JP7407981B1 - エレベーター装置及びその据付方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1のエレベーター装置の構成を模式的に示す図である。図1(a)はエレベーター装置の正面図であり、図1(b)はエレベーター装置の側面図である。図1は、機械室5を上向きに移動させる際の状態を示している。建物において、エレベーター装置100の昇降路10が設けられる。昇降路10は、複数の階床にわたる鉛直方向に長い空間である。
制御装置16は、巻上機4に制御信号を出力して、巻上機4を制御する。制御装置16は、かご1の通常運転時には、巻上機4を制御することによって、かご1の運行を制御する。
図8から図11において、揚重ユニット8の構成として、電動チェーンブロック8A、油圧ジャッキ8B、上側支持梁8C、下側支持梁8Dのみを示し、ガイドシュー8E、チェーンブロック8Fの図示を省略している。
この第3工程は、図5(a)を用いて説明した揚重ユニット8の移動方法の第1工程と同様である。その後、図9(d)に示される第4工程が行われる。
一方、機械室5を上方向に移動させる時には、引出阻止機構が解除される。引出阻止機構が解除された状態において、懸架体2に対する巻取装置3の保持力は、駆動シーブ18と懸架体2との間のトラクション力よりも小さい。
図12は、実施の形態1のエレベーター装置における機械室5と固定部材25の構成の一例について説明する図である。図12(a)は、機械室5の底部に固定部材25を取り付けた状態を示す図である。図12(b)は、機械室5の底部から固定部材25を取り外した状態を示す図である。図12(c)は、機械室5の底部に固定部材25を取り付ける途中、あるいは、機械室5の底部から固定部材25を取り外す途中の状態を示す図である。図12においては、固定部材25は、I字鋼である。
図13は、実施の形態1の変形例におけるエレベーター装置の構成を模式的に示す側面図である。図13(a)は、デッキプレート19が上方に持ち上げられる直前の状態を示す図であり、図13(b)は、デッキプレート19が昇降路10に取り付けられた状態を示す図であり、図13(c)は、デッキプレート19が上方に持ち上げられた状態を示す図である。実施の形態1の変形例におけるエレベーター装置200は、デッキプレートの構成が、実施の形態1のエレベーター装置100と相違している。この実施の形態1の変形例では、図13(a)に示されるように、機械室5の上方向への移動時に、デッキプレート19を揚重ユニット8の上に積載しながら昇降路10を移動する。
図14は、実施の形態2のエレベーター装置の構成を模式的に示す図である。図14(a)はエレベーター装置の正面図であり、図14(b)はエレベーター装置の側面図である。実施の形態2のエレベーター装置300は、揚重ユニット8と機械室5とを連結する連結部材の構成が、実施の形態1のエレベーター装置100と相違している。具体的には、実施の形態1のエレベーター装置100において、揚重ユニット8と機械室5とを連結する連結部材はチェーン7であるが、実施の形態2のエレベーター装置300において、揚重ユニット8と機械室5とを連結する連結部材は、昇降体揚重装置31と吊り治具13とを有している。すなわち、機械室5は、昇降体揚重装置31と吊り治具13とを介して、揚重ユニット8から吊下げられる。また、実施の形態2のエレベーター装置300は、電動チェーンブロック8Aを備えていない点においても、実施の形態1のエレベーター装置100と相違している。なお、以下の説明において、昇降体揚重装置31を第1連結部材、吊り治具13を第2連結部材とも称する。
チェーンエコライザー13bは、梁部材13aの下部に設けられる。図14の例では、2つのチェーンエコライザー13bが設けられている。2つのチェーンエコライザー13bのそれぞれには、チェーン13cが掛けられている。チェーン13cは、チェーンエコライザー13bから2方向に吊下げられている。チェーン13cの下端は、機械室5の上面に設けられた部材(図示せず)に連結される。チェーン13cが機械室5の上面に設けられた部材に連結される位置は、図14(b)の側面図において、機械室5の左右方向の両端付近である。なお、吊り治具13の詳細な構成については、図16と図17を用いて後述する。
図15(a)に示されるように、ウインチ31aの上部には、ウインチ31aの長手方向に、2つの腕部31bが取り付けられている。腕部31bの一方の端部は、ウインチ31aに取り付けられている。図15(b)に示されるように、腕部31bの他方の端部には、ローラー31dが回転可能に取り付けられている。ローラー31dの回転軸は、腕部31bを貫通している。図15(b)に示されるように、1つの腕部31bに対して、2つのローラー31dが腕部31bを挟むように設けられている。なお、この2つのローラー31dとこれらを接続する回転軸とを併せてローラー部とも称することができる。C型鋼31cの上部は、下側支持梁8Dに取り付けられている。ウインチ31aの下側には、チェーン7が引き出されている。
一対の下側リング部材13eは、2つの梁部材13a間に設けられる取付部材13pに掛けられている。
図18は、実施の形態2の変形例のエレベーター装置の構成を模式的に示す図である。図18(a)はエレベーター装置の正面図であり、図18(b)はエレベーター装置の側面図である。実施の形態2の変形例のエレベーター装置301において、揚重ユニット8と機械室5とを連結する連結部材は、昇降体揚重装置33と吊り治具13とを有している。すなわち、機械室5は、昇降体揚重装置33と吊り治具13とを介して、揚重ユニット8から吊下げられる。実施の形態2の変形例のエレベーター装置301は、昇降体揚重装置31に替えて昇降体揚重装置33を備える点において、実施の形態2のエレベーター装置300と相違している。すなわち、昇降体揚重装置33の構成が、昇降体揚重装置31の構成と相違している。
図19(a)に示されるように、ウインチ33aの上部には、ウインチ33aの長手方向に、2つの腕部33b1が取り付けられている。腕部33b1の一方の端部は、ウインチ33aに取り付けられている。図20(b)に示されるように、腕部33b1の他方の端部には、ローラー33d1が回転可能に取り付けられている。ローラー33d1の回転軸は、腕部33b1を貫通している。図20(b)に示されるように、1つの腕部33b1に対して、2つのローラー33d1が腕部33b1を挟むように設けられている。なお、この2つのローラー33d1とこれらを接続する回転軸とを併せてローラー部とも称することができる。C型鋼33c1の上部は、取付部材33eに取り付けられている。ウインチ33aの下側には、チェーン7が引き出されている。
図19(a)及び図20(b)に示されるように、C型鋼33c1の上部は、取付部材33eに取り付けられている。取付部材33eの上部には、取付部材33eの長手方向に、4つの腕部33b2が取り付けられている。腕部33b2の一方の端部は、取付部材33eに取り付けられている。図20(b)に示されるように、腕部33b2の他方の端部には、ローラー33d2が回転可能に取り付けられている。ローラー33d2の回転軸は、腕部33b2を貫通している。図20(b)に示されるように、1つの腕部33b2に対して、2つのローラー33d2が腕部33b2を挟むように設けられている。なお、この2つのローラー33d2とこれらを接続する回転軸とを併せてローラー部とも称することができる。C型鋼33c2の上部は、下側支持梁8Dに取り付けられている。
(付記1)
昇降路の内部を昇降するかごと、
前記かごを吊下げる機械室と、
前記かごの昇降を案内するかご用ガイドレールと、
前記機械室を上向きに移動させる揚重ユニットと、
前記かご用ガイドレールの設置に用いられる作業足場と、
を備える、エレベーター装置。
(付記2)
前記揚重ユニットは、
上部梁部材と、
下部梁部材と、
前記上部梁部材と前記下部梁部材とを交互に上向きに移動させる移動機構と、
を備える、付記1に記載のエレベーター装置。
(付記3)
前記移動機構は、
前記上部梁部材と前記下部梁部材との間に設けられ、前記上部梁部材と前記下部梁部材との間隔を、第1間隔から前記第1間隔より広い第2間隔に広げるジャッキと、
前記上部梁部材と前記下部梁部材との間に設けられ、前記上部梁部材と前記下部梁部材との間隔を、前記第2間隔から前記第1間隔に狭める牽引装置と、
を備える、付記2に記載のエレベーター装置。
(付記4)
前記昇降路には、前記上部梁部材及び前記下部梁部材の下向きの移動を制限する梁受けが設けられており、
前記上部梁部材及び前記下部梁部材のそれぞれは、水平方向に伸縮可能に構成されており、
前記上部梁部材及び前記下部梁部材のそれぞれは、水平方向に伸びた時に、前記梁受けに保持され、水平方向に縮んだ時に、前記梁受けによる保持が開放される、
付記2又は付記3に記載のエレベーター装置。
(付記5)
前記揚重ユニットと前記機械室とを連結する連結部材を備え、
前記連結部材は、前記揚重ユニットが前記機械室を吊下げる位置を、前記機械室の重心の位置に合わせるように調整可能な位置調整機構を有する、
付記2~付記4のいずれか一項に記載のエレベーター装置。
(付記6)
前記連結部材は、前記揚重ユニットに接続される第1連結部材と、前記第1連結部材に吊下げられる第2連結部材とを有し、前記第1連結部材は、前記第2連結部材の吊下げ位置を水平方向に調整でき、前記第2連結部材は、前記機械室の吊下げ位置を水平方向に調整できる、
付記5又は付記11に記載のエレベーター装置。
(付記7)
前記第1連結部材は、第1チェーンと、前記第1チェーンによる前記第2連結部材の吊下げ位置を水平方向に調整できるローラー部と、を備え、
前記第2連結部材は、前記機械室に接続される第2チェーンと、前記第1チェーンの下部に接続される吊り板と、前記吊り板に固定され、前記第2チェーンの上部に接続される梁板と、を備え、
前記梁板は、前記吊り板に対する前記梁板の水平方向の固定位置を調整可能である、
付記6に記載のエレベーター装置。
(付記8)
前記第2チェーンは、チェーンエコライザーを介して前記梁板に接続される、
付記7に記載のエレベーター装置。
(付記9)
前記作業足場は、作業足場本体と、リンク機構とを備え、前記リンク機構は、自重により、前記作業足場本体に対して回転するように構成されている、
付記1~8のいずれか一項に記載のエレベーター装置。
(付記10)
前記作業足場は、前記かご用ガイドレールの長手方向を鉛直にして、前記かご用ガイドレールを挿入可能な開口部を有する、
付記1~9のいずれか一項に記載のエレベーター装置。
(付記11)
昇降路の内部を昇降するかごと、
前記かごを吊下げる機械室と、
上部梁部材と、下部梁部材と、前記上部梁部材と前記下部梁部材とを交互に上向きに移動させる移動機構とを有し、前記機械室を上向きに移動させる揚重ユニットと、
前記揚重ユニットと前記機械室とを連結する連結部材と、を備え、
前記連結部材は、前記揚重ユニットが前記機械室を吊下げる位置を、前記機械室の重心の位置に合わせるように調整可能な位置調整機構を有する、
エレベーター装置。
(付記12)
かごが昇降される昇降路に設置される作業足場において、かご用ガイドレールの長手方向を鉛直にして、前記かご用ガイドレールを設置する第1工程と、
揚重ユニットを上向きに移動させる第2工程と、
前記揚重ユニットと、前記かごを吊下げる機械室とを連結部材を用いて連結する第3工程と、
前記連結部材を上向きに移動させることにより前記機械室を上向きに移動させる第4工程と、を備える、エレベーター装置の据付方法。
(付記13)
前記揚重ユニットは、上部梁部材と下部梁部材とを備え、
前記第2工程は、
前記上部梁部材と前記下部梁部材とを第1間隔で保持させる第1保持工程と、
前記上部梁部材を上方に移動させて、前記上部梁部材と前記下部梁部材とを前記第1間隔よりも広い第2間隔で保持させる第2保持工程と、
前記下部梁部材を上方に移動させて、前記上部梁部材と前記下部梁部材とを前記第1間隔で保持させる第3保持工程と、
を備える、付記12に記載のエレベーター装置の据付方法。
(付記14)
前記揚重ユニットは、上部梁部材と下部梁部材とを備え、
前記昇降路には、前記上部梁部材及び前記下部梁部材の上下方向の移動を制限する梁受けが設けられており、
前記第2工程は、
前記上部梁部材を水平方向に伸ばして前記梁受けに保持する工程と、
前記上部梁部材を水平方向に縮めて前記梁受けによる保持を開放する工程と、
前記下部梁部材を水平方向に伸ばして前記梁受けに保持する工程と、
前記下部梁部材を水平方向に縮めて前記梁受けによる保持を開放する工程と、
を含む、付記12に記載のエレベーター装置の据付方法。
(付記15)
前記揚重ユニットは、上部梁部材と下部梁部材とを備え、
前記昇降路には、前記上部梁部材及び前記下部梁部材の下向きの移動を制限する梁受けが設けられており、
前記第2工程は、
前記上部梁部材を水平方向に縮めて前記梁受けによる保持を開放する工程と、
前記上部梁部材と前記下部梁部材との間に設けられたジャッキにより、前記上部梁部材を上方に移動させる工程と、
前記上部梁部材を水平方向に伸ばして前記梁受けに保持する工程と、
前記下部梁部材を水平方向に縮めて前記梁受けによる保持を開放する工程と、
前記上部梁部材と前記下部梁部材との間に設けられた牽引装置により、前記下部梁部材を上方に移動させる工程と、
前記下部梁部材を水平方向に伸ばして前記梁受けに保持する工程と、
を含む、付記12に記載のエレベーター装置の据付方法。
(付記16)
前記第3工程は、前記揚重ユニットが前記機械室を吊下げる位置を、前記機械室の重心の位置に合わせるように調整する工程を含む、
付記12~15のいずれか一項に記載のエレベーター装置の据付方法。
(付記17)
前記第2工程は、前記揚重ユニットの上に前記作業足場を積載する工程を含む、
付記12~16のいずれか一項に記載のエレベーター装置の据付方法。
Claims (11)
- 昇降路の内部を昇降するかごと、
前記かごを吊下げる機械室と、
前記かごの昇降を案内するかご用ガイドレールと、
前記機械室を上向きに移動させる揚重ユニットと、
前記かご用ガイドレールの設置に用いられる作業足場と、
を備え、
前記揚重ユニットは、
上部梁部材と、
下部梁部材と、
前記上部梁部材と前記下部梁部材とを交互に上向きに移動させる移動機構と、
を備え、
前記移動機構は、
前記上部梁部材と前記下部梁部材との間に設けられ、前記上部梁部材と前記下部梁部材との間隔を、第1間隔から前記第1間隔より広い第2間隔に広げるジャッキと、
前記上部梁部材と前記下部梁部材との間に設けられ、前記上部梁部材と前記下部梁部材との間隔を、前記第2間隔から前記第1間隔に狭める牽引装置と、
を備える、エレベーター装置。 - 前記昇降路には、前記上部梁部材及び前記下部梁部材の下向きの移動を制限する梁受けが設けられており、
前記上部梁部材及び前記下部梁部材のそれぞれは、水平方向に伸縮可能に構成されており、
前記上部梁部材及び前記下部梁部材のそれぞれは、水平方向に伸びた時に、前記梁受けに保持され、水平方向に縮んだ時に、前記梁受けによる保持が開放される、
請求項1に記載のエレベーター装置。 - 前記揚重ユニットと前記機械室とを連結する連結部材を備え、
前記連結部材は、前記揚重ユニットが前記機械室を吊下げる位置を、前記機械室の重心の位置に合わせるように調整可能な位置調整機構を有する、
請求項1に記載のエレベーター装置。 - 前記連結部材は、前記揚重ユニットに接続される第1連結部材と、前記第1連結部材に吊下げられる第2連結部材とを有し、前記第1連結部材は、前記第2連結部材の吊下げ位置を水平方向に調整でき、前記第2連結部材は、前記機械室の吊下げ位置を水平方向に調整できる、
請求項3に記載のエレベーター装置。 - 前記第1連結部材は、第1チェーンと、前記第1チェーンによる前記第2連結部材の吊下げ位置を水平方向に調整できるローラー部と、を備え、
前記第2連結部材は、前記機械室に接続される第2チェーンと、前記第1チェーンの下部に接続される吊り板と、前記吊り板に固定され、前記第2チェーンの上部に接続される梁板と、を備え、
前記梁板は、前記吊り板に対する前記梁板の水平方向の固定位置を調整可能である、
請求項4に記載のエレベーター装置。 - 前記第2チェーンは、チェーンエコライザーを介して前記梁板に接続される、
請求項5に記載のエレベーター装置。 - 前記作業足場は、作業足場本体と、前記作業足場本体の長手方向の両端部に設けられ回転軸を有するリンク機構とを備え、前記作業足場が下方から押し上げられると、前記リンク機構は、自重により、前記回転軸を中心として回転し、前記作業足場本体に対して下向きに折れ曲がるように構成されている、
請求項1~6のいずれか一項に記載のエレベーター装置。 - 前記作業足場は、前記かご用ガイドレールの長手方向を鉛直にして、前記かご用ガイドレールを挿入可能な開口部を有する、
請求項1に記載のエレベーター装置。 - かごが昇降される昇降路に設置される作業足場において、かご用ガイドレールの長手方向を鉛直にして、前記かご用ガイドレールを設置する第1工程と、
揚重ユニットを上向きに移動させる第2工程と、
前記揚重ユニットと、前記かごを吊下げる機械室とを連結部材を用いて連結する第3工程と、
前記連結部材を上向きに移動させることにより前記機械室を上向きに移動させる第4工程と、
を備え、
前記揚重ユニットは、上部梁部材と下部梁部材とを備え、
前記昇降路には、前記上部梁部材及び前記下部梁部材の上下方向の移動を制限する梁受けが設けられており、
前記第2工程は、
前記上部梁部材を水平方向に縮めて前記梁受けによる保持を開放する工程と、
前記上部梁部材と前記下部梁部材との間に設けられたジャッキにより、前記上部梁部材を上方に移動させる工程と、
前記上部梁部材を水平方向に伸ばして前記梁受けに保持する工程と、
前記下部梁部材を水平方向に縮めて前記梁受けによる保持を開放する工程と、
前記上部梁部材と前記下部梁部材との間に設けられた牽引装置により、前記下部梁部材を上方に移動させる工程と、
前記下部梁部材を水平方向に伸ばして前記梁受けに保持する工程と、
を含む、エレベーター装置の据付方法。 - 前記第3工程は、前記揚重ユニットが前記機械室を吊下げる位置を、前記機械室の重心の位置に合わせるように調整する工程を含む、
請求項9に記載のエレベーター装置の据付方法。 - 前記第2工程は、前記揚重ユニットの上に前記作業足場を積載する工程を含む、
請求項9又は10に記載のエレベーター装置の据付方法。
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