JP2009126256A - 車両の冷却装置 - Google Patents

車両の冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009126256A
JP2009126256A JP2007301226A JP2007301226A JP2009126256A JP 2009126256 A JP2009126256 A JP 2009126256A JP 2007301226 A JP2007301226 A JP 2007301226A JP 2007301226 A JP2007301226 A JP 2007301226A JP 2009126256 A JP2009126256 A JP 2009126256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
temperature
flow path
motor
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007301226A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Kinomura
茂樹 木野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007301226A priority Critical patent/JP2009126256A/ja
Publication of JP2009126256A publication Critical patent/JP2009126256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】ハイブリッド車や電気自動車で、冷却媒体の流路に、電池、インバータ及びモータを適切に配置して効率的に冷却する。
【解決手段】車両の冷却装置(1)は、モータ(13)と、該モータの駆動用の電池(15)と、該電池の電力を変換してモータに伝えるインバータ(12)とを備える。車両の冷却装置は、所定の流路を循環すると共に、モータ、電池及びインバータを夫々冷却可能な冷却媒体と、流路に配置され、外部との熱交換を介して冷却媒体を冷却可能な熱交換手段(12)とを備え、電池は、流路において少なくともモータの下流側に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばハイブリッド車、電気自動車等の車両に搭載される駆動用電池、インバータ、モータ等を冷却する車両の冷却装置の技術分野に関する。
この種の冷却装置を備える装置には、例えば、二次電池を冷却後の、例えば、油、エチレングリコール等の不凍液や水である冷却媒体を、インバータ及びモータの冷却に利用する駆動システムが提案されている(特許文献1参照)。或いは、モータとインバータとを水冷するための共通のラジエータ及び冷却水ポンプを備えるパラレルハイブリッド電気トラックが提案されている(特許文献2参照)。
また、この種の冷却装置には、バッテリ、モータ、インバータ等の発熱体の温度等に基づいて、流路を変更すると共に、空調装置を利用して発熱体を冷却する発熱体冷却システムが提案されている(特許文献3参照)。或いは、冷却水の温度に基づいて流路を変更して、インバータ及びモータを冷却する冷却システムが提案されている(特許文献4参照)。
特開2007−129858号公報 特開2002−67705号公報 特開2007−69733号公報 特開平11−107749号公報
しかしながら、上述の背景技術によれば、電池、インバータ、モータ等の冷却媒体の経路における配置が十分には開示されておらず、その配置の順番によっては、電池等を効率的に冷却することが困難であるという技術的問題点がある。
本発明は、例えば上記問題点に鑑みてなされたものであり、電池、インバータ及びモータを効率的に冷却することができる車両の冷却装置を提供することを課題とする。
本発明の車両の冷却装置は、上記課題を解決するために、モータと、該モータの駆動用の電池と、該電池の電力を変換して前記モータに伝えるインバータとを備える車両の冷却装置であって、所定の流路を循環すると共に、前記モータ、前記電池及び前記インバータを夫々冷却可能な冷却媒体と、前記流路に配置され、外部との熱交換を介して前記冷却媒体を冷却可能な熱交換手段とを備え、前記電池は、前記流路において少なくとも前記モータの下流側に配置されている。
本発明の車両の冷却装置によれば、当該車両の冷却装置は、モータと、該モータの駆動用の例えばニッケル水素電池等の電池と、該電池の電力を変換してモータに伝えるインバータとを備える例えば、ハイブリッド車(Hybrid Vehicle:HV)や電気自動車(Electric Vehicle:EV)等の車両に搭載される。尚、本発明に係る「モータ」は、純粋なモータ(電動機)であってもよいし、モータジェネレータ(電動発電機)において実現されるモータであってもよい。即ち、モータとして機能し得る限りにおいて、典型的にはハイブリッド車両に用いられるモータジェネレータを意味してもかまわない。
例えば絶縁油等の冷却媒体は、例えば配管等によって規定される所定の流路を循環すると共に、モータ、電池及びインバータを夫々冷却可能である。例えばラジエータである熱交換手段は、冷却媒体の流路に配置され、当該熱交換手段内を流れる冷却媒体を外気によって冷却可能である。
電池は、冷却媒体の流路において少なくともモータの下流側に配置されている。即ち、冷却媒体は、典型的には、熱交換手段を通過した後にインバータ及びモータを通過し、その後電池を通過して再び熱交換手段にもどることとなる。
本願発明者の研究によれば、一般に、インバータ及びモータの冷却には冷却水が用いられている。すると、電池を漏電の恐れの無い、例えば絶縁油等によって冷却するためには、新たに絶縁油用のラジエータを設ける必要があり、絶縁油用のラジエータを設置するスペースを確保しなければならない。他方、電池を冷却水によって冷却してラジエータを共有するには、漏電を防止するために、例えば電池に放熱板等を設け、該放熱板を介して間接的に電池を冷却しなければならず、冷却効率が低下する。また、単に、ラジエータを共有したのでは、インバータ、モータ及び電池各々の必要冷却要求に応じることが困難であることが判明している。
しかるに本発明では、冷却媒体の流路において、比較的発熱量の小さい電池が少なくとも比較的発熱量の大きいモータの下流側に配置されている。このため、冷却媒体が電池の熱によって暖められることがなく、冷却媒体及びモータ間の温度差を比較的大きくすることができる。従って、各素子の冷却要求に応じて効率的に冷却することができる。 加えて、冷却媒体を絶縁油とすれば、電池を直接冷却することができるので、冷却効率を向上することができる。更に、熱交換手段、冷却媒体等をインバータ及びモータと電池とで共有することができるので、製造コストの増加を抑制することができると共に、重量を軽減することができ、実用上非常に有利である。
尚、インバータは、冷却媒体の流路において、典型的には、モータの上流側又はモータと並列になるように配置されている。
本発明の車両の冷却装置の一態様では、前記モータ、前記電池及び前記インバータは、前記流路における前記熱交換手段の下流側に、前記熱交換手段に近い側から、前記インバータ、前記モータ、前記電池の順に配置されている。
この態様によれば、冷却媒体の流路における熱交換手段の下流側に、熱交換手段に近い側から、性能の温度依存性があり温度管理が重要となるインバータ、モータ、電池の順に配置されている。即ち、熱交換手段の下流側に、冷却要求の高い素子から順に配置されている。即ち、熱交換手段によって冷却された冷却媒体は、インバータ、モータ、電池の順に通過した後に再び熱交換手段に戻ることとなる。このため、熱交換手段を通過した後の温度の低い冷却媒体によって最も冷却要求の高い素子が冷却されることとなる。従って、各素子の冷却要求に応じて効率的に冷却することができる。
或いは、本発明の車両の冷却装置の他の態様では、前記インバータ及び前記モータが前記流路において並列に位置するように配置されている。
この態様によれば、インバータ及びモータは、冷却媒体の流路において並列に位置するように配置されている。このため、例えばインバータ及びモータ各々の冷却要求が同程度である場合に、両者を効率的に冷却することができ、実用上非常に有利である。
本発明の車両の冷却装置の他の態様では、前記電池の電池温度を検出する電池温度検出手段と、前記流路を変更可能な第1流路可変手段と、前記検出された電池温度が電池温度閾値より低い第1の場合に、前記冷却媒体が前記電池を介することなく循環するように前記流路を変更するように前記第1流路可変手段を制御し、前記検出された電池温度が前記電池温度閾値より高い第2の場合に、前記流路を維持するように前記第1流路可変手段を制御する制御手段とを更に備える。
この態様によれば、例えば温度センサである電池温度検出手段は、電池の電池温度を検出する。尚、電池温度検出手段は、直接的に電池温度を検出しなくてよく、例えば、電池の出力や使用時間等の何らかの物理量或いはパラメータに基づいて、間接的に検出又は推定してもよい。例えば、弁、ポンプ等を備えて構成される第1流路可変手段は、冷却媒体の流路を変更可能である。
例えば、プロセッサ、メモリ等を備えて構成される制御手段は、検出された電池温度が電池温度閾値より低い第1の場合に、冷却媒体が電池を介することなく循環するように流路を変更するように第1流路可変手段を制御する。一方、制御手段は、検出された温度が電池温度閾値より高い第2の場合に、流路を維持するように(即ち、冷却媒体が熱交換手段を通過した後に、インバータ、モータ及び電池を介して、熱交換手段に戻るように)第1流路可変手段を制御する。尚、検出された温度が電池温度閾値に等しい場合については、第1の場合及び第2の場合のいずれに含めて扱ってもよい。
尚、本発明に係る「電池温度閾値」とは、冷却媒体の流路を電池を介しない流路に変更するか否かを決定する値であり、予め固定値として又は何らかのパラメータに応じた可変値として設定される値である。このような電池温度閾値は、経験的若しくは実験的に又はシミュレーションによって、例えば電池温度と電池出力との関係を求めて、該求められた関係に基づいて、電池の冷却が不要な温度として、或いは該温度より所定値だけ低い温度として設定すればよい。
本願発明者の研究によれば、一般に、外気温が例えば氷点下等の冷間時では、電池が所定の電力を出力できない可能性がある。この場合に、冷却媒体が電池を介して循環すると、その冷却作用によって、電池が暖機されずに当該車両の走行状態に影響を与える可能性がある。他方、電池を暖機するために冷却媒体の循環を中止してしまうと、インバータ及びモータの冷却ができず、例えばオーバーヒートする可能性があることが判明している。
しかるに本発明では、電池の冷却が不要な第1の場合には、制御手段によって、冷却媒体が電池を介することなく循環するように流路を変更するように第1流路可変手段が制御される。このため、電池が電気供給の開始時等に自己の発熱作用によって暖機されると共に、インバータ及びモータを冷却することができる。一方、電池の冷却が必要な第2の場合には、制御手段によって、冷却媒体が電池を介して循環するように流路を維持するように第1流路可変手段が制御される。
第1流路可変手段を備える態様によれば、前記冷却媒体の媒体温度を検出する媒体温度検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記第1の場合に、前記検出された媒体温度が前記検出された電池温度よりも高いことを条件に、前記流路を維持するように前記第1流路可変手段を制御してもよい。
このように構成すれば、冷却媒体の熱によっても電池を暖機することができるので、比較的速やかに電池を暖機することができると共に、エネルギー利用効率を向上することができ実用上非常に有利である。
例えば温度センサである媒体温度検出手段は、冷却媒体の媒体温度を検出する。尚、媒体温度検出手段は、直接的に媒体温度を検出しなくてよく、例えば、冷却媒体の粘度等の何らかの物理量或いはパラメータに基づいて、間接的に検出又は推定してもよい。制御手段は、第1の場合に、検出された媒体温度が検出された電池温度よりも高いことを条件に、冷却媒体が電池を介して循環するように流路を維持するように第1流路可変手段を制御する。
第1流路可変手段を備える態様によれば、前記電池は、複数の電池セルを含み、前記電池温度検出手段は、前記複数の電池セル各々のセル温度を相互に独立して検出し、前記制御手段は、前記第1の場合に、前記検出された複数のセル温度間の温度差が温度差閾値より大きいことを条件に、前記電池が前記モータの上流側及び下流側に所定時間毎に交互に位置するように前記流路を変更するように前記第1流路可変手段を制御してもよい。
このように構成すれば、複数の電池セル間のセル温度のばらつきによって、電池の出力性能が低下することを防止することができ実用上非常に有利である。尚、電池の出力性能はセル温度のうちの最低値によって決定されることが本願発明者の研究により判明している。この際、冷却媒体の流路は、各セルの内部や外壁周囲を貫通或いは通過するように設けられてもよい。
制御手段は、第1の場合に、検出された複数のセル温度間の温度差が温度差閾値より大きいことを条件に、電池がモータの上流側及び下流側に所定時間毎に交互に位置するように流路を変更するように第1流路可変手段を制御する。ここで、「電池がモータの上流側及び下流側に所定時間毎に交互に位置する」とは、例えば配管等の内部において、冷却媒体の流れる方向が所定時間毎に反転することを意味する。従って、流路が変更されることによって、電池周辺の冷却媒体が攪拌されることとなる。
尚、本発明に係る「所定時間」は、例えば1秒であり、冷却媒体が移動することによって電池温度が、例えば摂氏10度等、大きく低下しない(即ち、冷却されない)時間として設定されている。また、本発明に係る「温度差閾値」とは、冷却媒体の流路を所定時間毎に変更するか否かを決定する値であり、予め固定値として又は何らかのパラメータに応じた可変値として設定される値である。このような温度差閾値は、経験的若しくは実験的に又はシミュレーションによって、例えば、セル温度間の温度差と電池出力の変動との関係を求め、該求められた関係に基づいて、電池出力の変動が許容範囲から外れる温度差として、或いは該温度差から所定値だけ小さい値として設定すればよい。
本発明の車両の冷却装置の他の態様では、前記冷却媒体の媒体温度に応じて前記流路を変更可能であり、前記媒体温度が媒体温度閾値より低いことを条件に、前記冷却媒体が前記熱交換手段を介することなく循環するように前記流路を変更する第2流路可変手段を更に備える。
この態様によれば、第2流路可変手段は、冷却媒体の媒体温度に応じて流路を変更可能である。第2流路可変手段は、媒体温度が媒体温度閾値より低いことを条件に、冷却媒体が熱交換手段を介することなく循環するように流路を変更する。尚、第2流路可変手段がサーモスタットである場合は、該サーモスタットの開弁温度を媒体温度閾値とすればよい。或いは、第2流路可変手段が、電子サーモスタット又は弁である場合は、第2流路可変手段が媒体温度に応じて、例えば、プロセッサ、メモリ等を備えて構成される制御手段によって制御されるようにすればよい。
冷間時であって媒体温度が電池温度より高い場合、インバータ及びモータの温度上昇が抑制され、且つ、冷却媒体及び電池間における熱の移動によって冷却媒体が冷却されるので、熱交換手段によらずに、十分にインバータ及びモータの温度を適温に保つことが可能であると考察される。
従って、上述の如く、媒体温度が媒体温度閾値より低い場合に熱交換手段を介することなく冷却媒体が循環すれば、冷却媒体の熱が熱交換手段によって放散されることが無いので、よりエネルギー利用効率を向上することができる。
尚、本発明に係る「媒体温度閾値」とは、冷却媒体の流路を熱交換手段を介しない流路に変更するか否かを決定する値であり、予め固定値として又は何らかのパラメータに応じた可変値として設定される値である。このような媒体温度閾値は、経験的若しくは実験的に又はシミュレーションによって、例えばインバータの温度と媒体温度との関係を求めて、該求められた関係に基づいて、インバータの積極的な冷却が必要な温度より所定値だけ低い温度として設定すればよい。
本発明の車両の冷却装置の他の態様では、前記電池を収容し、断熱材を含んでなる電池収容ケースを更に備える。
この態様によれば、電池収容ケースは、断熱材を含んでなり、電池を収容する。この際、冷却媒体の流路は、電池収容ケースの内側、例えば、電池とケースの内壁との隙間を縫って通過するように設けられてもよい。これにより、例えば電池を暖機する際に、冷却媒体が外気により冷却されることを防止して、速やかに電池を暖機することができると共に、エネルギー利用効率を向上することができ実用上非常に有利である。
尚、本発明に係る「電池収容ケース」は、電池を収容する専用のケースに限らず、例えば、電池を収容できるように径を太くした配管でもよい。この場合は当該配管の周囲を、例えばガラスウール等の断熱材によって覆えばよい。
本発明の車両の冷却装置の他の態様では、前記冷却媒体は、絶縁油である。
この態様によれば、インバータ、モータ及び電池を直接冷却することができ冷却効率を向上することができる。即ち、導電性の液体により、これらが短絡や漏電することを未然防止できる。加えて、例えば、電池に放熱板等を設ける場合に比べて製造コストを低減することができると共に、省スペース化を図ることができ、実用上非常に有利である。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施するための最良の形態から明らかにされよう。
以下、本発明の車両の冷却装置に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の車両の冷却装置に係る第1実施形態を、図1を参照して説明する。ここに、図1は、第1実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。尚、図中の矢印は、冷却媒体の流れる方向を示している。
図1において、冷却装置1は、本発明に係る「熱交換手段」の一例としてのラジエータ11と、絶縁油である冷却媒体を循環させるポンプ14と、インバータ12、モータ13及び電池15を介してラジエータ11に戻るように配置された配管16とを備えて構成されている。尚、ラジエータ11や冷却媒体は、例えばハイブリッド車両におけるエンジン冷却用のラジエータと共通であってもよいし、独立であってもよい。
図1に示すように、冷却媒体の流路においてラジエータ11の下流側に、該ラジエータ11に近い側から、インバータ12、モータ13、電池15の順に、即ち、冷却要求の高い素子から順に直列に配置されている。その動作時に、ポンプ14によって、配管16内を図中の矢印で示した方向に冷却媒体が流れることによって、インバータ12、モータ13及び電池15が夫々冷却される。
仮に、インバータ12、モータ13及び電池15等の素子の冷却要求を考慮せずに、冷却媒体の流路に素子が配置されると、他の素子を冷却したことにより温度が上昇した(即ち、冷却能力の低下した)冷却媒体によって、冷却要求の高い素子が冷却される可能性がある。或いは、冷却要求の高い素子が適切に冷却されない可能性がある。
しかるに本実施形態では、冷却媒体の流路に、ラジエータ11に近い側から冷却要求の高い素子から順に配置されている。このため、インバータ12、モータ13及び電池15の各素子が夫々適切に冷却されることとなる。従って、インバータ12、モータ13及び電池15を効率的に冷却することができる。加えて、冷却媒体が絶縁油であるので、電池15を直接冷却することができ、冷却効率を向上することができる。
尚、モータ、インバータ及び電池の仕様、性能、使用環境等によって、冷却要求の高い順序がここで示した順序と異なる場合には、冷却要求の高い順番に、流路の上流側から配置すればよい。
<第2実施形態>
本発明の車両の冷却装置に係る第2実施形態を、図2及び図3を参照して説明する。第2実施形態では、バイパス配管、切替弁、及び該切替弁の制御装置が設けられている以外は、第1実施形態の構成と同様である。よって、第2実施形態について、第1実施形態と重複する説明を省略すると共に、図面上における共通箇所には同一符号を付して示し、基本的に異なる点についてのみ、図2及び図3を参照して説明する。ここに、図2は、図1と同趣旨の、第2実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。
図2において、冷却装置2は、電池15の温度を検出する温度センサ21と、冷却媒体が電池15を介することなく循環可能なバイパス配管17と、冷却媒体の流路を切り替え可能な切替弁31と、該切替弁31を駆動可能なアクチュエータ32と、該アクチュエータ32を制御するECU(Electronic Control Unit)40とを備えて構成されている。ここに、本実施形態に係る「温度センサ21」は、本発明に係る「電池温度検出手段」の一例であり、本実施形態に係る「切替弁31」及び「アクチュエータ32」は、本発明に係る「第1流路可変手段」の一例である。
ECU40は、制御部401、判定部402、記憶部403及び入出力部404を備えて構成されている。ここに、本実施形態に係る「制御部401」は、本発明に係る「制御手段」の一例である。記憶部403は、例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)、バックアップROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。本実施形態では、各種電子制御用のECU40の一部を、冷却装置2の一部として用いている。
冷却装置2の動作時に、制御部401が、バイパス配管17の入口17aを閉鎖するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御することにより、冷却媒体はインバータ12、モータ13及び電池15を夫々介して循環する。一方、制御部401が、入口17aを開放するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御することにより、冷却媒体は電池15を介することなく、図2中の矢印で示すように循環する。
次に以上のように構成された冷却装置2を搭載する車両の主に走行中において、ECU40が実行する流路切替処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。この流路切替処理は、主に車両の走行中に、例えば定期的に又は不定期的に、或いは連続してコンマ数秒〜数秒毎に周期的に実行される。
図3において、先ず、温度センサ21は、電池15の電池温度を検出する(ステップS101)。続いて、判定部402は、バイパスflagがONであるか否かを判定する(ステップS102)。ここに、「バイパスflagがONである」とは、バイパス配管17の入口17aが開放されている状態を意味する。一方、「バイパスflagがOFFである」とは、入口17aが閉鎖されている状態を意味する。
バイパスflagがONであると判定された場合(ステップS102:Yes)、判定部402は検出された電池温度が、予め記憶部403に格納されている、例えば摂氏50度である電池温度閾値以上であるか否かを判定する(ステップS103)。
電池温度閾値以上であると判定された場合(ステップS103:Yes)、即ち、電池15を積極的に冷却する必要がある場合、制御部401は、バイパス配管17の入口17aを閉鎖するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御する(ステップS104)と共に、バイパスflagをOFFにして(ステップS105)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は、インバータ12、モータ13及び電池15を夫々介して循環する。
電池温度閾値より低いと判定された場合(ステップS103:No)、即ち、電池15を暖機する必要がある場合、又は電池15を積極的に冷却する必要がない場合、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は電池15を介することなく循環する。
ステップS102において、バイパスflagがOFFであると判定された場合(ステップS102:No)、判定部402は検出された電池温度が、電池温度閾値以上であるか否かを判定する(ステップS106)。電池温度閾値以上であると判定された場合(ステップS106:Yes)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は、インバータ12、モータ13及び電池15を夫々介して循環する。
電池温度閾値より低いと判定された場合(ステップS106:No)、制御部401は、バイパス配管17の入口17aを開放するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御する(ステップS107)と共に、バイパスflagをONにして(ステップS108)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は電池15を介することなく循環する。
尚、ステップS103及びS106において、「検出された電池温度が電池温度閾値より低いと判定された場合」及び「検出された電池温度が電池温度閾値以上である判定された場合」は、夫々、本発明に係る「第1の場合」及び「第2の場合」の一例である。
本実施形態では、上述の如く検出された電池温度に応じて、冷却媒体の流路を切り替えているので、例えば冷間時等、電池15の暖機が必要な場合に、電池15を暖機しつつ、インバータ12及びモータ13を夫々冷却することができる。一方、電池15の冷却が必要な場合には、電池15を冷却することができる。
<第3実施形態>
本発明の車両の冷却装置に係る第3実施形態を、図4及び図5を参照して説明する。第3実施形態では、冷却媒体の媒体温度を検出する温度センサが設けられていること、及びECU40が実行する流路切替処理が異なっていること以外は、第2実施形態の構成と同様である。よって、第3実施形態について、第2実施形態と重複する説明を省略すると共に、図面上における共通箇所には同一符号を付して示し、基本的に異なる点についてのみ、図4及び図5を参照して説明する。ここに、図4は、図2と同趣旨の、第3実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。
図4において、冷却装置3は、冷却媒体の媒体温度を検出する、本発明に係る「媒体温度検出手段」の一例としての温度センサ22を備えて構成されている。
次に、ECU40が実行する流路切替処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
図5において、温度センサ22は、冷却媒体の媒体温度を検出する(ステップS201)。尚、媒体温度の検出は、ステップS101の電池温度の検出と相前後して行われてもよい。次に、判定部402は、バイパスflagがONであるか否かを判定する(ステップS202)。
バイパスflagがONであると判定された場合(ステップS202:Yes)、判定部402は、検出された電池温度が電池温度閾値以上であるか否かを判定する(ステップS203)。電池温度閾値以上であると判定された場合(ステップS203:Yes)、制御部401は、バイパス配管17の入口17aを閉鎖するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御する(ステップS205)と共に、バイパスflagをOFFにして(ステップS206)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は、インバータ12、モータ13及び電池15を夫々介して循環する。
電池温度閾値より低いと判定された場合(ステップS203:No)、判定部402は、検出された媒体温度が検出された電池温度より高いか否かを判定する(ステップs204)。検出された電池温度より高いと判定された場合(ステップS204:Yes)、即ち、冷却媒体の熱を利用して電池15を暖機できると期待される場合、続いてステップS205の処理が実行される。一方、検出された電池温度以下であると判定された場合(ステップS204:No)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は電池15を介することなく循環する。
バイパスflagがOFFであると判定された場合(ステップS202:No)、判定部402は、検出された電池温度が電池温度閾値以上であるか否かを判定する(ステップS207)。電池温度閾値以上であると判定された場合(ステップS207:Yes)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は、インバータ12、モータ13及び電池15を夫々介して循環する。
電池温度閾値より低いと判定された場合(ステップS207:No)、判定部402は、検出された媒体温度が検出された電池温度より高いか否かを判定する(ステップS208)。検出された電池温度より高いと判定された場合(ステップS208:Yes)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は、インバータ12、モータ13及び電池15を夫々介して循環する。
検出された電池温度以下であると判定された場合(ステップS208:No)、制御部401は、バイパス配管17の入口17aを開放するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御する(ステップS209)と共に、バイパスflagをONにして(ステップS210)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は電池15を介することなく循環する。
本実施形態では特に、検出された媒体温度と検出された電池温度との関係に基づいて冷却媒体の流路を切り替えているので、電池15を暖機する際に、比較的速やかに暖機することができると共に、エネルギー利用効率を向上することができ実用上非常に有利である。
<第4実施形態>
本発明の車両の冷却装置に係る第4実施形態を、図6を参照して説明する。第4実施形態では、別のバイパス配管及びサーモスタットが設けられている以外は、第3実施形態の構成と同様である。よって、第4実施形態について、第3実施形態と重複する説明を省略すると共に、図面上における共通箇所には同一符号を付して示し、基本的に異なる点についてのみ、図6を参照して説明する。ここに、図6は、図4と同趣旨の、第4実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。
図6において、冷却装置4は、冷却媒体がラジエータ11を介することなく循環可能なバイパス配管18と、該バイパス配管18の出口に設けられた、本発明に係る「第2流路可変手段」の一例としてのサーモスタット19とを備えて構成されている。サーモスタット19の、本発明に係る「媒体温度閾値」の一例としての開弁温度は、例えば摂氏40度に設定されている。従って、冷却媒体の媒体温度が開弁温度より低ければ、冷却媒体はラジエータ11を介することなく循環する。一方、媒体温度が開弁温度以上であれば、冷却媒体はラジエータ11を介して循環する。尚、ECU40は、冷却媒体がラジエータ11を介することなく循環するか否かにかかわらず、図5に示した流路切替処理を実行する。
本実施形態では特に、冷却媒体の媒体温度が媒体温度閾値より低く(即ち、インバータ12及びモータ13の積極的な冷却が必要なく)、且つ電池15の電池温度より高い場合に、冷却媒体の熱がラジエータ11によって放散されることを防止すると共に、冷却媒体の熱によって電池15を暖機することができる。従って、エネルギー利用効率をより向上することができ、実用上非常に有利である。
(変形例)
次に、第4実施形態に係る冷却装置の変形例について、図7及び図8を参照して説明する。本変形例では、サーモスタットに代えて切替弁が設けられている。ここに、図7は、図6と同趣旨の、第4実施形態の変形例に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。
図6において、冷却装置5は、バイパス配管18の出口18aに設けられた切替弁33と、該切替弁33を駆動可能なアクチュエータとを備えて構成されている。冷却装置5の動作時に、制御部401が、バイパス配管18の出口18aを閉鎖するように切替弁33を駆動するようにアクチュエータ34を制御することにより、冷却媒体はラジエータ11を介して循環する。一方、制御部401が、出口18aを開放するように切替弁33を駆動するようにアクチュエータ34を制御することにより、冷却媒体はラジエータ11を介することなく循環する。
次に、本変形例においてECU40が実行する流路切替処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。
図8において、判定部402は、図5に示したフローチャートにおけるステップS204:No、S206、S207:Yes又はS210の処理の後に、第2バイパスflagがONであるか否かを判定する(ステップS301)。ここに、「第2バイパスflagがONである」とは、バイパス配管18の出口18aが開放されている状態を意味する。一方、「第2バイパスflagがOFFである」とは、出口18aが閉鎖されている状態を意味する。
第2バイパスflagがONであると判定された場合(ステップS301:Yes)、判定部402は、検出された媒体温度が、予め記憶部403に格納されている、例えば摂氏40度である媒体温度閾値より低いか否かを判定する(ステップS302)。媒体温度閾値より低いと判定された場合(ステップS302:Yes)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体はラジエータ11を介することなく循環する。
媒体温度閾値以上であると判定された場合(ステップS302:No)、制御部401は、バイパス配管18の出口18aを閉鎖するように切替弁33を駆動するようにアクチュエータ34を制御する(ステップS303)と共に、第2バイパスflagをOFFにして(ステップS304)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体はラジエータ11を介して循環する。
ステップS301において、第2バイパスflagがOFFであると判定された場合(ステップS301:No)、判定部402は、検出された媒体温度が媒体温度閾値より低いか否かを判定する(ステップS305)。
媒体温度閾値より低いと判定された場合(ステップS305:Yes)、制御部401は、バイパス配管18の出口18aを開放するように切替弁33を駆動するようにアクチュエータ34を制御する(ステップS306)と共に、第2バイパスflagをONにして(ステップS307)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体はラジエータ11を介することなく循環する。一方、媒体温度閾値以上であると判定された場合(ステップS305:No)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体はラジエータ11を介して循環する。
<第5実施形態>
本発明の車両の冷却装置に係る第5実施形態を、図9乃至図11を参照して説明する。第5実施形態では、複数の電池セルを含む電池を収容し、断熱材を含んでなる電池収容ケースが設けられている以外は、第4実施形態の構成と同様である。よって、第5実施形態について、第4実施形態と重複する説明を省略すると共に、図面上における共通箇所には同一符号を付して示し、基本的に異なる点についてのみ、図9乃至図11を参照して説明する。ここに、図9は、図6と同趣旨の、第5実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。尚、本実施形態に係る「ポンプ14」は、本発明に係る「第1流路可変手段」の他の例である。
図9において、冷却装置6は、複数の電池セル151乃至154を含む電池15と、該電池15を収容し、例えばガラスウール等の断熱材501を含んでなる電池収容ケース50と、複数の電池セル151乃至154のセル温度夫々を相互に独立して検出する、本発明に係る「電池温度検出手段」の他の例である温度センサ23とを備えて構成されている。
冷却装置6の動作時であって、バイパス配管17の入口17aが開放されている場合(即ち、電池15を暖機する必要がある場合、又は電池15を積極的に冷却する必要がない場合)に、検出された複数のセル温度間の温度差(以下、「セル間温度差」とも言う)が、例えば摂氏10度である温度差閾値より大きいと判定部402によって判定されると、制御部401は、セル間温度差を解消するために、入口17aを閉鎖するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御すると共に、所定時間毎(例えば1秒毎)に冷却媒体の流れる方向が反転するようにポンプ14を制御する(以下、「セル温度均一処理」とも言う)。
尚、本実施形態に係る「セル間温度差」とは、典型的には、複数のセル温度のうち最大のものと最小のものとの差を意味する。また、「セル温度均一処理」は、少なくともセル間温度差が温度差閾値以下になるように実行されればよく、複数のセル温度全てが均一になるように実行されなくてもよい。
ここで、セル温度均一処理が実行されている際における電池収容ケース50内の冷却媒体について、図10を参照して説明を加える。図10は、電池収容ケース50内の冷却媒体を示す概念図である。
バイパス配管17の入口17aが開放されている場合は、電池収容ケース50内の冷却媒体は滞留しているので、電池収容ケース50外の冷却媒体よりも高温になっている。この状態で、入口17aが閉鎖され、図9の配管16内を冷却媒体が反時計回りに循環するようにポンプ14が制御されると、図10(a)に示すように、電池収容ケース50内の比較的高温の冷却媒体である高温媒体61が、比較的低温の冷却媒体である低温媒体62によって、図10(a)における電池収容ケース50の上側に押し出される。一方、図9の配管16内を冷却媒体が時計回りに循環するようにポンプ14が制御されると、図10(b)に示すように、高温媒体61が低温媒体62によって、図10(b)における電池収容ケース50の下側に押し出される。
尚、本実施形態に係る「所定時間」は、上記の処理によって、電池収容ケース50内の高温媒体61が全て押し出されないような時間として設定されている。
次に、本実施形態においてECU40が実行する流路切替処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。
図11において、判定部402は、図5に示したフローチャートにおけるステップS204:No又はS210の処理の後に、セル間温度差が、予め記憶部403に格納されている温度差閾値より大きいか否かを判定する(ステップS401)。温度差閾値以下であると判定された場合(ステップS401:No)、一旦処理を終了する。この場合、冷却媒体は電池15を介することなく循環する。
温度差閾値より大きいと判定された場合(ステップS401:Yes)、制御部401は、バイパス配管17の入口17aを閉鎖するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御する(ステップS402)と共に、バイパスflagをOFFにする(ステップS403)。
続いて、制御部401は、所定時間毎に冷却媒体の流れる方向が反転するようにポンプ14を制御する(ステップS404)。セル温度均一処理が開始されてから、例えば6秒等の所定時間後、温度センサ23は、複数の電池セル151乃至154の温度夫々を検出する(ステップS405)。続いて、判定部402は、再び、セル間温度差が温度差閾値より大きいか否かを判定する(ステップS406)。温度差閾値より大きいと判定された場合(ステップS406:Yes)、次にステップS404の処理が実行される。以後、セル間温度差が温度差閾値以下であると判定されるまで、ステップS404乃至S406の処理が繰り返される。
温度差閾値以下であると判定された場合(ステップS406:No)、制御部401は、バイパス配管17の入口17aを開放するように切替弁31を駆動するようにアクチュエータ32を制御する(ステップS407)と共に、バイパスflagをONにして(ステップS408)、処理を一旦終了する。これにより、冷却媒体は再び電池15を介することなく循環する。
本実施形態では特に、セル間温度差に応じてセル温度均一処理が実行されるので、複数の電池セル151乃至154間のセル温度のばらつきによって、電池15の出力性能が低下することを防止することができ実用上非常に有利である。
<第6実施形態>
本発明の車両の冷却装置に係る第6実施形態を、図12を参照して説明する。第6実施形態では、インバータ及びモータが並列に配置されている以外は、第1実施形態の構成と同様である。よって、第6実施形態について、第1実施形態と重複する説明を省略すると共に、図面上における共通箇所には同一符号を付して示し、基本的に異なる点についてのみ、図12を参照して説明する。ここに、図12は、図1と同趣旨の、第6実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。
図12に示すように、ラジエータ11によって冷却された冷却媒体は、その一部がモータ13を介することなく循環し、他の部分がインバータ12を介することなく循環することとなる。このため、インバータ12及びモータ13各々の冷却要求が同程度である場合に、両者を効率的に冷却することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車両の冷却装置もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
第1実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るECUが実行する流路切替処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係るECUが実行する流路切替処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。 第4実施形態の変形例に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。 第4実施形態の変形例に係るECUが実行する流路切替処理を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。 第5実施形態に係る電池収容ケース内の冷却媒体を示す概念図である。 第5実施形態に係るECUが実行する流路切替処理を示すフローチャートである。 第6実施形態に係る冷却装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1〜7…冷却装置、11…ラジエータ、12…インバータ、13…モータ、14…ポンプ、15…電池、16…配管、17、18…バイパス配管、19…サーモスタット、21〜23…温度センサ、31、33…切替弁、32、34…アクチュエータ、40…ECU、50…電池収容ケース、61…高温媒体、62…低温媒体、151〜154…電池セル、401…制御部、402…判定部、403…記憶部、404…入出力部、501…断熱材

Claims (9)

  1. モータと、該モータの駆動用の電池と、該電池の電力を変換して前記モータに伝えるインバータとを備える車両の冷却装置であって、
    所定の流路を循環すると共に、前記モータ、前記電池及び前記インバータを夫々冷却可能な冷却媒体と、
    前記流路に配置され、外部との熱交換を介して前記冷却媒体を冷却可能な熱交換手段と
    を備え、
    前記電池は、前記流路において少なくとも前記モータの下流側に配置されている
    ことを特徴とする車両の冷却装置。
  2. 前記モータ、前記電池及び前記インバータは、前記流路における前記熱交換手段の下流側に、前記熱交換手段に近い側から、前記インバータ、前記モータ、前記電池の順に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の冷却装置。
  3. 前記インバータ及び前記モータが前記流路において並列に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の冷却装置。
  4. 前記電池の電池温度を検出する電池温度検出手段と、
    前記流路を変更可能な第1流路可変手段と、
    前記検出された電池温度が電池温度閾値より低い第1の場合に、前記冷却媒体が前記電池を介することなく循環するように前記流路を変更するように前記第1流路可変手段を制御し、前記検出された電池温度が前記電池温度閾値より高い第2の場合に、前記流路を維持するように前記第1流路可変手段を制御する制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両の冷却装置。
  5. 前記冷却媒体の媒体温度を検出する媒体温度検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記第1の場合に、前記検出された媒体温度が前記検出された電池温度よりも高いことを条件に、前記流路を維持するように前記第1流路可変手段を制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両の冷却装置。
  6. 前記電池は、複数の電池セルを含み、
    前記電池温度検出手段は、前記複数の電池セル各々のセル温度を相互に独立して検出し、
    前記制御手段は、前記第1の場合に、前記検出された複数のセル温度間の温度差が温度差閾値より大きいことを条件に、前記電池が前記モータの上流側及び下流側に所定時間毎に交互に位置するように前記流路を変更するように前記第1流路可変手段を制御する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の車両の冷却装置。
  7. 前記冷却媒体の媒体温度に応じて前記流路を変更可能であり、前記媒体温度が媒体温度閾値より低いことを条件に、前記冷却媒体が前記熱交換手段を介することなく循環するように前記流路を変更する第2流路可変手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の車両の冷却装置。
  8. 前記電池を収容し、断熱材を含んでなる電池収容ケースを更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の車両の冷却装置。
  9. 前記冷却媒体は、絶縁油であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の車両の冷却装置。
JP2007301226A 2007-11-21 2007-11-21 車両の冷却装置 Pending JP2009126256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007301226A JP2009126256A (ja) 2007-11-21 2007-11-21 車両の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007301226A JP2009126256A (ja) 2007-11-21 2007-11-21 車両の冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009126256A true JP2009126256A (ja) 2009-06-11

Family

ID=40817617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007301226A Pending JP2009126256A (ja) 2007-11-21 2007-11-21 車両の冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009126256A (ja)

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096102A1 (ja) * 2010-02-05 2011-08-11 株式会社 日立製作所 車両の電気駆動システム
JP2011178348A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Honda Motor Co Ltd 車両用電源システム
JP2011182607A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Honda Motor Co Ltd 車両用電源システム
JP2011229335A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Mitsubishi Motors Corp 冷却装置
JP2012093047A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Mitsubishi Electric Corp 冷却システム
JP2013522409A (ja) * 2010-03-17 2013-06-13 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 潤滑組成物
WO2014045091A2 (en) 2012-09-21 2014-03-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrically driven vehicle
WO2014049640A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 川崎重工業株式会社 電動車両
US8704401B2 (en) 2010-03-03 2014-04-22 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle electric power supply system
WO2015087743A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 カルソニックカンセイ株式会社 車両用冷却循環システム
DE102014103909A1 (de) * 2014-03-21 2015-09-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kühlkreislauf für ein Kraftfahrzeug sowie Verwendung einer elektrisch nichtleitenden Kühlflüssigkeit
WO2016088476A1 (ja) * 2014-12-04 2016-06-09 本田技研工業株式会社 車両用電源装置
WO2016088474A1 (ja) * 2014-12-04 2016-06-09 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
WO2016088475A1 (ja) * 2014-12-04 2016-06-09 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
WO2016132641A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
JP2017074802A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 三菱自動車工業株式会社 冷却機構
JP2017087801A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 株式会社豊田中央研究所 ハイブリッド自動車
JP2017121934A (ja) * 2015-11-24 2017-07-13 トヨタ自動車株式会社 車両用冷却装置
RU2686604C2 (ru) * 2014-06-05 2019-04-29 Либхерр-Майнинг Иквипмент Кольмар Сас Рабочая машина, в частности карьерный самосвал или грузовой автомобиль
US10442285B2 (en) 2015-11-24 2019-10-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling apparatus for vehicle
CN110422082A (zh) * 2019-07-03 2019-11-08 东风商用车有限公司 一种混合动力汽车集成式热管理系统及其控制方法
CN111211383A (zh) * 2018-11-22 2020-05-29 株式会社京滨 温度调整系统
JP2020147153A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 トヨタ自動車株式会社 車載温調装置
CN112140870A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 本田技研工业株式会社 车辆的冷却结构
JP2021099086A (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 株式会社クボタ 作業機
WO2021197968A1 (en) * 2020-03-30 2021-10-07 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Thermal management system
CN114763062A (zh) * 2021-01-13 2022-07-19 本田技研工业株式会社 车辆
US11458831B2 (en) 2018-12-03 2022-10-04 Subaru Corporation Cooling system
US20220314768A1 (en) * 2021-04-01 2022-10-06 Exedy Corporation Drive unit
WO2024090342A1 (ja) * 2022-10-25 2024-05-02 株式会社アイシン 冷却システム
JP7517211B2 (ja) 2021-03-15 2024-07-17 トヨタ自動車株式会社 冷却システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135368U (ja) * 1984-08-02 1986-03-04 日産自動車株式会社 蓄電池保温装置
JPH06199139A (ja) * 1992-10-01 1994-07-19 Hitachi Ltd 電気自動車の冷却システム及びそれに用いる電動機
JPH11307139A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Nippon Soken Inc 電池冷却装置
JP2002191104A (ja) * 2000-10-13 2002-07-05 Honda Motor Co Ltd 車両用バッテリ冷却装置
JP2006120334A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Toyota Motor Corp バッテリ温度管理装置およびそれを備える自動車

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135368U (ja) * 1984-08-02 1986-03-04 日産自動車株式会社 蓄電池保温装置
JPH06199139A (ja) * 1992-10-01 1994-07-19 Hitachi Ltd 電気自動車の冷却システム及びそれに用いる電動機
JPH11307139A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Nippon Soken Inc 電池冷却装置
JP2002191104A (ja) * 2000-10-13 2002-07-05 Honda Motor Co Ltd 車両用バッテリ冷却装置
JP2006120334A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Toyota Motor Corp バッテリ温度管理装置およびそれを備える自動車

Cited By (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096102A1 (ja) * 2010-02-05 2011-08-11 株式会社 日立製作所 車両の電気駆動システム
JP2011166866A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Hitachi Ltd 車両の電気駆動システム
CN102770293A (zh) * 2010-02-05 2012-11-07 株式会社日立制作所 车辆的电驱动系统
US8839894B2 (en) 2010-02-05 2014-09-23 Hitachi, Ltd. Electric drive system for vehicle
JP2011178348A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Honda Motor Co Ltd 車両用電源システム
JP2011182607A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Honda Motor Co Ltd 車両用電源システム
US8704401B2 (en) 2010-03-03 2014-04-22 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle electric power supply system
JP2013522409A (ja) * 2010-03-17 2013-06-13 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 潤滑組成物
JP2011229335A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Mitsubishi Motors Corp 冷却装置
JP2012093047A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Mitsubishi Electric Corp 冷却システム
WO2014045091A2 (en) 2012-09-21 2014-03-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrically driven vehicle
US9573487B2 (en) 2012-09-21 2017-02-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrically driven vehicle
WO2014049640A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 川崎重工業株式会社 電動車両
US9694665B2 (en) 2012-09-26 2017-07-04 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Electric vehicle
WO2015087743A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 カルソニックカンセイ株式会社 車両用冷却循環システム
JP2015112943A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 カルソニックカンセイ株式会社 車両用冷却循環システム
DE102014103909A1 (de) * 2014-03-21 2015-09-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kühlkreislauf für ein Kraftfahrzeug sowie Verwendung einer elektrisch nichtleitenden Kühlflüssigkeit
RU2686604C2 (ru) * 2014-06-05 2019-04-29 Либхерр-Майнинг Иквипмент Кольмар Сас Рабочая машина, в частности карьерный самосвал или грузовой автомобиль
JPWO2016088476A1 (ja) * 2014-12-04 2017-10-12 本田技研工業株式会社 車両用電源装置
US10476117B2 (en) 2014-12-04 2019-11-12 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle power supply system
WO2016088475A1 (ja) * 2014-12-04 2016-06-09 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
JPWO2016088474A1 (ja) * 2014-12-04 2017-09-28 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
JPWO2016088475A1 (ja) * 2014-12-04 2017-09-28 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
WO2016088474A1 (ja) * 2014-12-04 2016-06-09 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
WO2016088476A1 (ja) * 2014-12-04 2016-06-09 本田技研工業株式会社 車両用電源装置
US10457156B2 (en) 2014-12-04 2019-10-29 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle power source system and cooling circuit
US10899212B2 (en) 2015-02-19 2021-01-26 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle power supply system and cooling circuit
JPWO2016132641A1 (ja) * 2015-02-19 2017-11-02 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
WO2016132641A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 本田技研工業株式会社 車両用電源装置及び冷却回路
JP2017074802A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 三菱自動車工業株式会社 冷却機構
JP2017087801A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 株式会社豊田中央研究所 ハイブリッド自動車
JP2017121934A (ja) * 2015-11-24 2017-07-13 トヨタ自動車株式会社 車両用冷却装置
US10442285B2 (en) 2015-11-24 2019-10-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling apparatus for vehicle
JP7184607B2 (ja) 2018-11-22 2022-12-06 日立Astemo株式会社 温度調整システム
CN111211383A (zh) * 2018-11-22 2020-05-29 株式会社京滨 温度调整系统
JP2020087656A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 株式会社ケーヒン 温度調整システム
US11458831B2 (en) 2018-12-03 2022-10-04 Subaru Corporation Cooling system
JP7251229B2 (ja) 2019-03-13 2023-04-04 トヨタ自動車株式会社 車載温調装置
JP2020147153A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 トヨタ自動車株式会社 車載温調装置
CN112140870B (zh) * 2019-06-28 2023-06-27 本田技研工业株式会社 车辆的冷却结构
CN112140870A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 本田技研工业株式会社 车辆的冷却结构
CN110422082B (zh) * 2019-07-03 2023-07-07 东风商用车有限公司 一种混合动力汽车集成式热管理系统及其控制方法
CN110422082A (zh) * 2019-07-03 2019-11-08 东风商用车有限公司 一种混合动力汽车集成式热管理系统及其控制方法
JP2021099086A (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 株式会社クボタ 作業機
WO2021131118A1 (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 株式会社クボタ 作業機
EP4083400A4 (en) * 2019-12-23 2024-01-10 Kubota Corporation WORKING MACHINE
US20220289073A1 (en) * 2019-12-23 2022-09-15 Kubota Corporation Working machine
JP7191810B2 (ja) 2019-12-23 2022-12-19 株式会社クボタ 作業機
CN115335497A (zh) * 2020-03-30 2022-11-11 国际壳牌研究有限公司 热管理系统
WO2021197968A1 (en) * 2020-03-30 2021-10-07 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Thermal management system
CN114763062A (zh) * 2021-01-13 2022-07-19 本田技研工业株式会社 车辆
JP7517211B2 (ja) 2021-03-15 2024-07-17 トヨタ自動車株式会社 冷却システム
US20220314768A1 (en) * 2021-04-01 2022-10-06 Exedy Corporation Drive unit
WO2024090342A1 (ja) * 2022-10-25 2024-05-02 株式会社アイシン 冷却システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009126256A (ja) 車両の冷却装置
CN111605438B (zh) 混合动力车辆的电池升温装置
US8875820B2 (en) Hybrid construction machine
EP3214692B1 (en) Thermal management system for a battery pack
CN109690223B (zh) 设备温度调节装置
EP2997623B1 (en) Active thermal management and thermal runaway prevention for high energy density lithium ion battery packs
CA2557865C (en) Power supply device
JP6226436B2 (ja) バッテリセルのための冷却システム
JP5187459B2 (ja) 車両の蓄熱装置
EP2620711B1 (en) Heat Source Unit Control System
JP2010284045A (ja) 熱供給装置
CN108232364B (zh) 电池温度控制装置
CN112824140B (zh) 用于燃料电池车辆的热管理系统
JP2017105290A (ja) 駆動用バッテリの温度調整装置
WO2012003209A1 (en) Vehicle battery temperature control system and method
JP2009298190A (ja) 蓄電手段の暖機装置
JP2015085699A (ja) ハイブリッド車両のエンジン冷却用冷媒液温度調節方法
JP2010007950A (ja) コージェネレーションシステム
JP5342223B2 (ja) 燃料電池システムの冷却装置
US20140110097A1 (en) System and method for managing battery
JP2014213667A (ja) 冷却装置
CN114641887B (zh) 电池热管理系统及方法
JP4833707B2 (ja) 排熱回収装置
JP2007134241A (ja) 燃料電池冷却システム
JP2008223488A (ja) ハイブリッド車両の冷却系システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111019

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20111025

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20111128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120306