JPH06199139A - 電気自動車の冷却システム及びそれに用いる電動機 - Google Patents
電気自動車の冷却システム及びそれに用いる電動機Info
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- JPH06199139A JPH06199139A JP5246523A JP24652393A JPH06199139A JP H06199139 A JPH06199139 A JP H06199139A JP 5246523 A JP5246523 A JP 5246523A JP 24652393 A JP24652393 A JP 24652393A JP H06199139 A JPH06199139 A JP H06199139A
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- Japan
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- cooling
- controller
- electric vehicle
- temperature sensor
- outside air
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は季節に関係なく安定した冷却が
可能な電気自動車の冷却システムを提供するにある。 【構成】電気自動車用冷却システムであって、パイプを
介して強制循環され、かつ強制冷却される不凍液で熱源
を冷却することを特徴とした電気自動車用冷却システ
ム。 【効果】本発明によれば、冷却媒体を不凍液としコント
ローラ及び電動機に強制循環しているので、季節に関係
なく安定した冷却が可能な電気自動車の冷却システムが
得られる。
可能な電気自動車の冷却システムを提供するにある。 【構成】電気自動車用冷却システムであって、パイプを
介して強制循環され、かつ強制冷却される不凍液で熱源
を冷却することを特徴とした電気自動車用冷却システ
ム。 【効果】本発明によれば、冷却媒体を不凍液としコント
ローラ及び電動機に強制循環しているので、季節に関係
なく安定した冷却が可能な電気自動車の冷却システムが
得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の冷却シス
テム特に液体冷媒を循環させて発熱部を冷却するに好適
な電気自動車の冷却システムに関する。
テム特に液体冷媒を循環させて発熱部を冷却するに好適
な電気自動車の冷却システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気自動車の冷暖房は特開昭47
−31317 号公報などで知られているように空冷方式が主
流である。また、従来電動機部の冷却に関しては、特開
昭48−60207号公報のように固定子外周に冷媒を通す管
を設けたものや、実開平1−131256号公報の様に固定子
外周のフレームに螺旋状の流路を設ける方法などが知ら
れている。
−31317 号公報などで知られているように空冷方式が主
流である。また、従来電動機部の冷却に関しては、特開
昭48−60207号公報のように固定子外周に冷媒を通す管
を設けたものや、実開平1−131256号公報の様に固定子
外周のフレームに螺旋状の流路を設ける方法などが知ら
れている。
【0003】しかしながら車両の走行特性の向上要求か
ら電動機は高出力大型化の傾向にあると共に、使用環境
の拡大に伴って、電動機及びコントローラより発生する
熱量の増大が顕著である。
ら電動機は高出力大型化の傾向にあると共に、使用環境
の拡大に伴って、電動機及びコントローラより発生する
熱量の増大が顕著である。
【0004】又、電気自動車の電源はバッテリーが主体
で、この開発も近年活発になって来ているが、特に、バ
ッテリー特性は低温時に急激に低下するため、バッテリ
ーの保温が必要となってきている。
で、この開発も近年活発になって来ているが、特に、バ
ッテリー特性は低温時に急激に低下するため、バッテリ
ーの保温が必要となってきている。
【0005】更には、冬期間の室内の暖房についてもガ
ソリン車と異なって熱源が余りないため、バッテリーの
電力を熱線ヒータとして利用することが知られている。
ソリン車と異なって熱源が余りないため、バッテリーの
電力を熱線ヒータとして利用することが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、電動
機あるいはコントローラは空冷冷却であるため、外気に
影響されやすく安定した冷却あるいは暖房が望めない。
機あるいはコントローラは空冷冷却であるため、外気に
影響されやすく安定した冷却あるいは暖房が望めない。
【0007】本発明の目的は季節に関係なく安定した冷
却が可能な電気自動車の冷却システムを提供するにあ
る。
却が可能な電気自動車の冷却システムを提供するにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は電動機あるいはコント
ローラより発生する熱量の有効利用により車室内暖房の
補助及びバッテリー保温によるバッテリー特性の低減抑
制ができる電気自動車の冷却システムを提供するにあ
る。
ローラより発生する熱量の有効利用により車室内暖房の
補助及びバッテリー保温によるバッテリー特性の低減抑
制ができる電気自動車の冷却システムを提供するにあ
る。
【0009】本発明のさらなる目的は電動機あるいはコ
ントローラの冷却を効果的に行える構造を提供するにあ
る。
ントローラの冷却を効果的に行える構造を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的の一つは、
冷却媒体に不凍液を用い、これをパイプを介して熱源周
囲を強制循環することにより達成される。
冷却媒体に不凍液を用い、これをパイプを介して熱源周
囲を強制循環することにより達成される。
【0011】本発明の目的の一つは、電動機あるいはコ
ントローラの発生熱をバッテリーを介して循環させると
共に、バルブで切り替えられるヒータ加熱通路を並設す
ることにより達成される。
ントローラの発生熱をバッテリーを介して循環させると
共に、バルブで切り替えられるヒータ加熱通路を並設す
ることにより達成される。
【0012】本発明の目的の一つは、電動機あるいはコ
ントローラの発熱部に近接して冷却パイプを設けること
により達成される。
ントローラの発熱部に近接して冷却パイプを設けること
により達成される。
【0013】
【作用】冷却パイプを流れる冷媒である不凍液は、コン
トローラ及び電動機の周囲を流れコントローラ及び電動
機の発生する熱を熱交換して冷却する。加熱された不凍
液は、ラジエータにより強制冷却されてポンプにより強
制循環される再び冷却に供される。
トローラ及び電動機の周囲を流れコントローラ及び電動
機の発生する熱を熱交換して冷却する。加熱された不凍
液は、ラジエータにより強制冷却されてポンプにより強
制循環される再び冷却に供される。
【0014】ファンモータはラジエータの冷却のために
作動し、外気温度の高い時で電気式ポンプと共に稼働し
効果的に冷却する。
作動し、外気温度の高い時で電気式ポンプと共に稼働し
効果的に冷却する。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を以下図面に基づき説明す
る。
る。
【0016】図1は電気自動車用コントローラ及び電動
機の冷却システムを示すもので、電動機の出力を制御す
るコントローラ1と、車輪を駆動する電動機2と、冷却
媒体冷却用ラジエータ3と、電動式ポンプ4とをそれぞ
れ冷却パイプ5で連結している。
機の冷却システムを示すもので、電動機の出力を制御す
るコントローラ1と、車輪を駆動する電動機2と、冷却
媒体冷却用ラジエータ3と、電動式ポンプ4とをそれぞ
れ冷却パイプ5で連結している。
【0017】該冷却パイプ5には冷媒である不凍液が封
入され、前記ラジエータ3の側面には冷媒を強制冷却す
るためのラジエータファンモータ6が取付けられてい
る。
入され、前記ラジエータ3の側面には冷媒を強制冷却す
るためのラジエータファンモータ6が取付けられてい
る。
【0018】上記構成においてコントローラ1と電動機
2から発生する熱量はほぼ同程度であるがコントローラ
1を構成しているトランジスター,コンデンサー等の電
子部品の発熱が150度以上と非常に高く、耐熱性の低
い電子部品としては温度環境が非常に厳しい。従って、
システムの冷却順序としてはコントローラ1を優先し、
次に耐熱性の高い電動機を冷却するように配置し、熱的
バランスを良くして効果的に冷却するように構成してい
る。
2から発生する熱量はほぼ同程度であるがコントローラ
1を構成しているトランジスター,コンデンサー等の電
子部品の発熱が150度以上と非常に高く、耐熱性の低
い電子部品としては温度環境が非常に厳しい。従って、
システムの冷却順序としてはコントローラ1を優先し、
次に耐熱性の高い電動機を冷却するように配置し、熱的
バランスを良くして効果的に冷却するように構成してい
る。
【0019】最大冷却を必要とするときは、夏で通常車
両メーカの環境試験スペックによれば、外気温度が40
度以上と高い時で電動機がフルパワーの時に十分冷却で
きるようにラジエータ3の能力,ラジエータファンモー
タ6の風量及び電気式ポンプ4の循環流量を設定してお
く必要がある。しかしながら外気温度が常温付近に低下
して、それほどコントローラ1,電動機2を冷却しなく
ても良い場合がある。この場合の実施例を図2で説明す
る。
両メーカの環境試験スペックによれば、外気温度が40
度以上と高い時で電動機がフルパワーの時に十分冷却で
きるようにラジエータ3の能力,ラジエータファンモー
タ6の風量及び電気式ポンプ4の循環流量を設定してお
く必要がある。しかしながら外気温度が常温付近に低下
して、それほどコントローラ1,電動機2を冷却しなく
ても良い場合がある。この場合の実施例を図2で説明す
る。
【0020】基本的冷却回路は図1の実施例と同様であ
るが、電動機2とラジエータ3を結んだ冷却パイプ5の
中間接続点a,b間に並列にバッテリー7の容器を接続
し、前記冷却パイプ5の接続点b点と前記ポンプ4間に
バルブV3 を介してヒータ8を接続している。更に前記
接続点a点とポンプ4間もバルブV1 を介してパイプ接
続されている。なおV2 は中間接続点a,b間に設けら
れたバルブである。
るが、電動機2とラジエータ3を結んだ冷却パイプ5の
中間接続点a,b間に並列にバッテリー7の容器を接続
し、前記冷却パイプ5の接続点b点と前記ポンプ4間に
バルブV3 を介してヒータ8を接続している。更に前記
接続点a点とポンプ4間もバルブV1 を介してパイプ接
続されている。なおV2 は中間接続点a,b間に設けら
れたバルブである。
【0021】図2の機能を下表1を参照し説明する。
【0022】
【表1】
【0023】外気温度変化(夏〜冬)に対する水路は、
夏場で外気温度が40度以上と高い場合はバッテリー
Bの保温も必要なくコントローラ1と電動機2がラジエ
ータ3でフル冷却される様にバルブV2 が開放される。
ここで、冷却パイプ5はバッテリーケースの冷却通路7
1と接続され循環路を形成するが通路抵抗が大きいので
バルブV2 を介した短絡回路で冷媒は流れ、バルブV1
とバルブV3は閉栓される。常温以下と比較的涼しくと
も、状況に応じて強制冷却する場合では、バルブの開
閉と同様でコントローラ1の入り口の水温センサT1
の値を検出し、その値が45度付近、即ち電子部品の耐
熱を補償できる範囲で、強制冷却が不要となるためバル
ブV2 を開放してラジエータファンモータ6のファンを
OFFするようにしてある。
夏場で外気温度が40度以上と高い場合はバッテリー
Bの保温も必要なくコントローラ1と電動機2がラジエ
ータ3でフル冷却される様にバルブV2 が開放される。
ここで、冷却パイプ5はバッテリーケースの冷却通路7
1と接続され循環路を形成するが通路抵抗が大きいので
バルブV2 を介した短絡回路で冷媒は流れ、バルブV1
とバルブV3は閉栓される。常温以下と比較的涼しくと
も、状況に応じて強制冷却する場合では、バルブの開
閉と同様でコントローラ1の入り口の水温センサT1
の値を検出し、その値が45度付近、即ち電子部品の耐
熱を補償できる範囲で、強制冷却が不要となるためバル
ブV2 を開放してラジエータファンモータ6のファンを
OFFするようにしてある。
【0024】更に、冬場で外気温度が5度程度まで下が
った場合ではバルブV1を開にしてラジエータ3をシ
ョートサーキットとして冷媒をポンプ4に戻す。
った場合ではバルブV1を開にしてラジエータ3をシ
ョートサーキットとして冷媒をポンプ4に戻す。
【0025】この時ラジエータファンモータ6は、基本
的にはOFFとなる。但し、入り口水温センサT1が6
5度以上になればバルブV1が閉となり冷媒はラジエー
タ3に循環される。この時ファンモータ6はONとな
る。更に外気温が下がった時点ではバルブV2を閉じ
バルブV3を開いて電動機2からの温水をヒータ8に流
しポンプ4に循環させる。この場合も水温センサT1 が
65度以上になったらバルブV2 を開いて一部の冷媒を
ラジエータ3に循環し水温を下げてポンプ4へ戻す。こ
の時も図5に示すようにT1 ≧65度の時にはラジエー
タファンモータ6をONする。
的にはOFFとなる。但し、入り口水温センサT1が6
5度以上になればバルブV1が閉となり冷媒はラジエー
タ3に循環される。この時ファンモータ6はONとな
る。更に外気温が下がった時点ではバルブV2を閉じ
バルブV3を開いて電動機2からの温水をヒータ8に流
しポンプ4に循環させる。この場合も水温センサT1 が
65度以上になったらバルブV2 を開いて一部の冷媒を
ラジエータ3に循環し水温を下げてポンプ4へ戻す。こ
の時も図5に示すようにT1 ≧65度の時にはラジエー
タファンモータ6をONする。
【0026】更に外気温度が下がってではバルブV1
を開,バルブV2 を閉,バルブV3を開にして電動機2
からの温水をバッテリーケースの冷却通路71に通して
循環し、規定温度まで上昇した時点でバルブV1 を閉に
してラジエータ3に冷媒を循環させる。これを繰り返す
ことにより省エネルギーで効率的に冷,暖房される。上
記パターンの外気温度に対する順序はバッテリ
ー,ヒータとの容量により順序は異なる。
を開,バルブV2 を閉,バルブV3を開にして電動機2
からの温水をバッテリーケースの冷却通路71に通して
循環し、規定温度まで上昇した時点でバルブV1 を閉に
してラジエータ3に冷媒を循環させる。これを繰り返す
ことにより省エネルギーで効率的に冷,暖房される。上
記パターンの外気温度に対する順序はバッテリ
ー,ヒータとの容量により順序は異なる。
【0027】図3は表1を水路主体にフローで示したも
ので、その流れ方を〜で示してある。
ので、その流れ方を〜で示してある。
【0028】図4には外気温センサ値(Ta)の変化時
のラジエータファンモータ6のON,OFF制御及び電
気式ポンプ4の流量制御及びコントローラ入り口水温セ
ンサ値(T1)の状態を示しているが、循環流量GW は、
例えば最大30リットル/minとし低外気温時にその流
量を5リットル/min 程度に低減させることを示してい
る。
のラジエータファンモータ6のON,OFF制御及び電
気式ポンプ4の流量制御及びコントローラ入り口水温セ
ンサ値(T1)の状態を示しているが、循環流量GW は、
例えば最大30リットル/minとし低外気温時にその流
量を5リットル/min 程度に低減させることを示してい
る。
【0029】図5はこれら冷却システムの制御フローを
示したものでここで示す値は一例でシステムの大小によ
り多少異なる。
示したものでここで示す値は一例でシステムの大小によ
り多少異なる。
【0030】始動スイッチがOFFの状態ではタイマー
クリアし、ラジエータファンモータ6をOFFし、ポン
プ4をOFFにする。
クリアし、ラジエータファンモータ6をOFFし、ポン
プ4をOFFにする。
【0031】始動スイッチがONの状態ではタイマーカ
ウントアップし、外気温センサ値(Ta )が所定の外気
温度値20度付近より大きいとき、ポンプ4をONに
し、最大である所定値30リットル/min の流量を循環
させ、又同時にラジエータファンモータ6をONし、水
温センサ値(T1)を下げる。(のパターン) 外気温センサ値(Ta )が所定の外気温度値5度より大
きいとき、ポンプ4をONにし最大である所定値30リ
ットル/min の流量を循環させ、水温センサ値(T1)が
所定値45度より大きいとき、ラジエータファンモータ
6をONし水温センサ値(T1)を下げる。その後前記水
温センサ値が所定値45度より小さくなったときにはラ
ジエータファンモータ6をOFFにし消費電力の消費を
抑える。(のパターン) 又、外気温センサ値(Ta )が所定の外気温度値5度よ
り小さいとき、ポンプ4をONにし循環流量を最小の所
定値5リットル/minにし、水温センサ値(T1)が所定
の値65度より大きいときには、ラジエータファンモー
タ6をONし水温センサ値(T1)を下げる。その後前
記水温センサ値(T1)が所定値65度より小さくなっ
たらラジエータファンモータ6をOFFにし水温センサ
値を上げ温度の高い冷却水を他の回路に利用して熱利用
を図る。(のパターン) 上記何れのパターンの場合にも所定の値にはいくらかの
デファレンシャルを設けラジエータファンモータ6のO
N−OFF切り換え頻度を低減させている。これは循環
流量の場合も同様である。
ウントアップし、外気温センサ値(Ta )が所定の外気
温度値20度付近より大きいとき、ポンプ4をONに
し、最大である所定値30リットル/min の流量を循環
させ、又同時にラジエータファンモータ6をONし、水
温センサ値(T1)を下げる。(のパターン) 外気温センサ値(Ta )が所定の外気温度値5度より大
きいとき、ポンプ4をONにし最大である所定値30リ
ットル/min の流量を循環させ、水温センサ値(T1)が
所定値45度より大きいとき、ラジエータファンモータ
6をONし水温センサ値(T1)を下げる。その後前記水
温センサ値が所定値45度より小さくなったときにはラ
ジエータファンモータ6をOFFにし消費電力の消費を
抑える。(のパターン) 又、外気温センサ値(Ta )が所定の外気温度値5度よ
り小さいとき、ポンプ4をONにし循環流量を最小の所
定値5リットル/minにし、水温センサ値(T1)が所定
の値65度より大きいときには、ラジエータファンモー
タ6をONし水温センサ値(T1)を下げる。その後前
記水温センサ値(T1)が所定値65度より小さくなっ
たらラジエータファンモータ6をOFFにし水温センサ
値を上げ温度の高い冷却水を他の回路に利用して熱利用
を図る。(のパターン) 上記何れのパターンの場合にも所定の値にはいくらかの
デファレンシャルを設けラジエータファンモータ6のO
N−OFF切り換え頻度を低減させている。これは循環
流量の場合も同様である。
【0032】本発明の冷却システムによれば水冷式は空
冷式に比較してスペースが小さく(5%),重量低減
(10%),メンテナンス良好(エアクリーナ目詰
り),廃熱利用大,レイアウト性が良好等トータル的に
非常にすぐれている。又ラジエータファンモータ,電気
式ポンプの省エネ及びヒータ補助機能,バッテリー性能
向上等の廃熱利用効果大である。
冷式に比較してスペースが小さく(5%),重量低減
(10%),メンテナンス良好(エアクリーナ目詰
り),廃熱利用大,レイアウト性が良好等トータル的に
非常にすぐれている。又ラジエータファンモータ,電気
式ポンプの省エネ及びヒータ補助機能,バッテリー性能
向上等の廃熱利用効果大である。
【0033】図6,図7,図8にコントローラ1の主要
部品であるIGBT(Insulated Gate Bipolar)10
を、IGBT取付板11(U相),IGBT取付板12
(V相),IGBT取付板13(W相)にそれぞれ複数
個取付ネジ14で取付けた状態を示す。このIGBTは
冷却板15を図6に示す様に接合ネジ16で取付け、前
記IGBT取付板11,12,13が冷却板15に密着
するようにしてある。そして冷却板15には冷却パイプ
17が接合されて前記冷却板を冷却する。図9は、IG
BT取付板11,12,13と冷却板15の取付け状態
を示したもので冷却板15に接合ネジ16で取付けられ
る。また、IGBT取付板に取付けられているIGBT
10は取付ネジ14で締付けられており、その下部の冷
却板には取付ネジ14の逃げ穴が複数個設けられてい
る。
部品であるIGBT(Insulated Gate Bipolar)10
を、IGBT取付板11(U相),IGBT取付板12
(V相),IGBT取付板13(W相)にそれぞれ複数
個取付ネジ14で取付けた状態を示す。このIGBTは
冷却板15を図6に示す様に接合ネジ16で取付け、前
記IGBT取付板11,12,13が冷却板15に密着
するようにしてある。そして冷却板15には冷却パイプ
17が接合されて前記冷却板を冷却する。図9は、IG
BT取付板11,12,13と冷却板15の取付け状態
を示したもので冷却板15に接合ネジ16で取付けられ
る。また、IGBT取付板に取付けられているIGBT
10は取付ネジ14で締付けられており、その下部の冷
却板には取付ネジ14の逃げ穴が複数個設けられてい
る。
【0034】尚、IGBT10を冷却板15にダイレク
トに取付ネジ14で締付ければ、一段と冷却性を向上さ
せることができる。
トに取付ネジ14で締付ければ、一段と冷却性を向上さ
せることができる。
【0035】又、冷却パイプ17は取付ネジ16のネジ
に干渉しない様に配置されている。図10は冷却板15
に接合されている冷却パイプ17の形状及び配列を示し
たもので、パイプは図10(b)A−A断面の様に楕円
に成形され、その長円が冷却板15に接合して接触面積
を拡大している。又、冷却パイプ17の配列は取付ネジ
14の干渉をさけながら蛇行してそのパイプ長を大きく
し冷却パイプとの接触面積を拡大せしめている。
に干渉しない様に配置されている。図10は冷却板15
に接合されている冷却パイプ17の形状及び配列を示し
たもので、パイプは図10(b)A−A断面の様に楕円
に成形され、その長円が冷却板15に接合して接触面積
を拡大している。又、冷却パイプ17の配列は取付ネジ
14の干渉をさけながら蛇行してそのパイプ長を大きく
し冷却パイプとの接触面積を拡大せしめている。
【0036】図11は冷却パイプ17の圧損を低減させ
るために冷却パイプ17a,17bに2パス化して、各
パイプを平行して配列させたもので、これにより冷却板
全面が冷却パイプにより冷却される事になる。冷却パイ
プ17a,17bはディストリビュータ18により接合
して、入口パイプ19a,出口パイプ19bに接続され
る。
るために冷却パイプ17a,17bに2パス化して、各
パイプを平行して配列させたもので、これにより冷却板
全面が冷却パイプにより冷却される事になる。冷却パイ
プ17a,17bはディストリビュータ18により接合
して、入口パイプ19a,出口パイプ19bに接続され
る。
【0037】図12,図13,図14は、さらに圧力損
失を低減させるとともに冷却伝熱面積を拡大するために
多数のパスを有する冷却チューブ19(例えば押出し成
形)にIGBT10の取付ネジ穴20を設けるとともに
冷却チューブ19の両端に入口側ヘッダ21,出口側ヘ
ッダ22を設け、各ヘッダには入口パイプ23,出口パ
イプ24が接続される。これにより、冷却伝熱面積が冷
却パイプに比較して4倍に増大するとともに圧力損失が
1/5に低減でき、大幅な性能向上がはかれる。又、冷
却チューブそのものがかなりの強体となり、その他の部
品を取付けるベースにもなりうる。
失を低減させるとともに冷却伝熱面積を拡大するために
多数のパスを有する冷却チューブ19(例えば押出し成
形)にIGBT10の取付ネジ穴20を設けるとともに
冷却チューブ19の両端に入口側ヘッダ21,出口側ヘ
ッダ22を設け、各ヘッダには入口パイプ23,出口パ
イプ24が接続される。これにより、冷却伝熱面積が冷
却パイプに比較して4倍に増大するとともに圧力損失が
1/5に低減でき、大幅な性能向上がはかれる。又、冷
却チューブそのものがかなりの強体となり、その他の部
品を取付けるベースにもなりうる。
【0038】冷却チューブ19は図14の様に断面矩形
で複数の通路25を有している。
で複数の通路25を有している。
【0039】図15は出口パイプ24と出口ヘッダ22
の接合部にスペーサ26で、気密,耐圧を維持できる構
造を示したものである。
の接合部にスペーサ26で、気密,耐圧を維持できる構
造を示したものである。
【0040】図16はスペーサ26を省いて出口パイプ
24を拡管により出口ヘッダ22と接合した状態を示し
たものである。
24を拡管により出口ヘッダ22と接合した状態を示し
たものである。
【0041】図17以降は電動機の冷却を示す。図1
7,図18において、誘導電動機は交流電力を受け回転
磁界を発生する固定子31,回転磁界により回転させら
れる回転子32,回転子を支持する軸33,軸を支持す
る軸受け34,軸受けを支持するブラケット35から構
成される。前記固定子外周には別途製作され、冷媒用通
路を形成した外輪36が取付けられている。
7,図18において、誘導電動機は交流電力を受け回転
磁界を発生する固定子31,回転磁界により回転させら
れる回転子32,回転子を支持する軸33,軸を支持す
る軸受け34,軸受けを支持するブラケット35から構
成される。前記固定子外周には別途製作され、冷媒用通
路を形成した外輪36が取付けられている。
【0042】前記外輪36は板状の引き抜き加工材を固
定子外周寸法に合わせて丸めたもので冷媒通路を環状に
形成している。
定子外周寸法に合わせて丸めたもので冷媒通路を環状に
形成している。
【0043】前記外輪36の固定子31への取付けは圧
入とする。これにより外輪36と固定子31は密着させ
ることができ、熱伝導性が良くなり冷却効果が向上す
る。また、外輪の材質はアルミや銅などの固定子に使わ
れる電磁鋼板より軟らかい材質のものを使用することが
効果的である。これは、外輪を固定子へ圧入する際の圧
入力により外輪が歪み固定子への密着度を高める効果が
ある。さらに、図19のように固定子31の外周に細か
な凹凸を形成し外輪36を圧入することにより固定子外
周を外輪に食い込ませることでさらに密着度を上昇させ
ることができ、かつ、接触面積を大きくすることが可能
となる。
入とする。これにより外輪36と固定子31は密着させ
ることができ、熱伝導性が良くなり冷却効果が向上す
る。また、外輪の材質はアルミや銅などの固定子に使わ
れる電磁鋼板より軟らかい材質のものを使用することが
効果的である。これは、外輪を固定子へ圧入する際の圧
入力により外輪が歪み固定子への密着度を高める効果が
ある。さらに、図19のように固定子31の外周に細か
な凹凸を形成し外輪36を圧入することにより固定子外
周を外輪に食い込ませることでさらに密着度を上昇させ
ることができ、かつ、接触面積を大きくすることが可能
となる。
【0044】図20に示すように外輪36に軸方向の分
割面を設け、この分割面の幅をネジなどの機構36cに
より変化可能な構造とすることにより、外輪36の固定
子接触面の寸法をラフに設定することができる上、簡単
な構造で密着性を向上させることが可能となる。
割面を設け、この分割面の幅をネジなどの機構36cに
より変化可能な構造とすることにより、外輪36の固定
子接触面の寸法をラフに設定することができる上、簡単
な構造で密着性を向上させることが可能となる。
【0045】図21に外輪36の一実施例を示す。本図
の外輪へ形成される通路は1つの入り口36aから分配
部36dを通り平行に形成される通路36bへ分配さ
れ、出口前の集合部で1つにまとめられる構造となって
いる。これにより、冷媒の通路抵抗を低くすることがで
き、冷媒と通路の接触面積を大きく取ることができるた
め効率よく冷却することが可能となる。
の外輪へ形成される通路は1つの入り口36aから分配
部36dを通り平行に形成される通路36bへ分配さ
れ、出口前の集合部で1つにまとめられる構造となって
いる。これにより、冷媒の通路抵抗を低くすることがで
き、冷媒と通路の接触面積を大きく取ることができるた
め効率よく冷却することが可能となる。
【0046】冷媒の通路抵抗をあまり考慮しなくても良
い場合には、固定子の外周へ直接螺旋状もしくはジグザ
グに通路管を巻き付ける方法が考えられる。この場合の
通路管は、楕円または四角形が有効であろう。管を固定
子へ取付けた場合にはどうしても隙間を生じるため、こ
の隙間には熱伝導の良い樹脂36eなどを充填する必要
がある。また、管をあらかじめ螺旋状,ジグザグ状に整
形し、管の固定子との接触面の内径を固定子外周より小
さくしておけば組立後の密着性が良くなり良好な冷却性
能が得られる。
い場合には、固定子の外周へ直接螺旋状もしくはジグザ
グに通路管を巻き付ける方法が考えられる。この場合の
通路管は、楕円または四角形が有効であろう。管を固定
子へ取付けた場合にはどうしても隙間を生じるため、こ
の隙間には熱伝導の良い樹脂36eなどを充填する必要
がある。また、管をあらかじめ螺旋状,ジグザグ状に整
形し、管の固定子との接触面の内径を固定子外周より小
さくしておけば組立後の密着性が良くなり良好な冷却性
能が得られる。
【0047】以上、本発明を上記実施例により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
それらが本発明の範囲に含まれることは容易に推測され
るところである。
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
それらが本発明の範囲に含まれることは容易に推測され
るところである。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、冷却媒体を不凍液とし
コントローラ及び電動機に強制循環しているので、季節
に関係なく安定した冷却が可能な電気自動車の冷却シス
テムが得られる。
コントローラ及び電動機に強制循環しているので、季節
に関係なく安定した冷却が可能な電気自動車の冷却シス
テムが得られる。
【0049】又、電動機あるいはコントローラより発生
する熱量の有効利用により車室内暖房の補助及びバッテ
リー保温によるバッテリー特性の低減抑制ができる効果
がある。
する熱量の有効利用により車室内暖房の補助及びバッテ
リー保温によるバッテリー特性の低減抑制ができる効果
がある。
【0050】更には、構造を簡単にして効果的に電動機
あるいはコントローラを冷却できる効果がある。
あるいはコントローラを冷却できる効果がある。
【図1】本発明の実施例における水冷システムの概略
図。
図。
【図2】本発明の他の実施例における水冷システムの概
略図。
略図。
【図3】本発明の実施例における冷却水路のフロー図。
【図4】本発明に用いられるコントローラ入り口センサ
(T1)の温度状態図。
(T1)の温度状態図。
【図5】本発明の実施例における制御フロー図。
【図6】同コントローラの平面図。
【図7】図6の側面図。
【図8】図6の下面図。
【図9】本発明の実施例における冷却パイプの配置図及
び断面図。
び断面図。
【図10】本発明の他の実施例における冷却パイプの配
置図及び断面図。
置図及び断面図。
【図11】本発明の更に他の実施例における冷却パイプ
の配置図。
の配置図。
【図12】本発明の更に他の実施例における冷却パイプ
の配置図。
の配置図。
【図13】図12の右側面図。
【図14】図12の一部断面図。
【図15】図12の要部拡大断面図。
【図16】図12の他の実施例における要部拡大断面
図。
図。
【図17】本発明に用いられる電動機の側面図。
【図18】図17の半縦断面図。
【図19】図17の固定子部分の側面図。
【図20】図17の固定子部品の側面図。
【図21】図17の他の実施例における固定子部品の正
面図及び側面図。
面図及び側面図。
1…コントローラ、2…電動機、3…ラジエータ、4…
電気式ポンプ、6…ラジエータファンモータ、8…ヒー
タ、7…バッテリー、V1 ,V2 ,V3 …開閉バルブ、
(T1)…コントローラ入り口水温センサ、(Ta)…外
気温センサ。
電気式ポンプ、6…ラジエータファンモータ、8…ヒー
タ、7…バッテリー、V1 ,V2 ,V3 …開閉バルブ、
(T1)…コントローラ入り口水温センサ、(Ta)…外
気温センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 圭二 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモティブエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 小泉 修 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 濱野 宏 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (15)
- 【請求項1】電気自動車用冷却システムであって、パイ
プを介して強制循環され、かつ強制冷却される不凍液で
熱源を冷却することを特徴とした電気自動車用冷却シス
テム。 - 【請求項2】不凍液は駆動力を発生する電動機及びこれ
を制御するコントローラより発生する熱を冷却するとと
もに、ポンプで循環され、ラジエータ及びラジエータフ
ァンモータで冷却されることを特徴とした請求項1記載
の電気自動車用冷却システム。 - 【請求項3】前記発生熱はバッテリーを介して循環され
ると共に、ヒータ加熱通路を備え任意にバルブで切り替
えられる様に構成されていることを特徴とした請求項2
記載の電気自動車の冷却システム。 - 【請求項4】電気自動車用冷却システムであって、車両
用駆動電動機と、該電動機を制御するコントローラとに
ラジエータ及びポンプを介して不凍液を強制循環させる
主冷却回路と、該主冷却回路の発熱側回路に並設される
バッテリー保温回路と、前記主冷却回路に並設され前記
ポンプに加熱液を供給する加熱回路とからなり、外気温
に応じて前記回路を切り替え制御してなることを特徴と
した電気自動車用冷却システム。 - 【請求項5】主冷却回路において、電動機をコントロー
ラの下流側に位置させたことを特徴とした請求項4記載
の電気自動車の冷却制御システム。 - 【請求項6】ポンプとラジエータファンモータは、外気
温センサ値(Ta )が所定の外気温値20度付近より大
きいとき作動して最大流量を循環させると共に水温セン
サ値(T1)を下げることを特徴とした請求項4記載の電
気自動車の冷却制御システム。 - 【請求項7】コントローラは外気温センサ値(Ta )が
所定の外気温度値5度付近より大きいときポンプを作動
させて最大である所定流量の冷媒を循環させ、水温セン
サ値(T1)が所定値45度付近より大きいとき、ラジエ
ータファンモータを作動させて水温センサ値(T1)を下
げ、その後前記水温センサ値が所定値45度付近より小
さくなったときにラジエータファンモータの作動を停止
させて消費電力の消費を抑えることを特徴とした請求項
4記載の電気自動車の冷却制御システム。 - 【請求項8】コントローラは外気温センサ値(Ta )が
所定の外気温度値5度付近より小さいとき、ポンプを作
動させて循環流量を最小所定値にし、水温センサ値
(T1)が所定の値65度付近より大きいときには、ラジ
エータファンモータを作動させて水温センサ値(T1)
を下げ、その後前記水温センサ値(T1)が所定値65
度付近より小さくなったらラジエータファンモータの作
動を停止させることを特徴とした請求項4記載の電気自
動車の冷却制御システム。 - 【請求項9】一方面に冷却パイプを接合した冷却板に、
取付板を介して半導体部品を配置したコントローラを備
えてなることを特徴とした請求項4記載の電気自動車の
冷却制御システム。 - 【請求項10】半導体部品を3相(U相,V相,W相)
に分割して取付板に取付けたコントローラとしてなるこ
とを特徴とした請求項4記載の電気自動車の冷却制御シ
ステム。 - 【請求項11】固定子外周に冷媒を循環させるための通
路を形成する回転電機であって、前記通路は固定子外周
に圧入される外輪へ形成されていることを特徴とした回
転電機。 - 【請求項12】前記外輪の材質は固定子鉄心より軟質で
あることを特徴とした請求項11記載の回転電機。 - 【請求項13】前記固定子鉄心はその外周に凹凸を設け
たことを特徴とした請求項11記載の回転電機。 - 【請求項14】前記外輪は軸方向に分割されており、そ
の分割面の幅を調整可能な構造としたことを特徴とした
請求項11記載の回転電機。 - 【請求項15】前記通路は入口から入ってきた冷媒を平
行する幾つかの通路へ分配し出口において一つにまとめ
る構造としたことを特徴とした請求項1記載の回転電
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26338392 | 1992-10-01 | ||
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06199139A true JPH06199139A (ja) | 1994-07-19 |
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995034438A1 (en) * | 1994-06-10 | 1995-12-21 | Westinghouse Electric Corporation | Electrical vehicle propulsion system |
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JP2006254616A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Toyota Motor Corp | 電動機の冷却装置およびその制御方法並びに冷却装置の起動時の異常判定方法 |
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US8639422B2 (en) | 2010-12-28 | 2014-01-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Cooling system for hybrid working machine |
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JP2015180151A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 中国電力株式会社 | 閉鎖循環冷媒の冷却装置 |
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WO2021009859A1 (ja) * | 2019-07-17 | 2021-01-21 | 三菱電機株式会社 | モータ装置及びegrバルブ装置 |
WO2021092550A1 (en) * | 2019-11-08 | 2021-05-14 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Cooling arrangements for battery-powered stand-alone motor unit |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5552719B2 (ja) * | 2011-07-25 | 2014-07-16 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP24652393A patent/JP3497873B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4557756B2 (ja) * | 2005-03-11 | 2010-10-06 | トヨタ自動車株式会社 | 電動機の冷却装置およびその制御方法並びに冷却装置の起動時の異常判定方法 |
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EP2660395A4 (en) * | 2010-12-28 | 2017-10-25 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Cooling system for hybrid work machine |
JP2015180151A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 中国電力株式会社 | 閉鎖循環冷媒の冷却装置 |
WO2020194505A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型電動車両及び鞍乗型電動車両の制御方法 |
JPWO2020194505A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2021-11-11 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型電動車両及び鞍乗型電動車両の制御方法 |
CN113661117A (zh) * | 2019-03-26 | 2021-11-16 | 本田技研工业株式会社 | 跨骑式电动车辆以及跨骑式电动车辆的控制方法 |
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WO2021009859A1 (ja) * | 2019-07-17 | 2021-01-21 | 三菱電機株式会社 | モータ装置及びegrバルブ装置 |
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CN110884340A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-17 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 电力汽车整车热管理系统和电力汽车 |
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