主索移動装置は、一方でかごを、他方でつり合重りを
吊持する主索の側面に駆動ローラを当接させ、この駆動
ローラと主索を介して対向する位置に回転自在な押圧ロ
ーラを設け、この押圧ローラと駆動ローラとを主索に圧
接させた状態で駆動ローラを回転させることにより主索
を可逆移動させるようにしたものである。このため、人
力で主索を引き上げる力仕事に比べて安全性が高いと共
に、主索に浸潤した油による作業服の汚損を防止するこ
とができる、という効果を奏する。
【0046】請求項2に係るエレベータの主索移動装置
は、請求項1に記載のエレベータの主索移動装置におい
て、駆動ローラを、主索の長手方向に向けて多段に複数
設置し、押圧ローラを駆動ローラ毎にそれぞれ対置させ
て複数設けたものである。このため、このものにあって
も、上記と同様の効果を奏すると共に、主索が長く重量
が大きい場合であっても、主索を移動させることができ
る、という効果を奏する。
【0047】請求項3に係るエレベータの主索移動装置
は、請求項2に記載のエレベータの主索移動装置におい
て、駆動ローラ及び押圧ローラの外周面に主索を係入さ
せる溝を形成したものである。このため、主索が駆動ロ
ーラ及び押圧ローラの外周面から脱離するのを防止でき
る、という効果を奏する。
【0048】請求項4に係るエレベータの主索移動装置
は、請求項1に記載のエレベータの主索移動装置におい
て、押圧ローラを断面コ字状のケースに内設し、このケ
ースの一側を駆動ローラ取付け部材に回転自在に支承
し、ケースの他側に駆動ローラ取付け部材に掛止するフ
ックを設けてケースの回転を抑止することにより主索を
装着し、この抑止状態で駆動ローラと押圧ローラを主索
に圧接させて主索を可逆移動させ、フックによる掛止を
解いて押圧ローラを駆動ローラと離反する方向へケース
を回転させることにより主索を解放するようにしたもの
である。このため、主索移動装置を設置した状態で、主
索を容易に装着し、又は解放できるので、撤去のときの
設置状態で、主索を新設することができ、撤去と新設を
連側して行う場合に作業時間を短縮できる、という効果
を奏する。
【0049】請求項5に係るエレベータの主索の撤去方
法は、請求項1に記載のエレベータの主索移動装置を用
いて主索を撤去する方法であって、かごを昇降路頂部に
係止し、つり合重りを緩衝器に着座させて主索を弛緩さ
せた後、上記主索移動装置を固定部に取り付けて駆動ロ
ーラと押圧ローラの間に弛緩した主索を装着して圧接
し、この圧接状態でかご及びつり合重りから主索を取り
外して垂下させた後、駆動ローラを回転させて取り外さ
れた主索をかご側及びつり合重り側のいずれか一方から
他方へ移動させて主索の一端部を昇降路頂部まで上昇さ
せて主索の略全長を垂下させた後、駆動ローラを逆転さ
せて主索を逆方向へ移動させながら一端部を始端として
駆動ローラから繰り出される主索を巻き取って束ねて撤
去するようにしたものである。このため、安全性向上と
作業服の汚損防止に加えて、主索は略全長が昇降路内に
垂下された後、一端部を始端として順次引き上げられて
巻き取られるので、一様に巻き取ることができる、とい
う効果を奏する。
【0050】請求項6に係るエレベータの主索の新設方
法は、請求項1に記載のエレベータの主索移動装置を用
いて主索を新設する方法であって、主索を所定の長さに
予め切断して昇降路頂部に搬入し、つり合重りをピット
に立設された緩衝器に着座させ、このつり合重りから昇
降路頂部を経由してかごに至るまでの距離が切断された
主索の長さよりも短くなる位置までかごを吊り上げて係
止した後上記主索移動装置を取り付け、主索を主索移動
装置の駆動ローラと押圧ローラの間に装着して圧接し、
駆動ローラを回転させて主索の一端部を昇降路内へ垂下
させ、他端部を残して垂下し終えたならば駆動ローラを
逆転させて逆移動させ、各端部がそれぞれかご及びつり
合重りの位置まで垂下したときに駆動ローラを停止させ
て主索をかご及びつり合重りに取り付けた後主索移動装
置を取り外し、かごの係止を解いて主索にかごとつり合
重りを吊持させるようにしたものである。このため、安
全性向上と作業服の汚損防止に加えて、主索は一端部を
主索移動装置に装着させたまま、一旦略全長を昇降路内
に垂下させた後引き上げて巻上機に巻き掛け、順次引き
上げながら他端部を垂下させるようにしたので、主索の
撚り癖を解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
の主索移動装置による主索の取替えを示す昇降路縦断面
図。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
の主索移動装置の正面図。
【図3】 同じくエレベータの主索移動装置の平面図。
【図4】 この発明の実施の形態2及び3におけるエレ
ベータの主索の取替方法を示す説明用図。
【図5】 この発明の実施の形態2及び3におけるエレ
ベータの主索の取替方法を示す説明用図。
【図6】 この発明の実施の形態2におけるエレベータ
の主索の撤去方法を示す流れ図。
【図7】 この発明の実施の形態3におけるエレベータ
の主索の新設方法を示す流れ図。
【図8】 従来のエレベータの主索の撤去作業を示す説
明用図。
【符号の説明】
1 昇降路、 2 ピット、 3 かご緩衝器、
4 重り緩衝器、 5機械室、 6 最上階、 7
機械台、 8 巻上機、 9 そらせ車、10 主
索、 11 かご、 12 つり合重り、 13
スペーサ、14 ロープシャックル、 15 ロープ
シャックル、 16 チェーンブロック、 17 上
部ワイヤ、 18 下部ワイヤ、 20 主索移動装
置、 21 基板、 22 クリップ、 23 ボ
ルト、 24 側板、 25 回転軸、 26 駆動
スプロケット、 27 副スプロケット、 28 回
転軸、 29 従動スプロケット、 30 副スプロ
ケット、 31チェーン、 32 回転軸、 33
駆動ローラ、 34 スプロケット、 35 チェ
ーン、 36 チェーン、 37 電動機、 37
a 切替スイッチ、 37c フットスイッチ、 3
8 保持具、 41 ケース、42 支軸、 44
押圧ローラ、 45 取付具、 46 スタッドボル
ト、 47 押圧ばね、 48 押圧板、 49
張設ボルト、 51ヒンジ、 52 支軸、 53
フック、 54 軸、 55 爪。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方でかごを、他方でつり合重りを吊持
    する主索の長手方向と直交する方向へ回転軸を向け、上
    記主索の側面に外周面を当接させた駆動ローラと、この
    駆動ローラと上記主索を介して対置されて外周面を上記
    主索の他の側面に当接させた可逆回転自在な押圧ローラ
    と、この押圧ローラと上記駆動ローラとを上記主索に圧
    接させる押圧手段と、この押圧手段による圧接状態で上
    記駆動ローラを回転させて上記主索を可逆移動させる動
    力手段とを備えたエレベータの主索移動装置。
  2. 【請求項2】 駆動ローラは回転軸を同方向へ向けて縦
    列に多段に並置された複数のローラからなるものとし、
    押圧ローラは上記駆動ローラ毎にそれぞれ対置された複
    数のローラからなるものとした請求項1に記載のエレベ
    ータの主索移動装置。
  3. 【請求項3】 駆動ローラ及び押圧ローラの外周面に主
    索を係入させる溝を形成したことを特徴とする請求項2
    に記載のエレベータの主索移動装置。
  4. 【請求項4】 押圧ローラが内設された断面コ字状のケ
    ースと、このケースの一側を駆動ローラ取付け部材に回
    転自在に支承する支軸と、上記ケースの他側を上記駆動
    ローラ取付け部材に掛止させて上記回転を抑止し、上記
    掛止を解くことによって上記ケースを回転可能とするフ
    ックとを設け、上記フックで上記回転を抑止した状態で
    押圧手段によって上記駆動ローラと上記押圧ローラを主
    索に圧接させ、上記フックによる上記掛止を解いて上記
    押圧ローラを上記駆動ローラと離反する方向へ上記ケー
    スを回転させることにより上記主索との係合を解くよう
    にした請求項1に記載のエレベータの主索移動装置。
  5. 【請求項5】 昇降路頂部に設けられた綱車に巻き掛け
    られて一方でかごを、他方でつり合重りを吊持するエレ
    ベータの主索の撤去方法において、上記かごを最上階付
    近まで上昇させた後上記主索とは別体の吊持手段で上記
    かごを吊り上げ、この吊上げにより上記つり合重りを下
    降させてピットに立設された重り緩衝器に着座させ、上
    記主索を弛緩させた状態で上記かごを昇降路頂部に係止
    するかご係止工程と、上記昇降路頂部に請求項1に記載
    のエレベータの主索移動装置を取り付け、この主索移動
    装置に上記主索を装着して駆動ローラと押圧ローラを圧
    接させる装着工程と、この装着工程後に上記主索を上記
    かご及び上記つり合重りから取り外して垂下させる主索
    取外し工程と、上記駆動ローラを回転させて取り外され
    た上記主索を上記かご側及び上記つり合重り側のいずれ
    か一方から他方へ移動させて上記主索の他端部を下降さ
    せ一端部を上記昇降路頂部まで上昇させる主索垂下工程
    と、上記駆動ローラを逆転させて上記主索を逆方向へ移
    動させ、上記一端部を始端として上記駆動ローラから繰
    り出される上記主索を巻き取る主索巻取り工程と、上記
    主索を上記主索移動装置から取り外して撤去する撤去工
    程とからなるエレベータの主索の撤去方法。
  6. 【請求項6】 昇降路頂部に設けられた綱車に巻き掛け
    られて一方でかごを、他方でつり合重りを吊持するエレ
    ベータの主索の新設方法において、上記主索を所定の長
    さに予め切断して上記昇降路頂部に搬入する主索搬入工
    程と、上記かごを最上階付近まで上昇させた後上記主索
    とは別体の吊持手段で上記かごを吊り上げ、この吊上げ
    により上記つり合重りを下降させてピットに立設された
    緩衝器に着座させ、更に着座した上記つり合重りから上
    記綱車を経由して上記かごに至るまでの距離が切断され
    た上記主索の長さよりも短くなる位置まで上記かごを吊
    り上げて上記昇降路に係止するかご係止工程と、上記昇
    降路頂部に請求項1に記載のエレベータの主索移動装置
    を取り付け、この主索移動装置に上記主索を装着して駆
    動ローラと押圧ローラを圧接させる装着工程と、この装
    着工程後に上記駆動ローラを回転させて上記主索の一端
    部を上記かご側及び上記つり合重り側のいずれか一方へ
    繰り出し、他端部が上記主索移動装置に繰り込まれる手
    前まで垂下させる主索垂下工程と、上記主索の他端部が
    上記主索移動装置の手前まで移動したときに上記駆動ロ
    ーラを逆転させて上記他端部を上記かご及び上記つり合
    重りのいずれか他方の位置まで垂下させた後上記主索を
    上記かご及び上記つり合重りに取り付ける主索取付工程
    と、この主索取付工程の後に上記主索との装着を解いて
    上記主索移動装置を取り外す取外し工程と、上記かごの
    係止を解いて上記主索を緊張させる主索緊張工程とから
    なるエレベータの主索の新設方法。
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